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シガーレビュー(レビュアー:S)

ハウスロール ロブスト(アレックス氏ブレンド)。
値段不明(ハバナベガスにて購入)。
喫煙時間 45分。

  • トップ〜トップ・ボトム
あっさりとしたナッティ&ローストの喫味の中にすっきりと通る一筋の「樹木土の酸味」が特徴的に口腔を満々とさせる1stドロー。

ニュアンスは感じ取られる順列で、
①淡いナッティ&ローストの渋味とair感
②樹木土由来の渋味を帯びた高く太い酸味
③酸味が連れてくるすっきりと清涼感の強いシダーウッド
④ウッディな中に、泥っぽさを感じる低い苦味を湛えるアーシーネス
⑤ドライで砂漠的で砂利のような渋味酸味
⑥おっとり舌先に纏わりつくSweat odor
⑦余韻に穀物とじんわりと樹木皮脂のぬるい甘やかさが響いてくる
…ボディはライト、喫味自体も軽やかで酸味が効いているだけあってスッキリした印象ではあるが、やや「泥っぽく汗っぽい」喫感が口の中に残るプロフィールは何とも特異で、またそれ故、非キューバの葉の焚かれ方を髣髴させる。
個人的には樹葉草木の独特な低い渋味と高い酸味が厭なharmonyを生んでいると思うし、トップの香ばしさをすぐに掻き消してしまうnegativeなニュアンス群が強すぎる。

酸味の強さで言えばアルトゥーロフエンテの通常ラインにあるような、さっぱりすっきりした酸味。
ただ、アルトゥーロフエンテの方が甘味のニュアンス群がpositiveに働いて、うまくバランスが取れていた。

  • プレ・ミドル〜ミドル
喫味的にしっかりとしたウッディネスな渋味が効いてくる。
ニュアンス群の過半数がウッディ&ローストで固まっている。
それと、口腔に残る発酵的な穀物感、高いアーシーネス、燻された葉脈のような喫感は、決して良い余韻を与えない。

ずっしり苦味渋味がブレンドのプロフィールにある割に、それをcoverするニュアンスの存在もなければ、その苦味渋味を強めるpositiveなニュアンスも感じ取られない。
例えば、これだけ苦味渋味が効いていても、ロースト的なコクや樹木土のほの甘さ、或いはレザーフローを効かせながら、ペッパー感をしっかりと口腔に感じさせれば、苦味渋味も「ひとつのstyle」になるというところ、そうした工夫が見られない点で、ガッカリ感の強いハウスロール・ブレンドである。

  • ミドル・ボトム
ニュアンスを追ってみるが、positiveなものは少ない。

①酸味の強いウッディネスが響き、
②次に渋味の重たく低いウッディ&ロースト
③やや泥っぽさを感じさせるアーシーと、
④埃っぽさを感じさせる淡やかなシダー
⑤もう一度、酸味と渋味を携えたドライウッディ
⑥静かに波が引くように上記ニュアンスが収まってきて、次第に穀物のぬるい発酵感
⑦余韻に残るのは、渋味を凝縮した落雁のような仄かな甘味と、花の萎れるような酸味
…なんと言えば良いのか、何となく「汗っぽい」プロフィールを感じてしまう、宜しくないブレンドの具合。
正直、キツイ。
美味しくない。

もう、やめます。


残り5㎝で終了(ギブアップ)。