銃々ゐくよ・ハーン!

基本情報

  • キャラクター名:銃々ゐくよ・ハーン!(がんがんいくよ・はーん!)
  • 性別:女性

特殊能力『おうるうぇいず・がんばれる!』

大きさや重さなど、あらゆる物理的制約を無視して銃火器を扱うことができる。


キャラクター設定

680㎜カノン砲を背負った怪力女子大生魔人。

底抜けに明るく、とてつもなく快活な、どうしようもないアホの子。なんとなくノリで「魔人暗殺サークル・殺々しまっしょい!」に入部してしまったため、魔人暗殺活動に勤しむことになる…。どうしてこうなった!

現在はハーン!家のある人物を暗殺するために家族に偽装して潜入している。驚くべきことに怪しまれていないようだ。どういうことなんだ…。

プロローグ

依頼が来た、暗殺の依頼だ。フンフンと資料に目を通し、内容を暗記してシュレッダーにかける。
慣れたものだ。(絶っ対に、慣れちゃいけないやつだけど!)

部室のあるサークル棟の壁に立て掛けてある自慢の暗器680㎜カノン砲を、よいこらしょとリュックサックのように背負い、トントンとつま先で床をノックしてランニングシューズの具合を確かめた。うん、大丈夫だ。

駆け出そうとして、ふと思い出したようにくるりと後ろを振り返って、敬礼のポーズをした。

「では部長!銃々ゐくよ!!暗殺に、いってまいりまーーーッす!!!!」

デカい声だった。学校中に響き渡るようなデカい声だった。部室棟三階隅の部室で、部長がアチャーってした。


――――――――――

いつも通り資料の内容は八割方忘れてしまっていたが、それでもターゲットの実家、ハーン!家への潜入は
恐るべきほどすんなりといった。ここまではよかった。

ターゲットが全寮制の女子校の生徒であることを、三週間かけて何とか探りだし(とてもがんばった)
今度は生徒として潜入を試みた。が、しかし。

「あの……すみませんが、重火器の持ち込みは、ちょっと……」

なんと愛用の獲物が持ち物検査に引っかかってしまったのだ!しかもターゲットの名前も顔も何となくしか覚えていないぞ!

どうするどうなる!?銃々ゐくよ・ハーン!……!!




最終更新:2016年07月22日 23:45