ヒヒイロカネ


東の島国の、ごく一部の者のみがその製法を知るという希少合金。
非常に謎が多く、原料となる鉱物も加工技術も未だ分かっていない。
一説には既にそれらは失われており、貯蔵してあるもののみが稀に
海を渡り届けられるのだとも囁かれている。

現地の言葉で「強い緋の色の金属」或いは「太陽の緋の色の金属」という
名が示す通り、冷温でありながら赤い輝きを放っている。
アダマントをも超える硬度を誇り、決して錆びない永久不変の合金と言われる。
また磁気を拒絶する、表面が揺らめいて不明瞭に見える、熱を数倍にして伝えるという
不思議な性質を持っており、一掴みの木の葉を燃やしただけで湯を沸かす事が出来る
ヒヒイロカネ製の器は、伝説の秘宝として彼の国で知られている。


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