AABC

AABCツモは3手目によって置き方を変える必要性が高いツモパターン。
似たツモパターンにABCC(ゾロが1手目ではなく2手目)があるが、
ABCCよりはAABCの方が確定事項を後回しに出来るため未来を変えることができ、捌きやすいと言える。

このパターンが来た場合は、まずは次の形を目指す。

http://puyonexus.com/chainsim/?chain=445000466000

この形には、6/16の確率で組むことができる。
AABCのあとにAB/AC/BA/CA/BB/CCが来ればよい。

まずは、3手目にAB(AC、BA、CA)が来た場合。
下記図のように、1手目のゾロを1タテに置き、2手目のBCを3タテに置く。
このとき、3手目にきたBまたはCの色を下にして置くことに注意する。
下記図では、3手目に赤黄が来たことを想定しているが、この場合3タテには黄を下にして置く必要がある。
もし、3手目に赤青が来た場合には、3タテに青を下にして置けばよい。

http://puyonexus.com/chainsim/?chain=400000400000 http://puyonexus.com/chainsim/?chain=405000406000 http://puyonexus.com/chainsim/?chain=445000466000

次に、3手目にBBまたはCCが来た場合。
この場合は1手目のAAを1タテに置いて1Lとして使うのではなく、23列目に寝かせて座布団として使う。
そして、2手目のBCは座布団の上に敷き、3手目のゾロを1タテに突っ込む。
下記図は3手目に黄ゾロが来たパターンだが、3手目に青ゾロが来た場合には当然2手目の色は逆向きに置く必要がある。

http://puyonexus.com/chainsim/?chain=44000 http://puyonexus.com/chainsim/?chain=65000044000 http://puyonexus.com/chainsim/?chain=665000644000
2手目の置く向きを間違えた場合でも、3手目のゾロを2Lとして使うことができるが、
下記形に組んでしまうと1列目に置けるのが黄ゾロのみの1/16待ちになってしまうため望ましくない。
3手目のゾロを見た瞬間に1手目の置く場所を変えるのは意外と難しいが、宇宙を目指すなら反射的に反応して置く場所を変えられるスキルを身につけたいところ。

http://puyonexus.com/chainsim/?chain=55000065000044000


次に、3手目にBD(CD、DB、DC)が来た場合。
これは、Bを座布団として使用し、Dを連鎖尾の色制約が厳しいところに配置しよう。
これまた、3手目が黄緑ではなく青緑ならば、2手目に置いた3タテの上下は逆にしなければならない。


次に、3手目にBC(CB)が来た場合。
さすがにAABCBCなら宇宙は諦めて下図一番右図のように置いた方がいいと思うが、
あえて宇宙を目指すなら下図左3か左4のようにどちらかに千切るくらいだろう。



しかし、どうせ千切るのであれば、先程の例よりは下図のように置いた方がいい気もする。
つまり、3手目にBCが見えたのならば、咄嗟に初手を1タテではなく23列目に寝かすことも検討しなければならない。



さらに、4手目がBゾロかCゾロ(上図の場合は黄ゾロか青ゾロ)なのであれば、下記手順で千切りなくきれいに宇宙を組むことができる。
これを実現するには、下記操作をしなければならない。
①AABCツモが見えたら、Aゾロを設置する前に3手目をネクネクで確認する
②3手目がBCなら、Aゾロを1タテではなく23列目に寝かせる(下図左1)
③2手目のBCを設置する前に4手目をネクネクで確認する
④4手目がBゾロまたはCゾロなのであれば、4手目に来た色が2列目になるように2手目を置く(下図左2)
⑤3手目を3タテに置く(下図左3)
⑥4手目を1タテに置く(下図左4)
相当の集中力と反射神経が必要な気がするが、不可能ではないと思う。



次に、3手目にAゾロが来た場合。
これはさすがに宇宙にはできないので、素直にくま積みにでもしよう。
つまり、3手目がAゾロなら、初手は1タテに置かなければならない。



次に、3手目にDDが来た場合。
宇宙として捌くなら下図左から3つめの3Lとして置く置き方だが、でこぼこしすぎで赤黄が来なかったらどうするのという状態になってしまう。
一旦保留して、下図一番右のように連鎖尾での活用を目指すのが無難な気がする。
今後のツモによってはこのまま普通に後折りの右折GTR等にすればよいし、ここに置いておけば愚形にはなりにくい。



最後にAD(DA)が来た場合。
このパターンは初手のAゾロを1タテに置いてしまうと、ADの置き場所が難しい。
下図のように2手目を千切って置けば一応宇宙としての捌き方はできるが、黄色がなかなか来なかった場合の対処が難しい。



宇宙は基本的に1Lよりも座布団を先に完成させた方が安定するので、3手目がADなら次のように置けるといいかもしれない。
1列目の溝は黄ゾロが来るのがベストだが、黄青で千切りながら埋めていってもいいのでそこまで問題にはならないか。



整理すると、3手目に次のぷよが来た場合は初手のAゾロを1タテに置く。
1.AA
2.AB(AC、BA、CA)
3.BD(CD、DB、DC)
4.DD

3手目に次のぷよが来た場合は初手のAゾロを23列目に寝かせて置く。
1.BB(CC)
2.BC(CB)
3.AD(DA)

反射的に選択できるように頑張ろう。
最終更新:2017年06月12日 23:32