兵部京介を戦闘ヘリに例えるなら、カルナは対空レーザーといったところだろうか。両者の複雑な三次元戦闘はいよいよ危険な領域へと踏み込んでいた。

 既に兵部が放ったサイコキノは小国の軍隊を壊滅させるレベルのものだ。戦車だろうと戦艦だろうと間違いなく破壊し尽くせるほどの攻撃が執拗にランサーを追い立て、傷つける。スキルで減衰されてはいるものの、全身の至るところから出血していることをみれば自然治癒がまるで追いついていないことがわかるだろう。

 だが、以前として致命傷もそれに繋がりかねない重傷も、カルナは負っていなかった。ビルを縦横に駆け巡り、見えないはずの攻撃を見切り、体を捌く。
 非常にシンプルに、非常に効率的に。

 そしてカルナに光が集まり、放たれる。

『今のは危なかった。もう少しでこんがり焼かれてたよ。』

 無機質なコンクリートの空間に響くように、兵部の声が響く。その間も兵部の猛撃が止むことはない。立体的な動きで駆け回るカルナめがけて軌道も速度も角度もバラバラな数えきれぬほどのサイコキノが襲う。
 カルナはそれを一つ一つ凌ぐ。そして時たまブラフマーストラを放つ。

 両者の攻撃は共に相手に届かない。しかし着実に互いを殺すところまで近づいていた。
 そしてそれによって先に限界が近づいていたのは、兵部京介であった。



「空を当たり前のように飛ぶとは……これ程の兵が、こんなにも多いのか。」

 そう誰に言うともなくランサー・真田幸村がポツリと呟いたのを耳にして、アサシン・千手扉間は飛び去っていくキャスターから視線を離した。
 振り向けば、ランサー達と視線が合う。彼らの目には言うべきことがあるとはっきり示している。それはつまり。

「乗ルノカ、キャスター二。」

 アーチャー・ワイルド・ドッグは問いかけた。


 病院にて曲がりなりにも同盟を組んだ三組のサーヴァント。彼らはそれぞれが生き残るためにこの陣営をつくったわけだが、その目論見は早くも崩れかけている。

 ランサー・カルナ。

 彼らが名も知らぬそのサーヴァントは、傍目からでもわかる圧倒的な強さを見せて彼らの前から消えようとしていた。これは彼らにとって非常に大きな意味を持つ。
 彼らの現在の戦力では、あのランサーを倒すことは限りなく不可能である。それはつまり、生き残るというこの同盟の意味そのものの否定につながる。どのみち勝てないのなら、いつ裏切られるかわからない他人と馴れ合う意味はない。

 キャスターの提案とは、そこにキャスターという追加の戦力を加えてランサーを討つというものだ。確かに、三騎ではなく四騎ならばランサーを倒す可能性は増すであろう。だがそれは、余りにも希望的すぎる考えだ。キャスターの能力、信頼性、ランサーの状況等々不確実極まりない数々の問題がある。
 しかし、この提案に乗らなければ無謀なランサーとの戦いをいずれは強いられるのも事実であった。そしてもし、ランサーと戦うことが無かったとしても、それはあのランサーすら下すほどの存在がこの聖杯戦争にいることを意味する。生き残る確率は更に低くなるだろう。


 それを考え、しかしアサシンは躊躇する。ここで仕掛けねばならぬというのは一理ある。だが。


「ーーますたぁを頼んだ。」

 迷うアサシンをおいて、幸村は槍を出すと歩き始める。ワイルド・ドッグもちらりとコートの中を見ると後に続いた。

「待て、死ぬ気か。」
「座して死を待つ気はない。」
「ココデアレハ殺ス。」

 アサシンの引き留める声に、顔も向けずに二人はそう返す。腹は決まっている。ここでやらなければいずれやられると。

 アサシンは無表情だった。無表情に二人の背中を見た。そして、半秒ほどだろうか。ほんの少しの時間だけーー信頼しきれぬサーヴァントが二騎もいるというのにーー全ての外部からの情報をシャットアウトした。



「お前たちはこれからの聖杯戦争に必要になるだろう。」

 目を開く。床面を蹴るとふわりと二人の前に立ちはだかる。



「ヤツの誘いには俺が乗る。」

 千手扉間はそう言うと二人を睨みつけた。



「イリヤ、聞こえているか。」
「問題ない。」
「よし。そのまま直進してくれ、線路が見えるはずだ。注意しろ、ここからでもさっきのレーザーと同じ光が見える。」

 決断してからのアサシンの行動は早かった。アーチャー達にマスター達の護衛を頼むと、簡単な作戦会議を五人で行い、数分で病院から出撃した。
 その数分というのも作戦に必要な準備の為の時間であり、本来ならばもっと早くランサーの元へ向かえたのだが可能な限り体勢を整えるための必要なコストと割りきった。

「アーーイリヤさん、バッチリ写ってますよ!!どんどん行きましょう!!」
「そう耳元で叫ぶな。ただでさえ動きづらいというのに。」
「こっちも録画はできている。なるべく写したいが、無理のない範囲でいこう。」
「最悪の場合、これは壊しても構わんのだろう?」
「ああ、その判断は任せる。」
「あの~事務所の人とかの連絡先とか入ってるんでできるだけ大事に……」

 その準備というのがこれだ。今の扉間は日野茜のスマートフォン片手に耳にイヤホンを着けて町中を疾走している。これは茜の発言から考案されたものだ。
 「ツイキャス?ていうムービーがとれるアプリがあって~それでネットで見れるようになるんですよ」との解説を聞いたアサシン達は、一つの安全かつ効果的な方法を思いついた。それはランサーの姿をインターネット上にばら蒔くというものだ。
 人というものは見ていないようで見ている。マイケルも指名手配されたときは頻繁に通報され警察の追跡を受けたものだ。その時の経験から、ランサーの姿を広く周知することで今後の行動を妨害するという計画が持ち上がったのだ。
 そしてこれはもう一つの意味を持つ。もしランサーの姿を捉えた動画や写真を他のマスターが見ればどうなるだろうか。そしてその脅威を理解できたのなら。

 つまりこれは、ランサーへの無形の圧力であり、他のマスター達への広報活動なのである。




 ーー余談だが、アサシンは自身の情報が流出する可能性を考えて、マイケル達に自分のことを『イリヤ』と呼ぶように求め、姿を幼い銀髪の少女のものに変化した。その所業に一人幸村だけが「なんと卑劣な……」とこぼしたがアサシンは当然無視した。殺そうとした相手に風評被害が及ぼうがかける情けはないしアサシンの知ったことではないーー



「キャスターが見えた。ランサーは……近いな、この感じ、建物の中か。」
「イリヤ、無茶をするな。キャスターの言葉どうりに動く必要はない。安全に行くんだ。」
「わかって『え、ちょ、遅くない!?こっちもう五回ぐらい死にかけてるんだけど。ていうかなにその格好。』……キャスターと話す。」
『キャスター、状況は。』
『このビルの中にランサーがいる。壁を貫通する即死レーザー撃ってくるから気をつけて。』
『ヤツのマスターは。』
『まだ中にいるはずだ。だが内側の状況がわからない。君がいることはバレてないはずだから突入してほしい。』
『他に話すことは。』
『さっきバーサーカーみたいなのが突っ込んで死んだ。それで他の二人はどうしたの、留守番?あとその格好は?』
『留守番と変装だ。では潜入する。』

 病院を立って数分後、ランサーとキャスターの戦場にアサシンは到着した。
 自身の気配遮断を無視して念話を割り込ませてきたキャスターにいささか驚くものの、最低限の情報交換を済ましビルへと滑るように入る。
 変化はしていても忍術が使えぬわけではないが、あのランサーに少しでも気づかれにくくするためになるべく気配を消す。


「室内にこれ程の水を……水道管が破損したか?」


 キャスターには不運だがアサシンには幸運なことに建物内は水浸しであった。スマホに水がつくこと以外はアサシンにとって有利な環境であると言える。もっとも、すぐに異常に気づくことになったが。

「なんだ、この暑さは……床の水からは湯気が出ているぞ。」
『ランサーが炎を出しながら動き回ってるんだ。いつ火事になってもおかしくない。』
「……なるほど、この建物全体がランサーの……魔力で満たされている。」
『そのせいもあって……ランサーのマスターが見つから、ぐっ……早く見つけてくれ!こっちはもってあと一分だ!!』
「芝居臭くも感じるが、急ぐか……」

 今や建物はその巨体まるごとサウナとなっていた。スプリンクラーの水とランサーの炎は大量のスチームを生みまさに鉄火場の様相を示している。とても生身の人間には耐えられるような環境ではない。

(……ならどうやってランサーのマスターはここにいる?)

 10秒。
 アサシンはスマホを壊さぬよう注意しながら突っ込んでいく。

(そこらじゅうランサーのチャクラまみれだ、これでは感知など……)

 20秒。
 チャクラを練れば勘づかれてしまう。余りにもランサーの存在はわかりやすいためわざわざ本腰を入れて感知しなくても済むのが不幸中の幸いか。

(……!何故だ、何故ランサーが……)

 30秒。
 アサシンは一気に走る。窓ガラスを割って外に出ると、外壁をも一挙に走る。駆け登る。ランサーのいるであろう上方から凄まじいプレッシャーを感じ『バレたぞ!』というキャスターの焦った声が聞こえた。

(何故ランサーが二人いる!)

 40秒。
 上方からのプレッシャーは頂点に達する。瞬間、瞬身、再突入。少ないチャクラを総動員して行う肉体活性は僅かにアサシンをランサーの視線から逃し代わりに一メートルもない場所に綺麗な穴を開けさせた。「イリヤさん、本当に起きないと!」という声が聞こえ何かを叩く音も聞こえる。

(いや、この感じは人柱力の……)

 50秒。
 「ようやく捕まえたよ、ランサー!」というキャスターの声と、「イリヤさん、早くこっちに!」という何者かの声が聞こえる。ランサーのチャクラがふたたび高まる。いや、それは高まるというよりかは影分身が重なるようなイメージだ。恐らくアサシンの一つ上の階にマスターがいて、更にその一つ上の階にランサーがいるのだろう。

「チャクラの鎧か!」

 60秒。
 階段を登ったアサシンがランサーのマスターを捉える。ぼんやりとしていたマスターの目が見開かれる。天井が崩れランサーが落下し、キャスターがその背中と首を押さえつけている。アサシンが突貫する。ランサーが割って入る。キャスターでは抑えきれない。アサシンが一本のクナイと数本の手裏剣を飛ばす。急所を狙った手裏剣は全てランサーに叩き落とされ頭一つ分外れたクナイだけが虚しく飛んでいきーー



「ーー飛雷針斬り。」



 カルナはビル内を縦横無尽に駆け巡っていたが、その為にマスターであるイリヤを下ろしたわけではない。マスターに攻撃を、欲を言えば関心を向けさせないために、陽動として動いていた。
 カルナの宝具、『梵天よ、地を覆え』はその目的を果たす性能を持っていることもランサーの決断に拍車を駆けた。一発でもキャスターに当たれば良いそれは、相手を釘付けにし意識をカルナに向けさせるのにはうってつけだからだ。
 魔力放出で炎を出しながら逃げ回っていたのも、フレアの効果を狙ったが故だ。また建物内に火を放つことで内部への浸入を躊躇わせることも期待される。
 そして万が一マスターに危害が及んだ場合に備え、カルナは鎧をイリヤへと渡していた。セイバー達との戦いでは鎧に救われたが、その後マスターが受けたダメージを考えれば着けるべきはイリヤであるという考えでだ。
 以上のカルナの行動により、キャスターは撤退を余儀なくされるか先程のバーサーカーのように蒸発するかしか選択肢はなくなっていた。キャスターの不可思議な攻撃には手こずったものの、それで遅れをとるようなことはあり得ず、あと数分で勝利できただろう。

 誤算があったとすればアサシンに狙われたことであり、そのアサシンが想像以上に優秀だったことだろう。
 鎧からマスターの位置を掴み、予想できない攻撃をマスターに加えることができるアサシン。そんな存在に余りにも早く目をつけられたことだろう。
 それは紛れもなく、カルナの敗北であった。



「ーー髪を数本、切ることしかできんとはな。」

 アサシンが持つ攻撃手段が幸運にも威力が低く、アサシンのチャクラが乏しかったから、奇跡的に髪を切られるたけですんだ、それだけだ。

「「ぐおぉぁっ!?」」

 アサシンとキャスターをまとめて弾き飛ばす。すぐさまカルナはイリヤの背後に回り攻撃に備える。攻撃を備える。イリヤの髪が再び切れる。キャスターがにやりと笑う。どうやらキャスターはカルナにしていたのとは別の攻撃手段も持つようだ。

「さて、アサシン、悪いんだけど失敗みたいだね。逃げさせてもらうよ。」
「同感だな。生きていればまた会おう。」


 カルナの目に光が集まる。キャスターとアサシンの魔力が膨れ上がる。
 数瞬後、冬木市に二発目の炎柱が産まれた。


【新都、冬木中央公園から北に少し行ったところの10階建ての寂れたビル跡地/2014年8月1日(金)1015】

【イリヤスフィール・フォン・アインツベルン@Fate/kareid liner プリズマ☆イリヤ】
[状態]
ダメージ(中・回復中)、髪がちょっと短くなった、???、魔法少女に変身中
[残存令呪]
3画
[思考・状況]
基本行動方針
聖杯戦争に優勝してリンさんを生き返らせる
0:………
1:わたしと同じ顔と名前のバーサーカーのマスター…?
2:ランサーさんから離れすぎないようにする
[備考]
●自宅は深山町にあるアインツベルン家(一軒家)です

【ランサー(カルナ)@Fate/Apocrypha】
[状態]
筋力B(40)
耐久C(30)
敏捷A(50)
魔力B(40)
幸運A+(30)
宝具EX(?)
ダメージ(中・回復中)、魔力消費(中・回復中)
[思考・状況]
基本行動方針
イリヤスフィールを聖杯へと導く
1:キャスター(兵部京介)とアサシン(千手扉間)を討つ。
[備考]
●セイバー(アルトリア)、セイバー(テレサ)の真名を把握しました
●バーサーカー(サイト)の真名を把握しました。
●キャスター(兵部京介)の真名に迫る情報を入手しました。
●アサシン(千手扉間)の情報を入手しました。



[全体備考]
●戦場となっていたビルとその周辺が消滅しました。
●線路の一部が消滅しました。
●上空を飛んでいた航空機などが撃墜された可能性があります。



「あさしん!!」
「アサシンさん!!」
「……聞こえている。」

 茜の病室、置いていったクナイの横で億劫そうにアサシンは目を開けると茜達の顔を一通り見回した。

 アサシンのチャクラはほぼ尽きかけ、変化も解けてしまっている。最後に飛雷針の術でここまで戻ってこれたのは幸運だった。
 ポン、とスマホを投げる。茜が慌てて受け取ったのを見届けるとできれば殺さんでもらいたいとだけ言い残して眠るように霊体化した。



【新都・病院/2014年8月1日(金)1015】

【マイケル・スコフィールド@PRISON BREAKシリーズ】
[状態]
点滴、魔力消費(極大)、精神的な疲労(中)、衰弱(中)。
[残存令呪]
3画
[思考・状況]
基本行動方針
優勝を目指しているが‥‥?
1.とりあえずなんとかなったか。
2.こうなったら病院に潜伏する。
3.予選と同じくキャスターとの同盟を狙うがあのキャスター(兵部京介)は……
4.アサシンのマスターはどこだ?
[備考]
●大手企業のサラリーマンが動かせるレベルの所持金。
●自宅は新都の某マンションです。
●予選の時に学校で盗撮をしましたが、夏休みということもありなんの成果も得られなかったようです。
●SEASON 2終了時からの参戦です。
●アサシン(千住扉間)、ランサー(真田幸村)達と同盟を結ぶました。
●日野茜への好感度が上がりました。
●ランサー(カルナ)の戦闘を目撃しました。
●アサシン(千手扉間)への好感度が上がりました。
●スマホにアサシン(千手扉間)が病院を出てから帰ってくるまでの映像があります。写っているのはランサー(カルナ)、ランサーのマスターのイリヤ、キャスター(兵部京介)です。

【アーチャー(ワイルド・ドッグ)@TIME CRISISシリーズ】
[状態]
筋力(15)/C、
耐久(15)/C+、
敏捷(10)/D、
魔力(2)/E、
幸運(10)/D+、
宝具(0)/E
魔力不足(極大)、魔力の不足により全パラメータ半減、魔力不足により宝具使用不可。
[思考・状況]
基本行動方針
優勝するためには手段を選ばず。一応マスターの考えは尊重しなくもない。が、程度はある。
1.これからどうするか。
2.最悪の場合はマスターからを魔力を吸い付くせば自分一人はなんとかなるので積極的に同盟相手を探す。
3.マスター(マイケル)に不信感とイラつきを覚えていたがとりあえず緩和。
[備考]
●乗り換えるマスターを探し始めました。
●トバルカインのマスター(少佐)と三人で話しました。好感度はかなり下がりました。
●ドラえもんでの魂食いしました。誤差の範囲で強くなりました。
●ランサー(カルナ)の戦闘を目撃しました。

【アサシン(千手扉間)@NARUTO】
[状態]
筋力(15)/C、
耐久(15)/C、
敏捷(25)/A+、
魔力(10)/B、
幸運(5)/E、
宝具(0)/EX
霊体化、気絶、魔力不足(極大)、魔力不足により宝具使用不可、魔力不足により全パラメーター半減、飛雷針の術の発動不可のため敏捷が+分アップしない。
[思考・状況]
基本行動方針
聖杯を用いて木の葉に恒久的な発展と平和を。
1.???
2.ランサー(カルナ)のマスターはーー。
3.マスター(りん)が他の組に見つからないように警戒している……ランサーのせいで無理そうだが。
4.三つの問題は一先ず後回しでよいだろう。
5.魂喰いの罪を擦り付ける相手は慎重に選定する
6.穢土転生の準備を進める。
7.他の組の情報収集に務める。同時にランサー達を何とか隠ぺいしたいがたぶん無理。
8.女ランサー(アリシア)との明日正午の冬木ホテルでの接触を検討し、場合によっては殺す。
9.バーサーカー(ヘラクレス)は現在は泳がせる。
10.逃げたサーヴァント(サイト)が気になる。
11.聖杯を入手できなかった場合のことを考え、聖杯を託すに足る者を探す。まずはランサーのマスター(日野茜)。
12.マスター(りん)の願いにうちはの影を感じて……?
[備考]
●予選期間中に他の組の情報を入手していたかもしれません。
ただし情報を持っていてもサーヴァントの真名は含まれません。
●影分身が魂喰いを行ないましたが、戦闘でほぼ使いきりました。その罪はバーサーカー(サイト)に擦り付けられるものと判断しています。
●ランサー(アリシア)の真名を悟ったかどうかは後の書き手さんにお任せします。
●バーサーカー(ヘラクレス)に半端な攻撃(Bランク以下?)は通用しないことを悟りました。
●バーサーカーの石斧に飛雷針の術のマーキングをしました。
●聖杯戦争への認識を改めました。普段より方針が変更しやすくなっています。
●ランサー・真田幸村達とアーチャー・ワイルド・ドッグ達とフワッとした同盟を結びました。期限は8月8日です。またランサーのマスターがヒノアカネだと認識しました。
●九重りんへの印象が悪化しました。
●三谷亘の令呪二画付の肉塊が封印された巻物を九重りんの私物に紛れ込ませました。
●ランサー(カルナ)の戦闘を目撃しました。
●イリヤ(kl)の髪の毛を入手しました。アサシンが霊体化したため床に落ちました。


【ランサー(真田幸村)@戦国BASARAシリーズ】
[状態]
筋力(20)/B、
耐久(20)/B、
敏捷(15)/C、
魔力(15)/C、
幸運(15)/C、
宝具(0)/B、
疲労(中)、魔力消費(極大)、魔力不足により宝具使用不可、魔力不足により全パラメーター半減、肋骨にひびと内臓に損傷(どちらもほどほどに回復)、安堵と屈辱と無力感、そして茜への責任感。
[思考・状況]
基本行動方針
強敵たちと熱く、燃え滾る戦を!!だが‥‥
1.あさしん(千手扉間)が生きて帰ってきて安堵。
2.ますたぁ(茜)に聖杯戦争について伝えたが……どうしてこうなった。
3.ますたぁ(茜)への申し訳なさと不甲斐ない自分への苛立ち。
4. あの爆発、あーちゃー(アリシア)は無事とアサシンは言ったが‥‥
5.俺は……
6.せいばぁ(テレサ)、ばあさあかぁ(小野寺ユウスケ)と再戦し、勝利する
7.やはりあさしん(扉間)は忍びの者……?
[備考]
●ランサー(アリシア)のクラスをアーチャーと誤認しています。
●ランサー(アリシア)の真名を悟ったかどうかは後の書き手さんにお任せします。
●アサシン(千手扉間)を忍のサーヴァントだと考えています。
●病院内にランサーの噂が立ちました。『アイドルの関係者』、『映画の撮影』、『歌舞伎』、『うるさい』、『真田』といった単語やそれに関連した尾ひれのついた噂が広まり始めています。また病院外でも地方紙で報じられています。
●ランサー(カルナ)の戦闘を目撃しました。
●アサシン(千手扉間)への警戒心が薄れました。

【日野茜@アイドルマスターシンデレラガールズ】
[状態]
魔力消費(中)、頭にタンコブ(応急処置済)、???
[残存令呪]
3画
[思考・状況]
基本行動方針
聖杯戦争はサーヴァント同士の格闘技!だと思ってたけどマスターも頑張らないと!!
1 .聖杯戦争という企画を頑張る!
2.アサシンさんスゴイ!!
[備考]
●予選期間中他のマスター、サーヴァントと出会うことはありませんでした。
●月海原学園高等部の生徒という立場が与えられています。
所持金は高校生相応の額となっています。
●自宅は深山町のどこかです。
●セイバー(テレサ)、バーサーカー(小野寺ユウスケ)の基本ステータスを確認しました。
●気が動転していたため、ランサー(アリシア)、バーサーカー(サイト)、バーサーカー(ヘラクレス)のステータスを確認できていないかもしれません。
●病院にアイドル・日野茜の噂が立ちました。『アイドル』、『撮影』、『外人』などの単語やそれに関連した尾ひれのついた噂が拡がりはじめています。
●病院の特別病床に入院しました。病室のある階に立ち入るにはガードマンのいる階段を通るか専用のIDカードをエレベーターにタッチする必要があります。
●聖杯戦争を番組の企画だと考えたり考えなかったりしました。とりあえず今後自分が常にカメラに撮られていると考え視聴率が取れるように行動します。
●ランサー(カルナ)の戦闘を目撃しました。
●スマホにアサシン(千手扉間)が病院を出てから帰ってくるまでの映像があります。写っているのはランサー(カルナ)、ランサーのマスターのイリヤ、キャスター(兵部京介)です。



「ずいぶん手こずってたのね。」
「光の速さで攻撃くるんだもん、生きた心地がしなかったよ。」

 深山町にある自宅のベッドに腰掛けながら煽るイサコに向けて肩をすくめながら答えると兵部京介はごろりと横になった。そして大きなあくびをして「もう二度とあのサーヴァントとはやりたくないね」と続ける。
 「勝てない?」と聞くイサコに、「まさか」と笑う。

「ただただめんどくさいんだよ。それにさ、アイツのマスターを殺した方が早いしね。」
「殺せるの?髪しか切れなかったみたいだけど。」
「アサシンと一緒にしないでよ。あれは髪だけ切ったのさ。」
「ふーん……」
「あっ、信じてないね?ひどいなあ全く涙がちょちょぎれるよ。」

 不意に、イサコの目の前にマヨネーズが現れる。兵部はそれを手に取ると、「テレポーテーションはこんなこともできまーす」言いながら一枚のカードを取り出した。そして、カードが一瞬で消える。出し口に水平にカードがマヨネーズに突き刺さる。ポトリと真っ二つに割れて落ちたマヨネーズを拾って笑いかけながら兵部は続けた。。

「マスター、僕はこれが人体でもできる。」
「どんなに固いものでも、お構い無しに切り刻める。」
「魔法だか何だか色々使える相手だろうと一切合切区別なくね」

 兵部はウインクすると一音一音はっきりといった。



「君のサーヴァントは最高なんだ。」


【深山町、天沢宅/2014年8月1日(金)1015】

【天沢勇子@電脳コイル】
[状態]
疲労(小)、魔力消費(小)、満腹、眠い、百万程度の現金と偽造された身分証明書と名刺の束、覚悟未完了、それならこの聖杯戦争を操る。
[残存令呪]
3画
[思考・状況]
基本行動方針
優勝してお兄ちゃんを生き返らせる。
1.キャスターを使ってありあらゆる手段を使い聖杯戦争を加速させ、多重契約などで影から操る。次はキャスターを役所に潜り込ませるか。
2.更に陣地作成するかそれとも寝るか……
3.家の陣地作成が終わったあとはホテルや他の場所で陣地作成。
4.さっきのマスター達(色丞組、間桐組)は……とりあえず同盟はできそうにないか……
5.同盟相手を探す(三騎士、バーサーカー、ライダー、アサシンの順で妥協するかも)。
[備考]
●キャスターの給料で購入したもののうちスマホは引き継げましたが、それ以外はキャスターが持っていたためか全て持ち込めませんでした。
●自宅は深山町にあり、そこにセンサーとトラップを張り巡らせました。家への出入りを察知し攻撃します。ただし対魔力、耐久、敏捷、幸運のうちいずれかでEランクの判定に成功したか対応するスキルや宝具がある場合ダメージを受けません。
●予選の時に新聞やテレビや掲示板を見てそれなりに調査したようですがなんの成果も得られなかったようです。
●冬木ハイアットホテル最上階をキャスターに借りさせ、一室を簡素な拠点化しました。
●キャスターへの信頼を更に深めつつあります。

【キャスター(兵部京介)@The Unlimited 兵部京介】
[状態]
筋力(30)/C、
耐久(30)/C、
敏捷(150)/A++、
魔力(50)/A、
幸運(20)/D、
宝具(40)/B
魔力消費(中)。
[思考・状況]
基本行動方針
マスターの安全第一。まずは安全な拠点作り。
1.次は、あの子(klイリヤ)だって殺して見せるさ
2.病院のサーヴァントとはこのまま同盟関係になるのも悪くない。
3.……ランサー(カルナ)か……
4.家の陣地作成が終わったあとはホテルや他の場所で陣地作成。
5.さっきのマスター達(色丞組、間桐組)とはなるべく会わないようにしないと……キャスターなら同盟を組む意味ないしね。
6.同盟相手探しはもういいでしょ。それより潜入……
[備考]
●自宅は深山町にあり、そこに陣地を作成しました。内部での行動は外部から察知できず、また一部の場所が迷路のようになって変なトラップのしかけられたとか。対魔力か幸運でEランクの判定にしないと何らかのバッドステータスを受けます。ただし対応するスキルや宝具がある場合効果を受けません。
●予選では出版社でサラリーマンとして働いていたようです。少なくともその会社に他の組はいなかったようです。
●冬木ハイアットホテル最上階を借りて、一フロアを簡素な拠点化しました。
●イサコへの好感度が上がりました。
最終更新:2016年08月07日 04:15