概要
カード使用率のランキングにおいて、使用率の低い下位のカードに与えられるポイント、あるいはそのシステムのこと。
デッキオリジナリティボーナス(DOB)とも言う。
使用率が低いほどそのポイントは大きくなり、ポイントの大きなカードをデッキに組み込むことで、対戦終了時に特別なボーナスを得ることができる。
これにより「好きだけど弱い」と言われるデッキを使い続けるプレイヤーがフォローされるようになった。
アナログのTCGにはない、デジタルTCGならではの特徴的なシステムである。
- ランキングの集計期間は約2週間である。この一区切りは俗に「シーズン」と言われている。
- AP増減のみにしか影響しないため、純粋に「勝利」のみを競う状況(大会やSS5以降のフレンド対戦)では一切の恩恵はないので注意。
カードのポイント制度
カードの使用順位に応じて一定の幅でポイントが付与される。
付与されるデッキオリジナリティポイントは低い順から0、1、2、4。
カードの順位とデッキオリジナリティポイントはアプリの
ターミナル内で確認ができる。
- デッキ編集ページでは、カードタイプ順やレアリティ順などの他にポイント順にカードを並び替えることができる。
カード順位とデッキオリジナリティポイントの関係
1-100位 |
0pt |
101-250位 |
1pt |
251-400位 |
2pt |
401位以下 |
4pt |
+
|
過去のカード順位とデッキオリジナリティポイントととの関係 |
1-50位 |
0pt |
101-150位 |
1pt |
151-300位 |
2pt |
301位以下 |
4pt |
1-50位 |
0pt |
101-150位 |
1pt |
151-251位 |
2pt |
301位以下 |
4pt |
1-50位 |
0pt |
51-100位 |
1pt |
101-200位 |
2pt |
201位以下 |
4pt |
|
JOKER順位とデッキオリジナリティポイントの関係
1-5位 |
0pt |
6-10位 |
2pt |
11-20位 |
4pt |
21-28位 |
6pt |
デッキのポイント制度
デッキを構築する40枚の合計ポイントによって、D~Sのランク設定が施される。
ランクに応じて、勝利した場合に得られるAPにボーナスが付く。
デッキオリジナリティボーナスは「エージェントのランク」がBになった時から適用される。
デッキオリジナリティポイントの合計値と追加されるAP
ランク |
必要ポイント |
追加されるAP |
S |
80以上 |
+150% |
A |
40~79 |
+80% |
B |
20~39 |
+50% |
C |
5~19 |
+20% |
D |
0~4 |
なし |
その他、豆知識
- カード追加やエラッタがない時期でも環境が画一化されにくいため、プレイヤーには概ね好評である。
「低使用率だったが実は強かった」、「今の環境に刺さっている」、「工夫すれば十分使える」、「下位互換気味だがポイントがオイシイ」など、埋もれていたカードの再評価もされやすい。- 「最も勝率の高いプレイヤーがランキング1位になるべき」と考えている人や、純粋に強いデッキでの対戦を求める層からは不要との意見もある。
- 初心者~中級者プレイヤーにはやや不親切なシステムとも言える。
無料で入手できるカードは初心者-中級者のほとんどが使うため、デッキオリジナリティポイントがカード性能と比べて低くなりがちである。
結果、「大して強いデッキではないのにCランク」「弱いデッキなのにBランク」となってしまうことがある。
- 「Dデッキ」と「Cデッキ」では強さがあまり変わらない。しかし、「Cデッキ」にするとAP取得量は20%も上積みされる。
そのため、デッキ構築ではまず「C」を目指し、そこからAPとデッキパワーのバランスを考えて「B」や「A」に調整していくのが基本とされている。
- カードのボーナス変化が累積して「デッキのランク」自体にまで影響が及び、流行デッキが変化することがある。
上位層では、「Bランク」のボーナスを持つ流行デッキが「Cランク」でしかまともに組めなくなった瞬間、きれいに姿を消してしまうことは珍しくない。
- 新セットのカードは全体的にカード性能よりも高いDOBがつきやすい。要因としては以下の点が考えられる。
- 新パックの発売日とカード使用率集計期間は一致していないため、全体的に使用率が低く計算される。
- 誰の目にも明らかな強力カード以外は使用が控えられがち。「強そうだけど実は弱いカード」を使用すれば、負けを重ねてAPを失うためである。
- 誰もが新パックをすぐ買い揃えるわけではない。
- 1番目の理由は販売者であるSEGAの手で簡単に修正できるが、アーケード版からずっと修正されていない。
一時的なカードパワーの水増しを起こし早期販売につなげようとしてるのでは、という推測をされてはいるが真相は不明である。
- 低コストの4ptユニットカードは、デッキをあまり弱くせずにポイントが稼げる。
全てのユニット(進化)カードは「軽減コスト」に使えるためである。- 黄色の2CPユニットは大渋滞を起こしているため、他色ならば2ptに収まる強さのカードが4ptになっていることがある。
- 逆に4ptの有色インターセプトカードを入れる時は慎重に。使いにくいから4ptになったのだし、「軽減コスト」にも使えない。
- 稼働初期(2017年1月上半期)のデッキオリジナリティポイントはACVer1.2の最初の時期のものが採用されていた。
- カード作成・分解のRPはデッキオリジナリティポイントを参照している。
- そのため、デッキオリジナリティポイントが小さい時期のカードを分解し、大きい時期のカードを作成するとお得かもしれない。
- 稼働当初すべてのフォイルカードのデッキオリジナリティポイントが1扱いになっていた。(2017/1/18修正)
コメント
※この入力欄は検索枠ではありません。
各書き込みの冒頭のラジオボタンをチェックしてから書き込むと、その書き込みへのレスになります。
▼全文表示する
最終更新:2017年11月01日 01:54