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●はじまりは学校(みんな)



あなたたちは前回の魔女夜会で、一人前の魔女として認められました。
猫と共に、自分たちの街・スタイアに帰ってきます。
しかし、あなたたちはまだまだ13歳の女の子。だから、学校に通っています。
学校に通っているあなたたちに、大魔女ロロ様から、依頼が来るのでした。

サンドラちゃんは、外をふと見ると校庭で花が咲いて、その花の並びが文字に見えてきます。
その文字は「ワルプルギス山に来られたし」。
周りのクラスメイト中も急に咲いた花が見えて、ざわざわとします(他の魔女もこの現象を見ています)

ルートちゃんは、音楽室の楽器が突然なりだして、
どことなく「ワルプルギス山においで!」「ワルプルギス山に来て!」と聞こえます。
(ある意味、ここが最もホラー!)

風華ちゃんは、図書館に行きました。
転校してきて勉強熱心な風華ちゃんは、文字に慣れておきたいと思っていたようです。
ひとひらの紙が降りてくるとそこには「ワルプルギス山に来て」と書いてあります。
(この時、シエルは教室が見渡せる木の上で、風華ちゃんのことを見つめて、「家政婦はみた!」的な動きをしています笑)

その時、静かな図書館で、カタン…と、音がしました。
音を追っていくと、「スタイアの歴史」と書いてある本を見つけます。図書館のシールが張ってあります。
スタイアの歴史が文字で書いてある、小難しい本です。作者はクラインさん。
風華ちゃんはこの本を手に取っていくのでした(ラストの魔法の重要な伏線!)

★スタイアの本の情報
チャレンジ:風華ちゃん
スタイアは、今は交易が盛んな街ですが、昔は第1次産業が中心でした。
海の近くでは漁業・広い土地では農業・山の近くでは牧畜が発展している、そんな街です。
それらは、全て、ばらばらに活動していたのですが、
「とある指導者のおじさん」(なんでおじさんって書いてあるの?って風華ちゃんがツッコんでた)がいて、
その人がばらばらの原材料生産地をまとめていった…と書いてあります。

全員はその後、ワルプルギス山へ向かいます。学校の、校門前でサンドラちゃんとルートちゃんが待っていました。
それをみて、ぎくっとした顔をする風華ちゃん。

サンドラ/マジネコさん「ねぇみんな、ロロ様から連絡きたー?」
ルート/youさん「きたよー。あたしなんか、音楽室の楽器が鳴ってねー、怖かったよー」
ふうか/オキさん「なんでロロ様は、こんなへんてこな方法で伝えてくるのかしら?
    普通に伝えればよいのではなくて?」
サンドラ/マジネコさん「きっと魔法のお手本を、見せてくれてるんだよー!
     すごいすごいー!ロロ様すごいーっ」
シエル/シュンさん「ロロ様の性格がひん曲がっているだけなんじゃない…?(じとーっ)」
そんなこんなで、ロロ様の自宅に向かっていきます。


●ロロ様の自宅にて(みんな)



ほうきにのって、ロロ様の小屋までやってきました。
インペリアルくんは高所恐怖症なので、ルートちゃんのフードの中でぷるぷるしていました!
ロロ様が持っている水晶に、スマウグが「にゃーんにゃーん」と寄りかかってきます。
その水晶は紫の魔力が宿っているみたいで、スマウグが近くに行くと元気になってきます。

★この水晶でできること
  • ロロ様とお話しすることができます。
  • 術者の魔力を増幅させることができます。
  • 術者の魔力を視覚化します。サンドラちゃんはイエロー、ルートちゃんはピンク、ふうかちゃんはみどりいろです。
サンドラ「わーこの水晶、すごい!すごい!」
ルート「ねぇ、ふうかちゃんはどんな色なのかみてみたいー(風華ちゃんに持って持ってと水晶を渡す)」
風華「ま、まぁ!そんなに乱暴に扱わないでくださいまし!(押し付けられる→綺麗な緑色に)」
ルート&サンドラ「わぁ、綺麗な緑色だね!」
風華「(照れる)」

ロロ様の部屋にやってきたあなたたちに、ロロ様は話しかけます。
ロロ「魔女のお仕事は、困っている人を助けること。私も今、困っていて、あなたたちにお願いがしたいの」
そういって、コトンと一冊の本を置きます。古びた、茶色の本です。タイトルはスタイアと書いてあります。
ロロ「この本の中に、私の古い知人の魔女、ノールルがいます。」
ロロ「あなたたちに、この本の世界に入った、彼女を連れて帰ってきて欲しいんです。」

その後、ロロ様は魔法で映像をみせてくれます。
ノールル様はすたすたすたと、本棚の中からこの本を取り出しました。
本のページの真ん中あたりを開くと、本は光り輝き、ノールル様の身体が包まれました。
その光輝いたノールル様だったであろうものは、中に入ってきました。
ノールル様の魔女猫の白い猫は、心底ビックリします。
白猫は彼女の後を追うかのように、同じぐらいのページを開くと、また光り輝き、中に入っていったのでした。
これはノールル様の魔法によるもので、彼女は自分の意思でこの本の中の世界に入っていったようです。
さらに、あなたたちにノールル様の1枚の似顔絵を渡します。

★ノールル様について
  • ロロ様と一緒に暮らしていた人、です。
 ロロ様の方が若く見えます。ノールル様は、しわしわの顔付きの、お婆ちゃんと呼ぶに相応しい魔女です。
  • 事件が起きたのは1週間前。
  • ロロ様はノールル様がどうしてこういう事をしたのか、察しはついている。
 けれど…ロロ様がノールル様を追おうとした所、本はロロ様の魔力を拒むようで、ロロ様はこの本の世界に入ることはできない。
  • 「私は、彼女が何でこういう事をしようとしたのか知っているけど、
 それを見過ごそう…と思えなかったの。だから、あなたたちにお願いしているのよ。」
  • 何故か「友人」ではなく「知人」といいました。

★この本は何なのか?
スタイアの過去の様子を、文字と写真で、記録されている本のようです。
前のページにはより古いスタイアの街の様子が。後のページは最近のスタイアの街の様子が書かれています。


●似顔絵をつくろー!(風華ちゃん・シエルペア)


場所:広場
時間:夕方(1日目)

あなたたちがこの本の中に入って最初についた所は、この街の人々が集まっている広場でした。
(モノクロですか?と聞いてきた方がいらっしゃるのですが、景色はカラフルです)
どうやら街の人はここに集まって、小さなお店がたくさん立っており、集まって商談をしています。
他の街の人達は、どうやらこのスタイアの街に、商談にやってきているみたいです。
シエルが「水晶は誰が持ちますか?」と提案したので、風華ちゃんが持つことになりました。
風華「ま、まぁ、私が持ってあげなくも、ないですけど?(ツンデレ)」

風華ちゃんのアイディアで、ノールル様の似顔絵を用意します。
風華「まぁ、私としたことが!忘れていましたわ。彼女の外見がわかるようなものを用意しましょう!」
風華ちゃんが似顔絵をうまく書く「チャレンジ」で判定!→成功!
魔女の白い帽子を被って、痩せている老婆の魔女を描きました。
次に、風華ちゃんが「この似顔絵を複製する「魔法」で判定!→こちらも成功!
この絵をそれぞれ持って、それぞれ聞き込みにいくのでした。

風華ちゃんがここに残って聞き込みをすると、こんな情報も聞けちゃいます。
風華「魔女は、困っている人を助けるのが役目ですの。それで、私も今とある困っている人のために、人探しをしているのですけども、
   この人をみませんでしたか?(写真をみせつつ)」
広場の男性「うーん、この人は見たことないなぁ。だけど、困っている人だったらいるよ!」
風華「まぁ!それは、どこのどなたかしら」
広場の男性「風車小屋のマリーっていう女の人だよ。なんでも…風車が壊れて動かなくなっちゃったんだって」
風華「それは…大変ですわね!」
広場の男性「そういえば、魔女のパートナーになる猫って奴も、そっちに向かっていったぜ~」


●おさかなさんとおはなし!(ルートちゃん・インペリアルペア)


場所:港
時間:夕方(1日目)

ルートちゃんがノールル様を探すために来たところは「港」でした。
ガタイのイイ漁師さんが、とってきた魚を荷揚げしています。休憩している漁師さんに話しかけます。
漁師「お嬢ちゃん、みかけない顔だな?それになんだい、そのヘンテコな服!(笑)」
ルート/youさん「ええーっと…わたし、魔女っていうんだけど、そうだ!わたし、人探しをしているの」
風華ちゃんがさっき魔法で書いた似顔絵をみせますが、漁師さんはしらないようです。
ルート/youさん「うーん、知らないのかぁ。じゃあ、おさかなさんに聞いてみようかな?」
ルートちゃんは海を泳いでいるおさかなさんに話しかけて、ノールル様の事をきいてみる事にします。
ここで魔女の力の「水と魚」スキルを使ってチャレンジで判定!成功すると、海のおさかなさんと話すことができます。
インペリアルくんは、ここでお助けを入れる事に。
インペリアル/森ノさん「シッポをふって、たくさん魚をあつめる感じで、お助けします」
そのシッポの動きに魅せられ、海のおさかなさんたちがふわ~っとルートちゃんとインペリアルくんの周りに集まってきます!
→判定は成功!ルートちゃんの耳におさかなさんの声がゆっくりと聞こえてきます……。

ルート/youさん「おさかなさーん、おさかなさーん」
おさかな「……なんだー?」
全員「しゃべった!(笑)」
ルート/youさん「みてみて。こんな魔女をさがしてるのー(似顔絵を見せつつ)」
おさかな「ん~?…魔女って、なんだ?クイモノか?」
スマウグ/しいたけさん「(小声で)魚、目が悪いんじゃ…!」
GM「おさかなさんは目を細めてシブイ顔をしますが、やがて答えてくれます」
おさかな「そういえば、空を飛ぶ白い物体だったら、北の方に向かって行ったゼ。その後、ぐるぐる回った後、おっこちていったのをみたゼ!」
ルート/youさん「そっか、ありがとう~!」
おさかな「ところで…教えてやったんだ、なんかくれねぇのか~?(背ビレを揺らしつつ)」
ルート/youさん「え、えーっと…はい(給食の残りのパンをちぎっておさかなさんにあげる)」
おさかな(アテレコ:GM)「おっありがとナ!」
おさかな(アテレコ:オキさん)「ばりうま~!めちゃうま~!(ぱくぱくむしゃむしゃ)」
おさかな(アテレコ:GM)「ふう~。じゃ、あばよ!」
ルート/youさん「えっとー…なんか…ちょっぴりガラの悪いおさかなさんだったねー」
全員「(笑)」
GM「ルートちゃんの会ってきた魚は川魚中心で、その時のおさかなのみんなは温厚だったかもしれませんが、
海のおさかなたちは荒波に揉まれているから、ガラが悪いのかもしれませんね。」
他の寄ってきたおさかな「オレ、あれほしい!あれほしい!じ~っ…(インペリアルくんのシッポをみつめる)」
ルート/youさん「…あっ、ダメダメ!インペリアルくんのシッポはおいしくないから!………(インペリアルくんをじっとみて)…おいしいかな?」
全員「(!?)」
ルート/youさん「いや、ダメダメ!やっぱダメだよ~!!」
全員「(爆笑)」

●おさしみ事件(サンドラ・スマウグペア)


場所:魚屋
時間:夕方(1日目)

「魚屋」には、水揚げされた新鮮なおさかなさん達が並べられています。
サンドラをみつけると、こんな風に話しかけてきますよ。
魚屋の主人「おっ、姉ちゃん、みかけねぇ恰好だな。なんだい、そのヘンテコな形の帽子は?」
サンドラ/マジネコさん「あ、えっと…魔女だよー!(まっすぐ答える)」
魚屋の主人「まじょ?なんだソレ?」
サンドラ/マジネコさん「ほらほらほらー(といって手を広げて、ローブをみせつけるようにして走り回る)」
魚屋の主人「………そうか!その長い服をひらめかせて、走り回る女の子の事を魔女っていうんだな?」
サンドラ/マジネコさん「う~~~ん…?………そうかも!!」
全員「(!?)」
サンドラ/マジネコさん「あっ、えっとー、人探しをしているんです!(話をすり替える)」
魚屋の主人「ほう?どんな人をさがしているんだい?」
サンドラ/マジネコさん「ノールルさんっていう、こんな人です(といって、似顔絵をみせる)」
魚屋の主人「ふーん…うーん…」
GM「このおっちゃんは知らなさそうですね、そうしたら、こっちも話をすり替えて、あなたにこんな風に聞いてきます」
魚屋の主人「わかった!このヘンテコな帽子を被っているやつを魔女っていうんだろ?」
サンドラ/マジネコさん「あー!…うーん………ちかい!」
全員「ちかい!?(笑)」
スマウグ/しいたけさん「………さしみが欲しいにゃ~。さしみが欲しいにゃ~(サンドラちゃんを見つつ)」
サンドラ/マジネコさん「おさかなほしいー?」
魚屋の主人「(サンドラちゃんの声を聞いて)おっ、魚が欲しいのかい?あいよ」
GM「といって、おさかなをみせてくれますね」
サンドラ/マジネコさん「さばくのさばくのー!?わー、みせてみせて!」
魚屋の主人「ああ、構わないよ!何しろそれが仕事だからね。そしたら、はい(といって手を差し出す)」
サンドラ/マジネコさん「?」
GM「おっちゃんはマネーを所望してきます」
サンドラ/マジネコさん「………そういえば、…今月のお小遣い、まだもらってない!」
スマウグ/しいたけさん「サンドラ~、サンドラ~、(そんなことはお構いなしに)さしみが欲しいにゃ~」
魚屋の主人「ほら、お金を持っていないのかい?これだよ(といって、古い銅貨をみせる)」
サンドラ/マジネコさん「………え~~~っと、……」
スマウグ/しいたけさん「サンドラー、あれ(銅貨)をとるにゃ!さしみにゃ、さしみにゃ~!」
GM「これはヤバイ(笑)」
ルート/youさん「うばって逃げたら?(笑)」
インペリアル/森ノさん「猫魔法リストの左下…」
GM「あっ、奪ってダッシュって猫魔法がありますね!!」
シエル/シュンさん「おさかなくわえたノラネコ(笑)」
全員「(笑)」
スマウグ/しいたけさん「えっと、スマウグは…ナマのおさかなは汚くて触れないので、おさしみになった状態のものがいいです」
GM「ま、まぁまぁ、魚屋さんですからね。港と違って、刺身も売っていると思いますよ」
サンドラ/マジネコさん「じゃあ~…水揚げされたおさかなを、冷やしておいてあげるから、お駄賃ちょうだい?といってみます」
魚屋の主人「おっ、働いてくれるってことかい?」
サンドラ/マジネコさん「うん、やってみる!」
魚屋の主人「でも、お嬢ちゃんそんなナリで働けるのかい?(疑いのまなざし)」
サンドラ/マジネコさん「魔法を唱えます!」
スマウグ/しいたけさん「お助けします!」
全員「はやッ(笑)」
サンドラ/マジネコさん「おさかなさん、おさかなさん、おいしくなるんだよ~」
おさかな「うー!うー!(シュンさんによる魚の声のアテレコ)」
GM「(笑)おさかなさんはビチビチしていますね。判定です!あなたは「水と魚」の力を持っていないけれど、隣のスマウグちゃんがよく魚を所望してくると思うので、生魚についての知識を多少は持っていていいとおもいます。」
サンドラ/マジネコさん「うちは肉屋だけど、魚肉も扱っているのかも!」
GM「魔法とすると、今の目標値は20ですね。で、スマウグちゃんがお助けを入れましょう」
スマウグ/しいたけさん「スマウグはいま、やる気です!(コロコロ)5です!」
サンドラ/マジネコさん「じゃあいきますー。…(コロコロ)成功です!」
GM「そしたらおさかなをおいしく冷やすことができますね!魚屋のおっちゃんは、そんなあなたをみてとってもびっくりします」
魚屋の主人「なん…だと。嬢ちゃん、どういう原理だ!?触ってもいいかい?」
サンドラ/マジネコさん「えっ?…触るのだめだよ、あぶないよー!(おっちゃんをよける)」
魚屋の主人「これが…魔女なんだな!?これは、本当にすごい!街の人にも伝えようじゃないか!」
スマウグ/しいたけさん「にゃ~(手を猫型にして手招きし、刺身をまっている)」
ルート/youさん「GM、(スマウグが)はよ刺身よこせっていってますよ笑」
シエル/シュンさん「そうか!魔女は冷凍ビームを出す生き物なんだな!(ドヤァ)」
GM「(笑)」
サンドラ/マジネコさん「おっちゃん、おだいおだい~(といって刺身を要求する)」
GM「いや、まだです。魚屋のおっちゃんは、あなたの不思議な力を見ると、これも冷やしてくれ!っていって、他のおさかなも出してきます」
全員「(笑)」
サンドラ/マジネコさん「疲れちゃうよ~疲れちゃうよ~」
GM「ある程度、お仕事が終わるとこう話しかけてきます」
魚屋の主人「おつかれ!ありがとよ、嬢ちゃん。お代を渡そうとおもうんだ」
サンドラ/マジネコさん「お刺身がもらえればいいよー!」
GM「そしたらおっちゃんは鮮やかな魚裁きで、魚をさばいてくれます。2人は、お刺身ができあがっていくのを目の当たりにしますね」
スマウグ/しいたけさん「にゃー!にゃー!」
GM「食べやすい大きさにきって、ほいっとあなたたちの前に出します」
魚屋の主人「今日はおつかれ!ほんとにありがとうな。」
サンドラ/マジネコさん「やったー!何つけて食べる?」
GM「しょうゆぐらいなら普通にありますよー。」
スマウグ/しいたけさん「えっと…2人で一皿にゃ?」
GM「え?」
スマウグ/しいたけさん「うちら、めっちゃ働いたにゃー!」
サンドラ/マジネコさん「そうだよそうだよ!おっちゃんもおさかな冷やすの、おかわりしたよね?」
周り「(爆笑)」
サンドラ/マジネコさん「ほら、商人っこだから!」
スマウグ/しいたけさん「冗談じゃないにゃー!」
GM「えーっと…えーっと…じゃあ対人スキルの【すてきな笑顔】でチャレンジしましょうか」
スマウグ/しいたけさん「じゃあ、【ねこなでごえ】使います!」
GM「(吹き出す)」
サンドラ/マジネコさん「(笑)」
ルート/youさん「めっちゃ本気出してる」
GM「ええっと……【ねこなでごえ】って何ページでしたっけ?」
インペリアル/森ノさん「62ページの左下です!」
シエル/シュンさん「ワガママを…押し通す!!…って書いてありますね」
風華/オキさん「(笑)」
シエル/シュンさん「押し通す!(ドヤ顔1発目)」
ルート/youさん「押し通す!(ドヤ顔2発目)」
GM「で、では、猫魔法を使うならMPを4支払って自動成功です」
ルート/youさん「クエストの本筋と関係ないトコで本気出してるー!(笑)」
シエル/シュンさん「いや、この刺身がシナリオの本筋に絡んでくる可能性はある!ただそのときに、彼らのお腹の中におさまっている可能性は否定できませんけど(笑)」
風華/オキさん「笑」
ルート/youさん「やばい、めっちゃ面白いw」
スマウグ/しいたけさん「じゃあ、【ねこなでごえ】使います!」
GM「はい、MPを払えば使えますよ~」
スマウグ/しいたけさん「そしたら、その中から鯛を選んで」
GM「えっ」
スマウグ/しいたけさん「にゃお~ん……、って声をあげて【ねこなでごえ】を使います!」
ルート/youさん「高級なもの要求してきたーッ!!」
全員「(爆笑)」
GM「え、えっと、MPを4支払ってるのでね(震え声)こんな感じになりますね。」
魚屋の主人「はっはっは、しょうがないなぁ~、手伝ってくれたし、そこのカワイイ猫ちゃんの頼みだ!」
GM「といって、鯛のおさしみをおろしてくれます(震え声)」
スマウグ/しいたけさん「やったにゃー!にゃーにゃー!ベンチにいってたべるにゃー!」
サンドラ/マジネコさん「食べよう食べようー!」
GM「わかりました、ベンチに移動できます(笑)
そしたら遠くで、お店のおじちゃんが周りの街の人に、冷たい波動を出す、すごい能力をもった女の子がいるよーって大声で話しているのを聞きますね。
  そして街のひとがこういいます。」
街の人「それはすごい!クリントン様に報告しなければ!」
全員「……クリントンさん?」
サンドラ/マジネコさん「じゃあ聞きに行きます!…ねぇねぇ、クリントンさんってだーれ?」
スマウグ/しいたけさん「その間におさしみ全部食べます!」
全員「(笑)」
街の人「この街をまとめている、実力者だよー。【大邸宅】に住んでいる人なんだ」
サンドラ/マジネコさん「へぇ、大邸宅…?」
全員「この街の権力者、みたいなひとかな?」
サンドラ/マジネコさん「教えてくれてありがとう!………あれ!?お刺身もうない!」
スマウグ/しいたけさん「げふ(満足そうな顔)」

●風車小屋でおてつだい(みんな)


場所:風車小屋
時間:夜(夜1日目)

あなたたちは、この街に来てから、屋根のあるどこかに泊めてくれとお願いすると、
風車小屋でマリーという人が困っているからそっちに行ってみたらどうだい、といわれ、あなたたちは風車小屋へやって来ます。
風車小屋の風車は、ひとつの羽がぽっきりと折れています。
風車小屋は、海の近くに立っています。そこに溜まっている水を掻きだして、別の所に運ぶ役割があるのですが、それがすっかり止まっているので、
クリントンさんと呼ばれる大邸宅のが派遣した、黄色い作業服を着た男の人がお手伝いをしているみたいです。
ですが、ある程度夜になっていくと、「定時上がりだ!」といって、黄色い作業服を着た人達はかえっていくのでした。

風華/オキさん「こちらで困っていると伺ったので、お手伝いさせて頂きますね」
GM「どうしますか?魔法ですかね?」
インペリアル/森ノさん「この【にゃんころりん】って使えませんか?」
ルート/youさん「おー、いいんじゃない?」
GM「確か、その魔法って猫魔法で、MP8ですよね」
インペリアル/森ノさん「落ちたものを戻す魔法ですって書いてあるので、持ちあげるだけだったら猫でもできるんじゃないかなって思うんですけど」
GM「…それもいいだろう!(キリッ)」
風華/オキさん「であれば、猫は持ちあげてもらって、魔女は直す魔法に集中した方がいいかな」
シエル/シュンさん「この魔法、花瓶を想定しているみたいだから、大きな風車を元に戻すのなら、3匹が力を合わせてやった!ってことで、いいんじゃない?」
(周り)「…うんニャー…!(持ち上げる動作)…って感じで?」
スマウグ/しいたけさん「にゃー!」
インペリアル/森ノさん「にゃー!」
シエル/シュンさん「…スマウグ、協力してくれるかなぁ?笑 3人でニャー!ってやっている間に、直してもらうみたいな感じで!」
GM「うーん、でもこの魔法、MP8って割れないなぁ」
シエル「ううん、全員が8消費…ぐらいじゃないと、この大きな風車の羽は動かせないんじゃないかな?」
サンドラ/マジネコさん「そのぐらい、払ってもいいんじゃないかなぁ~」
GM「うーん、それでいいかしら?(迷うGM)」
シエル「たぶん、こんなでっかいのを直すだなんて、想定していないと思うよ笑」
GM「まあ、言われてみればそうですね!仰る通りだと思うので、【にゃんころりん】を使う猫の方々はMP8をそれぞれ消費してください」
スマウグ/しいたけさん「じゃあ、直すのは魔女さん達に頑張ってもらいましょう」
GM「では、猫達がにゃーんにゃーんと【にゃんころりん】をとなえると」
スマウグ/しいたけさん「せっかくなので声を合わせましょうか!」
GM「おっ」
スマウグ/しいたけさん「ピーカーブーのように!」
GM「おおお!じゃあだれかが「にゃん」っていったら次の人が「ころ」っていって最後の人が「りん」っていうとか(ここのGMだいぶ暴走しておる)
  いや、難しすぎるな!」
シエル/シュンさん「じゃあいっせーのーせっ、」
猫達全員「にゃん、ころ、りん……!(徐々に声が合わさっていく感じで)」
GM&全員「(笑)」
GM「お、おっけーです(笑)皆さん、こうやって声を合わせると、ずずずーっと風車が上がっていきますよ」
シエル/シュンさん「こう、ころころと」
ルート/youさん「こう、猫達がころころって転がると、風車も徐々に上がってくるような感じで!もっとかわいい感じでいきましょう?」
GM「そしたら、それを目の当たりにしたマリーはびっくりした顔をしますね!そして、風車の羽は持ちあがっていって、…もう元に戻るのなら、つなぎ目もふさがっていきますね」
風華/オキさん「えっと、いや、壊れたものは戻らないって書いてありますよ」
GM「えっ、…と、ただし壊れたものまでなおるわけではありません、じゃあ、つなぎ目はまだギザギザだとすると、このつなぎ目を埋めたり、本来の姿を思い出させたり?」
ルート/youさん「じゃあ、ルートちゃんは「けがを治す」を持っているので、ケガしちゃった風車を元に戻すという意味で、得意な魔法として魔法使いたいです!」
GM「おお、なるほどなるほど?」
サンドラ/マジネコさん「風車は木だから、【草木や花】、もしくは縫い付けるようなイメージで【お裁縫】も使えると思うんですけど」
GM「ふーむ、どちらでもいいですよ?」
ルート/youさん「いいですよ?」
サンドラ/マジネコさん「じゃあ魔法を唱えましょうかねー」
GM「じゃあ、魔法の目標値は21ですねー。」
サンドラ/マジネコさん「ふーむ、難しくない気もするなー」
GM「まあ失敗してもカバーアップが控えていますし」
サンドラ/マジネコさん「じゃあ、お裁縫の感覚ですっすっすっすと、蔦が生えて繋ぎ泊める感じで」
ルート/youさん「回すのはまた別の判定ですよねー」
GM「風華ちゃんがやるなら、風を暗示するタローカードを持っていることですし、そんなに難しくしませんよー」
風華/オキさん「じゃあやる!」
GM「オーケー、では魔法の難易度はかんたんにしましょうか。今日イチかんたんな魔法になるかもしれない(笑)目標値は25です。」
サンドラ/マジネコさん「おっ、これは簡単だね~」
風華/オキさん「…3!成功です!」
GM「おお、これはかなりいい成功ですねぇ」
周り「すごいー!」
風華/オキさん「じゃあ、あとは風を読んであげればいいわね?といって、風を呼びます」
周り「おおお~!!かっこいい~!!」
GM「そしたら風車が治って、マリーが風車を直してくださってありがとうございます!といって深々とお礼をしてきますよ」
シエル「どうして壊れちゃったの?」
風華/オキさん「なにかあったのですか?」
マリー「そうね、だいぶ古くから立ってはいたけど」
GM「風車に聞いてみないと分からないかもしれませんね。話しかけるなら魔法です」
ルート/youさん「じゃあ、私まだやってないからやってもいい?」
GM「どうぞどうぞ!【風読み】は持っていますか?」
ルート/youさん「うーん、それは持ってないけど…」
シエル/シュンさん「無意識に色んなものの声が聞こえてくるのなら、風車の声が聞こえてもおかしくないんじゃない?普段からチャネリングが聞いているんじゃないかな笑」
ルート/youさん「あっ、【山と森と動物】で、木々とお話してたかもしれない!」
GM「わかりました(笑)では、魔法ですねー。」
サンドラ/マジネコさん「ルートちゃんはおもちゃ屋さんの娘なんだから、ものと話すのも得意なんじゃない?」
ルート/youさん「おっ」
シエル/シュンさん「おっ」
GM「いいアイディアですねー。じゃあやや簡単で、魔法の目標値は26ですね!そんなに難しい魔法じゃなくなりましたね(笑)」
ルート「インペリアルくんどうする?」
GM「インペリアル、お助け入れますか?」
インペリアル/森ノさん「じゃあ、1d6だけ入れます(コロコロ)4ですね」
GM「おおお、絶妙なお助け加減ですね。これで目標値は30です」
ルート/youさん「いきまーす(コロコロ)……2!」
GM「2!?」
シエル/シュンさん「めちゃくちゃいい成功(笑)」
風華/オキさん「さっきの私よりもいい成功なので、ぎりっとしています(笑)」
GM「そしたらですねー…ルートちゃんが、風車さん風車さん、どうして壊れてしまったの?と聞かれるとですね…」
風車「……うう“う”-、直してくれてありがとう…」
ルート/youさん「意外とダミ声だった風車さん(笑)」
GM「風車さんによると、昔作ってもらったときに、腐りかけの木を使われてしまったみたいで、それで、寿命がきたんだって言っていますね」
シエル「ろ、老朽化か…」
風車「君達のおかげで俺はもう少し長生きできそうだ!ありがとな!」
シエル/シュンさん「ロロ様がぶつかったとか、外的な要因だと思っていたけど、そうじゃなかった(笑)」
GM「ままま。ぶつかったわけじゃないっていうのがひとつのヒントかもしれませんねぇ」
マリー「皆さん、本当にありがとうございます。見ず知らずの人に、こんなに良くしてもらうなんて」
サンドラ/マジネコさん「うー…疲れたー……」
全員「(笑)」
GM「もしサンドラちゃんが疲れたーというなら、マリーさんはこう返してくれますよ」
マリー「皆さんは、私のお仕事の恩人です。よければ、お部屋を用意しますので、そこで休んでいきませんか?」
風華/オキさん「本当ですか!私達、寝る所がなくて、泊まる所を探していたんです。こちらこそ、ありがとうございます」
マリー「くすくす。最近はそういう子が多いのね」
風華/オキさん「あら、他にもだれか来たんですか?(ここの追撃、何気にファインプレーですね)」
マリー「実は、真夜中に猫をみかけたのよ。その猫も、ここらじゃ見かけない子でね」
風華/オキさん「それは、白い猫?」
マリー「そう!白い猫よ。けれどその白い猫、こっちをみると、向こうの方に行ったわ。北の方に」
風華/オキさん「北の方…これ、道はどうなっているんですか?繋がっているんですか?」
GM「えっと、つながっていないですね。この不自然な空間は、道がいっぱいって感じです。住宅街とかはないですね」
風華/オキさん「?えっと…」
ルート/youさん「きっと道が満ち満ちてるんだよ(笑)」
全員「(笑)」
風華/オキさん「そういうことねw」
GM「さ、寒いけどそういう事で合ってます。代弁してくださってありがとうございます笑」
ルート/youさん「寒いけどって言われた!ド正面から言われた!(笑)」
全員「(笑)」
GM「さて、マリーに、あなたたちは綺麗に整った空き部屋を案内されますよ。快適な夜を過ごせそうですね。
ではみなさんねむったということで、MPを回復してください。次の日は19日ですね、タローカード探しておこうっと…お!19日はドラゴンですね!
暗示するカードがドラゴンのサンドラちゃんは、魔法力マックスなのでは?」
サンドラ/マジネコさん「はい!魔法力は11です!」
GM「これはすごい!絶好調だ~!」
風華/オキさん「あっ……もしかして」
GM「どうしました?」
風華/オキさん「おともだちとお泊りするの、これが初めてな気がします」
GM「おっ!」
ルート/youさん「おお~?」

●おとまりだー!(みんな)


場所:風車小屋
時間:夜(1日目)

GM「夜のシーンやりましょう!!」
全員「(笑)」
シエル/シュンさん「とてもいいアイディアだと思いますよ(笑)」
GM「では、マリーは前に住んでいた人の部屋を片付けて、ちょっと広めの部屋へ案内します」
シエル/シュンさん「みんな同じ部屋でいいんじゃない?」
GM「そうですね!広いベッドひとつと、お布団が2つです。猫が眠るバスケットみたいなものも3匹分用意してくれて、ごゆっくり、といわれます。」
ルート/youさん「えーと」
サンドラ/マジネコさん「えーと」
風華/オキさん「誰がベットで寝る?」
スマウグ「風華ちゃんはきっとおふとんですよね?」
GM「たしかに!極東の国から来ていますからね(笑)」
風華/オキさん「じゃあ、私こっちのほうが慣れていますし、さっさと寝ますわ。といって、すぐにお布団に入っていきます。
   たぶん、めっちゃひとがいるのがドキドキすると思うから、端っこの方におもむろにいきます(笑)」
ルート/youさん「えー。ベット、ふかふかだよ!ここで一緒に寝ようよ~?」
風華/オキさん「……」
ルート/youさん「えへへ(笑)」
スマウグ/しいたけさん「いっしょに(意味深)」
GM「いっしょに(意味深)」
サンドラ/マジネコさん「サンドラちゃんもねよねよ~ってベッドに誘います(笑)」
GM「……かわいいですねぇ(完全に傍観者モード)」
風華/オキさん「そのベットにいる二人を見て、なんとも言えない顔をします(笑)」
周り「(笑)」
シエル/シュンさん「あ、…あのー、僕はその、んーんーって寝床を運んで」
GM「おお!」
シエル/シュンさん「お嬢様のそばで眠ります(笑)」
GM「なるほど!お嬢様の枕元で眠るという事ですね~!」
風華/オキさん「二人に見られていると思うのですが、こう2人が見ている目の前で、思わずシエルの事を撫でてしまいます(笑)」
GM「仲いいなぁ~」
風華/オキさん「だから、こう、内心はちょっとだけうらやましいんだけど、そっちにいけないかな…」
GM「複雑な乙女心ってやつですねぇ」
風華/オキさん「勝手にやってくださいまし?みたいな感じで、ちょっとだけ、つんっとします」
ルート/youさん「うーん」
GM「ジャパニーズは恥ずかしがり屋ですからねぇ」
ルート/youさん「じゃあ、たたって風華ちゃんの傍によってー、まーまーまーまーっていいながら、腕を引っ張って、ベッドに!」
風華/オキさん「ちょ、ちょっと!」
GM「じゃあ、ベッドにごろーんと転がりますね!そこには1,2,3って3人の女のこが!」
風華/オキさん「ちょ、ちょっと!何するんですのー!?」
GM「シエルさんどうします?」
シエル/シュンさん「それはもちろん、ほほえましくみてます(笑)」
風華/オキさん「ちょっとー!シエルー!!(笑)」
ルート/youさん「まーまーまーまー」
風華/オキさん「布団をぽふっと叩いて、講義します(笑)」
GM「そしたら、マリーがかたんって扉を少しあけて、仲がいいのね、っていいますよー」
風華/オキさん「べっ…別にそういうんじゃー!」
シエル/シュンさん「でも、3人が入れるベッドって相当大きいんじゃないの?」
サンドラ/マジネコさん「んー、いちおー小学生の女の子だし…」
ルート/youさん「思いついた!!ベッドを大きくする魔法をとなえまーす」
風華/オキさん「(吹き出す)」
シエル/シュンさん「それだ!」
GM「それだ!」
風華/オキさん「わ、わざわざ、魔法を使わなくても、あっちで寝ますって、いってるじゃないですかーっ」
ルート/youさん「まーまーまーまー、…えい!」
GM「じゃあ判定を要求しまーす(笑)」
周り「(笑)」
GM「どのぐらいベッドに親しみがありますか?」
ルート/youさん「親しみって…いつも寝てるよ?ベッドで。」
サンドラ/マジネコさん「だって、人生の3分の1ぐらいは、ベッドと共にあるんじゃない?」
GM「そういわれると、ものすごくベッドと親しみがあるような気がしてきました(笑)」
シエル/シュンさん「ただー、自宅のベッドじゃないのでそこがどう出るかですかねぇ」
GM「確かに」
シエル/シュンさん「自宅のベッドだったら間違いなく自動成功だったと思うけれどw」
GM「いろいろ鑑みてみると、目標値18です」
ルート/youさん「ありゃまー。意外と厳しいですねぇ」
サンドラ/マジネコさん「まぁまぁ、18ぐらいが意外と適正なのでは?」
インペリアル/森ノさん「お助けします(コロコロ)3!」
ルート/youさん「あーっ、うーん……?」
GM「3かー、ちょっと厳しいかもですね。目標値21です。まあワンチャンありますよ!」
シエル/シュンさん「これは、3人一緒に狭いベッドできゅっっていうのも、それはそれでおいしいと思いますよ(笑)」
ルート/youさん「はーい…(コロコロ)おお!20!!」
GM「20―!?」
シエル/シュンさん「猫パワー!」
ルート/youさん「猫パワーほんとに大事!!」
GM「じゃあ、ルートちゃんがとなえると、ぼふんっとベッドがおっきくなりますねぇ。これで3人らくらく寝られそう!」
風華/オキさん「ぽ、ぽふんってなると、きゃって声を上げます」
GM「ほうほう」
風華/オキさん「もう!こういう事に魔法を使うなんて!」
ルート/youさん「えっへへ~」
サンドラ/マジネコさん「せっかくだからみんなで寝ようよ~、あとでちっちゃくすればいいしさ~!…といって、さらっと真ん中を取ります。」
GM「真ん中をサンドラちゃんがとりました!」
風華/オキさん「も、もうー!といいながら、眉間にしわを寄せて、ベッドの端の方によっていって、ふて寝します!」
GM「(笑)」
シエル/シュンさん「バリアがはってあって、いいねぇ~、いいねぇ~」
風華/オキさん「でも、時間が経ってくると、だんだんと皆に寄っていくんだと思います、というか、きっとドキドキして寝れないと思う!
だって、初めて同い年の子が隣で寝てるんですよ!」
シエル/シュンさん「さっきちょっぴりセンセーショナルな事もあったことだしねぇ」
GM「センセーショナル(笑)」
風華/オキさん「でも…最後に、少しだけすすすすっとみんなの方に寄っていって、2人が寝ているって思っている所に、
   なかなか、悪くないと思いますけど…ってこっそり言います!」
GM「ツンデレだぁあ~」
ルート/youさん「もちろん起きてますよ?(笑)」
サンドラ/マジネコさん「聞き耳―!聞き耳―!」
全員「(笑)」
GM「【聞き耳】ってありましたよね、チャレンジー…うーん、でもなあ…」
風華/オキさん「でも、起こさない様にとは言え、静かな所でこっそり言いますから、聞こえてると思いますよ(笑)」
サンドラ/マジネコさん「じゃあガバッ!っておきるー!」
風華/オキさん「その時にはほんとに寝てます(笑)」
全員「(笑)」
GM「いやー、すばらしいシーンでしたね!そしたら、そんなところで夜が明けますよー。おはようございまーす」
ルート/youさん「朝起きたら、ベッドが縮んでて、床の上に転がってるってシーン、ない?(笑)」
GM「なんだって(笑)」
シエル/シュンさん「それはダイスで決めた方がいいんじゃない?」
GM「いいですねぇ、ダイスで決めましょうか!1、2、3が出たら縮んでるで、4、5、6が出たらそのままで~(コロコロ)…6!!」
サンドラ/マジネコさん「6が出てるなら、ベッド、成長してるんじゃない?」
ルート/youさん「じゃあ、お部屋がみし、みしってなってる(笑)」
シエル/シュンさん「まってまって!下で寝てる猫はどうなっちゃうんだ~!ミンチ!?」
GM「じゃあ猫はおきるとベッドの下で、頭上は暗くて、ニャっ!?ってびっくりすると思います。で、部屋がぎちっ…ぎちっ…って」
シエル/シュンさん「あっ!?って飛び起きます(笑)そして危機からの脱出!」
風華/オキさん「えっ…なにこれ?なになに、なにこれー!?って言いながら慌てます(笑)」
シエル/シュンさん「ちょっとまって、これ、扉空かないんじゃないの!?」
GM「ヤバイ、これは大惨事だー(棒読み)」
風華/オキさん「ちょっといつもの口調が崩れて、あなた!とめてとめて!この魔法、とめなさいよ~!っていいます!」
GM「あ、じゃあここらへんでベッドがシュルンってちっちゃく…なることにしてもいいですか?」
ルート/youさん「はい、いいですよ止まって(苦笑)」
GM「そしたら全員ベッドからふっとんで、べたーって地面に投げ出されますね。」
風華/オキさん「いったたた…」
GM「じゃあ全員HPをマイナス1しておいてください(笑)」
全員「なんだってー!?(笑)」
スマウグ/しいたけさん「えっと、猫は無傷じゃないですか!?」
GM「なんだって」
シエル/シュンさん「僕は飛び起きた描写をしたので、マイナス1しておきますね。でも、スマウグくんがどうしていたかは…」
スマウグ/しいたけさん「スマウグは、起きてないです。いま起きました」
GM「なんだと(笑)じゃあ、スマウグくんは起きてい、インペリアルくんは…」
インペリアル/森ノさん「僕も起こすためにベッドに飛び乗ったので、起きてましたし、猫パンチしてました」
GM「ではー…スマウグ君以外はHPマイナス1ですね、はい」
シエル/シュンさん「いやいや、黙ってたらこのまま部屋が割れるコースだったし!」
ルート/youさん「みしみしいってたしね!」
GM「じゃあマリーさんが起こしに来ますよ~」
ルート/youさん「何故かみんな床にいる(笑)」
マリー「な、なにかあったのですか?昨夜はあんなに仲良しだったのに…」
風華/オキさん「別に何でもないですわ…」
ルート/youさん「私の寝相が悪くて!」
風華/オキさん「ごほん!といって、まぁそうですわね!とドヤ顔でいいます」
サンドラ/マジネコさん「ごめんなさい、やりすぎちゃったみたい~」
マリー「いいのよ、いいのよ!」
GM「みしっみしっていってたけど」
サンドラ「うーん、じゃあ【けがを治す魔法】で軽く直して…フレーバーで…」
風華/オキさん「もう、あなたの魔法はー!」
シエル/シュンさん「いやー、昨日はあんなにほほえましい夜だったのに、朝起きたら猫3匹あやうく死亡するところだったっていう(笑)」
GM「では、マリーさんはご飯を用意してくれますねー。ここでシーンをいったん切りましょうか!」


●黄色い作業服の男達、登場!(みんな)


場所:風車小屋
時間:朝(2日目)

黄色い作業服の人達がマリーさんのおうちにやってきます。どうやら昨日の続きのお仕事をするためみたいです。
「ややっ!?風車が治っているではありませんか!」
マリー「この人が治してくださったのですよー」
黄色い作業服の男達「ほう!何もない所から治すとは、これは…すごい力をお持ちですね!さっそくクリントン様に報告しなくては!」
GM「そういってたったた~と邸宅の方に向かっていきますね」
ルート/youさん「大丈夫かな?名前も聞いてなかったけど(笑)」
シエル/シュンさん「きっとそこまでIQ高くない人なのかも(笑)」
GM「お屋敷でばっかもーん!って怒られちゃってるかもしれませんね。」


●井戸端会議とお洗濯(サンドラ・スマウグペア)


場所:風車小屋
時間:昼(2日目)

井戸に着くとおばちゃんたちが井戸端会議していますよ。
ここで簡単に判定しますね。5以上でせいこー。(コロコロ)…成功!そしたら、おばちゃんたちは既にあなたたちの事を知っていますよ。
井戸のおばあちゃん「氷を手で出す人間ね!つまりあなたたちが…魔女ってことね!」
スマウグ/しいたけさん「お洗濯してるのですよね?お洗濯手伝ったら、教えてもらえるかも?」
サンドラ/マジネコさん「手伝う手伝うー」
GM「うーんじゃあ力仕事かな?」
ルート/youさん「お洗濯って普通のお仕事ですよね?力仕事じゃないですよね?(しれっ)」
GM「それもそうですねぇ。では、お洗濯は自動成功にしましょう」
井戸のおばあちゃん「おっ、悪いねぇ。手伝ってくれたお礼に、なんでも教えてあげるよ!」
サンドラ/マジネコさん「じゃあノールルさんのこと、教えて―」
井戸のお婆ちゃん「ああ、その人ね。私は特には会ったことないけど、その白いお婆ちゃんに会ったことがあるって女の子の事は聞いたことあるよ。確か学校にいるって聞いたことあるよ」
GM「その女の子の名前はののちゃんっていうんだって教えてくれますよ。」
サンドラ/マジネコさん「白い猫は見なかった?」
井戸のお婆ちゃん「うーん、その子については、この街の人も、結構目撃するんだよね!でもこっちが見つけるとすぐ逃げちゃう。誰か探してるのかもね?」
GM「もう一人のおばちゃんは見たことあるよーって言ってきます。これ以上は知らない感じですね。…スマウグくん、何かやりますか?」
スマウグ/しいたけさん「うーんとー、…からだ洗います!」
GM「おっ、いいですねー」
スマウグ/しいたけさん「ちょっともう限界…!という顔をして、からだをきれいきれいします」
GM「かわいい~!癒されますねぇ」
サンドラ/マジネコさん「濡れた所を乾かす魔法を唱えてあげます~」
スマウグ/しいたけさん「気持ちよさそうにしてます~」
GM「おふたりとも、とてもかわいいですね(笑)では、そんな和やかタイムを過ごしたところでシーンを切りましょうか~」

●クリントンに、ルートちゃん捕まる!(ルート・インペリアルペア)


場所:大邸宅
時間:昼(2日目)

大邸宅にきました。そのお家は金色に輝いています。お金持ちかつ、権力者のニオイがします。
ルート/youさん「うーん、インペリアルくーん」
インペリアル/森ノさん「……あぁ」
ルート/youさん「なんだかとってもぴっかぴかだねぇー」
インペリアル/森ノさん「……あぁ」
GM「そしたら、先程[どうしてそんなに有能な女の子の名前も聞いてきておらんのだ!ばっかもーん!]といわれて、
とぼとぼとした黄色い作業服の皆さんが出てきますよ」
ルート/youさん「…あっ」
インペリアル/森ノさん「…あっ」
黄色い作業服の男達「…あっ(目と目が合う)」
GM「すると男たちは、確保―――!って叫んで、ルートちゃんのからだをわしづかみにしますね」
風華/オキさん「あはは(笑)」
GM「あなたたちは捉えられて、だだだだーっと大邸宅の中に連れていかれますね」
シュウさん「まるで働き蟻がエサ運んでいるかのように(笑)」
GM「そうやって連れてこられたのは、ちょっぴり広めのお部屋です。
高そうなテーブルに、ふかふかなソファがふたつ。ルートちゃんとインペリアルくんが座ったお向かいに、1人の高そうな服を着たおっちゃんがいます」
ルート/youさん「おっちゃん?」
GM「はい。ちょいちょい白髪が混じっているのが見えます。けっこう年いってそうだな~と思います。彼はこう話します。」
高そうな男「ふむ…まっこと、素晴らしい!!この町の次々と良くしていってくれる”マジョ”という存在は、君の事かね!?」
スマウグ/しいたけさん「圧がすごい(笑)」
ルート/youさん「その圧に気おされて、え、ええっと………は、はい、と、後ろのめりになっています…」
高そうな男「ふむ、緊張しているのか。食事でもどうだ?女の子ならお菓子が好きかね?」
GM「そういって、おいしそうなお菓子を隣のおつきの人が持ってきてくれますよー」
ルート/youさん「わぁああ…!」
シエル/シュンさん「アフタヌーンばりのスコーンとか、サンドイッチとか、そんな豪華な奴だろうねw」
インペリアル/森ノさん「これはたべちゃだめだっ」
ルート/youさん「えー。だめ?だめ?」
インペリアル/森ノさん「薬が盛られていたのならどうするんだっ!?」
全員「笑」
GM「インペリアルくん…野良猫のときのすごい大変な目に遭ったときの記憶が(笑)」
インペリアル/森ノさん「こういうやつは…だいたいうまいこといって自分達を利用するんだ!」
ルート/youさん「んー…インペリアルくんがだめっていうので、やめておきますー…」
高そうな男「インペリアル。インペリアルというのは、そこの猫のことかい?なんだ、君は猫とも喋ることができるのかい?」
ルート/youさん「はっ…!しまったー!」
高そうな男「君のような不思議な力は…どうやったら身に付けることができるんだい!?」
GM「といって、ズイっとルートちゃんに一歩前に出ます!」
ルート/youさん「え、えーと、半歩下がります、圧で…」
ルート/youさん「えーと、気付いた…ら?気付いたら、使えるようになってました」
クリントン「なに!?気付いたらだと?」
ルート/youさん「えっと、あたしも正直、よくわかってなくて。でも、風華ちゃんなら、…えっと、うーんとー」
クリントン「なに?仲間がいるのかね君には!諸君!その仲間を連れてきたまえ!」
周り「(笑)」
スマウグ/しいたけさん「あかーん笑」
風華/オキさん「でも、これって風華ちゃんがどんなコかって、誰も聞いてませんよね?(笑)」
GM「あー、そしたらちょっと進んだところでこの黄色い作業服のお兄さんたちは、[ふうかってだれだっけ?]ってキョトンとしていますよ」
全員「(笑)」
シエル/シュンさん「何言ってるんだい、さっき確保―っていってた人達が、彼女の詳細なビジュアルを聞くはずがないじゃないか(笑)」
ルート/youさん「ふーか!ふーか!ざっざっって探しに行ってるんじゃないかな?(笑)」
GM「そしたら、ふーかちゃんはその、まだこの出来事を知らないと思うのでよしなにって感じですね」
シエル/シュンさん「町にいったら、[急募!ふうか]って看板を持ってみんな探してるんじゃないかなw」
オキさん「13歳の女の子にこれはちょっと怖すぎる(笑)」
マジネコさん「こわい~こわい~!」
インペリアル/森ノさん「ノールルさん!ノールルさんの顔写真を見せてみようよ、それで部下の人に聞いてみようよ」
クリントン「ほう、ノールル!その女性の情報は既に私に上がってきている。上がってきているが、……彼女は見つからないんだよ。」
スマウグ/しいたけさん「役に立たないっ……」
GM「しいたけさん?」
全員「(笑)」
ルート/youさん「いま、すごい心の声が(笑)」
シエル/シュンさん「まぁまぁ、あの黄色作業服の人達を指揮してる人だから、多少はね(笑)」
クリントン「すまないな。彼女の事が知りたかったのかい?探させて入るんだけど、すまないな」
シエル/シュンさん「まあこの人は悪くないんだろうけどね…下で動いている人たちがあまり使い物になってないというか」
GM「うーんまぁそうですねえ」
クリントン「その女性に最後に会ったことがあるのは、学校に通っているとある少女だという話は聞いている。
ただ、彼女に聞いても[知らない]の一点張りでな。困っているのだよ。話を聞きたいと思ったんだが、母親に怒られてしまってね…」
風華/オキさん「それは怒られるわ(笑)」
GM「ルートちゃんのシーンはこんなものですかねー。しばらくおしゃべりしているという体でいきましょう」
しいたけさん「ルートちゃん、解放されないんですか?」
GM「もちろん、絶対解放しませんよ!(笑)」
ルート/youさん「おいしそうなお菓子をじーっと見て、ふわぁあ~ってなってます」
インペリアル/森ノさん「絶対に食べさせないようにびしっびしっって猫パンチしてます」
GM「ふーむ、じゃあルートちゃんにお菓子を食べさせたいなら、インペリアルくんを攻略しないといけないんですねぇ。
わかりました!ではおつきの人達はこんなものを持ってきます。」
ルート/youさん「なんだなんだー?」
GM「……チュー〇を!」
全員「(大爆笑)」
シエル/シュンさん「ピンポイントで商品名っ!」
スマウグ/しいたけさん「我々は…チュー〇にはあらがえないのにゃ~…」
シエル/シュンさん「チュー〇抗う猫ってあんま見たことないよ(笑)」
インペリアル/森ノさん「いや!じゃあ抗うために、【ねこにこばん】を使用します!あらゆる物欲を…カットします…!!すんっ」
GM「すんっ(笑)」
風華/オキさん「すんっ(笑)」
シエル/シュンさん「なんてけなげ!!!この、ルートちゃんのぽややんを守るのは自分しかいないにゃ!といわんばかりに…!(目を伏せる)」
マジネコさん「かたや刺身のために魔法使ってるうちの猫~」
しいたけさん「うーん、じゃあスマウグはこっちいったらよかったってことですね…」
風華/オキさん「食べ放題だった!」
ルート/youさん「食べ放題だったねぇ(笑)」
GM「では、【ねこにこばん】でMPを5消費しておいてください…あなたはこれによってチュー〇攻撃を耐えることができます!」
シエル/シュンさん「チュー〇攻撃www」
GM「ここらへんにしておきましょうか!次です、次―!」

●風華ちゃん、ピクニックに巻き込まれる!(風華・シエルペア)


場所:道
時間:昼(2日目)

GM「じゃあ次は風華ちゃんが、ほうきで飛んで【道】にいくところですねぇ。その前に判定します」
風華/オキさん「判定?なんの判定ですか?」
GM「簡単に言うと、さっきの黄色い作業服の人達が来ているかどうかの判定ですね(笑)」
風華/オキさん「(笑)」
スマウグ/しいたけさん「つかまっちゃうー!」
シエル/シュンさんでも、これは見つかったところで本人ってわかるんですかね?」
GM「あっ…うーん」
風華/オキさん「まぁ、いるかいないか判定してもいいのでは?」
GM「そうですね、いるかいないかだけでも決めちゃいましょう。2d6で7以上です。…とりゃっ!(コロコロ)あっ、います!」
全員「(笑)」
風華/オキさん「いるんだ!この人たち機動力だけはスゴイ!(笑)」
黄色い作業服の男達「ふうかはどこだーっ!…というか、ふうかってだれなんだろう?」
GM「そうなってますねw」
ルート/youさん「ヤバイ奴らが捜してるなーw」
風華/オキさん「ほうきで空飛んで、彼らの目から逃れます!ふよよ~」
GM「おっいいですねぇ。一応まったく気づかなかった扱いで行きましょう。…さて、道ですね。
 この道は、この町にたった一本しか生えていない、一本杉に向かっている道です。一本杉の近くに、黄色い人たちがふうかふうかって探しているのが見えますね」
シエル/シュンさん「あっ、えーっと」
GM「はいシエル!」
シエル/シュンさん「【ふこう招き】をこの事案案件の連中に使用します!」
GM「な、なんですって!笑」
風華/オキさん「(空を飛んでいて、その黄色い作業服の男たちをみて)あの人たち、私を探しているみたい…!何かしてしまったかしら…?」
シエル/シュンさん「(とびきりの笑顔で)お嬢様、大丈夫ですよ!えー、お嬢様を傷付けるっ事案ヤロー!ゆるさぬぅ!!(猫魔法発動)」
全員「(笑)」
GM「えっと【ふこう招き】ですねー。MP2の消費で、かけられた人間や動物たちは、道で転んだりとか、小銭おとすとか、ちいさな不幸に見舞われます。」
シエル/シュンさん「これ使うと思わなかった!…でもゆるさないっ!お嬢様を傷付ける事案ヤローだから!」
GM「じゃあ、その人たちに【ふこう招き】をかけて、ちょっと時間たつと、この場からいなくなります」
シエル/シュンさん「えっなになに?もしかしてやっちゃった?」
ルート/youさん「こわいようー!」
GM「だいじょうぶ!このゲーム、クトゥルフじゃないんで![ふうか]って書かれた看板がバキって折れちゃって、態勢を立て直しているだけです。まぁ、風華ちゃんは気付かないでしょうかね!」
シエル/シュンさん「ええ、お嬢様にはしれないようにやってますから!」
風華/オキさん「あら…?なんだか、静かになったような気がする…」
GM「(笑)そしたら、風華ちゃんは一本杉の所につきますよー。優しい風が吹いています」
風華/オキさん「ふーむ、風が吹いているんですね。では、風に聞いてみます」
GM「(!?はっ…風の暗示を司る魔女だからか)わかりましたー。そしたら、魔法ですかね?風に教えてもらう魔法。」
風華/オキさん「風に何か聞く魔法…」
GM「正直言うと、あなたは風には特別な親しみがあるので、魔法だとほぼほぼ確実に成功するような気はしますね」
マジネコさん「暗示するカード!」
風華/オキさん「いま、人いないんですかね?」
GM「なるほどー。そしたら、遠くから歩いてくる、二組の、男の子と女の子の兄弟です。そしてあなたに話しかけてきますよ。」
幼い男の子「おねえちゃん、だーれ?」
風華/オキさん「わ、わたしは…は、はなずみっていうの(本名を名乗るのがトラウマになっている)あっ、はなずみもいいにくいですよね。私、はなっていうの、と伝えます」
シエル/シュンさん「おお…これはいいねぇ……」
GM「いいですねぇ…。」
風華/オキさん「まちがってはいない!(ドヤ顔)」
ルート/youさん「確かに嘘ではない!」
幼い女の子「はなさん!素敵な名前ですねー」
風華/オキさん「ありがとう。あなたの名前は?」
幼い女の子「私、ロールです。この子はヒット。」
風華/オキさん「ロールちゃんに、ヒットくんね。これからよろしくね」
ロール「えっ…よろしくって言ってくださるってことは、お友達になってくださるってことですか?」
風華/オキさん「(友達ってきいて、ちょっと変なスイッチが入りそうになる―!)え、ええ。よろしくお願い致しますわね!」
風華/オキさん「年下なので、年上としてちょっぴりカッコつけて話します(笑)」
GM「素敵!さてさて、ロールちゃんはですね、こんな風に話しますよ。」
ロール「私ね、実はこの街…スタイアの人じゃないのです。隣町に住んでいて、隣町が建国記念日なので、お休みで、特別に遊びに来たのです」
風華/オキさん「そ、そうなのですね。あ、そうだ。実は聞きたいことがあって。…この方を、あなたは知らない?(といって、似顔絵を出す)」
GM「そしたら似顔絵は知らないっていいますね」
風華/オキさん「そっかぁ…」
GM「でもでも、彼女はこうやって話しますよ。」
ロール「少し前に、このスタイアの学校と、隣町の私の学校。交換留学があってね、その時に仲良くなった可愛い女の子から、
 ここの一本杉のベンチがとっても素敵なんだって聞いて、私達はやってきたの。
 その子が言うには、そのベンチに座ると、おしりがあったかくなるんですって。
 ずっと来てみたくって」
風華/オキさん「それは素敵ね!もしかして、あのベンチかしら?」
GM「おっ、うながしてくれますかー。いいですねぇ。そしたらこうロールちゃんは返しますよ」
ロール「あ、そうそうそこのベンチ!…ねぇ、はなちゃんも一緒にピクニックしない?だって、私とはなちゃん、もう友達だもの!」
風華/オキさん「うっ!眩しい~!!友達なんていなかった私にこの純粋さが眩しいっ…!」
GM「ふふふー。そうだ!猫のシエルにも話しかけてみようかな。」
ロール「あら、そちらの猫ちゃんは?ロールちゃんの友達?」
風華/オキさん「ええ、彼は私の一番の親友よ」
ロール「親友!猫と親友だなんて、…聞いたことないけど、なれるものなの?どのぐらい仲良しなの?」
GM「と興味津々に聞いてきますね」
風華/オキさん「うーん、仲良しな証かあ」
スマウグ/しいたけさん「キース!キース!」
全員「(大爆笑)」
ルート/youさん「そんな男子高校生みたいな(笑)」
シエル/シュンさん「まさかスマウグくんからそれがくるとは思わなかった(笑)そしたら、シエルの方からおでこにチュって、しますよー」
スマウグ/しいたけさん「かわいいっ……!(悶え)」
風華/オキさん「そしたら、かわいいシエルがそうしてきたので、キスしかえしますね!」
GM「…………っ(声にならない叫び)」
風華/オキさん「GM大丈夫!?(笑)」
GM「だいじょうぶ!だいじょうぶですよ!」
ロール「チューができるだなんてとっても仲良しなのですね!素敵ですねー」
シエル/シュンさん「ここでGM、私は彼女達に【幸運まねき】を使用したいと思います!」
GM「おおお~、ほんとですか!」
シエル/シュンさん「もちろんです。さっきの事案ヤローとは大違いですからね!(笑)」
GM「では、この後彼女達にちょっとした幸運がやってくることでしょう!さてさて、ベンチに座ることができますよー。ここでピクニックしましょう!
 すると、ほんとにおしりがあったかいです。優しい気持ちにもなってきますねー。もっとくわしく調べるなら「魔法を調べる」でチャレンジが可能です!」
風華/オキさん「おっ、5もあります!やります!」
シエル/シュンさん「お助けいきまーす」
GM「了解しましたー、ではチャレンジ!どうぞ!」
風華/オキさん「いっかいめー(コロコロ)、にかいめー(コロコロ)…あっ!出た!1成功です!」
GM「おめでとうございます!成功であればこんなことがわかりますよー。
 このベンチには、魔法がかかってますね。」
シエル/シュンさん「おおぉ~。」
GM「調べる時、どんな仕草をしますか?」
風華/オキさん「んー…それではベンチに手を置いて、そのぬくもりを、魔法の質を読み取るような感じで。」
GM「そしたら、こんな声が聞こえますよ。」
(ベンチから聞こえるおばさんの声)「どこ触ってんだい!」
風華/オキさん「えっ…?えっえっ?…いまの声は!?」
(ベンチから聞こえるおばさんの声)「まったく失礼な奴だねぇ…あんた魔女だね?」
GM「すると、ロールちゃんたちのほうが[はなちゃんどうしたの?]って話しかけてきますね。…もう、お婆ちゃんの声は聞こえなくなりました。」
ロール「ねえ、一緒にごはん食べよう!」
風華/オキさん「え、えっとー、えっとぉぉおおお~……(嬉しい気持ちもあるし、でも2人のごはんを取っちゃうのは申し訳ないし、はわー!となる風華ちゃんの図)」
サンドラ/マジネコさん「幸運招きしたら、ビスケットはいってたーってことにするのはどうですか?」
GM「な、なるほど。でも幸運招きは、ちょっとした幸せなことがこのあと起こるって魔法だからなあ。シエルが2d6振って5以上だったらOKにしましょうか」
シエル/シュンさん「お、判定ですかね(コロコロ)5!」
GM「おお!では幸運招きの拡大解釈という扱いで、ビスケットが入っていたことにしましょう~」
ロール「あっ、ビスケットが入ってるー!ほらほらみて。お友達の風華ちゃんに、これあげる!」
風華/オキさん「え、えっと…二人のデザートを、やっぱり私が頂くのは申し訳ないわ!」
シエル/シュンさん「(小さな声で)はんぶんこ~…」
サンドラ/マジネコさん「(小さな声で)はんぶんこ~…」
GM「(にやりと笑って)」
ロール「はい!これで、私も風華ちゃんも食べられるよー。それに、新しい友達ができたっていったら、おかあさんもすっごく喜んでくれると思う!」
風華/オキさん「あ、ありが…と…」
風華/オキさん「そういって、受け取って食べるんですけど、こんな体験初めてで、顔を真っ赤にしながらゆっくり食べていると思います…!」
GM「ありがとうございます!おいしいですねぇ~おいしいですねぇ~!」
ルート/youさん「いいぞー。風華ちゃんのツンをちょっとずつはがす作業を、皆でしている!(笑)」
シエル/シュンさん「全員がね!ひっぺがそうってね!」
風華/オキさん「やめてー!ひっぺがさないでー!(嬉しそう)」
GM「だってすごいこれ楽しいよ!」
全員「(笑)」

●いったん集合!でもルートちゃんは…?(みんな)


場所:風車小屋
時間:昼(2日目)

GM「さて、これで全員の行動が終了です。いったんお昼ご飯を食べるために全員で風車小屋のマリーさんのお家に帰ってきます。
ですが……その食卓にルートちゃんとインペリアルくんだけがいつまでも帰って来ません。」
風華/オキさん「あら…ルート…いらっしゃいませんわね…(ちょっと心配そうな顔で)」
サンドラ/マジネコさん「スープ冷めちゃったね…」
シエル/シュンさん「お嬢様、ここは目を背ける訳にはいかないのではないですかにゃ?もしかして彼女、大邸宅に行くっていっていたから、囚われているのでは…?」
GM「そんな話をしていると玄関から[ごめんくださーい]って元気な黄色い作業服の男性達の声が聞こえてきますよ」
シエル/シュンさん「きたー!」
オキさん「きたー!」
GM「ガチャっと空けてお邪魔してきますね」
風華/オキさん「人の家にノックもせずに入るだなんて、お行儀が悪くてよ?といいます!」
黄色い作業服の男達「ややっ、これは失礼!ですが、皆様にお聞きしたいことがあるのです!ここに[ふうか]という人物はいらっしゃいますか!」
全員「……………(静寂)」
GM「本人目の前にいますが、彼らは気付いていないようです」
風華/オキさん「…その方に、何か御用ですか?」
黄色い作業服の男達「クリントンさんがお呼びなのです!なんでもふうかという女性は[スゴイことができる女性]なのだそうです!もしかしたら街をよくしてくださるかもしれないので、探さなくてはなりません!」
風華/オキさん「えっと…そしたら、そちらのお宅に[ルート]という女のコが、お邪魔していませんか?」
黄色い作業服の男達「あ、クリントンさんといまお話している女のコの事でしょうか?それならまだいらっしゃるかと。
クリントン様が大層気に入ってらっしゃったので、きっとまだいらっしゃると思いますよ!」
スマウグ/しいたけさん「あかんでこれ!」
風華/オキさん「めっちゃ怖いんですが、立ち上がって、何か言い返そうとします。」
サンドラ/マジネコさん「待って!」
GM「お?どうしたのですか?」
サンドラ/マジネコさん「あたし、風華のこと知ってる。あたしを、連れていけ!」
GM「なっ、なんだってー!?(マジでびびっている)そ、そういうと、こう返しますよ!」
黄色い作業服の男達「あなたがしっている!?あなたが風華さんでありますか!?(つめよる)」
サンドラ/マジネコさん「知ってる…知ってるけど…めっちゃこわい…(しょんぼり)」
風華/オキさん「私、いいます。私が風華です、私を連れて行きなさい!」
スマウグ/しいたけさん「わー…!かっこいい…!」
風華/オキさん「お話したい事もございますので、といって、キッと睨みつけます!」
GM「ほう…わかりました。では、黄色い作業服の男たちは、風華ちゃんだけを連れていきます」
黄色い作業服の男達「クリントン様がお喜びになります!ぜひ一緒にきてください!」
風華/オキさん「サンドラちゃんに、ついてこないでよねって目配せするけど、口では大丈夫だから、心配しないでって言います。…本当は、めっちゃ怖いんだけどね。」
シエル/シュンさん「その黄色い作業服の男達にフーッって威嚇します。」
黄色い作業服の男達「な、なんですか?この猫は?」
風華/オキさん「私の親友ですのよ!」
黄色い作業服の男達「親友ですか!では丁重に扱って、連れて行ってあげないといけません」
シエル/シュンさん「GM!【不幸招き】を使用します…!」
GM「な、なんと!(まじでびびっている)いいでしょう。わかりました。…では、風華ちゃんたちを届けた後に、この人たちはぽてって転びます。…では、半分以上の黄色い男達は風華ちゃんとシエルを連れて行きました。ですが、1人だけサンドラペアを見張るために残っています。」
黄色い作業服のおじちゃん「お前…いかないのか?クリントン様の所に。」
サンドラ/マジネコさん「だって、おじちゃんたちこわいんだもん!」
黄色い作業服のおじちゃん「ガーン!」
シエル/シュンさん「よくいった!」
ルート/youさん「いいぞー!」
黄色い作業服のおじちゃん「で、でも、このことはこのスタイアの街が良くなるためには必要な事で…!」
サンドラ/マジネコさん「…もし私の話をちゃんと聞いてくれるのなら、私の事も連れて行って…(すごく小さな声で)」
黄色い作業服のおじちゃん「クリントン様に話があるのかい?」
サンドラ/マジネコさん「うん、私達、ひとを探しているの。風華ちゃんの話をきいたら、そのひとを探すの、手伝ってくれないかな?」
黄色い作業服のおじちゃん「いや、…私はクリントン様に忠誠を誓った身…!その事についてはクリントン様が決める事です」
サンドラ/マジネコさん「うーん、うーん」
スマウグ/しいたけさん「いくにゃいくにゃ!ルートちゃん達のとこいくにゃ!」
黄色い作業服のおじちゃん「わかった!じゃあ、一緒に行きましょう!クリントン様は、この街をよくする事だったら、きっと一緒に考えてくださる!」
サンドラ/マジネコさん「この街をよくするって、どういうことなの?(ラストへの重要な伏線!)」
黄色い作業服のおじちゃん「それは…クリントン様にしかわからない。しかし、聞けばきっと答えてくださるはずだ!一緒に行きましょう。」
こうして、全員、クリントン邸に足を運ぶことになるのでした。

●クリントン大邸宅に集結!(みんな)


場所:大邸宅
時間:夕方(2日目)


GM「そしたら、クリントン邸にやってきますよー。風華ちゃんとシエルは、かなりぷんすかした状態でやってきていますが、
 一方のルートちゃんは優雅にお茶を飲んでいますねぇ」
風華/オキさん「私は今までにないぐらい、ルートちゃんを心配して、怒っていると思いますよ!私のなか…ま…(もにょもにょ)をこんな風にして!」
シエル/シュンさん「シエルもすごく緊張していますよー、事案ヤローにフーッて威嚇してる感じ」
GM「これは、ルートちゃんの姿見たらスゴイ事においしい展開になりそうですね!さて、移動中のルートちゃんのシーンをやりましょうか」
ルート/youさん「あの、クリントンさん。その、私や風華ちゃんににやって欲しい事があるんですか?」
クリントン「君にやって欲しい事。もちろん、あるよ。君から切り出してくれるとは思わなかったな!」
ルート/youさん「それってなんですか?」
クリントン「君は知らないかもしれないが、この街には一本杉がある。一本杉の近くには、ベンチがあるんだ。とても古ぼけたベンチだ。
 この古ぼけたベンチは、座ると暖かな気持ちになる様で、とても街のひとに人気なんだ。夕方になると、たくさんの人が訪れる。
 つまり、私はこのベンチは街の人に愛されていると、そう思うんだ!そうだろう!
 だから、あの古ぼけたベンチを取り外して、新しいベンチにするべきだと、私は思うんだ!」
全員「!?」
スマウグ/しいたけさん「な、なんとー!」
シエル/シュンさん「あの、起承転結が繋がってませんよ!」
GM「いや!繋がっています!クリントンさんは正気ですぞ!」
ルート/youさん「えっと…街の人は…このベンチを愛している…このベンチを新しいものにする…えええ!?」
クリントン「新しくして、より見た目をよくすれば!ただそこにあるだけで皆に愛されているベンチは、もっと好きになってくれるに違いない!
 ん?そこな猫、なにかいうておるのか?」
ルート/youさん「えーと…インペリアルくんは、交換しない方がいいってー」
クリントン「いや、きっと街のひとにもっと喜んでもらえるに違いない」
ルート/youさん「んっとー…それを、どうして私に?」
クリントン「そうだ。君が来るのでなければだね」
GM「そういってクリントンさんはちょっと大きなスコップ、ノコギリあたりがずらっと並んでいます」
クリントン「君達が来なければ力づくでやろうと思っていた所だ!」
ルート/youさん「え、えーっと…まあ、皆が大好きなベンチがちょっとでも長持ちして、見た目もぴかぴかになるんだったらやってもいいかなって、見てみないとわからないんですが…」
クリントン「なに!?やってくれるのかね。そうと決まればすぐに出発しよう!
とても素晴らしいベンチだからね、私じきじきにプレゼンテーションといこうじゃないか!」
GM「立ち上がって、ルートちゃんの手を取って、部屋を出ますよ!」
ルート/youさん「え?えっ!?」
風華/オキさん「いつ乱入できますか!?」
GM「ここで乱入可能です!」
シエル/シュンさん「こ、これシーン的に事案な場面をばっちり見ちゃうんじゃ…!」
GM「いえいえ。クリントンさんは、ルートちゃんを攫っているんじゃないんです。引きずっているんです!」
全員「(笑)」
風華/オキさん「お行儀悪いかもしれないんですが、ここでばぁん!って扉を開けます!そしたら、そのクリントンさんに対して、こう言います。」
風華/オキさん「私の”お友達”をっ…これ以上、傷付けないで―!」
全員「おおおおおお!(拍手)」
クリントン「お、落ち着きたまえ!私は別に傷付けてなんていないぞ!あっ、もしかして君が風華という少女なのk」
風華/オキさん「クリントンさんにビンタします!」
ぱぁん!
ルート/youさん「きょとーん…のあとにびっくりーってします!」
風華/オキさん「どうして私の友達を傷付けようとするんですか!ふうかなら、ここにおります!私に話があるならとっととなさいっ、このばかー!って喚いちゃいます!(ぼろぼろ泣きながら)」
クリントン「(打たれた頬をおさえつつ)あなたが…風華さんですか。こんな、スゴイパワーを持った少女が2人もいるとは」
風華/オキさん「なんなんですの!?ルートを攫ってなにがしたかったんですの!?」
ルート/youさん「風華ちゃーん、まぁまぁまぁまぁ」
GM「そうですね、ここでいったん場が落ち着いたということにしましょう(笑)サンドラちゃんも合流しましょう!」
サンドラ/マジネコさん「きっと、なにかの勘違いにちがいないんだよー!こんなこともうやめようよー!(よろよろ)」
風華/オキさん「風華ちゃんが”おともだち”っていってくれたから、ルートちゃんはめっちゃ笑顔です!」
全員「(爆笑)」
シエル/シュンさん「お嬢様の顔に近寄って、涙をぺろぺろと拭き取ります!」
GM「おおお、いいですね…!」

●クリントンさんへの魔法(みんな)


場所:大邸宅
時間:夕方(2日目)

GM「クリントンさんは、サンドラちゃんも似たようなカッコをしているので、
この子も不思議な力を持っているんじゃないか!?って、さっきと同じことをサンドラちゃんにもお願いしようとしますよ」
ルート/youさん「うーん、このクリントンさん空気読めないなぁ」
風華/オキさん「どうしてあなたは、こんなふうに突然誰かをさらったりだなんて、ヒレツなことをするんですの?」
クリントン「卑劣?卑劣じゃないよ。だって僕は、街をよくするためにやっているんだから!」
シエル/シュンさん「いちばんタチがわるいぞ(笑)」
風華/オキさん「街をよくするのは結構なんですが。私の“友達”を傷付けないでくださいまし!」
ルート/youさん「まーまー。風華ちゃん、わたしだいじょうぶだからー」
クリントン「そうだ!僕は彼女を傷つける事なんてしていないよ!」
風華/オキさん「さっきルートをどこに連れて行こうとしてたんですの!?そもそも、大の大人が何人も寄ってたかってくるのは良くないですわ。もう少し考えてくださいまし!」
クリントン「確かに!…つまり、乱暴でなければいいんだね?」
風華/オキさん「確かに!じゃないです!」
クリントン「丁寧であれば、いいんだね?」
風華/オキさん「そういう訳でもないです!」
GM「ふーむ、けれど、ここまで言われたら気付くかな?クリントンさんは、こう返しますよ。」
クリントン「確かに【街のために良い事をしてくれる君達】に対して、部下を使って、僕自身が出向かないというのは失礼だったかもしれないな…」
風華/オキさん「まだ!街のために良い事をするとは!いってません!そうやって、いかつい人を使ってお願いをするのは、ご自身の印象を悪くしますよ!」
GM「おおお、まともなお説教だぁ~…!」
スマウグ/しいたけさん「サンドラさんどら~、おいしそうなお菓子がいっぱいにゃ~!」
全員「(爆笑)」
スマウグ/しいたけさん「食べるにゃ~、食べるにゃ~!」
サンドラ/マジネコさん「この黄色い服のおじさんたち、クリントンさんが何を目指しているのか、全然理解してないんだよークリントンさんがどんな風に街を良くしていきたいか、伝わってないんだ!」
GM「ふーむ、なるほど。そしたら、クリントンさんは、13歳の3人の少女にそのように言われて、言われていることはまっとうだと思っているみたいで、ちょっと考え込んだそぶりをしていますよ」
シエル/シュンさん「そしたら、クリントンさんがこの街を良くしようとしたきっかけは何だったのかな?それを思い出させる魔法はどうかな。
 それで、改心させる!」
スマウグ/しいたけさん「最初からトラン〇大統領だったらどうしよう…!」
シエル/シュンさん「その時はその時ですよ!」
ルート/youさん「じゃあ、いま感情的に最もフラットなルートちゃんが挑戦しようかな。クリントンさんのこの街を良くしようとしたきっかけを思い出す魔法―」
インペリアル/森ノさん「“化け猫”を使って、若き日の青年の姿になって、その時の気持ちを思い出させるってできませんか?」
GM「ふーむ、でも【化け猫】は自分の魔女になる魔法ですね…(悩む)」
シエル/シュンさん「拡大解釈にはなりますけど、魔女が魔法のサポートで成功したら、ちょっと難しいけどできた!ってことでもいいんじゃないでしょうか」
GM「そうですね!ではインペリアルくんの【化け猫】がうまく若き青年の姿になることができたか、ルートちゃんの魔法をお願いしましょう」
ルート/youさん「はーい(コロコロ)成功!」
GM「えっと、そしたらもう一回、ルートちゃんが魔法を打つんですよね(???)」
ルート/youさん「?いやいや、これでインペリアルくんが若きクリントンさんの青年の姿になって終わりですよ」
GM「そうでしたか!了解です。そしたらインペリアル君が若き日のクリントンさんの姿になって、話しかけます」
インペリアル/森ノさん(若き日のクリントン)「きみは本当に、より良い街を作れているのか?本当に、街の人の声を聞いて、より良い街を作っているのかい?」
クリントン「わ、若い時の僕…!も、もちろん…つくれて、いるとも…(声がだんだんちいさくなる)」
ルート/youさん「もう一押ししようかな?もう一回魔法を使います」
GM「了解です。どんな魔法にしますか?」
ルート/youさん「スタイアの未来の姿を見せます。強制して、何かをやらせるとかじゃなくて、みんなが頑張ってる姿をみせたいなって。
素敵な街は、みんなを働かせてどうこうじゃないんだよってことを伝えられればいいかなって」
GM「なるほど…めっちゃいい話やないか!」
ルート/youさん「じゃあ、未来のスタイアの姿を映像にしてみせる魔法を唱えます」
GM「了解しました。では、目標値は21ですね!」
インペリアル/森ノさん「お助け入れます。」
ルート/youさん「はーい(コロコロ)あぶない、24!猫のお助けなかったら失敗してた!」
シエル/シュンさん「逆にそれだけ難しい魔法だったっていうことでもあるね。かなり難しい魔法だったんだなって」
GM「そうですね!でも、ルートちゃんはそれに成功することができます!
了解しました。では、未来のスタイアの姿が映像になって出てきます。」
サンドラ/マジネコさん「スタイアの歴史の本持っているなら、本がぱらぱらって開いていっても…!」
GM「おお!スバラシイ!!採用しましょう!」
風華/オキさん「じゃあ、本をだして、浮かべます!」
GM「美しいですね。では、クリントンは、こういいます」
クリントン「これは…?(映像の方をみつつ)」
ルート/youさん「スタイアの未来の姿だよ。あなたが頑張ってくれたから、ここまでこれたのはしっているんだけど、大丈夫かな。頑張る方向、間違えていないかな。」
クリントン「そうだ、私は…」

クリントン「僕が、僕だけが、このスタイアという街を幸せにできると思っていた。でも、そうじゃないんだね。」
ルート/youさん「他の人も頑張っているから。他の人の声も耳を傾けた方がいいよー。」
クリントン「若き青年の僕…。そうだ、若い時の僕は…。
この街には、最初、何もなかった。初めは、街ですらなかったんだ。ただ畑があって港があって学校があって。お互いが、お互いを見向きもしないようなそんな街だった。
若い時の僕はこう思ったんだ。みんなが交流してみんなのいいものを分け合うことができれば、もっと素敵な街になるんじゃないかって。
そうやって方々を走り回って、みんなは僕にとっても感謝してくれた。だからお金もくれたし街をよくするために特別な立場を任せてくれた。
だから僕だけがすごく偉くなったんだって勘違いをしていた。でも、そうじゃないんだね。みんなが頑張ってくれているのを、忘れちゃいけないんだ、僕は…。」
シエル/シュンさん「それをいってくれるなら、にゃ、にゃって、うなずきます(笑)」
クリントン「君達には、大切な事を教えてもらった。ありがとう。じゃあ、街の人達に聞いてみようか。本当にベンチを新しくする必要が…あるのかどうかを」
全員「おお~」
風華/オキさん「もう、私からは何も言いません。むくれるだけ!ぷくー」
GM「そしたら、あなたのところにつつとやってきて。手を握って。真摯に謝罪をします。」
クリントン「すまない。君に、すごく酷い事をした。」
GM「ビンタしてもいいですよ?」
風華/オキさん「いや。そしたら、ふいっとそっぽむいて、許して差し上げますわ。誰にでも間違いはありますもの!」
クリントン「わかった。きみの、今のそっぽむいた顔を、僕は忘れないよ」
風華/オキさん「忘れてくださいまし!!(即効!)」

クリントン「みんなー」
黄色い作業服の男達「えっえっ、クリントンさん!俺達、いくらでもクリントンさんについていきますよ…」
クリントン「いいんだ、そういうのは」
黄色い作業服の男達「えっ」
クリントン「これから、スタイアをどういう街にしたい?」
GM「いろんな意見がぽつぽつと出てくる中で、彼はひとつひとつを頷きながら聞いています。」
クリントン「あと、…みんな、もう黄色い服だって着なくていい」
黄色い作業服の男達「えっいいんですか!」
クリントン「ああ、いいんだ!ただ、僕にはまだまだ君達が必要だ。明日からも、よろしく頼むよ」
そういって、この事件は幕を閉じたのでした…

ルート/youさん「待って待って!最後にどうしてもやりたいことが!」
GM「あっ、どうぞどうぞ」
ルート/youさん「サンドラちゃんと風華ちゃんをぎゅーってして、心配してくれてありがとーって!すてきな笑顔で!」
全員「おお~」
サンドラ「心配したんだもん!(ぺしぺし)」
風華/オキさん「べっ、べつに心配してませんし」
スマウグ「めっちゃ泣いてたにゃ~」
風華/オキさん「うっ、うるさいー!これは違いますから!そこっ!ニヤニヤしない!」
シエル「お嬢様が心開いている反面、成長して言っているのをみるのが…ちょっと寂しい(笑)」
風華/オキさん「いいですもの、私にはシエルがいますもの!(シエルをぎゅー)」
ルート「いいなー、嬉しかったなー、もっかいいってほしいなー、私がなんだって?」
風華/オキさん「なんでもありませーん!」
ルート「んー、サンドラちゃーん、風華ちゃんがー…」
全員「(笑)」

改めて、クリントンから声がかかります。
クリントン「ベンチの事は、これから決めようと思っているんだけど、そのベンチがとっても素敵だと思っている気持ちは嘘じゃないんだ。
だから君達に、純粋な気持ちで案内したいんだ、来てくれないか?」
風華/オキさん「行くときに、実はあのベンチが声がしたって話をしておきます。もしかしたらお婆ちゃんかも?って伝えておきます」
GM「その一本杉のベンチにあなたたちが座ると、こんな声が聞こえてきました。」
ノールル?「あんた達、魔女だね?ロロに言われてきただろう。ふん!あたしは絶対、帰らないからね!」

To be continued…

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最終更新:2018年07月28日 03:02