ダガー
主に刺突を目的とした両刃の短剣。
正確には広く短剣全般を指す言葉であり、形状も一定のものではないが、
概ね1フィート余りの長さを持ち、両刃を備えた短剣と考えてよい。
より細かい分類としては鎧を貫き通す事に特化したスティレット、
逆に防御を主体とするマン・ゴーシュやパリイング・ダガー、
更には武器破壊を目的とするソードブレイカー等が挙げられる。
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綴り |
dagger |
歴史 |
11世紀~現代 |
分布地域 |
全世界 |
全長 |
20cm~30cm |
重量 |
0.2kg程度 |
語源はラテン語のダキア(Dacia)で、古代ローマの属州である
ダキア地方の住民が使用していた武器に由来する。
日本国内(特にマスメディア)においては「ダガーナイフ」という
呼称が一般化しているが、ナイフは汎用の短い切断具全般を指して言う
単語であり、対してダガーとは「ダガーという形状の短剣」を示す
言葉のため、重複となる。
(例えばサーベル・ソード、パイク・スピアーと呼ぶようなもの)
よってこの場合、単にダガーと呼ぶのが正しい呼称である。
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最終更新:2016年05月14日 02:57