はじめに
この準備が必要なのはSuper Mario Worldでの改造の場合。マリオメーカーで作るなら動画編集ソフト以外不要。
尚、製作にあたってLunar Magicの基本的な知識が必要。
マリオ4改造 @wikiにて詳しく解説されているのでそちらを参照のこと。
1.用意するソフト
- スーパーマリオワールドの英語版ROM(入手方法は各自で調べる。インターネットからROMイメージをダウンロードする行為は違法です)
※日本語版ROMでも可能。
- 改造ツール
- エミュレータ
- snes9x(クイックセーブ&ロード、録画、ターボ等の機能が一通り揃っているのでオススメ。この辺りの機能が無いと製作効率が落ちる。不具合等があるのでバージョンは1.52が良い)
- 改造ブロック導入ツール
- blktool(自動マリオシーンサでよく使われている加速ブロックやテレポートブロックなどを導入する)
- 動画編集ソフト
- AviUtl(フリーで多機能な編集ソフト。プラグインが充実していてエンコードも出来る)
- ムービーメーカー(Windowsに標準搭載)
2.改造ブロックの導入
全自動においてよく使われる改造ブロックを導入する。
導入方法は
こちらを参考に。
タイルの効果番号は25(ブランクタイル)や106(雲のタイル)等、マリオが通過出来るものが良い。
以下よく使われるブロック一覧。後述のランダム化を防ぐ為、101,Teleport Blockの導入は必須。
12 |
Sensitive Brick |
さわると壊れる。 |
13 |
Sensitive Brick (Bounces Mario) |
さわると壊れる。更にマリオが少しはじかれる。 |
18 |
Movement Block Right Slow |
マリオがゆっくり右へ動く |
19 |
Movement Block Right Medium |
右へ動く |
20 |
Movement Block Right Fast |
早く右へ動く |
21 |
Movement Block Right Very Slow |
とてもゆっくりと右へ動く |
22~25 |
Movement Block Left |
18~21の左バージョン |
26~29 |
Movement Block Down |
18~21の下バージョン |
30~33 |
Movement Block Up |
18~21の上バージョン |
101 |
Teleport Block |
ふれると瞬間移動するブロック。移動先とかの設定は土管や扉と同じ。 |
161 |
Stop Block |
動きが止まる |
162 |
Right Boost Block |
右へダッシュする |
163 |
Left Boost Block |
左へダッシュする |
164 |
Jump Block |
ジャンプする |
165 |
Fall Block |
すばやく落下する |
169~173 |
Boost Block With Sound |
162~166の効果が効果音付きで発生する |
3.マップの設定
余計なオブジェクト、スプライトを全て削除したマップを2つ以上用意
内1つを開始時の初期設定専用のマップにする。
ツールバーから♪ブロックをクリックして「音楽・制限時間の詳細設定」を開き音楽の詳細設定で「00 無設定」にする(BGMを後から編集でつける場合のみ)
次に左から二番目のドアをクリックして「スタート地点・中間地点の設定」を開き、「このマップを氷属性にする。」にチェックを入れる。
マップを氷属性にして置くと全自動が非常に作りやすくなるので特に理由が無い限り推奨。
登場時のマリオの動作はお好みで。
「音楽・制限時間の詳細設定」を開き「制限時間の設定を有効にする。」にチェックを入れて制限時間を設定。特に理由が無い限り長くて問題無いので999とかにしておく。
次に先ほどblktoolで導入したワープブロックをステージ開始時にマリオが自動で触れる位置に配置してルーム移動の設定で次のマップにワープするようにする。
エミュレータよりゲームを起動しステージを選択。
ステージが始りマリオが写る所からワープブロックに触れて次のマップに移るまでの間のタイミングでクイックセーブを行い、以降のテストプレイはこれをロードして行う。
これはランダム化を防ぐ為(乱数の固定化)に必要。詳しくは
FAQ参照。
以上で準備は完了。次は全自動でマリオを動かすマップを作る為の
基本に移ります。
最終更新:2016年11月09日 20:05