「ケルベロス」の編集履歴（バックアップ）一覧はこちら

「ケルベロス」(2016/02/07 (日) 22:16:29) の最新版変更点

追加された行は緑色になります。

削除された行は赤色になります。

&sizex(5){&bold(){ケルベロス}}


三つの首を持つ、巨大な犬の姿をした魔獣。 
鬣に生える毛はその全てが蛇となっており、竜に似た尾を持つ。 
現世に彷徨う魂を貪り食らう性質から、「冥府の番犬」との異名もある。 


この魔物の吠え声は質量を持ち、青銅となって聞く者を叩き潰し、 
その時に飛び散る唾液からは毒花が生えるという。 
恐るべき怪物だが、音楽を聴くと眠りに落ちるという弱点を持ち、 
竪琴の名手がそれによって難を逃れた伝説が残っている。 


#region
別名ケルベルス、英語読みではサーベラス。 
名前は古代ギリシャ語で「底なし穴の霊」を意味する。 
原典となった叙事詩では50の頭を持つと書かれているが、一般的には 
三つ首の犬（あるいは獅子）の姿をした怪物とされている。 
双頭の犬オルトロスは弟に当たる。 


ギリシャ神話においては英雄ヘラクレスの12の功績のひとつとして 
生け捕りにされたエピソードと、当ページでも紹介した琴の名手 
オルフェウスが妻エウリュディケを取り戻すため冥界に入り、 
その際に演奏で眠らされたというものが有名。 


#comment

#endregion