ギシ、ギシ、ギシ、と小刻みに階段の軋む音が鳴る。

ラ・ピュセルと虐待おじさん。
赤の首輪を持つ二人の闘いが終わり、勝者が気絶した敗者を運んでいるのだ。
床に横たえられる敗者の身体。

勝者は、ペットボトルの水を口に含み、敗者の顔を愛おしそうに見つめていた。



突如、顔にかけられた飛沫。
岸部颯太は突然のことに思わず意識を取り戻す。

「ゲホッ、ゲホッ!」

かけられた水滴が喉に入ってしまったのか。反射的にむせながらも頭の中では状況の整理に努める。

幾度かの鍔迫り合いの後、身体能力で勝る自分は更に戦況を有利に運ぶために魔法をつかっt「ブッ!」

颯太の思考を中断するかのように、勢いよく飛沫が顔にかけられる。

「手こずらせてくれたね...おじさんのこと、本当に手こずらせてくれちゃったね」

むせるに颯太も構わずおじさんは水を口に含み、ポタリポタリと己の唾を含ませ颯太の口元に垂らしていく。
颯太はそれを避けようと顔を背けるが、躱しきれず頬に唾液混じりの水が付着する。
ほんのり漂う異臭に颯太は思わず顔をしかめた。

「な、なにを」
「まずは痛くない奴からやってんだよ。わかれよそれくらい」

冷めた声。
若干苛立ちが込められたおじさんの視線に、颯太は思わず喉をヒッ、と鳴らす。
もはやおじさんには紳士的な影などなく、獰猛なサディスト―――あの恐ろしいクラムベリーと同種にしか見えなかった。

途端に逃げたくなる衝動に駆られるが、颯太の武器は当然没収されており、身体も小さな椅子に嵌められるように固定されている。
更に、おじさんがその椅子に座り颯太の身体に跨っている体勢のため、隙を突いて逃げ出すのも困難だ。
変身しようとするものの、当然と言うべきか、魔法の端末は没収されている。

ペットボトルを掲げ、ちょろちょろちょろ、とおじさんは颯太の顔に水を垂らす。

「ぅゲホッ、ゲホッ!」
「これと」

次いでおじさんは水を口に含ませ、今度は颯太が逃れられないように頬を抑えこみ、再び唾液と共に水を垂らす。
唾液は颯太の口腔へと侵入し喉を蹂躙していく。
これが小雪のものであれば多少はどぎまぎしたかもしれないがおじさんのモノなので単に嫌悪の感情しか湧いてこない。

「これ。どっちが美味い?」
「ぅおえっ」
「どっちが美味い?」
「ゲホッ...」
「どっちが美味いかって聞いてんだよ小僧、オラ」

ペチッ。
頬を叩く音が静かに染み渡る。
おじさんのこの程度のビンタなど大したダメージはない。
しかし、精神的なものだろうか。それとも心が抉られているというべきか。
何故だか、颯太の視界は涙でぼやけはじめていた。

三度ペットボトルの水を口に含み、ブッと勢いよく吹きかける。
水と唾で颯太が濡れていく様に、おじさんの嗜虐心は更にそそられる。

「どうなんだよ、なあ。どうなんだよ。どっちが美味いんだよ、なぁ」
「うぅ...」
「忘れたか、なあ。どっちが美味いって聞いてんだよなあオラァ」
「い、いい加減にしてくれ。こんなこと」
「生意気な口をきくのはこの口でちゅか~」

靴下を脱ぎ裸足になるおじさん。
そして、むせる颯太の顔に足を乗せ床に押し付けた。
中年特有の汗ばみと加齢臭の嫌悪感に歪む顔に、おじさんは満足げに笑みを浮かべる。

「ぐあっ、ああっ...」
「イイ顔になってきたじゃねえか」

おじさんは足を退け、颯太の顔を掴み状態を持ち上げる。
その隙を突き、颯太はおじさんの腕を払おうとする―――が、間一髪、おじさんの舌が颯太の肌を舐めあげた。

「ひっ!」
「興奮させてくれるじゃんか、ええおい」

おじさんは息を荒げながら颯太の頬や額にも舌を這わせ、続けざまに平手を振り上げた。
おじさんのビンタは一度目は空振り、二撃目を颯太の頬をはたいた。
やはり、颯太にとってあまり痛くは無いが精神的に抉られるような感覚に襲われる。
悔しげに歪む少年の顔に、やはりご満悦な表情を浮かべるおじさんは、ポケットから布を取り出し、それを颯太の顔に乗せ足で押し付けた。

「むぐ、むぐぐぐ!」

颯太は窒息しかけると共に口内に充満する加齢臭に目が潤み、その様におじさんの嗜虐心は更に加速する。

「ゲホッ、ゲホッ」
「そこで待ってな」

おじさんは床に伏す颯太を尻目に階段を降りていく。

当然、彼はこの隙に逃げ出そうとする―――が、身体がうまく動かない。
立ち上がることすらままならない状態だ。

なぜこうなったのか―――それは、戦いの際にかけられたものが原因であった。

ラ・ピュセルが己の魔法を行使しようとしたまさにその時、おじさんは液体の入ったペットボトルを投擲。
中に入っていたのはアイスティー。
アイスティーといえばホモコロリと合わせて相手を昏睡させるための道具であり、SMバー平野にも当然ながらそれがあった。

そんなことはつゆ知らず、反射的にペットボトルを斬ってしまったラ・ピュセルはアイスティーを被り、幾らか飲みこんでしまった。
ほんの少量でもホモコロリは充分。それは魔法少女の耐性すら上回る。
それを体内に摂取してしまったラ・ピュセルは野獣に狙われた青年の如く昏倒してしまい、いまもなお効果が続いているという訳だ。

だが、当の本人はそれに気が付いていないため自分が敗北した理由には至らない。


動けなくても、せめて武器だけでも手に入れなければ。
なにかないかと探しているうちに見つけたのは、壁にたてかけられたダンビラ。そしてデイバック。あれは自分の支給品だ。もしかしたらあそこに魔法の端末もあるかもしれない。
これは暁光、と手を伸ばしたところで。

パ ァ ン

飛来した鞭が颯太の手を叩く。

「うああっ!」
「誰が触れていいっツったオラァ!」

苦痛に上がる悲鳴。
下手人はいつのまにか鞭と竹刀を手に階段を上ってきていたおじさんだ。
壁や床に振るう鞭や蹴飛ばすペットボトルにより、手を出さずとも効果的な脅しをかける。
音が響く度に、先程の腕の痛みが思い起こされ、思わず縮こまってしまう。

「つぎ、コレね。コレ」

椅子を取り除かれ、見せつけられる鞭に、颯太の顔は思わず固まってしまう。
鞭でなにをするか―――考える間でもない。

「OK?」
「...い、イヤだ」
「OK牧場?」
「ぇ」
「ゥオォーイ!!」

鞭が颯太の身体へと振るわれる。
あなたが勝手に寒いギャグを言っただけじゃないか―――そんなことを考える暇もなく、苦痛が身体を奔る。

ほぼ反射的に少しでも攻撃される部位を減らそうと、颯太は必死に身体をよじり部屋の隅にズレていく。
おじさんは眉を顰め、鞭を竹刀に持ち替え颯太を叩きはじめる。


「そっちに行くならやるね、コレでやるね!」

背、臀部、腹部、手足と余すことなく間髪いれずに振るわれる竹刀。
パシパシと音が響き、その度に颯太の身体には痛みが刻まれる。

「イタイ、イタイよ!」
「痛いのはわかってんだよオイオラァ!YO!」

おじさんの爆弾のような怒声と共に振るわれる竹刀に思わずビクリと身体が跳ねあがる。
さながらその様は怖い体育教師に説教を受ける純粋な男子中学生といったところか。

対するおじさんの表情は怒声とは裏腹に恍惚に溢れていた。
ここに連れてこられる前に虐待していたひでとかいうガキは、その態度や口ぶりのせいで虐待している方がイラついていくるという前代未聞の事態に陥っていた。
だが、このラ・ピュセルという少年は奴とは違う。
虐待すればするだけその顔は苦痛に歪み、股間にクる悲鳴を上げてくれる。なにより単純にひでより可愛い。
これだけ虐待のしがいのある子は中々いないだろう。


(僕は...僕は、こんなことのために魔法少女になったんじゃ...!)

最初に魔法少女に選ばれた時のことを思い出す。
幼馴染の小雪を守れるような、カッコよく凛々しい魔法少女の姿を夢見ていたことを。
小雪と共に多くの人々を助けるために戦えると思った。彼女の隣で一緒に立派な魔法少女になれると思った。

だが魔法少女になってからはなんだ。
せっかく小雪を守れる力を、姿を手に入れたというのにだ。
クラムベリーには圧倒されゴミのように車の前方へと投げ出され。
この殺し合いではホモのおじさんに虐待され続け。
もう情けないとかそういうレベルじゃない。
自分がなにをしたというんだ、まるで大罪を犯した咎人のようじゃないか。

(僕は...)

颯太の心が崩壊する鐘を鳴らすかのように、おじさんの竹刀が振り下ろされた。


「その子から離れろ変態野郎!!」


響いたおじさんではない第三者の怒声。
おじさんも颯太も思わず振り向き凝視してしまう。

声の主はツンツン頭の学生らしき少年だ。
少年は竹刀と鞭を持ったおじさんに対し素手。完全に無手である。

少年の右ストレートがおじさんの頬を捉えたとき。
武器を持つ相手にも臆せず、見ず知らずの自分を助けてくれたこの少年の背に。

岸部颯太は、かつて憧れた魔法少女の信念―――"ヒーロー"の姿をみた。




学園都市のレベル0、つまりは無能力者の位を与えられた少年、上条当麻。

彼が目を覚ましたのは下北沢にある何の変哲もない商店だった。
今までも学園都市最強との戦いや魔術絡みの事件など命をかけた経験は幾つもあるが、流石にこんな状況では戸惑ってしまうのはしかたのないことだ。
心を落ち着ける意味合いも込めて、とりあえず眼前にある椅子に座る。

「はぁ...不幸だ」

当然、こんな決まり文句の一つや二つも出るのは当然である。
そんなことをボヤきつつ、彼はデイバックを検めることにした。

上条は殺し合いに乗るつもりは毛頭なく、殺し合いを止めあの主催の男へ反抗する者がいれば是非とも協力したいと思っている。
とはいえ自分一人では厳しいことくらいはわかっているつもりだ。そのため、彼の行動方針として協力者の捜索を第一と定めることにした。

まず手に取ったのは名簿だった。
ザッと見た限り、彼の知る名は己も含めて四つ。
御坂美琴。
学園都市のレベル5の一人。つまりは超強力な電撃使いで、なにかと自分に絡んでくる少女。
普段なら例の如く電撃を放ちながら追い回さしてくるだろうが、正義感や責任感が強いのはわかっているし、流石にこんな状況では弁えるだろう。
白井黒子。
彼女についてはあまり詳しくないが、御坂が信頼しているであろうことはわかる。
そして一方通行。
レベル5の一人であり学園都市最強、つまりは第一位。一度はあいつをレベル6に引き上げるための実験を中止させるためになんとか倒したが、その後はどうなったかはわからない。
あの一件で改心したか、それともあの実験とは別の場所で力を振るっているのか...なんにせよ、注意だけはしておくにこしたことはない。

名簿をしまい、次いで支給品を確認する。
下手に逆さにして火器にでも起爆すればたまったものではない。
そのため、ごそごそと中身を手で探り、掴みとったのは水の入ったペットボトルと食糧としてのうまい棒の袋。
...なんで袋だけ?

「ヴォー...」

不気味な声と共にもぞもぞとデイバックが蠢く。
ファッ!?と妙な声が出そうになる衝動を堪え、デイバックを凝視する。
まさか生き物が入っているとは思わなかった。
殺し合いというからには、サソリやスズメバチ、ヤドクガエルのような凶悪な生物だろうか。
緊張感と共に、蠢くソレが姿を現すのを静かに待つ。

デイバックから姿を現したのはリスのようなサルのようなクッソ汚い小動物だった。

「えっ、なにコレは」

上条はドン引きしつつも、小動物の背に括り付けられた説明書を手に取る。
この動物の名は淫夢くん。なんでも身体をこすると近くにいる参加者の反応を察知しガッツポーズで知らせてくれるらしい。
つまりこれがあれば参加者の捜索に便利ということだ。やったぜ。

早速試してみようと淫夢くんを持ち上げてみて気がつく。口元になにかの欠片が付着していることに。
そして理解した。何故食糧であるはずのうまい棒が袋だけだったのかを。

「...不幸だ」

思わずがくりと肩を落としてしまう。
開始早々に食糧難に陥ってしまうとはなんともツイていない。それも支給品が勝手に貪るとは尚更だ。
しかしインデックスよりも小さい小動物だ。流石に本気で怒るわけにもいかず、溜め息をつくほかなかった。

まあ、しょせんはうまい棒3本。30円で参加者探知機を買ったと思えばよしとしよう。
気を取り直し、淫夢くんの身体を擦り反応を窺う。が、淫夢くんは微動だにしない。

(そうそう都合よく誰かがいるわけないか)

再び溜め息をつき淫夢くんをこすりながら周囲を探索することおよそ1時間。
そろそろ手も疲れてきた頃合いに、淫夢くんに変化が訪れる。

「ん?」

流れが変わった。
思わずそれらしいBGMを流したくなる衝動に駆られるほど、それは確かなものだった。
ゆっくりと、しかし確かに徐々に挙げられていく右手。
上条もそれに魅入り、自然と擦る手にも熱がはいってしまう。

―――彼は目撃した。
淫夢くんがその手を天高く掲げたその右手を、勝利を確信し握りしめた拳を。
歴史的瞬間といっても差し支えないこの時を。

おぉ...と思わず言葉を漏らし、直後に我に返る。

淫夢くんがガッツポーズをしたということは付近に何者かがいるということである。

殺し合いに乗っていないものなら嬉しいが、やはりこの状況で混乱し手を出してしまう者もいるかもしれない。
慎重に接触しなければ。

そして上条は反応の出所らしきSMバー平野へと足を踏み入れる。

ここに人がいたとしてどう接触しようか。そんなことを考えていた折だ。

「――――!!」

響いた叫び。
何者かが怒鳴っているのだろうか。

これでここに参加者がいるのは確定した。
だがこの騒々しさ、もしや殺し合いは既に起こっているのでは。

考える間もなく、彼は駆けだしていた。
なにが起きているか、なんてわからない。知り合いが関わっているのかもわからない。
これは決して利口な行動ではないだろう。
しかし、側で血が流れようものなら、力無き者が襲われているとしたら。
例え無謀と思われようとも助けずにはいられない。
決して正義を謳うわけではない。だが、他者の不幸を本能的に好まない。それが上条当麻という少年だった。

彼が階段を駆け上がった先で繰り広げられていたのは、平穏とは程遠い少年虐待の光景。

「その子から離れろ変態野郎!!」

気が付けば、そう叫び中年へと殴りかかっていた。



ほとんど不意打ち同然だったのが効いたのか。
おじさんはよろめき、上条を一瞥すると即座に竹刀を振るい上条を牽制。
そのままじりじりと移動し、隠し持った鞭を投げつけると同時に背を向け一目散に階段を駆け降りていく。

「待て!...っと」

おじさんを追跡しようとしたが、しかし虐待されていた少年を思い返し踏みとどまる。
もしもあのおじさんの後を追って彼を放置し殺し合いに乗った参加者が訪れれば最悪の結果になってしまう。
ここは彼の介抱に努めることを優先すべきだろう。


「大丈夫か?」

意識があるか確認するが、しかし苦痛から解放されて気が抜けたのか。
颯太は無防備な寝顔を上条に晒した。

(これは目が覚めるまで側にいてやった方がよさそうだな)

他人の看病というものも初めてではない。
とりあえずは彼の打撲痕から応急処置をするため、彼は淫夢くんを撫でつつ医療道具を探すことにした。


【E-5/街(下北沢、SMバー平野)/一日目/黎明】

【ラ・ピュセル(岸部颯太)@魔法少女育成計画】
[状態]全身に竹刀と鞭による殴打痕、虐待おじさん及び男性からの肉体的接触への恐怖、水で濡れた痕、精神的疲労(大)、気絶
[装備]
[道具]基本支給品、だんびら@ベルセルク
[行動方針]
基本方針:スノーホワイトを探す
0.虐待おじさんこわい。
1.僕は...こんなことのために...
2.襲撃者は迎撃する



【上条当麻@とある魔術の禁書目録】
[状態]:軽度の疲労
[装備]:
[道具]:基本支給品、淫夢くん@真夏の夜の淫夢、不明支給品0~1
[思考・行動]
基本方針:殺し合いを止める。
0.とりあえずこの子の目が覚めるまで介抱する。
1.御坂、白井と合流できれば合流したい。
2.一方通行には注意しておく。
3.他者を殺そうとする者を止めてまわる。

※淫夢くんは周囲1919㎝圏内にいるホモ及びレズの匂いをかぎ取るとガッツポーズを掲げます。以下は淫夢くんの反応のおおまかな基準。
  • ガッツポーズ→淫夢勢、白井黒子、暁美ほむら、ハードゴアアリス、佐山流美のような同性への愛情及び執着が強く異性への興味が薄い者。別名淫夢ファミリー(風評被害込み)。
  • アイーン→巴マミ、DIO、ロシーヌのような、ガチではないにしろそれっぽい雰囲気のある者たち(風評被害込み)。
  • クソザコナメクジ→その他ノンケ共(妻子や彼女持ち込み)。
判定はガバガバです。また、参加者はこの判定を知らされていないため、参加者間ではただの参加者探知機という認識になっています。



「本気で怒らせちゃったね、オレのことね。おじさんのこと本気で怒らせちゃったねぇ!」

おじさんは怒りを覚えつつ駆けていた。
当然その矛先ははラ・ピュセルの調教が中断したこと、あの横やりをいれた少年であり、なにより自分の不甲斐なさだった。
調教に夢中になって乱入者に気が付かなかったとは迂闊にもほどがある。
更に思い返せば、ラ・ピュセルの調教はひでの時と比べてだいぶ温い。それは偏におじさんの機嫌がよかったからだ。
自分好みの可愛い少年がみつかって、更には期待以上に興奮させる悲鳴を上げてくれる。
まさにおじさんの理想に適っていたせいで、気が抜けていたのだ。

これでは似たような場面が訪れた時、同じヘマをしかねない。
気を入れ直すためにおじさんはあの場は撤退した。
少年とラ・ピュセルの二人がかりで来られれば流石に勝ち目がないというのもあるが、それ以上に名簿にも載っているひでを探すためだ。

ひでを虐待した時。あの時はストレスが溜まっていたが同時に最高の虐待だった。多くの虐待好意としての理想と言っても過言ではないはずだ。
奴を再び虐待し、あの時の感触を身に染み込ませる。
そうして練り上げた虐待をもってして、再び彼らに相まみえよう。
ラ・ピュセルは勿論、あのウニ頭の可愛い顔をした少年も纏めて調教するのだ。

決意を新たに、おじさんは小田○正ばりの笑顔で夜の街へと姿を消した。



【E-5/街(下北沢)/一日目/黎明】


【虐待おじさん@真夏の夜の淫夢派生シリーズ】
[状態]興奮、頬にダメージ(小)
[装備]日本刀詰め合わせ@彼岸島
[道具]基本的支給品、鞭と竹刀とその他SMセット(現地調達品)。
[思考]
基本:可愛い男の子の悶絶する顔が見たい
0:殺しはしないよ。おじさんは殺人鬼じゃないから。
1:また会ったらラ・ピュセルを調教する。
2:あのウニ頭の少年(上条)も可愛い顔をしているので調教する。
3:気合を入れ直すためにひでを見つけたらひでを虐待する。
[備考]
※参戦時期はひでを虐待し終わって以降
※ラ・ピュセルを女装した少年だと思っています
※どこへ向かっているかは次の書き手に任せます。


時系列順で読む
Back:男の世界は一方通行 Next:口は災いのもと

投下順で読む
Back:hurry up! Next:悪魔の娘


無題 虐待おじさん abnormalize
無題 ラ・ピュセル 魔法少女は電気羊の淫夢を見るか?
GAME START 上条当麻 魔法少女は電気羊の淫夢を見るか?
最終更新:2017年05月09日 00:16