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シガーレビュー(レビュアー:S)

モンテクリスト ダブルエドムンド
1本3750円。155㎜。喫煙時間75分。

  • トップ
ナッティとアーシーのちょうど中間の甘味がすっきりと響く1stドロー。
味わいは濃密でコクがしっかりと備わり、優しい酸味が後味を締めてくれる。
ロンズデールのトップらしい円やかさ、素晴らしい。

  • トップ・ボトム
紫煙には香り高いナッツのロースト感、花の群れをよぎる風、湿度を保った土のニュアンス。
珈琲豆の甘さとコクが強まる。
ややアーシーな苦味、アストランジェント(主として渋味を伴った苦味)がゆっくりと底に流れ出す。

  • プレ・ミドル
沃土気質の乾いた、酸味の強い苦味・渋味は軽快ながらも、舌の上に白胡椒様のスパイス感をわずかに残して口腔にしっかりと味わえる。
酸味のバランスが良いので、口の中がすっきりとした余韻に浸る。
柑橘系の果皮のニュアンスが遠くにある。

  • ミドル
強燃焼すると、舌根又は喉の奥に酸味と渋味の強いアタック。
満々と昇る紫煙には、白い花の清冽なアロマ。
喫味は依然としてバランスの良い酸味が、土のほろ苦さをしっかりと支えて、余韻に一滴の甘味。

  • ミドル・ボトム
この時点で既に、土の苦味の中に旨味を感じる。
比較的早い段階で旨味がやって来ている。
同時に渋味・酸味のアピールもやや強まる。
序盤の喫味のステータスを各項等しく強調したように、グンと強まった印象がある。

  • プレ・ラスト
フットに火を足して、シガーの内に溜まった煙をヘッドから吹き戻すと、柔らかく潤沢な、しっとり系の味わいが復活する。
この辺りにこの葉巻の高いポテンシャルを感じる。
土の旨味は少し隠れたが、沃土の柔軟で淑やかな喫味のニュアンス、熟した果実の皮の甘味、ややウッディネスな天然香が穏やかに響くようになる。

  • ラスト
リングから約2-3㎝の辺りで、土の旨味が先頭にやって来る。
香りは沃土の高い浸潤なアロマで満ちて、いよいよボディを感じるようになって来た喫味の、太く厚みのある土感とのバランスが良い。
やはりロンズデールにはこの喫味の見事な変遷が美しい醍醐味だなぁ、と思う。
口腔を満たすのは、まず豊湿土壌の渋味、次にうるるな土の高い苦味、木肌と果実皮の透明な酸味、じわりと舌先に感じられるスパイシーさと、鼻腔を抜ける爽快な土の旨味のニュアンス、余韻はすっきりとしてボディはライト~ミディアム。
この辺りはモンテクリスト的なシンプルなプロフィールではあるが、それほど重たくはない。

  • ラスト・ボトム
熱風を舌先に強く感じる中で、黒胡椒様の強いスパイス感が現れ、喫味のボディはグンと重たくなる。
土の味わいが舌の上にズンと腰を下ろす。
これはもちろんエドムンドでも十分に感じられた極モンテクリスト感。
この辺りはさすがエドムンド。
ドッカンドッカン熱く分厚い渇土質の苦味・渋味と、質量を感じる強い旨味。
この葉巻の核心が見事に顕現する。
期待通りの喫味の変遷にうっとりする。

モンテクリストを吸うならば、この葉巻はハズせない。
大御所感を感じられる荘厳な一本、素晴らしい。

残り3㎝を残して、終了。
また買う!!!