ヴァンパイア


吸血鬼。人間の血液をエネルギー源として摂取する、不死なる者達の総称。
血を吸う相手が清らかな処女か童貞であれば、その相手は同じ吸血鬼として
眷属に加わり、そうでなければ息絶えた後に意思を持たないゾンビのような
傀儡として蘇るのだと言う。
修道女や神父にとってはまさに忌むべき敵であり、神の加護を受けた騎士達で
構成された聖騎士団とはその創設以来、互いに不倶戴天の怨敵である。

その多くは吸血鬼により血を吸われて、望むと望まざるとに関わらず吸血鬼の
眷属となった元人間(もしくは、人に近しい亜人種)達だが、稀に魔術を
究めた末に人間としての生を捨て吸血鬼となった者や、人々の知る遠く以前の
歴史より既にそうであった純粋な種としての吸血鬼も存在しており、
そうした者達は他の吸血種やアンデッドを遥かに凌ぐ恐るべき力を持つため、
畏怖を込めて『不死の王(ノーライフ・キング)』とも呼ばれている。

他のアンデッド同様に穢れた魂を持つため神聖な力に弱く、十字架や太陽の光を
弱点とするほか、ニンニクや銀を忌み嫌い、また何らかの護衛がなければ流れる水を
踏破できないとされる。
しかしながら、あくまでこれは「他のアンデッドと同程度」の吸血鬼に限った話である。
これらの弱点を克服した強力な吸血鬼の存在は、決して少なくはないであろう。
もし貴方が吸血鬼に狙われているのならば、ニンニクの首飾りを掛けて教会に立て篭もるより、
まずは彼らを狩る「ヴァンパイア・ハンター」と呼ばれる者達を頼る事だ。

吸血鬼狩りを生業とするのは教会から命じられた神父や聖騎士の他、自らも吸血鬼と
人間の混血である「ダンピール」や、生まれながらに吸血鬼と戦う事を宿命付けられた
「クルースニク」と呼ばれる者達がいる。


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