供素★

概要

正式名称は「【東方ボイスドラマ】供素★/魔理沙と霊夢のクリスマスパーティ」。(2018年5月14日)
阿刀田阿子が企画した作品。
小説『解夏』に影響を受けて制作されており、『供素★』の題名も解夏とクッソー☆を掛けていると思われる。
従来と一変したシリアスな展開や濡れ場などがある一方で、クッキー☆やクッソー☆過去作をリスペクトしたギャグも多い。
阿刀田が全て作画も兼任した過去作と異なり、キャラデザを統一させた上で多数の絵師が作画で参加した事も話題となった。

公開直後の反響は従来のATUD作とは異なるシリアスで重目のテーマをベースとした事で評価が二分した。
あと主役陣の堂に入った演技の為に「(粗が無さ過ぎて)MADにならない」というMAD作者達のコメも散見された。
しかしネタ素材になりにくいとは言え、主役声優たちの感情豊かな熱演に関しては総じて高い評価を得ている。

投稿前にそれまで声のなかった牛乳小麦粉に声をつけると阿刀田阿子がアナウンスしており軽く物議を醸していた。
牛乳・小麦粉は喋らない事がキャラクター性の一つなので声を付けるとキャラクター性が薄まるという反対意見、
逆に声が付くことでよりMADに出しやすくなるという肯定的な意見、そして声が付いた牛乳・小麦粉は
今迄の『牛乳/小麦粉』とは別のキャラクターになるから大した問題にはならないという中立的な意見もあった。
しかし結果的に供素★が完成度に反し殆どMADにはならなかった為、本作で牛乳&小麦粉が喋った事も今ではあまり話題にならない。
因みに作中の台詞欄やスタッフロールは原作の「村紗水蜜/雲居一輪」名ではなく、ミーム化した「牛乳/小麦粉」表記である。

+ 登場キャラクター
博麗霊夢:春希ジュン
霧雨魔理沙:いちろう
ミラミカルリラン、封獣ぬえ、レミリア・スカーレット:きぬ
森近霖之助:イセアモア
八意永琳、風見幽香:AKIRA
鈴仙・優曇華院・イナバ、チルノ:ありか
小麦粉むぎ
牛乳ヨゲイ メイコ
聖白蓮、アリス・マーガトロイド、東風谷早苗:栄知(絵師も兼任)
西行寺幽々子、洩矢諏訪子:ぜ~るかろ
魂魄妖夢、クラウンピース:久野
水橋パルスィ:榊原瑠花
霊烏路空:伊藤魎
劇中歌:湯葉
推理N:レイテツ
ナレーション:魎さんの妹
+ 絵師
※エンドロールでの登場順。変名(別名)と見られる者も本編表記のまま記載する


+ ストーリー要約
何時もと変わらない霊夢と魔理沙の日常。だが魔理沙の目には徐々に病魔が忍び寄っていた。
心配する霊夢を一笑した魔理沙だったが、ある夜自宅で目に激痛が走り本人も事の深刻さを受け入れる。

診察を受けた永琳から告げられた「何時かは分からないが、そのうち貴女は失明する」という残酷な事実。
努めて冷静に振舞う魔理沙だが、内心では本人も失明の恐怖に慄いていた。

失明に備え霊夢の元へ身を寄せた魔理沙は、「今のうちに皆の顔を見ておきたい」とクリスマスパーティを企画する。
だが準備の為に材料屋で買い付け中、再び激痛で倒れる魔理沙。臥せった彼女に主の聖白蓮が解夏の成り立ちを例えに
「失明するという事は同時に『目が見えなくなるという恐怖』からやっと開放される事でもある」と落ち込む彼女を諭した。

いよいよ近付いて来たクリスマス。だが仕上げの買い物に出掛けた魔理沙が何時まで経っても神社に帰って来ない。
不安に駆られた霊夢は里中を探し回るが、漸く路地裏で蹲る姿を見つけた時には既に魔理沙は失明していた。
泣き崩れる霊夢にもう泣くなと優しく告げる魔理沙。

クリスマス当日、魔理沙を元気付けようと何時も以上に明るく振舞う幻想郷の住民達。
その賑やかな喧騒を聴きながら霊夢と魔理沙は静かに語り合う。そして…


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最終更新:2021年02月24日 14:49