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ブレーメンの生い立ち
生前のブレーメンをイメージしたイラスト


ドイツのとある村の牧場に歳は15歳ほどの少女がいました。

少女には特殊な能力がありました。

ですが少女はその能力が嫌いでした。

その能力とは、夜になると聞こえてくる声。

???「お腹がすいたなぁ」

???「食べ物が少ないからいつもお腹ぺこぺこだ…」

少女は声の主側がわからず毎晩怯えながら不眠の日々を送っていました。

そしてある日、声の主が気づいた、自分の声が誰かに届いていることを。


???「聞こえているの?」

???「お腹がすいたよ〜聞こえているなら何か食べ物持ってきてよ〜」


少女はさらに怖くなり、声の主は幽霊だと思いました。

少女は毎晩その声を震えながら聞き、何とか眠りについた。

ある夜、事件が起きます。

牧場が襲われたのである、襲ったのは通りがかった盗賊、彼らは前の街で小競り合いにあい資金や食料が足りず通りがかった牧場を襲ったのである。


少女は若く見た目も良かったため盗賊達は町へ連れて行き売り飛ばそうと考え連れて行きました。


そして町へ行く途中通りがかった小さな小屋に連れて行かれた。


盗賊達は今晩はここで夜を明かすようだ、小屋には食料が残っていたようで彼らは食事をし始めた。


部屋の隅で震えていた少女の耳にまたあの声が聞こえた


???「僕たちは命からがら逃げられた」

???「君は僕たちの心の声が聞こえる、きっと僕たちの仲間だね、今助けてあげるよ」

少女は驚いたが、この時ばかりは声に従うべきだと己の本能が言っていた。

???「窓の外に大きな影を作って盗賊達の注意を引く、君はすぐにドアを開そこから逃げ出すんだ」


するとしばらくして窓の外に大きな影が現れた。


そこには動物達が重なり合い出来た大きな生き物のような影だった。

盗賊達は驚いた。

少女は言われた通りドアを開けようとした。

すると盗賊達は逃げようとした少女を弓で打ち抜いてしまった。


動物達が家の中に入り暴れようとしましたが、ロバは頭を切り落とされ、犬は弓で射抜かれ、ねこは捕まり首を折られ、鶏は蹴飛ばされそれぞれ死んでしまった。

少女は死ぬ直前、声の主が牧場の動物たちだったことに気がつき少し安心した、それと同時に幼い心には人間の心が醜く映った。

全て人間によって奪われた、動物たちも自分の人生も…

そして、少女の魂は人への憎しみに飲まれ悪霊となって動物たちの魂と共に小屋にとどまった。

夜になると小屋の周辺から動物の鳴き声や少女の歌声が聞こえてくるという。

少女の名前は、牧場主の父親が好きだった街と同じ名前。

「ブレーメン」







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