シガーレビュー(レビュアー:S)

アップマン マグナム46
1本2500円。143㎜。喫煙時間60分。

  • トップ
ドロー限りなく良し。
はっきりした濃いナッツの甘さ、花の軽やかなアロマ。
鼻腔を抜ける甘酸っぱさは、心を軽くするように爽やか。
実にライト。

  • トップ・ボトム
煎った珈琲豆の香ばしさ、湿度を感じる草木の適度な酸味、穏やかな栗皮様の渋味、紫煙は細やかに目の前を往く。

  • プレ・ミドル~ミドル。
灰はどす黒く、ずんと立つ。
珈琲豆の苦味渋味酸味のニュアンスが強くなるが、爽やかな印象は全く変わらない。
若いフレッシュな風味はふんわりゆっくりと舌に味わいを落とし込む。

  • ミドル・ボトム
やや果物様の酸味が強まる。
紫煙のなかには花のアロマを広く感じる。
なんとも優雅な、心を開かせるような香しさ。
喫味の遠くにカカオのコクも感じられる。

  • プレ・ラスト
乾いた樹木の肌を思わせる高い酸っぱさが喫味の真ん中に通っている。
少しアピールが激しいのが気になるけど、それを抱くようなほのかな苦味が優しく後追いして余韻を残す。

  • ラスト
舌の根横にどんよりと残る木の旨味、渋い茸の風味、熟成果実の分厚い酸味、余韻に森のアロマを残す。

  • ラスト・ボトム
しっかりとボディある樹木由来の旨味が舌全体に香り高く響き渡る。
紫煙にはロースト感のアロマも現れて、全体的に香ばしい。
舌根にささやかなスパイス感。
とは言え、主体は完全に「樹」の(旨味から始まり、苦味と酸味がバランスよく響く)プロフィール。
唾液に沁みるニコチンが渋くなってきたのでそろそろやめどきかな。

残り4㎝弱で終了。