世界の秘境season3
■秘境への手掛かり
一部のハリハラン達の間では「露ヶ原」なんて
呼ばれていたりしてね。
あそこは一時期は平和な土地だったのだけれど、
今では争いが絶えないの。
そもそも何故地名に「露」がつくかというのは、
太古に行われた戦いに関係しているらしいわ。

-とある女性考古学者の見解より

パトリアのハジェの預言研究-デュープレイン戦記上巻
「血露の祭壇から流れた赤露が再び楔を目覚めさせる。ブラッディースクワッドが吐き出す狂気の息吹が全世界を覆い隠そうとするだろう。」-ハジェの預言

「血が滴る祭壇」と言う表現は、邪悪な人身御供儀式を思い出させる。「赤露が再び楔を目覚めさせる。」と言う文句を通じて、筆者はハジェが語った人身御供の正体に対する手がかりを見つけた。過去の旧大陸戦争に関する記録を調べると、草原の代(※)英雄タヤン・カールジットが指揮をとっていたゴッドウィップがエペリウムに向けて進撃する途中、デュープレインで行ったむごい戦争の記録がハジェの預言で語る文句と一致する部分が多い。エペリウム王国側のデュープレイン司令官だったクリセスは、大きいな(※)祭壇を作った後、そこで生きているフェレを処刑したが、死んだフェレが流した血がデュープレインに設置されたアンタロンの楔の周囲に集まり赤い光を出したあと、周辺にあったブラッディスクワッドがかなり強力になり、ゴッドウィップがこれらをこれらを相手するにあたりかなり苦労したとの記録がある。預言の後ろの文句である「ブラッディースクワッドが吐き出す狂気の息吹が全世界を覆い隠そうとするだろう。」との文句が、ゴッドウィップがデュープレインで繰り広げた戦争の様子を予言したのである事を裏付けている。
最終更新:2016年03月31日 19:16