アダマント


希少鉱物。
「不壊なるもの」「征服されざるもの」の意を持つ、非常に堅固な金属である。

ミスリルほどには有名でないが、それと並ぶほどに高価で貴重な素材であり、
英雄がアダマントを用いた武器で凶悪な怪物を打ち倒した逸話はいくつもある。
また鎖や枷にも用いられ、一度相手を縛り付けたならば、例え魔王ですら引き千切り
抜け出すことは叶わないと言われている。


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英語圏では主にダイアモンドや特定の金属など、非常に堅い物質を指し示す単語である。
ギリシア語で「征服されない」という意味の「アダマス」から派生した語であり、
ダイアモンドも同様にアダマスから派生したもの。
和訳ではダイアモンドを「金剛石」と呼ぶように、「金剛」と訳されることも多い。

時代により広汎に堅い物質を指したり、また中世には磁石の事をアダマントと呼ぶ
事もあったが、紀元前700年頃の叙事詩『テオゴニア』において鎌の材料としてその名が
上がっている事から、元来は鋼鉄を指した語であったろうと推測されている。

現代の創作物においては「アダマンタイト」(語尾に「~ite」を付ける鉱石名)・
「アダマンチウム」(語尾に「~ium」を付ける金属名)の変形語で、強固あるいは
神秘的な物質として作中で用いられる事も多い。
有名なものとしては、マーベルコミックのヒーロー「ウルヴァリン」の爪(骨格)に
特殊金属アダマンチウムが分子的に組み込まれている。


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