善神であるはずの味方の神がどんどん人を殺していく。
それを見て邪神が助けてくれる。
あなたは神々の戦いに巻き込まれていく。
胸糞シナリオになります。ならんかも。

あらすじ
世界政府のノルマの為にど辺境の村に行くことになりました。



神様の井戸


簡易プロット式シナリオ
想定PL2人+GM側でNPC数人
3プロットの予定ですがPLにはプロットを伝えずに。
ごちゃまぜシステム

身分はなんでも良くなった予定。
ただし邪神との戦闘があります。1撃でPLが吹き飛ぶ可能性もあります。
GM側のNPCで神も出しますが、GMのリアル先見の明で身動きがとれなくなる可能性があります。


導入あらすじ
あなた方は世界政府より任務を受けました。
「辺境地にある村を調査してきてほしい。
 その村は魔力の流れがあまりよくなく、精霊に恵まれず慢性的な水不足に陥っている。
 だが、10年程前より支援要請が途絶えて以来、誰も調査を行っておらず、また小さい閉鎖的な地域だった為に今まで回せる力がなかった。
 しかしその村には神が居るらしいという続報が今になって入ってきた。
 もしかしたら邪神の隠れ家になっている可能性があるのでノルマ不足組はポイント稼ぎがてら支援と調査を行ってほしい。」
とのことです。
調査隊としてPL1、PL2、NPC2人が参加します。
また、一応対邪神戦を想定した装備を用意してください。
でも現場へは山超えが必要なので重装備だと辛いかもしれない。
大体夕方~夜頃到着します。シナリオ的に都合がいいので。
村は山地の丘陵にあり、周りは森です。魔物は比較的穏やか。
村単体の宗教は不明、山地により近くに村も無いため土地の宗教も不明。
情報商人によると土着信仰のようなことを行っているとのこと。
教会の支部はありません。ギルドもなく、トレハンは稀に近場を通ります。
つまるところ陸の孤島です。

メタ情報
戦闘が発生します。
想定は対神です。
推奨技能は探索技能、戦闘技能です。
なお戦闘技能がなくてもシナリオは進行する仕様になってます。



公的任務
村の調査&支援を行い、世界政府に報告すること。


秘匿任務(神)
あなたはこの村がとある善神によって作られたものであることを知っています。
その者を特定調査し、世界政府に報告してくだい。
なお基本神同士の私闘は禁止ですが、今回の件での裁量は派遣者にお任せします。


秘匿任務(神 探索)
あなたはこの村がとある善神によって作られたものであることを知っています。
とある情報筋により、その村には神器が存在していることがわかっています。
神器を探し、回収してください。
神器の存在は世界政府には内緒です。


秘匿任務(神 PK)
あなたはこの村がとある善神によって作られたものであることを知っています。
その善神はその村に井戸を作り、その底に神器を埋め込みました。
その神器を他の者に見つからないように件の善神から依頼を受けています。
発見された場合は発見者の抹殺、最悪神器自体の破壊を望んでいます。
あなたは神器は正しい手段で取り外されないと破壊されることを知っています。




秘匿任務(神以外)
あなたは神の随伴として任を負いました。
あなたの任務は神を守ることです。


秘匿任務(神以外)
あなたは神の随伴として任を負いました。
あなたの任務は縁あるこの村を守ることです。


秘匿任務(神以外)
あなたは神の随伴として任を負いました。
あなたはこの村がとある善神によって作られたものであることを知っています。
その善神はその村に井戸を作り、その底に神器を埋め込みました。
その神器を他の者に見つからないように件の善神から依頼を受けています。
発見された場合は発見者の抹殺、最悪神器自体の破壊を望んでいます。
あなたは神器は正しい手段で取り外されないと破壊されることを知っています。





シナリオ本編



あなた方は世界政府よりひとつの依頼を受けます。

「辺境地にある平和な村を調査してきてほしい。
 その村は辺境な余り魔物もあまり居らず、人類が勢力を伸ばしている。
 しかし魔力の流れがあまりよくなく、精霊にも恵まれず慢性的な水不足に陥ってる、いた。
 だが、10年程前より支援要請が途絶えて以来、世界政府では支援を行っていない。
 商人やギルドを通して情報を叩いた所、魔物や疫病に襲われて死滅したというわけでもなく
 細々とした物流が年2回程行われており、殆ど自給自足で回っているようだ。
 詳細な調査は誰も行っておらず、小さい閉鎖的な地域だった為に今まで見殺しにしてきた。
 しかしその村に近辺には神が居るらしいという続報が今になって入ってきた。
 もしかしたら邪神の隠れ家になっている可能性があるのでポイント稼ぎがてら支援と調査を行ってほしい。」

とのことです。

今回の分隊に編成されたNPC2(+様子見て1人)人の紹介です。

NPC:戦闘型戦士(or盗賊)
「神様の護衛は初めてだがよろしくな。」
ギルドより派遣された戦士です。
NPC:戦士
義理堅い性格の攻めよりも守りが得意な戦士タイプのオッサンです。
カルマ値60のそこそこ良い人。基本任務は神を守ること。
敬虔な雷神教徒。基本対魔物専門傭兵。
そこそこ強い荷持持ち。

NPC:ヒーラー
「こ、こんにちは神様。」
そこらへんを歩いていた天空神教会から持ってきたヒーラー♀です。
NPC:ヒーラー
若芽のヒーラーで、今回の件は完全に横暴で連れてこられたのであまり信用していないです。
APPは14、カルマ値50の並の人。
少しの探索技能と応急手当て、魔力感知持ち。
天空神教徒。POW値(=SAN値)が低いので発狂に注意。
他人よりも自身を守りがち。


(NPC:トレジャーハンター)
(「よう神様。俺は攻めも守りもできないが役には立つぜ。」)
(トレハン教会から借りてきたトレジャーハンター。)
NPC:トレハン
(偉業こそ無いものの有能なヤツ。)
(PLが探索技能が全くなかったり完全に狂人RPする気だったら入れた方が安定するかもしれない。)
(脅威のカルマ値75、魔力感応、物品鑑定、遠見、夜目持ち。)
(例に漏れず彷徨教徒。猫ぱんちは使えない。)


ということで装備に問題がなければ船に乗り野を越え山を越え向かいます。


特に何も大げさなイベントもなく、魔物に何度か遭遇した程度でつきました。
時間はもう夕暮れ初め。まだ明るい内にたどり着けました。

小高い所から着ているですぐわかるのですが、村の中央あたりに広場があります。
村には高い建造物が4つ立っていて、端2つは物見ヤグラっぽいのですが、もう2つは村の中央付近にあって謎の建物。
広場っぽい所の建造物の下でなにやら忙しそうに村人たちが動いています。

村に入る前に確認です、善神の証を身に着けて村に入りますか?
(YESで神として、NOで旅人として扱われます。)

あなた方が広場に向かうとそれに村人たちも気づいて、ワッと声をあげます。


「おお、ようこそ旅のお方!」
「なんという幸運!なんという行幸!ああ・・・これこそ主のお導きだ!」
村人たちは口々に喜びの言葉を口にし、何故かあなた方はとても歓迎されます。

ここらへんからRPを初めてください。

疑問を口にしたあなた方は村人が嬉しそうに説明してきます。
「今日はこの村ではお祭りでして!我らが神を讃え、そして護ってくださっていることを感謝する日なのです!」
「ことの起こりは10年前、この村では慢性的な水不足に悩まされておりまして。」
「残った少しの水で同胞同士が争い、日に日に隣人が死に絶えていく日々・・・あの時程酷かった時はありませんでした。」
「そんな時、1人の旅人がやってきました。」
「この村には旅人をもてなす程の余裕はありませんでした。ですので、旅人には邪見な扱いをしました。」
「しかしその旅人は神様だったのです!」
「神は善神である証を掲げ「私が神だ!哀れな貴様達を救ってやろう!!」と、大量の水を与えてくださいました。」
「しかもそれに留まらず、神様は村の枯れ果てた井戸に魔法をかけると井戸から水がこんこんと沸いて出てきたのです!」
「神様は言いました。「私が着たこの日を記憶せよ。毎年この日に祭りを行え。そうすれば井戸から水が湧き続けるだろう。」と。」
「それ以来村では旅人を邪見に扱ったことを悔い改め、旅人を丁重にもてなし、毎年この日に祭りを行っているのです。」
「そして今日という日に旅人が訪れたのはとても素晴らしいことです!」

「さあさあどうぞ!お祭りを始めましょう!」


要するに収穫祭、宴会みたいなものです。日も落ちてきたのでちょうどいい時間でしょう。
(宴会に入らない場合、戦士が強引に宴会に入らされたりヒーラーちゃんが疲れて流れに身を任せるでしょう。)

RPで情報を引き出したり引き出さなかったりしてください。
神様であれば丁重にもてなされます。

村情報
10年前までは毎年12回、月1ペースで世界政府と商人に支援を要請していた。
要請していたものの、政府が出した支援は年2回。商人に頼らざるおえなかったが、もちろん村はそんなに裕福ではなくどんどん困窮していった。
村から逃げ出した者も居る。無事出ていけたかはわからない。
トレハン教会は近場まで来ると毎回物資の支援をしてくれていた。
基本は山菜と狩りで暮らしていた。農耕は多少はしていたが、今ほどは出来てなかった。
今は豊富な水のおかげで農耕もできていて、余っている程なので村人を呼びたい。
何人か旅人が着たが旅人は色々な物を残してくれた。ヤグラも旅人に手伝ってもらってできた。
井戸を作った神様はその後も2度程見に来て、その度に水を与えてくれた。
その時に祭壇櫓を作った。
川はある、けどちょっと遠い。昔は近くにも川があったが、1度氾濫して川の流れが変わり、近場には一切なくなった。
具体的には半日程かかるところにある。
半日もかかっては魔物に襲われることもあり、魔物を警戒しつつ水組するのは村人全員を補う程はとても無理だった。
定期的に流浪人の兄ちゃんが来る。農作物と狩猟物を交換している。
兄ちゃんは流浪人だけとしか名乗らないので名前は知らない。いつも北からくる。
井戸も北側にある。もう1個見える高い建造物がそう。(目星なくても見える)
流浪人の兄ちゃんはたぶんそろそろ来るんじゃない。
この村は10年前の一件もあって、そろそろ死にゆく運命の村である。
自給率などは上がってきているが、これ以上村が大きくなるとも思えん。
寝床は村長さんの所でどうぞ。

↑から3つくらい。あんまり出しすぎると聞き込みで出す情報なくなるんで。
全部出しちゃったら出しちゃっただけど


流れでそういうのが出なかった場合
若い男村人が酒を持って話しかけてきます。
「それで、旅人さん(神様)達は何をしにここらまで?」
(RP)
「ほほう、そうなのか。でもこの村はあの井戸のおかげで水不足はすっかり解消されたぜ!」
「おかげで今年も豊作だ!どんどん食べて飲んでいってくれ!」
みたいな話をこんこんとしてくれ。


RPでNPCと会話したりしてください。
今日井戸に行っても暗くてよくわからない、村人に案内頼んでも「今日はやめとけよ、そんなことより酒飲まない?」みたいな感じで。
火で照らしてもよくわからん、目星-30%で「井戸の底になんかある。」ってことがわかる。
井戸に火落としたら「なんか金属っぽいものがある」ことがわかる。村人には大切な井戸だからやめてくれと怒られる。
メタ的に言うと進行しないのでさっさと次の日に行ってくれ。




次の日
ここからプロットスタートです。
朝昼夕方の3回行動できます。PLとNPC話し合って決めてください。

戦士が
「単独行動はできればやめてほしい。守るのが任務なんで。(弱そうな所に随伴)」
「村の中は見たところ安全っぽい、と思う。魔物に襲われたような様子が極端に薄い。」
「森に入るなら朝昼にしてくれ、夜は魔物と悪魔の時間だ。」
「できるならば少し村を見て回りたいが、そこは神様に任せる。」
(護衛騎士)

ヒーラー
「単独行動は未知の土地ではやるべきではないと思う。(自身の単独を拒否)」
「村で情報収集しましょう、村への支援も行いたいですし。(支援の達成)」
「夕方は一度広場に集まりませんか?情報の共有もしたいですし。」
「というか私達情報を伝達手段がありませんよ!誰か遠見や先見の明や千里眼持ちは居ませんか?!」
「何かあったときの為になにか合図を決めましょう!!」
(基本は自身の保身。森とかにはできれば入りたくない。)

ただし夕方に広場に集まった場合、夕方に森の探索はできません。
どうしても、というなら行う事ができますが、基本的に戦士の言うとおり魔物悪魔の領域になるので戦闘が発生すると思ってください。
ついでに夜目持ちじゃないと探索技能が-30%になります。


朝できること(PC側で何もでなかったらここらへんでリードしてください)

村人に聞き込み 
井戸の調査(謎の建造物の調査)
周辺の森の調査
流浪人の探索
水質の調査

まあ朝はそこそこできることが少ない。


昼も続いてできることが少ない。
村人に聞き込み 
概ね宴会についてのことと同じ。
ここ変は8年くらい前に平和になった。
というより8年くらい前から魔物からの襲撃が減った。
お兄ちゃん定期的に来るようになったのも8年程前。
みたいな話。


謎の建造物の調査
井戸の調査
井戸自体はふっつーの井戸です。井戸の上にお神輿が立てられている以外は。
井戸の奥は見づらくよくわかりづらいので、目星-10%でどうぞ
成功で「井戸の底に金色に光る何かがあることに気づきます。」
目星に成功したら魔力感応もどうぞ
成功で「魔法的な術式が組み込まれている」ことがわかります。どうやら底にあるものは魔法アイテムのようです。
(井戸の奥には金杯が眠っており、どうやらそこから水が湧き出てきているようです。)
(ただ金杯の下には防衛魔法陣がかかっていて、無理に取り外れるとどうなるかわかったものじゃありません。)
(井戸を降りたり近場までいくと、魔力感知無しでとても強い魔力を感じます。


井戸に作られた神輿はこの村では豪華なんだろうな、と言ったかんじでの手作り感満載のお神輿。
神輿の中央には御神体を祀るためのスペースがあり、扉には閂に南京錠がされていて開けれない。
鍵開けで開けれます。
中には3つほど実をつけた銀色の枝が収められている。
見た人たちは魔力感応と(EDUx5)/2でどうぞ。物品鑑定を持っている場合はそのままEDUx5で。
魔力感応成功「やばい。これは周りの魔力を吸うように術式が組まれてある。この土地の魔力の流れが悪いのはこいつが吸ってるから。」
    失敗「やばそうなことはわかる。詳しくは物品鑑定とかじゃなないとわからん。大抵こういうのは触らん方が良い。」
EDU物品鑑定「これは神器の銀の枝!でも銀の枝は人を癒やす効果があるという。」
    失敗「高そう。」

魔力感応成功している場合、術式を壊すことができる。
術式を壊すにはINTx5対抗で術式を壊すことができる。
ただしこの時点で術式を壊すと制限術式が壊れて周りの魔力を杯が満たされるまで吸い続けます。



周辺の森の調査
比較的穏やかな森です。
森に入った人は全員アイディアどうぞ。
成功で「ちょっとここの森は穏やかすぎるな。村には魔物を掃討できるほどの戦力があるとは思えない。」と疑問を感じます。
失敗で「穏やかな森だな」と思います。
あと流浪人が着た方向を知っていれば追跡で降ればなんとなく流浪人が着た方向から逆探知してどこらへんに居城があるのか目星がつきます。


流浪人の探索
=森の調査
村人に聞く場合は「そろそろ来るんじゃねえの?」くらいでそもそも「よくわからんが狩猟物持ってくるので助かる」程度しか知りません。
神であることを示していた場合のみ「そういやたまに鈍色の腕輪してるわ。あんたらのソレによく似たやつ。」と情報。
;善神の印は更新されてないと鈍色の腕輪になる。


水質の調査
良質な水です。
魔力を少し含んでいるので飲むと魔力が5回復します。(1日1回)



昼or夕方に
村に人が置かれている場合マスターイベントが入ります
村の北から宴会には居なかった人が、井戸を覗いたり建造物をバシバシ叩いて居ます。
見える場所なら目星でどうぞ。
成功で「出で立ちや服装からここの村の人間ではないことがわかります。何か大きなモノを引きずっています」
失敗で「この村の人かな?と思います。何か大きなものを引きずっています。」

横を通ったならば
「これは珍しい、この村に客人か。」
そう言い残すとスタスタと広場に向かっていきました。
引きずっていたものはクマですね。死んでます。
(ここで目星でもいいかもしれん。同じスレ違いシチュエーションだし。)


広場に向かうとこの人と話をすることが出来ます。
狩猟物を作物と物々交換している流浪人の兄ちゃんです。

流浪人の兄ちゃんと話をできる程の距離までいった人は全員EDUx5で振ってください。NPCも振ります。
クリティカルで「こいつ邪神だ!」とわかります。
成功で「どこかでみたことがあるかもしれない。世界政府の神殿ですれ違ったかも。」と思います。
失敗で「あなたの知らない人みたいです。」

神であることを示していると「ほう、神か。強いのか?」と聞いてきます。
NPC:邪神

強い
「ならばそのうち手合わせ願おう。その顔、覚えたぞ。」
と言って二度ほど胸で十字を切る動作をします。
(PCが戦闘に意欲的な場合、「ここは切り合いの場所ではなかろう。それに俺は獲物しかもっておらん。」と狩猟物を指差し笑います(得物と獲物をかけたギャグ)

示さなくてもPCが強そうな神であればそのPCに指をさして
「お前はなかなか良さそうだな。その顔、覚えたぞ。」
と言って二度ほど胸で十字を切る動作をします。
(見た目で判断しているので見た目が神レベルに強そうなヤツだけです)

十字を切られたやつのを目の前で見た人は聞き耳で振ってください。
成功で「チリリと金属と金属が擦れるような音、まるで鍵が擦れる音」が聞こえます。
この時鈍色の腕輪はしてません。


この日とからはあまり情報は出てきません。
ココらへんに居着いている邪神であって、井戸に関しては関わっていませんがミスリード役としてでてきます。

会話はそこそこに、流浪人は物々交換も終わったようでさっさと帰って行こうとします。
ただもう一度井戸の様子をみて、神輿を間近で見てから「明日も来る。」と言い残してから去ります。


夕方

情報交換の為に広場にでも集まってほっし
夕方に情報交換で広場に集まった場合、森の探索はできません。村の探索のみです。
大体できることは朝昼と同じ。特に変化はありません。のどかな村です。

昨日と同じように本日も酒宴が開かれるようで、その準備を村人達が忙しそうにやっている。


マスターイベント酒宴2日目
昨日と似たような感じで酒宴が行われます。
しかし昨日と違い、酒宴の最中に村人が1人駆け込んできます。
その男が「大変だ!ウチの娘が神輿に触れて倒れた!!!」と駆け込んできます。
町長と数人が飛び上がってその男についていきます。
ヒーラーちゃんも行こうとします。
(ついて・・・いくよね?いってほしい)

井戸の下で少女が1人倒れてます。(気絶してます。)
よく見ると金髪碧眼APP15です。(状況的には子供が数人と大人が何人か少女を囲んでいるような状態。そこにヒーラーがどけどけ言いながら進んでくる感じ)
ヒーラーちゃんが診ると「・・・魔力欠乏、ですね、たぶん。」
(その名前の通り魔力が欠乏している状態。魔力欠乏は結構危ない、死にかけの状態。でも安静にしてればちゃんと回復する。)
「魔力欠乏?!なんでそんなものに・・・」と大人達は訳が分からないと言った感じでどよめきます。
ヒーラー「まあとりあえず、温かい所に移しましょう。このままではまずいですよ!」と言い、家の方に運ばれていきます。
ヒーラー「私はこの子を診るので神様達は村長さんの所に戻っていいですよ。」とのこと。残るか戻るかは好きにしてください。


まあそんなこともあり酒宴はぼちぼち終了、次の日にいっていいかな?いいでしょ。この金髪碧眼APP15は気絶してるしこの時点では情報でませんよ。


次の日
本日も朝昼夕方の3度行動できます。
朝にはヒーラーちゃんの介護もあって少女が目を覚まします。
村長の家で寝てても村長に「起きたよ」って報告あるのでPLにもその情報を伝えてください。

行動することを話し合って決めてください。
ヒーラーちゃん
「とりあえず朝は少女の看病して様子見たい」
(ただし神に強要されると逆らいません。どのみち少女はヒーラーが居なくても安静にしてれば助かるレベルまで回復しています。)
朝の時点で森へ出るなら
「不可解な事件だし何かあっても嫌だから村に残って看病したい(森へ行きたくない)」
ヒーラーちゃんを置いて出るなら「森へ出られると合流できないので昼も看病したり村の病人助けたりします(森へ出たくない&少女が心配)」
「ヤダヤダーヘイワナトコロガイイー」

戦士
「ヒーラーが言うことはその通りだと思う。置いていけばいいと思う。」
「というか今日は村にとどまるべきでは?村人の支援も政府任務だし。神が居るという安心感にもつながる。(提示してある場合のみ)」
「少女が倒れた理由を調査してはいかがか。探偵っぽくてワクワクするし(本音)、村への支援になるし(建前)。」


2日目にできること

村人に聞き込み 
井戸の調査(謎の建造物の調査)
周辺の森の調査
流浪人の探索
水質の調査

村人に聞き込み
広場に出ると目星
成功で「子どもたちが隅っこ、倉庫の裏で何かやってる」
失敗は何も気付かず。朝昼はまでは出入りする度に目星振ってほっぴ。

大人の村人に訪ねても少女が倒れた理由は「お神輿にイタズラしたから罰が降りた」みたいな感じ。

子供達に話かけると信用や民意の星や善神の証で振って
「誰にも言わない・・・?」
「実は、お神輿の扉が空いてて・・・」
「いつもは鍵がかかってて、扉がしまってるんだけど・・・」
「お神輿の中にあった綺麗な金の枝に触ったら友達が倒れちゃって・・・」
「それで大騒ぎになっちゃった!ごめんなさい!このことは秘密にしてほしい!!うええええごめんなしゃい」
と、言って子どもたち皆泣き出しちゃいました。
(てきとーになだめとけば今後村人に信用与えてもいいかもしれないけどこれ以上聞くこともあんまりない。)


井戸の調査(神輿の調査)
井戸は特に変わりなく。
神輿は目の前までくると分かるのですが、扉の閂が外されています。
ので、扉を開けることができます。
中をみると3つの実が成った銀の枝が祀られています。
見た人たちは魔力感応と(EDUx5)/2でどうぞ。物品鑑定を持っている場合はそのままEDUx5で。
魔力感応成功「やばい。これは周りの魔力を吸うように術式が組まれてある。この土地の魔力の流れが悪いのはこいつが吸ってるから。」
    失敗「やばそうなことはわかる。詳しくは物品鑑定とかじゃなないとわからん。大抵こういうのは触らん方が良い。」
EDU物品鑑定「これは神器の銀の枝!」
    失敗「高そう。」
銀の枝
魔力の流れを制御することで癒やしの効果を与えるアイテム。

魔力感応成功している場合、術式を壊すことができる。
術式を壊すにはINTx5対抗で術式を壊すことができる。
この時点では外しても杯が満たされている為問題ない。



プロット5(昼)を迎えるか、銀の枝を祭壇から外して降りてきたら聞き耳を振ってください。
成功で「どこからかカチ・・カチリ、カチンと錠をヒネるような音が聞こえてきます。」
失敗では何も気づきません。
クリティカルで「何かがやってくること」にも気づきます。

「その祭壇、外してしまったのか?」
「その枝を戻せ。まだ間に合う。」
容認
戻せば事情を話してくれます。
「ふむ・・・急いたな。その枝が外れるということは、もう終わったんだな。」
「それはこの土地の魔力を吸っている。確かにそいつのおかげで精霊達は退去したが、こうして代わりに水を届けてくれる。」
「どのみちこの土地はそう長くない。そもそも10年前からこの村には精霊を養う力も、魔物と戦う力も残って居ない。」
「おそらくあの善神がこの村の川の流れを操作して遠ざけたのだろうよ。あいつが欲しいのはその枝を通して魔力を集め、ここの井戸の底に眠る魔力の満ちた金杯の方だからな。」
「ヤツにとってはこの村は金杯に魔力が貯まれば用済みだ。時期に回収され、井戸も枯れよう。」
「これで事は穏便に済む。やつに強力な魔力の泉が渡るだけでな。」
「だがそうはならん。ヤツが回収しにくるのを待ち伏せして、俺がそれを倒す。」
「魔力の流れが変わっていては、やつもすぐに気づいてしまうだろう。もう気づいてるかもしれんがな。」

「俺は正面で待ち構える。お前らは好きにしろ。」
基本は善神を止めるのが最優先。邪神は善神の顔を覚えて後で一騎打ちするつもり。
善神も応戦するけどあくまで箱庭として遊びで飼ってたのでてきとーに戦って撤退。
PL達が聖杯と枝を好きにできて終わり。聖杯だけ置いとけば水は出てくるので枝は持ち帰ってもいいよ。


拒否
「構えろ、どうやら幽谷の逢魔ヶ刻のようだな。」
戦闘開始です。
戦闘では枝の所持者を積極的に殺しにかかります。
今日は鈍色の腕輪をしています。

ここで邪神と戦闘したら戦闘中に善神が着て、それを隠れて見て井戸から聖杯が回収されなければそのまま帰還しておわり。
回収しようとしたら出てきて戦闘。
最終更新:2017年12月29日 22:57