ハセカラ

このページではハセカラとクッキー☆との関係に重きを置き解説する。より詳しくは唐澤貴洋wikiを参照。
ハセカラとは唐澤貴洋弁護士に関連した一連の炎上騒動と、そこから発展していったコンテンツの通称である。由来は炎上元となった2人の氏名から。

クッキー☆界隈ではルナルナをはじめとした一部の投稿者がハセカラ界隈に関する動画を制作しているという繋がりがあるが、ハセカラとクッキー☆がダイレクトに関わった事は(今のところ)ない。
ニコニコ動画では下記の「尊師MMD」(所謂芸術路線)が中心的な活動となっており、クッキー☆との関わりはこの尊師MMDが比較的強い。勿論それ以外のハセカラジャンルとの関連も見られる。

ハセカラという呼び方は蔑称を由来としていることもあって嫌う者も多く、「カラコロ」や「パカチン」など半ば隠語的な別称が多く存在していることもあってコンテンツの呼び名はあまり安定していない。
尚、唐澤弁護士を崇拝する「恒心教」というネタがそのままコンテンツの呼び名として使用されることもある。ここからこの界隈で活動するものを「恒心教徒」とも呼ぶ。



概要

八神太一、および唐澤弁護士を中心とした炎上騒動から発展していったコンテンツで、特に後述するMMD騒動以降は、芸術派路線が例のアレの一員として加わっていくようになり、クッキー☆との接点も増えていった。
芸術派路線とはハセカラの中でもそれに関連した二次創作を行う活動である。ハセカラでは活動の内容を「路線」という言葉を付けて区分している。
それ以前からも真夏の夜の淫夢との接点が多く、掛け持ちも多いと予想されている。

事の発端は「八神太一」(以下チンフェ)というなんでも実況J板で長年に渡って迷惑行為を繰り返してきたユーザーが、挑発に乗って大学の合格証を公表してしまったことをきっかけに、
彼に恨みを持つユーザーたちから個人情報を調べあげられ攻撃を受けるようになってしまい、それを対処してもらおうと唐澤弁護士に依頼したことに始まった。

唐澤弁護士は彼と自身に関する書き込みを行ったユーザーに対してIP開示請求を行うと牽制した。そうした牽制は最初のうちはある程度機能し騒動は終結に向かうと思われた。
しかし、実際のところIP開示だけではこれと言った損害の無い単なる虚仮威しでしかないということがわかっていき、この対処も効力を失っていった。
それどころか、唐澤弁護士にも弁護士や人として資質や常識を疑われるようになってしまう。
その後チンフェを見捨てるような行為や自身への誹謗中傷やそれと一緒に見られた援護に至るまで、自分に関連した書き込みを片っ端から開示請求するなどの問題行動から反感を買っていき、
その反応の良さから次第に唐澤弁護士の方が騒動の中心となっていった。
もはや開示を恐れなくなったユーザーはどこまでの誹謗中傷で開示されるかといったチキンレースをするようのなっていき、誹謗中傷が激増、定着化に至った。
こうした文化が長年定着していったことで、それに関連した騒動や祭りを吸収しながら次第に単なる騒動に留まらない独自のコンテンツにまで成長を遂げていった。

騒動から発展していったコンテンツということでよく淫夢やクッキー☆と似たような存在として扱われることもある。特に同様に個人情報を調べあげられる文化が根強いクッキー☆本スレが関連付けられる。
しかし、あくまで単なる淫夢の風評被害とそれをネタに昇華していく流れから発展していったクッキー☆に対して、
ハセカラは特定の個人への攻撃を発端としていることからその攻撃性はクッキー☆とは比べ物にならない。
また特定行為に関してもクッキー☆は娯楽性を重視した側面が強く、史実や情報の確実性をそこまで重視していないのに対し、ハセカラでは誕生経緯からかそれらを非常に重視する傾向が強く、そうした面でも差違が見られる。
ただクッキー☆本スレなどではハセカラに影響を受けたと思われるユーザーもたびたび見られた。
ハセカラ側でもクッキー☆声優の案件を持ち込もうとする輩が度々現れたようだが、ハセカラは炎上屋として他所の争いに利用されることを嫌っており、そういった行為を問題視している。

ニコニコ動画ではそうしたハセカラ騒動から派生して、MMD杯への侵略を行うと言った形で活躍するようになった。
これは元々はAltailが製作した唐澤弁護士のMMDとその動画を投稿し、2015年初頭に行われる第14回MMD杯に出場するということが発端となった。
これ自体は侵略でもなんでもないそれまでも見られた単なるアングラジャンルの参戦でしかなく、ハセカラ側の方も意外な話題から盛り上がりは見せたものの、
どうせ除外か良くて圏外だろうし、ハセカラのちょっとした布教になれば良いや程度の認識であった。
しかし、ニコニコ動画の有名な工作員であるダブルぬるぽの介入やAltailの動画に感化されてハセカラ側の出場者が増えていったことなどから、
結果的にはハセカラ動画が1位含め上位を占めるという珍事となった。
この騒動以降もハセカラ側でもMMDの活動が定着することとなり、これらは「尊師MMD」と呼ばれ、ハセカラの派生ジャンルとして根付いていくこととなった。

この一連の騒動の中、ハセカラ動画が上位に食い込んでいく頃になると他住人からも大いにバッシングを受けるようになっていったが、ハセカラが関わる前から既にMMD杯は工作をはじめとする不正行為など様々な問題を抱えていた。
そうして腐敗してしまった大会をいっその事ぶっ壊してくれと支持する他住人も少なからず現れ、こうした意見も騒動を後押しすることとなった。
実際にこの騒動に関連してMMD側の住人も炎上する者が現れ、そのままハセカラ内に唐澤弁護士のようなネタにされる人物として取り入れられていった人も多い。
それまで抱えていたMMD杯の問題としては、
  • マイリスト数で順位を競うという工作されやすい大会形式から、規模の大小関わらず工作行為が常習化してしまっていた。また工作された動画やその投稿者がバッシングを受けるといった被害もよく見られた。
  • 多くのジャンルの参入に伴ってジャンルの細分化が進み、誰もが興味を持つような共通のテーマがなくなり、例え工作などの一切の不正がなかったとしても
    流行のジャンルだけが評価されてしまう状態になってしまった
  • このジャンル格差から流行ジャンルに対してそれ以外のジャンルの不満が貯まり、ジャンル毎に対立するようになってしまった
  • それに伴い工作された動画へのバッシングは更に強くなり、更にはそれを逆に利用してヘイトを集めるためにアンチが蹴落としてたい工作行為を行うなど工作と対立の悪循環が生まれ、上記の問題が更に激化した
  • 第12回MMD杯以降では丁度ニコニコ動画運営会社であるドワンゴがKADOKAWAに買収されており、KADOKAWA系列企業のゲームである艦これが優位に運ぶような介入をしていた(具体的には「審査員にKADOKAWAが参加する」「女子力(物理)、海といった艦これを連想させるようなテーマが取り入れられる」など)

等が挙げられる。実際に第12回と第13回は上位を艦これだけが占める状況となってしまっており、当然こうした行為は上記の対立を更に深めることとなった。

こうした騒動をきっかけに、ハセカラはニコニコ動画でのジャンルとしても確立し、ニコニコ動画を活動の中心としているクッキー☆や淫夢も、新たなアングラジャンルであるハセカラと関わりを持っていくようになった。
しかし事務所騒動と呼ばれる内部対立などにより、2016年頃にはニコニコのジャンルとしては衰退していった。

主な登場キャラ

本格的な説明は唐澤貴洋Wikiにて説明があります
クッキー☆との関わりが深い人物は個別記事を参照のこと
八神太一 ◆YAGAMI99iU(チンフェ)
なんでも実況J板で迷惑行為を働いていた人物。彼自身の悪質な書き込みがたたりなんJ民により特定されてしまった。その後彼は特定行為や個人情報の晒しに対し法的手段により反撃を試み、唐澤弁護士に依頼してしまう。その後色々あり八神と唐澤弁護士はなんJ民のおもちゃと化してしまった。現在はもう一人の主人公と言った立ち位置で動画内の扱いも同様ある。
唐澤貴洋
コンテンツの中心的存在である人物。神格化されており「尊師」と呼び崇められている。またこうした活動を新興宗教「恒心教」としてネタにされている。
尊師呼びを始めこの恒心教はオウム真理教のパロディという側面が強い。
数々の問題行動から無能弁護士の烙印を押されネタにされている、動画でも扱いも無能キャラとなっている。
絶叫脱糞コピペをMMD化した動画が人気を呼んだことで脱糞が代表的なネタとなっている。またその動画でME!ME!ME!のダンスモーションが使われたことからME!ME!ME!がテーマ曲のようになってしまった。
唐澤洋
唐澤貴洋の父親。特徴的な見た目から瞬く間にネタにされていった。尊師MMDではその扱いやすさから特に出番が多くレギュラーキャラと化している。
唐澤厚史
唐澤貴洋の弟。自殺したらしく、ハセカラでは中学時代に貴洋に殺害されたダチョウという扱いになっている。尊師MMDでもダチョウの姿で登場する。
けんまくん
チンフェの家の画像に映り混んでいたうさぎの置物。所謂ご当地キャラのグッズだがかなり前に製造を中止してしまっており現在は購入不可となっている。
可愛らしいデザインからハセカラでファンを集めてハセカラのマスコット的存在となった。擬人化もされ、動画ではこの擬人化けんまくんの出番が多い。
動画で登場する場合はチンフェの相方のような存在としてよく扱われることが。
小西一郎
唐澤弁護士の元上司。風俗専門の弁護士という異色の肩書きに加え、重度のアニメオタクというツッコミどころ満載の存在でありながら、弁護士としてはしっかりしており、ハセカラ内でも有能弁護士として尊敬する者も少なくない。
動画内では唐澤弁護士のライバル弁護士といった立ち位置が多い。
小西綾乃
小西一郎が自身の紹介ページにゆるゆりの登場人物「杉浦綾乃」を使っていたことから生まれたネタ。特に尊師MMDではスーツ姿の綾乃として多くのモデルが作られ、出番が多い。またそのモデルの多さからモデルがコロコロ変わったり、集団で現れたりと言ったネタも見られる。扱いも小西一郎の嫁のような存在だったり小西一郎そのものだったりする。
電(ダーキニーちゃん)
通称「ダーキニーちゃん」。MMD騒動の際、人気の二次元キャラを唐澤弁護士の慰み者にしてダーキニーちゃんと呼ぶネタが流行った。
特によく慰み者にされていた艦これの登場人物「雷」がダーキニーちゃんとされるようになったのだが、どういうわけかいつの間にかその妹である電の方がダーキニーちゃんということになってしまった。
尊師MMDでは唐澤弁護士のヒロインといった扱いが多い。
麻原彰晃
通称「旧尊師」。言わずと知れたオウム真理教の教祖だが、ハセカラ騒動の時、当時なんJ全体でオウム心理教がブームとなっており、その影響から唐澤弁護士の先代といった扱いを受けネタにされるようになってしまった。
オメガ
MMD杯のニコニコ大百科ページから恣意的にハセカラの動画を削除した人物。この一件でハセカラから顰蹙を買ったことで注目され、稚拙なSSやイラストが発掘されネタにされていった。
フェイクアース
艦これワンドロ乗っ取り騒動の際に、いち早く主催者サイドの悪質な乗っ取り手口やガバガバなルールによる企画の問題点を把握し恒心教徒へ情報を渡した人物。
涼子P
MMD杯の運営補佐でありながら私情を持ち込み、杯を間接的に荒らした人物。アラサーの女性を演じ囲いを作っていたが実際は中年の男性であったことが判明した。現在では「konkon太」と「まめしば」という二つの名前で別人を演じながら活動している。
初霜
発掘されたオメガのSSで慰み者にされていた艦これの登場人物。電になぞらえてこちらもダーキニーちゃんと呼ぶネタが発生した。
龍波しゅういち
不正当選騒動の際、その騒ぎがハセカラにまで飛び火し特定騒動にまで繋がってしまった。
ただしその特定活動はすぐに落ち着き、現在は元々のアンチは特定以外の方法で問い詰めるといった方針へ転換している。
ハセカラでも話題に挙げられることはあるもののそれ以上の屑も次々出ていったことから影は薄くなっている。
へきへき
唐澤貴洋の依頼人の一人で掲示板荒らし。被害妄想のために特定の人物を敵視しておりその人物を誹謗中傷するものなど奇妙な書き込みを日々繰り返している。掲示板荒らしとして嫌われる一方で彼の書き込みを面白がる恒心教徒もいる。独特な淫夢語録を使ったり東方projectの話題に反応していることから、クッキー☆入りが期待されている。
紅くらげ
萌えボイスというサイトから流出したBNKRGの個人情報が2chに貼られた後、恒心教徒と思われる人物により萌えボイスのサイトがBNKRGの預金口座に3万円を振り込まなければ流出した個人情報を公開すると恐喝するものに改竄された。その他、BNKRGの粘着荒らしとして活動していたツバサが上げた「コーラン燃やし」が嫌儲などで話題になったことでコーラン燃やしネタが浸透するが、これはハセカラのネタを持ち込んだものであり本人がそのような行為をしたわけではない。
+⌒o⌒+
パカソンと呼ばれるネットサービス「Orpheus」を利用して唐澤弁護士の歌を作るというネタがあったのだが、このOrpheusでの活動もしていたことから、ハセカラにもSWK教の布教を行うようになっていった。
その高い技術力と知識はハセカラ側からも一目を置かれている。
ルナルナ
主に淫夢・クッキー☆系のMMD投稿者だが、ハセカラにおいては「一般男性脱糞シリーズ」のMMD動画の投稿者として知られている。
唐澤貴洋Wikiの記事の記述によれば、恒心教徒の一部からは良く思われていない。
しりり
元々は「けんまP」という名義でパカソンの作成やMMD動画の製作等の活動をしていたが、様々な不祥事を起こした挙句、度を超えた自分語りや逆ギレが原因の掲示板荒らしを行い、「しりり」に転生。MAD作者として一定の評価を受けるが、その後ハセカラ側から個人情報を特定され失踪。
くろうゆめ
しりりへの異常な執着を見せていた荒らし。しりりの後を継ぐ最下級教徒を名乗った事で恒心教でも監視対象になった。
ゆゆうた
元々ニコニコでほのぼの神社アレンジなどを投稿していたが、コピペ「一般男性脱糞シリーズ」を弾き語ったことにより恒心と関わりを持つようになる。当初は単なる一発屋だと思われており賛否両論だったが、その後この曲をコラボや商用などに濫用したことで恒心のヘイトを買い、現在はお蔵入りとなっている。
松下ゆう
上記のMMD騒動から飛び火して、艦これ同人作家を中心に炎上する「同人ゴロ連続炎上騒動」という騒ぎもあったのだが、彼もまたそうして槍玉に挙げられた作家のひとりであった。
F9
2ch最大の荒らしとされる人物。ホットラインセンターを自称し、複数のインターネット回線を使用し、2ch全土でスレ乱立やスクリプト荒らしをしていた。ハセカラ掲示板でも荒らしを行い、閉鎖まで追い込まれた場所も。
また、とある歌い手とこの荒らしを結びつけようとしている住民が存在しており、これもF9関係の厄介さを加速させている。
(当初この記事にF9について書き込まれたときも、このユーザーがその歌い手本人であるというような内容とそれについてまとめたWikiのリンクがあり、恐らく宣伝目的で書き込まれたものなのだと思われる)
ダクト飯
恒心教の中でも「割と何でもあり」と言われているやる夫路線の第一人者。直接クッキー☆との関わりはないが、一部のクッキー☆民との交流を行なっている。
対恒心同盟
サウプロ・ゆゆうた騒動の際に誕生した恒心教に敵対するTwitter内の同盟。中にはクッキー☆厨も含まれていた。メンバーの特定や方向性の違いなどにより現在では跡形もなく崩壊している。
稲村純一
Twitterの馴れ合い通報グループ「飯塚軍」のリーダー。自分勝手で主語・修飾語の抜けた難解な言葉遣いが特徴。ハセカラ界隈を中心に例のアレ入りが期待されており、ホモと見るIIDK軍リーダーなどでその異常で攻撃的な性格が確認できる。
畑落花生
志和屋くん、はたけくんという愛称を持つ飯塚軍メンバーの一人。ハセカラやクッキー☆を含むネットミーム好きの動画投稿者だが、その実態はゆゆキッズやくろうゆめのような界隈荒らしに近しいものとなっている。
かつては飯塚軍のアカウント凍結スキルを利用し好き勝手していたが、現在ではTwitterアカウントに鍵をかけるなど活動を縮小している様子。


主な用語

路線
活動の派閥のようなもの。対象を面白おかしく加工する「芸術路線」と、対象の悪事の証拠を集めてひたすら相手に突きつける「事実追及路線」は恒心教外でも広く使われる。
メインケー
恒心教で最も重要な役割を担う、最もアクティブな掲示板。現在では荒らし対策として管理人在中・防弾仕様がメインケー条件となっている。
炎上依頼
特定の人物や団体がハセカラに関係してる、恒心活動の邪魔をしてるとして恒心教と無理矢理敵対させる行為。
恒心関係者の呼び名。ポテトとも。
甘芋
糖質の教徒ver.
教徒でなくとも恒心教のヲチ対象になった時点で甘芋と呼ばれる事もある。
頭唐澤
恒心教の中でもトップクラスの蔑称であり無能の象徴。一部のファミリーやゆゆうた等の、常に悪手を取り続ける救いようのない人に付けられる。また、間違いを犯した時の自戒の言葉として「当職頭唐澤」と使われることもある。
恒敵
包皮、恒害とも。明確な敵意を持って恒心教を攻撃する人の総称。
パズピー
パズルのピースの略。個人情報に繋がる全ての事を指す。不用意にこれを出す事は悪い事とされている。実際、教徒でなくとも防犯上良くないである。

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

最終更新:2020年11月17日 20:43