GOD&DEVIL ◆YlfcDuGY1.


深夜0時頃。
場所はJ-2の浜辺。

そこには一人の少女がいた。
潮風にショートカットの髪をなびかせる彼女の名前は八神そう。
都内在住の小学三年生であり、今時はどこにでもいるサブカルチャー好きなオタク小学生である。
……障害で動かない右足を除けば。
彼女は障害者用の杖を突いて、浜辺に立っていた。

「殺し合いなんて……そんな……」

そうは途方に暮れている。
わけのわからぬまま、知らない場所に連れ込まれ、唐突に殺しあえと言われれば大人でも混乱してしまう。
人が無残に死んでしまうところだって見た。
そんな状況に9歳児が放り込まれれば尚更だ。
泣いても喚いても仕方ないことだろう。
実際、恐怖でそうの双眼からは雫が一筋ずつこぼれていたし、数分前には気持ち悪さで吐き下した。


「……アカン、こんな状況の時こそめげたらアカン。
こんな時、“はやて”だったら泣かずにアイツと戦うことを考えるハズやで」

しかし彼女は折れなかった。
脳裏にいる彼女が大好きなキャラクター“八神はやて”の存在が彼女を奮い立たせた。
八神はやてとはテレビアニメ・魔法少女リリカルなのはシリーズに登場する主要キャラの一人で、要は架空の人物だ。
しかし、同じ名字でシリーズ登場初期は足に障害を持っていながらも健気で明るく、ヴォルケンリッターを始めとして多くの者に慕われ、そして強かった。
故に彼女ははやてのような魔法少女のようになりたいと強く願い、はやてに近づくべく日常生活でも関西弁を使うほど憧れていた。
架空のキャラと言えど、八神はやては彼女にとって欠かすことのできない人物なのだ。
それが9歳の少女が絶望せず、多少無理矢理にでも壊れずにいられた理由である。

「まず、私は殺し合いには絶対乗らへん! 乗らへんたら乗らへんで!」

恐怖を無理矢理にでもフタをし、どこかにいる主催者ナオ=ヒューマに向けて、そうは殺し合いに乗らないと宣言した。
人と人が殺し合うのが悪いのは当然だ。
そんな悪いことを絶対に許容できないそうは、殺し合いを拒絶する意思を見せた。

「……でも、これからどうすれば良いんやろな?」

しかし、そこは9歳の子供。思考力には限界があった。
殺し合いに乗らない、そのために最終的に主催者を倒すか主催者の手から逃げるかぐらいは想像できるが、そこに行き着くまでヴィジョンやプロセスが思い浮かばない。
リリカルなのはに「殺し合いに巻き込まれた」なんて展開は無いので、余計に思いつかなかった。

「そう言えば、あの人は全員に異能の力を与えたって言うてたけど……」

ふと思い出すは、先の説明会場で主催者が言っていた参加者全員に異能の力を与えたという言葉。

「それって私にも魔法や超能力が使えるってこと?」

常識的に考えればそんなことありえないのだが、実際に東はサイボーグの体を持ち、ヒューマはその東を一瞬で殺している。

「私の能力ってなんやろ?」

与えられた個々の能力に関しては事前説明は一切なしだ。
それは他の参加者も概ね同じだろうが、手探りで探さなくてはいけない。
探し当てるまでは参加者は自分がなんの能力を持っているのかがわからない。
最悪、探し当てる前に終わってしまうだろう。

「なんかヒント、ヒントはあらへんか? ……そうや!」

そこでそうの視線は、足元に置いたデイパックに向く。
主催者から支給されたものだが、その中にある支給品に能力に纏わるヒントもしくは能力の媒体そのものが入っている場合もあるというヒューマの言葉に着目した。
はやての使うデバイス「夜天の書」、もしくはなのはやフェイトの使うデバイス「レイジングハート」「バルディッシュ」だったら良いなあ、と思いつつディパックを漁る。
地図、名簿、メモ、ペン、コンパス、食料、水筒……全員に配られる基本支給品の中からそれは現れた。
それは一本の木切れだった。
一見するとそうにしか見えないのだが、彼女には見覚えがあった。

「これって確か……ムジョルニア?」

サブカル好きなそうはリリカルなのはほど深い知識はないが、アメコミを嗜んでいる。
マーベル映画も母親と一緒に見に行くほどだ。
だから杖の形状からマーベルヒーローの一角にしてアスガード最強の戦士にして雷を操る神・ソーの持つ戦鎚に変わる杖、ムジョルニアであることがわかった。
実際、支給品についている説明書にもそう書いてある。

もし本物のムジョルニアならば杖で地面を叩いた瞬間、杖はハンマーに変わり、持ち主は雷神ソーになるはずだ。
そうは唾を飲み込んだ後に、マイティ・ソーの転生先の姿であるドナルド・ブレイクの如く、杖で地面を叩いた。

だが、何も起こらない。

「……え? やっぱ偽物」


――少女がそう思った瞬間、ただの木切れにしか見えなかった杖は電気を帯びた後に無骨であるが神々しい、ハンマー――ムジョルニアへと姿を変える。
更に少女が驚きで開いた口が塞がらなくなるより早く、少女の全身に電気が駆け巡り、少女の衣服が変貌する。
ただの布製の制服は北欧神話の神々が纏うような甲冑となり、背中には赤いマントが生成され、その頭には羽飾りのついた金属製の兜が被らされる。
そうの顔と体格以外の全てが、変貌を遂げていた。

「嘘……本当に!」

魔法の如き、否、魔法という現象そのものを己の体で感じた瞬間、少女の驚きは最高潮に達する。
理解を越えた現象を見続けた結果、自分はまだベットの上で眠っていて夢でも見ているんじゃないかという錯覚を覚える。
そして――障害で動かないハズの右足が動いた。

「右足が動く、動くよ!」

マイティ・ソーの転生先である人間、ドナルド・ブレイクはそうと同じく足が不自由だった。
しかし、マイティ・ソーへ変身してからはその足を動かせるようになったのだ。
それと同じ現象がそうの身にも起きている。
生まれついてから動いたことのなかった右足が動いた奇跡にそうは感動を覚え、いつものはやてを模した関西弁を忘れるほどに喜ぶ。
そして、ここが殺し合いの場であることを忘れて浜辺を歩き回って……

パキッ

「!?」

枝が踏まれて折れる音と共に、そうは一気に現実に引き戻された。
ここは殺し合いの場……そうの心に緊張が走る。
音がした方向を見ると、距離にして僅か10m先に闇夜の中で緑色に光る刺青をした者がいた。
殺し合いに巻き込まれた混乱状態から立ち上がるまでの間か、ソーに変身し片足が動くようになったことに浮かれていた時か、いつの間にかここまでの接近を許したらしい。
暗くてよく見えないが胸のふくらみからして、おそらく自分よりは年上の女性。

「誰!? 誰なの!!」

そうは威嚇のために自分の胴体くらいのハンマーを何者かに向ける。
もし相手が殺し合いに乗ってたらと思うと、ゾッとしている。
ソーの強さはコミックや映画で折り紙つきだが、それがわかっていても殺し合いは怖いのだ。

「その声……まだ子供!?
待って! 私は殺し合いに乗ってないの!」

光る刺青をした女は困惑しつつも、両手をあげて戦意がないことを表明する。

「……本当?」
「ええ、信じて!」

女は信用を得るために背中に下げていたディパックも地面に降ろした。
そこまできて、そうもようやく信じたのか、大きなハンマーを降ろした。

「ありがとう。
私の名前は後藤……後藤万緒。あなたは?」
「八神そう、やで」

こうして八神そうと、光る刺青を持つタンクトップにハーフパンツ姿の銀髪の褐色肌の少女……後藤万緒は出会った。


 ■


目が覚めたら見知らぬ天井。
見覚えのない冷たい床で私は横になっていた。
その場から動きたくとも、全身が金縛りになったように動きはしない。

部活が終わり、帰り道をジャージ姿で帰宅前に大好物のラーメンを食べて帰ろうかと考えていたところまでは覚えているのが、その後の記憶がない。

夢なのかこれは?
私がそう思う前にこれまた見知らぬ男が動けなくなっている私のすぐ近くに立ち、私を見下ろしていた。
男は動けない私の目を見て話しかける。

「おまえに与える“力”はちょっと風変わりでな。
おまえを悪魔にするんだが、適合に一瞬とはいえ痛みを伴うぞ」

悪魔、適合、痛み? この人は何を言ってるの?

「できれば悪魔化に伴う痛みぐらいは抜いておきたかったが、それはできなかった。
……まあ痛みは一瞬だ」

そして男は何かを取り出し、片手で何かを持った。
銀色の細長い……蟲らしきものを!
ちょっと! 人の体の上でそんなものをぶらつかせないでよ!

「適合できなかれば死ぬ場合もあるが、その時はその時だ」

……は? 死ぬ?
この人は何を言ってるの?
悪ふざけで言ってるのかと思えば、男の目は真剣(マジ)だった。

――この男は私に対して、何かする気だ――

直感的にそう気づいた瞬間、動かない口の代わりに心の中で私は必死になって叫んだ。
誰か助けて! 動けない!
……しかし、虚しいことに誰も助けに来ることはなかった。

そして……男の手から蟲が私の体に落ちた。

目をつぶったので蟲が口から入ったのか、肉を食い破ったのか、それ以外の体の穴から入ったのかは見ていない。
それでも蟲が体の中に侵入したのはわかっていた。


直後、とてつもない激痛が襲い、私は声にならない悲鳴を上げた。

痛い! 痛い!! 痛い!!!

体の内側から燃え上がるような痛みが全身を壊そうとしている。
痛みだけでなく鼓膜の中にもメキメキという嫌な音が響き渡った。
視界は目の中の膨張した毛細血管で半分位真っ赤だ。

気が付けば私の金縛りは解けていた。
体が自由になった瞬間、私は痛みに耐えられなくて必死に暴れた。
理性など欠片もなく全身の痛みから逃げるようにジタバタした。
見る者によってはそれは滑稽なダンスを踊っているように映るかもしれない。
今考えるとあの男が痛みでショック死しないよう、痛みを受け流させるためにわざと解いたのかもしれないが、正直どうでもいい。

とにかく痛みを取り除こうと着ていたジャージを素手でビリビリと破いた……ジャージを素手で破れるだけの握力を私をいつ備えたんだろうか。
そして、タンクトップに守られた肉付きの良い胸と胴体が露になる。
すると驚きの光景を私を目にした。
闇色の刺青が私の肌を駆け巡っていた。当然元からあったものではなく、現在進行形で彩られるように刺青が作られていった。
胸や腹だけでなく、腕や足にも同様の黒い刺青が入っていく。

常識では考えられないおどろおどろしい現象に私は正気を保てなくなりそうだった。
私の体に何が起きているのか、理解できなかった。
これが悪い夢ならさっさと醒めて欲しかった。

そして私は痛みに耐えられなくなり、とうとう気絶した。
消えゆく意識の中で「成功だな」という声だけが聞こえた気がした。




「後はそうちゃんと同じで、気がついたらヒューマって人がみんなに殺し合いをしろって言ってた場所にいて……また気がついたら、この浜辺の近くにいた。
それでそうちゃんが変身していた所を見つけて、近寄ったというわけ」
「後藤さん、そんなことが……」
「万緒でいいよ、そうちゃん」

二人は今、浜辺に漂着した丸太を椅子にして座っている。
そこで万緒は一頻り、そうに自分のこれまでの経緯を説明した。
どうやらそうと違い、痛みを伴う肉体改造を施されたらしい。

「うわっ、これ本物の角や! 直に生えとる!」
「でしょ。抜こうと思ったら痛いし、刺青はなぜか光ってるし、もう意味がわからないよ」

そうは万緒の後頭部に生えていた尖った角に触れると、本当に体から生えていることに驚く。
日焼けした肌の上を彩るように緑色に光る黒い刺青も、光っているのは蛍光塗料などではなさそうだ。

「私の記憶が正しければ万緒お姉さんは“人修羅”になっているみたいやね」
「ひとしゅら?」
「確か私が生まれる前に発売された真・女神転生Ⅲっていうゲームの主人公だったと思うで。あっちはお姉さんと違って男の子だった気がするけど」

豊富なサブカル知識故に、そうは今の万緒の特徴から人修羅とよく似ているとわかった。
一方、万緒は人修羅ひいては真・女神転生の内容もよく知らないので、人修羅については想像もできないので尋ねた。

「それってどんなキャラなの?」
「古いゲームでプレイしたことないから詳しいことはわからへんけど……ただの人間だった主人公が悪魔になって、仲魔にした悪魔を召喚して悪魔と戦うってキャラだった気がする」
「今の私は悪魔って、ちょっとマジですか……」

そう曰く、今の自分は主催者によって悪魔にされたことに衝撃を受ける。
自分が何者かに拉致された挙句、体を勝手に改造されたとあらば当然だろう。
こんな体にされてこれからどうやって生きていけばいいのか、という悩みが生まれる。
その悩みに対して殺し合いに乗って優勝すれば元の体に戻してくれるというヒューマの甘言を思い出す。
しかし、だ。
そのために他者を殺すことは万緒にはできなかった。
他者を殺めてはいけないという人間性のブレーキが強く働いたのだ。
最初にであったのが10歳にも満たない子供だった点も大きく、自分の目的のために小さな子供を手にかける気にはとてもなれなかった。
むしろ(そうがハンマーや鎧で武装している点は置いておくとして)人として年上として、そうを守ってやらねばと思っているぐらいだ。
万緒としては五十嵐や東のように死にたくはないし、ヒューマは怖い。その上すぐにでも元の人間の体に戻して欲しいが、だからと言って人を殺したくはなかった。

「でもメガテンって言うたら、悪魔召喚が売りのゲームらしいけど、万緒お姉さんは悪魔を召喚できるの?」
「召喚? ああ、そう言えばこんな紙が入ってたけど……」

万緒は自分のディパックから一枚の紙を取り出した。
それは悪魔召喚に関連する事が書かれたメモである。
万緒はそれを広げてそうと一緒に読む。

 ■
右手を天にかざし、仲魔の名前を唱えよ。
召喚して連れ歩ける仲魔は三体まで。
戻す時は名前と同時に戻れと言えば戻る。
参加者と同じく一度死ねば仲魔が戻ることは二度とない。
召喚者が死亡しても、仲魔は数時間以内に消滅する。

  • ジャックフロスト、ピクシー(条件なし)
  • ???(第一回放送まで生き延びる)
  • ???(第三回放送まで生き延びる)
  • ???(第五回放送まで生き延びる)
  • ???(参加者を一人殺害する)
  • ???(参加者を二人殺害する)
  • ???(参加者を三人殺害する)

???は条件をクリア次第、名前が表示される。
それは召喚解禁の合図でもある。
 ■

「仲“魔”? これって誤字かな?」
「いや、元になったゲーム的にはそれであってるで。仲間の悪魔って意味で」

万緒の野暮なツッコミを置いておき、二人はメモに目を通した。
どうやら放送まで生き延びたり、参加者を殺害すると召喚できる仲魔が増えるルールらしい。
現実に考えてただのメモにしか見えないのに、紙面上の???が悪魔の名前に置き換わること自体がありえないが、神や悪魔に姿を変えている二人からすれば今更驚くような内容でもなかった。

「私、鞄の中に地図や食べものとか以外だと、これしか入ってなかったんだよね……」
「え? そうなん?」
「ぶっちゃけると、さっきそうちゃんの目の前で鞄を置いたのも、ろくなものが入ってなくて持っていても大して意味がないって理由もあるのが半分くらい締めてたよ」

万緒のディパックには基本支給品を除くと、このメモしか入っていなかった。
複数の仲魔を召喚できるのだから、この上に武器や防具まで支給すると参加者間の公平性が薄れてしまうととでも思われたのか。

「さっきはメモに書かれた内容を全然信じてなかったけど、書いてることが本当なら悪魔を召喚できるってことだよね? ポケモンみたいに。
でも悪魔と聞くと怖いイメージがあるんだけど……」
「大丈夫やで、もし襲いかかってきたら私がやっつけたるで!」

悪魔と言えば基本的に恐怖のイメージしかない万緒。仮に召喚した悪魔が自分達に襲いかかってきたらどうするのか?
そんな怖気づく万緒の前でそうはハンマーをブンブン振って戦えるアピールをする。
そうとしてはソーの高い戦闘力を根拠にした自信であったが、体格が9歳相応なので正直あまり強そうには見えない。
だが、仮に襲いかかってきてもすぐに戻すか、メモにも書いてある“召喚者が死亡しても、仲魔は数時間以内に消滅する”事実を突きつけて強引に従わせるなどして対処することを念頭に入れて、万緒は召喚に踏み切った。

そして召喚する悪魔は……

「じゃあ、これにしよう。 “ジャックフロスト”!」

万緒が右手をかざし、かの者の名前を読んだ瞬間。
二人の少女の側に、黒もしくは濃い紫色をした雷が落ちた。

「ひゃ!」
「うわ!」

けたたましい音に驚く二人。
そして煙が晴れた先に現れたのは……



『ヒホ? ここはどこだホ?』



二頭身ぐらいの雪だるまに小さな手足が生えて、耳もしくは角状に二つに割れた青い帽子を被った、鼻のない黒い目と大きな口が特徴的な顔をした悪魔――ジャックフロストが召喚された。

「これが悪魔なの……?」
「本当に動いとるで……」
『おまえたち誰だホ?
見た目からして噂に聞く人修羅とマントラ軍のトールっぽい姿をしてるけど、なんか違うホね。主に性別とか……ってヒホ!?』

ジャックフロストを見た瞬間、万緒とそうは覆いかぶさった。
突然のことに驚くジャックフロスト。

『い、いきなり何をするホ!』
「可愛い~、ぬいぐるみみたい!」
「ふわ~、触ってみるとちょっとヒンヤリするで」

万緒はふくよかな胸と腕でジャックフロストを抱きしめ、そうは頬ずりする。
ジャックフロストは顔を赤くしてかなり困り果てていた。

妖精ジャックフロストはお世辞にも怖い外見とは言えず、一見すると可愛いぬいぐるみにも見える姿だ。
その見た目のせいで万緒とそうは恐怖心を煽られることなく、むしろ犬でも愛でるようにジャックフロストを思わず抱きしめてしまったのだ。

『ヒ~ホ~……』

こうして、ソーの力を受け継いだ八神そうと、人修羅と化した後藤万緒、そして召喚されてわけもわからないまま少女達に抱きしめられ悲鳴を上げるジャックフロストで、この殺し合いでの彼女達の最初の物語は幕を引く。



しかし神・ソーへの変身と、悪魔・人修羅への変貌……
いわば本当にタネも仕掛けもないマジックのように、現実に起きえないことが起きている現状が彼女達を余計に困惑させた。
今でこそ笑っていられてるが、未だ彼女達が混乱の渦中から抜け出せていないことをここに書き加えておく。

【一日目・1時00分/J-2・浜辺】

【八神そう@マイティ・ソー/マーベルコミックス】
[状態]:精神疲労(小)、混乱気味、変身中
[装備]:ムジョルニア@マイティ・ソー
[道具]:支給品一式、不明支給品0~2、障碍者用杖
[思考・行動]
基本方針:殺し合いには乗らない
0:ジャックフロスト可愛い~♪
1:万緒お姉さんを守る
2:まさかマイティ・ソーに変身できるなんて……
3:はやてのように戦えるのが理想だけど……
4:今の状況に対してだいぶ混乱している
※マイティ・ソーに変身できることを知りました。マーベル映画知識より、映画で使用した技は概ね使用できます。また変身中は右足の障碍が治ります。
※サブカル好きがこうじて、人修羅のことも知っていますが、シリーズのゲームは未プレイなため大雑把な内容しか知りません。(主人公が悪魔でありながら悪魔を召喚して戦う程度)


【後藤万緒@人修羅/真・女神転生Ⅲ-NOCTURNE】
[状態]:精神疲労(小)、混乱気味
[装備]:マロガレ@真・女神転生Ⅲ-NOCTURNE
[道具]:支給品一式、仲魔召喚に関するメモ
[召喚中]:妖精 ジャックフロスト(健康)
[思考・行動]
基本方針:殺し合いには乗らない、元の体に戻りたい
0:ジャックフロスト可愛い~♪
1:そうちゃんを守る
2:私が悪魔にされたってマジですか……
3:この体、直るのかな?
4:今の状況に対してだいぶ混乱している
※悪魔召喚能力があることに気づきました。
※八神そうから大雑把な人修羅の知識を知りました。
※八神そうの足の障害に気づいてません
※悪魔召喚については以下のルールがあります。
 ○最大で召喚できる仲魔は三体まで、真・女神転生Ⅲに出てくる悪魔のみ召喚可能
 ○後藤万緒が死亡すると仲魔も数時間以内に消滅する
 ○仲魔に召喚条件あり。召喚できる仲魔については次の書き手氏にお任せします。
  ・妖精 ジャックフロスト、妖精 ピクシー(条件なし)
  ・???(第一回放送まで生き延びる)
  ・???(第三回放送まで生き延びる)
  ・???(第五回放送まで生き延びる)
  ・???(参加者を一人殺害する)
  ・???(参加者を二人殺害する)
  ・???(参加者を三人殺害する)


☆支給品紹介
【ムジョルニア@マイティ・ソー】
 魔法のハンマー。ウルという超金属でできているためアダマンチウム並みの高い強度を誇り、パワーは関係なくソーと同等以上の高潔な心の持ち主でなければ持ち上げることが出来ない。
 普段は木切れと化しているが、そうが使うことでハンマーに姿を変え、そして彼女がマイティ・ソーに変身する時に必要なツールでもある。
 変身時はソーと同じ鎧一式と同時に足の障碍も治り、投げても必ず自分の手元に戻ってくるハンマー・雷雨や嵐などの天候操作の力・稲妻を発生させる・エネルギーの放射と吸収・飛行能力・物質操作が使える。原作だと次元間及び時間軸の移動もできるが、流石に制限対象と思われる。


【マロガレ@真・女神転生Ⅲ-NOCTURNE】
 原作では主人公を人修羅にさせた、悪魔の力が結晶化された幼虫状の物体・マガタマ(禍魂)。これは主人公が一番最初に手に入れるものなので性能はマガタマとしては低め。
 寄生した人間を悪魔にする力があるが、適正のない者は死ぬ。本ロワでは万緒以外が寄生されると死ぬ可能性が高い。
 装備中は以下の能力が使用できます→ 突撃、暴れまくり、反撃などの簡単な物理スキルや、アナライズ(敵一人の能力を見れる)、一分の活泉(少し体が頑丈になる)。そして破魔・呪殺が弱点。(強すぎるので“貫通”は使用不可)。
 本ロワでの調整と制限として、レベルの概念がないので、レベルに関係なく技を使用できる代わりにマガタマを交換すると使えなくなる(交換したマガタマの技と入れ替わる)。

【ジャック・フロスト@真・女神転生Ⅲ-NOCTURNE】
 厳密には支給品というより万緒が召喚できる仲魔だが、いちおう解説する。
 冬と霜の妖精で基本的には邪気のない存在だが、怒らせると相手を氷漬けにして殺してしまう。一貫して「ヒーホー」という独特な口癖を持ち、メガテンシリーズには必ずと言ってもいいほど参戦する、ドラクエに例えるならスライム的マスコットな悪魔。
 ブフ、マハブフ、アイスブレスのような氷系魔法や技を使い、氷結攻撃は吸収する。
 しかし、悪魔としてはレベルは低い方であり、火炎攻撃はが弱点。

日常のオワリ 物語のハジマリ 時系列順 ナイーブレターズ
日常のオワリ 物語のハジマリ 投下順 ナイーブレターズ

GAME START 八神そう 女三人寄れば姦しい
GAME START 後藤万緒 女三人寄れば姦しい

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