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金田一一

[名前]金田一一(きんだいち-はじめ)
[出典]金田一少年の事件簿
[異名]
[声優]松野太紀(アニメ(劇場版第1作以外)、DS)・山口勝平(劇場版第1作)・岩永哲哉(PS)・草尾毅(SS)・関俊彦(CDブック)・櫻井孝宏(パチンコ)・FROGMAN(チャンネル5.5)
[俳優] 堂本剛(初代)・松本潤(2代目)・亀梨和也(3代目)・山田涼介(4代目)
[性別/年齢]男性/17歳(16歳とされているものもあるが、主に17歳とする)
[一人称]俺 [二人称]君、お前、あんた [三人称]

 かの名探偵・金田一耕助の孫(母方の祖父)にして、IQ180の天才高校生。東京都不動山市内にある私立不動高校の二年生で、8月5日生まれの獅子座(公式ガイドブックでは昭和53年とされているが、この辺は気にしてはいけない)。本籍は埼玉県。B型。
 普段は成績が悪く、運動音痴で、サボリやエスケープも行う劣等生で、学校では先生に怒られる事もしばしば。スケベでお調子者で、酷い時は「屋上からバンジージャンプして遊んで大怪我する」など、おふざけで大けがをする場面も。
 しかし、そんな彼もひとたび事件が起こると祖父譲りの推理力や冷静さ、そして犯罪を許さない正義感で殺人の犯人たちを暴いていく。

 幼馴染の七瀬美雪とは両想いだが進展せず、「金田一少年の事件簿」では大半の事件で彼女と共に事件に巻き込まれる事になる。
 度々殺人事件に巻き込まれるが、その数は連載終了時(決死行まで)で大小合わせて54件。以後もよく殺人事件に巻き込まれるので、連載途中の現時点でもその件数は70件を超えている。
 知り合いの警察に呼ばれて事件の解決を頼まれる事もあるが、その大半は偶然行き先で殺人事件が始まるという物で、かなり死神的な体質の持ち主である。
 中には、「邪宗館」など、 金田一がその場所に行かなければ起きる事がなかった事件 、「狐火流し」など、 金田一の行動が殺人の動機の遠因となった事件 まである。
 その一方、逆に、「氷点下15度の殺意」、「剣持警部の殺人」のように、金田一がいなければ死人が出ていたのを、彼の救護で重症レベルで済ませた事件もあるほか、「悲恋湖伝説」では、ある登場人物が「酷い事件を解決する為に天命が君を呼んだ」と解釈している事もあり、一概に死神とは言えない部分も少なからずあるといえばある。
 先述の「邪宗館」においても、美雪には「自動車がなければ交通事故は起きないが、緊急車両がなければ人は救えない」という喩えとともに、金田一の正義感が原因で起きてしまった事件がフォローされている。

 ちなみに、本人はこうして事件に巻き込まれる事を快く思っていない。自ら探偵になりたいという気持ちもないが、いつも 偶然 巻き込まれてしまうらしい。
 「ゲームの館」ではこの性質を中学校来の友人に茶化されている他、剣持警部や明智警視などはたびたび彼が現場に居合わせた事を皮肉っている。「邪宗館」では、友人が死んだ事件にも関わらず長嶋警部に死神扱いされた為に本気で落ち込んでしまい、金田一を嫌っていた長嶋が態度を少し改めた事もある。
 将来の夢は普通にサラリーマンになる事だという。逆になりたくない職業として警察などを挙げている(大変そうだから)。勿論、祖父の事は尊敬している上でだが、探偵の道も選ばないという事である。
 作中では、人の紹介で短期のアルバイトを度々行う程度。佐木がネットで勝手に探偵事務所を開いており、その依頼でたった一度だけ成功報酬を与えられた事があったが、怪盗紳士に盗まれてしまった。
 自身の将来について、内職や無職などをイメージとして出す事も多く、イトコの二三には「定職につけるか心配」と言われており、「タロット山荘」では将来について核心を突いた一言を言われてはっとする場面もあった。

 原作初登場の事件は第一話である「オペラ座館殺人事件」で、これ以後、主人公として多くの難事件を解決する。年齢を超えた良き友人となる剣持勇警部と出会ったのはこの時が初めてで、ここから更に全国の警察に人脈を作り始める事になる。
 オペラ座館をはじめ、初期の事件では犯人が目の前で自殺してしまう事が多々あるが、彼も多くの事件を成長し、「黒死蝶」を最後に犯人が死ぬ事も殆どなくなった。ただし、自殺しそうになったのを偶然他の登場人物が制止して事なきを得たケースも少なくはない。
 また、事件の中では、親友の死、親友の逮捕など、何度も辛い目に遭う。金田一自身も、「腹部を猟銃で撃たれる」(異人館村)、「高温の間欠泉を浴びそうになる」(秘宝島)、「雪山に放置され凍死しそうになる」(タロット山荘)、「底なし沼に落とされかける」(魔術列車)、「『白髪鬼』にツルハシで殺されかける」(天草財宝伝説)など、死にかける事がしばしばある。
 さらには、作中で、真犯人の思惑にはまり、スケープゴートにされて殺人容疑をかけられた事も多く、主に「異人館ホテル」、「金田一少年の殺人」、「証言パズル」、「金田一少年の決死行」などがその例として挙げられ、うち二件は指名手配されて逃げ回った(あくまで少年Aとしてだが)。

 彼が解決した事件の中では、推理の直後に自殺してしまう犯人も多い(7人ほど)が、逆に「首吊り学園」、「鬼火島」など、自殺するつもりでいた犯人を思いとどまらせ、説得する事も多い。
 時には身体を張って犯人の凶行や自殺を止めようとする事もあり、「秘宝島」では崩落する洞窟、「オペラ座館・第三の殺人」では炎上する劇場から命をかけて犯人を救出している。少なくとも、作中で「犯人を助けられるかもしれない」状況で放っておく事はない。
 特に、「剣持警部の殺人」においては、命を狙われていた凶悪犯罪者を不満を助けた後、彼が生還した事に不満を言いつつも「死ぬかもしれない人間を放っておくのは嫌い」と言っていた。

 女性関係では、上述の通り幼馴染の七瀬美雪と両想いであるが、なかなか進展していない。ただし、「グランドフィナーレ」では、キスを交わしており、それ以前にも抱き合う描写などもある。
 また、アイドルの速水玲香にも好意を寄せられており、金田一自身も「好みのタイプは玲香」であるとしているが、やはり本命は美雪。好みのタイプと本命はやっぱり違う。とはいえ二股もかけようとする。
 ちなみに、美雪によると、金田一の初恋は小学校の時の共通の幼馴染であった高森ますみ(「仏蘭西銀貨」)であると言っているが、金田一自身がそうした素振りを見せる描写はない。ただし、ますみの家庭環境を当時から汲んでいた事もあり、他の友人以上に彼女を気にかけているような描写は多い。
 作中では、「怪盗紳士の殺人」の和泉さくら、「天草財宝伝説」の三浦エミリ、「雪影村」の太刀川都、「邪宗館」の常葉瑠璃子、「人喰い研究所」の緑川繭、「香港九龍財宝」の楊蘭など、幼少期から多くの女性キャラに好意を寄せられている。
 また、「狐火流し」の鐘本あかりも金田一に好意を抱いていると思しき描写が存在し、「学園七不思議」の桜樹るい子、「魔神遺跡」の宗像さつき、「電脳山荘」のぱとしりあなど、年上の女性に冗談抜きで誘惑される姿も見られる。

 決め台詞は、「ジッチャンの名にかけて!」、「謎はすべてとけた!」。
  ちなみに、前者の台詞は童貞を捨てようと決意した時、後者の台詞はエロ本を握りながらなど、凄くくだらないシチュエーションで使われる場合もある。


[外見]
 身長は、167cmとされる資料と170cmとされる資料が混在しているが、最終回では170cm以下であるとわかる台詞もある為、167cmが正確と思われる。体重は58kg。足のサイズ25.5cm。
 とりわけ金田一少年のイメージとして有名なのは、長い髪を女性のように結んだボサボサの髪型。そのほか、太い上がり眉も90年代の時点では特徴的だった。
 たった一度だけ、「金田一少年の決死行」では髪を下ろした描写が存在する(テレビアニメでは、「金田一少年の事件簿R」の第2期の後期OPでも)。
 あの髪は一週間に一度しか洗っていないらしく、「秘宝島」「天草財宝伝説」「薔薇十字館」などで入浴する場面でも確かに髪を結んでいる。
 少なくとも作中では美形という扱いをされた事は一切ないが、やはり頭の良さや性格故か、美人によくモテる。
 作中では、多くのキャラに「頭が悪そうな顔」と言われており、外見だけ見るとそんな感じなんだろう。


[性格]
 基本的には、お調子者の不良生徒。学習意欲はまるでなく、劣等生の落ちこぼれ。
 未成年でありながら喫煙を示唆する台詞や飲酒描写もあり、カンニング、ポイ捨てや証拠のねつ造、スリによる窃盗(ただしこれは友人を守る為の物)、女子更衣室の覗きなど、 普通に逮捕されるレベルの悪行も多々ある。
 最も酷いのは、「魔犬の森」での行動で、 「美雪を強姦する為に、美雪や千家たちの味噌汁に毒キノコを入れて錯乱させ、結果的に友人の別荘を全焼させる」 という、いくら何でも無理のある場面だろうか(更に、この描写が後の推理描写と矛盾するなど、ファンからもかなり批判の多く、アニメでもカットされたシーンである)。

 大天才にして名探偵という割には、普段の生活ではむしろ普通の高校生らしさが際立った庶民的感覚のキャラクターである。
 後に現れた少年向け漫画の高校生探偵たち(「名探偵コナン」、「Q.E.D 証明終了」、「スパイラル~推理の絆~」など)の探偵が日常生活から逸脱しているのに対し、金田一少年はごく普通の民間の高校生なのである。
 たとえば、「学園七不思議」では、放課後の魔術師や七不思議の話を聞いて行く内に怖くなって電気をつけたまま寝ようとしたり、「蝋人形城」では、勉強しようと思って計画を立てるが、「明日から頑張ろう」、「今日は寝て明日やろう」と後回しにする高校生らしい癖を見せて試験が近づき後悔する場面もあった。
 ジェットコースターなどの絶叫マシーンが苦手。恐ろしくズボラで、一週間に一度しか風呂に入らないらしい(オペラ座館・新たなる殺人)。

 スケベで、美人に目が無く、度々美雪に嫉妬されて物理攻撃を受ける。
 ただし、その一方で、いざ「悲報島」で茅杏子が温泉に入って来た時には慌てて出ようとしたり、「魔神遺跡」で宗像さつきに裸で迫られた時には呆然として抵抗していたり、肝心な所でウブである。その為、童貞。
 また、美人に鼻の下を伸ばして美雪に嫉妬される描写も多いが、逆に美雪が美形の男性にホイホイついていって、金田一の嫉妬を買う場面もある。要するに、どっちもどっち。

 東大生やエリートにはコンプレックスが強く、何かと見下されて腹を立てる事が多い(「天草財宝伝説」など)。
 多くの場合は、彼らの嫌がらせに何らかの形でやり返しており、東大出身のエリートの見本とも言える明智健悟警視は犬猿の仲だが能力を認め合うライバルとなっている。
 相手がエリートでなくとも、キザな人間や、嫌がっている相手に無理矢理何かを強要する相手には報復を行う事も多い。

!?

 しかし、ここまで頭が悪そうな彼も、いざ事件となると、強い正義感を振りかざし、多くの人に頼られるヒーローへと変わる。
 人が殺されたり傷つけられたりする事は好まず、罪を犯しながら逃れようとする人間を決して許さないのが金田一という探偵である。
 どんな謎に直面したとしても、絶対に諦めず、たとえ金田一自身にとって辛い真実であっても、明かそうとする。

 また、彼の特徴は、「罪を憎んで人を憎まず」という、罪を犯した犯人の事も決して蔑ろにしない姿勢であろう。
 真実や罪を受け入れ、反省する姿を見せた犯人に対しては、優しさを見せる。
 「悲恋湖」では、「本当はリスクを考慮すれば誰だって人を殺したくはないが、どうしようもなく追い詰められて悪魔のささやきに耳を貸してしまう」と過去に出会った犯人たちを思い浮かべながら発言しており、それが彼のスタンスになっている。
 これは、彼が解決する事件の中には、「家族や大事な人の復讐」など、非常に悲しい動機も多い為であるが、彼自身も「金の為に人を殺す人間がいるのは知っている」とした上での主張である。
 「雪夜叉伝説」や「首吊り学園」など、留置所に行って逮捕された犯人に面会をしてアフターケアをする事も決して少なくなく、これが犯人の自殺を思いとどまらせる事がある。

 初期の事件では、「異人館村」で被害者たちを「犯人たちにとって何度殺しても飽き足らない存在だろう」と言ったり、「雪夜叉伝説」では殺害した被害者たちを罵る犯人の言葉を否定しなかったり、場合によっては死亡した被害者に対しても厳しいパターンもある。
 後期においても、「魔犬の森」では、被害者たちの事を「俺だって絶対許せない」と言っており、命を弄んだ被害者たちには怒りを見せた(ただし犯人を肯定しているわけではない)。
 また、「剣持警部の殺人」など、犯人のターゲットとなる人物に対して強い怒りを見せ、毒島が監禁された時点で助けた後に、「あんな奴をなんで助けなきゃいけないのか」、「俺だったら完全犯罪で殺す」という本音も漏らしている(前者の発言は相手が助かった後である為安心している様子でもあり、後者の発言に関しては明智警視に「そしてそれを実行しないのがあなたでしょう」と言われた)。
 「学園七不思議」など、身勝手な理由で殺人を繰り返し、美雪に重症を負わせた犯人に対しても、ある種同情的な素振りを見せている。「電脳山荘」では被害者やターゲットたちの犯した過去の完全犯罪を強く非難して怒りを見せている一方で、その命は助けようとしていた。
 これは、「人間は生きてさえいれば何度でもやり直せる」という信念を持っている為で、特に年下(中学生程度)の犯人を相手にした場合には、兄貴分としての人生論として語る事もある(「秘宝島」、「サーカスの殺人」)。
 ただし、中にはそれに対して「生きている方が死ぬよりも辛い事がある」と反論した者も登場しており(「黒死蝶」)、その際にははっとした表情を浮かべた事も。

 その一方、「真実から逃れようとする者」にはどこまでも厳しい側面がある。
 例を挙げると、「異人館ホテル」、「邪宗館」などでは犯人にとって厳しい真実を告げており、たとえどんな理由があっても罪を犯した者に対して真実を隠す姿は見られない。
 「飛騨からくり屋敷」のように、犯人以外の人物が事件終了後も抱えていた罪を暴くなど、真実や罪を隠し続ける相手には後からでもそれを暴きに行く事もある。
 反面、罪を悔い改めた人間と判断して過去の事件の犯人を見逃した「吸血桜」(これの場合は正当防衛+時効という部分もある)や、記憶喪失になって新しい人生を歩んでいる殺人犯を見逃した「黒死蝶」など、場合によっては真実を全ては明かさない事件も存在する。
 基本的には「大勢の前で犯人を暴く」という姿が目立つが、「タロット山荘」、「雪影村」、「狐火流し」のように一対一で自身の推理を述べ、自首を薦める回も存在し、これらは「その人が犯人だと知って悲しむ人がいるから無理に暴きたくない」、「自ら罪を認めてほしい」という理由があった。
 特に、「狐火流し」では事件に関わった友人らにその罪を明かす事さえしなかった(過去にも「金田一少年の殺人」、「天草財宝伝説」など、犯人の娘には真実を話さずにいるパターンはある)。

 それから、主に初期の特徴としては、金田一が激しく思い悩む描写の多さも挙げられる。
 「学園七不思議」では、自分が事件解決の為に協力させた七瀬美雪が犯人に襲われて重体になった為、金田一は「事件から手を引く」と剣持に言った事もあった(美雪、剣持の励ましを受けて立ち直ったが)。ちなみに、後にも先にも金田一が事件に首を突っ込むのをやめようとしたのはこれだけ。これ以後は、美雪のピンチにもある程度冷静に対処できるようになっている。
 「悲恋湖伝説」にて、自分の代わりにボートで助けを呼びに行った先輩が惨殺死体で発見された際には、「俺のせいだ…」と悩み続け、容疑者の一人である甲田征作に強い激励を受けた。
 「異人館ホテル」での友人・佐木竜太の死も、自分についてきた佐木が殺された事と、金田一が数分だけ目を離した隙に殺されてしまった事などから、責任を感じて頭が真っ白になり、考えるのをやめそうになった事もあった。
 「オペラ座館」、「怪盗紳士」などの事件では犯人の死や悲しい性に涙を流して絶叫する場面もあったほか、「異人館村」でも犯人の運命の歯車が狂ってしまった事を嘆いて泣いている。

 あれだけ多くの事件を解決しながら、一般知名度は低く、その理由は自らが事件を解決した事を伏せて警察の手柄にしているからである。
 それというのも、彼自身は探偵になる事を望んでおらず、自ら探偵と名乗る事はない。あくまで居合わせた中で、自身の能力で真相を究明し、その場にいる人間を被害者・犯人含め放っておけない性格だからである。
 ただし、不動高校の友人から知れ渡っているパターンや、マスコミ関係者・警察関係者を通じて知られているパターン、トレジャーハンターの間で有名になっていたパターンなど、金田一の名前を知る人間もたまに出てくる。


[能力]
 何といってもその祖父譲りの高い推理力。IQ180という驚異的な知能指数が武器である。
 これまでに多くの難事件を解決しており、その能力は警察内部でも一目置かれている。警視総監賞を受賞しそうになった事もあるが、総監の前でAVを再生した為に取り消しになった。
 また、学校の成績は悪いが、中学生まではちゃんと勉強していたらしく、不動高校の入学時の成績は高校始まって以来のトップだったらしい(中学校時の事件を見る限りそうは見えないが、当初の公式ガイドブックでも、「中学の時は勉強していたのかも」と書かれている)。
 初期はその片鱗が見られ、「異人館村」では長々と「ダビデの星」について解説するシーンなど、後期からは到底考えられないような理知的なシーンもある。
 「雪影村」では中学生レベルの理科の授業内容は一応覚えているような描写があったが、「天草財宝伝説」、「ゲームの館」では中学生レベルの社会科の内容を基礎レベルで全く覚えていない。ただし、「獄門塾」によれば「文系」であるらしい。
 数学の問題は基礎が出来ていないわりには応用問題が解けていたり、パズル的問題やひらめきが要される問題は出来るらしい。何故文系なのか謎。
 囲碁は高校二年生までは勝った事が無かったものの、それは「相手が金田一耕助だったから」であり、プロを目指すレベルの囲碁部員を打ちのめした。ちなみに、五目並べならば負けた事がないらしく、五目並べでは金田一耕助に勝った可能性もある。
 将棋ではアマ三段の剣持警部を毎回うならせているが、明智警視のアドバイスで逆転されて怒った事もある。実際に明智警視とボードゲームをした場合、どちらが優位になれるかは不明(作中で戦っていない為)。
 知識においては、「邪宗館」においては「新聞は社会欄だけ読む」との事で、基本的に社会的に関心を集めた事件はしっかりと把握している模様。「墓場島」で語られる黒坂村全焼事件なども知っていた。ただし、活字は基本的に苦手で、ミス研にも関わらず小説家の名前などはほぼ知らない(一方、「露西亜人形」では、事件に関係する原稿を一日で読み終えている)。

 そんな彼の頭脳も決して完璧ではなく、時として他者の思惑に乗ってしまう場合も見られている。
 たとえば、「異人館村」や「秘宝島」では犯人の心情を推理する事が出来ず、犯人を非難した後で、彼らの本心に気づいて呆然とした事例がある。また、「首吊り学園」や「雪霊伝説」など、犯人の罠やミスリードに引っかかる事も珍しくなく、心理トリックを使う犯人を相手には、思い込みによって推理が遅れたりする事も珍しくない。
 高遠との推理ゲームに勝ったものの事件の裏の真相で先を越された「露西亜人形」の他、怪盗紳士などには「事件は解決したのにその後一杯食わされる」という目に遭う事も。
 美雪や母親の思惑に乗って流されてしまった「秘宝島」や「首吊り学園」など、女の知恵には敵わないエピソードなんかも存在する。
 とはいえ、事件関係でわからなかった事実は突き止めようと必死になるようで、「亡霊学校」ではロジックで解決できない問題を図書室で勉強して解決しようとしていた。

 被害者・犯人の護衛失敗も多く、連続殺人を食い止められなかったり、犯人を自殺させてしまったりする事もある。
 主に、金田一が犯人の罠にかかった為に殺された「異人館ホテル」の佐木竜太、助けてほしいという言葉を聞いてやれないまま殺されてしまった「黒死蝶」の斑目るりなど、救えたかもしれなかった人物は何人もいる。
 特に酷いのは、「オペラ座館」で、犯人が仕掛けた罠に気づいていたにも関わらず、その仕掛けを外さずに放置して一人死人を出してしまった件だったり…。

 コミュニケーション能力も相当高く相当の人脈があるのか、クラスには多数の友人がいる描写があり、過去の友人から招待を受けるなどの形で事件現場に足を運ぶケースも多い。「グランドフィナーレ」では、築いた人脈を生かしてカンパを募っている。
 高校にも関わらず代返をしてくれる友人がいるとか。そのお陰で出席日数ギリギリを保っている。

 運動神経は低いが、卓球だけは得意で、これだけは強い拘りがある(「亡霊学校」)。50mは6秒台後半で走れるらしい。
 とはいえやはり戦闘力は低く、六星、高遠、多間木などにインファイトで敗北する場面がある。

 スカートから見えるパンツの色で不動高校の先輩の名前がわかるという無駄な特技まで持っている。
 ただし、桜樹るい子(「学園七不思議」)や宗像さつき(「魔神遺跡」)以外の先輩の多くは初対面として扱われる事が多い為、別に先輩全員がわかるわけではない。
 「魔術列車」では、目隠しして身体に触れるゲームを婦警たちと行っており、その際には次々と相手のバストサイズや体格で名前を当てている。

 手先が器用で、その場にある道具でボウガンを作ったり、スリ・手品などを得意としていたりといった描写もある。
 これは祖父譲りの知恵であり、度々、それが役に立つ。
 場合によっては犯人を罠にはめて自白を誘う為にスリや手品の腕を使っており、その腕はプロ級と言えるだろう。

 大飯食らいで、「決死行」では逃走中に仲間が次々と注文してしまった大量の食事を完食。
 剣持警部によく事件解決の御礼としてご飯をおごってもらっており、作中でも旅先で飯を食べる場面は多いが、ご飯の食べ方は美雪に注意されるほど汚い。
 寿司のネタはほぼ全部好きだが、ネタの頼み方は「マグロからはじめて最後はタマゴ」。
 好きなおにぎりの具は、梅干し、おかか、鮭。母親の糠漬けも好物らしい(明智警視も「これほど美味しい糠漬けは食べた事がない」と褒めている)。

 カラオケで堂本剛の「ひとりじゃない」を歌って盛り上げている場面など、「名探偵コナン」の高校生探偵と違って、歌は下手ではない模様。
 テレビゲームは、ストリートファイターやバーチャファイターなどの格闘ゲームのほかはマリオをやっているらしい。ちなみにバーチャファイターでは舜帝を使うらしく、こいつを使えば負けないらしい。
 最近の事件ではソーシャルゲームにもハマっていて、課金の為にバイトを始めようとした事もあった。
 その他、70年代のテレビアニメや特撮などに詳しいのか、「三つ目がとおる」、「死ね死ね団(「愛の戦士・レインボーマン」の敵組織の名前)」、「超人バロム1」などの単語も出てくる場面が。
 両目の視力は1.5。


[本ロワについて]

 参戦してない。
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