シガーレビュー(レビュアー:BB)


コレクターからお譲り頂いた1本。旧リングで結構寝かしてある葉巻です。吸う前の香りはシダー片のような香りが漂っていました。序盤は木質系の香りが主体で、中盤以降も軽めに感じながら香りを楽しめました。後半は少し強さがやってきましたが、私は軽く感じています。
この葉巻はコレクターいわく、全葉巻の中間だそうで、この葉巻を吸って重く感じるのか、軽く感じるのか試すそうです。重ければ、ホヨー、アップマン、フォンセカ、軽ければ、パルタガス、ベグエロス、ボリバーなど次に試すものが変わると教えて頂きました。
私は既に色々な葉巻を試していますが、これから初めて1本吸う方は是非参考にして頂けたら幸いです。

【葉巻情報】
モンテクリスト/No,3(キューバ産)
Montecristo No.3
国内価格は1本1800円

シガーレビュー(レビュアー:S)

モンテクリストNo.3
1本1800円。142㎜。喫煙時間55分。

  • トップ
甘いナッティーさ、土系統の濃厚でありながらも爽快な味わい。余韻も甘く舌に残る。
香りは馥郁な花のアロマ、天然の草木香も孕む。
喫味の甘さが心地良く広がる一方で、苦味やコクは薄いことから余韻には若干の不足感を覚える。
この軽快さは朝に実に似合う。

  • トップ・ボトム
紫煙に木系統のほのかな酸味、瓜系の果実皮様のほの甘さの高いアロマとニュアンス。
喫味は依然として爽やか一直線で、ストレスが全くない。

  • プレ・ミドル。
喫味に沃土由来の低い酸味が加わってゆく。
しっとり舌に広がる喫味は、甘味と酸味に秀でていて、No.4ではこの辺りで感じられた苦味やコクはまだ感じられない。
非常にライトな喫感。

  • ミドル
喫味にアメリカンな珈琲様のあっさりとしたコク、湿土のやや高い酸味を伴うニュアンス、またこれらに並走する様に土の甘みがしっとりと続いている。
舌の腹に若干感じられる白胡椒様のスパイスはまだまだ遠くに姿を見せている。

  • ミドル・ボトム
土の味わいはまだ感じられるものの、何というか喫味にアタックがなく軽薄な味わい。
全体的に薄く、引き延ばしたようなニュアンスを感じるほど。
もちろん苦味や渋みが感じられるわけではなく、と言って、序盤の強い甘み・ほのかな酸味を感じるほどにもない。
No.4の味わいを水で希釈したかのよう。

  • プレ・ラスト~ラスト
香りに強く高い森林香、花々の美しいアロマが薫る。
喫味に大きな変遷がないものの、このアロマは非常に上品で気品溢れる。
リング手前で喫味に心地良いスパイス感と若干の土の渋味が現れ、やっとアピールらしいアピールが再燃する。

  • ラスト・ボトム
舌先にゆっくりと浸潤するアストランジェント(タンニンに感じるような暖かい渋味)と、広い湿土の凝縮したまったりとした旨味が現れる。
味わいに強味があるわけではないが、喫味の変遷にフェーズをしっかりと感じられる点と、ラストに来ていまだライト&マイルドな点では、安定した葉巻だと言えるかもしれない。
ただライトな割にそれを味わう時間が冗長なので、途中で喫味にやや飽きを感じるのは否めない。

モンテクリストのNo.シリーズはそれぞれを比較しながら味わうつもり。
No.4に比べてステータスが全体的に控えめであることは分かったので、また違うNo.にも喫味の違いを期待したい。

残り3㎝を残して、終了。