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+ | 「自己探求」第1プロトコル |
「ヴァーチュアル・リアリティ」次元
人々が認識している意識と、その水面下にある「集合的無意識」を隔てている、薄膜のような世界。
精神の深奥に対する認知を歪ませる存在であり、本来は存在しなかった。
しかし、人類の発展に伴って何らかの活発な活動を冷笑する傾向が強くなり、 不安や制限、人間の相対化、不足や不可能性が積み重なった。 やがて、これらはフシミェル・オルガンの作用を抑制してしまうような、巨大な認識災害へと変化した。
ヴァーチュアル・リアリティを打破することは、強力な「現実否定」感情を持った者にしか不可能である。
精神的深奥を目指すほとんどの者は、ヴァーチュアル・リアリティを巨大な断崖として認識してしまい、 終わらない壁を延々と登らされる感覚に陥ってしまう。 |
+ | 「自己探求」第2プロトコル |
「深層意識次元η-エータ-」
19世紀の心理学者カール・グスタフ・ユングは、
ジークムント・フロイト精神学の提唱する人の下部に潜む「無意識」概念を発展させ、 人類が普遍的に共有する心理作用の源「集合的無意識」概念を打ち立てた。 神学的信仰のもとでの「集合的無意識」とは神の所在であり、 全ての人類は心理的深奥で神と接続されていると解釈される。
これら、矮小な人類の中でも一握りの聡明な者たちが地道に積み上げた思考と解釈は、
幸運にも正鵠を得ていた。
人個人の精神的深奥が根ざす「意識の氷山」が浮かぶ水面こそが「深層意識次元η」の大海である。
ユングの提唱する「集合的無意識」よりはより浅い場所に位置しており、 水面直下の「深層意識次元η」に対して「集合的無意識」は深海に位置している。 扇で比喩するならば、骨が個人の「無意識」の氷山、要は「集合的無意識」とその深奥、 そして深層意識次元ηとは骨同士を結ぶ扇面である。 |
+ | 「自己探求」第3プロトコル |
「集合的無意識」次元
「普遍的無意識」とも。
人類の進化と共に蓄積・構築された、先天的に人々に備わる内的心理作用の根源である。 即ち、総体としての人類が積んだ「経験」に基づく成果物こそが「集合的無意識」であり、今なお進化を続けている。 集合的無意識の作用はパターン化された天使、アーシェティプ(元型)として人々に認識される。 天使は乙女、子供、絵画、英雄など様々な形態をとることもある。
「集合的無意識」次元は、意識の中でも極めて中心点的ではあるが、厳密な究極的中心を意味していない。
北極と北極点の関係のようなものである。 |
+ | 「自己探求」最終プロトコル |
「オリジンЯの園」
「集合的無意識」次元の中心点かつ最奥。精神の究極的中心点。
「オリジンЯの園」は猫の額ほどの広さしかない荒野の地平であり、精神的世界ではあるが物質的側面も有している。
これは「オリジンЯの園」は精神世界の深奥で、物質世界と背中合わせかつ同位置に存在するためであり、 即ちあらゆるものの根源(極点)から精神世界へと繋がる「解釈点」である。 対する物質世界の「解釈点」こそかの邪神アザトースであり、極点より「物質」の概念を世界に供給している。 ミスカトニック大学のウィルマース・ファウンデーションがアザトースを「核爆発」と解釈したのは、 アザトースが物質の解釈点である事に起因していたのかもしれない。
荒野の中心には、世界の代謝と運行を司る「フシミェル・オルガン」が駆動している。
代謝機構へは人類が蓄積した経験が「ログ」としてが流れ込んでおり、 人類を進め得る最も活発な動きが個人の持つ「無意識」にフィードバックされている。 即ち、この反映こそが「集合的無意識」が示す「元型」なのである。
また「オリジンЯの園」は、旧き神が眠りおわす楽園エリジアへと至る道が繋がっている。
フシミェル・オルガンを建造し、忌まわしき旧支配者や外なる神から代謝機関を人々の意識下へと隠したのは、 ほかならぬ旧神らの偉業である。 彼らの復活の時まで、旧支配者らの復活を人々が阻止し続けることが出来れば、 旧神らはこの道より人々の精神的深奥から現れて、戦いの功労に報いてくれるかもしれない。 |
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