ファイターズはクリス・ブロック捕手(24)がSSBB1部のアマダーズへ期限付き移籍すると発表した。期間は明かされず、会見が強化部長のみで進行するなど異例の事態。報道陣の質問にも一切答えることは無かった。ファイターズにはFA宣言を仄めかす選手が現れるなど、起用法を巡る一部の選手と首脳陣の対立が改めて浮き彫りとなった。
ブロックは恒例の冬自主トレに向かっており、この日はベルギー・オイペンでサッカーの視察中。移籍について問われ「地べたを這いドロ水すすってでもファイターズにもどってきてやる…」「豊川雄太だって鹿島の控えだったが、正当な評価をするチームがいたから今の活躍がある」と意味不明な言動を繰り返したが、少なくとも本人の意思での移籍でないことは明らかだった。同行するアマダーズ・芦屋聡投手(19)は「すすきので塚原(頌平)さんと首脳陣の批判をしていたら、たまたま球団幹部が同じ店にいたらしいです」と語った。
今期は出場機会を大幅に減らしており、僅か3試合の出場で燻っていた。新天地で実戦感覚を取り戻し、ファイターズで真価を発揮することができるか注目される。
◆ファイターズ・Can☆Do頌平投手「僕はまだ何も聞いていません」
◆アマダーズ・アマダー監督「守備に自信と聞いている。以前からチームメイトとの親交もあるようだし、のびのび野球をやってもらいたい」
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