農夫の依頼


概要


郊外にて農業を営む老農夫イサク氏より、魔物退治の依頼が発注された。
対象は山から降りてくる草食魔物*1
魔物は闇夜に紛れて畑を食い荒らしており、農作物に被害が出ているという。
結果、野菜の価格は高騰。市民生活に少なからぬ影響を及ぼしている。
危険度は低いものの、早急な駆除が求められる。

ギルド員四名がクエストを受注。
イサク氏から事情を聞き、一同は街郊外の畑へと向かった。

深夜、新しい食害跡を発見し跡を辿った先で魔物と遭遇。
しかし一同は山羊に酷似した魔物に油断、一名が虚を突かれ足首を掴まれ転倒。
幸いギルド員各位の連携によって一頭目の魔物が討伐された。

後に、一同は群の主と思われる大型の個体を含む計六頭の群れを発見。
奇襲を用いて戦闘を有利に進め、最後に主を討伐。魔物の殲滅に成功した。
(魔物の詳細は付属のウェアゴートの資料にて)

+ 詳細
96 :名無しになりきれ:2014/06/22(日) 03:19:56.37 0
   畑を荒らすモンスターを駆って頂けまいか
   報酬はそれなりに用意する 

97 :ロキ ◆y0qpB96BEM :2014/06/22(日) 15:53:43.81 O
   >>96
   受けようか?シェリスも教会いっちまったし

99 :シェリス ◆IgHuSMr.NyMd :2014/06/22(日) 16:59:58.53 0
   うぅー…いたたたた…つ、つかれたっす…窓掃除があんな重労働とは思わなかったっす…
   掴まりにくいし、落ちかけるし…すっごい広かった…
   パンは美味しかったから良かったっすけど。 

   >>96
   モンスター退治っすかぁ?き、きんちょうするっすね…武器はもってるっすけど生き物相手につかったことはないっす。
   どんなモンスターっすかね?でかくて強いのだったらヤバイっすよ!

100 :農夫 ◆TrxzL6l/g6 :2014/06/22(日) 18:49:28.97 0
   受けてくれるのかいそれじゃあ話をさせてもらおうかの
   わしは農夫のイサクじゃ
   イサクのじっちゃんとでも呼んでおくれ

   近頃山から魔物が下りてきてわしらの畑を食い荒らすんじゃよ
   草食魔物の一匹二匹ならわし自慢の鋤裁きで干物にでもしてやるんじゃが
   何しろ被害が多くてのう群れかもしれん

   魔物は夜中に現れるようじゃ
   どうか退治してくれまいかのう?

109 :カゲミツ ◆1iCdvHKAGE :2014/06/23(月) 04:22:35.75 0
   >100
   ……合点がいった。
   この所の野菜の値上がりは、それ故か。

   拙者もその話、承った。
   及ばずながら、助力いたす……。

121 :サクヤ ◆R6zKc/lmSA :2014/06/24(火) 04:30:09.20 0
   >>100
   ふむ……魔物か。
   急激な物価の上昇の理由はそれか。

   ならば、私もその依頼、受けさせて貰いたい。
   農家と、そして私の腹の為……是非力になりたいと思う。

143 :農夫 ◆TrxzL6l/g6 :2014/06/24(火) 20:05:00.95 0
   >>クエストの受注者達

   君達は農夫に案内され畑へとたどり着いた
   畑はそこかしこ魔物に踏み荒され食い荒らされた跡が広がっている

   「ほんに酷いもんじゃよ美味しい所ばっか食いよる
   おぬし達には今夜畑を見回って欲しいんじゃ」

   「奴らも魔物とはいえ生き物じゃからのう
   バーンと何匹か倒せば驚いて山に逃げ帰ってくはずじゃよ」

   【農夫イサク から クエストアイテム ランタン を 人数分貰った !】

145 :シェリス ◆IgHuSMr.NyMd :2014/06/24(火) 20:13:47.80 0
   >>143じっちゃん
   (農夫のじっちゃんに畑に案内され荒れ果てた様子に愕然とする)
   ひっどい有様っすねぇ……美味しい作物が……ぐぬぬぬ…許せないっす!
   夜中見回りっすね!気合入れていくっす!
   (体に見合わない大剣に手を掛けランタンをもって畑の周りをぐるぐる巡回する。その様子は事情を知らない人からみたらとっても怪しい)

149 :サクヤ ◆R6zKc/lmSA :2014/06/24(火) 21:43:21.10 0
   >>143 農夫殿
   ……これは酷い有様だ。
   (農夫に連れて来られた場所は凡そ畑とは思えぬ酷い荒れようで、目ぼしい作物は蹂躙され尽くしていた)
   ん……任せて欲しい。我ら一丸となって不届きな魔物を懲らしめようぞ。
   ふっ……そうだな。無駄な殺生等必要ない。相手が引いてくれる戦であれば尚好ましい。
   血は極力流さないに越した事はないのだから。
   (イサク老人から各自ランタンを受け取り遂に夜警の任務が始まった) 

157 :カゲミツ ◆1iCdvHKAGE :2014/06/25(水) 21:27:34.86 0
   >143
   ……これは、何とも。
   御老体。心労、察して余りある……。
   ……斯様な狼藉は、今宵で終わりにさせねば。

   >クエストアイテム ランタン を 人数分貰った !
   ……委細承知。
   相応の仕置きをし、二度と里に来ぬよう懲らしめてくれよう……。

    ――しかし、常々思うがこのランタンやカンテラ。
    明るくて辺りを照らし見るには良いのだが、歩く度にこう、グラリグラリと
    振れ動くのだけはどうにも具合が悪い。
    手空きの日があれば、ランタン職人の所へ手提げ提灯の図案を持ち込み、
    試しにひとつふたつ作ってもらうか――

   ……と。いかん、いかん。今は御老体の畑が第一よ……。
   では……拙者はこちらを見て回るか。

66 :ロキ ◆y0qpB96BEM :2014/06/26(木) 03:33:56.82 O
   >>143
   (カンテラゆらゆら)…バーンと何匹か片付ける、か…
   こんだけ被害出てたらきつめにお仕置きした方良いんじゃねぇかなあ… 

168 :農夫 ◆TrxzL6l/g6 :2014/06/26(木) 18:53:45.15 0
   >>クエストの受注者達

   「それじゃあとはお若いのに任せるかのう
   わしは家でばあさんと健闘を祈っておるよ」

   そう言い残してイサク爺は去り
   冒険者達の長い夜が始まったのだった

   季節柄天気は曇り空、じめじめと湿った風が緩く吹いている
   こんな日に夜通しの巡回ともなれば一端の冒険者でもなければ軽い疲労感を感じ始めた頃

   冒険者達は作物が踏み荒されて出来た真新しい道を発見した

   その奥からは何者かが作物を咀嚼する音が確かに聞こえる

   ンメー 

172 :シェリス ◆IgHuSMr.NyMd :2014/06/26(木) 21:35:03.17 0
   >>168じっちゃん
   安心して休んでほしいっす!今日限りでじっちゃんが毎日安眠できるように頑張るっすよー!
   (イサクのじっちゃんを見送り巡回を続ける、初めは元気だったがうだるような暑気と湿気に足取りも重くなってきたようだ
   あつい…あついっす…まだでてこないっすかー?魔物やっつける前にくたくたっすよ…

   …あ、これって…もしかして、魔物がぐちゃぐちゃにした跡っすよね!
   (腰にぶら下げた大剣に手をかける)
   この先に絶対いるっす…緊張の瞬間っす。 

174 :サクヤ ◆R6zKc/lmSA :2014/06/26(木) 22:49:37.67 0
   >>168 農夫殿
   ん……了解した。安心して休んで欲しい。

   とは言え……さて、どうしたものかな。
   天の騒めきも気になるがこの湿った生温い風がどうにも不安を煽る。
   確か今はあちらにカゲミツ殿が巡回に出ておられるのだったか。
   シェリス殿はあちら、と。ならば……
   (妙な胸騒ぎを抑えつつ散らばって巡回するサクヤ)
   何事もなければ良いが……
   (徐々に込み上げる不安は、押し寄せる疲労感によって更に増していく)

   これは……
   (無残に魔物に踏み荒らされたらしい地面の土をそっと手にする)
   間違いない……此方に――――
   (カンテラの揺らめく炎を奥へと照らす。そして、"ソレ"は視界の端からのそりと姿を現すと同時に各々が其処で合流したのだった)

196 :カゲミツ ◆1iCdvHKAGE :2014/06/27(金) 19:04:55.60 0
   >168
   今宵は……いや、今宵よりは、枕を高くしてゆるりと眠られよ。

   ……それにしても、どうにも蒸す。
   このランタンの灯火が、また一層に…… む?

   これは……。ちッ、呆けておったわ!
   気配に気づかなんだか……!

   >その奥からは何者かが作物を咀嚼する音が確かに聞こえる
   ……彼奴か。
   各々方、用心を――


   <ンメー


   ――。……あー、用心を……角に。存外に、鋭いからの……。

   ……軽く引っ叩いて、追い散らすか……?
   後は……ご老体が目を覚ますまで、罠の置き場でも見定めておくとしよう……。

   ……あ、やめぬか! 拙者の袴を噛むでない……! 

205 :農夫 ◆TrxzL6l/g6 :2014/06/27(金) 23:27:04.47 0
   >>クエストの受注者達
   山羊がカゲミツの袴を食んでいる
   至極ほのぼのした空気が流れていた

   随分可愛げのある魔物だことだ

   それでも依頼をこなさなくてはならぬとは・・・ギルドとは因果な業である


   >>197 カゲミツ
   一人だけ素早く異変に気が付くことだろう
   この山羊、なにか妙だな、と


   作物の陰、山羊頭の向こうから歪な白い腕がカゲミツの足首を鷲掴みにした 

206 :シェリス ◆IgHuSMr.NyMd :2014/06/27(金) 23:42:50.76 0
   >>205
   これが…魔物っすか?
   (初めてみる魔物の姿はなんとも可愛らしい山羊の姿をしていて、カゲミツの袴を噛む様子に思わずほっこりする)
   む…むりっす!わたしには、こんな可愛らしい子をぶったぎるなんてできない!!
   なんとか穏便に返してあげることってできないっすかね?
   (山羊を撫でたいのか手をわきわきさせている、異変にはまったく気付いていないようだ)

208 :サクヤ ◆R6zKc/lmSA :2014/06/28(土) 00:14:37.17 0
   >>205 農夫殿
   ………………。
   (魔物とは程遠い、とても大人しい山羊が先にエンゲージしたカゲミツの袴を甘噛みしている)
   ……………………う、うむ。なるほど!しかしこれまた……可愛――いやいや!!いかん、いかんぞ!これは仕事なのだ。
   明日の農家と私の腹の為……此処は―――――で、出来ぬ!私には出来ぬ……
   (様々な葛藤の末、がくりと崩れ落ちるサクヤ) 

209 :ロキ ◆y0qpB96BEM :2014/06/28(土) 00:38:24.28 O
   >>205
   …可愛いなあ…
   ふかふかしてそうだなあ…
   ……可愛いなあ… 

217 :カゲミツ ◆1iCdvHKAGE :2014/06/28(土) 14:18:43.27 0
   >205
   う、む……。さて、これを追い払わねばならぬが。
   シェリス殿――は、駄目か。(>206) 
   サクヤ……。……駄目であろうな。(>208)
   しからば、ロキ殿……も、駄目、と……。(>209)
   ジェド殿……。そっぽを向くでない。


   ……やむを得ぬ。では拙者が、鞘尻で頭のひとつも引っ叩くか。
   どら……加減は弁えるゆえ、恨んでくれるな―― ……?

    ……こやつ、先程から袴を妙に引っ張るが。どうにも妙だの。
    草と見紛えて食んでいるにせよ、あまりに力が強い……皆目離れぬ。
    それに拙者を凝と見るこの眼、ニタリと笑っているかのような――


   >作物の陰、山羊頭の向こうから歪な白い腕がカゲミツの足首を鷲掴みにした
   ぐ、ッ……!?

    しまった、刀が……ぬかったわ! 
    だが……虚をつかれたと言え、あの一瞬で体を引き倒されるとは、何たる膂力……!
      

   ――皆、得物を取れいッ! 此奴、山羊などでは無いぞ!

218 :ロキ ◆y0qpB96BEM :2014/06/28(土) 14:49:23.88 O
   >>217
   ━━━!!?
   大丈夫かカゲミツ!?
   ちっ、まず何者かわからねーと魔法はダメだ!!(剣を抜く)

219 :農夫 ◆TrxzL6l/g6 :2014/06/28(土) 16:29:22.15 0
   >>クエストの受注者達

   ――皆、得物を取れいッ! 此奴、山羊などでは無いぞ! 

   その言葉を待っていたと言わんばかりに山羊は二本の足で立ち上がった
   なんだ、これは 首から下の骨格が山羊本来の形ではなく人間に似た物となっている
   今一怖さが解からないなら真夜中に出会うマレー熊でも思い浮かべてもらおう

   知識+5程在ればこの山羊が草食の魔物ウェアゴートだと即座に理解できるだろうが
   そんな事は今更どうでもいい

   擡げた角を振りかざしカゲミツを叩き潰そうとしているのだから

   ンメェェエエエエエエエエエエ゛エ゛エ゛ 

289 :シェリス ◆IgHuSMr.NyMd :2014/07/05(土) 08:19:39.47 0
   山羊じゃない?カゲミツさん、何をいってるっすか?どっからどう見ても可愛らしいヤギさんじゃないっすかやだー
   あああああ!?
   (ヤギかと思っていた目の前の生き物からにゅっと白い手が伸びた、シェリスは飛びのいた)

   >>219
   ば、ばけもんっす!これ、思ってたよりめっちゃ怖いっすよぉぉぉっ!!
   で、ででで、でも…カゲミツさんがヤバイっす…やるしかないっす!!
   うわぁぁぁぁ!!
   (大剣をふりかざしよたよたとヤギ頭の魔物に突っ込んでいくが)
   がはっ!!
   (草に足をとられすっ転んだ、シェリスの手を離れた剣は綺麗な放物線を描きヤギの怪物の頭上に落下する)

290 :サクヤ ◆R6zKc/lmSA :2014/07/05(土) 09:33:21.64 0
   >>210
   ふむ……気を引き締めばな?
   まあ、被害は……ないだろうさ。

   ―――山羊なのだから。

   >>211
   いやいやいやいや
   ないないないない!
   こんな場所にその様な悪魔が出るとは――
   (ふと、異様な気配を気取って)

   >>217 カゲミツ
   ――――――……っ!!
   (ふと、異様な気配が辺りを支配した刹那、カゲミツが叫ぶ。が、瞬発的に上体を起こし腰の小太刀二刀を交差に構えて)

   >>219 農夫殿
   やはり魔の者であったか。
   よもや方々で噂されている山羊の悪魔とはな、油断した。
   (※知識+5がどの様なものか分からぬ故この様な勘違いをさせておいた。許されよ)

   カゲ―――させるか!!
   (身体が自然と前に出て、カゲミツの目の前に出ると、二刀を頭上に振り上げ魔物の角を迎え撃つ。願わくば動けないカゲミツの代わりに自分がその荒々しい攻撃を受け止められればと念じながら)

296 :ロキ ◆y0qpB96BEM :2014/07/05(土) 11:15:39.47 O
   >>289
   (見事に怪物に当たった大剣に唖然としつつ)
   し、シェリス…すごいな…
   オレもあれくらいできるようにならなきゃダメだな…あんな見事な不意討ち、初めて見たぜ…
   あっ、カゲミツ大丈夫か!?怪我とかないか!? 

314 :カゲミツ ◆1iCdvHKAGE :2014/07/07(月) 03:07:58.34 0
   >219
   ッ! ……これはまるで、地獄の牛頭馬頭よ……!


   (>218)(>278)
   ロキ殿、用心されよ!
   ……ジェド殿! 斯様な時に戯れはよさぬか!
   此奴、恐るべき膂力を――

   >ンメェェエエエエエエエエエエ゛エ゛エ゛
    ――!?
    ちッ、茂みに脚を取られて外れぬ! 
      
   南無三、腕のひとつで済めば良いが……っ!

   (>290)
    サクヤ……!?
    いかん、拙者を庇っていては、足の踏ん張りが思うように利かぬ!

   離れよサクヤ! そのような体勢では、お主が……!

   (>289)
   ……天より、剣が落ちて……?

    ともあれ、これは地獄に仏よ。
    今の隙に、刀を拾って此奴から離れねば……。


   (>296)
   うむ……大事無い。茂みの枝で、いくつか刺し切り傷はあるがの。
   醜態を晒し、面目次第もない……。

   サクヤ、シェリス殿。お陰で九死に一生を得た。
   お主らに比べ、拙者の何とも不甲斐無い事ではあるが……
   ……この始末がついたら、改めて詫びと御礼を。

   ――さて。シェリス殿の剛剣一撃で、片がついておれば重畳だが……。

316 :農夫 ◆TrxzL6l/g6 :2014/07/07(月) 04:16:56.62 0
   >>クエストの受注者達  (知識+5とか結構適当で御座いまする)

   振り下ろされる二角と流れるように躍り出た二刀
   鋭い衝撃音の次にはギチギチと角が刃に食い込む耳障りな音が闇夜に響く

   サクヤはすんでの所でカゲミツを守る事に成功した
   しかしウェアゴートは鼻息荒く攻撃に体重を加えてゆく
   このまま長く保つことはできないだろう

   この緊迫した場を切り裂いたのは場違いとすら思える声であった

   >ば、ばけもんっす!これ、思ってたよりめっちゃ怖いっすよぉぉぉっ!!
   >うわぁぁぁぁ!!
   >がはっ!!

   流れるように無駄のない一連のドジっ娘動作!
   しかし手からすっぽ抜けた鉄塊は慣性の法則と重力に導かれ山羊頭を貫いたのだった!

   メッ゛!!?  メ゛ェ゛ェ…

   地に磔となった山羊頭は最期に一声あげるとそのまま動かなくなった

   息を呑むような一間が過ぎ
   冒険者達は敵が完璧に沈黙したことを悟った 

318 :ロキ ◆y0qpB96BEM :2014/07/07(月) 07:43:39.35 O
   >>290
   サクヤ!!…な、なんとか押さえれたのか?でも手出しするには危ない…下手したら巻き込んじまう…
   くそっ頑張ってくれ…!!

319 :ロキ ◆y0qpB96BEM :2014/07/07(月) 07:50:47.61 O
   >>314
   いや大丈夫じゃねーじゃん!見せてくれ、ある程度の傷なら回復魔法で治せる。…さっきは役に立てなかったしな、これくらいやらせてくれ。
   もっと重傷だと簡単には治せないし、毒や病は治せないからさ、オレでも治せるもんはやらせてくれ…ヒーリング(カゲミツに回復魔法をかける、淡い光のもと、ゆっくりと傷が癒えてゆく)

   >>316
   良かった、取り敢えずは一体仕留めたわけだ
   ……ん?でも聞いた話だと何体もやって来るから困ってたんじゃなかったか?
   まだ周りにいるかも知れねえ…気を付けろ皆!!

322 :シェリス ◆IgHuSMr.NyMd :2014/07/07(月) 09:53:40.09 0
   >>296>>318ロキさん
   いたたた…あれ?剣が!剣がないっす!
   (立ち上がって剣が手元にないことに気がつきまわりをキョロキョロ見回す)
   あっ…剣、あったっすけど……刺さってる!!やったっすよロキさん!!
   なんかよくわかんないっすけど、やっちまったっす!!
   (状況がつかめず頭を抱えて絶望的な表情に)

   >>313カゲミツさん
   (羊頭の魔人は倒れた、慌ててカゲミツにかけよる)
   カゲミツさん!大丈夫っすかぁ!?ごめんっす!怖くて近寄れなかったっす!
   あんなバケモンに掴まっちゃうなんて、カゲミツさんって意外と無謀で考えなしなドジっ子さんなんすねぇ……

   >>316
   これ、死んでるっすか?もう近寄っても大丈夫っすよねぇ?うぅ、グロいっす……
   (恐る恐る魔物の亡骸に近寄り剣を引き抜く)
   他の魔物は…逃げていったっすかね?もうヤギは見たくないっす……

325 :サクヤ ◆R6zKc/lmSA :2014/07/07(月) 19:14:39.02 0
   >>313>>314 カゲミツ
   なんのっ……受け止めて見せる!
   (両腕の二刀を頭上に翳した刹那ギィィィンと何かが激しく伸し掛かる金属特有の金切音が辺りに響いた)
   (すると同時にシェリスの手からすっぽ抜けた巨大な剣がなんと山羊の魔物の首目掛け、ザン!と振り下ろされ……)

   >>316 農夫殿
   くぅっ……思いのほか……
   (予想以上の重い一撃が一度では無く、二度三度と振り下ろされてはサクヤの腕の小太刀がそれを受け止める。が、流石にそれ以上を続けて受け止めるには些か力不足か)
   (限界を感じ、地に踏ん張りながらもその重い一撃を何度も受け止める度にぬかるむ大地に脚を取られ僅かな焦りを感じ始めていた)

   >ンメェェエエエエエエエエエエ゛エ゛エ
   (鼻息荒く、通常ならば今其処にはカゲミツの躯が転がって居たであろう筈なのにそこの小柄な女が邪魔をするのか)
   (怒りに我を忘れた山羊の魔物が駄目押しでその目障りな女を叩き伏せようと角を振り上げたその時……)

   >うわぁぁぁぁ!!
   >がはっ!!
   (まさに狙い澄ませたかの様な動き。シェリスの腕からすっぽりと抜けた剣が弧を描き空を舞う)
   (月明かりの光を反射しながらその剣は見事に目前の山羊の魔物を貫いて……)

   なっ………………!?
   (何が起きたのか俄かには信じられなかったがどうやら窮地を脱したのは確かな様で、両手の緊張を解くと一気に腕から力が抜けてへなへなと地に座り込んだ)

   た、助かった……のか。

   >>318 ロキ殿
   す、済まない……なんとか受け止めるには成功したが、形として皆の脚を引いたやも知れぬ。
   次からは気を付けねばな。
   (まだ痺れの残る腕を摩りながら溜息を一つ零して) 

332 :カゲミツ ◆1iCdvHKAGE :2014/07/08(火) 02:13:57.69 0
   >316 
   >地に磔となった山羊頭は最期に一声あげるとそのまま動かなくなった
   やれ、とんだ山羊であったの……。

   (319)
   いや、まことに大事はないと……
   >(淡い光のもと、ゆっくりと傷が癒えてゆく)
   ……忝い。

   幾度か目にしたものだが……やはり、この「魔法」というのは摩訶不思議よ。
   何とも、心地の良い。

   (>322)
   なんの……お陰で、命を拾った。心底から、御礼申す……。

   >カゲミツさんって意外と無謀で考えなしなドジっ子さんなんすねぇ……
   む……ぐ。
   ……ま…まっこと、相済まぬ……。
   よもや、山羊の頭のみとは思わなんだ……。

   (>325)
   >す、済まない……なんとか受け止めるには成功したが、形として皆の脚を引いたやも知れぬ。
   何を言うか……それもこれも、全て拙者の迂闊が咎よ。
   ……済まぬ。命を助けられた事、改めて御礼を申す。
   腕は、大事無いか。


   さて、相手は彼奴一匹のみであろうかの……。
   ……二度同じ轍は、踏むまいぞ。 

339 :ロキ ◆y0qpB96BEM :2014/07/08(火) 21:58:13.70 O
   >>332 カゲミツ

   >何とも、心地の良い。

   …そう言ってもらえると嬉しいもんだな。
   一人で戦うときには、回復使えねえし…
   こっちこそ、サンキュー 

341 :サクヤ ◆R6zKc/lmSA :2014/07/09(水) 00:48:59.02 0
   >>326
   そうであって欲しいのだが……何やら嫌な雲行きだ。
   (痺れる腕を摩りながら頭上を見上げ不気味な夜空を仰ぎみて)

   さて……そうなると今度こそ不覚を取る訳には行かん。

   >>332 カゲミツ
   >……済まぬ。命を助けられた事、改めて御礼を申す。
   無事で良かった。完全に油断して居たな。申し訳ない。
   腕の方はもう暫くすれば痺れも収まるとは思う。

   油断はせずに皆、互いの背を預け周囲に気を配るべきだな。
   (皆、互いに背を預け周囲に気を配る。勿論不意の襲撃に備えてである)

343 :農夫 ◆TrxzL6l/g6 :2014/07/09(水) 04:18:43.05 0
   >>クエストの受注者達
   ロキの魔光に触れていると先ほど負った傷や痛みが少しずつ和らいでゆくようだ
   怪物に鷲掴みにされていたカゲミツの足首も今や薄らと痣が浮く程度となっている

   落ち着きを取り戻したところで再び側に横たわる怪物に目がゆくだろう

   膂力に溢れる四股と頭頂を飾る巻角こそ相手を威圧するものがある
   が、所詮は草食獣と言った所か爪は肉食獣のそれに見劣りし
   歯に到っては食性のそれ故に平たい物であった
   どこで手に入れた悪知恵か、先のような奇襲にさえ用心すれば然程手強い魔物ではなさそうだ


   獣の鳴き声が白み始めた空に木霊している
   それらはお互いに呼び合うが如く交互に空を振動させどこか一点へ集まっているようだった

   …メェェェェ……メェェー………ンメェェェェェ… 

347 :ロキ ◆y0qpB96BEM :2014/07/10(木) 00:10:38.19 O
   >>341 サクヤ
   >腕の方はもう暫くすれば痺れも収まるとは思う。

   あ!!言ってくれりゃ治療したのに…悪いな、気が回らなくて…
   傷とはちょっとばかし違うが、そーゆーダメージになら対処できるからさ。
   辛いときは教えてくれると助かる、遠慮しないでくれよ?

   >>343 農夫さん
   >先のような奇襲にさえ用心すれば然程手強い魔物ではなさそうだ

   明るくなってきたからいいけど、また暗闇で出会うことがあったら灯の魔法も使うか。
   日々精進、だっけか?

   >それらはお互いに呼び合うが如く交互に空を振動させどこか一点へ集まっているようだった

   ……嫌な声だな、まさか仇討ちに集まろうとかしてんじゃねーよな?
   あんまり沢山相手にするには場所が悪いし、かといって見張りを離れるわけにもいかねえし
   やばい…かもな。

350 :シェリス ◆IgHuSMr.NyMd :2014/07/10(木) 00:29:54.03 0
   >>331カゲミツさん
   (シェリスの無茶なものいいに対して律儀に謝るカゲミツ、シェリスはますます調子に乗って胸をはる)
   でも大丈夫っすよ!あなたにはこの大冒険者シェリスがついてるっすから!カゲミツさんも私を見ならえば、きっとすごい人になれるっすー!

   >>343じっちゃん
   うえー…見れば見るほど気持ち悪いっす…人とヤギの合いの子っすかねぇ?
   (剣についた血糊を適当な草になすりつける)
   そろそろ夜があけそうっす、もう出てこないことを祈るばかり…ひぃっ!
   (ヤギの鳴き声が聞こえる、それも一つではなく多数である)
   く、く、くるなぁ…食べてもおいしくないっすよー!
   (シェリスは大剣を両手で抱きかかえブルブル震えている)
   ……こない…っすか?助かった?

354 :カゲミツ ◆1iCdvHKAGE :2014/07/10(木) 02:31:47.59 0
   >343 山羊の亡骸
   (>339)
   >一人で戦うときには、回復使えねえし…
   では……手当ての礼に拙者の薬を貰ってくれぬか。
   お主の魔法のごとくにはゆかぬが、病に傷に……効能は間違いないぞ。


   >落ち着きを取り戻したところで再び側に横たわる怪物に目がゆくだろう
   ……ふむ。
   思えば、こやつも野山の獣のようなものやも知れぬな……。
   鹿や猪とて、角と牙もて人を突き殺す。
   ……夜が明けたら、埋めてやろうかの。


   (>350)
   >でも大丈夫っすよ!あなたにはこの大冒険者シェリスがついてるっすから!
   う、うむ……。
   ……差し当たり、その……刀を飛ばす修練、であろうかの……。


   >…メェェェェ……メェェー………ンメェェェェェ…
   ――。

   逃げの合図か、怒りの叫びか……。
   ……このまま山へ逃げ帰ってくれたのなら、有難いが。 

359 :サクヤ ◆R6zKc/lmSA :2014/07/10(木) 22:55:20.90 0
   >>343 農夫殿
   しかしなんと不気味な風体か。
   頭だけ見れば可愛げのある山羊その物だが、やはり全体で見ればな。
   (やれやれと頭を振ってもの言わぬ肉塊と化したそれを見下ろした)

   ふむ……これはやはり来るか。皆、準備は……出来て居るな?
   (それぞれの顔を見合わせ互いに意思表示を示し身構える。直ぐにでも駆けれる様猫の様に重心を低くし息を吸い込む)

360 :ロキ ◆y0qpB96BEM :2014/07/10(木) 23:53:56.36 O
   >>354 カゲミツ
   >では……手当ての礼に拙者の薬を貰ってくれぬか。

   え、あ、いやそんな礼をもらうようなことしてないって
   (首をブンブンと横にふったあと、うつむく)
   ちゃんと使えるのは魔法ぐらいだし…役立ったならいいんだよ
   それにこの前ももらったしな、一緒に戦ってるんだ、気にすんなよ
   何より商売道具ちょいちょいあげちゃだめだろ?
   (何故か苦笑気味) 

365 :農夫 ◆TrxzL6l/g6 :2014/07/11(金) 03:17:42.74 0
   >>クエストの受注者達

   冒険者達は鳴き声の集まる場所へと息を潜めて移動した

   生い茂る作物の向こう、畑の外、背の低い雑草が生い茂る野原に山羊頭は集っていた
   雄山羊が二頭、角の無い雌山羊が四頭 計六頭の群れのようだ
   一際大きな角を持つ群れのボスらしき雄の姿も見受けられる

   今度は此方が作物の陰から覗き見る体となっている為冒険者達の気配を気取られていない様だ
   攻めるなら 退くなら 今だ

   数は二倍とは言え奇襲には絶好のタイミングだ
   塒へ帰るその背後に刃を突き立る事も出来るだろう

   大事を取り息を潜め先の屍を手土産に今夜見た出来事を報告するのも利口と言えるだろう

   選ぶのは冒険者次第だ

368 :ロキ ◆y0qpB96BEM :2014/07/11(金) 15:15:06.50 O
   >>365
   >数は二倍とは言え奇襲には絶好のタイミングだ

   ……ああやって一般人を襲うようじゃまずい、オレとしては倒してもいいと思うぜ。
   雌と雄がいるから繁殖するだろーしな…。
   魔物相手に容赦してたら、守れるもんも守れなくなる。
   付与魔法必要な奴がいたら教えてくれ、魔力はまだ大丈夫だ。 

375 :カゲミツ ◆1iCdvHKAGE :2014/07/11(金) 18:56:07.63 0
   >365
   >攻めるなら 退くなら 今だ

     ……彼奴らは、逃げ散る訳ではない。暁の塒へ帰るだけの事。
     ただの一匹仕留めたとて、御老体に成果をお伝えする訳にはゆかぬ。
     夜が更ければ、また同じように畑を食い荒らしに戻るであろう。
     次こそ彼奴らの角や腕が、惨い亡骸を作らぬ証はひとつも無い……。



   ――草を食むだけの物の怪であれば、追い散らすもひとつの道であったが。
   最早それは叶わぬ事……彼奴らは、今此処で討つべし。

   ……皆。息を潜め気を鎮め、耳を澄ませてくれぬか。


   (>368)
   >付与魔法必要な奴がいたら教えてくれ、魔力はまだ大丈夫だ。
   是非に、と言いたいところではあるが……気の流れや、漏れる光があろう。
   彼奴らに気取られては事だ。……先程、頼んでおかなんだ事を悔いておる。

   その上で……ロキ殿、ひとつ伺いたい。
   お主の術、力を些か弱めて放つことは出来るか……?
   ……先程の躊躇を見るに、力のまま使えば野原や畑、果ては山にまで害が及ぶと見える。
   それを弱め、彼奴らのみを討つ……否、手傷を負わせる程度でも十分に過ぎるのだが。


   出来るのであれば……サクヤ、次はお主と拙者だ。
   先ずは身を潜めたまま左右に分かれ、なるたけ奴らを挟み込めるような茂みへと動く。
   ……丁度、あの辺りがよかろう。……拙者は、あの辺りに。

   そして、ロキ殿の術が掛けられたその刹那。双方より、音も声もなく彼奴らに襲い掛かるのだ。
   逸れば拙者らも巻き込まれ、遅くば気づかれ迎え撃たれる。
   ……まさしく弾指刹那の一瞬よ。……だが、やれるな。

376 :カゲミツ ◆1iCdvHKAGE :2014/07/11(金) 18:59:30.56 0
   最後に、シェリス殿。
   シェリス殿は、拙者とサクヤが斬り掛かった後、あらん限りの大声で
   彼奴らへ吶喊を頼み申す。
   ロキ殿の術…魔法が一の手で乱し、拙者とサクヤの襲撃が二の手で惑わす。
   ……振って湧いた二つの攻め手に、彼奴らは必ず混迷しよう。
   そこへ、シェリス殿が三の手……崩しの一手を叩き込むのだ。
   彼奴らの正気定まらぬうち、その剛剣にて当たるを幸い斬り伏せてくれい。
   これも逸れば崩しの決め手を欠き、遅くば拙者らが彼奴らに囲まれる。
   ……大冒険者の腕前、信じておるぞ。


   ――あれに見える大角は後回しよ。
   戦であれば大将首を狙うが定石だが……彼奴めらは獣。
   頭を狙って手足に横から叩かれては、元も子も無い……。
   ……ゆえに周りを素早く仕留め、四方より囲んで屠る。


   ロキ殿、詰めの段はお主が要だ。
   シェリス殿の加勢に回るか、拙者とサクヤの後押しをするか。
   或いは、頭の大角が暴れぬよう囮の抑えに回るか……。
   ……臨機応変、最も難しい役どころだが……この中では恐らく、
   お主が最も戦に長じておると見ておる。
   ゆえに、こちらの陣大将をお任せいたす……。


   各々方に、異存は無いか。
   されば――いざ、心して掛かろうぞ。 

380 :ロキ ◆y0qpB96BEM :2014/07/12(土) 20:20:22.81 O
   >>375 カゲミツ
   >お主の術、力を些か弱めて放つことは出来るか……?

   ああ、咄嗟に使う訳じゃねぇから詠唱破棄しなきゃ、威力も狙いも変えれる。
   六体か…確実に当てることを目標にさせてもらうぜ。
   命中だけ狙うなら、光魔法だな。
   >>376
   >……臨機応変、最も難しい役どころだが……
   そう、だな。
   でも一人じゃないから…なんとかする。なんとかしてみせる。
   (状況と裏腹に、とても晴れやかに笑う。声は流石に出さないが、もし平時なら可愛らしい声を聞かせてくれただろう)
   …初撃のあと、ターゲット大角…いや、必要ならフォロー優先するけどな。 

381 :サクヤ ◆R6zKc/lmSA :2014/07/12(土) 22:59:13.60 0
   >>360 ロキ殿
   >特に付与は一人でいた時によく使ってた…つまり十八番さ!(不敵に笑う)
   助かる……忝い、ロキ殿。
   (刹那、自身の周囲の大気の流れが明らかに変わった事が理解できた。身の内から溢れ出る力はその身をまさに風の如く、いや風の抵抗を打ち消す程か)

   さて……これならば戦れそうだ。
   (小太刀二刀を後ろ手に構え、臨戦態勢は整った)

   >>365 農夫殿
   ……やはり、か。奴の他にこれ程までの数が潜んでいたとはな。
   6頭……か。で、どうする皆?
   (気配を殺しつつ身を低くし皆に小声で問いかける。当然サクヤの心は既に決まっている訳だが念の為皆の意見を聞いておく)

   此処で仕留めて置かねば後々の憂いに繋がる。やるならば今が好機……。

   >>368 ロキ殿
   ふふ……同意見だ。これはやるしかなるまいな。
   (身体から漲る気力の半分は先程付与された魔術の影響か。早くこの力を開放したくうずうずする自分がどうにもむず痒い)
   (武家の娘とは言え、どうやらこの血は血気盛んな母を色濃く受け継いでいるらしい)

   ああ……これは守る為の戦いだ。

382 :サクヤ ◆R6zKc/lmSA :2014/07/12(土) 23:00:12.48 0
   >>375 カゲミツ
   ああ……心得た。
   (カゲミツの策に手早く動けるように身構える。何時でも合図があれば飛び出せる状況だ)
   (付与された魔術の効果もあり、凡そ普段の倍以上の敏捷を持って目的に迫り、人知れず討つ。武家の娘ながらに何処か忍の技に通じて居たサクヤならではの技だ)


   ふむ……責任は重大だな。が、その心配はない。今なら……出来る。任せてくれ。
   (目標を見つめながらただ小さくそう頷いて微かに、口許を綻ばせる)

389 :シェリス ◆IgHuSMr.NyMd :2014/07/13(日) 21:57:12.08 0
   >>353カゲミツさん
   (ヤギ頭の魔物達は一箇所に集まっている、及び腰だったシェリスだが他の冒険者達の中では既に腹は決まっているようだ)
   うー……やっぱり、いくっすかぁ?ん、そうっすね……このままほっといたら、きっとまた畑に来るっすよね……
   (息を潜め、ヤギ頭達を見る。大剣を握る手には否が応にも余分な力が込められる)
   まず、ロキさんの魔法でビビらせて、カゲミツさんとサクヤさんで弱らせる。
   そして……一発でかいのを叩き込むっすね。おっし、了解したっす……。
   (茂みに身を隠し大剣を脇に構え、いつでも斬りかかれるように体勢を整える)

   カゲミツさんの作戦で行くっすね?頑張るっす……。

390 :シェリス ◆IgHuSMr.NyMd :2014/07/13(日) 21:57:49.03 0
   >>365じっちゃん
   急に出てきたときはびっくりしたっすけど、こうして見ると普通のヤギさんとそんなに変わらないっすね……
   (周りの冒険者達の冷静な態度にシェリスも落ち着きを取り戻してきた)
   (確かに奇襲を掛ければ、危険な魔物達を討ち取ることも不可能ではないだろう)
   一人だったら……無理っすけど、今は頼りになる仲間がいるっすよ……いっぱつドカンとかましてやるっす……。

395 :農夫 ◆TrxzL6l/g6 :2014/07/14(月) 02:45:07.77 0
   >>クエストの受注者達

   冒険者一行の心は決まったようだ

   山羊頭達は集まった後も暫く呼び声を響かせていたが
   空が赤く染まる連れて一匹また一匹と口を閉じていった

     先程退治した山羊頭を待っていたのだろうか

   ボス山羊頭が最後に一声上げると山羊頭達は塒への行進を始めたのだった
   冒険者達に 背を向けて

398 :カゲミツ ◆1iCdvHKAGE :2014/07/14(月) 04:51:23.14 0
   >395
   (>380)
   重畳……流石よ。
   なればその光を合図に、我らは打ち掛かろうぞ。

   ……。拙者が言うのも見当違いではあるが。
   ロキ殿は、笑えば随分と柔らかい顔になるものよ。
   ……いや、この様な時に失礼した。

   では頭の抑え、お願い致す。
   此方も力の限りを尽くすゆえ……。


   (>382)
   良し。気合は十全……これは拙者の方こそ、遅れぬようにせねばの。

   早駆けからの抜き打ち。
   日々の修練は怠っておらぬ……。
   先程の恥辱、似姿で雪がせて貰おうか。


   (>389)
   うむ……数は多いが、彼奴らを討つには今をおいて他にはない。
   ……やるのだ、我等で。

   拙者もサクヤも斬れる限り斬りつけ、斃せるものは斃す。
   だが、いかにしても決め手には欠く……。
   お主の剛撃……頼りにしておるぞ、シェリス殿。


   では、手筈の通りに……。

   >冒険者達に 背を向けて

   ――!
    (機は今……! ロキ殿が動き次第、掛かる!) 

400 :ロキ ◆y0qpB96BEM :2014/07/14(月) 07:52:12.02 O
   (>>395)
   >冒険者達に 背を向けて

   (しかし、期を逃すほどほおけてはいなかった)
   …『光の凝縮、天描く陣、数多の力、体濡らす霧雨のごとく』…レイ!
   (唱え終えると、魔物たちの真天に淡い魔方陣が浮かび、そこから幾多の細光線が降り注いだ。加減のため、辺りへの被害はほぼない)
   (魔物へのダメージはまちまちだが、当たった部分には炭化する程の火傷がついたようだ。)


   …頭は一時的に抑える…
   (カゲミツとサクヤが動いたのを確認してから)
   『歩みし生物、等しく地に力架けり、その条理、地により妨げられよ』アースホールド
   (大角のいる部分でだけ、足が大地より現れた岩に捕われる現象がおこる。これも範囲を加減したがゆえ、大角のみを抑える形となった)
   (しかし、健脚相手では長くは持たない) 

405 :サクヤ ◆R6zKc/lmSA :2014/07/14(月) 15:18:43.01 0
   >>398 カゲミツ
   ん……互いに一撃にて確実に仕留めねばな。

   武士に在っても武士ではない外道と忌み嫌われる技なれど、よもやこの様な日の目を見るとはな。
   (カゲミツの技は言わば表であり、サクヤの扱う技は裏と言える。父の求めた形だけの武芸は言われるがままに嗜んできた)
   (が、サクヤの本当の武芸の発端は母方の"業"にあった。それ故の脚を生かした小太刀の手数。忍びより音も立てず仕留めるが真の技法。この状況はまさに打って付けなのである)
   ふむ……では、共に――――参ろう。
   (意識を対象にじっと合わせ、深く息を吸い込み膝を曲げ、確りと地を踏みしめながらその時を待つ)

409 :農夫 ◆TrxzL6l/g6 :2014/07/14(月) 22:28:07.29 0
   >>クエストの受注者達
   (GMだけちょこっと早足でやらせていただきます…)

   ロキの詠唱が終ると空に幾何学の魔方陣が現れた
   その異変を大角は逸早く察知し危険を仲間に知らせようとした
   しかし、知覚したところで避けれる物ではない

   降り注ぐ魔光の雨に山羊頭達が焼かれる 阿鼻叫喚 地獄の蓋が開いてしまったかのようだ
   多くが肩や腕に魔光を浴び、雌山羊の一体は高出力を頭に直接食らったのかそのまま倒れ動かなくなった

   腕に深く傷を負い動きの鈍っていた大角に地中からの追い討ちが掛かる
   地中から現れた岩が大角の片足を絡め取りガチリと固め身動きを封じた
   爪で牙で角で抵抗しようとも呪縛は解かれない

   初手の魔法攻撃で山羊頭達の統制は半壊した
   しかし大角も吼えて群れにどうにか戦闘態勢を指示する

410 :農夫 ◆TrxzL6l/g6 :2014/07/14(月) 22:30:14.91 0
   しかしそれは最早手遅れであった

   茂みから一陣の風の二刀と静にして動の一太刀が迫っていたのだ

   補助魔法で強化されているとは言えサクヤ本来の脚力もあってか草原を駆け抜ける突風のように
   通り抜け様に獲物の急所を切り裂いてゆく
   跡には鮮血の花が咲くが如く

   一方のカゲミツは襲い来る山羊頭を タン という音と共に二つに両断させていた
   東国の剣術だろうか、傍から見ただけでは魔法か何かの類と見紛う程だ
   鋭く差し込む朝日が寸刻の刃を瞬かせる

414 :カゲミツ ◆1iCdvHKAGE :2014/07/15(火) 00:22:26.79 0
   >409-410
   (>400)
   >降り注ぐ魔光の雨に山羊頭達が焼かれる 阿鼻叫喚 地獄の蓋が開いてしまったかのようだ

     (――首尾は十全。参る!)

   >しかし大角も吼えて群れにどうにか戦闘態勢を指示する

     (あの大角、獣ながら大した将器よ。かくも早く応じたか。
      ……が。肝心要の、部下どもが――)
     
   ――遅い。胴分け、ひとつ。


   次――逆袈裟。

      
     (二匹目、傷はやや浅いか。……だが、不都合ない。
      ……いざ止めの一手ぞ、シェリス殿)     

417 :シェリス ◆IgHuSMr.NyMd :2014/07/15(火) 22:50:37.49 0
   >>397カゲミツさん
   (「頼りにしている」とカゲミツの一言で緊張はほぐれ肩の力が抜ける)
   私だって冒険者っす、ばっちり決めるっすよー……。

   >>409
   (ロキの魔法によって浮き足立った群れへとカゲミツとサクヤが切り込む)
   おぉっ、みんなすごいっす……あんだけいたヤギ頭がフラフラになってるっすよ。
   よしっ、次は私がぶったぎる番っすね……うわあぁぁぁぁぁっ!!
   (カゲミツ、サクヤに続き茂みから飛び出してきたのは大剣を持った少女である)
   (今まで我慢してきた分まで、あらん限りの大声を上げながら大剣を引き摺るように群れへと突撃していく)
   くらえーっ!!
   (魔物の直前で急停止して、その反動を利用して大剣を斜め上へと切り上げる)
   と、ど、めーっ!!
   (剣を振り上げた勢いで軽く跳躍し、全体重が乗せられた重い斬撃が魔物の頭部へと振り下ろされた)

419 :ロキ ◆y0qpB96BEM :2014/07/16(水) 00:20:33.06 O
   >>409
   >雌山羊の一体は高出力を頭に直接食らったのかそのまま倒れ動かなくなった

   ちょ、ちょい加減ミスりかけた…かな?
   普段手加減とかしないから、実は不安だったんだよな…
   ま、結果オーライか。
   後は頼むぜ皆…!

   >>417 シェリス
   >と、ど、めーっ!!

   これで片がつくか…
   頼むから倒れてくれよ?
   …次は手加減なんてしてらんねえからさ、誰かが傷付くなんて嫌なんでね。 

420 :サクヤ ◆R6zKc/lmSA :2014/07/16(水) 02:31:12.56 0
   >>409-410 農夫殿
   >降り注ぐ魔光の雨に山羊頭達が焼かれる 阿鼻叫喚 地獄の蓋が開いてしまったかのようだ
   >多くが肩や腕に魔光を浴び、雌山羊の一体は高出力を頭に直接食らったのかそのまま倒れ動かなくなった

   (始まったか……流石だ、ロキ殿)
   (では、我らも――)

   (カゲミツと共に左右に分かれ地を駆ける。魔術により強化された脚力は想像を遥かに越えて居てサクヤ自身驚きを隠せなかった)
   (――最初に無防備な背後から二刀を振る。否、振ると言うよりもこれは身体を独楽の様に回転させて斬り裂くと言った方が良いか)

   浅い……?否、仕留めたか。

   (声にならぬ声で悲鳴を上げる事も無く崩れ落ちる山羊頭の魔物。全身を斬り裂かれ血飛沫上げる様はまさに血の雨の如く、突然の出来事に目をぎょろりと大きく見開いたまま膝を付きどぉっと倒れ伏した)
   (呆気なくと言って良い程上手く仕事が終わった事に安堵しつつ注意を周りに向ければ丁度カゲミツがあちら側で一体葬って居た所だ)
   (そして二匹目の山羊頭へと仕掛けるが傷がやや浅かったのか怒りの声を発しながら更に向う側のシェリスへとその矛先が向いて居た)

   >>417 シェリス殿
   >と、ど、めーっ!!
   (巨大な剣を地に擦り付けながら飛び出したシェリス。気合の怒号で相手を威嚇し逆袈裟の鋭い一撃を襲い来る魔物に見舞う)
   (そして宙で回転し振り回された重い剣が続け様に叩き落とされ、魔物の頭部へと叩き落とされたのだった)

   鋭い斬撃だ……あれでは一溜りもなかろう。
   (シェリスの豪剣をその目にしやっとこの戦いに終止符が打たれるのだと確信した瞬間であった)

421 :農夫 ◆TrxzL6l/g6 :2014/07/16(水) 03:10:18.83 0
   >>クエストの受注者達

   カゲミツとサクヤの奇襲により戦線の崩壊した山羊頭の群れ
   そこへ最後に現れた真打ち・・・と呼ぶにはまだ危うい気のある少女剣士シェリス

   身の丈に合わない武器と剣撃と呼ぶには聊か未熟な振り
   それでも刀身の重さと踏み込みは手負いの山羊頭に止めを刺すには十分過ぎる物だ
   土草を巻上げ、剣に引っ張られる様に振り上げた大剣は山羊頭の腹から肩までを鋭く切り裂いた


   ついに五匹目の山羊頭が地に伏した

   そこで冒険者の耳に響くは岩の砕ける破壊の音
   憎悪と憤怒を湛えた獣の咆哮が赤く染まりきった空と地を揺さ振った

   仲間の死に様をありありと見せ付けられ狂気に染まった大角が冒険者達に振り翳される 

432 :ロキ ◆y0qpB96BEM :2014/07/16(水) 23:55:58.64 O
   >>421
   流石に壊されたか…!長くは持たねえとは思ったけどよ…!
   でも思ってた以上に早い、こいつ脚強いぞ…。

   >狂気に染まった大角が冒険者達に振り翳される

   !皆気を付けろ!
   (叫びながら自らは大角へ接近、触れるかどうかの距離まで行く)

   やらせるか!トランスミット・インパクト!
   (自分の怪我の可能性は無視し、大角に触れ、水魔法を唱えた)
   (触れた部分から相手の体内の水に反応し、魔法衝撃を伝播させる。最低でも怯ませることはできるだろう、加減はまったくしていないが)
   ━━っ!
   (ただ、短時間に複数魔法を使ったため、次の魔法はすぐに使えなさそうだ)

436 :農夫 ◆TrxzL6l/g6 :2014/07/17(木) 02:39:07.94 0
   >>ロキ
   >トランスミット・インパクト!

   掌から放たれる魔力が衝撃を大角の腹部から内臓へと伝播させる
   大角がその突進を止め口からは血の咳を吐くほどの威力だ
   並みの魔獣では立っていることすら出来ないだろう

   しかし 怒り狂った凶獣を止めるには足りなかったようだ

   そして少々肉薄が過ぎたらしい
   目にも留まらぬ速さでロキの服を鷲掴むと容易く吊るし上げてしまったのだ

   危うし、このままではもう片方の腕で体を引き裂かれかねない状況だ

438 :カゲミツ ◆1iCdvHKAGE :2014/07/17(木) 03:51:13.82 0
   >421
   (>420)
   ……刹那に二匹、屠りおったか。
   流石よ……目端で見たとはいえ、剣閃がまるで追えぬ。
   何たる身のこなし、何たる迅速の小太刀……。


   (>417)
   >くらえーっ!!
   >と、ど、めーっ!!

   おう……見事。御、見事……!
   さても力強き剛の剣よ。

   これにて、手下は全て斃れた……。


   >憎悪と憤怒を湛えた獣の咆哮が赤く染まりきった空と地を揺さ振った

   ……あとは、大将首のうぬが一匹。
   いざ、覚悟――

   >狂気に染まった大角が冒険者達に振り翳される
   (>432)   

   ――!?
   ロキ殿! いかにお主といえど、真正面では……!

   >やらせるか!トランスミット・インパクト!
   ……留めたか……?

439 :カゲミツ ◆1iCdvHKAGE :2014/07/17(木) 03:54:17.78 0
   >436
   く……いかぬか!

   >危うし、このままではもう片方の腕で体を引き裂かれかねない状況だ

     (この僅かな間合い、駆け寄る寸刻も惜しい。……なれば!)

   ――せいッ!

     (一手限りの刀投げよ。しっかと背より突き通… ……!?
      ……こやつ! 腹を破られ、背から心の臓を穿たれ、なお倒れぬかよ……!
      化け物めが!)   

440 :サクヤ ◆R6zKc/lmSA :2014/07/17(木) 04:05:56.14 0
   >>436 農夫殿
   >そして少々肉薄が過ぎたらしい
   >目にも留まらぬ速さでロキの服を鷲掴むと容易く吊るし上げてしまったのだ
   拙い状況だが間に合うか……ええい儘よ――!
   (怒りの矛先がロキへと向き、そのまま衣服を掴み吊るし上げられ無防備な状態のロキへと毒牙の如くその剛腕が襲い掛かる)
   (と、同時に駈けて居たサクヤ)

   >>439 カゲミツ
   >――せいッ!
   (時同じくして自らの刀を大角に放つカゲミツ。不意打ちであり尚且つ鋭いその刀の一撃は致死に近き深い傷を負わせる)
   (……筈なのだが尚も動きは止まらない。手負いの獣は狂った様な咆哮を上げ、その腕を無防備なロキへと肉薄させた)

   させるか――っ!!
   (――が、済んでのところで飛び出したサクヤが跳躍し大角の襲い掛かる腕を斬り裂くと真っ赤な飛沫が頬を濡らす中静かに叫び――)

   シェリス殿……止めを!!!! 

459 :農夫 ◆TrxzL6l/g6 :2014/07/17(木) 23:51:07.25 0
   >>冒険者達
   稲妻の如く飛翔し刀は大角の背から胸を貫通させた
   大角はもがき苦しみ、刺し貫かれた胸を掻き毟る
   常ならば、どんな生き物も胸を刺し貫かれれば生きている筈はあるまい
   しかし、大角の赤い眼には消える事を拒む残り火のようななにかがまだ灯っていたのだった

   腕は再びロキへと 死を与える為に

   >させるか――っ!!

   再びの疾風

   大角の材木のような太い腕が ザンッ と空を舞う


   >シェリス殿……止めを!!!!

   口から 胸から 腕から 体中から流れ出る"鮮血"と
   昇り切った"朝日"が大角を赤く赤く染めあげている

465 :シェリス ◆IgHuSMr.NyMd :2014/07/18(金) 16:04:02.49 0
   >>419ロキさん
   (シェリスが大角の迫力に圧倒されている間、相手に肉薄したロキが魔法で腕を砕くものの掴まってしまった)
   うわぁぁっ!!ロ、ロキさんがぁ!ロキさんがやられるぅぅっ!!
   (シェリスはこれから起こるであろう凄惨な出来事を前にして固く目を閉じることしか出来なかった)

   >>438
   (大角の剛腕がロキを引き裂こうとしたその時、一刀が怪物の体を貫いた)
   (肉が潰れる音の代わりに怪物の苦痛に悶える声が聞こえ、シェリスは恐る恐る目を開く)
   お、おおっ……これがホントの刀投げ!転ばずに投げるなんてすごいっす……。

   >>440サクヤさん
   (カゲミツの刀が怪物の胸に風穴を空けると同時に、疾風の如く駆け出したサクヤが腕を切断)
   (魔物の血飛沫が飛び散る中、確かにサクヤの声が届きシェリスの胸に闘志が蘇る)
   うわぁぁっ!やってやるっす!
   (地面に深く突き刺さっていた大剣を力任せに引っこ抜き、よろめきつつも怪物を真っ直ぐににらんだ)

   >>459
   (狙うはガラ空きになっている太い首、斬りおとすまでの技量はなくとも、自慢の剛剣を思いっきり叩きつければ骨を砕く事は可能だろう)
   これがほんとのぉ!と、ど、めぇぇぇっ!!
   (絶好の状況、これまでの私の人生で最大の見せ場だと、怖ろしい姿に気圧されぬように自身を鼓舞する)
   (大剣をバットのように大きく振りかぶり、大角の首元めがけて叩き込んだ) 

471 :ロキ ◆y0qpB96BEM :2014/07/18(金) 21:31:28.09 O
   ※すべて小声

   >>436
   >目にも留まらぬ速さでロキの服を鷲掴むと容易く吊るし上げてしまったのだ

   くっそ…振り払える力はねえって…!
   こいつには生半可な武器もダメだな…
   …でも、ほかの奴が捕まらなくて良かった…。
   オレは痛いだけで、済むだろうから…

   >>439 カゲミツ
   >――せいッ!

   …刀を投げるとは器用なこった、なんていってる場合じゃねえ…か。
   これでもこいつ、死なない…んだな。
   ……迷惑かけちまったなあ…

   >>440 サクヤ
   >させるか――っ!!

   !今なら抜け出せ…ねえし!なんなんだこの腕力!
   本当に死にかけなのか!?
   せめてさっき魔力使いすぎてなきゃ…。
   ああいう集中する使い方は消費しすぎるぜ…。 

477 :農夫 ◆TrxzL6l/g6 :2014/07/19(土) 00:16:39.15 0
   >>冒険者達

   大剣を握り締めると意識が研ぎ澄まされ時が減速しゆっくりと流れるようだ
   迫り来るシェリスに大角はロキをその場に投げ捨て残った一本の大腕を擡げる
   迎え撃つつもりだ

   シェリスの大刃が大角の首を捉えると同時にシェリスの頭部を打ち砕こうと豪腕が風を切る

   今だ、と頭の中で声が聞こえ 相手の太刀筋が自ずと理解できた

   瞬時に身を屈め迫る腕を掻い潜る


    >これがほんとのぉ!と、ど、めぇぇぇっ!!

   大角が山羊頭が空へと舞った

   地を揺らすような音を立て大角の巨体は地に倒れる

   いまここに戦いが終ったのだ

   朝日と言うにはもう登り過ぎた日が冒険者達を優しく照らすのだった
   冒険者達から緊張がフッと抜け
   そのあとは一晩の疲れと眠気 空腹感と戦う破目になったそうな

   【クエストクリア】 

479 :農夫 ◆TrxzL6l/g6 :2014/07/19(土) 00:28:14.79 0
   【エピローグ】

   暫くの後イサク爺と農夫達が現れ事の成り行きを説明することとなった

   「いやぁまさかあんな化け物がわしらの畑を荒らしていたとはのう!」

   「昨晩はワシらも手伝いに行こうかと思っていたんじゃが
   婆さんに爺の冷や水だの何だの叱られてのう命拾いしたわい ほっほっほっ…
   まったく歳と婆さんには勝てんわい」

   若農夫達も加わり、今は簡素な物だが山羊頭の墓を立てているそうだ
   「畑荒しの魔物と言えどもまあ躯を無下に扱う訳にも行くまいしの
   畑の方は今からでも植え直して何とかやってけそうじゃ」

   「お若いの今回は本当に、本当にありがとうの
   この大仕事にはちと少ない気もするが収めておくれ」

   【冒険者達は一人辺り1200Gの報酬を手に入れた】

   「そうそう、婆さんがお若いのの分も朝飯を作っててのう
   自慢じゃあないが婆さんの料理は割と味がよくてのほっほっほっ」

498 :カゲミツ ◆1iCdvHKAGE :2014/07/19(土) 14:42:30.07 0
   >477
   (>440)
   サクヤ、よくぞ……!

   >迫り来るシェリスに大角はロキをその場に投げ捨て残った一本の大腕を擡げる
   尚、尚もか……つくづく、化け物めが!
   シェリス殿……!


   (>465)
   >大角が山羊頭が空へと舞った
   >地を揺らすような音を立て大角の巨体は地に倒れる

   岩を砕くが如き横薙ぎ――見事。まこと、見事……。

   しかし、此奴……胃の腑を破られ、心の臓を貫かれ、腕を落とされ……。
   首を刎ねられて、ようやく事切れおったか。
   ……頭に相応しき、豪傑であった。


   ……刀、こうまで汚れては……血振りではどうにもならぬの。
   今は拭うだけ拭うとして、後で磨いておかねば。

   ……それにしても。
   なにか無性に、腹が、減った……。

499 :カゲミツ ◆1iCdvHKAGE :2014/07/19(土) 14:45:17.57 0
   >479 
   おお、御老体……ゆるりと休まれたか。

    「昨晩はワシらも手伝いに行こうかと思っていたんじゃが…」

   ……肝の冷える話を。
   戦で火照った体に、冷や水を浴びせられた心持ちよな……。
   奥方殿に、礼を述べねば。

   >若農夫達も加わり、今は簡素な物だが山羊頭の墓を立てているそうだ
   では……拙者も、帰り際に手を合わせておこう。


   >【冒険者達は一人辺り1200Gの報酬を手に入れた】
   なんの、十分な額よ……有難く。

    「そうそう、婆さんがお若いのの分も朝飯を作っててのう」

   ……。

   ……是非、御厚意に甘んじたい。
   恥も体面もないが、先程から空腹の虫が酷くての。

   皆。年長の拙者が飛びつくのも何だが……構わぬか。 

501 :ロキ ◆y0qpB96BEM :2014/07/19(土) 15:22:16.74 O
   >>465 シェリス
   >魔法でいつまでも若々しさを保ってるっすねー!卑怯っすよロキさんー!

   いやそれはないから。
   つか、それなら若々しすぎるから。
   (的外れすぎてつい突っ込みをいれてしまう)


   >大角が山羊頭が空へと舞った

   …最高の一撃だな。
   こりゃ見習わねえと、こんなざまをさらしてばかりじゃダメだし…

   >>479
   >そうそう、婆さんがお若いのの分も朝飯を作っててのう

   さ、流石にいただくか。
   皆も食べるみたいだし…何より良い匂いがする。
   魔力回復にも良いしな。



   カゲミツ、サクヤ、シェリス…今回は迷惑かけちまったな。
   おかげで助かった、ありがとう…いい人たちにあえてよかったぜ。
   また、よろしくな?

504 :サクヤ ◆R6zKc/lmSA :2014/07/19(土) 18:55:25.76 0
   >>465 シェリス殿
   >うわぁぁっ!やってやるっす!
   >(地面に深く突き刺さっていた大剣を力任せに引っこ抜き、よろめきつつも怪物を真っ直ぐににらんだ)
   ――ふぅ…。
   (勝敗はその声を耳にすれば見ずとも分かる。一呼吸置いて魔力の切れた思い身体をゆっくりと立ち上がらせながら頬に散った鮮血を拭う)

   >>>>477>>479 農夫殿
   ん……見事な一撃だ。
   (最後の力を振り絞り山羊頭の攻撃を掻い潜る。刹那――強烈なザン!と言う斬撃が山羊頭を捉え、文字通り巨大な角を有した頭部が空へと舞った)
   (ゴォ……と言う巨躯が崩れ去る音と同時に違和感を感じていた妙な気配は完全に消え失せた)

   ………………しかし、腹が……うむぅ。
   (お腹を擦る間も無くだらしなく腹の音が鳴って思わず周囲を見渡す)


   >若農夫達も加わり、今は簡素な物だが山羊頭の墓を立てているそうだ
   そうか……下級とは言え、あの数は脅威だろうしな。結果はどうあれ、狩らねばならなかった。
   これも食う為とは……いや、止めて置こう。この問答は無意味だな。

   いや、済まない。中々に手間取ってしまったやも知れぬ。
   それと、報酬なのだが……これだけをお返しする。
   今まで被害に合われた皆で酒でもやってくれ。
   (そう言って酒代に200Gを返金した)

   >自慢じゃあないが婆さんの料理は割と味がよくてのほっほっほっ
   ……な、ん……
   手料理……手料理とは真か!?い……いや……しかし……ああっ!しかし……
   (魅力的な誘いなのだが兎に角腹ペコ状態のサクヤは人一倍、二倍、三倍は飯を喰らう)
   (小さな体の何処にこれだけ入るのかと見やる人間の殆どがあきれる程だ)

   ……こほん。ご厚意に甘えさせて貰おう。
   (僅かに頬を紅潮させながら視線を合わさず地を右往左往しながらそう言った)

   >>501 ロキ殿
   無事か……ん。幸い深手は負ってはいない様だな。
   しかし、ロキ殿、あまり無茶は行かぬぞ?
   魔術師には魔術師なりの間合いと言う物があろう。肝が冷えたぞ……

   まあ、なんにせよ全員無事で良かった。
   さあ、皆で朝飯と行こうか―――。 

507 :シェリス ◆IgHuSMr.NyMd :2014/07/19(土) 23:02:04.76 0
   >>477
   (未知の感覚だった、荒れ狂う魔物の動きから風になびく草葉の動きまで、世界の全てがゆっくりと流れていた)
   (突撃するシェリスを迎え撃つ形で放たれた魔物の攻撃に対し自然と体が動き、身を屈めてその剛腕を潜り抜ける)
   (裂帛の気合と共に放たれた一撃は一流の剣士同様の鋭さをもって大角の首へと食い込み、肉を砕き骨を断ち切る)
   (戦闘に関しては素人同然であったはずの少女が我に返った時には、大角の巨躯は血溜りの中へと沈んでいた)
   ふ、不思議な感じだったっす……こんなの、はじめて!!やったっすよー!勝利っすー!!
   (周りを見回すと共に戦った仲間達が安堵の表情を浮かべている、当の本人はまだ状況が掴みきれていないが、とりあえず勝利の喜びを表に出すことにした)
   (それと同時に勝どきに負けないくらい大きな腹の虫が鳴ったことは、その場に居る全員が気付いたことだろう)

   >>479じっちゃん
   いやーもうすごかったっすよー!大人しげなヤギさんかと思ったら、ごっついバケモンだったっす!
   可哀想だった気もするっすけど、ほっとくわけにはいかないっすからねー!
   こう、ズバーっと斬り込んで、バッタバッタとちぎっては投げて……
   (討伐に乗り気でなかったことはもう忘れたのか、身振り手振りを加え調子よく農夫のおじいさんに状況を説明している)

   ふう!ごちそうさまっす!それじゃじっちゃんもお元気で!
   また何かあったら依頼してほしいっすよー!
   (手をブンブン振って農夫のおじいさんに別れを告げ、酒場への帰路についた) 

509 :農夫 ◆TrxzL6l/g6 :2014/07/19(土) 23:08:36.29 0
   【蛇足】

   イサク爺の自宅にて老夫人の暖かい食事に出迎え冒険者達の疲労感と飢えを癒してくれた
   素朴なものだが新鮮な素材が多く使われており家庭的な温かみを感じる
   料理に舌鼓を打っている所に墓の設置を終えたイサク爺が戻って来た

   「ほっほっ婆さんの料理は気に入ったかの?まあどんどん食っとくれ」

   「ところで一段と大きなヤツを運んどるときに腹の穴からこんな物が出て来てな」
   ゴトリ 食卓の横にガラス質な光沢を持つ青緑色の玉が置かれる
   それはいつぞやみたロキの掌から似た光 魔光を放っている…

   「わしがまだ若い頃にちと聞いた事があっての
   珍しい事じゃが、魔物の中には魔力の結晶が体の中に蓄積される事があるそうじゃ
   件の大角山羊の並ならぬ強靭さも、もしやこれが原因かも知れぬのう」

   「わしら農夫では手に余る、お若いの貰ってはくれまいか?
   なに、人間には影響はあるまいよ」

   【冒険者達は 魔力の玉 を手に入れた】

   こうして農夫達を戦慄させた畑荒しの騒動は治まり
   市場には新鮮な野菜が再び適正な値で取引されるようになったそうな

   fin

+ ...
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最終更新:2016年04月08日 04:08

*1 発注の時点において、魔物の詳細は不明であった