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 人生には様々な選択肢があるがその積み重ねこそが人生と言えよう。

 パンを食べるか米を食べるか、という選択なら人生への違いは大したことはない。もちろんそのどちらかに致死毒でも入っていたら話は変わるが昼飯を食べようという時にそんなことを考える人間は暗殺に怯える独裁者ぐらいのものだろう。

 しかし、聖杯戦争の参加者、マスターは暗殺に怯えるという意味では独裁者と同じ立場であり、何気ない選択でも大きな影響が生まれるのかもしれない。
 それが長期的なものなのか、短期的なものなのか、そんなものはたとえ当事者でもわかりはしないだろう。
 しかしこのわからないということこそが恐怖であり、つまり何が言いたいかというと、間桐慎二はある選択をするべきか悩んでいたのだ。



「それでその店長が人使い荒くてさ~、時給千円でさんざんこきつかわれて……あれで美味しいケーキなかったら辞めてたからね!それにスゴい俺様で、あとセクハラ!」
「どんな場所でも人に使われるっていうのは大変ね。私の知り合いもよく泥棒に本を盗まれるは壁に穴を開けられるはーー」
「私も工具一つ無くなっただけで総出で探したりしましたね。まあ、安全が特に求められるっていうのもあるんですけど、その割りには金曜日にはーー」

 お茶会も終わりに差し掛かり、話題は自然とルーラーの身の上話が中心になっていた。
 このルーラー、かなりいい加減というかフランクというか、基本的に聞けば大抵の事は話してしまうこともあり、このような事態になったのだ。

 ーーちなみにルーラーことミュウイチゴは本来桃宮いちごという名前であるが3月15日が誕生日である。誕生日おめでとうーー


 さて、かかる問題はこの現状にある。慎二は冷めたコーヒーを飲むと視線を一周させた。
 これまで慎二は三組の主従と行動を共にしてきた。

 一組は色丞狂介とキャスター。高校生であるという狂介は拳法をやっているというだけあって均整のとれた体格をしているがマスターとしては下だろう。彼のサーヴァントもステータスを見る限りでは大したものではない。同じキャスターであることを考えても利用価値は薄いと言える。

 一組はアリスとアーチャー。はっきりいって、やりずらい相手だ。マスターのアリスはこちらに話す情報を絞っている節がある。それにどことなく、祖父である臓硯と似たような雰囲気がするのだ。苦手と言える。断じて口説こうなどとは思えない。アーチャーもやたらに耐久が高く、なおかつ現代の日本人らしき言動をしていてその正体を全く推測できない。不気味な主従だ。

 そして最後の一組が、憎きイリヤとバーサーカーである。
 まずバーサーカーは、明らかに強い。バーサーカーというクラスでステータスの上昇があるだろうが、それにしても恐るべきスペックだ。自分のキャスターであるフドウでも、勝てるかはわからないだろう。そしてそのマスターは……まあ、魔術師ということを抜いても仲良くはなりたくない相手といえる。てか死ね。

 慎二は、初日に三組もの主従を捕捉したことになる。しかし同時に三組の主従に捕捉されたことにもなるのだ。これは、考えものである。1ヶ月の長丁場、彼らと程度の差こそあれど関わりをもっていかなければならない。
 あるいは早々に殺すか?それは無理だろう。なにせ彼らと一対一というわけにはいかないし迂闊な行動をすれば自分が標的になりかねない。それにここ以外にも主従はいるだろう。何組いるかわからない以上内輪揉めのような形になればどうなるかわかったものではない。
 結果、慎二は彼らと敵対するわけにはいかないのだ。どのみち他の主従なら信頼できるという訳ではなく、出会ってしまった以上協力するしかない。あるいは遭遇したタイミングで殺しておけばよかったかも知れないが、後の祭りだ。

(そういえば、まだアレを聞いていなかったな。)

 ここで慎二、一度頭を切り替える。思うところはあるが、これ以上この緩やかな同盟ごっこについて考えても仕方がない。もっと建設的な行動を起こす為の会話をするとしよう。

「ルーラー、ちょっといいか?」
「え?あ、うん、なに?」

 今少し嫌そうな顔しただろ。思わずそう言いそうになったが堪える。女子同士で話しているところに割り込んだのだ、この扱いは妥当なものだ、そう自分に言い聞かせて「いくつか確認しておきたいんだけど」と会話を続ける。

「私に?アリスさん達じゃなくて?」
「そっちは良いさ。なあ、とりあえず三人とも、一週間はお互いに手出ししないってことでどうだ?異議がなければルーラーに話を聞きたいんだけど?全員のためにも。」
「(ようやく話に入れる)賛成だ!キャスターは?」
「(『オリジナル』を知っていて一週間か……以外と短いのか?)悪い話じゃないな。賛成だ。」
「(一週間……準備のことも考えれば)私も。」
「(一週間ということになにか意味があるのか……?)マスターに従います。」
「(二騎のキャスターに一週間の猶予を与えるのは避けたいけれど、今私だけ反対するのは……それなら)私も賛成よ。それと、同盟として行動するための拠点に心当たりがあるんだけど?」
「(とっととルーラーと話させろ)拠点って?」
「(シンジが反応した、狙いは陣地で決まり……?)アインツベルン城よ。ここが冬木を模倣したものならあるはずでしょ?」
「(どこだっけそれ)いい考えだ。なんだ、トントン拍子だな。」
「(隠そうともしないとは、ふてぶてしいのかそれとも……)決まりね。そういえば、聞き損なってたけどオリジナルってどういうこと?」
「(コイツ……!わざと邪魔してるだろ!)あぁ、だからほら、これは冬木の聖杯戦争をもとにしてるんだろ?そうだよなルーラー。」
「(後で持ってく用のケーキ残しとかないと……)……」
「ルーラー?」
「うあ!?そうそう、そうなの。えーっと、二十一世紀初頭に行われた聖杯戦争を主に元にしているの。確かサーヴァントには知識として配られてたと思う。」
「配るという言い方が正しいかはわからないが、召喚された時にそういう知識がいつの間にかあったな。」
「私もキャスターと同じです。」
「(コイツ本当に知らなかったのか?)まあ、バーサーカーから話を聞くことは出来ないだろうからイリヤが知らなくても無理ないか。」
「(このワカメが……!)教えてくれてありがとうルーラー!」

 イリヤがガンをつけてくるのを慎二は嘲笑うが、(て、まだルーラーから話聞けてないな)と思い出して空のティーカップをあおる。一呼吸置いて仕切り直すと、慎二は「じゃあ本題に入らせてもらうよ」と言ってカップを置いた。

「まずさっきも聞いたけど、この聖杯戦争は冬木の聖杯戦争をモデルにしてるんだろ?ということは、サーヴァントは七つのクラスのうちどれかで召喚されるんだよな?」
「基本的にはそうだよ。私はルーラーだから別だけど。」
「それさ、僕が聞きたいのは。ルーラーなんてクラス、冬木ではなかったはずだ。それなのになんでわざわざそんなクラスを作ったのかなって?」

 慎二は何でもないような風に言った。だがその目はルーラーをつぶさに見ていた。

「監督役だけじゃ手が回らないからね。それでルーラーていうクラスがあるからそれで自分達もサーヴァントを持てば、ってことらしいけど。」
「なるほど、そういえばステータスも見えるな。」
「基本的にはサーヴァントと一緒だもん。令呪があることぐらいかな。」

 慎二はほくそ笑んだ。このルーラー、かなり口が軽い。一つ慎二が知りたかった情報を漏らした。
 慎二としてはルーラーという存在をなぜ用意したのかは小さな問題だ。より大きな問題は、ルーラーというクラスのオリジナルはなにかということだ。

(さっきも『二十一世紀の』てわざわざ言ったあたり、もしかすると。)

「ところどころ変えてるんだな。サーヴァントも七つのクラスに一騎ずつってわけじゃないみたいだし。」
「そもそも召喚されるサーヴァントの数は決まってなかったし本選が始まるまでに脱落したりもあるから、バラついちゃうんだよね。」
「じゃあ本選に同じクラスのサーヴァントがいてもおかしくはないってことか。」
「そういうこと。」
「それってもしかして、ルーラーも何人もいるのか?」
(狂介!ルーラーを警戒させるようなことは……!)
「ううん、私だけだよ。他のルーラーがいるって話は聞いたことないなあ。」
「一人で大変じゃないの?」
「大変だよ!本選だけでも何千人も顔と名前を覚えて変なことしないように見とかないといけないんだから。頭も足もパンパンで……」
(よくやった狂介!お前は日本一だ!)

 手で覆った口元に慎二は笑みを浮かべた。
 ルーラーからは種々と聞き出したいことはあったが、参加者の人数というのはその中でも上位に位置するものだ。少なくともルーラーの人数や冬木以外の聖杯戦争の情報よりかは実際に役立つだろう。
 ルーラーの話ぶりからするに、主従の数は数千人。およそ百人に一人がマスターである計算だ。なるほど、それなら半日でこれだけ多くのマスターと会うのもわかる。これを知っているか知らないかの差は今後に響いてくるはずだ。

「そんなに多いの!?五十人ぐらいだと思ってたけど。」
「数え方にもよるけど、さーーと、参加者の数は言っちゃいけなかったんだ。はい!お話終わり!第一ここは長くいちゃダメなんだから、解散解散!」
「突然どうしたんだよ?」
「いやぁ、ルーラーなんだから公平にしないとダメなんだよね。えこひいきしたら怒られちゃう。ていうか今怒られる気配を感じた。」
「ケーキはいいの?」
「これは地球のためだからいいの!エコはセーフ!」
(まあ、人数がわかっただけで良しとするか。『さ』て言いかけたってことは、三千人か?)

 わざとらしい程に忙しなく片付けを始めたルーラーを見ると、慎二は頷いた。もっといろいろ聞き出したかったが、退き時としてはいいタイミングだ。疲労も回復したことだし、あまり長居するのは好ましくないだろう。なにせ三千人ものマスター、または主従がひしめいているのだ。あまりに教会は目立ちすぎる。

(そう考えると、コイツと同盟を組めたのはとんでもなくラッキーじゃないか?)
「……何よ、ニヤニヤして?」
「いや、ケーキが美味しかっただけさ。こんな店がもっとあったらって思ってね。」
「ありがとう!実はこのお店は私が前……って、そんなのにのせられないないから!」
「いや、純粋にそう思っただけだよ。また来てもいいかな?」
「うう~、まあ、お客さんとしてなら。明日には普段通り開店できると思うから。」
「ありがとう。」

 慎二はイリヤを横目で見ながらルーラーにそう声をかける。アインツベルン城は確か、冬木でも限られた人間しか知らないはず。そこを拠点にできるというのは大きなアドバンテージだ。

「う~ん、なんだか眩しいな。」

 店からでると、そう満足気に慎二は笑った。



【冬木教会敷地内/2014年8月1日(金)0843】

【イリヤスフィール・フォン・アインツベルン@Fate/stay night】
[状態]
メイド服(ワンピースとエプロン、ソックス)、満腹、頭痛、その他程度不明の命に別状はない怪我(全て治癒中)。
[装備]
特別製令呪、私服(ずぶ濡れ、磯臭い)。
[残存令呪]
3画
[思考・状況]
基本行動方針
全員倒して優勝する。
1.参加者が何千人もいる……!?
2:このルーラー……ルーラーとしてはかなりいい加減ね。
3:とりあえずシンジとキョウスケとアリスと同盟を組んだけど……アインツベルン城に向かう?
[備考]
●第五次聖杯戦争途中からの参戦です。
●ランサー(幸村)、ランサー(アリシア)、アサシン(扉間)のステータス、一部スキルを視認しました。
●少なくともバーサーカー(サイト)とは遭遇しなかったようです。
●自宅はアインツベルン城に設定されていますが本人が認識できているとは限りません。
●バーサーカーと共に冬木大橋から落とされました。怪我の有無や魔力消費は不明です。
●アサシン(千手扉間)がハサンではない可能性に気づきました。
●アーチャー(赤城)、キャスター(パピヨン)、キャスター(フドウ)、ルーラー(イチゴ)のステータスを確認しました。
●参加者が何千人という規模であることを考え始めました。

【バーサーカー(ヘラクレス)@Fate/stay night】
[状態]
筋力(50)/A+、
耐久(50)/A、
敏捷(50)/A、
魔力(50)/A、
幸運(40)/B、
宝具(50)/A、
霊体化、狂化スキル低下中。
[思考・状況]
基本行動方針
イリヤを守り抜く、敵は屠る。
[備考]
●イリヤと共に冬木大橋から落とされましたが少し流されたあと這い上がっできました。


【間桐慎二@Fate/stay night 】
[状態]
高揚、疲労(小)、満腹。
[残存令呪]
3画
[思考・状況]
基本行動方針
聖杯を手に入れる。何を願うかは後から決める。
1.マスターの数かサーヴァントも含めた数かはわからないが、三千人か。
2.あのルーラー、かなり軽いな。
3.ライダー(孫悟空)は許さない。
4.間桐家で陣地作成を行うと思っていたがアインツベルン城も悪くない。
5.会場と冬木市の差異に興味。
[備考]
●孫悟空のクラスとステータスを確認しました。
クラス・ライダー、筋力B耐久B敏捷B+魔力D幸運A
このステータスは全てキャスター(兵部京介)のヒュプノによる幻覚です。
●キャスター(パピヨン)、バーサーカー(ヘラクレス)、アーチャー(赤城)、ルーラー(イチゴ)のステータスを確認しました。
●この聖杯戦争を『冬木の聖杯戦争を魔術で再現した冬木とは別の聖杯戦争』だと認識しています。
●キャスター(パピヨン)とイリヤへの好感度が下がっています。
●マスターの人数が三千人、もしくはマスター千五百人サーヴァント千五百人程度だと思っています。

【キャスター(フドウ)@聖闘士星矢Ω】
[状態]
筋力(30)/C、
耐久(40)/B、
敏捷(60)/C+、
魔力(100)/A+、
幸運(50)/A、
宝具(50)/A
霊体化。
[思考・状況]
基本行動方針
マスター・慎二を見定める。今のまま聖杯を手にするならば━━
1.そろそろ止めるか……
2.今は慎二に従い、見定める。
3.求めるなら仏の道を説くというのも。
4.色丞狂介、か……
[備考]
●慎二への好感度が予選期間で更に下がりましたが不憫に思い始めました。見捨てることはありません。
●狂介に興味を持ちました。
●孫悟空が孫悟空でないことを見破っています。


【アリス・マーガロイド@東方Project】
[状態]
健康、満腹。
[残存令呪]
3画
[思考・状況]
基本行動方針
幻想郷に戻ることを第一とする。
1.三千人、ね。
2.とりあえず色丞狂介、間桐慎二、イリヤスフィール・フォン・アインツベルンと行動を共にする。
3.定期的に赤城の宝具で偵察。
4.できれば冬木大橋を直接調べたい。
5.人形を作りたいけど時間が……
6.聖杯戦争という魔法に興味。結界かあ……
[備考]
●予選中から引き継いだものがあるかは未確定です。
●バーサーカー(ヘラクレス)、キャスター(パピヨン)、キャスター(フドウ)、ルーラー(ミュウイチゴ)のステータスを確認しました。
●参加者が三千人いることを考え始めました。

【赤城@艦隊これくしょん】
[状態]
筋力(20)/D、
耐久(150)/A++、
敏捷(20)/D、
魔力(10)/E、
幸運(30)/C、
宝具(30)/E+++
実体化、魔力増(微)。
[思考・状況]
基本行動方針
マスターを助ける。今度は失敗しない。
1.警戒を厳に、もしもの時は壁役に。
2:戦略資源(魔力等)をもっと備蓄したいなあ……
3:定期的に宝具で偵察し必要なら制空権を確保する。



「うわぁ忘れてたぁ!」

 片付けが中途半端なテーブルに座るとルーラーは頭を抱えていた。その前には一冊のファイルがある。無造作に開かれたそこには、揃いの軍服に身を包んだ男達の顔写真と名前が羅列されていた。

「これ全部覚え直すなんてムリだよ!せめて英語の名前にしてよ!」

 ルーラーは泣き言を言いながら必死になってファイルに目を通していく。その姿はまるで受験生のようだ。

 ルーラーを苦しめるファイル。それはこの聖杯戦争におけるマスターとサーヴァントのリストだ。その数マスター二十に対しサーヴァントおよそ千。あまりにもアンバランスなその構成こそがルーラーを悩ませる。

 『最後の大隊』。

 文字通り大隊規模のサーヴァントを召喚する宝具が、ルーラーの頭痛の種だ。なにせ全員がサーヴァントである。ライダーを殺しても直ぐには消滅はしないだろうし令呪を使おうにも個人を特定しなくてはならず、では個人を特定しようとするとまずは事前にある程度情報がなければならないが一日で千人を覚えるのは無理だ。一応本選で召喚されるにあたってそれらの知識も与えられたが、似たような外見で聞き慣れない名前の知識など復習なくして記憶し続けることなどできない。結果、外見年齢相応に勉強しなければならなかった。



 自作の『単語帳』を前に、ルーラーの孤独な戦いが始まった。



【冬木教会敷地内、カフェ・ミュウミュウ店内/2014年8月1日(金)0843】

【東京会場のルーラー/ビースト(ミュウイチゴ)@東京ミュウミュウ】
[状態]
筋力B(40)
耐久B(40)
敏捷B(40)
魔力B(40)
幸運C(30)
宝具EX(?)
実体化、メイド服(制服)、???。
[思考・状況]
基本行動方針
聖杯戦争をしっかりやっていく……てこんなのできるわけないじゃん!
1:もうドイツ人の名前見たくない……
2:深い意味はないし他意もないけどキャスター&色丞狂介に注目。
3:後で二人(チョコ&テレサ)から事情を聞いて……ケーキはこれぐらいでいいかな?
4:ムーンセルがバグったのを調べる。
5:バーサーカー(サイト)に討伐令を出す。
6:ムーンセルにご奉仕はしたくないにゃ~。
[備考]
●東京会場のルーラーはミュウイチゴでした。冬木会場でも引き続きルーラーのようです。
●会場内で『時間を巻き戻そうとする』とムーンセルが誤作動を起こして『一瞬NPCが倍加してフリーズ』します。またなんらかの形で誤作動を起こした場合とりあえずルーラーが飛んできます。
●上級AIはマスターの動向をある程度把握しています。
●バーサーカー(サイト)に翌日0時の通達で討伐令を出す予定です。
●チョコの黒魔法についてそこそこ把握しました。
●セイバー(テレサ)のステータス、スキル、宝具を把握しました。
●ルーラーとしての自分への疑念が確固たるものになりました。
●本選の全てのマスター及びサーヴァントの知識が聖杯から与えられていますが役千人ブンノ知識なのでどんどん忘れていっています。