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「アップマン マジェスティック」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら

アップマン マジェスティック」の最新版変更点

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+*シガーレビュー(レビュアー:S)
+H. UPMANN MAJESTIC
+アップマン マジェスティック。
+お譲り品。140㎜。喫煙時間50分。
 
+・トップ~トップ・ボトム
+アップマンらしい軽快なナッティ&ローストがあっさりと口腔を満たす1stドロー。
+ハーフコロナより軽快で、他の標準ビトラのニュアンスのバランスにほど近いながら、さっぱりとしたローストのコクをしっかりと感じ取られる。
+
+ニュアンスは順に、
+①鮮やかに麗麗と響くナッティ&ローストの軽〜い甘やかさ
+②ややウッディネスな酸味と渋味
+③喫味の芯に通るナッティな爽やかなコク
+④しっかり舌先に感じ取れるシルキーなウッディネス
+⑤余韻に口腔を舞う朝向きのロースト味
+
+トップのニュアンスは実に軽やかで、実に朝に似合うアップマンらしい。
+確かこのマジェスティックは(国内販売はないものの)一本単価が優しかったので、それを考慮しても十分な喫味を呈している。
+トップでこれだけアップマンを感じられるのであれば、コスパの良い素敵な一本だ。
+
+ただ、おそらくトップのこの喫味の感覚であれば、ナッティ&ローストはミドル辺りで薄く消え始めて、喫味の主体がウッディネスに変遷してゆくであろうことは察しがつく。
+その際に、木の爽やかな渋味と酸味が、喫味に多少の物足りなさと雑味感を与えるだろうなぁ、と予測する。
+このビトラであれば尚更である。
+
+・プレ・ミドル~ミドル
+ややナッティは喫味の中でそのステータスを控えめに下げ始めた。
+代わりにウッディネスな爽やかな酸味と、じっとり舌の上に載って来る渋味が現れ始める。
+ただ、この時点では、鮮烈で軽やか、かつ清くすっきりとした喫味を崩すことなく、スムースな喫味の変遷であるのでしっかりとプロフィールの核心を楽しむことができる。
+実にライト、軽快で、深焙煎の珈琲と是非合わせて楽しみたいところ。
+
+・ミドル・ボトム
+ややウッディネスの渋さと酸味が喫味に雑味と辛さを伴うペッパー感を与え始める。
+トップで予見したそのものの喫味である。
+やはり、ビトラの関係もあってこの変遷は避けられない。
+もう少し口径が大きければミドルで濃厚なウッディネスに移行することができるし、ビトラがロングテールであればラストの旨味をミドルで引き出してきてニュアンスを多層化することもできたと思う。
+
+このビトラ(所謂コロナサイズ)の短所は、このミドル部分にあると個人的には思っていて、どうしてもトップが良く出る割に、ミドルが単調で簡単に予測されやすい。
+物足りないミドルに、ラストに向けてニュアンスの変遷がスムースでなく、どろっと急にやって来るフィナーレ。
+そしておよその場合、フィナーレには辛さが伴ってしまう。
+コロナの宿命と言うべきか。
+
+・プレ・ラスト~ラスト・ボトム
+ウッディネスなペッパー感を舌先にひりひりと感じられる。
+しっかりと喉奥に届くウッディネスな渋味と、ややフローラルながら高く響き渡る香ばしい酸味。
+まるで、強燃焼でもしているかのように錯覚する喫感がやって来る。
+つまりは、ややペッパーの辛味がある渋めの強いテイストが好みの方からすれば、このビトラはトップから強燃焼させれば、とっておきの一本に叶うのかもしれない。
+終盤のペッパー感は清涼感を伴って、ややパルタガスを弱めたレベルにまで感じる強味である。
+
+トータルで見れば、コロナのビトラが真っ当に機能して、トップ穏やか→ミドル渋味→ラスト辛味といった変遷だが、これを好む方も多いと思う。
+甘やかで軽やかなアップマンが飽くまで好みだという方は、これよりも口径の大きなビトラが良いだろう。
+ただ、コストパフォーマンスに大変優れた一本である点で、やはり素晴らしいと言える一本である。
+
+残り3㎝で終える。