ウェアウルフ


人狼。ワーウルフとも。二足歩行する狼の獣人で、古くからその存在を知られている。
そのためライカンスロープ、リュカオーン、ルー・ガルーなど、地方により数多くの
異なった名称が存在し、その姿も伝承により様々である。

夜、月明かりの下で活動する事を好み、特に満月の夜にはその力を大きく増す。
強い再生力と生命力を持ち、通常の武器による攻撃では、一時的な撃退は出来ても
殺すまでには至らない。
彼らを完全に殺すには、祝福された銀で作られた武器を用いるか、その再生力を
上回るほどの圧倒的な攻撃をもって消滅させる他はないと言う。


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ウェアウルフの「ウェア(were)」とは、人間の男性を意味する古英語に由来する。
但し、女性体の獣人であっても区別はされず、一律に「ウェア」を冠して呼ばれる。

上述のような「満月の夜に活動する(変身する)」「銀の武器でないと殺せない」という
一般的な認識は、1941年のアメリカ映画『狼男』の設定によるところが大きい。
実際には新月の晩、聖夜の晩に現れるという伝説もあり、また狼男に対し、銀の武器こそが
有効な殺害手段である、とする明確な資料は無い。
ただし、「狼に取り憑かれた人間」を元に戻す方法として「祝福された(聖別した)銀の銃弾で
その者の友人が傷をつける」という伝承ならば残っている。
また、「満月の夜に変身」という設定も全くのフィクションと言うわけではなく、古来より
存在する月神信仰や、魔術シンボルとしての月に結び付けられた獣人伝説は各地に存在する。


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