OP



 今宵、殺し合いに招かれた不幸な参加者たちは、外で轟いた禍々しい雷鳴に目を覚ました。


 この場所に集められていた、おおよそ六十人前後の人間が、一斉に――起き上がる。
 それぞれ、まだ働かない頭が少しだけ動いた。
 ここに来る前、自分が一体何をしていたのかを思い出そうとすると――未だガンガンする頭は冴えきれず、自分が泥のように眠っていた事しか思い出させなかった。
 どうやら、何者かによって睡眠薬を盛られてしまったらしい。

 周囲を見回すと――どうやらここは、どこかの学校の体育館のようだ。
 それだけは誰にでもわかった。参加者の多くは国内の学校に通った経験があったし、体育館のデザインは今も昔も変わらず懐かしい内装である。
 しかし、そこに来る用事はなく、眠る前までここにいた記憶があるという者もいない。
 故に、誰もが不思議そうに周囲を見回し続けるだけだった。



 ここは――東京都不動山市にある、私立不動高校の体育館であった。



 私立不動高校。
 この高校に通った事のある者も、その中には何人かいた。

 ――少なくとも。
 この高校に通っていた「ある少年」や「ある少女」を知っている者ならば、きっと大勢いる筈だ。
 ここに集められた者は、基本的にはその少年を繋がりにして集められたのだから。
 中には、不動高校を舞台にした凄惨な連続殺人事件を思い出す者もいるかもしれない。


 ある者は、この高校の演劇部の合宿で発生した『オペラ座の怪人』に見立てられた凄惨な連続殺人事件を思い出したかもしれない。

 ある者は、この高校の教師が実は本物の教師を殺して入れ替わっていた悲しき殺人マシーンが青森県の村の住民をほぼ全滅させた凄惨な殺人事件を思い出したかもしれない。

 ある者は、この高校の旧校舎で七不思議に見立てられ生徒が殺された凄惨な連続殺人事件を思い出したかもしれない。

 ある者は、この高校の旧校舎が実は元々製薬会社の実験所で、校内の至る所に人体実験の犠牲者の骨が埋められていた凄惨な事件を思い出したかもしれない。

 ある者は、この高校の生徒が(ry


 不動高校の生徒たちは、同じ制服を纏っている人間を見つけながら、その周囲にいる明かに高校生でも何でもない連中を見て狼狽えていた。
 ただの学校の集会ではないのは、誰の目で見ても明らかである。
 そんな時、ふと、体育館のステージに、誰かが現れた。



 !?



 ワカメヘアー。メガネ。
 おどおどした様子の成人男性――それは一体誰なのだ。
 彼に見覚えがある者も何人かいるかもしれないし、いないかもしれない(書き手枠による)。
 何にせよ、不動高校の生徒の多くにとっては見覚えがない顔に違いなかった。


「――皆様、目を覚ましたようですね」

「誰だ、お前は!?」

「……私は、今回のバトルロワイアルのツアーコンダクターを務めさせて頂きます、観月旅行社の『九条章太郎』と申します」


 男は、そう名乗った。
 別誌の有名な少年漫画に登場する主人公に酷似した名前を持つ彼は、その主人公とはまるで正反対の弱弱しい体つきで、性格もどこか気弱そうである。
 だが、彼もかつては、悲恋湖リゾートで起きた凄惨な連続殺人事件に巻き込まれ生還した経験がある。
 とはいえ腕っぷしが強い訳ではない。
 集まった容疑者ほぼ全員が無差別的にターゲットにされた事件の仲で、幸いにも犯人に目を付けられるのが遅かったお陰で助かったのだ。
 ちなみに、その事件の犯人も不動高校生である。



「バトルロワイアル!? ツアー!? 私は聞いてないぞ!」


 しかし、九条の物腰やわらかな説明とは対照的な怒った様子のおっさんが、突如として立ち上がり、九条に罵声を浴びせた。
 白髪交じりで、小太り。口元のちょび髭が似合っているナイスミドル。
 極限状況でなければ、物腰やわらかそうでニッコニコの顔もできるが、今は怒らずにはいられなかったのだろう。
 彼は忙しい立場にある人間なのだ。


「なんだここは! 私は忙しいんだぞ! こんな所に俺を呼んで何のつもりだ!!」


 彼の名は、香山三郎――不動産会社社長という名の成金である。
 名前を聞いて誰だかわかる人間がどれほどいるかわからないので、一応本編での彼の活躍を伝えておこう。

 彼もまた、九条と同じくあの『悲恋湖伝説殺人事件』で登場した人物だ。ジェイソンに二番目に殺され、遺体を冷蔵庫に詰められた悲惨なおっさんであった。
 常にルイ・ヴィトンのバッグに詰めた大量の紙幣を抱えていたあの香山さん。
 妻・聖子に愛想を尽かされており、「スケベジジイ」などと呼ばれていたあの香山さん。
 若い頃に山歩きをしていたと妻に元気に告げた、あの香山さんである。
 確かに横暴で善人とも言い難いが、別に殺されるほど悪い事はしておらず、「イニシャルが仇と同じだったから」というふざけた理由で殺され、顔をズタズタに潰された悲惨な男だった。
 彼は、危機的状況に陥ると、身勝手な本性が晒され、周囲に当たり散らすようなきらいがある。今もまさにそんな感じだった。


「はあ。実は、私も会社の方から依頼を受けただけで、詳しくは聞いていないのですが……」

「そんな事でよくツアーコンダクターが務まるなッ! いいから責任者を呼んで来い!」

「そ、それが実は――――私もまだ、会った事がないのです」


 は? と言いたげな顔を六十人が一斉に九条に向けた。


「このツアーの企画者とは、直接面識がありません。全て電話のみで応対させていただきましたから……」

「そんな馬鹿な話があるか! せ、責任者の名前を言ってみろ」

「責任者の名前は……」


 また弱弱しい声で、九条が続ける。
 そして明かされた責任者の名前は――





「『災厄の皇帝(エンペラー)』とだけ……」





 名前、という程の名前ではなかった。
 いくらなんでも、「災厄の皇帝」と書いて、「エンペラー」と読む名前の人間などいまい。
 それに、その名前は『王室(ロワイアル)』を意味する言葉から連想させた怪人名であった。
 要するに、バトルロワイアルに高みの見物を決め込む王様を気取る何者かである。


「その『災厄の皇帝(エンペラー)』とかいう奴は、一体私たちに何をするつもりなんだ!!」

「なんでも、これまで、金田一一、明智健悟、高遠遙一などに関わった人間に――――――『殺し合いをさせてみる実験』をする、と。
 皆様をお呼びしたのは、これからこの島で殺し合っていただく為のようです」

「な、なんだと! 貴様、ふざけるのもいい加減に――」


 香山三郎がそう叫び、ブチギレて九条の元へと歩み出そうとした瞬間――。



 ピカァァァァッ……ゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロ



 ドシャーーーーーーーン



 雷が、再び大きく光り轟いた。
 どうやら、近くに落ちてきたらしい。
 何人かの女性が「きゃーっ!」と悲鳴をあげた。


「あっ」


 それと同時に、香山三郎は、自分の足元に影が落ちてくるのを感じて、咄嗟に足を止めて真上を見上げる。
 そこには、急速に自分の元へと接近していく――いや、落ちてくる、何かがあった。
 しかし、それが何なのかわかる前に、雷は光るのを辞め、そして、香山はその何かに押しつぶされた。




 ドン……ガシャーーーン



「あああああああああああああーーーーーっ! ――」


 雷が光った次の瞬間――。
 香山三郎は、真上から突然降って来た照明器具によって、押しつぶされたのである。


「きゃーーーっ!!」


 女性参加者の悲鳴が、先ほどより大きく上がった。
 男性参加者は、ただ唖然としていた。


「し、死んでる……!」


 何人かが真上を見上げると、天井に並列して設置された証明が、一つ抜け落ちて光を発さなくなっていた。
 十メートル以上の高さがある天井にぶら下がっているそれは、古くなって落ちてきてしまったのだ。
 これが金属部を頭上に落とし、頭を割った上、彼の頭を支える首の骨まで奇妙な形へと折り曲げた。
 香山は即死と見て間違いない。まだ生新しい血が、伏した香山の遺体の頭から垂れて広がっている……。
 香山以外には、幸いにも死者や怪我人は出ていなかったが、それでも見ていた者のショックは計り知れまい。
 泣き出す者もいた。嘔吐する者はギリいなかった。





【香山三郎@金田一少年の事件簿・悲恋湖伝説殺人事件 死亡】




◆ ◆ ◆ ◆ ◆






 ――そう。
 それは、かつて、『金田一少年の事件簿』の二十年以上の歴史で、最初に死んだ少女・日高織絵と、同じ死に方だった。


 決定的に違うのは、香山の死体は別に日高織絵のそれに比べ美しくない事と、それがステージの上ではない事であった。
 美少女の死体のある種異様な美しさに比べると、おっさんの死体は別に印象に残らない――その辺の事は、金田一読者は重々承知しているに違いない。

 とにかく、日高の死に端を発した金田一少年の死神人生をなぞらえるかのように、この殺し合いの最初の死体はこの世に産み落とされたのだ。

 ……あ。
 ちなみに、よく誤解されるので注釈を入れておこう。
 実は原作の日高織絵は、「シャンデリア」ではなく、これと同じく「照明器具」に押しつぶされて死亡するという形で亡くなっている。
 度々、「金田一の最初の犠牲者はシャンデリアに押しつぶされて死ぬ」というイメージで語られるが、彼女を圧死させた落下物は単なる照明器具に過ぎないのだ。
 原作でシャンデリアで死亡するのは、『オペラ座館・新たなる殺人』の能条聖子、『オペラ座館・第三の殺人』の絵門いずみの二名のみである。
 とはいえ、アニメ版では確かに日高はシャンデリアの落下による圧死となっており、『オペラ座館』=シャンデリア、という認識は確かにこうしたメディアミックスを通して根深く印象付いた物なのかもしれない。
 それから、かなり関係ない捕捉であるが、実は原作となるガストン・ルルーの小説『オペラ座の怪人』では、シャンデリアが落ちてきた際に舞台女優・カルロッタは死んでいない事も合わせて伝えておこう。
 確かにシャンデリアの落下によって死者が出た描写はあるが、『金田一少年の事件簿』内で解説される「カルロッタが劇場で死亡した」という認識は誤りである。
 これは金田一原作のミスの一つである。
 要するに、これらの誤認識を持っている読者は、今のうちにこの辺の認識を改めておこう。

 で、こうして香山がいきなり照明に押しつぶされて死んだのは確かだが、やはり衝撃度は日高織絵に適う物はないと言えよう。
 Fカップと推定される巨乳が、落下した照明器具で更に凹凸を増したあのトラウマな第一話。
 それはまさしく、もう少し低年齢を意識しているかのような明るい漫画の雰囲気を、一瞬にして本格推理の世界へと引き込むには、充分な衝撃を持っていた。
 金田一が始まった時、「正直ガキ向けのショボい探偵モノでしょ?」みたいに思った読者のハートを一気に掴んだのである。
 筆者は生まれてないが、当時はあの第一話の結果として、連載初回でマガジンのアンケートで一位を獲得したらしい。すごい。
 何より、あれだけ可愛く無邪気なキャラとして描写されたロリ巨乳系キャラが、生気を失った目で天井を眺める物言わぬ肉塊と成り果てる姿は、誰の目にも大きなショックを与えたのである。
 もはや最近はそういう展開の漫画やアニメにも慣れちゃったのと、そんな当時の金田一なんぞとっくに絵が古いのとで、今読んでもその辺わかりづらいかもしれないが、当時としては結構凄かったのだ。

 何が言いたいかと言うと、つまり、香山の死は、日高に比べると大した事はないという事であった。
 閑話休題。



「……申し訳ありません。言い忘れてましたが、どうやら、歯向かう素振りを見せると、死ぬ事になっているようです……」


 九条の言葉に、何人かががくりと膝を落とした。
 こんな偶然の死には何の強制力もない。本家バトロワの首輪に比べて、なんと実感の湧きづらい抑止力だろう。
 しかし、偶然の死を前にしたばかりの人間が、九条に言い返せる気力を持ちうる筈もない。


「そ、そんな……」


 それに、『金田一少年の事件簿』を一読した人間ならば知っているだろう……。
 憎悪や思惑の渦巻く連続殺人の中に、時として、ただの理不尽な事故死が紛れ込んでしまうという事である。

 つまりは――『魔神遺跡殺人事件』で港屋さんを殺ったあの釣鐘や、『異人館村殺人事件』で時田さんを殺った殺人でも何でもない只の心臓発作。
 あれらの例と同じく、不穏な動きを見せる者には、殺人者以外の手で裁きが下される事が少なくない。
 いかにもヒステリックな言いがかりをつけた人物に、死が招かれてしまうのも致し方ない話だろう。
 それを本能的に悟ったのか、まるでその偶然の死もまた、お約束の首輪爆弾以上の抑止力となって、そこにいる者たちを黙らせた。


「……ガイドを続けさせていただいてもよろしいでしょうか?」


 九条は淡々と説明を続けた。
 もはや、そんな彼の言葉を遮る者はいなかった。


「――まずは私たちの今いる島についてガイドしましょう。
 現在、私たちがいる島は、頃詩哀島(ころしあいじま)という絶海の孤島です。
 ちなみに全敷地面積が約四二五平方キロメートル。これはほぼ横浜市に匹敵する広さです」

「横浜市って……そんなに!?」

「……広いだけではありません。設備も揃っています。
 リゾートホテル(オペラ座館)はもちろん、この不動高校やタロット山荘……これまで惨劇の舞台になってきた忌まわしき場所がそのまま再現されております。
 場所によっては雪も積もっているのでスキーも楽しめるかと。来年には、リゾート島としてオープンする予定です」


 彼の説明が真実ならば、恐ろしいまでに殺し合いの現場として完成された島であると言えよう。
 過去に殺し合いが起きたあらゆる呪いスポットが全て一同にある、猟奇殺人マニア等にとっては垂涎ものかもしれない。
 それにしても、これだけ多くの施設を島に運ぶには、莫大な手間と金がかかっているに相違ない。
 しかし、金に飽かせて足のつかない外国人のバイトでも使えば、島に建てるのも不可能ではないと言える。
 参加者の中には、既に死んでいる者も何名かいたが、これもまた帰国直前の外国人が黒魔術とかで何とかしたんだろう。


「ちなみに、殺し合いの優勝者には、そんなこのリゾート島の会員権が譲渡されます。
 この頃詩哀島リゾートは来年のオープン後、全施設が少人数の会員制になる予定です。
 来年には会員権が売りに出されますが、既に申し込みが殺到し数百倍の抽選になるといわれています。
 そうなればバブル時代のNTT株やゴルフ会員権以上のプレミアがついて――会員権の価値はだいたい五千万以上にはね上がるでしょう」


 九条がそう言った瞬間――ピクッと目の色を変える者もいた。
 優勝者はこのリゾート島の会員権が手に入る。
 それは、数名の参加者の目を欲にくらませるに充分であった。
 それぞれ事情はあるだろうが、金を必要とする者は少なくない。
 実際、原作でも何名かの犯人は金の為に人を殺した事実もある。
 ただ、そいつらが必要とした額に比べるとショボい気がしないでもない。



「まあ、皆様の中には殺し合いを過去に体験した方が多いというか、何らかの形で殺人事件に巻き込まれた方も少なくないと思います。
 ここまで、多くの皆様に冷静にお話を聞いていただけて幸いです。
 殺し合いの際に重要な凶器は、我々の方から皆様に支給致しますのでご安心ください。この凶器は、それぞれ違った物が支給されますから、上手くアタリを引ける事を祈っています」


 それから、九条はロワで重要な要素を淡々と説明した。
 放送とか。
 まあ、その辺は後で貼るルールを見てください。
 ――そこまで話を進めたあたりで、また九条に怒号を飛ばす者もいた。


「もういい、もうたくさんだ!! 早くこんな島から出してくれ!!」


 あれだけ、主催に歯向かってはならないと言われているのに、耐えきれない者が現れたのだ。
 さすがに六十人もの人間が集まったうえに、横暴なヤツやクズや殺人鬼が結構な割合で存在する為、こういった暴動も起きてしまうのだ。


「こんな殺し合いに呼ばれるなんて――まさか、あの事が原因じゃ……」

「よせっ! 二度とその話を口にするな!!」  !?


 会場の隅の方では、何か後ろめたい事を口に出して弱気になる者もいた。
 彼らは過去になんかやらかしたらしい。村を燃やしたのか、友達に硫酸をかけたのかは定かではない。
 しかし、体育館内は徐々にヒステリックな空気に包まれ始めた。
 このままでは、ここにいる人間がポンポン死んでしまう。
 事態を見かねた九条は、毅然とした瞳で、声をあげた。


「――皆様、ご安心ください。三日後には、船が来ます」

「なんですって!? 何故その事を早く言わなかったの!?」

「……私、水恐怖症で船が乗れないので」

「そ、そう。とにかくそれなら安心ね。三日待てば、外に出られるのよ」

「ええ。ただ、この島はそれまで外部との連絡手段が一切使えません。
 先ほど確認したところ、電話線は全て何者かによって切断されていました。
 あと、この辺りは田舎なので、あらゆる通信機器の電波も通じません」



 通信機器――携帯電話、とは言わなかった。
 参加者の中には、あらゆる通信機器を使う人間がいる。
 ポケベルを愛用する者、PHSを愛用する者、携帯電話を愛用する者、スマホを愛用する者。
 今現在高校二年生の金田一や美雪がポケベルを使っている筈なのに、高校二年生当時に携帯を使っていた明智健悟(28)や高遠遙一(23)。
 ともさかりえと人気を二分するスーパーアイドル速水玲香。
 レシートの日付が92年(『オペラ座館』)。
 1983年の事故や行方不明事件が10年前(『雪夜叉』『学園七不思議』)。
 ノストラダムスの大予言が目前(『殺戮のディープブルー』)。
 1997年の中国への香港返還が3年前(『金田一少年の決死行』)。
 東日本大震災と思しき震災が動機(『亡霊校舎』)
 15年前に死んだ青桐岳人の墓に刻まれている命日は「平成 年」(『吸血桜』)。
 ネット掲示板の書き込みが「20XX年」(『白蛇蔵』←NEW)。
 etc etc……(覚えてる限りこんな感じで、他にも色々ある)

 時系列の話は面倒なのでやめよう。



「まあ、それまで皆様、どうにか生き残ってください。
 あ、殺人鬼が結構いるので、三日後を待つのはやっぱり危険かと。
 ……ガイドは以上です。――では、御健闘を」



 九条がそう合図すると、睡眠ガスが部屋に一斉に充満した。
 その瞬間、足のつかない外国人のバイトが大量に押し寄せ、眠っている参加者たちを連れてどこかへ消えていく。
 各参加者をランダムで配置する為に、彼らを運んでいったのだ。
 九条と足のつかない外国人は、そこまでの作業を終えると、そのままヘリで島から消えた。




【金田一少年の事件簿バトルロワイアル GAME START】







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最終更新:2016年08月19日 20:25