BtoZ読書会
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BtoZ読書会
ja
2022-08-04T21:43:27+09:00
1659617007
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第69回
https://w.atwiki.jp/btoz/pages/64.html
#image(hikari.jpg)
-開催日: 2022年7月30日(土)15:30-17:30
-オンライン開催
-課題本: キム・チョヨプ「わたしたちが光の速さで進めないなら」
読書会での参加者の感想から抜粋
[[https://threadreaderapp.com/thread/1553297037541576704.html]]
>第69回 BtoZ読書会 キム チョヨプ「わたしたちが光の速さで進めないなら」無事終了
>ふんわりとやさしい作風で、どれも美しい光景が目に浮かぶような、フォトジェニックな短編集
>たまたまイーガン読書会の直後だったこともあり、読みやすすぎてショックを受けるほど、サクサク読めます
>SF的な設定の細かさにこだわる人には向いてませんが、心が疲れているときにはこんなストレスのない読書体験がよいのではという評価も
>「感情の物性」は藤子・F・不二雄的な「すこしふしぎ」発想が作風にマッチしていて一番完成度が高いという意見も。
>「じゃじゃーん!もしも、感情が、モノになったらー!!
>この短編集では、主人公と親または恋人との関係性を映画のワンシーンのような印象的な場面をつないで描く手法が多くみられました。が、「実は親・恋人に対して作者も作中人物もあまり興味がないのでは」という洞察が、ドロドロとした人間関係ではなく、さらりとした読み味に繋がり、膝を打ちました
>ダイバーシティ&インクルージョン(巡礼者)フェミニズム・親子関係(館内紛失、スペースヒーロー)などのテーマも挿し込まれているものの、それが書きたい中心ではなく、館内紛失であれば図書館ネタが先にあって、親子関係の話はあとで出てきたような感じなのは、小説の組み立て方として興味深いです
>最後に「感情の物性」が実現したら「面白い漫画を読んで脳汁がブシャーっと出てるときの感情」を何度でも味わいたいという意見で盛り上がりました。「チェンソーマンを初めて読んだとき」とか。
>時限性があるなら、営業でお詫びに行くときだけ「悲しみ」をもっていくいう発想は「大人のドラえもん」?
>今日は女性参加者がほとんどだったせいか「二次創作BLのSSっぽい」という感想がわりと出ました。「時よ止まれ、この関係性よ永遠なれ(=関係性の変化・キャラクタ
2022-08-04T21:43:27+09:00
1659617007
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第66回
https://w.atwiki.jp/btoz/pages/63.html
#image(en.jpg)
-開催日: 2022年4月23日(土)15:30-17:30
-オンライン開催
-課題本: 劉慈欣「円 劉慈欣短篇集」
読書会での参加者の感想から抜粋
[[https://threadreaderapp.com/thread/1517812527409012736.html]]
>第66回BtoZ読書会『円 劉慈欣短篇集』無事終了。
>ふた昔くらい前の傑作SF短編集を思わせる発想や読み味と指摘する参加者が多数。ところが黄金時代の作家に比べて人間観は非常に悲観的。
>科学への信奉と人類への絶望が同居しているという意味で、三体をより深く読み込むための糸口にもなる作品集でした
>劉慈欣の面白さは科学への信頼と人間への絶望、そして輝くトンチキガジェット!が力業で合体しているところ。同じく中華系にルーツを持つ人気SF作家ケン・リュウやテッド・チャンに比べると構成の巧みさ・精密さは疑問が残るところもありますが、それを補って余りある描写力を評価する声が多かったです
>ネタの発想と物語展開については「今どきこんなワンアイディアで押し通すのか」と驚く声が多かったのですが、地火の大災害、郷村教師の寒村の女性・子供のおかれた状況の凄惨さ、鯨唄の胎内の荘厳さ、栄光と夢のカレンダーのエピソードなど、魅力的な描写力で乗り切っている作品多数。
>同じ東洋とはいえ日本とは自然に対する考え方がかなり違うことが浮き上がったのが、蝶々での人間の力で自然を制御しきろうとする姿、円円とシャボン玉や月の光での新技術にイケイケドンドンで挑戦する姿。いま深圳で起きている勢いがそのまま活写されているのかもしれません。
>三体でも気になった「劉慈欣は女性キャラに人格付与できないのではないか問題」(葉文潔しか人格のある女性キャラがいない)は、美しいがあまり賢くない女性が好きだが「好きな女性は好きすぎて一緒になれるエンドを想定するの無理!」というオタク回路が作動してるからではという解釈に膝うちました。
>対照的に深みのある書き込みのされていた葉文潔は、女性というより作者の分身的な立場なのではと。この短編集でもマッドサイエンティスト女性が何人か登場します。ただ、ひとり円円の明るさは異彩を放っています。作者に何か心境の変化があっ
2022-04-23T22:36:53+09:00
1650721013
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第65回
https://w.atwiki.jp/btoz/pages/62.html
#image(hailmary.jpg,height=300)
#image(hailmary2.jpg,height=300)
-開催日: 2022年3月27日(土)15:30-17:30
-会 場 : オンライン開催
-課題本: &blanklink(アンディ・ウィアー「プロジェクト・ヘイル・メアリー」){http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B09NBZLC7J/jackdavenport-22/ref=nosim/}
大ヒット映画「オデッセイ」のアンディ・ウィアー最新作。映画化決定!未知の物質によって太陽に異常が発生、地球が氷河期に突入しつつある世界。謎を解くべく宇宙へ飛び立った男は、ただ一人人類を救うミッションに挑む! 『火星の人』で火星でのサバイバルを描いたウィアーが、地球滅亡の危機を描く極限のエンターテインメント(Amazonより)
2022-04-23T22:18:23+09:00
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第43回
https://w.atwiki.jp/btoz/pages/60.html
#image(DayOfResurrection.jpg,height=300)
-課題本: 小松左京 「復活の日」
-開催日: 2020年4月25日(土)15:30-17:30
-オンライン開催(参加が確定した方にお知らせします)
定員に達したため、募集は締め切りました。キャンセルが出た場合はまたお知らせいたします。最新情報は管理人のtwitter @btozbookclubでご確認ください。
2020-04-22T00:33:33+09:00
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第42回
https://w.atwiki.jp/btoz/pages/59.html
#image(BrothersKaramazov.jpg,height=300)
-課題本: ドストエフスキー 「カラマーゾフの兄弟」
-開催日: 2020年3月21日(土)15:30-17:30
-都内(参加が確定した方にお知らせします)
参加ご希望の方は、直接管理人のtwitter @btozbookclub までDMでご連絡ください。
2020-03-17T18:35:53+09:00
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第41回
https://w.atwiki.jp/btoz/pages/58.html
#image(ibuki.jpg,height=300)
申し訳ございませんが、管理人の都合により、2月末に延期になりました。すでに参加申し込みしてくださった方には、順次ご案内をお送りします。
-課題本: テッド・チャン 「息吹」
-開催日: 2020年2月29日(土)17:00-19:00
-都内(参加が確定した方にお知らせします)
参加ご希望の方は、直接管理人のtwitter @btozbookclub までDMでご連絡ください。
2020-01-17T14:47:38+09:00
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第40回
https://w.atwiki.jp/btoz/pages/57.html
&ref(Victorian-Christmas-Decorations-16.jpg)
注:画像はイメージです。
すすすすみません、なんと下書きのまま公開しておらず、一年越しになってしまいましたが、今更ながらに、総勢7名の参加者の推し本を紹介してまいりますー。
&bold(){第40回BtoZ読書会は「ジャンル不問2019年に読んだベスト推し本大会」です。}
「2019年に発行された本」である必要はありません。今年読んだ本の中で一番推せる、推したい本を紹介してください!(*これを入れるとみんなの推し本がかぶってしまいそうなので、十二国記は除外にしました)
-課題本:なし
-開催日: 2019年12月22日(日)17:00-20:00くらい
-会場:都内のクルド料理店
&ref(coffee.jpg,,width=400,title=coffee)
1. レイチェル・ギーザ「Boys 男の子はなぜ「男らしく育つのか」」
&ref(boys.jpg,,width=200,title=boys)
管理人ののじの推し本。
自身も男の子を育てる悩める母である著者が、広範なデータと専門家へのインタビューを通して「男らしさ」「男の子らしさ」の定義と近代におけるその概念の成り立ちを深堀り。
実は「女らしさ」「女の子らしさ」と同じくらい、「男らしさ」「男の子らしさ」も近代に作られた後天的・社会的な「枠(本書ではマンボックスという専門用語を用いて解説)」なのでは?というのが著者の仮説。
つまり男の子たちはこの枠に阻害されて、本来だったら持ちえた情感の豊かさ、細やかさを成長過程で伸ばしきれていないだけ。男の子たちも社会と慣習の被害者でありながら、ようやく向上した女の子・女性の教育レベルの陰で、あまり目を向けられていないのでは?というフェミニズムへの反省にまでたどり着いている真摯な内容。
2. 小川一水「疾走!千マイル急行」
&ref(issui.jpg,,width=200,title=issui)
aoさんの推し本。
2006年に朝日ソノラマから発行された小説の移植版。
スノーピアサーを思わせる、ファンタジースリラー。名門学校の子女を載せた豪華列車が出発直後、彼らの母国は他国に侵略されて
2020-12-27T01:12:05+09:00
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第39回
https://w.atwiki.jp/btoz/pages/56.html
#image(TheTwoJanets.jpg,height=300)
-課題本: テリー・ビッスン[[「ふたりジャネット」>https://amzn.to/2nGbFd2]]熊が火を発見する ほか
-開催日: 2019年11月30日(土)11:00-15:00
-関東近辺のキャンプ場(参加者にはTwitterのDMでお知らせします)
構想数か月?ついに「焚火読書会」を実施します!
関東近辺でアクセスのよいキャンプ場を予約したので、日帰りでサクっと焚火を囲みつつ、気楽なキャンプごはんとビールを楽しみながら、本についておしゃべりしましょう。
課題本は残念ながら絶版ですが、中古本や図書館で入手可能です。「性善説のジーン・ウルフ」とでも呼びたい、技巧派なのに後味がよく、テイストもバラエティに富んだ、ハズレなし全9編の短編集です。
参加ご希望の方は、&blanklink(TwiPla){https://twipla.jp/events/410507}からご応募ください。
2019-09-29T22:49:29+09:00
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第38回
https://w.atwiki.jp/btoz/pages/55.html
#image(hicky.jpg,height=300)
-課題本: 津原 泰水 「ヒッキーヒッキーシェイク」 (ハヤカワ文庫JA)
-開催日: 2019年9月28日(土)16:30-18:30
-都内(参加が確定した方にお知らせします)
参加ご希望の方は、Twiplaからご応募ください。
2019-09-04T00:45:14+09:00
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第37回
https://w.atwiki.jp/btoz/pages/54.html
#image(fightclubE.jpg,height=300)
-課題本: &blanklink(チャック・パラニューク「ファイトクラブ」){http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00YGIKDWW/jackdavenport-22/ref=nosim/}
-開催日: 2019年8月31日(土)16:00-20:00
-会 場 : ファイトクラブ規則第一条 ファイトクラブについて口にしてはならない。
第37回は、参加者の方に直接お声がけしているため、参加者は募集しません。
>おれを力いっぱい殴ってくれ、とタイラーは言った。事の始まりはぼくの慢性不眠症だ。ちっぽけな仕事と欲しくもない家具の収集に人生を奪われかけていたからだ。ぼくらはファイト・クラブで体を殴り合い、命の痛みを確かめる。タイラーは社会に倦んだ男たちを集め、全米に広がる組織はやがて巨大な騒乱計画へと驀進する――人が生きることの病いを高らかに哄笑し、アメリカ中を熱狂させた二十世紀最強のカルト・ロマンス。デヴィッド・フィンチャー監督×ブラッド・ピット&エドワード・ノートン主演の映画化以後、創作の原点を著者パラニューク自らが明かしたあとがきと、アメリカ文学研究者・都甲幸治氏の解説を新規収録。
この本を復刊したくて早川書房に入社した、ファイトクラブ強火担な編集者さんのnoteは&blanklink(こちら){https://www.hayakawabooks.com/n/n2dcb67540d8d}
#image(fightclubObi.jpg,height=300)
2019-08-13T00:03:17+09:00
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