聖三国同盟

大災禍により荒廃した世界を再建するべく、聖都サクラの聖王を中心に、至高神アルパを祀るヴァール王国、武神バルドを祀るアルメイダ王国、賢神カタリナを祀るブライトン王国の3国によって結成されたエーテラリア大陸西部最大の国家同盟を聖三国同盟と呼びます。
3国の王は基本的に世襲制ではなく、騎士・貴族たちによる選挙で選出されますが、実質的には現国王の子が選出される場合が多く、聖王による戴冠を受けて即位します。

聖都サクラ

至高神アルパの血を引く聖王マリア3世が治める都市です。
マリア3世は3年前にわずか15歳で即位し、現在でも弱冠18歳という史上例のない若い聖王の誕生となりました。
大災禍以前は強大な神聖帝国レギアサクラの首都でしたが、現在は聖都サクラのみが聖王の直接の領地となっています。
聖王は神の子であり、巫覡であり、聖三国同盟の象徴であり、現在では政治的な権力はほぼ持ちませんが、人々の心の支えとなっています。

ヴァール王国

至高神アルパを国神として祀る、法と秩序を重んじる国家がヴァール王国です。
首都はアイトゲベート。
ディートハルト2世によって治められるヴァール王国は、三国では北方に位置し、海を越えて来る異教徒を押し留めています。
騎士団の力が強く、聖都サクラの近衛兵の多くはヴァール王国の騎士たちから選出されています。

アルメイダ王国

武神バルドを国神として祀る、力と革新を重んじる国家がアルメイダ王国です。
首都はトルメンタ。
国王テオバルドによって治められるアルメイダ王国は、三国では東方に位置し、東の山地の向こうには獣人族の暮らす草原地帯が広がっています。
獣人族とは現在では友好的関係にありますが、草原地帯東部に新たに興ったウルスハン帝国との間に緊張が高まっています。
武神を祀る国であることから、優れた傭兵団を多数持っており、ヴァール王国、ブライトン王国の国境防衛にも兵力を提供しています。
また、アルメイダ王国では商人たちの力も強く、三国の商業の中心地はアルメイダ王国にあり、商人ギルドをその母体とする冒険者ギルドもここにあります。

ブライトン王国

賢神カタリナを国神として祀る、美と調和を重んじる国家がブライトン王国です。
首都はインヴァナス。
グウィネス女王によって治められるブライトン王国は、三国では南方に位置し、国土には森林地帯を広く含むことから、エルフたちも多く生活しています。
さらに南方はオークやトロールなどの魔族の支配圏となっており、ブライトン王国は国境の防衛に兵力を割いています。



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最終更新:2016年04月22日 21:21