シガーレビュー(レビュアー:S)

ブルンデルレ プレミアム・ロブスト
1本1100円。127㎜。喫煙時間45分。

  • トップ
軽やかなナッティーな甘みが喫味の主体を務め、湿気に濡れたウッドのしっとりとした味わい、非常に軽やかでマイルドな沃土のアロマも孕んでいる。
ダビドフ・ファミリー系統や、アップマンのトップに感じられるライトな喫感。

  • トップ・ボトム~プレ・ミドル
喫味に、より透き通ったスムースな感覚をみる。
しっかりと湿度を孕んだ土の風味には天然の甘味を感じ、極めて朝の時間帯にマッチする。
紫煙は極シルキーだかやや細く儚い印象。
瑞々しい森林浴のアロマ、ナッツの繊細なほの甘さ、口腔に残る適度な酸味も心地良い。
遠くにパイナップルのような甘酸っぱさがある、新鮮なスウィートサワー・プロフィール。

  • ミドル
フレッシュな杉の木皮のエアー感、浅薄な湿土の芳香、柔らかな木由来の酸味、余韻に柑橘の風味。

  • ミドル・ボトム
灰は比較的脆く、2㎝程度で自然と折れる。
舌先に疼くような香ばしい酸味。
やや刷毛で舌上を塗られるような喫味に違和感があるものの、マイルドかつサワーな喫感に不愉快さは一切感じられない。

  • プレ・ラスト
舌先にぴりっと感じる程度のやや強かな酸味、樹木由来の渋味も強まる。
香りは潤い豊かな草木香。
苦味より渋味がゆっくりと燃焼を経て伝わってくる。
苦味とコクの追走が足りないからか、少し物足りない。
全体の均衡が崩れ始めた印象、不協和音的に生じる雑味感、強く燃やすと、それらがより明瞭に感じられる。

  • ラスト
この辺りで少なくとも多少の旨味がやって来るかと思ったけど、喫味はずっとアストランジェント。
木の渋味と酸味がここから一層強まる。
若干やってきた木皮系統の煮出したような旨味を酸味・渋味が掻き消す。

うーん、改善は見られないようなので、ここで終わり、残り4㎝を残して終了する。
後味にも酸味が残り、尚早を感じる一本。