時冒☆

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#areaedit() |&nicovideo(http://www.nicovideo.jp/watch/sm17670407){340,185}|&nicovideo_mylist(<iframe width="312" height="176" src="http://ext.nicovideo.jp/thumb_mylist/31768311" scrolling="no" style="border:solid 1px #CCC;" frameborder="0"><a href="http://www.nicovideo.jp/mylist/31768311">【ニコニコ動画】</a></iframe>)| #areaedit(end) #areaedit() **概要 正式名称は『時の冒険者』(2012年4月28日~)。 [[サデア]]が統括責任者を務めるオリジナル創作ブランド「Gemini Twins」が企画したオリジナル長編シリーズ。アドベンチャーゲーム風の冒険物動画である。 動画のボリュームがある分、参加声優も莫大で、様々なクッキー☆声優の名が見られたことで風評被害に遭った。 Gemini Twinsはサデアを中心とした創作グループで、時の冒険者シリーズの製作が主な活動となっており、凝った[[公式サイト>http://toki-no-bokensha.com]]も作られている。 フルボイスのシリーズとパートボイスのシリーズがある。 2020年現在はゲーム作品「&bold(){時の冒険者 The true translation}」「&bold(){紅き閃光の黙示録}」の開発が進められており、2021年に発売予定([[参考>http://toki-no-bokensha.com/true/]])。 プロ声優が複数名出演している事で話題となった。 内容は冗長でテンポが悪く、設定が複雑でストーリーを把握しづらい。またそれでいて限られた素材を使用したアドベンチャーゲーム風の動画形式であることからか、本来見所であるはずの戦闘シーンなど描写のしづらい部分がよく省略、簡素化されてしまうという代物で評判はすこぶる悪い。 実は2013年8月の時点で[[クッキー☆の大百科掲示板>http://dic.nicovideo.jp/b/a/%E3%82%AF%E3%83%83%E3%82%AD%E3%83%BC%E2%98%86/2341-#2368]]にてACEがクッキー☆民の目に留まっていた。しかし、さすがにこの頃はほとんど注目を集めることはなかった。 #areaedit(end) #areaedit() #region(登場キャラクター) #region(登場キャラクター/出演声優一覧) **黎明期シリーズ(第1シリーズ) ***時の冒険者 ~荒ぶる時代の波を越えて~ 藤原宗介:[[KAZ]] 結城亜美:[[寿松木明日花]] 深瀬明日香、ナレーション:[[東雲沙紗]] 二階堂麗子:[[紺碧ノ空]] 横山優樹菜:[[明坂ひつき]] 綾小路雛子:[[宮梨里愛]] 時の術者:[[霧隠ハヤト]] 徳川家康:[[七市]] 織田信長:[[紅霧月影]] 豊臣秀吉、菊池雅也:[[Asuka]] 武田信玄、テキ屋のおっさん:[[lirum]] クロノス、井上聡:[[ゆきしろ]] 黄竜:[[小林]] 蒼竜、クロード:[[神宮泰知]] 朱雀、皆川葉子:[[口谷亜夜]] 百虎:[[時本]] 玄武、アンデッドナイト、二階堂尚之:[[哲也]] 朱雀ドール:[[西寺みふゆ]] 片桐彰:[[rua]] 内田経子:[[トコ]] 鈴木京香:[[水静]] ミカエル:[[朝倉満]] タイトルコール:[[ぴの16g]] ***時の冒険者2 ~未来への鍵~ 藤原宗介:[[KAZ]] クレア・スタンフォード:[[白井杏]] モニカ・ランチェスター:[[魔夜子]] イザベル・クリーブランド:[[岡崎瑠唯]] シーラ:[[柳あすみ]] ジョージ・グラント:[[tnk]] ヘレン・ニューベリー:[[水静]] アルフレッド・フィルモア:[[rua]] ランドルフ・ノイマン:[[哲也]] ギルバート・マックスウェル:[[小林]] マシュー・アンダーソン:[[lirum]] スーザン・ウィンフィールド:[[朝倉満]] オルガ・ヤージック:[[暁聖園]] シャーロット・ヒルトン:[[福田未帆]] シェリー・ランチェスター:[[柳あすみ]] ジョイ・ルビッチ:[[じゅら]] ブラック・ジョーカー、クリス・スタンフォード:[[梅之四季]] ヴラド公爵:[[愛音録]] ジャック・ザ・リッパー:[[ゆきしろ]] マーム:[[じゅら]] 結城亜美:[[寿松木明日花]] 深瀬明日香:[[東雲沙紗]] 二階堂麗子:[[紺碧ノ空]] 横山優樹菜:[[明坂ひつき]] 綾小路雛子:[[宮梨里愛]] 皆川葉子:[[口谷亜夜]] タイトルコール:[[ぴの16g]] ***時の冒険者3 ~愛は惜しみなく与う~ 藤原宗介:[[KAZ]] 結城亜美:[[寿松木明日花]] 深瀬明日香:[[東雲沙紗]] 二階堂麗子:[[紺碧ノ空]] 横山優樹菜:[[明坂ひつき]] 綾小路雛子:[[宮梨里愛]] 皆川葉子:[[口谷亜夜]] 井上聡、ジャック・ザ・リッパー:[[ゆきしろ]] 内田経子:[[トコ]] 鈴木京香、ヘレン・ニューベリー:[[水静]] アルフレッド・フィルモア:[[rua]] クレア・スタンフォード:[[白井杏]] モニカ・ランチェスター:[[魔夜子]] イザベル・クリーブランド:[[岡崎瑠唯]] シーラ:[[柳あすみ]] ジョージ・グラント:[[tnk]] スーザン・ウィンフィールド、ミカエル:[[朝倉満]] オルガ・ヤージック:[[暁聖園]] 徳川家康:[[七市]] 織田信長:[[紅霧月影]] 豊臣秀吉:[[Asuka]] 武田信玄:[[lirum]] パン:[[雫下はる]] バンブー:[[ツキノベ]] プリューヌ:[[コーデリア]] サトゥルヌス:[[小林]] 蒼竜:[[神宮泰知]] 百虎:[[時本]] 玄武:[[哲也]] ヴラド公爵:[[愛音録]] マーム:[[じゅら]] クリス・スタンフォード:[[梅之四季]] ギルバート・マックスウェル:[[小林]] ゼロ:[[霧隠ハヤト]] 創造主:[[サデア]] タイトルコール:[[ぴの16g]] **時空破戒の乱シリーズ(第2シリーズ) ***時の冒険者ACE ~後世へ語り継がれる叙事詩~ シモン・フェルナンデス:[[織倉俊哉]] リオン・ガルシア:[[R]] クラウディオ・デ・ペドロ:[[KAZ]] 秋月望愛、ナレーション:[[あさ]] 梁紅玉:[[柳あすみ]] ルクレツィア・ディ・カプア:[[星野星香]] シルヴィア・パパンドレウ:[[白井杏]] グレース・フォンティーヌ:[[tibineko]] シーラ(マリアンヌ・ガルシア):[[本多未季]] セバスチャン・リシャール:[[花護松太郎]] テッド・ロバートソン:[[kurei]] モーリス・ワイズマン:[[口谷亜夜]] イリヤー・ムーロメツ:[[たこ焼きみたいやねん]] コーネリア・マルティネス:[[Levi]] アルフォンソ・ロンバルディ:[[ギリュウ]] ニコラス・ガルシア、秋月正樹:[[ゆきしろ]] リリー・ベルヴァルト:[[藤林縁]] マルティナ・ベルヴァルト:[[姫野つばさ]] シモーネ・ベルヴァルト:[[鶴瀬椎]] リクハルド・ハッカライネン:[[瀬良紅]] テレサ・ヒメネス:[[雪城あゆむ]] ランダ:[[杏都りこ]] 朱元璋:[[紺碧ノ空]] ヴィリアム・レーンクヴィスト:[[優夜#]] マジード・アリー・ムフタール、破壊神シヴァ(暴風雨神ルドラ):[[小林将大]] イライザ・トラヴァース:[[伊菜]] ***時の冒険者ACE外伝 ~堕ちた天使の覚醒~ ディエゴ・フェリシアーノ:[[硴大地]] ビアンカ・エリサルデ:[[久佐ちあき]] アルフォンソ・ロンバルディ:[[ギリュウ]] ジェレミア・ディ・ヴァイオ:[[時本]] ミレーヌ・ル・ヴォー:[[谷岡聖]] ラウル・ディ・ヴァイオ:[[花護松太郎]] ライラ・ケルヴィネン:[[柳あすみ]] トリスタン・ロンバルディ:[[岡松丈]] マジード・アリー・ムフタール:[[小林将大]] ヴェロニカ・エギン:[[杏都りこ]] ヴァレンチナ・エギン:[[じゅら]] 朱元璋:[[紺碧ノ空]] イライザ・トラヴァース:[[伊菜]] アズラエル、破壊神と呼ばれる者:[[小林将大]] シモン・フェルナンデス:[[織倉俊哉]] ナレーション:[[七市]] ***時の冒険者ACE外伝2 ~時空を越えた愛のカタチ~ 藤原朔翔:[[KAZ]] 藤堂伊織:[[伊菜]] 藤原朔弥:[[ゆきしろ]] シーラ(1号機):[[美鈴唯]] 谷村櫂斗:[[kazYB]] 水谷優奈:[[谷岡聖]] 伊桜里:[[緋月陽菜]] 櫂斗の母:[[伊東アユム]] 女医:[[じゅら]] 藤原宗介:[[岡松丈]] 藤原朔翔(幼少期):[[小豆戒斗]] 藤原朔弥(幼少期:[[こさゆ>おかかお]] ランダ:[[杏都りこ]] 朱元璋:[[紺碧ノ空]] イライザ・トヴァース:[[伊菜]] ミカエル:[[ししゃも]] ????:[[サデア]] ニコラス・ガルシア:[[ゆきしろ]] シモン・フェルナンデス:[[織倉俊哉]] テレサ・ヒメネス:[[雪城あゆむ]] ディエゴ・フェリシアーノ:[[硴大地]] 秋月望愛:[[あさ]] 梁紅玉:[[那々海ゆあ]] ルクレツィア・ディ・カプア:[[星野星香]] シルヴィア・パパンドレウ:[[白井杏]] セバスチャン・リシャール:[[花護松太郎]] テッド・ロバートソン:[[kurei]] モーリス・ワイズマン:[[口谷亜夜]] リオン・ガルシア:[[R]] グレース・フォンティーヌ:[[tibineko]] シーラ(2号機):[[本多未季]] マジード・アリー・ムフタール:[[小林将大]] ナレーション:[[こずみっく]] **Fシリーズ(第3シリーズ) ***時の冒険者F 融合という名の新境地 双葉刹那:[[冬沙悠]] アル・マムーン:[[鳴海純]] 伊耶那美:[[こずみっく]] ユーフェミア・テスタロッサ:[[真中ゆき>ゆき]] 朴英蘭:[[こさゆ>おかかお]] 王刻龍:[[成海修司]] アン・ボニー:[[松岡奈々]] ワッケーロ:[[守矢光秀]] 鈴木月:[[蠍媛]] 山田星:[[藤崎絵留]] 佐藤海:[[績利]] ルパート・ケアード:[[カヤキ]] ジム・コロシモ:[[瀬良紅]] ジョニー・トーリオ:[[Maho]] シーゲル・ベンジャミン:[[日野舞子]] 渾沌:[[T-182]] 饕餮:[[モモサキモヤ]] 窮奇:[[折原幸平]] 檮兀:[[ゆきしろ]] 伊耶那岐:[[佐山裕亮]] アーチボルド・テスタロッサ:[[脳無々]] S:[[サデア]] 創造主フュージョン:????(非公開) ファーストフード店員:[[綾瀬きのこ]] 婦警:[[綾瀬まゆる]] シスター:[[未伶]] ナレーション:[[双月一花]] ***時の冒険者After F 去りし記録のパラドックス 双葉刹那:[[冬沙悠]] 伊耶那美:[[こずみっく]] アル・マムーン:[[鳴海純]] ユーフェミア・テスタロッサ:[[真中ゆき>ゆき]] サリヴァン・フィッツジェラルド:[[コウト]] セラフィナ・フィッツジェラルド:[[雪村はる]] アン・ボニー:[[松岡奈々]] ワッケーロ:[[守矢光秀]] 朴英蘭:[[こさゆ>おかかお]] 王刻龍:[[成海修司]] 鈴木月:[[蠍媛]] 山田星:[[藤崎絵留]] 佐藤海:[[績利]] ルパート・ケアード:[[カヤキ]] ジム・コロシモ:[[瀬良紅]] ジョニー・トーリオ:[[Maho]] シーゲル・ベンジャミン:[[日野舞子]] シモン・フェルナンデス:[[織倉俊哉]] リオン・ガルシア:[[春日祐希]] ヴィリアム・レーンクヴィスト:[[愛音録]] ディエゴ・フェリシアーノ:[[硴大地]] アルフォンソ・ロンバルディ:[[ギリュウ]] シルヴィア・パパンドレウ:[[白井杏]] セバスチャン・リシャール:[[花護松太郎]] 藤原宗介:[[KAZ]] 結城亜美:[[彩音響]] クレア・スタンフォード:[[白井杏]] 二階堂麗子:[[紺碧ノ空]] アルフレッド・フィルモア:[[べ~]] アーチボルド・テスタロッサ:[[脳無々]] 伊耶那岐:[[佐山裕亮]] 破壊神シヴァ:[[岡松丈]] ランダ:[[口谷亜夜]] ギルバート・マックスウェル:[[黒熊]] 渾沌:[[T-182]] 饕餮:[[モモサキモヤ]] 窮奇:[[折原幸平]] 檮兀:[[ゆきしろ]] ゼノン:[[櫻井智夜]] S:[[サデア]] ***時の冒険者F Burst of Illusion 幻想を破りしモノ。 双葉刹那:[[冬沙悠]] 伊耶那岐:[[佐山裕亮]] 天照大御神:[[モモサキモヤ]] サトゥル=ナリア・クロノス:[[とし坊]] ナレーション:[[木田あかり]] 伊耶那美:[[こずみっく]] 建速須佐之男命:[[某猫]] 月読命:[[樽々タクト]] ゼノン:[[NEGI]] #endregion #region(登場キャラクター/出演声優一覧(ゲーム版)) シモン・フェルナンデス:[[辻谷耕史]] 秋月望愛:[[奈凸]] &color(#FF0000){テレサ・ヒメネス}:[[雪城あゆむ]] リオン・ガルシア:[[田村昇三]] グレース・フォンティーヌ:[[幸野綺華]] クラウディオ・デ・ペドロ:[[佐々木祐輔]] &color(#FF0000){藤堂伊織}:[[伊菜]] ディエゴ・フェリシアーノ:[[荒井亮裕]] ビアンカ・エリサルデ:[[彩瀬ことみ]] &color(#FF00FF){梁紅玉}:[[こずみっく]] &color(#FF00FF){シルヴィア・パパンドレウ}:[[藤崎絵留]] &color(#FF0000){ルクレツィア・ディ・カプア}:[[星野星香]] セバスチャン・リシャール:[[金村明日香]] テッド・ロバートソン:[[是枝留]] &color(#FF0000){モーリス・ワイズマン}:[[口谷亜夜]] 秋月正樹:[[上田こうすけ]] &color(#FF00FF){イリヤー・ムーロメツ}:[[NEGI]] &color(#FF0000){コーネリア・マルテイネス}:[[環玲美]] &color(#FF0000){アルフォンソ・ロンバルディ}:[[ギリュウ]] ニコラス・ガルシア:[[藤野裕規]] リリー・ベルヴァルト:[[南山希来々]] &color(#FF0000){マルティナ・ベルヴァルト}:[[姫野つばさ]] シモーネ・ベルヴァルト:[[観月咲良>るりま]] リクハルド・ハッカライネン:[[上田こうすけ]] &color(#FF0000){ヴィリアム・レーンクヴィスト}:[[愛音録]] &color(#FF0000){ヴァレンチナ・エギン}:[[じゅら]] &color(#FF00FF){ジェレミア・ディ・ヴァイオ}:[[折原幸平]] ミレーヌ・ル・ヴォー:[[宮瀬ケイ]] シーラ:[[水桐けいと]] マリアンヌ・ガルシア:[[水桐けいと]] &color(#FF00FF){マジード・アリー・ムフタール}:[[カヤキ]] &color(#FF00FF){ヴェロニカ・エギン}:[[モモサキモヤ]] ライラ・ケルヴィネン:[[宮瀬ケイ]] &color(#FF0000){イライザ・トラヴァース}:[[伊菜]] &color(#FF0000){トリスタン・ロンバルディ}:[[岡松仗]] ラウル・ディ・ヴァイオ:[[櫻庭由加里]] ユリアーネ・ベルヴァルト:[[村岡仁美]] ランダ:[[折笠愛]] 朱元璋:[[真]] &color(#FF0000){シヴァ}:[[岡松仗]] &color(#FF00FF){アズラエル}:[[カヤキ]] &color(#FF00FF){タナトス}:[[NEGI]] &color(#FF0000){ミカエル}:[[ししゃも]] &color(#FF0000){赤}は、動画版と同じ声優がCVを担当している登場人物。 &color(#FF00FF){紫}は、動画版に出演した声優がCVを担当している登場人物 (こずみっくは伊邪那美、藤崎絵留は山田星、NEGIはゼノン(FBI)、折原幸平は窮奇、カヤキはルパート・ケアード、モモサキモヤは饕餮を担当していた) #endregion #endregion #areaedit(end) #areaedit() #region(大まかなストーリー・世界観) 黎明期シリーズ(時の冒険者、時の冒険者2、時の冒険者3)は、高校生「藤原宗介」を主人公とした物語。&br() 1の舞台は現代(西暦2010年代)の日本であり、主な敵は「妖怪」と呼ばれる者達。 2の舞台は未来(西暦3010年代)のアメリカであり、主な敵は「怪人」と呼ばれる者達。 3では現代・未来を行き来しつつ物語が進む。主な敵は、創造主の配下である「アカシック・レコードの使者」と呼ばれる者達。&br() 敵の目的や規模は作品ごとに異なるが、「“魔力”と呼ばれる力を用いて人々や仲間を守るために戦う」という藤原宗介のスタンスは全作品で共通している。&br() 文明社会が保たれている現代とは違い、未来は文明が大きく衰退した世界となっている。 しかし、アメリカ政府が持つ技術は驚異的な発展を遂げており、遺伝子操作により人間に魔力を与えたり肉体能力を高めたりする事もできるようになっている((魔力の獲得には「時の冒険者の遺伝子」を用いているため、技術力によって魔力を作り出したという訳ではない。))。&br()&br() 時空破戒の乱シリーズ(時の冒険者ACE)は、軍人「シモン・フェルナンデス」を主人公とした物語。 世界を統括する組織「AOT」と、全並行世界の支配を目論む者達との戦いが描かれる。&br() 他、外伝が2作存在し、外伝1は軍人「ディエゴ・フェリシアーノ」、外伝2は藤原宗介のひ孫「藤原朔翔」を主人公とする。&br() 舞台となるのは西暦3220年代の世界であり、前述した「遺伝子操作」による人間の強化はこの時代には一般的な技術となっている。 そのため、このシリーズは前後のシリーズと違い「魔力を持つ人間」が「特別な存在」とはみなされないのが大きな特徴。 文明は回復傾向にあるが、現代と同水準にまでは至っておらず、航空機などは非常に希少なものとなっている。&br()&br() Fシリーズ(時の冒険者F、時の冒険者AfterF、時の冒険者FBI)は、大学生「双葉刹那」を主人公とした物語。 また「時の冒険者F」では、トレジャーハンター「アル・マムーン」も刹那と共に主人公を務める。&br() 「F」は、現実世界と夢幻世界の融合、「真と偽の創造主」の対立がテーマとなる。 「AfterF」では、創造主をも上回る存在「アカシック・パラドクサー」と、時空を越えて集結したSovereign Forceの対決が描かれる。 最終作である「FBI」では、絶滅の瀬戸際にあった古代人たちの生き様、そして時の冒険者の系譜の始まりが明らかになる。&br() 双葉刹那が属する世界は「ACE」の時代からおよそ500年後の世界(西暦何年かは不明)。 文明は「時の冒険者1」の現代と同水準にまで回復している。法整備が進められた結果、遺伝子操作は禁忌とされるようになり、世界から魔力は失われている。&br() アル・マムーンが属する世界は「夢幻世界ジェネシス」と呼ばれるものであり、他とは一線を画したファンタジー色の強いものとなっている。 #endregion #areaedit(end) #areaedit() #region(各シリーズのあらすじ) #region(第1シリーズ/黎明期シリーズ) ***時の冒険者 ~荒ぶる時代の波を越えて~ 東京都内在住の高校生・&bold(){&color(#0000FF){藤原宗介}}と、その後輩・&bold(){&color(#0000FF){結城亜美}}は、ある日「&bold(){&color(#FF00FF){時の術者}}」と名乗る謎の青年と出会う。 彼によって魔力を与えられ「&bold(){時の冒険者}」となった藤原と亜美は、日本を守るため「&bold(){妖怪}」と戦う事になる。&br() 妖怪の重鎮「&bold(){&color(#FF0000){クロノス五芒星集}}」との戦いの中、藤原と亜美は、 &bold(){&color(#0000FF){深瀬明日香}}・&bold(){&color(#0000FF){二階堂麗子}}・&bold(){&color(#0000FF){横山優樹菜}}・&bold(){&color(#0000FF){綾小路雛子}}たち「時の冒険者」の仲間と出会い、互いの絆を深めていく。&br() しかし、時の術者の真の目的は藤原たち時の冒険者の力を高め、その力を用いて並行世界を侵略する事だった。 時の術者は妖怪の総帥・&bold(){&color(#FF0000){クロノス}}という真の姿を現し、時の冒険者に服従を迫るが 時の冒険者は&bold(){絆の力}、そして亜美に芽生えた正体不明の力「&bold(){聖なる加護の光}」によってクロノスを打ち破る。&br() クロノスを倒し平和が戻ったかと思われたが、クロノスの裏には真の黒幕・&bold(){&color(#FF0000){時空神サトゥルヌス}}が控えていた。 時空神サトゥルヌスの居城・&bold(){時空の狭間}で、復活した五芒星集の面々との戦いを制した時の冒険者たちだったが、サトゥルヌスの強大な力の前に打つ手を失ってしまう。&br() しかし、その時何者かが亜美に語り掛けた。 声の主は&bold(){&color(#0000FF){大天使ミカエル}}。 &bold(){創造主フュージョン}からサトゥルヌスを倒す命を与えられたミカエルは、亜美の体に憑依(&bold(){神憑り})する事で、彼女に「聖なる加護の光」という力を与えていたのだ。&br() 聖なる加護の光により、時空神サトゥルヌスを消滅させ、勝利をつかんだ時の冒険者たち。 しかし、戦いはまだ終わってはいなかった。&br()&br() ***時の冒険者2 ~未来への鍵~ 穏やかな正月を楽しんでいた藤原は、謎の声に導かれ、1000年後のアメリカへと召喚されてしまう。 そこで出会った秘密特務部隊「&bold(){AOT}」の面々から協力を要請された藤原は、はじめはその申し出を断るも、&bold(){&color(#0000FF){クレア・スタンフォード}}との出会い、そして親友である&bold(){&color(#0000FF){片桐彰}}との再会を経て、未来のため戦う決意を固める。&br() クレア、&bold(){&color(#0000FF){モニカ・ランチェスター}}、&bold(){&color(#0000FF){イザベル・クリーブランド}}ら、未来の「&bold(){時の冒険者}」、そしてサポートアンドロイドの&bold(){&color(#0000FF){シーラ}}と共に、「&bold(){&color(#FF0000){黄昏の三闘士}}」と呼ばれる怪人と戦う藤原。 ある日、彼は偶然立ち入った研究施設に残されていた資料から、未来社会には&bold(){遺伝子操作}によって魔力や超人的身体能力を得た人間が存在する事、そして、そのようにして生まれた人々を抹殺しようとする者がいる事を知る。&br() AOTの協力者であり、大統領との仲介役も務めていたアメリカ軍准将&bold(){&color(#FF0000){ギルバート・マックスウェル}}。 彼こそがこの戦いの黒幕であり、怪人たちを取りまとめる存在だった。 遺伝子操作の「&bold(){失敗体}」であるギルバートは、&bold(){成功体}と呼ばれる人々に対して、そして自分のような存在を生み出したこの世界に対して、測り知れない憎しみを抱いていた。 共謀者であった大統領&bold(){&color(#FF0000){ランドルフ・ノイマン}}と共に浮遊城&bold(){ブラッディーキャッスル}に乗り込んだギルバートは、藤原たちへ向けて宣戦布告を行う。&br() いかなる経緯か、時空神サトゥルヌスの力を手にしていたギルバートに対し、時の冒険者はまるで歯が立たない。 そこに現れたのはクレアの兄&bold(){&color(#0000FF){クリス・スタンフォード}}。 かつてはギルバートによって洗脳され、怪人の上官「&bold(){&color(#FF0000){ブラック・ジョーカー}}」として戦わされていた男だった。 クリスはギルバートの不意を付くと、彼を道連れに時空の狭間へと転移する。 大きな犠牲を払いながらも、時の冒険者は未来のアメリカを守り抜く事に成功した。&br() 戦いを終え、藤原は元いた世界、1000年前の日本へと帰還する。 帰還の直前、クレアから渡された手紙に目を通しながら、藤原は未来の世界へと想いを馳せるのだった。&br()&br() ***時の冒険者3 ~愛は惜しみなく与う~ 未来社会で怪人が、そして現代で妖怪が復活した。 彼らは&bold(){&color(#FF00FF){創造主}}の眷属「&bold(){&color(#FF0000){アカシック・レコードの使者}}」と呼ばれる者たちの配下となり、以前とは比較にならないほど強大な力を得ていた。&br() 彼らの目的は「&bold(){記された記録(アカシック・レコード)}」からズレた世界の修正。すなわち時の冒険者の抹殺だった。 現代・未来・過去を巡る壮絶な戦いの末、藤原たちはアカシック・レコードの使者を倒す事に成功する。&br() 平和の訪れに安堵する藤原の前に現れたのは、時空の狭間へと消えたはずのギルバートだった。 彼は創造主によって新たに「アカシック・レコードの使者」に選定されていたのだ。 決着をつけるべく、藤原たちはギルバートの招きに応じ、時空の狭間へと乗り込んでいく。&br() ギルバートの口から明かされた衝撃の真実、それは現代・未来・過去、本来は同じ時間軸に連なる一つの世界が、三つの並行世界へと分岐しているという事だった。 ギルバートは真の姿―ギルバートを取り込み力を得たサトゥルヌス―を現し、時の冒険者に最終決戦を挑む。&br() たとえ{アカシック・レコードから外れた世界であっても、この世界は自分たちが生きた証。時の冒険者たちの思いは一つだった。神の力とアカシック・レコードの使者の力を増幅させるサトゥルヌス、それに対抗し、全ての力を藤原に結集させる時の冒険者たち。&br() しかし、互いの力が激突する直前、サトゥルヌスの力が不自然に消え失せた。 創造主は私怨によって動いたサトゥルヌスを見限り、一度は与えた力を剥奪したのだ。 そして、創造主の意を受けたアカシック・レコードの使者、&bold(){&color(#0000FF){ゼロ}}によりサトゥルヌスは消滅させられ、戦いは思わぬ形で終結した。&br() 時の冒険者にこの世界の行く末を賭ける。それが、創造主の下した新たな決断だった。 世界は守られた。しかし、アカシック・レコードの使者の座は空位となった。 創造主は、藤原が新たなる使者となる事を願っていたが、藤原に思いを寄せる亜美とクレアは 藤原が自分たちの元からいなくなる事を望まなかった。&br() そこに大天使ミカエルが現れた。世界が「記された記録」からズレた理由は自分にもあると考えていたミカエルは、藤原に代わりアカシック・レコードの使者の座に就く事を申し出る。 創造主とゼロの承認を受けたミカエルは、藤原たちに別れを告げ、彼らを時空の狭間から脱出させた。&br() 戦いを終えた藤原だったが、彼が抱える全ての問題が解決したわけではなかった。 亜美とクレア、どちらを選ぶのか…二人に迫られ悩む藤原は、「あの時アカシック・レコードの使者になれば良かった」と少しだけ思うのだった。 #endregion #region(第2シリーズ/時空破戒の乱シリーズ) ***時の冒険者ACE 前篇・胎動の章 遺伝子操作の技術が飛躍的に発達し、人類の半数以上が遺伝子操作を受けて誕生する時代。 魔力を有する「&bold(){精神的成功体}」超人的な身体能力を持つ「&bold(){肉体的成功体}」 あるいはその両方の力を持つ人間は、今や世界各地に存在するようになっていた。 そして、世界を統轄する組織・&bold(){AOT}のアメリカ本部には、特に優秀な精神的成功体が集まるのだった。&br() そのAOT本部では、代表・&bold(){&color(#0000FF){秋月正樹}}とAOT本部小隊長の面々により、臨時の幹部会が行われていた。 議題は、スポンサー志望者の申し出を受け入れるか否か。 AOT本部第4小隊長補佐&bold(){&color(#0000FF){シモン・フェルナンデス}}は得体の知れない相手を受け入れる事は危険だと反対するが、小隊長の多くは賛成の立場を表明する。&br() 翌日、スポンサー志望者である武器商人&bold(){&color(#FF0000){ランダ}}が、契約を結ぶためAOT本部に現れた。 しかし、彼女の真の目的は並行世界を自らの手で一元管理する事だった。 並行世界への干渉は禁忌であるというAOTの掟に従い、ランダからの協力要請を拒んだ秋月正樹は、ランダの力によってあえなく殺害されてしまう。&br() 自身の配下である&bold(){&color(#FF0000){イライザ}}、同じくスポンサー志望者だった&bold(){&color(#FF0000){マジード}}と結託し、AOT本部第4小隊長&bold(){&color(#0000FF){ニコラス・ガルシア}}に秋月代表殺害の罪を着せたランダは、スポンサー特権を行使し、脱走したニコラスおよび第4小隊の追討をAOTの小隊長たちに命じる。&br() 過酷な逃避行の中、ニコラスは第1小隊長&bold(){&color(#FF00FF){イリヤー・ムーロメツ}}と交戦し、重傷を負わされる。 転移魔法によって危機を乗り切った第4小隊だったが、休む間もなくランダが操る魔導兵器「&bold(){ラグナロク}」と遭遇。 ニコラスは部下を救う為、イリヤーに負わされた傷も癒えぬまま、単身ラグナロクへと戦いを挑む。&br() 逃避行を続けるシモン達は、カナダ国境付近で小隊長たちの待ち伏せにあい、戦闘を余儀なくされる。 絶対的不利な状況の中、シモンの持つ&bold(){銃剣リグ・ヴェーダ}に眠る&bold(){&color(#FF00FF){破壊神シヴァ}}が覚醒した。 シモンに憑依したシヴァは、次々と小隊長を切り伏せていく。しかし破壊神シヴァは、殺戮を止めようと割って入った第4小隊員にして秋月代表の娘・&bold(){&color(#0000FF){秋月望愛}}にもその殺意を向ける。&br() 望愛の危機を救ったのはイリヤーだった。ラグナロクを操るランダを目の当たりにしたイリヤーは、 第4小隊とニコラスの潔白を確信し、無益な同士討ちを止めるために第4小隊の足跡を追っていたのだ。 イリヤーの計らいにより「国外追放」という形でカナダへと送られる第4小隊一行。 AOTを救うため、力をつけて必ず戻ってくる。イリヤーにそう誓い、シモンはアメリカの地を後にした。&br()&br() ***時の冒険者ACE 中篇・破戒の章 シモンたち第4小隊がAOTを追放されてから、4年の歳月が経過していた。 親友&bold(){&color(#0000FF){クラウディオ・デ・ペドロ}}と共にカナダで「&bold(){レジスタンス組織ACE}」を立ち上げたシモンは、ついにランダを討伐するために立ち上がる事を決意した。&br() しかしAOTの諜報部は、レジスタンス組織ACEの動きをすでに察知していた。 今やAOT代表となったランダは、第1小隊長イリヤー、第7小隊長&bold(){&color(#FF0000){ヴィリアム・レーンクヴィスト}}、そしてニコラスの遺児であり、新たに第4小隊長に就任した&bold(){&color(#FF00FF){リオン・ガルシア}}に本部の防衛を命じる。&br() AOT本部にてイリヤーと再会したシモンだったが、彼はシモンたちを「逆賊」と断じ、刃を向ける。 元・第4小隊全員を圧倒するほどの強さを見せつけるイリヤー。その変貌に戸惑いながらも必死に食い下がるシモン。 戦いのさ中、銃剣リグ・ヴェーダに眠るシヴァは、イリヤーが何者かによって操られている事をシモンへと示唆した。&br() イリヤーを洗脳した主はランダだった。しかし、イリヤーは正気を取り戻した隙に己へと刃を突き立て、強引に洗脳を解除する事で第4小隊をランダの魔の手から守り抜いた。 ニコラスの息子リオンを憎しみから解き放って欲しい。そうシモンたちに告げ、イリヤーは息を引き取ってしまう。&br() 恩人の死を悼む間も無く、次なる戦いに挑むシモン。その前に立ち塞がったリオンは、部下であり幼なじみの&bold(){&color(#FF00FF){グレース}}、そして義母アンドロイドの&bold(){&color(#FF00FF){シーラ}}にACEの足止めを命じ、自身はシモンとの一騎打ちに臨む。 戦いの中に和解の糸口を探すシモンだったが、リオンの憎しみは想像を越えて深いものだった。 ランダはリオンに「父ニコラスはシモンによって殺害された」という偽りの情報を教え込んでいたのだ。&br() 戦いが佳境に差し掛かった頃、ランダが戦場に現れた。 驚くリオンに対し、ランダは無情にも、自らがニコラスを殺害した事を宣言する。 更に、ランダは4年前よりもはるかに強化された「&bold(){魔導兵器ラグナロク}」を召喚した。 ラグナロクは、人が発する負の感情を喰らい成長する。リオンの絶望は、ラグナロクにとって格好の餌だった。&br() 絶望に囚われたリオンを救ったのはグレースだった。復讐の為ではなく、この世界の為に戦ってほしい、その言葉を聞いたリオンは再び立ち上がると、その切っ先を真の敵であるランダへと向ける。 これまでの非礼を謝罪し、シモンへと共闘を申し出るリオン。これなら勝てる…クラウディオの目には確信が宿っていた。&br() ランダによって魔法吸収能力を解放されたラグナロクに対し、シモンはシヴァの力を用いて挑みかかる。 強大なポテンシャルを秘めたラグナロクは、シヴァにとっても脅威であり許しがたい存在だったのだ。 「&bold(){紅の閃光}」となったシモンは、圧倒的な力を魅せ、瞬く間にラグナロクを半壊へと追い込んだ。&br() 部下であり、弟でもあるヴィリアムに救いを求めたランダだったが、ヴィリアムはそれに答える事無くあっさりとランダを切り捨てた。 そのヴィリアムの招きに応じ、シモンたち第4小隊は再びAOTに復帰する事となる。&br() だが、これまでの騒動は前哨戦に過ぎないものだった。 新たなる敵の名は「&bold(){時空テロ組織ディメンジョン・シフター}」。 イライザ、マジード、今は亡きランダ、そしてヴィリアムは皆、時空テロ組織DS総司令・&bold(){&color(#FF0000){朱元璋}}の配下だったのだ。 そして、朱元璋はランダの死後、暴走状態にあったラグナロクまでもを戦力として確保していた。&br() 全ての精神的成功体の抹殺を目標に掲げ、全世界に宣戦布告を行う朱元璋。 彼が初めに狙いを定めたのはAOT本部だった。朱元璋が召喚する怪物・&bold(){次元蟲}の大群によってAOTは容赦なく攻撃され、多数の死傷者が発生する事態となる。&br() 更に、本性を現したヴィリアムは「&bold(){魔封結界}」の力によりリグ・ヴェーダに眠るシヴァを封印。 そして、シモンと恋仲になっていた秋月望愛を人質に取り、DSの本拠地・&bold(){ヴァルハラ}へと去って行った。 この日、AOT本部は事実上の崩壊を迎えたのだった。&br()&br() ***時の冒険者ACE 後篇・黄昏の章 小隊長ら主だった面々に犠牲者は出なかったものの、時空テロ組織DSの圧倒的な力を目の当たりにし、AOT本部には重苦しい雰囲気が漂っていた。 更に主戦力の一人であるシモン・フェルナンデスは、秋月望愛を失った事により、抜け殻のような状態になっていた。&br() そんなシモンを立ち直らせたのは、ランダ打倒を終え、一度は解散したレジスタンス組織ACEの面々だった。 再びシモンと戦いたい。シモンの力になりたい。シモンの持つ「&bold(){人を惹き付ける力}」が、彼らにそう言わせていた。 そして、AOTの生存者とACEの構成員は一丸となり、新たなる組織「&bold(){時空騎士団ACE}」を結成。 皆の熱意に応え、シモンは時空騎士団ACE提督として再び立ち上がる決意を固めたのだった。&br() シモンの提督就任を快く思わなかった第3小隊長&bold(){&color(#FF00FF){アルフォンソ・ロンバルディ}}は時空テロ組織DSに寝返るが、朱元璋には捨て駒として扱われあえなく戦死してしまう。&br() 時空テロ組織DSの標的となっている、世界各地の精神的成功体をAOT本部に集合させた時空騎士団ACEは、「AOTの防衛」と「秋月望愛の救出」を目標に掲げ、二方面作戦を展開する。 防衛はリオンを中心としたAOTの面々、救出はシモンと元・レジスタンス組織ACEの面々が担当する運びとなった。 シモンたちはACEの旗印であった「&bold(){旗艦メシア}」の隠された力を使い、浮遊城ヴァルハラへと突入する。&br() その直後、AOT本部に現れたのはイライザとマジード、そして禍々しい姿に変貌したラグナロクだった。 しかも、ラグナロクに生体ユニットとして搭載されていたのは、行方不明となっていたあのニコラス・ガルシアだった。 父親を傷つける事に躊躇し、戦いの手を止めてしまったリオンに、ラグナロクの猛攻が容赦なく襲いかかる。&br() グレースは身を挺してリオンを守るが、それも限界が近づいていた。しかしその時、シーラの身に異変が起こる。 シーラに移植されていた、リオンの母&bold(){&color(#0000FF){マリアンヌ}}の脳が、グレースの「リオンを思う心」に共鳴し覚醒したのだ。 圧倒的な力を発揮しラグナロクを攻撃するシーラ。彼女は、そしてニコラスはリオンに、ラグナロクを破壊するよう訴える。&br() 迷いを捨てたリオンの身には、これまでとは比較にならない強大な力が目覚めていた。 「&bold(){無限光(アイン・ソフ・オウル)}」。 大天使ミカエルの神懸りを受けたある女性が有していたその力は、ニコラスに、そしてリオンにも受け継がれていたのだ。無限光の力で、リオンはイライザとラグナロクを打ち倒す。 そして無限光の中、ニコラスとマリアンヌは息子リオンと最後の別れを交わすのだった。&br() 一方その頃、ヴァルハラを進むシモンたちの前に現れたのは帰還命令を受けたマジード、そして更なる強化を遂げたラグナロクだった。 マジードの中に宿る死を司る天使・&bold(){&color(#FF0000){アズラエル}}は、かつて交戦した破壊神シヴァとの再戦を望むが、シヴァが封印されている事を知ると落胆し、戦いをラグナロクに任せる。&br() ニコラスに代わり、新たな生体ユニットとしてラグナロクに搭載されたのは秋月望愛だった。 ラグナロク相手に打つ手の無いシモンたちだったが、そこに無限光の力で転送されてきたリオンとグレースが現れる。 ラグナロクの攻撃に対応し、リオンが無限光を解き放った時、シモンの目の前に何者かが現れた。&br() 破壊神シヴァと同じ姿をしたその男の名は、破壊と恵みの力を司る神「&bold(){&color(#0000FF){暴風雨神ルドラ}}」。 かつてルドラは、アズラエルによって恵みの力と記憶とを奪われ、破壊神シヴァに変貌してしまったという。 無限光の力によって本来の能力と記憶を取り戻したルドラは、今までの蛮行をシモンに詫びると共に、シモンへの協力を約束したのだった。&br() 運命に抗う力、&bold(){アカシック・ブレイカ}ーである「銃剣リグ・ヴェーダ」 ブレイカーに込める弾丸である神の力、&bold(){ブレット}となる「暴風雨神ルドラ」 そして、ブレイカーを扱う資格を持つ&bold(){アカシック・トリガー}「シモン・フェルナンデス」。 ここに三つの力が揃い、シモンはアカシック・トリガーとして完全覚醒を果たした。&br() アズラエルにすら捉えられないスピード、そして抑えきれないパワーを発揮し、アズラエルを瞬殺したシモンは続けざまにルドラの持つ「恵みの力」をラグナロクへと放ち、望愛を救い出す事に成功する。 朱元璋との決戦に臨もうとするシモンとリオンだったが、そこでクラウディオは自身の素性を語り始めた。&br() クラウディオの本当の名は「&bold(){&color(#0000FF){藤原朔翔}}」。AOTの初代隊長・藤原宗介の曾孫に当たる人物だった。 彼は双子の兄である&bold(){&color(#0000FF){藤原朔弥}}と共に、時空テロ組織DSの野望を阻止するため、1000年以上の時を越えこの世界を訪れたのだ。 しかし、原因不明の事故により、朔弥と朔翔の到着時期には24年の差が生じていた。 朔弥はその24年の間に「ニコラス・ガルシア」という偽名を使い、AOTの小隊長として働くようになっていた。&br() 朔弥と朔翔は藤原宗介から魔力を、その伴侶である女性からは大天使ミカエルの力を受け継いでいた。 そのため、朔翔は遺伝子操作を受けていない人間(&bold(){ネイキッド})であるにも関わらず魔力を持っており、リオンもまた遺伝子操作とは関係なく「無限光」の力を継承していたのだった。&br() 自らの信じる事のためならばどんな行動もいとわない兄・朔弥とは違い、朔翔は世界を歪めてしまう事に迷いを抱いており、そのためにこれまでは自ら戦う事を拒んできた。 しかし、シモンやリオンの戦う姿を見て考えを改めた朔翔は、世界を守るため戦う決意を固めたのだという。&br() 朔翔が告白を終えた直後、ヴィリアムを伴って朱元璋が一行の前に現れた。 シモンたちに攻撃を仕掛けようとするヴィリアムだが、その瞬間、朱元璋に背後から攻撃されてしまう。 朱元璋は、ACEとDSの相打ちを狙うヴィリアムの策略を既に見抜いていたのだ。&br() そして朱元璋はその正体、&bold(){&color(#FF0000){魔女ランダ}}としての姿を一同の前に晒した。 AOT本部でヴィリアムが切り捨てたランダは、並行世界から連れてこられた別人に過ぎなかった。 ヴィリアムを殺害し、ラグナロクへの生贄としたランダは、時空騎士団ACEへと最終決戦を挑む。&br() シモンとリオンの戦闘能力はランダに勝るものだったが、ランダには策があった。 ランダは自身が持つ力の一つ、サトゥルヌスの力を応用し「&bold(){高次元魔封結界}」をヴァルハラ全体に展開させ、二人がルドラとミカエルの力を行使できないようにしていたのだ。&br() そしてランダはラグナロクの完成形「&bold(){最凶災厄最終決戦魔導兵器ディメンジョン・ラグナロク}」と一体化。 ランダはトリガー、ラグナロクはブレイカー、そしてランダ自身とサトゥルヌスの力はブレット。 シモンと同じく、ランダもまた「アカシック・トリガー」であり、運命に抗う力の持ち主だった。 しかし、ルドラを封じられたシモンにはトリガーの力を使えない。時空騎士団ACEは窮地に陥る。&br() ランダが封じているのはシモンとリオンの力のみ。それを見抜いたクラウディオは、曽祖父・藤原の形見である剣をミカエルの力で変化させた切り札「&bold(){聖剣デュランダル}」をついに開放した。 クラウディオの願いに応え、AOTに集められていた精神的成功体である人々は、デュランダルへと魔力を供給。 全世界から集まった絆の力を込めた一撃を放ち、クラウディオは高次元魔封結界を打ち破った。&br() その機を逃さず、シモンとリオンはそれぞれの力を開放しラグナロクへと挑む。 ラグナロクの反撃をリオンは「無限光」で防ぎ切ると同時に、その光をもってランダの悪しき力を弱めた。 そして、シモンの放った一撃は、ついにラグナロクを完全に破壊したのだった。&br() 戦いが終わって数ヶ月…再建されたAOTでは、新たに代表となった秋月望愛が全世界に向けてスピーチを行っていた。 そしてAOT本部の入口では、役目を終えたクラウディオ(朔翔)が、元いた世界へ帰らんとしていた。 去り際、クラウディオはこの戦いの主だった関係者のイニシャルが「&bold(){SF}」である事に着目するが、それが偶然なのか必然なのかはこの場にいる誰にも分かり得ない事だった。&br() 時空騎士団ACEと時空テロ組織DSの世界を賭けた戦いは、時空騎士団ACEの勝利に終わった。 そしてこの戦いは「&bold(){After Century's Epic(後世に語り継がれる叙事詩)}」として、 あるいは「&bold(){時空破戒の乱}」と言う名で後の世に語り継がれるのだった。&br()&br() ***時の冒険者ACE外伝 ~堕ちた天使の覚醒~ シモン・フェルナンデスがAOTを離れてから半年。 AOT本部第3小隊長アルフォンソ・ロンバルディは、リハビリのため郷里であるスペインへと帰還していた。&br() スペインで幼なじみの&bold(){&color(#0000FF){ディエゴ・フェリシアーノ}}、&bold(){&color(#0000FF){ビアンカ・エリサルデ}}と再会したアルフォンソは、&bold(){AOTスペイン支部}で共に働く事を2人から打診されるが、本部で果たすべき任―シモンの討伐―を理由にその申し出を断る。&br() 時同じくして、時空テロ組織DSの本拠地・ヴァルハラでは、マジードが朱元璋からの呼び出しを受けていた。 彼はマジードに、かつて時空神の神懸りを受けた男、ギルバートが残した研究資料の捜索を命じる。&br() &bold(){電気軍需産業EAIC}の会長でもあるマジードは、部下であるEAIC社長&bold(){&color(#FF00FF){ヴェロニカ・エギン}}と共にEAICの出資によって設立されたAOTスペイン支部の視察に訪れていた。 しかしヴェロニカとその妹、AOTスペイン支部代表の&bold(){&color(#FF00FF){ヴァレンチナ・エギン}}は、かつてスペインに戦乱を巻き起こしたテロ組織「&bold(){ジハード}」の幹部という裏の顔を持っていた。&br() 消耗した戦力を自動機械「&bold(){オートマトン}」で補い、再びジハードを立ち上げようとするヴェロニカとヴァレンチナ。 マジードが求めていたギルバートの研究資料は、この姉妹の手の内にあった。 彼女たちは研究資料を読み解き、時空神の力を人工再現、更には自分達の体に宿す事に成功していたのだった。&br() 社長秘書&bold(){&color(#0000FF){ライラ}}、スペイン支部の小隊長である&bold(){&color(#0000FF){ジェレミア}}と&bold(){&color(#0000FF){ミレーヌ}}は、エギン姉妹の手にかかり次々と命を落とす。 異変を知り駆け付けたディエゴもヴァレンチナに殺されかかるが、しかし攻撃を受けたのは身代わりとなったビアンカだった。 ビアンカの死に激昂したディエゴは、その身に宿っていた&bold(){死神タナトス}の力を覚醒させ、ヴァレンチナを葬る。&br() タナトスの覚醒は、マジードの中で眠っていた死を司る天使アズラエルの再覚醒をも促した。 目覚めたアズラエルはヴェロニカを瞬殺すると、タナトスの力を扱い切れていないディエゴをも殺害してしまう。&br() スペイン支部の惨劇、そして親友たちの死は、アルフォンソの耳にも速やかに伝わった。 アルフォンソには、もう失うものはなかった。シモンへの復讐を誓い、彼はAOT本部へと帰還するのだった。&br()&br() ***時の冒険者ACE外伝2 ~時空を越えた愛のカタチ~ アカシック・レコードの使者との戦いから67年。 老いた藤原宗介は、曾孫である双子の兄弟、朔弥と朔翔に自らの半生を語って聞かせていた。 数日後、藤原は老衰のために他界する。それは、&bold(){時の冒険者の系譜}が朔弥と朔翔に託された瞬間でもあった。&br() 藤原宗介の死から10年。16歳となった朔翔は、朔弥と異なり未だに魔力を覚醒させられずにいた。 ある日、幼なじみであり恋人でもある&bold(){&color(#0000FF){藤堂伊織}}と共に行動していた朔翔は、「時の冒険者の系譜」の抹殺を図るランダが放ったラグナロクに襲撃され危機に陥る。&br() 魔力とミカエルの力を覚醒させた朔翔は軽傷を負うに留まったが、伊織は重傷を負ってしまった。 更に、時同じくして、朔弥もランダが召喚した次元蟲の攻撃を受けていた。 兄弟の母親代わりだったアンドロイド・&bold(){&color(#0000FF){シーラ}}は、朔弥をかばって次元蟲の攻撃を受け、修復不可能なダメージを負う。&br() 悲しみにくれる朔弥と朔翔だったが、しかしこれは戦いの始まりに過ぎなかった。 曽祖父の遺志、ミカエルの言葉、そしてミカエルの力を介して伝わった伊織の心の声に後押しされ、 朔翔は朔弥と共に「&bold(){時空の戒律を乱す存在}」と戦う事を決意する。 そして、朔弥と朔翔は藤原の形見である「時の冒険者の証」を使い、並行世界へと旅立っていく。&br() 二人が時空を越える様を眺めていたランダだったが、彼女もまた、謎の男によってその動向を監視されていた。 男は、ランダが時空神の力を有している事すら見抜いていたが、しかしその力を恐れてはいないようだった。 &bold(){Sovereign Force}でありアカシック・トリガーでもあるシモン・フェルナンデスに期待を寄せるその男は「さあ、私に人類の革新を魅せてくれ」と、誰に対してでもなく呟いた。&br() 一方、入院したままの藤堂伊織の元を訪れる一人の少年がいた。時空テロ組織DS総司令、朱元璋である。 自らの力によって伊織の意識を回復させた朱元璋は、伊織に「藤原朔翔は死亡した」と嘘を吹き込み、更に「自分に協力してくれれば、藤原朔翔を蘇らせてやる」と服従を要求する。 条件を飲んだ伊織に対し、朱元璋はトリガーの力を使い、彼女を「イライザ・トラヴァース」という別人へと変貌させてしまった。&br() 時空を越えて訪れた並行世界で、朔翔は見知らぬ中年男性と遭遇する。 だが、声の主は24年前にこの世界に到着していた兄・朔弥、今はニコラス・ガルシアと名乗る男だった。 シヴァの力を有していると思しき青年、シモン・フェルナンデスの調査を行っていた兄の命に従い、 朔翔は「クラウディオ・デ・ペドロ」という偽名を使ってシモンに接触する。&br() 時は流れ8年後、24歳となった朔翔は、時空騎士団ACEの一員として使命を果たす事に成功した。 役目を終え、元いた世界に帰り行く朔翔の脳裏に、過去の記憶が去来する。 しかし、その中にはなぜか、朔翔の記憶にない情景が含まれていた。&br() それは、リオンが無限光の力に目覚め、イライザとラグナロクを打ち倒した瞬間だった。 戸惑う朔翔の目の前にイライザが現れる。朔翔を見たイライザは、自らが「藤堂伊織」であった事を思い出す。 朱元璋の呪縛は強力なものだったが、ミカエルの力はイライザにほんの一瞬だけ伊織の姿を取り戻させた。 しかし、イライザの死は変えられぬ運命だった。伊織は朔翔と最後の別れを交わすと、彼の前から消えていく。&br() 自分の世界に帰還した朔翔だったが、周囲の人々と接しているうちに、この世界の人々の記憶から朔弥と伊織の存在が消えてしまっている事に気づく。 伊織がいなくなった世界に絶望した朔翔は、ただ一人、誰もいなくなった家でたたずんでいた。&br() その頃ミカエルは伊織が入院していた病室で、アカシック・レコードが不正に改竄された跡を発見する。 朔弥と伊織の存在が世界から消えているのはこの改竄が関係していると考えたミカエルは、アカシック・レコードの使者としてレコードの修復を行おうとするが、そこにランダの動向を監視していた謎の男が現れる。&br() 男は、使者にはレコードを修復する権限が無い事、世界の修正こそが使者の役目である事をミカエルに告げる。 そして彼は、レコードの修復を自ら買って出ると、ミカエルに対して「己の存在を賭して藤堂伊織を蘇生させる事」を命じたのだった。 使者に権限が無いというなら、権限を持つこの男の正体は…。ミカエルは全てを察し、その命に従う事を決意する。&br() 朔翔は藤原宗介の眠る墓の前に来ていた。その背後から、一人の女性が朔翔へと声をかけた。 声の主は、まぎれもなく伊織だった。ミカエルは謎の男との約束を守り、伊織の事を蘇生させていたのだ。 しかし、その代償は大きく、ミカエルは力を使い果たし消滅してしまう。&br() ミカエルが蘇らせたのは伊織だけではなかった。朔弥とシーラもまた、この世界で復活を果たしていた。 母親代わりではなく「パートナー」として、シーラと向き合う決意を固めた朔弥。 そして朔翔もまた、伊織に結婚を申し込む。心からの笑顔で、伊織はその言葉を受け止めた。 #endregion #region(第3シリーズ/Fシリーズ) ***時の冒険者F 融合という名の新境地 起の章 人々の夢と幻によって構成された心象世界「&bold(){夢幻世界ジェネシス}」。 そこで活動するS級ハンターの&bold(){&color(#0000FF){アル・マムーン}}は、敵対するギャング組織&bold(){フーリガン}、その協力者である登録外ハンター&bold(){&color(#FF00FF){ルパート・ケアード}}らが出入りしているという古代遺跡の調査へと向かう。 しかし遺跡の最奥にて、アル・マムーンは右目の痛みに、同行したハンターギルド長&bold(){&color(#0000FF){ユーフェミア}}は頭痛に襲われる。 間髪を入れず激しい地震が発生し、更に謎の光がハンター一行を包む…&br()&br() ***時の冒険者F 融合という名の新境地 承の章 時空テロ組織DSと時空騎士団ACEの戦いから500年が経過した世界。 遺伝子操作が禁忌とされ、魔力が失われたこの世界に生きる、&bold(){&color(#0000FF){双葉刹那}}という大学生がいた。 親友の不手際に巻き込まれ、補講として古代遺跡を訪れた刹那は、突如発生した左目の痛みに苦しめられる。 そして、現実世界の古代遺跡もまた、謎の光に包まれる…&br()&br() ***時の冒険者F 融合という名の新境地 転の章 光が消えた時、刹那たちの目の前には、アルたちハンター一行が立っていた。 互いの事を警戒しながらも、状況を理解するために歩み寄る刹那とアルだったが、脳内に響く謎の声に戦意を煽られ、一触即発の事態に陥ってしまう。 しかしコールドスリープから目覚めた&bold(){古代の民}・&bold(){&color(#0000FF){伊邪那美}}の助けにより、二人は正気を取り戻す。&br() 夢幻世界ではユーフェミアの父であるハンターギルドの会長として、現実世界では大学教授として、 アルと刹那を巧みに古代遺跡に導き、本来交わる事のない二つの世界を繋げた男がいた。 彼の名は&bold(){&color(#FF00FF){アーチボルド・テスタロッサ}}。アーチボルドは伊邪那美と共に眠りについていた古代の民・&bold(){&color(#FF00FF){伊邪那岐}}と結託し、それぞれの目的のために暗躍していたのだ。&br() 伊邪那岐の目的は、双葉刹那とアル・マムーンから自分の&bold(){精神の欠片}を取り戻す事、そしてかつては将来を誓い合った仲だった伊邪那美を自分の手中に収める事だった。 アルと刹那の脳内に語り掛け、互いに対する殺意を芽生えさせたのも、その計画の一環だった。 更に、伊邪那岐は次なる手段として、古代に封印された&bold(){&color(#FF0000){悪神・四凶}}を現世に召喚。 四凶の力の前になすすべなく伊邪那美は囚われ、アルを含むハンターたちは半死半生の窮地に追い込まれる。&br() アルに続き刹那までもを葬ろうとした四凶と伊邪那岐の前に、正体不明の男が現れた。 創造主・&bold(){フュージョン}にも匹敵する力を持つ男に気圧され、伊邪那岐はやむなくその場を撤退する。 瀕死の重傷を負ったハンターたちを救うため、謎の男は一行に、ある提案を投げかけた。 それは、&bold(){実体}と&bold(){心象体}が一つとなり、本来の姿になる事だった。アルたちを救う方法は、それしかないという。&br() 自分は刹那の心象体であり、刹那は自分の実体であると、アルは既に気付いていた。 それは、アルの仲間たちも同様だった。アルたちに、融合する事へのためらいは微塵も無かった。 ハンターたちの意志を確かめた刹那は、男の提案を受け入れ、心象体と融合する決意を固める。&br()&br() ***時の冒険者F 融合という名の新境地 結の章 融合を遂げた一行に対し、謎の男は「&bold(){S}」という名を名乗った。 アーチボルドとの接触を嫌い、Sが一行の元を去った直後、伊邪那岐と四凶がまたも現れる。 だが、心象体との融合を果たし魔力を手に入れていた刹那たちは、伊邪那岐や四凶を圧倒するほどの力を持つ存在となっていた。&br() 戦闘を逃れ、ハンターギルド内に避難していたユーフェミアを捕えたのはアーチボルドだった。 伊邪那美の心象体であるユーフェミアは、アーチボルドの計画にとって必要不可欠な存在だったのだ。 独断で計画を進めようとするアーチボルドに対し伊邪那岐は勝負を挑むが、あっさりと蹴散らされ伊邪那美・ユーフェミアと共に囚われてしまう。&br() 四凶に勝利した刹那たちは、ユーフェミアの不在にすぐに気付いた。 アーチボルドの招きに応じ、Sと共に敵の本拠地「&bold(){擬似的古代空間}」を訪れた一行は、魂を抜き取られ抜け殻となった伊邪那美、ユーフェミア、伊邪那岐の姿を目の当たりにする。&br() 伊邪那美と伊邪那岐、二人の古代人の精神を生贄に、アーチボルドは&bold(){&color(#FF0000){偽の創造主・フュージョン}}へと働きかける。 直後、一行は異次元空間へと転移していた。その空間の名は「&bold(){事象確率変動空間}」。 あらゆる事象の起こる確率がゼロへと収束していくこの空間は、人間が滞在し続ければ「この世に存在する確率がゼロに収束する」、つまり消滅してしまうという恐るべき場所だった。&br() 「&bold(){真の創造主}」Sを滅ぼすという目的を表明し、フュージョンに協力を呼び掛けるアーチボルド。 フュージョンもまた、創造主の消滅を望む存在だった。フュージョンは、アーチボルドに対し己の力の一部を与える。 怪物へと変貌したアーチボルドは、刹那たちに向けて攻撃を開始した。 この空間にいるだけで消滅へと近付く一行にとって、この戦いはあまりにも不利なものだった。&br() しかし、創造主SはSovereign Forceである双葉刹那の、そして時の冒険者の系譜の可能性を見届ける事を望んでいた。 Sは己の力の全てを使い、事象確率変動空間の機能を停止させ、刹那たちの危機を救う。 そして同時に、アルたち「心象体」を、刹那たち「実体」から独立した存在として復活させたのだった。 復活を遂げたアルは、フュージョンに取り込まれた伊邪那岐と互いの精神を共振させ、フュージョンの内部から伊邪那美とユーフェミアを脱出させようと試みる。&br() 精神が混ざり合い伝わり合うフュージョンの中で、伊邪那美と伊邪那岐はお互いの考えを理解しあっていた。 かつての優しさを取り戻した伊邪那岐は、伊邪那美の事を双葉刹那へと託し、伊邪那美とユーフェミアが脱出するための突破口を開く。 そして自分自身は、古代人の悪意が流出する事を防ぐため、フュージョンの内部に残る事を選んだのだった。&br() 刹那、アル、伊邪那美、ユーフェミアを中心として、一行は「想いの力」を集中させる。 それは、アーチボルドをも撃破する強大な力となった。 フュージョン本体には逃走されてしまったものの、当面の危機は去った。&br() 戦いを終えハンターギルドに帰還した一行の前に、消滅したはずの創造主Sが現れる。 Sは、万一の事態に備え、救済措置として「復活のフラグ」を用意していたのだ。 しかし、復活のフラグが誤作動を起こした事により、Sは再び消滅してしまう。 「人類の革新を導く&bold(){七色の力}が揃うとき…この世界は…刹那、気を付けろ…」と、怪しげな言葉を言い残して。&br()&br() ***時の冒険者 AfterF 去りし記録のパラドックス フュージョンとの戦いから一年。同棲生活を送っていた双葉刹那と伊邪那美だったが、 ある日、前触れもなく双葉刹那は行方不明になってしまう。 刹那の消息を知るため、かつて共に戦った仲間たちの元を訪ねて回った伊邪那美は、 仲間たちが皆「刹那は一年前に戦死した」と認識している事に愕然とする。&br() 実際には、刹那は死んではいなかった。 彼は「&bold(){&color(#FF0000){ゼノン}}」と名乗る謎の男に捕らえられ、事象確率変動空間に監禁されていたのだ。 伊邪那美たちの身を案じる刹那だが、彼女たちを助ける術も、ゼノンから逃れる術もなかった。&br() ユーフェミアを訪ねて立ち寄ったハンターギルドで、伊邪那美たちは謎の怪物と遭遇し、危機に陥る。 一行の窮地を救ったのは、&bold(){&color(#0000FF){セラフィナ・フィッツジェラルド}}という女性剣士だった。 そして彼女に続くように、双子の兄である&bold(){&color(#FF00FF){サリヴァン・フィッツジェラルド}}もこの地に姿を現す。&br() 二人はこの時代の人間ではなく、またどちらも神懸りの力を有していたが、何らかの理由から伊邪那美たちにそれを打ち明ける事は無かった。&br() セラフィナとサリヴァンに続き、様々な時代からの来訪者「&bold(){時空の彷徨い人(ゲスト)}」が次々と出現する。 シモン・フェルナンデス、リオン・ガルシア、ディエゴ・フェリシアーノ、ヴィリアム・レーンクヴィスト、そして藤原宗介。 偶然か必然か、各時代の実力者がひとところに集まりつつあった。&br() ゼノンの眷属と化していたルパート・ケアードとアルフォンソ・ロンバルディを救い出した一行は、 強化された四凶の襲撃を受け絶体絶命の窮地に陥る。伊邪那美が殺されかけたその時、刹那の力が目覚めた。 刹那はゼノンを打ち倒し、事象確率変動空間を切り裂くと現世に帰還。 その勢いのままに四凶を撃破すると、一行の改竄された記憶を修復し、負っていた傷も全快させた。&br() しかし、刹那と再会した伊邪那美は「&bold(){&color(#FF0000){アカシック・パラドクサー}}」なる存在のメッセンジャーとして覚醒し、刹那たちの敵となってしまう。一行に残された時間は一週間。 一週間後には「&bold(){真のノアの方舟計画}」が発動され、世界は終焉を迎えてしまうのだ。&br() アカシック・パラドクサーが待ち受ける事象確率変動空間への扉を開くカギ、それは七人のSovereign Force(人類の革新を促す存在)だった。 「&bold(){SF}」をイニシャルに持つ七人、「&bold(){藤原宗介}」「&bold(){シモン・フェルナンデス}」「&bold(){リオン・ガルシア(藤原蒼真)}」「&bold(){双葉刹那}」 「&bold(){アル・マムーン(セツナ・フタバ)}」「&bold(){サリヴァン・フィッツジェラルド}」「&bold(){セラフィナ・フィッツジェラルド}」。 七人のSovereign Forceはそれぞれの力を合わせ「七色の力」を発動。パラドクサーの本拠地へと乗り込む。&br() パラドクサーによって「&bold(){忌憶の世界}」に引きずり込まれ、己の過去との戦いを強いられた一行だったが、それぞれの意志の力、そして死した同胞の協力によって忌憶を乗り越える事に成功する。 そして刹那は、忌憶の世界で再会した伊邪那岐から力を譲り受けた事により、アカシック・トリガーとして、そしてアカシック・レコード史上最強のSovereign Forceとして覚醒を果たした。&br() 困難を乗り越え、ついに伊邪那美の元に辿り着いた刹那は、トリガーの力を使い伊邪那美をパラドクサーの手から救い出す。 そこに現れたのは、かつて刹那を苦しめた、あのゼノンだった。彼こそが、アカシック・パラドクサーだったのだ。 相対した刹那に対し、ゼノンは妙な言葉を投げかける。 「貴様とは何兆回も邂逅しているが、ここまでしぶとかったのは初めてかもしれんな」&br() ゼノンによれば、刹那たちSovereign Forceは幾度もゼノンに破れ去っており その度に世界は輪廻を迎えていたのだという。現在の周回は「&bold(){イレギュラー}」となる要素が複数存在しているが、 創造主さえも凌駕する能力を持つゼノンは、それを知ってもなお己の勝利を確信していた。 ゼノンの圧倒的な力に、防戦一方となる刹那たち。最初にその力の犠牲となったのはヴィリアムだった。&br() だが、ヴィリアムは死してなお倒れず、魔封結界の力を応用しゼノンの持つ力を奪い取っていた。 刹那、アル、伊邪那美、ユーフェミア、シモン、ディエゴ、藤原、亜美、クレア、リオン、セラフィナ、サリヴァン、ヴィリアム。 ゼノンから奪った力を元手にして、13人は融合し「&bold(){&color(#0000FF){超精神統合体アカシックソヴリンフォース}}」となる。 それに呼応し、ゼノンも真なる力を開放し「&bold(){&color(#FF0000){超アカシックパラドクサーゼノン}}」の姿へと変貌。&br() 熾烈を極める戦いに勝利したのは、刹那たち、Sovereign Forceだった。 ゼノンを消し去った光の中に、かつて消滅した創造主Sの姿があった。 Sもまたゼノンが生み出した輪廻に囚われており、だからこそゼノンの消滅に伴い復活する事ができたのだ。&br() サトゥルヌスが藤原宗介たちに魔力を与えた事、ギルバートに神憑りし、神の力を人間にもたらした事、ランダやエギン姉妹がこの力を悪用した事…創造主Sは、この周回に存在したイレギュラー要素を一行へと語った。 その中でも最も大きなイレギュラー要素、Sovereign Forceを勝利に導いた最重要因子とは、 本来は生まれてくるはずが無かったSovereign Force、サリヴァンとセラフィナの存在だった。 本来であれば、この場にいなかったSovereign Forceである「&bold(){藤原朔翔(クラウディオ・デ・ぺドロ)}」と「&bold(){藤原朔弥(ニコラス・ガルシア)}」の二人が七色の力の一角を担っていたとのこと。&br() 創造主Sの復活は一時的なものでしかなかった。彼は、残された力を時空の彷徨い人たちの帰還、 そしてゼノンに植えつけられた「&bold(){パラドックス因子}」によって、余命いくばくもない伊邪那美の延命へと使った。 「あなたたちに出会えて本当によかった…ありがとう」そう言い残し、創造主Sは一行の前から姿を消した。&br() ゼノンとの戦いから一か月。その日は、伊邪那美と刹那が結婚する日となるはずだった。 しかし、パラドックス因子に蝕まれた伊邪那美は、迎えにきた刹那の目の前でこの世から消滅してしまう。 顛末を仲間たちに伝えた刹那は、創造主に代わり、人類の可能性を見届ける役割を果たすため、 ただ一人どこかへと去っていくのだった。&br()&br() ***時の冒険者F Burst of Illusion 幻想を破りしモノ。 仲間たちと別れた刹那は、創造主Sの遺志を継ぎ、数多の並行世界を見守る任を果たしていた。 そんな中、刹那の中に宿る&bold(){&color(#0000FF){須佐之男・天照・月読}}の精神が、刹那に対しある幻視を見せる。 それは数億年の昔、伊邪那美と伊邪那岐が共に暮らしていた頃の姿だった。&br() 四凶との大戦により大幅に数を減らした古代人は、その多くが肉体を捨て、&bold(){精神体}となる事を選択していた。 その結果、里に残ったのは成人を迎えたばかりの伊邪那岐と伊邪那美、そして時空の力を持つ古代人&bold(){&color(#FF00FF){サトゥル=ナリア・クロノス}}の三名のみとなっていた。&br() 人気のない里に、魔術の最高峰「&bold(){仙術}」を極め、仙人と呼ばれる三人の古代人(&bold(){伝説の三貴神})が帰還する。 その古代人、&bold(){&color(#0000FF){建速須佐之男命}}、&bold(){&color(#0000FF){天照大御神}}、&bold(){&color(#0000FF){月読命}}は、伊邪那美と伊邪那岐に対し、人間として寿命を全うするか、あるいは精神体として同胞たちと永遠の時を過ごすか、いずれかの道を選ぶよう諭した。 精神体となるための儀式を行う満月の夜は目前に迫っており、そして成人を迎えた古代人には己の行く末を定める義務があるのだ。&br() その満月の夜、三貴神は不審な力を感知し、発信源である遺跡へと調査に向かう。 遺跡にいたのはサトゥル=ナリアだった。自身に接触してきたゼノンから並行世界に関する知識を学んだ彼は、四凶を取り込み「神」となる事で、並行世界を統べる「&bold(){時空神}」となる事を画策していた。&br() サトゥル=ナリアの野望を食い止めようとする三貴神だったが、四凶の力を取り込んだサトゥル=ナリアは強く、三貴神はなすすべもなく蹴散らされてしまう。そこに、異変を察知した伊邪那岐が現れた。 最後の賭けとして、三貴神は伊邪那岐と一体化し、自分たちの力を全て伊邪那岐に託す。&br() 伊邪那岐とサトゥル=ナリアは互角の戦いを繰り広げるが、策によりサトゥル=ナリアが優位に立つ。 危機に陥った伊邪那岐だったが、駆け付けた伊邪那美の魔術により体力を回復させた後、伊邪那美と力を合わせ辛うじてサトゥル=ナリアを撃破した。&br() 幻視はここで終わっていた。そして幻視から覚めた刹那の目の前には、本物の三貴神が現れていた。 事象確率が不安定なこの空間では、既に肉体を持たない三貴神も、実体として顕現する事が可能だったのだ。 だが、そこにいたのは三貴神だけではなかった。ゼノンもまた、復活を果たしていた。 事象確率変動空間に散ったと思われていたゼノンは、実は伊邪那美の体内に潜み、復活の機を伺っていた。 そして力を回復させたゼノンは、伊邪那美を「消滅した」かのように見せかけて刹那たちから引き離し、実際には己の依り代として利用していたのだった。&br() ゼノンの力に圧倒される刹那の前に、創造主Sの力によって復活を果たしていた伊邪那岐が現れる。 しかも、伊邪那岐は刹那以外のSFが持つ六色の力を創造主Sから託されていた。 刹那、伊邪那岐、三貴神は力を合わせ、ゼノンを再び撃破する事に成功する。 しかし、ゼノンは最後の悪あがきに、伊邪那美を道連れにして消えて行った。&br() 伊邪那美を救えなかった悲しみに暮れる刹那を、伊邪那岐が叱咤する。 創造主Sは、伊邪那岐にサトゥル=ナリアが持つ時空を司る力までも預けていたのだ。 三貴神と伊邪那岐の協力により、刹那は時を逆行し、伊邪那美の救出に向かう。&br() 辿り着いた過去で伊邪那美と再会した刹那は、かつて伊邪那岐と伊邪那美がサトゥル=ナリアを倒した時のように互いの力を重ね合わせてゼノンを打ち倒す。長かった戦いはついに終わった。 刹那は伊邪那美へと語り掛ける。「帰ろう…みんなが待つ俺たちの世界へ…」と。 #endregion #endregion #areaedit(end) #areaedit() #region(登場人物紹介) #region(主要登場人物(第1シリーズ)) ***藤原宗介 黎明期シリーズ主人公。「1」では17歳、「2」以降の作品では18歳((時系列から計算すると、正確には「1」の2~4話で18歳になっている。))。身長174cm、体重65kg。&br() 東京都内在住の高校3年生。授業をサボる悪癖があるが頭は良く、剣道部では部長を務める文武両道の男。 周囲からは女癖が悪いように思われている節があり、実際、女性関連では優柔不断な面が目立つ。 一方、他人の悩みや苦しみに正面から向き合う度量を持っており、そのため仲間たちからの信頼は厚い。&br() 「1」1話では、剣道部の後輩である結城亜美と共に「時の術者」と名乗る男性に遭遇。 彼から魔力を与えられ「時の冒険者」となり((ただし、時の術者側のある事情により、当初は「秘められた魔力を覚醒させた」という説明を受けていた。))、高校生活の傍らで妖怪と戦った。&br() 「2」1話では、秘密特務部隊「AOT」によって強制的に未来のアメリカに召喚されてしまう。 当初は戸惑いながらも、新たな仲間との出会いや親友との再会を経て立ち直り、未来のアメリカを危機から救った。&br() 「3」では、現代・未来・過去の仲間を率いて「アカシック・レコードの使者」と戦い、彼らによる世界の修正を防いだ。&br() これらの活躍から、後世において「藤原」の名は一種の称号のように扱われている。 また、藤原宗介自身は後世において「時の冒険者の系譜の重鎮」「時の冒険者の系譜の始まり」と称されている。&br() 「ACE外伝2」では老年期の姿で登場((「3」から「ACE外伝2」までの間に67年が経過しているため、計算上は約85歳だが、公式HPでは77歳とされている。))。 ひ孫である朔弥と朔翔に自らの過去を語って聞かせ、二人に未来を託した。そして、数日後に老衰で他界した。&br() 「AfterF」では、時空の彷徨い人の一人として亜美、クレア、フィルモア、麗子と共に再登場。 時系列上は「3」最終話終了直後に「F」の世界に召喚された事になっている。&br() 剣術と魔法を織り交ぜた戦法を得意とする。主な技は「紅龍火焔嵐」「金牙獣覇斬」。 また、仲間の魔力を借りて発動する奥義に「驚天動地」「國士無双」がある。(魔力を成長させた「3」では、単独で國士無双を使えるようになっている) 愛刀は菊一文字(「1」2話以降)→天叢雲剣(「1」最終話以降)。&br()&br() ***結城亜美 黎明期シリーズヒロイン。「1~2」では16歳、「3」以降の作品では17歳。身長159cm、体重は不明。&br() 藤原と同じ学校に通う高校2年生で、剣道部の後輩。藤原の事を慕っている。 明るく朗らかな性格だが、人並み外れたドジでもある。剣道の腕前は高いが、本番に弱いため大会では成績を残せていない。&br() 「1」では藤原宗介と共に魔力を与えられ「時の冒険者」になる。 ある出来事がきっかけで「聖なる加護の光」という力に目覚めて以降は、時の冒険者の主力となった。&br() 「2」では1話と6話に登場。6話では「聖なる加護の光」の力を使い、藤原や未来の「時の冒険者」を救った。 最終決戦には参加せず、藤原よりも一足先に現代に帰還している。&br() 「3」では、クレアと共に「特異点」とみなされ、アカシック・レコードの使者に狙われる。&br() 「AfterF」では、時空の彷徨い人の一人として藤原、クレア、フィルモア、麗子と共に再登場。 登場後しばらくは「聖なる加護の光」の力を使えなくなっていた。&br() 戦闘では正宗という刀を使う。他にも「ジュピター」という攻撃魔法、「フリュイ」という回復魔法を習得している。 ただし「聖なる加護の光」を操れるようになってからは、ほとんどそちらの力を使って戦っている (聖なる加護の光は攻撃・防御・味方の回復・敵の弱体化を同時に行えるため、これに頼るのは当たり前といえば当たり前である)。&br()&br() ***クレア・スタンフォード 黎明期シリーズヒロイン。「時の冒険者2」から登場。未来人。年齢は17歳。身長163cm、体重は不明。&br() 未来のアメリカにある酒場「Show Girl」で働く踊り子。 3歳の頃、何者かに故郷の村を襲撃され、家や家族を失う。以後は孤児院で幼少期を過ごした。&br() 遺伝子操作によって魔力を得た存在であり、主に治癒魔法を得意としている。 しかし、前述の経緯から出生について知る機会が無かったため、自分の魔力の出所は理解していなかった。 結城亜美と同じく「聖なる加護の光」の力を扱う事ができるが、単体でこの力を使う場面はあまり多くない。&br() 「2」では最初に藤原宗介の仲間となり、彼と共に「黄昏の三闘士」と名乗る怪人たちと戦った。 藤原への想いは強く、彼が任務で瀕死の重傷を負った際、仲間の中で最も動揺したのはクレアとフィルモアの二人だった。&br() 「3」では、現代に戻った藤原の助力を得る為、単身で現代を訪れる。 藤原との合流後は、結城亜美を加えた3人で行動する場面が多かった。&br() 「AfterF」では、時空の彷徨い人の一人として藤原、亜美、フィルモア、麗子と共に再登場。 亜美同様、登場後しばらくは「聖なる加護の光」の力を使えなくなっていた。&br()&br() ***アルフレッド・フィルモア 未来人。秘密特務部隊「AOT」諜報員。階級は中尉。年齢は「2」では24歳、「3」では25歳。身長176cm、体重65kg。 藤原宗介の親友であり、彼とは「宗介」「彰」と下の名前で呼び合う間柄。&br() 遺伝子操作によって常人の数倍の身体能力を持つ、初代「肉体的成功体」。 諜報員としての能力も高く、魔力こそ有していないものの、藤原宗介の頼れる仲間である。 同僚であるヘレン・ニューベリーは恋人だが、フィルモアの軟派な性格もあって冷たく突き放される場面も多い。&br() 「1」の時点では、藤原宗介と結城亜美の力を確かめる為、「片桐彰」の偽名で高校生活を送りつつ二人を監視していた。 メインキャラクターではないため大きな活躍はないが、本作の時点で超人的な身体能力を発揮する場面は存在する。&br() 「2」の2話で未来に帰還し、既に未来に召喚されていた藤原と再会。自分の本名と素性を明かした。 以後も藤原との友情・信頼関係は変わらず、親友として傍にあり続けた。 AOT実働部隊(=「時の冒険者」)のメンバーではないが、任務では実働部隊と共に出撃する事が多い。&br() 「3」にも引き続き登場し、藤原と共にアカシック・レコードの使者と戦った。&br() 「AfterF」では、時空の彷徨い人の一人として藤原・亜美・クレア・麗子と共に「F」の世界に登場。 似たような性格であるワッケーロと意気投合する場面も見られた。&br()&br() #endregion #region(準主要登場人物(第1シリーズ)) ***時の術者 「時の冒険者 ~荒ぶる時代の波を越えて~」の主要登場人物。 藤原宗介たちに魔力を与え「時の冒険者」として覚醒させた謎の男。年齢不明(外見は20代半ば)。身長182cm、体重不明。&br() 藤原や亜美に武器を授けたり、新たな仲間となる者を探し出す事で「時の冒険者」の戦力拡大に貢献した。 更に、クロノスとの戦いの直前には、時の冒険者たちの魔力をこれまでの数倍にパワーアップさせた。&br()&br() ***クロノス 「時の冒険者 ~荒ぶる時代の波を越えて~」の主要登場人物。 時空を司る者にして、妖怪の総帥。&br() 詳細は[[ゆきしろ]]の項目を参照。&br()&br() ***朱雀/皆川葉子 「時の冒険者 ~荒ぶる時代の波を越えて~」「時の冒険者3 ~愛は惜しみなく与う~」の主要登場人物。 朱雀はクロノス五芒星集の一員である妖怪。年齢不明、身長170cm、体重不明。&br() 皆川葉子は、朱雀の仮の姿→朱雀が人間へと転生した姿。 年齢は「1」では15歳、「2」以降の作品では16歳。身長162cm、体重は不明。 年齢は親友である横山優樹菜に合わせたものであり、正確なプロフィールではない。&br() 必殺技は「烈火紅蓮之舞」。転生後の葉子は一時的に魔力を失っていたが、再覚醒後は再び烈火紅蓮之舞を使えるようになっている。&br() 「1」では、はじめ朱雀として登場。玄武、百虎に次ぐ第三の刺客として人間界に出撃する。 転校生・皆川葉子という仮の姿を取り、時の冒険者候補である横山優樹菜に接近し、彼女を亡き者にしようとした。&br() 優樹菜を人質にする事により、一度は時の冒険者を窮地に追い込むが、優樹菜を奪還された後はあえなく倒されてしまう。 葉子に友情を抱くようになっていた優樹菜にかばわれた事により、時の冒険者には見逃されたが、 突如その場に現れたクロノスに敵前逃亡の罪を咎められ粛清されてしまった。&br() 物語の最終局面において、サトゥルヌスの力により復活した後、先鋒として時の冒険者を襲撃。 三大武将の連携術・三重抜刀の陣によって殺されかけるが、すんでの所で再び優樹菜に救われる。 その後、結城亜美の持つ「聖なる加護の光」の力により人間に転生。優樹菜と改めて友情を結び、時の冒険者の仲間となった。&br() 「3」では、特異点(亜美)の力によって転生した者であるという理由から、アカシック・レコードの使者に狙われる。 使者が復活させたかつての同胞(玄武・百虎・蒼竜)に殺されかけた際、朱雀だった頃に持っていた魔力が再覚醒した。 その場に駆け付けた藤原たちと力を合わせて蒼竜らを撃退した後は、時の冒険者たちと行動を共にするようになる。&br()&br() ***徳川家康 「時の冒険者 ~荒ぶる時代の波を越えて~」「時の冒険者3 ~愛は惜しみなく与う~」の主要登場人物。 江戸時代のとある大名の将軍を父に持つ(という設定に時冒☆ではなっている)。 年齢は「1」では10歳、「3」では11歳。身長は138cm、体重は39kg。&br() 生まれながらに魔力を持つ人間であり、秘めたる力は時の冒険者をも凌ぐとされている。 だがその力は覚醒に至ってはおらず、家康自身も己が持つ魔力に気付いていなかった。&br() 「1」では、その魔力を利用しようと企むクロノスによって時空の神殿に召喚された。 クロノスが真の黒幕・サトゥルヌスに粛清された後は、彼によって「時空の狭間」に連れ去られてしまう。 最終的には、時の冒険者と三大武将の活躍により、無事に救出された。&br() 「3」の頃には、三大武将と共に「試練の旅((詳しい内容は不明だが、次期将軍となるためにはこの旅を終える事が必須とされている。))」に挑戦していた。 その最中、アカシック・レコードの使者に襲撃され、三大武将ともども殺されかける。 しかし、使者の攻撃がきっかけとなり魔力が覚醒。更に時の冒険者たちも登場し、事態の複雑化を重く見た使者が撤退したために難を逃れた。 以後は時の冒険者の協力者となり、戦闘にも同行しているが、自ら攻撃を行う場面はない。&br()&br() ***シーラ(3号機) 「時の冒険者2 ~未来への鍵」の主要登場人物。 AOTが開発したメイド型アンドロイド。製造番号「X003-SHEILA」。年齢は1歳。身長160cm、体重120kg。 「シーラ」とは藤原に付けられた名前であり、それ以前は単に「3号機」と呼ばれていた。&br() AOT司令部に所属しており、他のメンバーのサポートを担当していた。 藤原宗介がAOTに加入した(させられた)後は、藤原の世話係としても働くようになる。 はじめは無感情だったが、藤原たちとの交流を通して、次第に感情らしきものを身に着けていった。&br() 「2」の最終局面で、絶体絶命の境地にあった藤原宗介をかばいギルバートの攻撃を受ける。 その直後「人間の心」を理解できたこと、藤原の事を好いていたことを告げ、機能を停止した。&br() 外見は、かつてAOT諜報部に所属していた女性、&bold(){シェリー・ランチェスター}をモデルとしている。&br()&br() ***ブラック・ジョーカー 「時の冒険者2 ~未来への鍵~」の主要登場人物。 黄昏の三闘士と呼ばれる三人の怪人を取りまとめる司令官。年齢不明。身長176cm、体重65kg。&br() 鎧と仮面を身に着けた男。実力は非常に高く、単独で時の冒険者たちを圧倒できるほど。 怪人たちの上官だが、彼自身も何者かの命令を受けて行動しており、組織のトップではない。&br() その正体はクレア・スタンフォードの生き別れの兄、クリス・スタンフォード(年齢は25歳で、クレアより8つ上)。 クレア同様、彼も大天使の力を有する「真の成功体」と呼ばれる存在であり、その圧倒的な実力は大天使の力に裏打ちされたものだった。 ギルバートによって実験体とされた挙句、仮面をつけられ洗脳されていたが、藤原と亜美によって仮面を破壊され正気を取り戻した。&br() 正気を取り戻した後、しばらく行方を眩ませていたが、ブラッディーキャッスルの最終決戦で再登場。 黄昏の三闘士をたった一人で打ち倒し、最後にはギルバートを道連れに時空の狭間へと消えていった。&br() 「3」では、時空の狭間でフィルモア・モニカ・イザベルと遭遇。 自らの命を投げ打ち、彼ら3人を時空の狭間から脱出させた。&br()&br() ***ギルバート・マックスウェル 「時の冒険者2 ~未来への鍵~」の主要登場人物。 アメリカ軍に所属する男であり、階級は准将。年齢は44歳。身長179cm、体重59kg。&br() 主に、軍とAOTとの連絡係を務めている。大統領との繋がりがあり、軍では顔が広くきく存在。 直属の部下に&bold(){マシュー・アンダーソン中尉}がいたが、マシューと怪人の繋がりが発覚した後にやむなく自身の手で銃殺している。&br() 実は遺伝子操作を受けて生まれたが、能力が発現しなかった「失敗体」と呼ばれる存在。 その出自に強い劣等感を持っており、自分のような存在を作り出した人間社会に対する深い憎しみを抱いている。&br() 「2」本編の十数年前から、紛争に見せかける形で遺伝子操作の成功体を殺し回っており、その活動の一環としてクレアの住んでいた村を滅ぼした((この活動には多くのスポンサーが関わっており、現アメリカ大統領ランドルフ・ノイマンもその一人だった。))。 そのため、「2」本編の時代において、成功体と呼ばれる存在は物語に登場するほんの数名しか生き残っていない。&br() 「2」本編の約1か月前には時空神サトゥルヌスの神懸りとなっており、怪人の蘇生・浮遊城ブラッディーキャッスルの召喚など人知を超えた能力を幾度も発揮している(ただし、ギルバート自身はそれを「サトゥルヌスの力」であるとは理解していない)。&br() 「2」後半、アメリカ大統領ランドルフと共にAOTに宣戦布告。AOT総司令ジョージ・グラントを人質に取り、ブラッディーキャッスルで時の冒険者を待ち受けた。 ブラッディーキャッスルでは「成功体」であるランドルフを銃殺した後、圧倒的な魔力で時の冒険者を殺しにかかる。 しかし、クリス・スタンフォードに不意をつかれ、クリスと共に時空の狭間に送還されてしまった。&br() 「3」では、創造主の力によって復活したサトゥルヌスに取り込まれてしまい、記憶と神懸りの力を奪われた。 また、サトゥルヌスは復活後、ギルバートの姿を装って時の冒険者たちと接触している。&br() 「AfterF」では、ギルバートの遺児である&bold(){サリヴァン}と&bold(){セラフィナ}が登場(二人はギルバートの死後に誕生しており、ギルバートとの間に面識は無い)。 ギルバートは「犯罪者」であるため、二人はギルバートの愛人であった母セレスティアの姓「フィッツジェラルド」を名乗っている。 ゼノンが作り出した「忌憶の世界」では、子どもたちと初めて言葉を交わし、終わりなき戦いに終止符を打つよう二人に思いを託した。&br() 「ACE」「ACE外伝」では、名前のみ登場。&br()&br() ***シーラ(1号機) 「時の冒険者3 ~愛は惜しみなく与う~」「時の冒険者ACE外伝2 ~時空を越えた愛のカタチ~」の主要登場人物。 AOTが開発したメイド型アンドロイド。製造番号「X001-SHEILA」。年齢は「3」では2歳、「ACE外伝2」では79歳。身長160cm、体重120kg。&br() シーラ3号機からメモリーを移植されたアンドロイド。 「人間の心」を理解した事から、3号機の頃に比べて感情表現が豊かになっている。&br() 「3」では、黄昏の三闘士と時の冒険者が対峙している場面に登場。時の冒険者の危機を救った。 以後、アンドロイド特有の能力と高い戦闘力をもって時の冒険者に協力した。&br() 「3」終了後、何らかの理由により藤原たちと共に生きる事を選択したらしく、約77年後の「ACE外伝2」の時代にも登場する。&br() 「ACE外伝2」では、藤原宗介のひ孫である朔弥・朔翔の母親代わりを務めていた。 ある日「時空の戒律を乱す存在」に朔弥が襲撃された際、彼をかばう形で敵の攻撃に被弾し、機能停止に陥る。 最終的には、あるアカシック・レコードの使者の力により、朔弥・伊織と共に復活した。&br()&br() ***パン、バンブー、プリューヌ 「時の冒険者3 ~愛は惜しみなく与う~」の主要登場人物。 創造主に仕える「アカシック・レコードの使者」。 身長はパンが145cm、バンブーが143cm、プリューヌが134cm。年齢・体重は三人とも不明。&br() 創造主から「世界の修正」を命じられており、そのために特異点と呼ばれる人間たちを排除しようと画策する。 かつて時の冒険者によって倒された妖怪と怪人を再生・強化して手駒としている。 司令塔であるパンが激昂してしまうと、三人の連携が揃わなくなり、本来の力を発揮できなくなるのが弱点。&br() 必殺技は三人で連携して放つ「アカシック・アストラル」。&br()&br() ***ゼロ 混沌の神カオスが君臨する世界を監視する「アカシック・レコードの使者」。年齢は不明。身長185cm。体重不明。 制作秘話では「アカシック・レコードの使者」として生み出された存在と語られており、人間や神から昇格した存在ではない。&br() 創造主の命を受け、新たなアカシック・レコードの使者となったサトゥルヌスの監査を行っていた。 最終的には、私怨によって動いたサトゥルヌスを使者として不適格な存在とみなし、不思議な力を用いて一瞬で消滅させた((この時のサトゥルヌスは使者の力こそ失っているが、それでも神の力と神懸りの力を持つ強大な存在である。))。&br() その後、藤原宗介に新たな使者となる事を依頼するが、その場に現れたミカエルが代わって使者に名乗り出る。 ゼロはミカエルを使者として命ずると、自分の元いた世界へと戻っていった。&br()&br() #endregion #region(その他の登場人物(第1シリーズ)) ***深瀬明日香 登場作品…「時の冒険者」「時の冒険者2(ゲスト出演)」「時の冒険者3」 都立○×△□高校の二年生。「時の冒険者」の一員。 年齢は「1」では16歳、「2」以降は17歳。身長170cm、体重59kg。&br() 空手部に所属しており、部内ではエースとして活躍している。男勝りな性格で、一人称は「あたい」。 麗子とは仲が悪いが、いざという時には優れたコンビネーションを発揮する。 土属性の攻撃魔法「サターン」の使い手。&br() 「1」では、3番目に時の冒険者となった。 玄武との戦いでは、まだ魔力を持っていないにも関わらず、玄武に対してダメージを与える事に成功している。&br() 「3」では、時空三魔王に襲撃され重傷を負う。総力戦の時点では回復しており、麗子と共に三魔王を撃破した。&br()&br() ***二階堂麗子 登場作品…「時の冒険者」「時の冒険者2(ゲスト出演)」「時の冒険者3」「時の冒険者 AfterF」 都立○×△□高校の二年生。「時の冒険者」の一員。 年齢は「1」では16歳、「2」以降は17歳。身長166cm、体重53kg。&br() フランス貴族の血を引く少女。雛子とは家族ぐるみの付き合いがある。一人称は「私(わたくし)」。 部活には所属していないが、長刀を得意としている。 火属性の攻撃魔法「ヴォルカン」「マーズ」の使い手。&br() 「1」では、4番目に時の冒険者となった。 当初は父である尚之との因縁から「日本のため」戦う事に拒否感を持っていたが、父との和解を経てそういった感情を捨て去っている。&br() 「3」では、時空三魔王に襲撃され重傷を負う。総力戦の時点では回復しており、明日香と共に三魔王を撃破した。 「AfterF」では、藤原らと共に「F」の世界に転移してしまう。&br()&br() ***横山優樹菜 登場作品…「時の冒険者」「時の冒険者2(ゲスト出演)」「時の冒険者3」 都立○×△□高校の一年生。「時の冒険者」の一員。 年齢は「1」では15歳、「2」以降は16歳。身長156cm、体重不明。&br() 真面目な性格であり、勉学に励む姿がよく見られる。部活に所属しているかどうかは不明。 同学年の転校生である皆川葉子とははじめ対立していたが、紆余曲折を経て無二の親友となっている。 水属性の攻撃魔法「マーキュリー」と、回復魔法「プリュイ」の使い手。&br() 「1」では、5番目に時の冒険者となった。 朱雀(=葉子)との対立、そして死別という悲劇に襲われるも、最後には人間に転生した葉子と再び友情を結んでいる。&br() 「3」では、時空三魔王に襲撃され重傷を負う。総力戦の時点では回復しており、雛子、三大武将と共に黄昏の三闘士を撃破した。&br()&br() ***綾小路雛子 登場作品…「時の冒険者」「時の冒険者2(ゲスト出演)」「時の冒険者3」 都立○×△□高校の一年生。「時の冒険者」の一員。 年齢は「1」「2」では15歳、「3」以降は16歳。身長155cm、体重不明。&br() 弓道部に所属。おしとやかな少女であり、同年代の相手にも敬語で接する(麗子に対しては敬語を使わない事もある)。 中学二年生の頃、フランスでクロードという男性と出会い恋人となったが、事故により死別している。 金属性の攻撃魔法「ヴィーナス」の使い手。&br() 「1」では、6番目に時の冒険者となった。 クロードに化けた蒼竜に幾度も翻弄されたが、最後には強い意志によって蒼竜の術を打ち破った。&br() 「3」では、時空三魔王に襲撃され重傷を負う。総力戦の時点では回復しており、優樹菜、三大武将と共に黄昏の三闘士を撃破した。&br() ***織田信長、豊臣秀吉、武田信玄 登場作品…「時の冒険者」「時の冒険者3」 江戸に名を轟かす「三大武将」と呼ばれる男たち。徳川家康の従者。 年齢はいずれも24歳。信長は身長174cm、体重61kg。秀吉は身長175cm、体重63kg。信玄は身長173cm、体重62kg。&br() 三人とも気骨ある武人であり、徳川家康に絶対の忠誠を誓っている。 魔力は持たず、遺伝子操作も受けていないが、それにも関わらず「時の冒険者」と肩を並べて戦える実力者。 必殺技は三位一体の連携抜刀術「三重抜刀の陣」。&br() 「1」では、徳川家康と共に現代に転移。更にその後、時空の神殿に召喚された。 徳川家康が拉致された後は、彼を奪還するため時の冒険者と協力して戦った。&br() 「3」では、徳川家康の「試練の旅」に同行していた。 家康を排除しようとするアカシック・レコードの使者に襲われ、瀕死の重傷を負うが、時の冒険者に救われる。 総力戦の時点では回復しており、優樹菜、雛子と連携して黄昏の三闘士を撃破した。&br()&br() ***モニカ・ランチェスター 登場作品…「時の冒険者2」「時の冒険者3」 未来のアメリカに住む少女。貴族階級の出身。 年齢は「2」では12歳、「3」では13歳。身長は「2」では142cm、「3」では145cm。体重は不明。&br() 遺伝子操作によって魔力を得た「精神的成功体」の数少ない生き残り。 貴族だが高慢な所はなく、人懐っこい性格。素行の悪いイザベルとはやや不仲。一人称は「ボク」。 単体で魔法を使用した場面は無いため、どのような魔法を得意としているのかは不明。&br() 「2」では、姉であるシェリー・ランチェスターを喪った影響で暗い性格となっていた。 しかし、シーラが所持していたシェリーの音声データ(遺言)を聞き、姉の遺志を知った事で本来の明るさを取り戻す。&br() 「3」では、復活した黄昏の三闘士に敗北し、フィルモアやイザベルと共に時空の狭間に囚われてしまう。 現世に戻った後は戦線に復帰し、江戸時代で徳川家康と三大武将を救出した。&br()&br() ***イザベル・クリーブランド 登場作品…「時の冒険者2」「時の冒険者3」 未来のアメリカで、殺し屋として活動している女性。 年齢は「2」では27歳、「3」では28歳。身長174cm、体重不明。&br() 遺伝子操作によって魔力を得た「精神的成功体」の数少ない生き残り。 金・酒・男を好む派手好きな女性であり、殺しで得た金もほとんどは遊興費に使っている。 火属性の攻撃魔法を使用できる(名称は不明)。&br() 「2」では、大統領ランドルフ・ノイマンの暗殺を請け負うが、ジャック・ザ・リッパーの乱入により失敗。 しかしジャックの撃破に貢献した事が評価され、これまでの罪を取り消された上でAOTに所属する事となった。&br() 「3」では、復活した黄昏の三闘士に敗北し、フィルモアやモニカと共に時空の狭間に囚われてしまう。 現世に戻った後は戦線に復帰し、江戸時代で徳川家康と三大武将を救出した。&br()&br() ***ジョージ・グラント 登場作品…「時の冒険者2」「時の冒険者3」 秘密特務部隊「AOT」司令部の長官。階級は中将。年齢は「2」では60歳、「3」では61歳。身長171cm、体重66kg。&br() 飄々とした雰囲気の男だが「鉄壁の知将」と呼ばれる切れ者でもある。 ただし活躍する場面は少なく、時の冒険者大百科でも「その実力を披露する場面には恵まれなかった」と書かれてしまっている。&br()&br() ***ヘレン・ニューベリー 登場作品…「時の冒険者2」「時の冒険者3」 秘密特務部隊「AOT」司令部の副司令を務める女性。階級は少佐。年齢は「2」では24歳、「3」では25歳。身長158cm、体重43kg。&br() 常に凛とした態度の女性。アルフレッド・フィルモアの恋人だが、軽率な言動の多い彼をたびたび咎めている。 しかし、内心では彼の事を思っている場面も多い。 「2」の最終局面では、人質となったジョージ・グラントに代わり、AOTの中心として全体の指揮を執った。&br()&br() ***スーザン・ウィンフィールド 登場作品…「時の冒険者2」「時の冒険者3」 酒場「ShowGirl」の女将にして、秘密特務部隊「AOT」の諜報部に所属する女性。年齢は30代後半、身長174cm、体重不明。&br() 大人の余裕を持つ、大らかな雰囲気の女性。AOTでは司令に次ぐ年長者であり、立場・存在感は強い。&br() かつて、孤児院を抜け出して行き倒れていたクレアを拾い、彼女を自身が経営する店に住まわせた。 後にクレアがAOTの一員となってからは、AOTで共に働く同胞という関係にもなっている。&br()&br() ***玄武 登場作品…「時の冒険者」「時の冒険者3」 「クロノス五芒星集」の一員。後に「時空四聖神」「時空三魔王」の一員になる。 年齢は不明。身長は230cm、体重不明。&br() スキンヘッドが特徴的な肥満体の男。他の五芒星集と違い、姿は人間のそれに近い。 特殊能力と言えるような力は持っておらず、明言されてはいないが五芒星集の中でも最弱と思われる。 必殺技は「黒死水刃陣」だが、単体でこの技を使用した場面はない。&br() 「1」では、五芒星集の一番手として出撃。明日香を人質に取り藤原と亜美を殺そうとするが、返り討ちにあった(クロノスからは事実上「捨て駒」として扱われており、はなから期待されていなかった)。 時空の狭間における最終決戦では、百虎とタッグを組み、明日香・麗子と戦った。&br() 「3」では、百虎・蒼竜と共に復活。時空三魔王の一員として猛威を振るったが、最終的には明日香と麗子に敗れ去る。&br()&br() ***百虎 登場作品…「時の冒険者」「時の冒険者3」 「クロノス五芒星集」の一員。後に「時空四聖神」「時空三魔王」の一員になる。 年齢は不明。身長は236cm、体重不明。&br() 体に楔を打ち込んだ大男。敵の体の自由を奪う能力を持つが、これを戦闘に転用した場面はない。 必殺技は「金剛滅却弾」。&br() 「1」では、五芒星集の二番手として出撃。麗子とその父尚之を人質に取ったが、最終的には敗北した。 時空の狭間における最終決戦では、玄武とタッグを組み、明日香・麗子と戦った。&br() 「3」では、玄武・蒼竜と共に復活。時空三魔王の一員として猛威を振るったが、最終的には明日香と麗子に敗れ去る。&br()&br() ***蒼竜 登場作品…「時の冒険者」「時の冒険者3」 「クロノス五芒星集」の一員。後に「時空四聖神」「時空三魔王」の一員になる。 年齢は不明。身長は183cm、体重不明。&br() 人の心の傷に付け込む卑劣漢。策を弄する事を好むが短気な面があり、合理的でない行動を取る場面も多い。 朱雀同様、人間に化ける事ができ、この能力を使って綾小路雛子を翻弄した。 必殺技は「龍青嶽塵波」。&br() 「1」では、五芒星集の四番手として出撃。 雛子の亡き婚約者「クロード」に化け暗躍したが、最後にはクロノスに茶番を咎められ粛清されてしまう。 時空の狭間における最終決戦では三大武将と激突。長期戦に持ち込んだものの、結局は敗北した。&br() 「3」では、玄武・百虎と共に復活。時空三魔王の一員として猛威を振るったが、最終的には明日香と麗子に敗れ去る。&br()&br() ***黄竜 登場作品…「時の冒険者」 クロノス五芒星集の一員。年齢は不明。身長は210cm、体重不明。&br() 五芒星集最強の男。傲岸不遜な性格であり、クロノスに対してもほとんど敬語を使わず話す。 時の冒険者に手心を加えたり情報を与えたりするなど、クロノス同様に謎の多い男。 必殺技は「黄玉聖魔放神」。&br() 「1」では、低級妖怪を繰り返し放つ事で、時の冒険者たちを消耗させる作戦を展開した。 結城亜美の魔力が低下し、時の冒険者の足並みが乱れた際には妖怪「ヤマタノオロチ」を召喚し、時の冒険者を一網打尽にしようとした。&br() その正体は時空神サトゥルヌス。実はクロノスも五芒星集の面々も、サトゥルヌスの創造物に過ぎない存在。&br()&br() ***ヴラド公爵 登場作品…「時の冒険者2」「時の冒険者3」 黄昏の三闘士の一人であり、リーダー格。優雅な物腰のドラキュラ型怪人。&br() 詳細は[[愛音録]]の項目を参照。&br()&br() ***ジャック・ザ・リッパー 登場作品…「時の冒険者2」「時の冒険者3」 黄昏の三闘士の一人。鋭い爪を持つ切り裂き魔。&br() 詳細は[[ゆきしろ]]の項目を参照。&br()&br() ***マーム 登場作品…「時の冒険者2」「時の冒険者3」 黄昏の三闘士の紅一点。年齢は不明。身長164cm、体重不明。&br() 奔放な性格をした、サッキュバス型の怪人。口癖は「アハハハ…笑い止まんないわ!!」。 他者に精神憑依する能力を持つ。&br() 「2」では、ジョイ・ルビッチという女医に化け、精神的成功体モニカ・ランチェスターに接近。 彼女に特殊な薬((薬を服用した人間、およびその人間に触れた「魔力を持つ人間」を精神世界に閉じ込める効力を持つ。))を飲ませ、永遠の眠りにつかせようと目論んだ。 しかし、モニカの姉を思う気持ち、そして彼女の秘めた魔力に敗れた。&br() ブラッディーキャッスルでの最終決戦では、連携技「デルタ・アタック」により時の冒険者を圧倒。 しかし、時の冒険者を救いに現れたクリス・スタンフォードに敗北した。&br() 「3」での活躍は、ヴラド公爵とほぼ同じ。&br()&br() ***ランドルフ・ノイマン 登場作品…「時の冒険者2」 未来のアメリカで大統領を務める男。公にはされていないが、初代「精神的成功体」でもある。 「2」から14年前は副大統領の地位にあった。 年齢は58歳。身長170cm、体重88kg。&br() 大きな顔が特徴の中年男性。一見おおらかな性格だが、実際には世界を支配しようと企んでいる悪漢。 そのためにギルバートと共謀したが、ギルバートにとっては「成功体」であるランドルフも抹殺対象であったため、 あっさりと彼に裏切られ銃殺されてしまった。&br()&br() ***井上聡 登場作品…「時の冒険者」「時の冒険者3」 都立○×△□高校の校長。&br() 詳細は[[ゆきしろ]]の項目を参照。&br()&br() ***内田経子 登場作品…「時の冒険者」「時の冒険者3」 都立○×△□高校の女性教員。年齢は30代中盤。身長163cm、体重不明。&br() 藤原宗介が在籍するクラスの担任であり、剣道部の顧問でもある。担当科目は歴史。 やや怒りっぽい性格であり、生徒にも厳しい。そのため、藤原や彰からは少々苦手意識を持たれている。&br()&br() ***鈴木京香 登場作品…「時の冒険者」「時の冒険者3」 都立○×△□高校の養護教諭。年齢は20代後半。身長163cm、体重不明。&br() 面倒見がよく、生徒からの人気が高い(と公式HPでは言及されているが、本編中では特別人気を集めている描写はない) 内田経子とは犬猿の仲であり、度々言い争いをしている。どちらかと言えば、鈴木の側から突っかかる事が多い。&br()&br() ***菊池雅也 登場作品…「時の冒険者」 都立○×△□高校三年生。年齢は17歳。身長174cm、体重64kg。&br() 空手部の主将だったが、他校のライバルとの実力差が大きく開いた事により、自信を喪失しスランプに陥っていた。 その影響で一時的に空手部を離れていたが、藤原の叱咤激励を受けて闘志を取り戻し空手部に復帰した。&br()&br() ***二階堂尚之 登場作品…「時の冒険者」 二階堂麗子の父親。年齢は43歳。身長172cm、体重66kg。&br() かつてフランス貴族セシールとの間に子(麗子)を成したが、麗子が生まれるよりも前に、身分の違いを理由にセシールから引き離された。 そのため麗子とは一切の面識が無く、麗子からは「自分と母を捨てて逃げた男」と認識されてしまっている。&br() それから十数年後の「1」の時代に、日本で偶然にも麗子と再会。 当初は麗子に拒絶されたが、ある事件において自らの命も顧みず娘を救おうとする気骨を見せ、その一件を機に麗子の信頼を得るようになった。 また、セシールの父(麗子の母方の祖父)からもセシールとの復縁を許された事により、日本を離れフランスへと旅立った(麗子は「時の冒険者」としての務めを果たすため、日本に残った)。&br()&br() ***セシール 登場作品…「時の冒険者」 二階堂麗子の母親で、尚之の妻。名前のみ登場。フランスの名門貴族、ティーヌ家の出身。 尚之は成長した麗子の事をセシールと見紛えているため、容姿は麗子似だと思われる。&br()&br() ***クロード 登場作品…「時の冒険者」 綾小路雛子のフィアンセ。フランス出身の男性。享年18(生きていれば「1」では19歳)。身長178cm、体重63kg。 本編から約1年前、雛子や麗子と共に日本で登山をしていた際、崖から転落しかけた所を運悪く雷に打たれて死亡した。 「1」では、このクロードの姿を借りた蒼竜が雛子に接近し、雛子を亡き者にしようとした。&br()&br() ***シェリー・ランチェスター 登場作品…「時の冒険者2」 モニカ・ランチェスターの姉。享年21(生きていれば「2」では22歳)。身長160cm、体重47kg。&br() かつては軍に所属しており、紛争地域で人々を救う任にあたっていた。また、AOT諜報部にも所属していた。 しかし、軍人として働く中で「怪人」の正体に迫ってしまい、その怪人らに殺害され殉職した。&br()&br() ***シャーロット・ヒルトン 登場作品…「時の冒険者2」 ランチェスター家に仕えるメイド。年齢は32歳。身長163cm、体重45kg。&br() 眼鏡をかけた女性。謹厳な性格で、語尾に「ざます」と付ける癖がある。 モニカに対してはやや過保護な所があるが、彼女の成長を優しく見守っている。&br()&br() ***オルガ・ヤージック 登場作品…「時の冒険者2」「時の冒険者3」 未来のアメリカに生きる青年。年齢は「2」では20歳、「3」では21歳。身長172cm、体重54kg。 本名の他に、魂の漢の名前として「大谷沢次郎丸」という名を名乗る事もある。&br() 日本の侍に憧れを抱いているが、武士道と極道を勘違いするなどその知識は非常にあやふや。 「2」の序盤ではダウンタウン各地を転々としており、ランチェスター家の用心棒として働いていた時期もある。 最終的にはスーザンに雇われ、酒場Show Girlに落ち着いている。&br()&br() ***マシュー・アンダーソン 登場作品…「時の冒険者2」 ギルバートの直属の部下であるアメリカ軍人。階級は中尉。年齢は32歳。身長195cm、体重90kg。&br() 鍛え上げられた肉体を持つ、スキンヘッドが特徴の黒人。 ギルバートの権力の影響で将来の出世が約束されている。&br() ギルバートの命令を受け、イザベル・クリーブランドに汚職軍人・政治家の暗殺を度々依頼していた。 しかし、最後には口封じのため、ギルバート自身の手で銃殺されてしまった。&br()&br() #endregion #region(主要登場人物(第2シリーズ本編)) ***シモン・フェルナンデス 「時の冒険者ACE」の主人公。優性肉体的成功体(精神的成功体ではないので、魔力は持たない) スペイン自治警備軍所属→AOT第4小隊長補佐→レジスタンス組織ACEリーダー→AOT第1小隊長→時空騎士団ACE提督。 年齢は「外伝2」回想では16歳、「ACE」中篇と「外伝1」中篇の回想では18歳、「ACE」前篇では20歳、「ACE」中篇~後篇では24歳。身長・体重は一貫して182cm/62kg。&br() 常に冷静さを失わない軍人気質の男。「紅の閃光」の異名を持つ。 任務ではチームワークを重んじるが、任務外では仲間とも一定の距離を置く性格。 しかし、この性格は後述する虐殺事件の影響によるものであり、本来は情緒豊かな人物である。&br() 所有する武器は「リグ・ヴェーダ」という名の旧式の銃剣。 シモンにとっては父((「ACE」ではシモンの父の名は語られていない。ゲーム作品「紅き閃光の黙示録」では、父の名は「サルバドール」とされている。))の形見でもあり、&bold(){破壊神シヴァ}が宿る忌まわしき代物でもある。&br() かつて、故郷であるスペインの自治警備軍に所属していた頃、ある出来事がきっかけで「破壊神シヴァ」に憑依されてしまう。 シヴァの力によって暴走したシモンは、戦場にいた者を敵味方の区別なく虐殺。恋人だった&bold(){テレサ・ヒメネス}までもその手にかけた。 その後は死刑を待つ身だったが、AOT本部第4小隊長&bold(){ニコラス・ガルシア}の要請により刑が取り消され、そのままAOTに所属する事となった((本来、魔力を持たない人間はAOTに所属できないが、シモンはニコラスの強い要望により特別に所属する事を許されている。))。 (ここまでの経緯は「ACE」9話、「外伝1」4話で詳しく描写されている)&br() 「ACE」前篇では、AOT代表を殺害した武器商人・&bold(){ランダ}にその罪を着せられそうになるが、ニコラスの機転によりAOTを脱出。 逃避行の最中に再びシヴァに憑依されるが、AOT本部第1小隊長&bold(){イリヤー・ムーロメツ}によって暴走を抑えられ事なきを得る。 その後はイリヤーの配慮により「国外追放」という形でAOTを離れ、カナダに住む友人&bold(){クラウディオ・デ・ペドロ}の元に赴いた。&br() 4年が経過した「ACE」中篇では、クラウディオ、元AOT第4小隊の仲間、カナダの同胞と共に「レジスタンス組織ACE」を結成。 AOT代表となったランダを討つべく、AOTへと進行。作戦は成功したが、その過程で恩人であるイリヤーは死亡してしまう。 また、ニコラスの遺児でありシモンに憎しみを抱いていた((ACE前篇から中篇の間に「シモンがニコラスを殺害した」という虚偽の情報がAOT内に流布されていたため。))&bold(){リオン・ガルシア}とも、この戦いの中で和解する。&br() 暗殺事件の真相が明らかになった事によりAOTに復帰する事が許され、イリヤーの跡を継ぐ形で第1小隊長に就任。 しかし、突如現れた時空テロ組織ディメンジョン・シフターの襲撃によりAOT本部は崩壊。 更に、戦いの中で愛し合うようになった部下・&bold(){秋月望愛}をディメンジョン・シフターに攫われてしまった。&br() 「ACE」後篇では、望愛を失った事により抜け殻のようになっていたが、レジスタンス組織ACEの仲間の激励を受けて復活。 レジスタンス組織ACEの構成員とAOT本部の生存者が合流した組織「時空騎士団ACE」の提督となった。 ディメンジョン・シフターとの戦いの中で「アカシック・トリガー」として完全覚醒。&bold(){暴風雨神ルドラ}((破壊神シヴァの本当の名であり、失っていた恵みの力を取り戻した姿。))の力を用いて戦いに勝利をもたらした。&br() 「AfterF」では、リオン、シルヴィア、セバスチャンと共に「F」の世界に出現。 当初は何らかの理由によりルドラの力を封印されていた。&br()&br() ***リオン・ガルシア 「時の冒険者ACE」第2の主人公。AOT第4小隊長→時空騎士団ACE剣聖名誉騎士候。優性精神的成功体/優性肉体的成功体。 年齢は17歳。身長176cm、体重60kg。&br() AOT第4小隊長ニコラス・ガルシアと、名門マルティネス家出身の女性&bold(){マリアンヌ}の第一子として誕生。 しかし、5歳の頃に母マリアンヌは病死。以後はメイド型アンドロイド・&bold(){シーラ}を母親代わりとして育った。&br() 「ACE」前篇では、父であるニコラス・ガルシアの台詞の中に名前が登場するのみであり、本人は未登場。&br() 「ACE」中篇では、はじめAOT第4小隊長として登場。 ニコラスを殺したシモンへの復讐心を糧に剣術の腕を磨いた結果、AOTでも最上級の剣士に与えられる「剣聖」の称号を手にしている。&br() レジスタンス組織ACEのAOT侵攻作戦では、AOT本部の警備を担当。 攻め込んできたシモンとの直接対決に臨むが、その最中にランダから「ニコラスを殺したのは自分である」と告げられ、茫然自失となってしまう。 しかし、部下であり幼馴染である&bold(){グレース・フォンティーヌ}の想いを聞き入れ「世界を守るために」戦う決心を固めた。&br() 「ACE」後篇では、抜け殻となっていたシモンに激しい怒りをぶつけるが、後に和解。時空騎士団ACEの事実上のナンバー2となる。 ディメンジョン・シフターとの戦いの中では「無限光(アイン・ソフ・オウル)((名前は異なっているが、その力は亜美やクレアの「聖なる加護の光」と同種のもの。))」の力に覚醒。 シモンと共に時空騎士団ACEを勝利に導いた。&br() 「AfterF」では、シモン、シルヴィア、セバスチャンと共に「F」の世界に出現。 シモン同様、何らかの理由によって力を封印されており、無限光を使う事ができなくなっていた。 「復讐の虚しさを知る者」という面がクローズアップされており、時空の彷徨い人の中でも会話パートでの出番は多め。&br()&br() ***クラウディオ・デ・ペドロ 「時の冒険者ACE」中篇以降の主要人物。ネイキッド。 レジスタンス組織ACE医療スタッフ顧問兼軍師→AOT第1小隊軍師兼医療スタッフ顧問→時空騎士団ACE軍師兼医療スタッフ顧問。 年齢は「ACE外伝2」では16歳→20歳。「ACE」中篇~後篇では24歳。身長177cm、体重58kg。&br() シモンの親友であり、彼とは自治警備軍養成所で共に学んだ仲。その経緯から、テレサとも顔見知り。 スペイン人だが中国人のような格好をしており、シモンやテレサからは初対面時に大いに怪しまれた((なお、本当はスペイン人でも中国人でもない。))。 大局を見通す能力に長けており、戦闘時には軍師として仲間を後方から支える。&br() 「ACE」前篇~中篇間では、カナダに流れてきたシモンとその仲間を出迎え、彼らに住む場所を与えた。 その後、シモンと共にレジスタンス組織ACEを結成し、数十人規模の組織に成長させた。&br() 「ACE」中篇ではシモンと共にAOT侵攻作戦に参加。 軍師として的確に指示を出すが、イリヤーやラグナロクと言った規格外の強敵が相手だったため、あまり功を奏する事はなかった。 ランダ討伐後は、シモンらに付き合う形でAOTの一員となった。&br() 「ACE」後篇では、レジスタンス組織ACEの元構成員と連絡を取り、彼らをAOTに招いた。 最終話では剣を手にして自ら戦い、時空騎士団ACEが勝利するための突破口を切り開いた。&br()&br() ***ランダ 「闇の武器商人」を自称する女性。遺伝子操作出生詳細不明。並行世界の支配を目的としている。 AOT本部第7小隊長ヴィリアム・レーンクヴィストは実の弟だが、この事は周囲には口外していない。&br() 「ACE前篇」では、スポンサー契約を結ぶという建前でAOT本部代表・秋月正樹に接触。 彼を殺害し、その罪を第4小隊長ニコラス・ガルシアとその部下たちに着せた。&br() 第4小隊脱走後のAOT本部では、スポンサーである事を理由に、マジード・アリー・ムフタールと共に臨時の司令役を担当。 AOT本部小隊長に包囲網を敷かせた上で、自身は秘密裏に「試作魔導兵器ラグナロク」を駆り、第4小隊を追撃した。&br() 「前篇」から「中篇」の間に、正式にAOT本部代表に就任。 また、AOT代表殺害事件の真相を知った第1小隊長イリヤー・ムーロメツを洗脳し、情報漏洩を防ぐと共に自身の手駒とした。&br() 「ACE中篇」では、レジスタンス組織ACEのAOT本部襲撃に対抗し、本部小隊長たちに命令を与える。 本部での戦いでは「魔導兵器ラグナロク」を召喚するが、シヴァと一時的に同調したシモンによってラグナロクを半壊に追い込まれ、自身も弟であるヴィリアムの手によって殺害されてしまった。&br() 彼女の死後、制御を失い暴走していたラグナロクは時空テロ組織DSに回収され、朱元璋の所有品となった。 朱元璋やヴィリアムは、ランダもまたディメンジョン・シフターの幹部だったと語っている。&br() 最終話では、朱元璋とランダが同一人物であった事((ランダが朱元璋に化けていたのであり、「朱元璋」という人間ははじめから存在していなかった。))、 AOT本部で死亡したランダが身代りとして用意された「並行世界のランダ」であった事、 シモンと同じくアカシック・トリガーである事(ブレイカーはラグナロク、ブレットはランダ自身とサトゥルヌス)、 時空神サトゥルヌスの力を持つ「真の成功体」である事が判明。&br() 決戦時は「高次元魔封結界」を展開し、シモンの持つルドラの力、リオンの持つミカエルの力を封じた上、ラグナロクの最終形態「最凶災厄最終決戦魔導兵器ディメンジョン・ラグナロク」と融合し、一度はACEを圧倒。 しかしクラウディオに魔封結界を解除され、リオンに力を削がれ、最後はシモンの圧倒的な力の前に屈した。&br() 「ACE外伝2」では、試作実験機械兵器ラグナロクと次元蟲を用い朔翔と朔弥を襲撃。 二人の排除には失敗したが、伊織を半身不随の状態に陥れ、後に自分の配下として転生させる事に成功した。 朔翔や朔弥とは直接顔を合わせていない為、二人はこの時点では「時空の戒律を乱す存在」がランダである事には気づいていない。&br() 「AfterF」で本来の名前と人格がソフィアという女性であることが判明した。&br() ディメンジョン・ラグナロクと融合した際の必殺技は「ゴッターデンメルング」。&br()&br() #endregion #region(主要登場人物(第2シリーズ外伝)) ***ディエゴ・フェリシアーノ 「ACE外伝」の主人公。優性精神的成功体/優性肉体的成功体。 スペイン自治警備軍所属→AOTスペイン支部第3小隊長。年齢は「ACE外伝」では25歳、「ACE外伝」回想では22歳、「ACE外伝2」回想では推定20歳。&br() スペイン出身の青年。アルフォンソ・ロンバルディとビアンカ・エリサルデの幼馴染。 自治警備軍時代には訓練生の教官も務めており、シモンやテレサを鍛えた男でもある((ただし「外伝1」ではシモンに対し他人行儀な態度で話す場面があるため、当初はこの設定は存在しなかったと思われる。))。&br() 過去、シヴァに憑依されたシモンが紛争地域で起こした虐殺から、瀕死の重傷を負いながらも生還。 その後「外伝1」の約半年前にスペインに設立された((「ACE」前篇とほぼ同時期だが、スペイン支部はEAICの出資により設立されたものであるため、前篇よりは後の出来事となる。))AOTスペイン支部に参加、第3小隊長に就任した。&br() 「外伝1」ではリハビリのため帰郷していたアルフォンソと再会。スペイン支部で共に働く事を打診するが、断られた。 スペイン支部で勃発した事件の最中、想い人であるビアンカを失った事がきっかけとなり、眠っていた死神の力を覚醒させる。 その力で事件の首謀者を殺害するが、ディエゴ自身もその場にいたもう一人の敵によって殺害されてしまう。&br() 「AfterF」では時空の彷徨い人として復活・再登場。 死から蘇った影響によるものか、シモンやリオンと異なり神の力を封じられていなかった。 同じく死から蘇ったアルフォンソとは最初は敵として再会するが、彼が怨霊の呪縛から解放された事で和解する。&br()&br() ***ビアンカ・エリサルデ 「ACE外伝」のヒロイン。 AOTスペイン支部第3小隊員。優性精神的成功体。スペイン出身。 年齢は25歳。ディエゴ・フェリシアーノとアルフォンソ・ロンバルディの幼馴染。&br() 朗らかな雰囲気の女性。アルフォンソの事を「アーちゃん」と呼んでいる。 現在はディエゴの恋人だが、密かにアルフォンソからも想いを寄せられていた((「AfterF」でディエゴに言い放つまで、アルフォンソはこの事を誰にも打ち明けていなかった。))&br() 「ACE外伝」のおよそ2年半前、シモン(シヴァ)が起こした事件により瀕死の重傷を負ったディエゴと故郷の病院で再会。 彼の看病を続けていくうち、ディエゴへの想いに気付き、やがて恋人となった。 その後、AOTスペイン支部にディエゴと共に参加。支部では、第3小隊長に就任したディエゴの部下となる。&br() 「ACE外伝」では、スペインで療養していたアルフォンソと再会。久しぶりに幼馴染3人が集合した事を喜んだ。 その後、スペイン支部で発生した事件に巻き込まれ、ヴァレンチナによって殺害されてしまう。 この一件がきっかけとなり、ディエゴは自らの内に眠る「死神」の力を覚醒させた。&br() 亜美が16→17歳、クレアが17歳、望愛が18→22歳、グレースが17歳、伊織が16→24歳、伊邪那美が20→21歳なので、ヒロイン枠では最年長。&br()&br() ***藤原朔翔 「ACE外伝2」の主人公。 藤原宗介のひ孫であり、藤原朔弥の双子の弟。年齢は6歳→16歳→24歳。身長は122cm→177cm。体重は19kg→58kg。&br() 兄と曽祖父以外の具体的な家族構成は不明だが、メイド型アンドロイド・シーラ(1号機)を母親代わりとして育った。 藤原からは魔力を、その妻にあたる女性からは大天使の力を受け継いでいるが、兄と違って長らく力を覚醒させられずにいた。&br() 曽祖父の死から約10年後のある日「時空の戒律を乱す存在」の襲撃を受けた際、幼馴染である伊織が重傷を負った事をきっかけに魔力が覚醒。 その後、曽祖父の形見である「時の冒険者の証」の魔力によって、朔弥と共に敵を追って並行世界へと旅立った。 並行世界の戦いでは、曾祖母から受け継いだ大天使の力と曽祖父の形見である剣を使い、仲間たちを勝利に導いている。&br()&br() ***藤原朔弥 「ACE外伝2」の主要登場人物。藤原宗介のひ孫であり、藤原朔翔の双子の兄。&br() 詳細は[[ゆきしろ]]の項目を参照。&br()&br() ***藤堂伊織 「ACE外伝2」のヒロイン。年齢は16歳。 朔弥と朔翔の幼馴染。本人に自覚は無いが、情報収集能力に長けた神「ヘーラー」の力を有している。&br() 基本的には陽気な性格だが、感情の振れ幅が大きく、ちょっとした事で機嫌を悪くする事もしばしば。 特に、恋人である朔翔に対しては当たりが強くなる傾向にある。 詳細な理由は不明だが、幼少期に両親を亡くしている。口癖は「レッツ・ゴー!!」。&br() 「時空の戒律を乱す存在」に朔弥・朔翔が襲われた際、事件に巻き込まれる形で瀕死の重傷を負う((これは偶然ではなく、ヘーラーの力に目をつけた「時空の戒律を乱す存在」の策略によるもの。))。 その後、病院を訪れた朱元璋が語った「朔翔が死亡した」という嘘を信じ、朔翔の復活を条件に朱元璋の部下となる契約を交わす。 しかし、その際に朱元璋が持つトリガーの力によって姿と記憶を書き換えられ、朱元璋の忠実な下僕と化してしまった。&br() 並行世界の戦いで戦死するが、朔弥と同様の経緯により復活し、その際には藤堂伊織としての姿も取り戻している。&br()&br() #endregion #region(準主要登場人物(第2シリーズ本編)) ***ニコラス・ガルシア AOT本部第4小隊長。リオン・ガルシアの父。&br() 詳細は[[ゆきしろ]]の項目を参照。&br()&br() ***秋月望愛 「時の冒険者ACE」のヒロイン。 AOT本部第4小隊員→レジスタンス組織ACEメンバー→AOT本部第1小隊員。物語開始時のAOT代表である秋月正樹の一人娘。優性精神的成功体。 日系アメリカ人。年齢は「ACE前篇」では18歳、「ACE中篇」以降は22歳。身長160cm、体重は不明。&br() 体力はないが、AOT本部でもトップクラスの魔力を持っている。前篇ではわがままな性格が強調されていたが、中篇以降は落ち着いている。&br() 「ACE」前篇では、ニコラスの指揮の元、他の第4小隊と共に「機密任務」の名目でAOTを離れる。 イリヤーの追撃を受けた際には、シモンの指示により転移魔法を唱え追撃を振り切った。&br() 「ACE」中篇では、他の元・第4小隊のメンバーと共にレジスタンス組織ACEの一員となっている。 AOT復帰後はシモンと恋仲になるが、時空テロ組織DSにAOTが襲撃された際、人質として捕えられてしまう。&br() 「ACE」後篇では、ニコラスに続いてラグナロクの生体ユニットとされてしまうが、トリガーの力に目覚めたシモンによって無事救出された。&br()&br() ***グレース・フォンティーヌ 「時の冒険者ACE」第2のヒロイン。 AOT本部第4小隊員→時空騎士団ACE団員。優性精神的成功体。フランス出身。 年齢は17歳。身長158cm、体重は不明。&br() リオン・ガルシアの幼馴染であり、部下でもある少女。ニコラスとも面識がある。 危なっかしいリオンをいつもフォローする役割に回っており、AOTに入隊したのもリオンを心配しての事である。&br() 「ACE」中篇で初登場。復讐に燃えるリオンをしきりに窘めていたが、その言葉が受け入れられる事はなかった。&br() レジスタンス組織ACEがAOT本部を攻撃してきた際には、リオン、シーラと共にシモンらと対峙。 リオンがシモンを殺そうとした際、それを止めようとして彼から斬りつけられてしまうが、それでもリオンの事を信じ続けた。 その後、ニコラス殺害の真実を知って茫然自失に陥ったリオンを激励し立ち直らせている。&br() 「ACE」後篇では、時空騎士団ACEの一員となり、AOT本部を防衛するチームに参加する。 この時、父ニコラスがラグナロクに囚われている事を知り、戦意を喪失したリオンをかばって重傷を負う。 しかし、そのひたむきにリオンを想う心は、リオンの中に眠る「無限光」が目覚める最初のきっかけとなった。&br() リオンが無限光に目覚めた際、その力によって傷が回復。更に、無限光によってリオンと共にDSの本拠地・ヴァルハラに転移した。 その後、ヴァルハラに攻め込んでいたシモン・クラウディオらと合流し、最終決戦に参加した。&br()&br() ***イリヤー・ムーロメツ AOT本部第1小隊長。優性精神的成功体/優性肉体的成功体。ロシア出身。 年齢は「ACE前篇」では78歳、「ACE中篇」以降は82歳。身長188cm、体重82kg。&br() 本部小隊長の中でも最強の実力者。「剣聖」の称号を持つ((AOTでも最上級の剣士に与えられる称号。イリヤーの他、コーネリア、ヴィリアム、紅玉、ミレーヌ、リオンがこの称号を持つ。))。 老齢だが、特殊な薬を服用する事で肉体年齢を全盛期にまで若返らせている。&br() 「ACE」前篇では、第4小隊を率いてAOTを脱走したニコラスを追撃。彼の言い分を聞いた上で、本部に戻り弁明するよう説いた。 ニコラスが提案を退けた後は実力行使に出るが、シモンが望愛に転移魔法を唱えさせたため一行を取り逃がす。&br() その後、更なる追撃の道中で、ラグナロクを操るランダを目撃。AOT代表暗殺事件の真実を知る事になる。 全てを理解したイリヤーは、真実を知る第4小隊を生かすため、AOTの小隊長たちが待機するカナダ国境付近に急行。 国境では、シヴァに憑依され暴走していたシモンと対峙し、暴走を抑えこむ事に成功する。 戦いが終わった直後、AOT小隊長には撤退を命じ、更に第4小隊を「国外追放」の名目でカナダへと避難させた。&br() AOT本部に帰還後、ランダを問い詰めるが、彼女に洗脳され手駒とされてしまう。 イリヤーが洗脳された事により、他の小隊長は真実を知る機会を失い、またランダは容易に情報操作を行う事ができた。&br() 「ACE」中篇では、AOT本部に攻め込んできたシモンらを迎え撃つ。 元・第4小隊を単独で圧倒する実力を見せたが、一時的に洗脳が弱まった際、自らを傷つける事で強引に戦いを終わらせる。 その後、ニコラスの息子リオン・ガルシアの救済をシモンらに託し、その生涯の幕を閉じた。&br() イリヤーの死によって空席となった第1小隊長の座は、後にAOTに復帰する事が許されたシモンが引き継いでいる。&br()&br() ***アルフォンソ・ロンバルディ AOT本部第3小隊長→時空テロ組織DS幹部。ロンバルディ財団理事長&bold(){トリスタン・ロンバルディ}の息子。劣性精神的成功体。スペイン出身。 年齢は「ACE」前篇では24歳、「ACE」中篇以降は28歳、「ACE外伝」では25歳。身長174cm、体重58kg。&br() スペインの名門貴族、ロンバルディ家の御曹司。「ACE」前篇のおよそ4年半前、父から第3小隊長の地位を譲り受けている。 AOT構成員としては最弱の部類に入る実力しか持たないが、出自故にプライドだけは高い。 自分と同郷であり、魔力を持たないシモンがAOTに所属している事を快く思っておらず、事あるごとにシモンに嫌味を言っている。&br() 「ACE」前篇では、AOTから逃亡した第4小隊を、他の小隊長と共にカナダ国境付近で包囲。 憎きシモンを「任務」の中で殺せることに嬉々としていたが、暴走したシモンに切りつけられ重傷を負う。&br() 「ACE」中篇では、シモンへの復讐を願っていたが、レジスタンス組織ACEが行った陽動作戦の鎮圧に回された為シモンと相まみえる事はなかった。&br() 「ACE」後篇では、シモンが時空騎士団ACEの提督に就任した事に反発し、独断で時空テロ組織DSに接触。同組織の幹部となる。 DS加入後、秋月望愛を人質としてシモンに挑むが、シモンに気圧された上に元・同僚たちの言葉を受け戦意を喪失。 敗北後はACEの一員として迎え入れられ、シモンとも友情を結ぶが、直後に朱元璋によって殺害されてしまった。&br() 「ACE」前篇のおよそ半年後を描いた「ACE外伝」では、故郷スペインに戻りリハビリに励んでいた。 そこで幼馴染であるディエゴとビアンカに再会するが、AOTスペイン支部で発生した事件に巻き込まれ二人は死亡。 失うものが無くなったアルフォンソは、自らの手でシモンを討つ事を誓い、AOT本部へと帰還した。&br() 「AfterF」ではゼノンの力によって蘇り、シモン達の前に立ち塞がる。 しかし、同じく蘇ったヴィリアムやディエゴの手でゼノンから解放された後は、再びシモン達の仲間となった。 歴史上あまり重要な人物としては扱われていないらしく、刹那はシモンやリオンの顔を知っている一方でアルフォンソの顔は知らなかった。&br()&br() ***ヴィリアム・レーンクヴィスト AOT本部第7小隊長にして、時空テロ組織DS幹部。ランダの弟。&br() 詳細は[[愛音録]]の項目を参照。&br()&br() ***マジード・アリー・ムフタール 電気軍需産業EAIC会長にして、時空テロ組織DS幹部。遺伝子操作出生詳細不明。アラブ首長国連邦出身。 年齢は「ACE」前篇では43歳、「ACE」中篇以降は47歳、「ACE外伝」の本編では44歳、回想では41歳。&br() 20代半ばでEAICを立ち上げ、一代で世界屈指の大企業にまで育て上げた傑物。 朱元璋が持つトリガーの力によって、優性を超えた能力を持つ「超優性精神的成功体」「超優性肉体的成功体」となっている。&br() 「ACE」本編のおよそ2年前、スペインの紛争地帯で死を司る天使・&bold(){アズラエル}と遭遇。 アズラエルの攻撃を受け瀕死の重傷を負った末、強制的に神懸りを受けた。 直後、暴風雨神ルドラと相打ちになったアズラエルはマジードの体内で休眠状態となる。&br() その後、マジードは朱元璋と出会い、その配下となる。 また、この時に朱元璋からアズラエルが己の体内で眠っている事を聞かされている。&br() 「ACE」前篇では、スポンサー契約を交わす為、専属SP&bold(){イライザ・トラヴァース}((実際にはイライザは朱元璋の配下であり、SPは表向きの身分。))と共にAOT本部を訪れる。 第4小隊の脱走後は、スポンサー特権を行使し、ランダと共にAOT本部で司令役を務めた(実際にはスポンサー契約が成立するより前に代表は殺害されているが、それを知る者はAOT側には居なかった)。&br() なお、武器商人ランダ、その弟ヴィリアム、ランダの部下であるイライザは実は全員DSの幹部(=マジードの同僚)だったのだが、朱元璋の意向によりマジードにはその事実が伝えられなかった為、マジードは彼らを警戒・敵視せざるを得なくなり、多大なストレスを溜めこむ事になる((マジードの中に眠るアズラエルを覚醒させるため、朱元璋はあえてマジードが苦しむ状況を作り出していた。))。&br() 「ACE外伝1」では、朱元璋の命を受け、過去にギルバート・マックスウェルが遺した研究資料を捜索する任務にあたる。 その最中、AOTスペイン支部で発生した事件に巻き込まれるが、そこに現れた「死神」との共鳴によりアズラエルを再覚醒させる事に成功した。&br() 「ACE中篇」では、朱元璋の宣戦布告と同時に自らがDS幹部である事を全世界に表明した。 またこの少し前に、ランダ・ヴィリアム・イライザが自分の同僚だった事を初めて知った。&br() 「ACE後篇」では、イライザ、ラグナロクと共にAOT本部を襲撃する。 覚醒したリオンによりイライザが倒され、ラグナロクが破壊されると、朱元璋の命により一時的に撤退。 その後はヴァルハラ内部でシモンらと対決するが、アカシック・トリガーとして覚醒したシモンになすすべなく敗れた。&br()&br() ***イライザ・トラヴァース EAIC会長マジードの専属SPにして、時空テロ組織DS幹部。優性精神的成功体/優性肉体的成功体。イギリス出身。 年齢は「ACE」前篇では26歳、「ACE」中篇以降は30歳。&br() クールな雰囲気の女性。剣聖に匹敵する腕前を持つ実力者であり、魔力を感知する能力にも優れている。&br() 「ACE」前篇では、マジードと共にAOT本部を訪れた。 この時期はマジードに対し「ランダの部下」と身分を偽っており、自らが時空テロ組織DSの幹部である事を明かしていなかった。&br() 「ACE」中篇では、朱元璋による宣戦布告の際、自身がDS幹部である事を全世界に表明した。 前篇ではマジードに敬語を使っていたが、DSの幹部として接するようになってからは対等な口調で話している。&br() 「ACE」後篇では、マジード、ラグナロクと共にAOT本部を襲撃。 「無限光」の力に覚醒したリオンと対峙したが、一瞬で叩き伏せられた。&br() 「ACE外伝」では、朱元璋の指示を受け、トリスタン・ロンバルディに圧力をかけた。&br() 「ACE外伝2」では、その正体が「朱元璋の持つトリガーの力で姿と記憶を書き変えられた藤堂伊織」であると判明。 死に際、ほんの一瞬だけ伊織の姿を取り戻し、藤原朔翔(クラウディオ)と別れの言葉を交わした。 その後、あるアカシック・レコードの使者の計らいにより、藤堂伊織として蘇っている。&br()&br() ***シーラ(2号機) AOT本部第4小隊長補佐→時空騎士団ACE団員。 旧AOTが開発したメイド型アンドロイド。製造番号「X002-SHEILA」。年齢は212歳((公式HPでは「208歳」とされているが、シーラの製造年は3016年、ACE中篇は西暦3228年頃の話なので計算上は約212歳となる。))。身長160cm、体重120kg。&br() アンドロイドなので遺伝子操作は受けていないが、脳の移植元であるマリアンヌ・ガルシアは優性精神的成功体/優性肉体的成功体。 1号機・3号機とは異なり、「人格移植型」の特殊仕様として造られている。 ただし戦闘能力も高く、剣聖を含む数名と互角に戦うだけの力がある。&br() 元々は旧AOT跡地に放置されていたが、ニコラス・ガルシアに回収され、彼の所有物となる。 その後、ニコラスの妻マリアンヌ・ガルシアが脳死に陥った際、彼女の脳を移植されている。 この時にマリアンヌの人格を得るはずだったが、シーラ本体の人格が強かった為にマリアンヌの人格が目覚める事は無かった。&br() 以後はニコラスの息子、リオン・ガルシアの母親代わりとして彼の世話を見てきた。その為、リオンからは「母さん」と呼ばれている。 後に、リオンがAOT本部第4小隊長となった際には、その補佐を務めるようになる。&br() 「ACE」中篇では、リオンに付き従う形で初登場。 AOT本部の戦いでは、シモンとの一騎打ちを望むリオンの意向に従い、グレースと共にシモンの仲間を足止めした。&br() 「ACE」後篇では、ラグナロクとの戦いのさ中、グレースの「リオンへの想い」に共鳴する形でマリアンヌの人格が覚醒。 息子リオンを叱咤激励し、リオンが「無限光」の力に目覚めるきっかけを作った。 その後、夫ニコラスと共に生前の姿でリオンの前に現れ、息子と最期の別れを交わした。&br()&br() ***テレサ・ヒメネス スペイン自治警備軍に所属していた女性。本編時点では既に故人(享年18)。優性精神的成功体。スペイン出身。 年齢は「ACE」中篇の回想では18歳、「ACE外伝2」では16歳。生きていれば「ACE」前篇の時点では20歳。身長155cm、体重は不明。&br() かつて、シモンやクラウディオと共に自治警備軍の養成所で訓練を受けていた。その頃から、シモンとは恋人関係にあった。 テロ組織との戦いに赴く直前には、シモンから「スペインが平和になったら結婚してほしい」と申し込まれている。&br() しかし紛争のさ中、シヴァに憑依されたシモンの手にかかり、手の施しようがないほどの重傷を負う。 その後、正気を取り戻したシモンと最期の別れを交わし、戦場で息絶えた。&br()&br() ***朱元璋 時空テロ組織DS総司令。優性精神的成功体。 「ACE外伝」では6歳、「ACE」中篇以降では9歳。「ACE外伝2」では年齢不詳。&br() シモン・フェルナンデスと同じく「アカシック・トリガー」の力を持つ少年。 ヴィリアム、ランダ、イライザ、マジードを配下に持つ((ヴィリアムを配下にした時期・経緯は不明。マジードは「外伝1」、イライザは「外伝2」でDSに加わった経緯が説明されている。))。 直属の部下はこの4名のみだが「&bold(){次元蟲}」と呼ばれる生物を無数に召喚する能力を持っており、戦闘時はこの蟲を手駒として使う。&br() 「ACE外伝2」では、ラグナロクの攻撃を受け瀕死の重傷を負った藤堂伊織の元に出現。 彼女を言葉巧みに騙し、トリガーの力を用いて、自らに忠実な配下へと転生させた。&br() 「ACE前篇」の約2年前には、アズラエルの神懸りを受けた直後のマジードに接触。 マジードに事情を伝えると共に、彼をDSへと迎え入れた。&br() 「ACE前篇」では未登場だが、ランダの裏切りを計算に入れたうえで、DSの幹部4名に異なる命令を下していた。&br() &bold(){ヴィリアム}…AOT本部に予め潜入させ、代表殺害後に他の幹部と合流させた。その後、AOTでランダやシモンを監視させた。 &bold(){ランダ}…AOT代表を殺害させた。その後、代表殺害の罪をAOT本部第4小隊に着せ、ランダ自身には新代表として活動させた。 &bold(){イライザ}…表向きにはマジードのSP、裏向きにはランダの部下として活動させ、その両者を監視させていた。 &bold(){マジード}…アズラエルの覚醒に適した状況を作る為、あえて他の幹部について知らせないままAOTに向かわせた。&br() 「ACE外伝1」では、過去にギルバート・マックスウェルが遺した研究資料をマジードに捜索させた。 一方で、イライザにはロンバルディ財団理事長トリスタン・ロンバルディに圧力をかけるよう命じた。&br() 「ACE中篇」では、ランダが倒れてからしばらく経った後、全世界に向けて宣戦布告を行う。 十日後に「時の冒険者の系譜(=精神的成功体)」を抹殺する事を宣言し、人々を恐慌と混乱に陥れた。 さらにその直後、AOT本部に大量の次元蟲を放ち、事実上の壊滅へと追い込んだ。&br() 「ACE後篇」では、DS総司令として時空騎士団ACEと対峙。 強化されたラグナロク、強力な幹部陣を縦横に駆使し、ACEと激しい攻防を展開した。&br()&br() #endregion #region(その他の登場人物(第2シリーズ本編)) ***梁紅玉(りょう こうぎょく) AOT本部第4小隊員→レジスタンス組織ACE構成員→AOT本部第1小隊員→時空騎士団ACE剣聖準騎士候。劣性精神的成功体/優性肉体的成功体。 中国出身。年齢は「ACE」前篇では22歳、「ACE」中篇以降は26歳。身長163cm、体重51kg。&br() 和服を着た銀髪の女性。日本の武士にあこがれを抱いている。 「剣聖」の称号を持っており、直接的な戦闘能力は高いが魔法はやや不得手。&br() 「ACE」前篇から後篇の全てに登場するが、総じて目立った活躍が無い。 活躍がないのはACEのキャラの大部分に共通する事だが、紅玉はなまじ出番が多い分「剣聖」の称号との釣り合わなさが目立つ。&br() 「ACE外伝」では名前のみ登場。1年前(ACE前篇からは半年前)の「世界総合剣術大会」において優勝している事が判明した。 その時、決勝で戦ったスペイン支部第2小隊長ミレーヌ・ル・ヴォーからは一方的にライバル視されている。&br()&br() ***シルヴィア・パパンドレウ AOT本部第4小隊員→レジスタンス組織ACE構成員→AOT本部第1小隊員→時空騎士団ACE団員。優性精神的成功体。 ギリシャ出身。年齢は「ACE」前篇では23歳、「ACE」中篇以降は27歳。身長163cm、体重不明。&br() 何かにつけて女子力をアピールする女性。結婚願望が強い。他人を「ちゃん」付けで呼ぶ癖がある。 緊張感のない言動が多く、友人のルクレツィアからは事あるごとに突っ込みをされている。 他者の魔力を解析する技術に優れており、またシルヴィア自身も高い魔力を持っている。&br() 「ACE」中篇以降は、カナダ人の少年セバスチャン・リシャールとの関わりが多くなる。 しかし、セバスチャンの度胸の無さも手伝って、なかなか踏み込んだ関係にまでは至らない。&br() 「AfterF」では、シモン、リオン、セバスチャンと共に「F」の世界に転移してしまう。&br()&br() ***ルクレツィア・ディ・カプア AOT本部第4小隊員→レジスタンス組織ACE構成員→AOT本部第1小隊員→時空騎士団ACE団員。優性精神的成功体/劣性肉体的成功体。 イタリア出身。年齢は「ACE」前篇では24歳、「ACE」中篇以降は28歳。身長165cm、体重48kg。&br() ぶっきらぼうな口調で話す黒髪・褐色の女性。シルヴィアとは友人同士。 望愛やシルヴィアには劣るが魔力は高い。偵察任務を得意としているが、作中で偵察を行った場面はない。&br()&br() ***秋月正樹 物語開始時のAOTアメリカ本部代表。秋月望愛の父。&br() 詳細は[[ゆきしろ]]の項目を参照。&br()&br() ***コーネリア・マルティネス AOT本部第2小隊長→時空騎士団ACE剣聖騎士候。アメリカ出身。優性精神的成功体/優性肉体的成功体。 年齢は「ACE」前篇では28歳、「ACE」中篇以降は32歳。身長172cm、体重不明。&br() 褐色の肌とポニーテールが特徴の女性。 代々AOT本部第2小隊長を務める名門貴族、マルティネス家の出身。「剣聖」の称号を持ち、家名に恥じぬ実力を有している。 本来は姉マリアンヌが小隊長となる予定だったが、彼女がニコラス・ガルシアと結婚した為、代わって小隊長となった経緯がある。&br() 「ACE」前篇では、義兄ニコラスが暗殺事件の首謀者である事を信じられず、真実を確かめる為ニコラスの追跡役に立候補した。 しかし、コーネリアの精神的負担を考慮したイリヤーが追跡の任を請け負った為、カナダ国境付近で第4小隊を待ち受ける事となる。 カナダ国境付近での戦いでは暴走したシモンに切りつけられダメージを負うが、命は取り留めた。&br() 「ACE」中篇では、シモンへの復讐に逸る甥リオン・ガルシアに忠告を行ったが、彼の心を動かす事はできなかった。 レジスタンス組織ACEが動いた際にはAOT支部襲撃に対応したが、支部や街の防衛には失敗した。 ランダ死後のAOTでは、秋月前代表、イリヤー、ニコラスら年長者が不在となっていたため、まとめ役に近い立場となっていた。&br() 「ACE」後篇では、リオンの指揮の元でAOT本部を防衛した。 リオンとグレースがヴァルハラに転移した後は、リオンに代わって防衛チームの指揮役を務めた。&br()&br() ***リリー、マルティナ、シモーネ AOT本部第5小隊長→時空騎士団ACE団員。通称「&bold(){ベルヴァルト3姉妹}」。ドイツ出身。3人とも優性精神的成功体。 年齢は「ACE」前篇では8歳、「ACE」中篇以降は12歳。身長130cm、体重24kg(3人とも共通。身長・体重は前篇~中篇間で変化無し)。 本編には登場していないが、&bold(){ユリアーネ・ベルヴァルト}という3歳年上の姉がいる。ユリアーネはAOTには所属していない。&br() 貴族階級の出。高い魔力と完璧な連携を評価され、幼くして本部小隊長の座に就いている。 魔力を探知する能力にも優れており、同じく探知能力に優れるイライザからもその能力を賞賛された。&br() 大言壮語のきらいがあるアルフォンソに対しては、たびたび手厳しい言葉を投げかけている。 三姉妹が「精神的ヘタレ」などとアルフォンソを罵倒しては、アルフォンソが「訂正しろ!」と怒り、イリヤーやコーネリアに叱責されたアルフォンソが「クッ…」と呟き引き下がるパターンは半ばお約束となっている。&br() 性格は全員似たり寄ったりだが、外見、一人称、語尾はそれぞれ異なっている。 リリーは青髪でオレンジの衣装、一人称は「ウチ」、語尾は「だよん」。 マルティナはピンクの髪で白い衣装、一人称は「あたち」、語尾は「だわさ」。 シモーネは紫の髪で黒い衣装、一人称は「ミー」、語尾は「だっちゃ」。&br() 必殺技は三人で連携して放つ魔法「トライアングラー・フォース」。 強化版の「トライアングラー・フォース・ネオ」も存在するが、技の詳細は不明(10話で使用しているが、画面上での描写が無い)。&br() 「ACE」前篇では、コーネリア、アルフォンソ、リクハルドと共にカナダ国境付近で第4小隊と衝突。 トライアングラー・フォースによってシモンに大ダメージを与えた。 シモンがシヴァに憑依され暴走した際は彼からの報復に脅えたが、イリヤーの横入りがあったため傷を負う事はなかった。&br() 「ACE」中篇では、レジスタンス組織ACEのAOT支部襲撃に対応したが、支部や街の防衛には失敗した。&br() 「ACE」後篇では、リオンやコーネリアの指揮の元でAOT本部を防衛した。&br()&br() ***リクハルド・ハッカライネン AOT本部第6小隊長→時空騎士団ACE団員。フィンランド出身。劣性精神的成功体/優性肉体的成功体。 年齢は「ACE」前篇では32歳、「ACE」中篇以降は36歳。身長193cm、体重96kg。&br() 筋骨隆々の大男。女好きで軽い性格だが任務は真面目に果たす。我の強い小隊長間の潤滑油的な立ち位置でもある。 他の小隊長に軽視される事の多いアルフォンソに対しても、対等な接し方をする場面が多い。&br() 「ACE」前篇では、コーネリア、アルフォンソ、ベルヴァルト三姉妹と共にカナダ国境付近で第4小隊と衝突。 暴走したシモンに切りつけられダメージを負うが、命は取り留めた。&br() 「ACE」中篇では、レジスタンス組織ACEのAOT支部襲撃に対応したが、支部や街の防衛には失敗した。&br() 「ACE」後篇では、リオンやコーネリアの指揮の元でAOT本部を防衛した。&br()&br() ***テッド・ロバートソン レジスタンス組織ACE構成員→時空騎士団ACE団員。カナダ出身。ネイキッド。 年齢は15歳。身長158cm、体重49kg。&br() 赤い衣装を着た少年。熱血漢な性格で、シモンの事を慕っている。 地元では顔が広く、レジスタンス組織ACEに加入する際には数十人の同胞を率いてきた。&br()&br() ***モーリス・ワイズマン レジスタンス組織ACE構成員→時空騎士団ACE団員。カナダ出身。ネイキッド。 年齢は15歳。身長156cm、体重45kg。&br() 黄色い衣装を着た少年。陽気な性格のムードメーカー。「○○っす」という口調が特徴。 セバスチャンとシルヴィアの仲を茶化す事も多い。&br()&br() ***セバスチャン・リシャール レジスタンス組織ACE構成員→時空騎士団ACE団員。カナダ出身。ネイキッド。 年齢は15歳。身長154cm、体重47kg。&br() 黒い衣装を着た少年。弱気な性格だが、時に勇気を見せる事もある。 シルヴィアとは恋人未満と言った微妙な距離だが、お互い少なからず意識はしている。&br() 「ACE」後篇ではシルヴィアをかばって瀕死の重傷を負ったが、リオンの「無限光」の力により生還を果たした。&br() 「AfterF」では、シモン、リオン、シルヴィアと共に「F」の世界に転移してしまう。&br()&br() #endregion #region(その他の登場人物(第2シリーズ外伝)) ***ヴェロニカ・エギン 電気軍需産業EAIC社長にして、テロ組織「ジハード」幹部。ヴァレンチナの姉。遺伝子操作出生詳細不明。 ロシア出身。年齢は37歳。&br() 赤みがかった茶髪と垂れ目が特徴の女性。ケンブリッジ大学の卒業生。専門は生物工学。 表向きにはEAIC社長として活躍する一方、裏ではテロ組織「ジハード」の幹部として活動していた (世界に闘争をもたらし金銭の流れを生む事のみが目的であり、何らかの思想を持ってテロ組織を運営している訳ではない)&br() かつてギルバートが遺した研究資料を読み解き、時空神が持つ力を人工的に再現する事に成功している。 この力を後天的遺伝子操作によって自身に取り入れる事で「擬似的・真の成功体」と呼ばれる存在になっている。 必殺技はヴァレンチナと連携して放つ「オーレル・ディウー」。&br() 「ACE外伝」では、EAIC社長としてマジードやライラと共にスペイン支部を視察に訪れる。 その後、自身がジハードの幹部である事を公言。ヴェロニカと共に世界に向けて宣戦布告を発しようと試みた。 支部では、自身の機嫌を損ねたライラ、歯向かったジェレミアやミレーヌを殺害するなど暴虐の限りを尽くすも、最終的にはアズラエルの力を覚醒させたマジードによってあえなく殺害されてしまった。&br()&br() ***ヴァレンチナ・エギン AOTスペイン支部長にして、テロ組織「ジハード」幹部。ヴェロニカの妹。遺伝子操作出生詳細不明。 ロシア出身。年齢は34歳。&br() 緑髪と吊り目が特徴の女性。姉同様、ケンブリッジ大学の卒業生。専門も同じく生物工学。 元々はケンブリッジ大学で研究を行っていたが、実姉ヴェロニカの推薦を受けAOTスペイン支部長に就任した。 優れた手腕を有しており、わずか半年でスペイン国内の治安を大幅に改善させている。&br() 姉同様、人工的に再現した時空神の力を有した「擬似的・真の成功体」。 必殺技はヴェロニカと連携して放つ「オーレル・ディウー」。&br() 「ACE外伝」では、AOTスペイン支部長としてジェレミアやミレーヌに支部の警備を命じる。 その後、ヴェロニカと共に自身がジハードの幹部である事を公言。 ビアンカを殺害するが、直後、死神の力に目覚めたディエゴによって一瞬で倒された。&br()&br() ***ライラ・ケルヴィネン 電気軍需産業EAIC社長秘書。フィンランド出身。ネイキッド。年齢は23歳。&br() ケンブリッジ大学の卒業生であり、学んでいた時期は違うもののエギン姉妹とは先輩後輩の関係。 若くして社長秘書を務める優秀な女性。ヴェロニカに対しては、尊敬を通り越して一種の愛情を抱いている。 そのため、本性を現したヴェロニカからは「ただのレズ」「変態女」と罵られた (実際にレズビアンかどうかは不明だが、男性恐怖症である事は公式HPで明言されている)。&br() 「ACE外伝」では、ヴェロニカがテロ組織ジハードの幹部である事を知った後も彼女に付き従う道を選んだ。 しかしジェレミアの説得に一瞬心が揺らいだ直後、それを不快に思ったヴェロニカに殺害されてしまった。&br()&br() ***ジェレミア・ディ・ヴァイオ AOTスペイン支部第1小隊長。ラウルの叔父であり養父。イタリア出身。優性精神的成功体/優性肉体的成功体。年齢は30歳。&br() 顔つきは若々しいが、前髪の生え際が退行している男性。一人称は「小生」。 敵に対して芝居がかった口調で名乗りを挙げる癖がある。剣聖ではないが剣の腕前には優れている。&br() 「ACE外伝」では、ミレーヌと共にスペイン支部で発生した事件に巻き込まれる。 ライラを殺害したヴェロニカに怒りを燃やすが、ヴェロニカの圧倒的な力の前になすすべなく倒されてしまう。 その後、ライラとラウルに己の不明を詫びながら息を引き取った。&br()&br() ***ミレーヌ・ル・ヴォー AOTスペイン支部第2小隊長。本編では「フランス人」と紹介されるが、公式HPでは「イタリア出身」と記載されている。 劣性精神的成功体/優性肉体的成功体。年齢は26歳。 ゲーム作品「紅き閃光の黙示録」では、元々はAOT本部第2小隊に所属していた事になっている。&br() 気の短い女性であり、同僚や上司に対してもすぐに怒声を浴びせる悪癖がある(「タコ殴りか、蜂の巣か、滅多切りか、どれがいいか選べ」という脅しをかける事が多い)。 「剣聖」の称号を持ち、世界総合剣術大会では梁紅玉に敗北を喫したものの準優勝を飾っている((ただし、大会に出場した者の中で剣聖の称号を持っていたのはミレーヌと紅玉のみである。))。&br() 「ACE外伝」では、ジェレミアと共にスペイン支部で発生した事件に巻き込まれる。 ジェレミアがヴェロニカに殺害された直後、激昂しヴェロニカに挑みかかるが、ヴェロニカの反撃を喰らい死亡した。 時冒☆では珍しい、断末魔を挙げる事無く即死した人間。&br()&br() ***ラウル・ディ・ヴァイオ スペイン出身の少年。ジェレミアの甥であり養子。ネイキッド。年齢は7歳。&br() ジェレミアの弟(本名不明。スペイン自治警備軍所属)の一人息子であり、母とは赤子の時に死別している。 更に、シモン(シヴァ)が起こした事件により父が殉職したため、父方の叔父であるジェレミアの養子となった。 ディエゴやビアンカとも知り合いであり、彼らにはよく遊んでもらっている。&br() 「ACE外伝」では、スペイン支部で発生した事件により、養父ジェレミアが死亡するという不幸に見舞われる。 事件解決後は、トリスタン・ロンバルディの庇護下で生活する事となった。&br()&br() ***トリスタン・ロンバルディ ロンバルディ財団理事長。元AOT本部第3小隊長。アルフォンソの父。優性精神的成功体。年齢は55歳。スペイン出身。&br() 眼鏡をかけた肥満体の男性。「ACE外伝」のおよそ5年前、息子アルフォンソに第3小隊長の地位を譲っている。 AOT代表暗殺事件以来、刺々しい性格になってしまったアルフォンソの事を案じている。 肉体的成功体ではないが、それなりに体力はある。&br() 「ACE外伝」では、イライザ・トラヴァースの脅迫を受け、不本意ながら彼女の指示に従った((指示の内容は「ディエゴとビアンカを一時的に引き留め、ある程度の時間が経過した後にスペイン支部に向かわせる」というもの。))。 その後、ディエゴとビアンカの後を追った息子アルフォンソを追いかけ、ディエゴによって気絶させられたアルフォンソを屋敷まで運んだ。 スペイン支部での事件終結後は、本部に戻るアルフォンソを見送る。また、父を失ったラウルの保護者となった。&br()&br() ***谷村櫂斗 朔翔、朔弥、伊織の幼馴染。年齢は16歳。日本人。母親は看護師をしている。&br() 荒々しい性格で、思い込みの激しい男。幼馴染グループの中ではリーダー的存在(ただし、伊織には「リーダー気取り」とみなされている)。 伊織に好意を抱いているが、当の伊織本人からはあまり好かれていない。 優れた体術を持つ朔弥をパンチ一発で気絶させる実力者。&br() 「ACE外伝2」では、朔翔と伊織が買い物をしている所に現れ、朔翔に決闘を挑むが優奈に制止された。 ラグナロクの攻撃によって伊織が重傷を負った際には、自身の感情を整理しきれず朔翔に対して怒りをぶつけてしまう。 その後、朔翔と朔弥が並行世界に旅立つ際、自身の非を認め朔翔に謝罪した。 また、この前日に朔弥から説明を受け、朔翔と朔弥が魔力を持つ存在である事を教えられている。&br() 3年後、優奈との間に一人娘・伊桜里(いおり)を設ける(当然だが、優奈の父親には激怒されたという)。 更に5年後には朔翔や朔弥、回復した伊織と再会し、朔翔と伊織の結婚を祝福した。 正式に結婚した時期は不明だが、24歳時には優奈と夫婦になっている。&br()&br() ***水谷優奈 朔翔、朔弥、伊織の幼馴染。年齢は16歳。日本人。&br() 幼馴染グループのお姉さん的存在で、伊織と仲が良い。 櫂斗とは一応付き合っているが、櫂斗の性格が性格なだけに苦労が絶えない。 気の強い性格だが、涙もろい部分もある。&br() 「ACE外伝2」では、朔翔に決闘を挑んだ櫂斗を制止した。 伊織が重傷を負った際には、暴走する櫂斗を気丈に咎めつつも、堪え切れず涙を流す。 その後、並行世界に旅立つ朔翔と朔弥を櫂斗と共に見送った。&br()&br() #endregion #region(主要登場人物(第3シリーズ)) ***双葉刹那 Fシリーズの主人公。大学生。年齢は「F」では20歳、「AfterF」では21歳((「F」から「AfterF」の間に1年が経過している為。ただし、AfterFでは登場人物の年齢は明言されていない。))。&br() どこか冷めた雰囲気を持ち、それでいて空気を読まない所があるつかみどころのない男。 幼少期から空手を学んでおり、幼馴染である&bold(){鈴木月}に空手を教えた事もある。&br() 「F」では現実世界編の主人公として初登場。 様々な出来事に遭遇する中で、いつしか伊邪那美と惹かれ合うようになる。 アルとの融合後は、月読と天照の力、そして仲間との絆の力によって戦いに勝利をもたらした。&br() 「F」から一年後の「AfterF」では、&bold(){ゼノン}なる男に拉致され「事象確率変動空間」に囚われてしまう。 しばらくは仲間たちがゼノンの眷属と戦う様を強制的に見せられていたが、伊邪那美が危機に陥った際、力が覚醒。 自力で事象確率変動空間を脱出し、その後はSovereign Forceの中核としてゼノンと戦った。&br() 「FBI」では、創造主Sの遺志を受け継ぐ形で、並行世界全てを見守る役割を果たしていた。 その最中、突如として在りし日の古代人たちの姿を幻視する。&br()&br() ***アル・マムーン 「時の冒険者F」のもう一人の主人公。「AfterF」でも主要人物。トレジャーハンター。年齢は「F」では20歳、「AfterF」では21歳。 アル・マムーンはハンターギルドに登録されたコードネームであり、本名ではない(他のハンターも同様)&br() 夢幻世界のハンターギルドに所属するトレジャーハンターであり、その中でも最上位に相当する「S級ハンター」の一人。 真面目な性格の朴念仁であり、ギルド長&bold(){ユーフェミア・テスタロッサ}からのアプローチにも気づかない事が多い。&br() 「F」では夢幻世界編の主人公として初登場。古代遺跡の調査中、仲間たちと共に現実世界に転移してしまい、刹那たちと出会う。 実は双葉刹那の「心象体」に相当する人物であり、四凶との戦いで瀕死の重傷を受けた際、創造主Sの力によって刹那と融合した。 その後「F」の最終局面において刹那と分離し、以後は現実世界で「何でも屋」として生計を立てている。&br()&br() ***伊邪那美 Fシリーズのヒロイン。古代人。年齢は「F」「FBI」では20歳、「AfterF」では21歳。&br() 古代人最後の生き残りの一人であり、数億年もの間、ある古代遺跡で眠りについていた。 現実世界と夢幻世界との共鳴に際し、眠りから目覚め、その後は刹那らと行動を共にする。 戦闘能力には乏しいが、他者を回復する魔術を得意としている。&br() 「F」では前述の経緯により目覚めた後、伊邪那岐やアーチボルドに身柄を狙われる。 一度はフュージョンに取り込まれかけるが、刹那、アル、そしてかつての優しさを取り戻した伊邪那岐の尽力によって救われた。&br() 「F」から一年後の「AfterF」では双葉刹那と同棲している。 刹那が行方不明になった後は周囲に助けを求めるが、かつて共に戦った仲間たちが皆「刹那は一年前に死んだ」と認識している事に愕然とする((後に、この齟齬の理由は、ゼノンによって人々の記憶が改竄されたためであると判明した。))。 やがて刹那と再会を果たす事に成功するが、その時同時に「七色の力」が一所に揃った影響により、アカシック・パラドクサーとして覚醒してしまう。&br() 「FBI」では、数億年前に伊邪那岐と暮らしていた頃の姿が描写される。&br()&br() ***伊邪那岐 Fシリーズの主要登場人物。古代人。年齢は20歳。&br() 詳細は[[佐山裕亮]]の項目を参照。&br()&br() ***アーチボルド・テスタロッサ 「時の冒険者F」の主要人物。夢幻世界ではハンターギルド会長でユーフェミアの父親、現実世界では大学教授。 年齢は39歳→40歳(「F」本編中で誕生日を迎えている)&br() 現実世界と夢幻世界、両方の世界に同時に存在する謎多き男。 その動向は創造主Sからも警戒されていたが、彼ですらその真の目的を見抜く事はできなかった((しかし、後の「AfterF」では、自分の計画を文章にキッチリまとめて大学の研究室に保管していた事が判明している。))。&br() 「F」では、刹那、アル両者と親しく関わる一方で、伊邪那岐と共に暗躍。 古代人の持つ力を利用した「創造主殺し」を企てた。&br() 「AfterF」では、ゼノンが創りだした「忌憶の世界」で刹那と再会。 かつての行いを刹那に謝罪するとともに「世界を守ってくれ」と彼に願いを託した。&br()&br() #endregion #region(準主要登場人物(第3シリーズ)) ***ユーフェミア・テスタロッサ 「F」「AfterF」の登場人物。夢幻世界でハンターギルドのギルド長を務める女性。アーチボルド・テスタロッサの娘。&br() 詳細は[[ゆき]]の項目を参照。&br()&br() ***ルパート・ケアード 「F」「AfterF」の登場人物。 夢幻世界で活動する登録外(イリーガル)ハンター。25歳→26歳。&br() 狂戦士(ベルセルク)の異名を持つ男。その名に違わず粗暴な性格だが、手を組む相手や引き際を見極める眼力も持つ。 「これがな!!」「こいつが」「上から下から左右からバッサリってやつだ」 「ピーチクパーチクうるせえぞ」「お涙がちょちょぎれる」など、口癖のバリエーションに富む。&br() 元々はS級ハンターとして名を馳せていたが、「仲間殺し」を行った事で資格を剥奪され、登録外ハンターとなる。 それ以来、ハンター殺しとして知られるようになり、99人ものS級ハンターをその手にかけた。 実力は非常に高く、S級ハンター2人をたやすく圧倒できるほど。「魔封結界」の使い手でもある。&br() 「F」では、舎弟的存在である&bold(){ジム・コロシモ}に付き合う形でアル・マムーンと対峙。 この時、アル・マムーンを殺す事に失敗し、以後アルに固執するようになる((殺しに失敗したのはS級ハンターの増援が来たためであり、ルパートがアルに敗北した訳ではない。))。 アルたちとは三度にわたり交戦しているが、いずれも正面での戦闘ではルパートが圧倒していて、不意打ちによる負傷や地震の発生によりルパートが撤退という形で勝負は終わっている。&br() しばらくはアル達との敵対関係が続いたが、悪神・四凶という強大な敵を前にアルと一時休戦。 ハンターやフーリガンたちが四凶によって半死半生の状態まで追い詰められている中、彼だけは渡り合っている。 刹那たち(実体)とアルたち(心象体)が融合した後も、引き続き一行に協力した。 味方となってからも高い実力は健在だが、心象体と融合した現実世界の人間たちの強さには驚きを隠せずにいた。&br() 「AfterF」では、ゼノンに囚われ、彼の手駒と化してしまう。 魔封結界の力により時の冒険者の系譜を全滅寸前まで追い込んだが、自身の「実体」に当たる人間の手で怨霊の呪縛から解放された。&br()&br() ***鈴木月 「F」「AfterF」の登場人物。 双葉刹那の幼馴染である不良女子高生。20歳→21歳。「月」の読みは「ルナ」。&br() 詳細は[[蠍媛]]の項目を参照。&br()&br() ***四凶 かつて古代人と争った悪神たち。古代人を絶滅寸前にまで追い込んだが、最終的には伝説の三貴神によって封印された。&br() 四神(青龍・朱雀・白虎・玄武)は彼ら四凶に劣る神であり、時空四聖神(蒼竜・朱雀・百虎・玄武)は四神を参考にサトゥルヌスが作った妖怪である。 そのため、渾沌と蒼竜、饕餮と朱雀、窮奇と百虎、檮杌と玄武はそれぞれよく似た姿をしている。&br() &bold(){渾沌}は四凶のリーダー格であり、もっとも冷静な性格。召喚主である伊邪那岐に忠実に従う。&br() &bold(){饕餮}は四凶の紅一点。実力は渾沌に次いで高い。敵にも味方にも挑発的な性格で、檮杌とは仲が悪い。&br() &bold(){窮奇}はノリの軽い男。口癖は「いいね、いいねぇ~!!」。四凶の中ではナンバー3の実力。&br() &bold(){檮杌}は肥満体の粗暴な男。知性に劣っており、他者の会話を「そんなことはどうでもいい!!」と叫んで打ち切る事が多い。&br() 四名の仲は良好とは言えないが、任務時・戦闘時にはある程度の連携を取る事が可能。 必殺技は「縛呪・魔封障壁陣」「凶魔死怨の印」「超凶魔死怨の印」。いずれも全員で連携して放つ。&br() 「F」では、古代人・伊邪那岐によって封印を解かれ、地上に顕現。 伊邪那美を捕獲、および刹那とアルが持つ「天照」と「月読」の精神を回収するため、伊邪那岐の配下として働いた。 夢幻世界のS級ハンターを軽々と瀕死に追い込む力を持つが、最終的には刹那らの「絆の力」に敗れ去る。&br() 「AfterF」では、ゼノンの力により復活。彼の配下として時の冒険者の系譜を襲撃する。 二度目の出撃の際、時の冒険者の系譜を絶体絶命の窮地に追い込むが、覚醒した刹那に全員まとめて倒された。&br() 「FBI」では、直接の登場は無いが、古代人&bold(){サトゥル=ナリア・クロノス}がその力の一部を取り込み己のものとしている。&br()&br() ***サリヴァン・フィッツジェラルド 「AfterF」の登場人物。 時空の彷徨い人の一人。セラフィナ・フィッツジェラルドの双子の兄。&br() 時空神の力を宿した青年。訓練とはいえシモンと互角に切り結ぶなど、剣の腕前にも優れている。 妹であるセラフィナには頭が上がらず、実力行使でやり込められる事も多い。 普段の性格は穏やかだが、「父の仇」とみなす藤原宗介に対しては強い憎しみを露にする。&br() 初登場時は、同じ時空の彷徨い人であるヴィリアムやディエゴと共に行動していた。 セラフィナとの再会を果たした後は、セラフィナと共にハンターギルドに居を置くようになる。 共に戦うようになってからも藤原に対しては厳しい態度を取っていたが、やがて彼の資質を認めるようになった。&br() 実は妹セラフィナと同様、本来の歴史では生まれてこないはずだった「イレギュラー」と呼ばれる存在。 彼らがこの世界に生まれ、ゼノンとの戦いに参加した事が、「輪廻」を打ち破る最大の要因となっている。&br()&br() ***セラフィナ・フィッツジェラルド 「AfterF」の登場人物。 時空の彷徨い人の一人。サリヴァン・フィッツジェラルドの双子の妹。&br() 伊邪那美たちの前に最初に姿を現した「時空の彷徨い人」。 大天使の力を宿した女剣士であり、スピードに長ける。 兄であるサリヴァンと違い、藤原の事は特に憎んではおらず、兄が復讐に逸る事を良く思っていない。&br() 兄の時空神の力と同様、大天使の力は父親から継いだもの。 しかし、父親の事を公にできない理由があり、兄妹そろって力の出所については物語中盤まで隠していた。 同様の事情により、姓も父親のものは名乗っておらず「フィッツジェラルド」は母&bold(){セレスティア}の姓。&br()&br() ***三貴神 「FBI」の主要登場人物。 魔術の最高峰「仙術」を極めた三人の古代人。かつて、悪神・四凶を封印した。 仙術を極めた影響により全盛期の肉体を維持しているが、三人とも38歳(古代人の寿命は40歳であるため、数年後にまで死期が迫っている)。&br() &bold(){建速須佐之男命}は三貴神のリーダー格。好色な性格だが、有事の際には頼れる男。 サトゥル=ナリア・クロノスという古代人と師弟関係にあったが、サトゥル=ナリアが同族を殺した際、彼を破門とし里から追放している。&br() &bold(){天照大御神}は三貴神の紅一点。男性同士の同性愛を好み、須佐之男と月読の振る舞いを眺めて常々妄想している((「FBI」の第1話では、須佐之男から「“また”お前、ホモの妄想しとったな?」と咎められる場面がある。))。&br() &bold(){月読命}は中性的な容貌を持つ男性。本人曰く、体は男だが心はそうではないらしく、須佐之男に迫る場面が多く見られる。&br() 得意技は三名が連携して放つ仙術秘奥義「五行封閉仙法の印」。 攻撃というよりは、相手の束縛・封印に特化した力を持っている。&br() 「F」開始当初は、伊邪那岐が「須佐之男」、刹那が「天照」、アルが「月読」の精神を有していた。 その後、刹那とアルが融合した事で刹那は天照・月読両方の精神を得る。 物語後半、二人が分離した際には、刹那とアル両方が天照と月読の精神を持つようになった。&br() 「AfterF」後半では、刹那が伊邪那岐から須佐之男の精神を託される。 これにより、刹那はブレイカー(伊邪那岐)とブレット(三貴神)を揃え、アカシック・レコード史上最強のSovereign Forceとなった。 なお、この二作ではあくまでも「精神」として扱われ、三貴神そのものの人格が登場する場面はない。&br() 「FBI」では、並行世界の監視者となった刹那に、古代人が生きていた頃の幻視を見せる。 幻視の中で、三貴神の精神が伊邪那岐に宿った経緯、そして天照と月読が伊邪那岐から離れた経緯が描かれた。&br() 幻視が消えた直後には、数億年ぶりに実体として顕現し、三人揃って刹那の前に登場。 その後、刹那や伊邪那岐と共にゼノンと対峙。彼らがゼノンを倒すための手助けを行った。&br()&br() #endregion #region(その他の登場人物(第3シリーズ)) ***ジム・コロシモ 夢幻世界で活動するギャング集団「フーリガン」のリーダー。年齢は38歳→39歳。&br() 筋肉質で力強い外見をしており、態度も大きいが実力は極めて低い。 ただし、打たれ強さだけはかなりのもの。口癖は「ヒャッハー!!」。&br() 組織内での立場は弱く、日ごろからジョニーとシーゲルに虐げられている。 ルパート・ケアードに挑みコテンパンにやられた過去があり、それ以来ルパートの事を「先生」と呼んでいる。&br() 「F」では、フーリガンのボスとして手を変え品を変えアル・マムーンに挑む。 ルパートと共にアルに挑んだ際にはアンとワッケーロに捕らえられ、ユーフェミアによって亀甲縛りにされてしまう((「時の冒険者大百科」によれば、実際には亀甲縛りにはされておらず、単なるジムの勘違いであるとの事。))。 これ以降「&bold(){亀甲縛りのジム}」とも呼ばれるようになる(特に、ルパートはこの呼称を好んで用いる傾向にある)。&br() ジョニー、シーゲル共々現実世界への転移に巻き込まれており、やがて己の「実体」との融合を果たす事になる。 物語の最終局面において、アルたちハンター同様「実体」から分離し、独立した一人の人間となった。&br() 「AfterF」では、アルたちが出張している隙をついて悪事を働こうとしていた。 結局は鎮圧され、それ以降は何でも屋の一員として働く事になった。&br()&br() ***ジョニー・トーリオ、シーゲル・ベンジャミン フーリガンの一員。年齢はどちらも8歳→9歳。&br() 眼鏡をかけた少年2人組。青い髪の方がジョニー、紫の髪の方がシーゲル。 肩書上はジムの部下だが、実際には完全にジムを子分扱いしている。 ジョニーは紅茶派、シーゲルはコーヒー派。&br() 必殺技は2人で放つ「破魔鉄鋼撃」。 アルにはあっさりと防がれたが、現実世界の人間相手ならば十分な威力があり、刹那を一撃で瀕死に追い込んでいる。&br() 「F」では、ジムやルパートに付き合ってハンターたちと幾度も対峙する。 「AfterF」でもジムと行動を共にしており、最終的に何でも屋の一員となっているのもジムと同じ。&br()&br() ***アン・ボニー 夢幻世界で活動するS級ハンター。年齢は25歳→26歳。&br() 姐御肌の女ハンター。冷静な性格だが、戦闘前には「レッツ・ロックンロール!!」と叫ぶ癖がある。 女性関係にだらしないワッケーロには厳しく、彼を「ペテン師野郎」という蔑称で呼ぶ事も多い。&br() 「F」では、アル、ユーフェミア、ワッケーロと共に古代遺跡を訪れた際に現実世界に転移してしまう。 現実世界では、自分同様にだらしない男に悩まされる英蘭と仲良くなる。&br() 実は英蘭の心象体でもあり、瀕死の重傷を負った際、Sの力によって英蘭と融合した。 その後、物語の最終局面において英蘭と分離し、独立した存在となる。&br() 「AfterF」では、夢幻世界の仲間たちと共に何でも屋を営んでいる。 相変わらずワッケーロには厳しく、気絶するほどの勢いでワッケーロを殴った事もある。&br()&br() ***ワッケーロ 夢幻世界で活動するS級ハンター。年齢は25歳→26歳。&br() ハンターとしては優秀だが女好きであり、よく女性にちょっかいをかけてはアンに殴られている(アンの事は「姐さん」と呼んで慕っており、険悪な関係というわけではない)。&br() 「F」では、アル、ユーフェミア、アンと共に古代遺跡を訪れた際に現実世界に転移してしまう。 転移後は、同じく女好きの王刻龍と意気投合し、彼を「相棒」と呼ぶようになる。&br() 実は刻龍の心象体でもあり、瀕死の重傷を負った際、Sの力によって刻龍と融合した。 その後、物語の最終局面において刻龍と分離し、独立した存在となる。&br() 「AfterF」では、夢幻世界の仲間たちと共に何でも屋を営んでいる。 すっかり更生し、英蘭の助手として働く刻龍の姿を見た時は驚きを隠せずにいた。&br()&br() ***山田星、佐藤海 鈴木月が率いる「特攻隊」の副隊長たち。年齢はどちらも18歳→19歳。 月と同じく空手の使い手であり、三人そろって制服を着用している。二人とも月の事を「お姉さま」と呼ぶ。 「AfterF」では無事高校を卒業しているが、留年した月に合わせてわざわざ制服を着ている。&br() 星(ステラ)はイケメン好きの女子高生。ただし、素行の悪い男性は容姿の良し悪しに関係無く嫌う。 特攻隊の中では常識がある方で、ツッコミ役やブレーキ役を担う場面も多い。&br() 海(アクア)はダウナーな性格の女子高生。何かと終電の時間を気にする。特攻隊では一番背が低い。 言葉の節々に毒があり、月の事も堂々と「馬鹿」呼ばわりする事がある。&br() 「F」では、月とともに行動。他の面々と同時期に、自らの心象体との融合を果たす事になる。 「AfterF」でも引き続き登場するが、月ともども中盤(6話~10話)で丸っきり出番がないため、少々影が薄い。&br()&br() ***王刻龍(ワン・クーロン) 刹那と同じ大学に通う大学生(AfterFでは大学を卒業している)。年齢は25歳→26歳。&br() 不真面目な性格で、留年を繰り返している。女好きでもあり、初対面の女性にも気安く言い寄る。 そうした場面を英蘭に発見され、厳しい叱責・制裁を受ける事も多い。&br() 「F」では、アーチボルドの講義中に居眠りしていた事を咎められ、特別な補講を受ける事になってしまう((この時、刹那も「いつも刻龍と一緒にいる」というかなり理不尽な理由で補講を受ける事になった。))。 その補講のために訪れた古代遺跡で、夢幻世界から転移してきたアル・マムーンらと遭遇する。&br() Sの力によってワッケーロとの融合を果たした後は魔力を持つ存在となり、四凶とも互角に戦うほどの力を得た。 英蘭がアーチボルドの野望を知り心を痛めた際には、その心に寄り添う事で彼女を立ち直らせた。&br() 「AfterF」では英蘭の助手として活躍している。 かつての軽薄さはなりを潜めており、ワッケーロにはその変わりようを驚かれた。&br()&br() ***朴英蘭(パク・ヨンラン) 大学で、アーチボルドの助手を務める女性。年齢は25歳→26歳。&br() アーチボルドに好意を抱いており、彼の誕生日にはボルドーの第1級に格付けされたワイン「シャトー・ラフィット・ロートシルト」を贈った。 サボり癖とナンパ癖のある刻龍に対しては厳しく、鉄拳制裁も容赦なく行う。&br() 「F」では、アーチボルドの助手として刹那と刻龍の補講に同行。 補講で訪れた古代遺跡で、夢幻世界から転移してきたアル・マムーンらと遭遇する。&br() Sの力によってアンとの融合を果たした後は魔力を持つ存在となり、四凶とも互角に戦うほどの力を得た。 アーチボルドが自分たちの敵である事を知った際には激しく動揺したが、刻龍の激励を受け立ち直った。&br() 「AfterF」では、刻龍とともにアーチボルドの研究を引き継いでいる。&br()&br() ***セレスティア・フィッツジェラルド 「AfterF」の登場人物。名前のみ登場。 ギルバート・マックスウェルの愛人。彼の死後、遺児である双子(サリヴァンとセラフィナ)を出産した。 ギルバートが「犯罪者」であったため、二人には自身の苗字「フィッツジェラルド」を名乗らせている。&br() ***ソフィア・レーンクヴィスト 「AfterF」の登場人物。ヴィリアム・レーンクヴィストの姉。魔女ランダの神懸りを受けた女性。 出身と年齢は不明だが、ヴィリアムのプロフィールを参考にするならば出身はスウェーデン、年齢は29歳以上。&br() 「姿」自体はACE2話から登場していたが、常に魔女ランダとサトゥルヌスの力の影響下にあったため、その人格が表に現れたのは「AfterF」が最初にして最後である。&br() 忌憶の世界においてヴィリアムの前に現れ、これまでの経緯を謝罪した。 その後、自身の力を用いてヴィリアムを忌憶の世界から脱出させた。&br()&br() #endregion #region(神/神に準ずる存在※ネタバレ注意) ***カオス 登場作品…「時の冒険者」「時の冒険者3」(いずれも名前のみ)&br() 混沌の神。その存在は作中の登場人物に幾度か言及されているが、本体は未登場。 「時の冒険者」の舞台となっている世界とは別の並行世界に君臨している。&br() 「1」の時点では休眠状態にあり、クロノスはこの隙をついてカオスの世界を侵略しようと企んでいた。&br() ミカエルによればカオスは本来「世界が荒れ果ててしまった時、世界を無に還す役目を持つ」神だが、現在がその時でないにもかかわらず世界を混沌に陥れようとしていたという。 また同じくミカエルによれば、カオスが君臨する世界では「ある人物」を中心とした者たちがカオスと戦って勝利し、カオスは再び封印されたという。&br() 「3」では、カオスが君臨する世界を監視するアカシック・レコードの使者、ゼロが登場した。&br()&br() ***シヴァ 登場作品…「時の冒険者ACE」「時の冒険者ACE外伝」「時の冒険者AfterF」&br() 破壊神。年齢は不明。身長は240cm、体重は不明。&br() 「ACE」本編の2年前、スペイン自治警備軍に所属し、テロ組織と交戦していた頃のシモンの前に現れる。 シモンから銃剣リグ・ヴェーダを奪おうとしたが失敗し、リグ・ヴェーダの内部に封じられた。 その後、シモンが瀕死の重傷を負った際、その肉体に憑依。暴走し、自治警備軍・テロリストの区別なく人々を殺傷した。&br() シヴァが憑依している間、シモンは全身が紅のオーラに包まれる((同様の現象は一部の神懸りにも見られ、亜美・リオン・セラフィナは黄色、ディエゴは黒、サリヴァンは紫のオーラを纏う。))。 シモンの異名「紅の閃光」は、この発光、そして圧倒的なスピードに由来するものである(実際にこの姿を見ていない者には「返り血を浴び全身が紅に染まった姿」が由来だと誤認される事もある)。&br() 「ACE」前篇では、ベルヴァルト三姉妹のトライアングラー・フォースによって重傷を負ったシモンに憑依。 コーネリア、リクハルド、アルフォンソに重傷を負わせ、止めに入った望愛にも襲い掛かったが、イリヤーによって暴走は食い止められた。&br() 「ACE」中篇では、イリヤーやリオンとの戦闘時にシモンに力を与えようとするが、シモンには当然のように拒絶された。 しかし、イリヤー戦では「イリヤーが何者かに洗脳されている」という重要な事実をシモンに伝えている。&br() その後に発生したランダとの戦いでは、自身に匹敵するポテンシャルを秘めたラグナロクを危険視。 「今回に限り暴走しない」と約束した上でシモンに力を与え、ラグナロクを半壊させた。&br() 時空テロ組織DSにAOT本部が襲撃された際には、ヴィリアムの力によって銃剣リグ・ヴェーダ内に封印されてしまう。 しばらくの間は封印されたままだったが、後にリオンの「無限光」の力によって封印が解かれ、更に暴風雨神ルドラとしての力も取り戻した。&br() 「FBI」では、破壊の力を持つ古代人「マハ=カーラ・シヴァ」の精神が破壊神シヴァの前身である事が語られた。&br()&br() ***アズラエル 登場作品…「時の冒険者ACE」「時の冒険者ACE外伝」&br() 死を司る天使であり、神に準ずる存在。年齢は不明。身長256cm、体重不明。 「ACE外伝」の回想では本体が登場しているが、それ以降の場面では常にマジードに憑依している。&br() 「瞬身の暗殺者」とも呼ばれる天使。一人称は「俺様」であり、三下のような言動が目立つ。 破壊神シヴァや死神タナトスなど、自身に近い権能を持つ存在を敵視している。 他人に従う事を嫌うが、自身の再覚醒を促した朱元璋にはある程度の恩義を感じており、一時的に協力関係を結んだ。&br() 「ACE」本編の2年前、スペインの紛争地帯において暴風雨神ルドラと交戦し、傷を負わされる。 その後、自身の器となりうる存在であるマジードと遭遇。彼に重傷を負わせその精神を追い込み、強制的に神懸りを行った。 神憑りによって力を増したアズラエルは再びルドラと交戦。ルドラを破壊神シヴァへと貶める事に成功する。 しかし結果は痛み分けとなり、アズラエル自身もマジードの体内で休眠状態となった。&br() 「ACE外伝」では、死神タナトスの覚醒に同調する形で、マジードの体内に眠っていたアズラエルが再覚醒。 擬似的・真の成功体であるヴェロニカ・エギン、タナトスの神懸りであるディエゴ・フェリシアーノを殺害した。&br() 「ACE」後篇では、因縁のシヴァと決着を付けようと試みるが、ヴィリアムによってシヴァが封印されている事を知ると落胆。 自らの手ではなく、秋月望愛が組み込まれた最凶災厄魔導兵器ラグナロクによって時空騎士団ACEの面々を全滅させようと試みた。 その後リオンの「無限光」によってルドラが覚醒すると再び戦意をみなぎらせるが、アカシック・トリガーとして完全覚醒したシモンには一度も攻撃を当てられず、あっさりと倒されてしまった。&br()&br() ***ルドラ 登場作品…「時の冒険者ACE」「時の冒険者ACE外伝」&br() 暴風雨神。年齢は不明。身長は240cm、体重は不明。&br() 破壊の力のみを持つシヴァに対し、ルドラは「破壊と恵みの力」両方を司る。 好戦的な気質が強かったシヴァとは異なり、厳かながらも心優しき神。&br() 「ACE外伝」の回想シーン(ACE本編の2年前)では、死を司る天使アズラエルの暴虐を阻止すべく直接対決を挑む。 一度はアズラエルに傷を負わせるが、マジードに神懸りし回復・強化したアズラエルとは痛み分けとなった。 この結果、アズラエルは休眠状態となり、ルドラは恵みの力を削ぎ取られ「破壊神シヴァ」となってしまった。&br() 恵みの力と共に過去の記憶をも削がれたシヴァは、己が己である意味を探し放浪するようになる。 シヴァ時の経歴については、シヴァ本人の項を参照。&br() 「ACE」後篇において、リオンの持つ「無限光」の力により、ルドラは本来の力と記憶を取り戻す。 その際、シヴァとなっていた頃の暴走をシモンに謝罪するとともに、シモンへの協力を約束した。&br() 「AfterF」ではゼノンの力により封印されており、物語後半までシモンがルドラの力を使う場面はない。&br() 「FBI」では、恵みの力を持つ古代人「イ=シャナ・ルドラ」の精神が暴風雨神ルドラの前身である事が語られた。&br()&br() ***ランダ 登場作品…「時の冒険者ACE」「時の冒険者AfterF」&br() 神に準ずる存在である魔女。&br() 倒されても再び生まれ変わる力を持ち、これにより善の象徴と終わり無き戦いを続ける事ができる。 また、この力を応用する事で、死した生物の構成要素の一部(遺伝子など)を蘇らせる事も可能 (生物そのものを生き返らせる事ができるかどうかは言及されていない)。&br() 作中に登場する「闇の武器商人」ランダは、ヴィリアムの姉「ソフィア・レーンクヴィスト」がランダに憑依された姿である。 そのため、作中では「魔女」ランダの本体は未登場。&br()&br() ***タナトス 登場作品…「時の冒険者ACE外伝」「時の冒険者AfterF」&br() 死神。「ACE外伝」「AfterF」では本体は未登場だが、ゲーム作品「紅き閃光の黙示録」では本体が登場している。&br() 「ACE外伝」制作秘話によれば、その力は死を司る天使アズラエルに勝り、破壊神シヴァには劣っているという。 しかし「ACE外伝」では憑依先のディエゴとの同調が十分でなかったため、アズラエルが憑依したマジードに敗北を喫している。&br() 後の「AfterF」では、ディエゴはタナトスと同調しており、任意に力を引き出す事も可能となっている。&br()&br() ***ヘーラー 登場作品…「時の冒険者ACE外伝2」(名前のみ)&br() 情報収集能力に長けた神。作中では本体は未登場。&br() 藤堂伊織は、この神の力を有している(伊織に直接ヘーラーが憑依しているのか、伊織の先祖にヘーラーの神懸りがいたのか、どちらであるかは不明)。 そのために伊織は「時空の戒律を乱す存在」に狙われる事となった。&br()&br() ***四神 登場作品…「時の冒険者F」「時の冒険者AfterF」「時の冒険者FBI」(いずれも名前のみ)&br() 玄武、白虎、朱雀、青龍の総称。「1」に登場した妖怪・時空四聖神とは異なり、四神は正真正銘「神」である。 四凶やゼノンは四神を「四凶に劣る存在」であると語っている。&br() 本編ではどの世界に属する存在か明確にされておらず、また作中には未登場。 「時の冒険者大百科」によれば、カオスの世界に存在する神であり、カオスと敵対していたが敗北し滅ぼされてしまったという。&br()&br() ***ブラフマー 登場作品…「時の冒険者AfterF」(名前のみ)&br() 神の一柱。作中では本体は未登場であり、どのような権能を持つ神であるかも語られていない。&br() ヴィリアム・レーンクヴィストはブラフマーの力を有している。直接の神懸りか遺伝による神憑り、どちらであるかは不明。 ブラフマーの力を引き出す事により、ヴィリアムは魔封結界を最大出力で展開する事が可能。&br()&br() #endregion #region(全シリーズに関係する登場人物※ネタバレ注意) ***ミカエル 神に準ずる存在であり、大天使。年齢は不明。身長172cm、体重不明。&br() 善なる存在であり、その性格は慈愛に満ちている。容姿は人間女性に近いが、頭には天使の輪、背中には純白の羽根を持つ。 人間に対する愛情も深いが、ACE外伝2では「世界に介入しすぎた結果、自らの力を受け継いだ者に不幸を与えてしまった」と自身の行いを悔いる場面も見られた。&br() 「聖なる加護の光」と呼ばれる力を持ち、様々な奇跡を起こす事ができる。 ただしミカエル自身が直接戦った場面はなく、単体でどの程度の力を持つのかは不明。&br() ミカエルの力は、神憑りを受けた&bold(){結城亜美}の他、以下の人物にも継承されている。 -&bold(){クレア・スタンフォード}(結城亜美の遺伝子サンプルを使った遺伝子操作により、ミカエルの力を受け継いだ「真の成功体」) -&bold(){クリス・スタンフォード}(クレアと同じ経緯でミカエルの力を受け継いだ「真の成功体」)&br()※黄昏の三闘士はクリスの魔力を元に作られた存在だが、彼らの力とミカエルの力に関連性があるかは不明。 -&bold(){藤原朔弥/藤原朔翔}(藤原宗介のひ孫にあたる双子の兄弟。藤原の配偶者にあたる女性からミカエルの力を受け継いでいる) -&bold(){リオン・ガルシア}(藤原朔弥=ニコラス・ガルシアの息子。父からミカエルの力を受け継いでいる) -&bold(){セラフィナ・フィッツジェラルド}(ギルバート・マックスウェルの隠し子。父の体内で燻っていたミカエルの力を持つ遺伝子を受け継いだと思われる)&br() 「1」では、並行世界の支配を企むサトゥルヌスを止めるようフュージョンから使命を授けられる(実際にフュージョンが命じたのか、「Sの命令」をミカエルが「フュージョンの命令」と勘違いしたのかは不明)。&br() 当初は直接姿を見せず、結城亜美に神憑りして力を与えたり、亜美の意識に直接語り掛ける事で時の冒険者を助けた。 サトゥルヌスとの戦いが終わった後、時の冒険者の前にはじめて姿を現し、これまでの経緯を説明した。 その際は藤原らに深い感謝を示したうえで、亜美の中にまだ自身の力が残留している事を告げ、その力を悪用しないよう亜美に頼んた。&br() 「3」では、サトゥルヌスが消滅し、アカシック・レコードの使者が空位となった場面に登場。 世界の混乱を招いた一因が自分にもあると語り、その贖罪としてアカシック・レコードの使者に自ら立候補し承諾された。&br() 「ACE外伝2」では、藤堂伊織が入院していた病院を訪れ、アカシック・レコードが不正に改竄された痕跡を発見する。 ミカエルはそれを修復しようと試みるが、現れた男(創造主S)から「アカシック・レコードの使者には、記録を書き換える権限がない事」 そして「本来の使者の役割は、アカシック・レコードではなく世界の側を修正する事」であると伝えられる。&br() 創造主Sから「自身の存在を賭して藤堂伊織を蘇生させる事」を(事実上)命令されたミカエルは、伊織、シーラ、そして藤原朔弥の3名を蘇生。 自らの最期の時が近づく中で藤原朔翔に接触し、朔翔と朔弥に助力できなかった事を詫びると共に、彼らのこれからの幸せを願いながら消滅した。&br() 「AfterF」ではミカエル自身は登場していないが、ミカエルの力を持つ人間が一か所に4名も集合している。 セラフィナの戦いぶりを見た伊邪那美は、その力をミカエルのものと判断しているが、伊邪那美とミカエルの関係は不明(サトゥルヌスのように古代人がルーツとなっている神は存在するが、ミカエルがそうであるとは明言されていない)。&br()&br() ***サトゥルヌス 時空を司る神。年齢は不明。身長210cm、体重不明。&br() 頭には二本の角、額には第三の目を持ち、悪魔のような風貌をした巨躯の男。 全並行世界の支配を目論む野心家であり、その際の手駒とするために藤原宗介らに魔力を与え、妖怪との戦いで力を磨かせた。&br() このようにして人間に魔力を与えた事、更にギルバートに神懸りし「時空神の魔力を持つ遺伝子」を世界に遺した事により、 歴史を大きく捻じ曲げた「時の冒険者」の世界における最大のイレギュラー。&br() 「1」では、はじめクロノス五芒星集の一員・&bold(){黄竜}として行動。 しばらくは写し身であるクロノスを使って時の冒険者の育成を行っていたが クロノスが使い物にならないと判断すると、圧倒的な力の差を見せつけた上でクロノスを粛清した。&br() 正体を現したサトゥルヌスはかつての五芒星集、玄武・百虎・朱雀・蒼竜をパワーアップさせた上で「時空四聖神」として再生。 更に、生まれながらに魔力を秘めた人間・徳川家康を自らの居城である時空の狭間に連れ去ってしまう。&br() 時空の狭間の戦いでは、自らの力を家康に与えて神憑りさせる事で新たな時空神を作り、時の冒険者を倒そうと試みた。 しかし、三大武将の働きにより徳川家康が奪還されてしまった事で、逆転のきっかけを失う。 最後には亜美が持つ「聖なる加護の光」の力によって肉体を消滅させられてしまった。&br() 「2」では、時空間をさまよっていたサトゥルヌスの魔力が&bold(){ギルバート・マックスウェル}に憑依。 時空神の神懸りとなったギルバートの魔力は強大であり、時の冒険者を大いに苦しめた。&br() 「3」では、創造主によって再生された後にアカシック・レコードの使者として選定される。 また、ギルバート・マックスウェルを取り込む事で、彼の持つ記憶と力を受け継いでいる。 この経緯により、神憑りの力とアカシック・レコードの使者の力を有しており、その力は「1」の頃とは比較にならない。&br() 使者となったサトゥルヌスは、時の冒険者との直接対決を経て世界を修正することを選択。 しかし、その行為は創造主に「ただの復讐」と判断され、サトゥルヌスは使者としての力と権限を剥奪されてしまう。 更に、創造主の命を受けたアカシック・レコードの使者・&bold(){ゼロ}によって、完全に存在を消滅させられてしまった。&br() サトゥルヌス本人が物語に登場するのは「3」が最後だが、以後もその力を利用する者・受け継ぐ者は登場する。&br() 「ACE」の黒幕、&bold(){魔女ランダ}はギルバートの持つ「時空神の力を持つ遺伝子」を復活させ、後天性遺伝子操作によってその遺伝子を体内に入れる事で時空神の力を自らのものとしている。 また、ランダが使役する魔導兵器「&bold(){ラグナロク}」にもサトゥルヌスの力が組み込まれている。&br() 「ACE外伝」に登場する&bold(){ヴェロニカ・エギン}と&bold(){ヴァレンチナ・エギン}は、技術力によって時空神の力を持つ遺伝子を再現し、後天性遺伝子操作によってその遺伝子を体内に入れる事で「擬似的・真の成功体」と呼ばれる存在になっている。 彼女らが手駒として使う自律戦闘機械「&bold(){オートマトン}」にもこの力が組み込まれている。&br() 「AfterF」に登場する&bold(){サリヴァン・フィッツジェラルド}は、父であるギルバートから時空神の力を受け継いだ神憑りである。&br() 「FBI」では、時空神サトゥルヌスの前身である古代人&bold(){サトゥル=ナリア・クロノス}が登場。 かつて須佐之男命の弟子だったが、同門である&bold(){マハ=カーラ・シヴァ}と&bold(){イ=シャナ・ルドラ}を殺害した罪により破門されている。 その後、彼は里を追放されたが、銃剣リグ・ヴェーダに閉じ込めたシヴァとルドラの精神が持つ「破壊と恵みの力」を使い生き延びていた。&br() FBI本編の時点では、追放された事情を知る者がいなくなっていたため、里へと帰還している。 ゼノンとの接触により並行世界の存在を知ったサトゥル=ナリアは、並行世界を支配する「時空神」となる事を画策。 「四凶」の一部を取り込み力を増す事で三貴神をも圧倒したが、最終的には三貴神の力を受け継いだ伊邪那岐に敗れた。&br() 消滅したサトゥル=ナリアはゼノンによって精神のみが蘇生され、その後「時空神サトゥルヌス」となっている。 前述の経緯により、サトゥル=ナリアは四凶の力を得ているが、サトゥルヌスに四凶の力が受け継がれているかは不明。&br()&br() ***フュージョン 森羅万象の力を司る精神統合体にして「偽の創造主」。&br() 自らを「創造主フュージョン」と語る存在だが、その実態は古代人の精神が寄り集まった精神統合体であり、実際には創造主ではない。 しかし「真の創造主」が直接世界に姿を現すことがなかったためか、ミカエルや伊邪那岐といった、創造主から直接力を与えられた者までがフュージョンを「創造主」と認識していた((ただし、古代人はフュージョンが「同胞たちの精神体が集合して生まれた存在」である事は理解している。))。&br() 「1」から「ACE外伝2」までの作品では、時折登場人物にその存在が言及されるのみであり、本体は未登場。&br() 「F」では、世界を無へと還す計画「ノアの方舟計画」を実行するため、伊邪那岐に指令を下す。 物語の最終局面では「真の創造主」を滅ぼすため、アーチボルド・テスタロッサに自らの力の一部を与えた。 戦いの後、フュージョン本体は別の並行世界へと転移しており、その後の動向は不明。&br()&br() ***創造主S この世界の「真の創造主」。Sとは「F」で名乗った便宜上の名であり、本来は名を持たない存在である。 「3」と「ACE外伝2」では「????」名義で登場している。また、前者では声のみの登場である。&br() 「3」では、歴史を狂わせた「特異点」の排除をアカシック・レコードの使者に命じる。 しかし、最終的には藤原宗介の「世界を守りたい」という意志を認め、世界やSovereign Forceの行く末を見守る事を選んだ。&br() 「ACE外伝2」では、藤原朔弥と藤原朔翔が自身の属する世界から別の並行世界へと転移した場に姿を現す。 ランダの持つ力や動向を見抜いた上で、Sovereign Forceにその打倒を任せ、朔弥と朔翔の到着時期をずらす事で陰ながらSFに助力した。&br() 時空騎士団ACEと時空テロ組織DSの戦いが終結した後、アカシック・レコードの使者であるミカエルに接触。 彼女にアカシック・レコードの使者が持つ権限やその役割、アカシック・トリガーの持つ力について教えた。 更に、自身が何者であるか暗に語った上で、自分自身の存在を賭して藤堂伊織を蘇生するようミカエルに命じた。&br() このようにしてミカエルを排除したのは「使者が不在となった世界を用意する事で、フュージョンが介入しやすい状況を作り出す」ためである。&br() 「F」では、新たなSovereign Forceである双葉刹那に期待をかけており、物語中盤で彼とその仲間に接触、その能力や知識をもって彼らに助力した。 事象確率変動空間の戦いでは、自らの存在を賭して空間の機能を停止させ、時の冒険者の系譜を守った。&br() その後、予め用意していた「自らを救済するフラグ」によって蘇るが、フラグが誤作動してまた消滅。 本当にフラグが誤作動したのか、後述のゼノンが何らかの介入をしたのかは不明。 消滅の際「人類の確信を促す七色の力が揃うとき…この世界は…」と、意味深な言葉を遺していった。&br() 「AfterF」では、ゼノンの消滅に伴い一時的に復活。 Sovereign Forceらを勝利へと導いた「イレギュラー」について解説した。 その後、残された力を時空の彷徨い人たちの帰還と伊邪那美の延命のために費やし、都合三度目の消滅を迎えた。&br() 「FBI」では、本人は未登場だが、ゼノンの復活を予測した上で「SFの七色の力」と「時空を司る力」を伊邪那岐に預けていた。&br()&br() ***ゼノン 創造主Sによって生み出された、矛盾の力を司る存在「アカシック・パラドクサー」。 容姿は創造主Sと瓜二つだが、これが創造主Sとゼノン、どちらの意向によるものかは不明。&br() 本来は創造主が危機に陥った時に発動する「救済措置」の装置として生み出された存在。 しかし現在は創造主の手を離れ、創造主をも凌駕する力を身に着けている。 初登場した時は関西弁なうえ軽い口調で話していたが、再登場時には普通に話すようになっていた。この変化については作中で言及されていない。 世界を何億何兆回と輪廻させている張本人でもあり、創造主すらこの止まらない輪廻から逃れる事は許されていない。 何兆と繰り返されてきた輪廻の中でSovereign Forceらがどこまで自身に対抗できるのかを楽しんできた。&br() 「AfterF」では、はじめ双葉刹那を事象確率変動空間へと拉致。 更にルパート・ケアード、アルフォンソ・ロンバルディ、四凶らを自らの手駒として強化・洗脳し、 刹那の仲間たちが彼らと戦い傷付く様を刹那に見せつけ楽しんだ。&br() 刹那に脱出された後は「パラドックス因子」が目覚め、自身のメッセンジャーと化した伊邪那美を介して刹那たちと接触していた。 彼らが事象確率変動空間に到達し、伊邪那美をも正気に引き戻した後、ついに時の冒険者の系譜の前に姿を現す。&br() 絶大な力をもって時の冒険者の系譜を圧倒したが、ヴィリアムに自身の力の一部を奪われ、それを「融合」に利用されてしまう。 真なる姿を開放する事で融合した刹那たちに対抗するが、あえなく敗れた。&br() 「FBI」では、数億年前に一部の古代人たちと接触し、様々な工作を行っていた事が判明する (サトゥル=ナリアに並行世界の知識を与える、伊邪那美にパラドックス因子を植えつける、  伊邪那岐に宿った天照と月読の精神を伊邪那岐から切り離すなど)。 #endregion #endregion #areaedit(end) #areaedit() #region(用語集) #region(主要用語) :時の冒険者|神から魔力を与えられた人間たちの事。および、魔力を持つ人間たちで結成された部隊の事。 :時の冒険者の系譜|遺伝子操作によって魔力を持った人間の事。後述の「精神的成功体」とほぼ同義。 ただし「時の冒険者の系譜」には、遺伝子操作を受けた訳ではない「時の冒険者」たちの事も含む場合がある。 また「F」の頃からは「Sovereign Forceとその仲間」程度の意味合いで使われる事も多い。 :時の冒険者の証|時の術者が藤原宗介に渡した道具。現世と時空の神殿を行き来するために使われる。 「ACE」では、クラウディオが証に蓄えられた時の冒険者の魔力を用いて「旗艦メシア」を飛行させている。 「ACE外伝2」では、この証を使い、藤原朔弥と藤原朔翔が並行世界へと転移している。 :神/神に準ずる存在|創造主から直接力(魔力)を与えられた存在。 基本的には、神に準ずる存在よりも神の方が高い力を持っている。 :神憑り|神または神に準ずる存在の力を人間に宿す行為。また、神の力を宿した人間自体の事も「神憑り」と呼ぶ。 神憑りを受けた人間が持つ力は、神単体が本来持つ力の数倍にも相当する。 :精神的成功体|遺伝子操作によって魔力を持った人間の事。 「ACE」の時代では、能力の高い者を「優性精神的成功体」、低い者を「劣性精神的成功体」と呼ぶようになっている。 :肉体的成功体|遺伝子操作によって、常人の数倍の身体能力を得た人間の事。 「ACE」の時代では、能力の高い者を「優性肉体的成功体」、低い者を「劣性肉体的成功体」と呼ぶようになっている。 :Sovereign Force(ソヴリンフォース)|創造主によってつくられた「人類の革新を促す存在」となる人間の事。劇中では「SF」と表記される場合もある。 :絆の力|仲間の魔力を収束させ、莫大な魔力を一時的に扱うことができる能力。Sovereign Forceのみが持つ力。 :アカシック・レコード|創造主によって記された記録。通常であれば、世界はここに記録された通りの歴史を辿る。 何らかの理由によりアカシック・レコードの枷から外れた存在は「特異点」「イレギュラー」と呼ばれる。 :精神統合体フュージョン|無数の意志と意志とが集合して形成された存在。森羅万象の力を有しており「創造主フュージョン」とも呼ばれる。 「時の冒険者F」でそのルーツ・正体が判明した。 :名前|「時の冒険者」の世界では、人が持つ名は創造主によって定められるものであり「生き様を現す記号」とされている。 例…「SF」のイニシャルを持つ人間は、上述の「Sovereign Force」として創造主に力を与えられた人間である。 #endregion #region(第1シリーズ(黎明期シリーズ)の用語) ***時の冒険者 ~荒ぶる時代の波を越えて~ :クロノス五芒星集|妖怪の総帥&bold(){クロノス}の部下の中でも、特に高い力を持つ5名(&bold(){玄武・百虎・朱雀・蒼竜・黄竜})の総称。 それぞれが、五行における水・金・火・木・土の力を司る。5名の中では、黄竜が飛び抜けた実力を持つとされる。 :時空四聖神|五芒星集から黄竜を除いた四名の総称。「時の冒険者」では、サトゥルヌスに復活させられた四名がこの名を「与えられた」かのような描写だったが、 「F」以降の作品では、元々サトゥルヌスが時空四聖神を「創造した」と語られている。 :三大武将|江戸時代に活躍した三人の武将、&bold(){織田信長・豊臣秀吉・武田信玄}の総称。 三名とも&bold(){徳川家康}の従者であり、彼に忠誠を誓っている。三位一体の連携抜刀術「三重抜刀の陣」を得意とする。 後に、成長した徳川家康が武将として名を轟かすようになると、彼を含め「四大武将」と呼ばれるようになった。 ***時の冒険者2 ~未来への鍵~ :黄昏の三闘士|&bold(){ブラック・ジョーカー}と呼ばれる男に率いられる三名の怪人、&bold(){ヴラド公爵、ジャック・ザ・リッパー、マーム}の総称。 :AOT(Adventurer of The Time)|「時の冒険者2」の時代(西暦3000年頃)のアメリカに設立された秘密特務部隊。 司令部、実働部、諜報部の三つの部署で構成された組織であり、司令部の長である&bold(){ジョージ・グラント}中将が全体の指揮を執る。 :真の成功体|遺伝子操作によって神の力を得た人間の事。「遺伝子操作の完全体」と呼ばれる場合もある。 :失敗体|遺伝子操作を受けたが、精神的成功体・肉体的成功体・真の成功体のいずれにもなれなかった人間の事。 :ブラッディーキャッスル|ギルバートが時空神の力を使い召喚した浮遊城。後の「F」では、ヴァルハラと同一の建物である事が判明した。 ***時の冒険者3 ~愛は惜しみなく与う~ :アカシック・レコードの使者|創造主の眷属であり、世界の調停者。その力と権限は神をも上回る。 アカシック・レコードと世界との間に「ズレ」が生じた際、世界の修正を行う役割を持つ。 使者はアカシック・レコードにアクセスする権限を持つが、レコードを書き換える権限は持たない。 :時空三魔王|アカシック・レコードの使者によって再生された、玄武・百虎・蒼竜の総称。命名は蒼竜。 必殺技は三人で連携して放つ「龍青金剛水刃陣」。 :時空の死刑執行人|アカシック・レコードの使者によって再生された時空三魔王と黄昏の三闘士、合計六名の総称。命名はやっぱり蒼竜。 必殺技は全員で連携して放つ「エグゼキューター・ディメンジョン」。 #endregion #region(第2シリーズ(時空破戒の乱シリーズ)の用語) :AOT|「2」に登場したAOTと同一の組織。ACEの時代では世界を統括する組織に成長しており、世界各地に支部が存在する。 基本的に精神的成功体のみが属する組織だが、管理職には魔力を持たない人間であっても就任する事が可能。 :レジスタンス組織ACE|AOT代表暗殺事件の罪を着せられ、AOTを追放された&bold(){シモン・フェルナンデス}とその仲間たちが結成した組織。 代表暗殺事件の真犯人であり、新たな代表としてAOTを牛耳るようになった&bold(){ランダ}の打倒を目標に掲げている。 ACEとは「After Century's Epic」の略称。 :時空テロ組織ディメンジョン・シフター|&bold(){朱元璋}と呼ばれる少年が総司令を務める組織。全並行世界の支配を最終目標としている。「時空テロ組織DS」と表記される事もある。 朱元璋と直属の部下数名のみで構成される組織だが、構成員のほとんどは神憑りであり、非常に高い実力を持つ。 本拠地は浮遊城「ヴァルハラ」。 :時空騎士団ACE|時空テロ組織DSの襲撃によって崩壊したAOT本部の生き残りと、レジスタンス組織ACEの構成員だった者たちが合流した組織。 シモン・フェルナンデスが提督として全軍を率い、時空テロ組織DSと戦った。 :ネイキッド|遺伝子操作を受けずに生まれてきた人間の事。 :銃剣リグ・ヴェーダ|シモン・フェルナンデスの愛用する武器で、父の形見。ある事情により「シヴァ」という名の破壊神が宿っている。 「FBI」では、サトゥル=ナリア・クロノスが同名の武器を所持しているが、シモンのリグ・ヴェーダと同一のものかは不明。 :旗艦メシア|レジスタンス組織ACEが所有する船。船舶としての機能に加え、クラウディオによって密かに飛行機能が搭載されていた。 :ラグナロク|ランダが並行世界の技術を集約して作り上げた魔導兵器。負の感情を喰らう事で成長する。 桁外れの攻撃力・耐久力を誇り、神の力を持たない人間では対峙することさえ困難。 :アカシック・トリガー|運命に抗う力「アカシック・ブレイカー」を扱う事ができる人間が持つ称号。 創造主によって選ばれた人間、あるいはアカシック・レコードの枷から外れた人間のみがトリガーとなる資格を持つ。 :アカシック・ブレイカー|運命に抗う力、より正確に表現すると「アカシック・レコードを書き換える力」を持つ存在。 射手となる「トリガー」、弾丸となる「ブレット」と三位一体となる事ではじめてその真価を発揮する。 :ブレット|アカシック・ブレイカーに込める弾丸であり、神の力。 あくまでも神の力であり、これ自体はアカシック・レコードに関係した力ではないため「アカシック・ブレット」とは呼ばれない。 :魔封結界|魔力を封印する結界。強力な使い手が結界を展開した場合、神の力をも封印する事が可能。 特定の人物が持つ力を封印する(術者が離れても効果は持続する)、魔力を持つ者の脱出を防ぐ結界を展開するなど、応用範囲は広い。 #endregion #region(第3シリーズ(Fシリーズ)の用語) ***時の冒険者F 融合という名の新境地 :夢幻世界ジェネシス|アストラル界に形成された世界。現実世界とは隔絶されている。 :心象体|夢幻世界の住人の別称。現実世界の人間の「無意識」から生まれた存在。 一人の心象体に対して、現実世界には必ず一人「実体」にあたる人間が存在する。 :古代人|かつて創造主から直接力(魔力)を与えられた存在。「時の冒険者」から数億年前の世界に生きた人類。 四凶と呼ばれる悪神との戦いでほぼ絶滅し、生存者もほとんどが肉体を捨てて精神体となる事を選んだ。 現代では、古代人の持つ力は「神の力」と呼称される。 :ノアの方舟計画|「人類の種の保存」を目的とした計画。 古代人マハ=カーラ・シヴァ、イ=シャナ・ルドラ、サトゥル=ナリア・クロノスらは、この計画を遂行しようと考えていた。 しかし、三人の中の生き残りであるサトゥル=ナリアが真のノアの方舟計画について知ったため、計画は実行されなかった。 :真のノアの方舟計画|「世界を無に還す」計画。「時の冒険者F」で、伊邪那岐はこの計画を実行しようとした。 「真のノアの方舟計画」について知る者は少なく、ゼノン、四凶、四凶と戦った三貴神、ゼノンから情報を得たサトゥル=ナリア、 三貴神と融合した伊邪那岐、アカシック・レコードにアクセスしたアーチボルドなどごく一部に限られる。 「時の冒険者F」でアーチボルドが実行しようとした計画の名も「真のノアの方舟計画」だが、 こちらは「フュージョンの力を用いて真の創造主を滅ぼした後、自分自身が新たな創造主となる」という計画である。 「After F」ではゼノンが「真のノアの方舟計画」の発動を試みる。こちらは世界を終焉させた後、 新たに世界を輪廻させるという計画である(この「輪廻」は、本編以前の過去に数兆回にわたって繰り返されている)。 :創造主S|現実世界と夢幻世界が交差した「新境地(フロンティア)」に現れた謎の男。「真の創造主」とも呼ばれる。 本来は名前を持たない存在であり「S」は便宜上の名前にすぎない。 初登場は「ACE外伝2」だが、その時点では「????」とクレジットされていた。 :事象確率変動空間|あらゆる事象の起こる確率がゼロに収束していく空間。 この空間に長く留まり続けた人間は「この世に存在する確率」がゼロに収束し、消滅する(正確に言えば「初めから存在していなかった」事になる) ただし、アカシック・レコードの枷から外れた者はこの空間の影響を受けない。 ***時の冒険者After F 去りし記録のパラドックス :アカシック・パラドクサー|矛盾の力を司る存在、ゼノンの事。 元々は創造主が危機に陥った際に発動する「救済措置」だったが、現在は創造主をも凌駕する存在となっている。 パラドクサーはメッセンジャーを除けばゼノン一人だけのはずだが、ゼノンは時々「我々」と複数形の一人称を使う。何故かは不明。 :まつろわぬ怨霊|創造主によって集められた「不要になった人間」の負の念が集積した存在。 怨霊に取り憑かれた者は力が本来の数十倍にまで増幅するが、同時にゼノンの眷属と化してしまう。 :時空の彷徨い人|何らかの力によって、異なる世界・時代から「時の冒険者F」の世界に呼び寄せられた者たちの総称。 「時空の彷徨い人」と書いて「ゲスト」と読む。 : 忌憶の世界|アカシック・パラドクサーによる幻術のようなもの。かかった者は自身のこれまでに関わる何かによって死に直面したり戦ったりする。 ランダ(の幻影)曰く「迷い込んだ者の精神を蝕み、崩壊し、身が朽ち逝き、輪廻を迎えるまで続く無限獄」 :超精神統合体アカシックソヴリンフォース|Sovereign Forceとその仲間たち13名がヴィリアムが奪ったゼノンの力によって融合した姿。 その姿は緑色の光を纏っている時空神サトゥルヌスである。 その全長は3兆光年で、ゼノンの「アカシック・ビッグバン・バースト」を吸収した時は5兆光年を越えている。 :超アカシックパラドクサーゼノン|ゼノンがアカシックソヴリンフォースを見て本気の戦いができると高揚し矛盾の力を最大限活用して実体化させた姿。 その姿は紫色の光を纏っているクロノス。 アカシックソヴリンフォースの姿がサトゥルヌスであることは作中で言及されていたが、こちらはされていない。 その全長は3.5兆光年で、最終的には4兆光年に達していた。 ***時の冒険者F Burst of Illusion 幻想を破りしモノ。 :仙術|古代人が編み出した、魔術の中でも最上級に値する高等な呪術。 これを体得した者は「仙術使い」と呼ばれる存在となり、不老の身体を得る。ただし不死ではなく、寿命による死を避ける事もできない。 :伝説の三貴神|古代人、&bold(){建速須佐之男命・天照大御神・月読命}の総称。 三名とも仙術使いであり、その力を用いて悪神・四凶を封印した。 #endregion #endregion #areaedit(end) #areaedit() #region(技一覧(第1シリーズ)) ***時の冒険者とその協力者の技 :連携攻撃|時の冒険者たちが複数人で繰り出す攻撃。何をどう連携しているのかは特に描かれない。 -「時の冒険者」2話では、藤原と亜美が連携して玄武を攻撃。玄武にトドメを刺した。 -「時の冒険者」4話では、明日香と麗子が連携して朱雀ドールを攻撃。朱雀ドールを一撃で倒した。&br()シリーズ初のワンパンだが、正式に言うとツーパンかもしれない。 -同じく「時の冒険者」4話では、藤原と亜美が連携して朱雀を攻撃。&br()この攻撃によって朱雀は戦闘を続行できなくなるほどのダメージを受けたが、死には至っていない。 -「時の冒険者」5話では藤原と麗子が連携して蒼竜を攻撃。&br()蒼竜に大ダメージを与えたが、蒼竜はその直後にくだらぬ茶番をする程度の体力が残っていた。 -「時の冒険者2」6話では、藤原と亜美が連携してブラック・ジョーカー(クリス・スタンフォード)を攻撃。&br()彼の面を破壊し、洗脳状態を解く事に成功した(藤原たちは洗脳の事実を知らなかったため、これは意図した結果ではない)。 :紅龍火焔嵐(こうりゅうかえんらん)|藤原宗介の必殺技。属性は火。 -「時の冒険者」3話では、百虎に対して使用。百虎を倒す決定打となった。 :金牙獣覇斬(きんがじゅうはざん)|藤原宗介の必殺技。属性は金。 -「時の冒険者」5話ではアンデッドナイトに対して使用し、一撃でアンデッドナイトを撃破した。 :奥義・驚天動地|藤原宗介が絆の力を用いて発動する奥義。 -「時の冒険者」7話では、亜美・明日香・麗子・優樹菜・雛子の力を借りて発動させている。&br()この攻撃によりクロノスを撃破し、彼の自爆による世界の崩壊を防いだ。 :最終奥義『國士無双』|藤原宗介が絆の力を用いて発動する奥義。&br()名前は違うが、技の原理は「驚天動地」と同じ。威力に関しては國士無双の方が勝っている。 -「時の冒険者」最終話では、亜美・明日香・麗子・優樹菜・雛子の力を借りて発動させている。&br()この時は時空神サトゥルヌスに大ダメージを与えたが、サトゥルヌスを撃破する事はできなかった(「時の冒険者」の世界では、神を滅ぼす為には神またはそれ以上の力を用いる事が必須とされている)。 -「時の冒険者2」最終話では、クレア・モニカ・イザベルの力を借りて発動させている(技名の呼称はなし)。&br()ギルバートに対して放ったが、時空神の神懸りであるギルバートには痛みを与える事すらできなかった。 :フリュイ|結城亜美が使用する回復魔法。 -「時の冒険者」3話では、藤原に対して使用。金剛滅却弾によるダメージを回復した。 -「時の冒険者」6話でも使用したが、この時は亜美の魔力が低下していた為、不発となった。 :ジュピター|結城亜美が使用する木属性の魔法。 -「時の冒険者」最終話では、雛子のヴィーナスと共にサトゥルヌスに放ったが、さしたるダメージとはならなかった。 :聖なる加護の光|結城亜美やクレア・スタンフォードが使える力。大元となっているのは「大天使ミカエル」の力である。 -初使用は「時の冒険者」6話。「聖なる加護の光」は同話のタイトルにもなっている。&br()この時は、ヤマタノオロチを一瞬で消滅させつつ、致命的なダメージを負った藤原たちを全快させた。 -「時の冒険者」7話では、クロノスの必殺技・デストリュクスィオンから仲間を守るために使用。 デストリュクスィオンを打ち消すと同時に、クロノスの持つ力を低下させた。 -「時の冒険者」最終話では朱雀の傷を癒し、同時に人間として転生させた。&br()同話ではサトゥルヌスに対しても使用。サトゥルヌスの肉体を消滅させ、時の冒険者に勝利をもたらした。 :サターン|深瀬明日香が使用する土属性の魔法。 -「時の冒険者」7話では、麗子のマーズと共にクロノスに放ったが、ほとんどダメージはなかった。 :ヴォルカン|二階堂麗子が使用する火属性の魔法。威力は紅龍火焔嵐やマーズに劣る。 -「時の冒険者」3話では百虎に対して使用。大ダメージを与える事に成功したが、決定打とはならなかった。 :マーズ|二階堂麗子が使用する火属性の魔法。威力はヴォルカンを上回る。 -「時の冒険者」7話では、明日香のサターンと共にクロノスに放ったが、ほとんどダメージはなかった。 :マーキュリー|横山優樹菜が使用する水属性の魔法。 -「時の冒険者」4話では朱雀の烈火紅蓮之舞に対抗して使用。烈火紅蓮之舞と相殺した。 -「時の冒険者」7話では、雛子のヴィーナスと共にクロノスに放ったが、ほとんどダメージはなかった。 :プリュイ|横山優樹菜が使用する回復魔法。 -「時の冒険者」最終話では、サトゥルヌスのオーレル・ディウーで受けた傷を癒した。&br()人間が使う「魔法」で、複数人を同時に回復したのはシリーズ通してもこのプリュイのみ。 :ヴィーナス|綾小路雛子が使用する金属性の魔法。 -「時の冒険者」5話では、蒼竜の龍青嶽塵波に対して使用し、相殺した。 -「時の冒険者」7話では、優樹菜のマーキュリーと共にクロノスに放ったが、ほとんどダメージはなかった。 -「時の冒険者」最終話では、亜美のジュピターと共にサトゥルヌスに放ったが、この時もさしたるダメージとはならなかった。 :治癒魔法(仮)|クレア・スタンフォードが行使する癒しの力。特に名称はない(クレアは自身の力を「魔力」と認識していなかったため、単に「力」とだけ呼んでいた)。 -「時の冒険者2」1話では、ヴラドの攻撃を受け傷を負ったオルガをこの力で回復させた。 -「時の冒険者2」3話では、ジャック・ザ・リッパーに背後から吸収されたイザベルの傷をこの力で治した。 :炎系魔法|イザベル・クリーブランドが使用する魔法。特に名称はない。 -「時の冒険者2」3話では、藤原に攻撃を弾かれ隙を晒したジャック・ザ・リッパーにこの魔法をぶつけ、トドメを刺した。 :三重抜刀の陣(みえばっとうのじん)|三大武将が得意とする連携攻撃。 -「時の冒険者」最終話では朱雀に対して使用。一瞬で朱雀に大ダメージを与えた。&br()同話では蒼竜に対しても使用しているが、直接の描写はない。 ***妖怪/怪人の技 :体の自由を奪う技|百虎が使用する、相手の体の自由を奪う技。正式名称は不明。 「敵が初めて使用した必殺技」であり、「グワァァァァァァッ!!」という台詞を初めて引き出した技でもある。 -「時の冒険者」3話では、麗子に対して使用した。戦闘中にこの技を使う事はなかった。 :金剛滅却弾(こんごうめっきゃくだん)|百虎の必殺技。属性は金。 -「時の冒険者」3話では、藤原宗介に対して使用。&br()藤原に大ダメージを与えたが、直後に亜美のフリュイによって回復された。 :烈火紅蓮之舞(れっかぐれんのまい)|朱雀の必殺技。属性は火。 -「時の冒険者」4話では藤原らに対して使用したが、優樹菜のマーキュリーによって相殺された。 :龍青嶽塵波(りゅうせいがくじんは)|蒼竜の必殺技。属性は木。 -「時の冒険者」5話では藤原らに対して使用したが、雛子のヴィーナスによって相殺された。 :呪縛|アンデッドナイトの技。相手の体を動けなくする。 -「時の冒険者」5話では藤原と麗子に使用したが、藤原には気合で解除された。 :ヤマタノオロチの攻撃|特に名前はない通常攻撃だが、圧倒的な威力を持つ。 -「時の冒険者」6話では、明日香・麗子・優樹菜・雛子に一撃で致命的なダメージを与えた。&br()更に、藤原宗介を攻撃した際には「4人以上のダメージ」を与えた。&br()致命的なダメージ以上のダメージを負っても死なない藤原の頑丈さは、特筆すべきものがある。 :デストリュクスィオン|クロノスの必殺技。属性は不明。 -「時の冒険者」7話では、時の冒険者たちに向けて放ったが、亜美の聖なる加護の光に阻まれた。 -「時の冒険者」9話ではサトゥルヌスに向けて放ったが、一切ダメージを与えられなかった。 :自爆|クロノスの必殺技? -「時の冒険者」7話にて、ヤケになったクロノスが世界を滅ぼすために自爆しようとした。&br()実際に自爆するよりも前に「驚天動地」によってクロノスが倒されたため、正確な威力は不明。 :金縛りにする魔法|クロノスの魔法。正式名称不明。 この魔法をくらった者は、体がしびれて動けなくなる。 -「時の冒険者」9話では、藤原に対して使用。この技をくらって動けなくなった藤原を、クロノスは人質とした。 :黄玉聖魔放神(おうぎょくせいまほうじん)|黄竜(サトゥルヌス)の必殺技。属性は金。 -「時の冒険者」9話ではクロノスに対して使用。クロノスを一撃で葬った。 :オーレル・ディウー|時空神サトゥルヌスの必殺技。設定上は、サトゥルヌスの力を持つ神憑りや真の成功体も使用できる。 ただし、実際に使用したのはサトゥルヌスと、擬似的・真の成功体であるエギン姉妹のみ。 -「時の冒険者」最終話ではサトゥルヌスが使用。藤原、亜美、優樹菜、雛子にダメージを与えた。&br()しかし、直後に優樹菜の回復魔法プリュイによってダメージを相殺された。 :ブラック・ジョーカーの魔法|敵の動きを封じる魔法。それと同時に、相手に苦痛をも与える。正式名称は不明。 -「時の冒険者2」6話では、藤原、モニカ、イザベルの動きを封じたが、亜美の「聖なる加護の光」によって解除された。 :デルタ・アタック|黄昏の三闘士の究極魔術。各々が魔法を唱える事で発動する。 -「時の冒険者2」最終話では、フィルモア、クレア、モニカ、イザベル、シーラに多大なダメージを与えた。&br()しかし、二発目を放とうとした際には、クリス・スタンフォードによって発動を封じられた(黄昏の三闘士はクリスの魔力を元に作られた存在であるため、クリスは三闘士の力を抑制する事ができる)。 #endregion #areaedit() #region(断末魔一覧) #region(第1シリーズ) #image(dan001.jpg) #image(dan002.jpg) 「時の冒険者」第二話「空手部主将は女!?」より 死因…藤原と亜美の連携攻撃&br()&br() #image(dan003.jpg) 「時の冒険者」第三話「運命の再会」より 死因…藤原の必殺技「紅龍火焔嵐」&br()&br() #image(dan004.jpg) 「時の冒険者」第四話「宿敵の美女転校生」より 死因…明日香と麗子の連携攻撃 ※名前欄は「朱雀?」となっているが、これは朱雀ドールが時の冒険者をかく乱するために「朱雀」と名乗ったためであり、実際に倒されているのは朱雀ドール。&br()&br() #image(dan005.jpg) 「時の冒険者」第四話「宿敵の美女転校生」より 死因…クロノスの力(詳細不明)&br()&br() #image(dan006.jpg) 「時の冒険者」第五話「絶望の夢」より 死因…藤原の必殺技「金牙獣覇斬」&br()&br() #image(dan007.jpg) 「時の冒険者」第五話「絶望の夢」より 死因…クロノスの力(詳細不明)&br()&br() #image(dan008.jpg) 「時の冒険者」第七話「迫り来る恐怖」より 死因…藤原の奥義「驚天動地」&br()&br() #image(dan009.jpg) 「時の冒険者」第九話「敵は時空の神!?」より 死因…黄竜の奥義「黄玉聖魔放神」 ※クロノスは藤原に倒された後に蘇っているが、また殺された。&br()&br() #image(dan010.jpg) 「時の冒険者」最終話「俺たちは生きている!!」より 死因…聖なる加護の光&br()&br() #image(dan011.jpg) 「時の冒険者2」Phase.2「姉のいない夏」より 死因…モニカの力(詳細不明)&br()&br() #image(dan012.jpg) 「時の冒険者2」Phase.3「悪魔のくちづけ」より 死因…イザベルの炎系魔法&br()&br() #image(dan013.jpg) 「時の冒険者2」Phase.3「悪魔のくちづけ」より 死因…ギルバートが撃った弾丸 ※正確には断末魔ではなく、この台詞を言った直後に銃殺されている。&br()&br() #image(dan014.jpg) 「時の冒険者2」Phase.4「愛のエチュード」より 死因…聖なる加護の光&br()&br() #image(dan015.jpg) #image(dan016.jpg) 「時の冒険者2」Final Phase「未来への鍵」より 死因…ギルバートが撃った弾丸&br()&br() #image(dan017.jpg) 「時の冒険者2」Final Phase「未来への鍵」より 死因?…クリスと共に時空の狭間へと転移 ※実際にはこの時に死んだ訳ではないが、作中で確認できる生前のギルバートの最後の台詞はこれ。&br()&br() #image(dan018.jpg) #image(dan019.jpg) 「時の冒険者3」第四幕「歪みし空間」より 死因…限界を超えた力の使用 ※フィルモア、モニカ、イザベルを脱出させるため、クリスは命を懸けて未来世界と次元の狭間を繋ぐゲートを開いた。&br()&br() #image(dan020.jpg) #image(dan021.jpg) #image(dan022.jpg) 「時の冒険者3」第八幕「宣戦布告」より 死因…明日香と麗子の連携攻撃&br()&br() #image(dan023.jpg) #image(dan024.jpg) #image(dan025.jpg) #image(dan026.jpg) 「時の冒険者3」第八幕「宣戦布告」より 死因…藤原を中心として、時代の壁を越えて築いた「絆の力」&br() 「時の冒険者」最終話の玄武・百虎(正確な死因は不明・戦った相手は明日香・麗子) 「時の冒険者」最終話の蒼竜(正確な死因は不明・戦った相手は明日香・麗子・三大武将) 「時の冒険者2」Final Phaseの黄昏の三闘士(死因・クリスとの戦闘) 「時の冒険者3」第八幕の黄昏の三闘士(死因・三大武将の連携抜刀術「三重抜刀の陣」) 「時の冒険者3」最終幕のサトゥルヌス(死因・ゼロの不思議な力)は断末魔の描写なし。&br()&br() #endregion #region(第2シリーズ) #image(dan027.jpg) 「ACE」Page4「犠牲 -victim-」より 死因…魔導兵器ラグナロクの攻撃 ※実際には瀕死の重傷を負いながらも生存しているが、Page13で生存が確認されるまで、作中では「死亡」したものと考えられていた。&br()&br() #image(dan028.jpg) #image(dan029.jpg) #image(dan030.jpg) #image(dan031.jpg) 「ACE」Page7「洗脳 -brainwash-」より 死因…自刃 ※「断末魔」というより「遺言」なので、全文はもっと長い。&br()&br() #image(dan032.jpg) 「ACE」Page8「奪還 -recapture-」より 死因…ヴィリアムの攻撃&br()&br() #image(dan033.jpg) 「ACE」Page9「追憶 -recollection-」より 死因…破壊神シヴァに憑依され暴走したシモンの攻撃&br()&br() #image(dan034.jpg) #image(dan035.jpg) 「ACE」Page12「会戦 -engage-」より 死因…秋月望愛に擬態した次元蟲の攻撃(次元蟲を操っていたのは朱元璋)&br()&br() #image(dan036.jpg) 「ACE」Page13「鎮魂歌 -requiem-」より 死因…「無限光(アイン・ソフ・オウル)」に目覚めたリオンの攻撃&br()&br() #image(dan037.jpg) 「ACE」Page14「小夜曲 -serenade-」より 死因…アカシック・トリガーとして完全覚醒したシモンの攻撃&br()&br() #image(dan038.jpg) 「ACE」Last Page「終楽章 -finale-」より 死因…ランダの攻撃&br()&br() #image(dan039.jpg) 「ACE」Last Page「終楽章 -finale-」より 死因…暴風雨神ルドラの「破壊の力」を最大限に引き出したシモンの攻撃&br()&br() #image(dan040.jpg) #image(dan041.jpg) #image(dan042.jpg) #image(dan043.jpg) 「ACE外伝」Last Page「覚醒 -revival-」より 死因…ヴェロニカの攻撃&br()&br() #image(dan044.jpg) #image(dan045.jpg) #image(dan046.jpg) 「ACE外伝」Last Page「覚醒 -revival-」より 死因…ヴェロニカの攻撃&br()&br() #image(dan047.jpg) 「ACE外伝」Last Page「覚醒 -revival-」より 死因…ヴァレンチナの攻撃&br()&br() #image(dan048.jpg) 「ACE外伝」Last Page「覚醒 -revival-」より 死因…タナトスに憑依されたディエゴの攻撃&br()&br() #image(dan049.jpg) 「ACE外伝」Last Page「覚醒 -revival-」より 死因…アズラエル(マジード)の攻撃&br()&br() #image(dan050.jpg) 「ACE外伝」Last Page「覚醒 -revival-」より 死因…アズラエル(マジード)の攻撃&br()&br() #image(dan051.jpg) #image(dan052.jpg) #image(dan053.jpg) 「ACE外伝2」Page.2「終焉の始まり -beginning of the end-」より 死因…次元蟲の攻撃&br()&br() #image(dan054.jpg) #image(dan055.jpg) 「ACE外伝2」Page.4「異郷の地 -place of parallel universe-」より 死因…「無限光(アイン・ソフ・オウル)」に目覚めたリオンの攻撃 ※イライザとして死亡した「後」、ミカエルの力により一瞬だけ元の姿を取り戻した際に朔翔と交わした会話。&br()&br() #image(dan056.jpg) #image(dan057.jpg) 「ACE外伝2」Last Page「愛のカタチ -sign of affection-」より 死因…自身の命を懸けて伊織、朔弥、シーラを蘇生させたため&br() 「ACE」Page.2の秋月正樹(死因・ランダの攻撃) 「ACE」Page10のAOT本部小隊員たち(死因・次元蟲の攻撃) 「ACE外伝」Last Pageのミレーヌ・ル・ヴォー(死因・ヴェロニカの攻撃)は断末魔の描写なし。&br()&br() #endregion #region(第3シリーズ) #image(dan058.jpg) 「時の冒険者F」Stage.15「欲望 -Desire-」より 死因…絆の力を使い、刹那が放った一撃&br()&br() #image(dan059.jpg) #image(dan060.jpg) 「時の冒険者F」Stage Final「新境地 -Frontier-」より 死因…心象体たちを顕現、および事象確率変動空間の機能を停止させた事で力を使い果たしたため&br()&br() #image(dan061.jpg) 「時の冒険者F」Stage Final「新境地 -Frontier-」より 死因…刹那とアルを中心とした「想いの力」による一撃&br()&br() #image(dan062.jpg) #image(dan063.jpg) 「時の冒険者F」Stage Final「新境地 -Frontier-」より 死因…救済措置(復活のフラグ)の誤作動 ※アーチボルド撃破後に、予め用意していたフラグにより一時的に復活→誤作動で消滅という流れ。&br()&br() #image(dan064.jpg) #image(dan065.jpg) #image(dan066.jpg) 「After F」第9話「残りの敵は全て俺がやる!!」より 死因…一時的に力を覚醒させた刹那の攻撃 ※ゼノンは実際にはここでは死なず、生き延びている。&br()&br() #image(dan067.jpg) 「After F」第13話「須佐之男をお前に託す」より 死因…二人の伊邪那美の攻撃 ※忌憶の世界での疑似的な死亡体験であり、実際には死亡していない。&br()&br() #image(dan068.jpg) 「After F」第13話「須佐之男をお前に託す」より 死因…クレアに刺された ※忌憶の世界での疑似的な死亡体験であり、実際には死亡していない。&br()&br() #image(dan069.jpg) 「After F」第13話「須佐之男をお前に託す」より 死因…ヴィリアムの攻撃 ※このランダは、ヴィリアムの忌憶の世界に出現した幻影。&br()&br() #image(dan070.jpg) 「After F」第14話「お前を助けたいんだァァァァッ!!」より 死因…ゼノンの必殺技「アカシック・ビッグバン・バースト」&br()&br() #image(dan071.jpg) #image(dan072.jpg) 「After F」最終話「無限の闇を光に変えて」より 死因…アカシックソヴリンフォースの必殺技「超アカシック・ブレイカー」フルオーバードライブの直撃 ※後の「FBI」で、伊邪那美の体に入り込み、辛くも生存していた事が判明。&br()&br() #image(dan073.jpg) 「After F」最終話「無限の闇を光に変えて」より 死因…力を使い果たした? ※Sはゼノンが消滅したことにより一時的に復活。その際、残る力を伊邪那美の延命と時空の彷徨い人の送還に費やしている。&br()&br() #image(dan074.jpg) #image(dan075.jpg) 「After F」最終話「無限の闇を光に変えて」より 死因…ゼノンに埋め込まれた「パラドックス因子」の力によって消滅 ※後の「FBI」で、体内に潜んでいたゼノンが「消滅したように見せかけていた」事が判明。&br()&br() #image(dan076.jpg) 「After F」第4話「伝説の先にあるモノ」より 死因…伊邪那岐と伊邪那美の攻撃 ※サトゥル=ナリア・クロノスの精神は後にゼノンによって蘇生され「時空神サトゥルヌス」となっている。&br()&br() #image(dan077.jpg) 「After F」最終話「幻想を破り、伝説へ。」より 死因…刹那と伊邪那岐が放った「超アカシック・ブレイカー」 ※ゼノンは死亡する直前、最後の悪あがきで、伊邪那美を道連れにしている。&br()&br() #image(dan078.jpg) 「After F」最終話「幻想を破り、伝説へ。」より 死因…刹那と伊邪那美が放った「アカシック・ブレイカー」 ※伊邪那岐らの協力で時空を逆行した刹那は、「内部から」ゼノンを攻撃し、伊邪那美を救った。 #endregion #endregion #areaedit(end) #areaedit() ---- //**ニコニコでの扱い //#areaedit(end) //#areaedit() //**本スレでの扱い //#areaedit(end) //#areaedit() **実況での扱い その莫大な声優陣の多さから親等理論において大いに期待されている。 ただし実況難易度自体は高い糞動画扱いされている。 2018年にはサデアが時冒☆から派生させて開催した「[[こさゆライブ!]]」が大きな話題となり、暗黒期ともいわれる2018年の貴重なネタとなった。 #areaedit(end) #areaedit() **実況コミュでの扱い [[まじなな☆]]を完走した際、その作品としての完成度の高さから高い評価を受けており、オリジナルシリーズ物作品への関心が高まりまじなな☆に続く形で実況された。 しかし、こちらはその出来の悪さからシリーズそのものの長さもあって放送は阿鼻叫喚の地獄絵図となった。 結局は最新話まで実況し、その後も再実況やサデア関連の動画を実況をしており、なんだかんだ愛される作品となった。 既に実況スレも早々に匙を投げており、初めて本格的に時冒☆を本格的に取り扱った場となった。 一時期異様に作品に詳しい視聴者が唐突に現れた事があり、実はあれはサデア本人だったのではないかと囁かれている。 余談ではあるが、彼と思わしき人が現れた放送中にGemini Twinsのニコニコミュニティは消滅した。関連性は不明である。 #areaedit(end) #areaedit() **CTV☆での扱い 視聴難易度が高く高確率でskipされてしまう。一つ一つの再生時間も長いため完走は非常に稀である。 2018年11月28日に隔離する形で時の冒険者専用のチャンネルが作られた。約80件の動画が隔離されたことになる。 https://cytube.xyz/r/tokinoboukensya #areaedit(end) #areaedit() **ニコニコ生放送での扱い tinatina兄貴の生放送にて上映会として度々実況していた。その為彼の放送のリスナーは時冒☆に対して造詣の深い者(通称:SF)が多い。 特に彼の放送は多くのリスナーを抱えており、他の実況系の界隈では考えられない多人数で実況されていた。 恐らく最も時冒☆で盛り上がっていた場だと思われる。 #areaedit(end) #areaedit() ---- **主なネタ :蒼竜…茶番はよせ!!くだらぬ!!|初代5話で[[クロノス>ゆきしろ]]が[[蒼竜>神宮泰知]]を粛清した際のセリフ。同話は時冒☆において(ネタ的な意味で)最も面白い回とされ、この台詞も人気が高い。 転じて、時冒の無駄に長い日常パートや会話パートも「茶番」と表現される事がある。 :スライド|キャラクターが物理攻撃を行う際、立ち絵がスライドしながら敵をすれ違いざまに攻撃するという行為が多いことから。 強いキャラクターは残像を起こしながらスライドすることも。 :一転攻勢のテーマ|戦闘時、時の冒険者が優位に立った時に流れるBGMの俗称。 初代(「時の冒険者」~「時の冒険者3」)ではほぼ毎話使用されていたが、「ACE」以降の作品ではここぞという場面でのみ流れるレアBGMとなっている。 元素材は「魔王魂」で配布されているフリーBGM「戦闘曲33」。 :江戸四大武将|初代に登場した三大武将と徳川家康のこと。 彼ら4人が江戸時代生まれの人間であること。織田信長らが江戸時代に存命で徳川家康の家来であるなど現実の日本史と大きく乖離している。 そのことが制作秘話でも全く語られないので「SDAはガチで日本史を知らない」や「こちらの設定こそが本当の日本史である」と冗談で言われている。 :狭い|ACE以降ではそうでなくなったが、初代では味方キャラが集合している時はそのまま人数分立ち絵が並んでいる。 場合によっては一画面で6人以上キャラが並んでいることもある。 特に時の術者と会話をしている時やAOT本部で話し合いをしている時に密集しやすい。 :地震のテーマ|作中で地震が発生した後、ほぼ100%の確率で使用されるBGMのこと。ループが短く耳に残りやすい。 「デデデーデデデー」と表現されることもある。 元素材は「魔王魂」で配布されているフリーBGM「ロック53」。 :制作秘話|シリーズが終わるたびにサデアが生声でその作品の制作秘話を語るといったもの。やたらキャラなどの名前の由来を話すことが多い。 視聴者の中ではACE外伝2、ボイスドラマ「ミラクルティーチャーコーネリア(通称:MTC)」と並んで苦行とされる。 :デンデン|「時空破戒の乱」シリーズで多用される演出。「デンデン」という効果音と共に、キャラクターのプロフィールが表示される。TNPが悪い。 同じキャラであっても、所属する組織や階級が変わればその度にデンデンされる。 最もデンデンされたキャラはシモン・フェルナンデス(7回)、最もデンデンが多かった話はACE12話(17回)。 元素材は「魔王魂」で配布されているフリー効果音「ギター05」。 :人質は基本|時冒の敵が何かにつけて人質を取る事を端的に表現した言葉。 2019年現在、シリーズ最初のボスである[[玄武>哲也]]、シリーズ最後のボスであるゼノンの両方が人質作戦を展開している事から、もはやパターンというよりは伝統芸能の域かもしれない。 基本的に人質はすぐさまノーリスクで奪還されたりとあまり機能することはない。 応用例として「背後からの攻撃(不意打ち)は基本」「先制攻撃は基本」「カウンターは基本」などがある。 :コピペ|同じ角度の人間が並んでいるさま。初代に登場した三大武将がとくに有名。 (同じくコピペキャラ×3で構成されるベルヴァルト三姉妹やネイキッドトリオは、横に並ぶ場面が少ないため印象に残りにくい) :ワンパン|台詞でさんざん強さをアピールした敵キャラが、いざ戦闘に入ると見せ場もなく一瞬でやられてしまう事。 その際の断末魔は大体「グワァァァッ…!!」である。 :謎の光で全て解決|初代において、強敵がことごとく[[大天使ミカエル>朝倉満]]の力「聖なる加護の光」で撃破された事を揶揄した表現。 ミカエルの力は時冒☆の世界において絶対的なものではないのだが、(特に初期の作品で)ミカエルの力が猛威を振るったのも事実であり、何かと印象に残りやすい。 ミカエルに限らず「ピィィィ」というSEと共に画面が黄色になれば謎の光と言われることも。 :元気玉|仲間たちの力を一所に結集させて放つ大技の俗称。劇中では「絆の力」「想いの力」と表現される。 使用されたのは初代7話、初代最終話、2最終話、3の8話、3最終話、ACE最終話、Fの14話、F最終話、AfterF最終話、FBI最終話の10回。 大ボス戦で毎回のように使っていた事が災いし、発動時は「いつもの」とコメントされてしまう事が多い。 :デ デ デ デ デ デ|初代EDテーマ「銀の小舟」の伴奏(サビの「愛していること分かっていたなら」の辺り)を書き起こしたもの。 :ニャンちゅう|シモン・フェルナンデスの武器に宿る破壊神シヴァの喋り方がニャンちゅうに似ていることから。 なおシヴァの力を解放すると敵味方問わず攻撃する危険な状態となるがシモンがシヴァの力を使うことを拒否するとあっさり引き下がるなど割とやさしい。 :紅くなってんぜ?|シモン・フェルナンデスが力を開放した際に赤いオーラを纏うことと「硬くなってんぜ?」という淫夢語録を合わせたもの。 :これマジード?|「時空破戒の乱」シリーズの登場人物マジード・アリー・ムフタールの名前と[[真夏の夜の淫夢]]の登場人物KBTITに対する指摘のコメントを合わせたもの。 :最凶災厄最終決戦魔導兵器ディメンジョン・ラグナロク|ACEのラスボスであるランダの切り札である魔導兵器ラグナロクの最終形態。 そのあまりに滅茶苦茶すぎる名前がネタにされる。 :ケンブリッジ大学|ACE外伝1に登場するエギン姉妹の母校。やたら作中でケンブリッジ大学のことが推されていたことからサデアのスポンサーなのではないかと冗談で言われている。 なお現実のケンブリッジ大学には生物学部や生理学部はあるが生物工学部は存在しない。 :SF|劇中の用語であるSovereign Forceの略。時冒☆に詳しい、また時冒☆への愛着が深い人物を指す際に使われる。 :これがな・こいつが|Fシリーズの登場人物ルパート・ケアードの口癖。 「上から下から左右からバッサリってヤツだ」や「お涙がちょちょぎれる展開ってヤツだ」などとセットで使われることが多い。 :前回のあらすじ/有能あらすじ|Fシリーズにおける前回のあらすじが丁寧なこと。F、AfterFの序盤はかなりTNPが遅いので「前回のあらすじだけ見ればよくね?」と言われることも。 :ワイン回|Fの7話。ストーリー上完全に必要のない内容の回なことと唐突な実在のワイン「シャトー・ラフィット・ロートシルト」がネタにされる。 :一方そのころ|戦闘が始まったと思ったら場面が別のところに変わってしまい、元の場面に戻る頃には戦闘がある程度進んでしまっていること。 ACEシリーズの頃から増え始め、Fシリーズから激増した。 これの多用によってACEのサブキャラとFの大半のキャラは具体的にどういう戦闘手段を行うのかすらわからない。 :創造主S|創造主Sの声はサデアが充てているが、作者本人が自作品に出演しているうえに、作中でも最上位の存在であり、キーパーソンとなる役割のキャラを担当していることがネタにされている。 また、サデアの演技力や声がお世辞にもあまりよくないことも合わさって、彼が登場すると「うわでた」と忌避される。 :八王子カットイン|AfterFの最終話で「超精神統合体アカシック・ソヴリンフォース」となり、最後の一撃を叩き込む際の主人公たちのカットインのこと。キャラの肌があまりに白すぎることやヴィリアムのカットがやたら狭いことなどがネタにされる。 :合いの手|F、AfterFのEDテーマ「刻を越えて」に「こさゆライブ!」における同曲の合いの手をコメントするもの。 「はいっ!」「許せない!」「エクシード・イットォ!」「ゲット・オーバー・ザ・こさゆへの愛!」などの合いの手がある。 :輪廻|AfterFにて判明した世界がゼノンの手によってループしている現象。時冒⭐︎をFBI最終話まで全て見て、再び1の1話から見始めることをこう表現する。 :PV|ACEをゲーム化させた作品である「紅き閃光の黙示録」のPVの戦闘画面のクオリティが低いことが指摘されている。 動画の最後の「乞うご期待!」に期待できないというツッコミをされる。 また、第6弾のPVにあの[[観月咲良>るりま]]女史の担当しているキャラがいる点もネタにされる。
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