寺というものは大なり小なり関わらずそれなりの広い空間を持つもので。
 冬木市でも有数の規模と歴史を誇る柳洞寺には当然広々としたお堂があった。

 冷房が特段効いているわけでは無いのだが、それでも参拝者が集まることも考えてか延長コードをつなげに繋げて扇風機が回っている。そのお陰かとりあえず耐えがたいというほどの暑さではなくなっていた。


 さて、黒鳥千代子ことチョコは視線を巡らせる。
 じっとりとかいた汗を吸い込んだゴスロリのせいかそれとも寺という慣れない場所のせいか、はたまたこの場のプレッシャーのせいか、流れる汗は冷たいものに変わり暑さと寒気が同時に感じられる。

 本来なら住職なり修行僧なりがいるはずのその場は、合わせて十二の人影しかなかった。大方暗示や催眠術で人払いしたのだろう。チョコは先程すれ違ったお坊さんを思い出してそう思う。どうにもそのお坊さんは様子がおかしかった。なにやらぼうとしているというか心ここにあらずと言うか。ああいう状態の人間は、なにかの魔法なりなんなりにかかっているのではないか、とそれまでの経験から思いつく。

(まあ、今はそれどころじゃないんだけどね。)

 ぱたぱたと胸元をしながらチョコは再び見渡す。

 聖杯戦争は最後の一人まで戦うというもののはずだ。それがどうだろう、この場には六人のマスターがいる。それが異常事態であることはチョコにもわかっていた。この聖杯戦争という儀式は、言わば蟲毒だ。物語に出てくるような英雄を使い魔に行う、ある種のバトル・ロワイアルだ。自分以外は全て敵、というのがあるべき姿のはずである。
 しかし実態は逆。
 この場にいる全員は、あるいは本音は別かもしれないが、建前上共闘しようとしている。つまりこの儀式の大前提をひっくり返そうとしているのだ。そしてそれが意味するのは、そんなちゃぶ台返しをしなくてはならないという差し迫ったピンチである。

「ーーじゃあ、そろそろ始めようか。」

 緩い弧を描くように二列に車座になった六人のうち、点対象の位置にいるウェーブの少年が口を開く。その髪型に何となく同級生を思い出しながら、チョコは正座を正した。
 ここまで流されるように来てしまったが、ここからは本当の本当に命がけだ。魔術を使う人間はだいだいどっかしらぶっ飛んでいることを考えると、下手なことをすれば本当に殺されかねない。そうなったらセイバーと二人でなんとか逃げないと……

「まずは、それぞれのサーヴァントを霊体化させようか。武器を出したままじゃ話にくいだろ?」
(おぉ……)

 姿勢を正したのと同時にウェーブの少年はそんなことを言いはなった。知ってか知らずかチョコの心の支えをピンポイントで砕く発言に、チョコは思わず後ろで霊体化していくセイバー・テレサに視線を送った。



(霊体化なんてさせたらサーヴァントの動きを見張れなくなる……狙いはそれ?)

 目は眼前に正座で座る黒いドレスの少女に向けながら、イリヤスフィール・フォン・アインツベルンは間桐慎二の発言を訝しんでいた。

 当たり前のことだが、イリヤは慎二を微塵も信用していなかった。彼女にとって慎二というのは、『組んで』もいい『お友達』グループに勝手に着いてきている野犬程度のイメージしかない。そんな彼女にとって、三人のマスターと交渉する場で余計なことを言い出す慎二は邪魔以外の何物でもなかったのだ。

「これでいい?それじゃあさっそくで悪いけど、あのランサーのことを話しておくわ。」
(ーー今はこっちね。これ以上余計なことしないでよ……)

 心中で慎二への怒りを貯めていたイリヤは、慎二の向かいに座るツインテールの少女がそう切り出したことで意識を切り替える。今は会談の場だ。あんなのでも一応は味方である以上、とりあえずは敵への対応を考えるのが賢いだろう。もっとも、無能な味方というのが一番厄介なのだが。

「時系列に沿って話すからよく聴いて。まず最初は、私のセイバーが病院の近くにいるサーヴァント、そこのゴスロリの子のセイバーと公園で戦闘になったの。」
「そうです。私のセイバーさん……あ、私のサーヴァントと凛さんのサーヴァントはどっちもセイバーなんですけど、怪しいサーヴァントがいたからって戦うことになって。」
(改めて考えると同じクラスのサーヴァントがいるのって、かなりおかしいことのはずなんだけどなあ……)

 話は凛さんと呼ばれたツインテールの少女が進めるようだ。おそらく彼女が遠坂凛だろう。イリヤはそんな推理をしながら向かいに座るマスター達の話に耳を傾ける。

「それで、まあ色々とあって戦ってたんだけど、そこにあのランサーが襲ってきたの。真名はたぶんカルナ。インド神話の大英雄ね。」
「たしか、太陽の光で体ができてて、それでどんな攻撃も跳ね返すっていう人です。なんかトゲトゲした金ぴかの鎧を着てました。」
(この子、一応伝承とかには詳しいみたいね。あんなのでも魔術師の端くれってことかしら。)

 イリヤは黒いドレスの少女への評価を少しだけ上げる。魔術師としては三流もいいところ、とイリヤは彼女のことを見ていたが、最低限聖杯戦争に参加するだけのものは持っているということだろうか。もちろん単なる入れ知恵ということも考えられるのだが。

「はっきり言ってランサーの強さは反則もいいところよ。成り行きで共闘したとはいえセイバーが二騎まとめて正面から打ち負ける程のスペック、近づくことすらできない炎を体から出しておまけにそれでジェットパックみたいに空を飛んで、極めつけは大火力のレーザー。チートって言葉がぴったり。」
「ドラゴンボールみたいな感じでした。」
(ドラゴンボールって何よ……と、それはいいとして。)
「一ついいかしら。」

 ここで初めてイリヤは口を開いた。五名の視線が一斉に集まる。寺の僧侶から借りた扇子をパチリと閉じると、その五人一人一人に視線を合わせるとイリヤは続けた。

「この話し合いの目的は、そのランサー、カルナを倒す、そういうことで良いわけね。」

 その言葉に、向かいに座る少年がなにか言おうと口を開きかけ閉じる。横の二人の少女はそれぞれに視線を交わしあい、同じように視線を追っていたアリスと目が合い、最後に慎二の非難が籠った視線を目に止めた。

(即答はできない、ふーん……)

 イリヤは扇子を開くとぱたぱたと扇ぐ。どうやらあちら側も一枚岩ではないというところだろう。それもそうだ、寝首を掻き合う関係であることはどれだけ取り繕うとも変わることはない。
 そしてもう一つ、イリヤは頭のなかでカルナの情報を纏める。
 聞いた限りでは、そのサーヴァントはバーサーカー・ヘラクレスと相性が良いのではなかろうか。空を飛ぶというのは少々やりにくくはあるが、バーサーカーならばあの騎士王が圧される相手だろうとも互角に渡り合うだろう。レーザーも気になりはするが、バーサーカーは12の命を、完全な形で持っている。それこそ一度に12回殺されれば持たないだろうがーー果たしてインド神話の英雄ごときでギリシャ神話の英雄を殺しきれるだろうか?

(なんなら、仲良くなれそうね。ランサー?)

 イリヤはちらりとアリスと慎二に視線を送る。


 そろそろ、乗り換え時かもしれない。



(今、持ちかけるべきか?)

 クロノ・ハラオウンは閉じかけた口を固めてそう思う。

 クロノとしては、確かにカルナという存在は危険視するに足るものだ。遠目に見ただけでもあれが尋常ではない魔力を振るえることはわかった。そしてライダーより格上であろう二騎のセイバーをまとめて相手にしたことを考えれば、この聖杯戦争でも最も警戒すべき相手だろう。
 よってカルナを伐つこと事態に異論を挟む気はない。そもそも現在の戦力では防戦すらままならない以上、杞憂に他ならない。もしこの会談で討伐の算段がつけば、クロノはカルナへの姿勢を改めるかもしれないが、今現在の彼にとってはどうやり過ごして凛達マスターを保護するかという問題の方がウエイトが重いのは間違いなかった。

 それと平行して、クロノとしてはこの聖杯戦争を止める為に動きたいのも確かであった。
 今の彼が得た聖杯の知識は決して多くない。幸か不幸か、彼の予選での生活は平穏そのものであったため、圧倒的にサーヴァントの戦闘やマスターについてのデータが足りていなかったのだ。もとより聖杯戦争に否定的ではあるためそれは良いのだが、だからといってこれでは聖杯の調査にならない。そういったことを考えると、人道的にも実益的にもより大きな集団を作りたいという願望があった。
 だがそれは、裏を返せば聖杯を望む者を否定しかねないのが問題でもあった。あまり考えたくはないが、多かれ少なかれ皆願いを持っているだろう。それは一応の同盟を結べた凛もチョコも同じのようだ。今はカルナという共通の外敵がいるためにまとまれているが、それではカルナが討ち取られた瞬間それまでの同盟同士で殺し合いかねない。これが集団が巨大化すれば、なおさら過激な行動を起こす人間が増えるかもしれない恐れがあるし、カルナが倒せないとなればなんならカルナ側に裏切る人間が出てきてもおかしくはない。そういった状況で、『聖杯戦争へのNO』を公言した場合どのような事態になるかはクロノにも予測しきることはできなかった。

 扇風機のモーター音がこだまする。目の前の白い少女の問いかけは、できれば先送りしたかったものだ。だがこうなれば、今ここで言うのが最良のタイミングなのかもしれない。その首が一往復する程の間に、クロノは結論を出した。

「こちらとしては、まずは『カルナ』への防衛が大前提です。」
「その為には、我々全員での包括的な共闘が必要になります。」
「情報収集や連携のための用意を考えて、一週間後の八月八日に『カルナ』へ総攻撃をかけるのはどうでしょう。」

 出した結論は、問題の解決を時間に賭けるというもの。
 クロノは対カルナを口実にしつつある程度の時間を稼ぐ道を選んだ。



(ややこしいことになってきたなあ。)

 アリス・マーガトロイドは場の空気を感じながらそう思う。イリヤの問いかけとそれに対する目の前の少年の答えから場に無数の小さなヒビが入ったように感じた。

 正直アリスとしては、この会談に対したものは求めていない。言わばただの顔見せ程度のもので良かった。確かにカルナというサーヴァントのことは気になるが、そういったものの相手は戦争に乗り気な人間にやらせればよいのだ。どうせ敵の敵は味方と言って囲んで棒で叩こうとするのだろう。そして叩き終わったら、昨日の味方は今日の敵とばかりに戦うことになる。アリスとしてはそんなバカ騒ぎに巻き込まるのはごめん被りたいところなのである。

「それは悠長過ぎないかしら。カルナというのは貴方達セイバーが手を組んでいることを知っているのでしょ?なら対策をとられる前に急襲すべきよ。」
「カルナは現在の我々では手に負えないでしょう。セイバーの対魔力でも近づくことのできない炎が相手では数だけ多くても無意味です。」
「それならマスターを狙えば問題ないでしょう?そのカルナの炎にマスターが耐えられるなら別だけど。」

 アリスがそんなことを考えているうちにイリヤと少年の間では論争が起きている。拙速な攻勢を主張するイリヤと遅功な守勢を主張する少年との間で方針を巡り駆け引きが続いているのを見て、アリスは心中でため息。イリヤはどうも好戦的過ぎるし少年も少年でやけに慎重論をぶつ。どうしてこうも極端なのか。アリスからしてみればポジショントークでもなければ説明がつかなかった。

(……まさか、うん……)

 アリスは目はツインテールの少女に向けて論戦に耳を傾ける。

「こちらは既に戦闘で魔力を消耗しています。どうしてもと言うなら、最低でも明日までは休ませてもらいたいです。」
「……わかった、カルナとは明後日ね。こちらは明日には動けるように準備しておくから、今日中にカルナ対策の打ち合わせをしていいかしら?」
「はい、それと一度三人で話したいので休憩を。」
「ちょうど私もそう思ってたわ。十分でいい?」

 二人の話はどうやら着地点を見つけたようで、双方にっこりと笑うと握手をしていた。どちらの笑顔も、典型的な作り笑顔に見えたのは状況のせいだけではないだろう。

 カルナに向けて時間をかけることを主張した少年と、時間をかけないことを主張したイリヤ。それが単に気質や性格の問題ではなく、別に目的があるとすれば……

(素直そうに見えて、やるじゃない。)

 少女達を伴ってお堂から出ていく少年に目を向ける。幻想郷にはいないタイプのスッキリとした人物というのが第一印象だが、なるほど一筋縄ではいかなそうだ。



「勝手に話を進めすぎ。一週間も同盟を組むなんて聞いてない。」

 簡単な盗聴対策の結界に入ると遠坂凛は開口一番そうクロノに詰め寄った。

 「すみません」と頭を下げるクロノに「まあ、長目にふっかけたんだろうけどさ」と言って溜め息をつきつつ腰に当てた手を下ろす。それを見てチョコも「なんとかなりそうですね」と言った。

 凛としては、数日間の同盟はやぶさかではなかった。ある程度まとまった時間を他のサーヴァントと過ごせればドールの開発を大幅に進めることができる。さすがに一週間も時間を拘束されれば実戦投入は難しくなるが、程度次第では歓迎だ。

 それにしても、と凛はふうと息を吐いた。どういうわけか、向かい合うマスター達はやたら自分に視線を向けていた気がする。それが気になりはしていた。
 銀髪の少女はチラチラと、金髪の少女はぼうと、ワカメ頭の男はしっかと見てきた。その視線に、生理的な嫌悪感が湧く。三者三様の視線が意味するものがわからない。意味のわからなさは不気味さとなって凛を蝕む。

「凛さん、この後はサーヴァントの情報も話すことになると思いますが、ステータスとスキルを明かそうと思います。」
「ーー!スキルは反対ね。真名を特定される危険が高すぎる。」

 クロノの提案で遠退いていた意識を戻す。危うく、リスキーな選択をされるところだった。見ればチョコも「ステータスはちょっと……」と言っている。
 どうもクロノは、サーヴァントの情報を秘匿する気がない、凛はそう感じていた。彼はスキルも真名も何食わぬ顔で明かしてくる。それもまた、不気味さがあった。

(……一番、油断できないかも。)

 凛は、お堂へと戻っていくクロノの背を見る。
 少しして、後を追いかけた。



 間桐慎二は、静かだった。

 彼は六名のマスターの会談が始まってから言葉少なかった。それは短い時間でもキャスター・フドウを何度も実体化させていたせいでもある。それゆえ彼は会談の初めのタイミングで全員のサーヴァントを霊体化させるよう提案したのだ。しかし、それだけが理由ではない。

 慎二の前に、凛が座る。休憩前と同じように、慎二は凛に視線を注いだ。

「なんでこんなに暑いのかしら。こんなに暑かったら戦わなくても死んじゃいそう。」
「けっこう蒸しますね。風が吹かないと汗が吹き出てーー」

 イリヤとクロノは和やかな世間話をしている。端から見てもただのアピールだとは思うが、こういうのもコミュニケーションでは大切だ。
 慎二はが視線を外す。そして一つ得心がいったという風に小さく頷くと話に加わった。

「インドじゃ50℃を越えたらしいね。このところ異常気象も続いてるし、敵わないよ。」
「えーっと、地球温暖化、ですか?」
「それ。そのせいで、この間も桜……ああ、僕の彼女なんだけど、一緒にプールに行ったら混んでて混んでてさあ。」
「ーー」
「おいイリヤ今なんかボソッと言っただろ聞こえたぞ。」
「気のせいよ。」
「嘘つけ絶対言っ「クロノはどうなの?」」
「そうですね……私は……」
「……ごめんね。」
「……いえ、一応、います。」
「チョコとリンはどう?」
「え、あー、凛さん、どう?」
「私?んと、今はいないかな。」

 他愛ない話がその後も続く。休憩前とは変わり、場の雰囲気は砕けたものになりつつあった。


 その中で一人慎二は、愛想笑いを強めながら凛の全身をくまなく見る。

 髪、目、鼻、口、耳、首、胸、腕、胴、腰、股、脚。そのどれもがまさしく遠坂凛である。


(でもこいつ、ニセモノなんだよなァ……)

 間桐慎二は気づいていた。目の前の遠坂凛が、自分の知る『遠坂凛』とは違うことに、全くの別人であることに。
 確かに外見は瓜二つだ。だが、明らかにこれは『遠坂凛』ではない。そう断言できる。



(どうしようかな?)

 間桐慎二は、遠坂凛と目があった。


 二人とも、笑わなかった。



【柳洞寺/2014年8月1日(金)1357】

【イリヤスフィール・フォン・アインツベルン@Fate/stay night】
[状態]
黒のワンピースとソックス、満腹、頭痛、その他程度不明の命に別状はない怪我(全て治癒中)。
[装備]
特別製令呪、私服(陰干し中)。
[残存令呪]
3画
[思考・状況]
基本行動方針
全員倒して優勝する。
1.引き続き翠屋のマスター達と交渉。
2.しかるべきタイミングでタクシーでアインツベルン城に向かう。
3:キョウスケが別行動することになったけど……?
4.参加者が何千人もいる……!?
5:あのルーラー……ルーラーとしてはかなりいい加減ね。
[備考]
●第五次聖杯戦争途中からの参戦です。
●ランサー(幸村)、ランサー(アリシア)、アサシン(扉間)のステータス、一部スキルを視認しました。
●少なくともバーサーカー(サイト)とは遭遇しなかったようです。
●自宅はアインツベルン城に設定されていますが本人が認識できているとは限りません。
●バーサーカーと共に冬木大橋から落とされました。怪我の有無や魔力消費は不明です。
●アサシン(千手扉間)がハサンではない可能性に気づきました。
●アーチャー(赤城)、キャスター(パピヨン)、キャスター(フドウ)、ルーラー(イチゴ)のステータスを確認しました。
●参加者が何千人という規模であることを考え始めました。
●間桐慎二と色丞狂介に疑念を抱きました。
●ランサー(カルナ)の情報を入手しました。


【アリス・マーガロイド@東方Project】
[状態]
健康、満腹。
[残存令呪]
3画
[思考・状況]
基本行動方針
幻想郷に戻ることを第一とする。
1.とりあえず間桐慎二、イリヤスフィール・フォン・アインツベルンと行動を共にする。
2.狂介が別行動しようとするのはーー
3.三千人、ね。
4.定期的に赤城の宝具で偵察。
5.できれば冬木大橋を直接調べたい。
6.人形を作りたいけど時間が……
7.聖杯戦争という魔法に興味。結界かあ……
[備考]
●予選中から引き継いだものがあるかは未確定です。
●バーサーカー(ヘラクレス)、キャスター(パピヨン)、キャスター(フドウ)、ルーラー(ミュウイチゴ)のステータスを確認しました。
●参加者が三千人いることを考え始めました。
●間桐慎二と色丞狂介とイリヤスフィール・フォン・アインツベルンとクロノ・ハラオウンに疑念を抱いきました。
●アインツベルン城の情報を知りました。
●ランサー(カルナ)の情報を入手しました。

【間桐慎二@Fate/stay night 】
[状態]
疲労(小)、満腹。
[残存令呪]
3画
[思考・状況]
基本行動方針
聖杯を手に入れる。何を願うかは後から決める。
1.翠屋のマスター達と交渉。イリヤやアリスにも気を配るが、一番は偽遠坂。
2:同盟相手を募るのは狂介にとりあえず任せる。三千人いるなら誰か見つかるだろ。
3:アインツベルン城を目指す。
4.あのルーラー、かなり軽いな。
5:ライダー(孫悟空)は許さない。
6.間桐家で陣地作成を行うと思っていたがアインツベルン城も悪くない。
7.会場と冬木市の差異に興味。新都に行ったら色々と調べてみるのも一興。
[備考]
●孫悟空のクラスとステータスを確認しました。
クラス・ライダー、筋力B耐久B敏捷B+魔力D幸運A
このステータスは全てキャスター(兵部京介)のヒュプノによる幻覚です。
●キャスター(パピヨン)、バーサーカー(ヘラクレス)、アーチャー(赤城)、ルーラー(イチゴ)のステータスを確認しました。
●この聖杯戦争を『冬木の聖杯戦争を魔術で再現した冬木とは別の聖杯戦争』だと認識しています。
●キャスター(パピヨン)とイリヤへの好感度が下がっています。
●マスターの人数が三千人、もしくはマスター千五百人サーヴァント千五百人程度だと思っています。
●アリスに不信感を抱きました。
●遠坂凛が自分の知っている遠坂凛ではないと気づきました。
●ランサー(カルナ)の情報を入手しました。


【黒鳥千代子@黒魔女さんが通る!!】
[状態]
満腹、ゴスロリ、疲労(小)、魔力消費(中・微消耗中)、ルーラーが色々気になる。
[装備]
チョコのゴスロリ、杖(輪島塗の箸)、リュックサック(普段着のイケてないオーバーオール収納)。
[残存令呪]
3画
[思考・状況]
基本行動方針
ムーンセルでなんとか頑張る。
1:同盟結んだけど、他のサーヴァント?
2.仮面ライダー……なんだっけ?
3:桃ちゃんセンパイと育ちゃんか……かなりまともそう。
4:黒いバーサーカー?
5:ミュウイチゴが気になる。
6:今日の夜12時までに黒魔法のリストを書いて冬木教会の喫茶店にいるルーラーに持っていく。
7: 真田幸村を調べたいけど━━
8:あんまりさっき言われたサーヴァントのことはわかってない。
9:これからどうしよう‥‥
[備考]
●ルーラーの真名をほとんど看破しています。
●ゴスロリを着たため魔力の供給が増え、魔力感知にかかりやすくなります。セイバーを実体化させて妖気探知や妖力解放やデルフリンガーを持たずに戦う、もしくはセイバーを霊体化させて妖気探知を全力で行わせる場合、本人の魔力は消耗しません。
●彼女の友達役のNPCが存在し、本選での活動の結果デフォルトの状態より好感度が上がりました。有益な情報を持っているかは不明です。また心なしか彼女達と彼女達の周辺にいた人たちに良いことが起こる可能性があります。
●2004年前後のメタ知識を持ちます。知識内容は通常の女子小学生並みです。
●ライダー(五代雄介)の真名とステータス(マイティフォーム)を確認しました。
●セイバー(アルトリア)の真名とステータスを把握しました。


【遠坂凛@Fate /Extra】
[状態]
満腹、アヴァロンを体内に所持、疲労(中)、精神的疲労(小)
[道具]
ナイフ@Fate /Extra、
[残存令呪]
3画
[思考・状況]
基本行動方針
当然、優勝を狙う
1:テレサ達と五代達と対カルナの同盟を一応結んだ…次はサーヴァントに対処。
2:礼装、ドールを改良する(索敵・感知系を優先)
3:闇討ちや物量戦法を強く警戒
4:なんとなく遠坂家が没落した理由がわかった気がする……
[備考]
●自宅は遠坂邸に設定されています。
内部はStay night時代の遠坂邸に準拠していますがところどころに凛が予選中に使っていた各種家具や洋服、情報端末や機材が混ざっています。
●現実世界からある程度の資金を持ち込んだ他、予選中株取引で大幅に所持金を増やしました。
まだそれなりに所持金は残っていますが予選と同じ手段(ハッキングによる企業情報閲覧)で資金を得られるとは限りません。
●遠坂邸に購入したスズキGSX1300Rハヤブサ@現実が二台置かれています。
アルトリア機は青いカラーリングで駆動系への改造が施されています。
凛機は朱色のカラーリングでスピードリミッターを外した以外には特に改造は施されていません。
●セイバー(アルトリア)から彼女視点での第四次聖杯戦争の顛末を聞きました。
●ドール(未完成)@Fate /Extra、その他多数の礼装@Fate /Extraは自宅に置いてきました。
●五代雄介とテレサの真名とステータスを把握しました。


【クロノ・ハラオウン@魔法少女リリカルなのはA's】
[状態]
満腹、カフェインによる活性。
[装備]
S2U(待機)、デュランダル(待機)
[残存令呪]
3画
[思考・状況]
基本行動方針
聖杯戦争、ムーンセルについて調査する
1.翠屋のマスターとしての役割を演じ、情報と人を集める。
2.なんとか二組(セイバー×2)、できれば五組(+アーチャー、キャスター、バーサーカー)に協力者になってもらいたいがーー
3.あの女サーヴァント(リップバーン)は一体……?
4.折を見てマスターと確認できた少年(亘)と接触する。
5.金ぴかのランサーに、黒いバーサーカー、か……
[備考]
●深山町マウント深山商店街にある喫茶店「翠屋」が拠点として設定されています。
クロノはそこのマスターです。
●リップバーンの死や行動について強い疑念を感じています。
●翠屋を拠点化しました。建物内の対象にたいして魔力を感知しづらくなります。またそれ以外にも何らかの処置が施されている可能性があります。
●冬木市におけるクロノ・ハラオウンについての記憶を整理しました。NPCに違和感を与えにくくなります。
●ランサー(カルナ)とバーサーカー(小野寺)の話をちょっと聞きました。
●テレサとアルトリアの真名とステータスを把握しました。
最終更新:2016年08月11日 05:33