クッキー☆とは何か

そもそもクッキー☆とは何なのか?


クッキー☆とは、蓮奈理緒が企画した『【東方合同動画企画】魔理沙とアリスのクッキーKiss』と、その派生作品、風評被害の総称である。
『真夏の夜の淫夢』によって生まれた、淫夢の派生文化でもある。
大まかなイメージとしては例外も多いが「淫夢+東方」のようなものだと思うとわかりやすいだろう。
ニコニコ動画にてMAD動画群のタグとして使用されていることで有名だが、今ではニコニコ動画に限らない様々な界隈が存在している。
このページでは、そんな多様化したクッキー☆について一つ一つ解説していく。

誕生経緯

元々「魔理沙とアリスのクッキーKiss」は東方合同合作で作られた、いわゆる百合ファン向きの東方声当て動画だった。
総勢43人による大作であったが、粗末なシナリオ、ころころ変わる安定しない作画、声優の棒読みなどから東方側からの評価は思わしいものではなかった。

ところがその棒読みが『真夏の夜の淫夢 第二章』を思わせるとして淫夢厨が押し寄せ、動画が淫夢のコメントで埋め尽くされる事態が発生した。
当初は淫夢に全く関係ないと淫夢側からも煙たがられていたが、該当動画を淫夢が侵略し玩具としている中、MAD素材として利用していく淫夢MADの投稿者が出現していき、
そうして該当動画を使用したMADに使われていったタグの成れの果てがこの「クッキー☆」である。

「クッキー☆」という単語は、淫夢コメに頭を悩ませた蓮奈理緒がそのコメントフィルターとして使っていた単語に由来している。
このフィルターがかけられだしたのは淫夢がクッキー☆を侵略してからしばらく経った2010年9月15日ごろで、それまでクッキー☆は「TOHO合作動画」「アイスティーkiss」などと呼ばれ、名称は安定していなかった。

MADの制作経緯


クッキー☆MADはクッキー☆が風評被害に遭ってからすぐにMADジャンルとして確立できたわけではなく、そこまでにはかなりの時間を要することとなった。

まず2010年2月15日にクッキー☆が投稿されたが、その1週間後ごろにはコメントで淫夢語録が多く見られるようになっていったとされる。
同月27日に最古のクッキー☆MADとされる「魔田所とトオノのアイスティーKiss」が投稿されるが、これ以降クッキー☆をメインに据えたMADはしばらく登場せず、クッキー☆のMADでの扱いは淫夢MADやCOATアニメーションの素材に混ざって使われると言った程度のもので、しかもその頻度もあまり多くなかった。
この頃のクッキー☆といえば本編に淫夢コメを書き込んでいくというコメント遊びが主だった。
そうして淫夢内で異端的にネタにしている中、5月5日にはラット辞典兄貴によって淫夢異変シリーズが投稿され、8月にはバッコイが風評被害を受けることとなる。
この2つの登場により東方夏淫夢による東方への風評被害が話題を呼ぶようになり、次第にクッキー☆の知名度も上げていき、受け入れられやすい土壌を作っていった。
9月にはクッキー☆という名称が少しずつ使われるようにもなった。

10月14日にはセスジPによって「闘うホモ達【闘う者達】」が投稿される。これはクッキー☆MADと言えるほどクッキー☆を多く使ってはいなかったが、クッキー☆を上手く素材として組み込んでおり、MAD素材としてのクッキー☆の有用性を十分に示した動画であった。この動画の登場に伴い、10月後半になると少しずつクッキー☆をメインに据えた動画が投稿されるようになった。
同月22日にはあれみず兄貴の、クッキー☆オンリーのMADである「【音MAD】テンキテンキ【クッキーkiss×マイムマイム】」が投稿され、23日にはyhmfsng兄貴の、現存する最古のクッキー☆MADである「SKRYKはゲスでHZNはクズだったヴォ(^o^☆)ンバーマン」が投稿された。
更に23日にはニコニコ大百科に「シンメトリーRIM」の記事が、24日には「クッキー☆」の記事が作成され、この頃になるとようやくクッキー☆という存在と通称が安定してきたと言える。
そして2010年10月30日にはひと☆ごみ兄貴が「霊夢 so クッキー☆」を投稿した。
その中毒性の高い出来や一転攻勢といった汎用性の高い新たなネタが大きな話題を呼び、クッキー☆MADが次々と作られるようになる。
当時の評判を見ても、クッキー☆はひと☆ごみ兄貴が作ったジャンルという扱いが散見され、この霊夢 so クッキー☆がクッキー☆MADを独自のMAD文化として確立していく大きなきっかけになっていたことは間違いないだろう。

削除騒動


クッキー☆が淫夢のMAD素材として扱われていく中、クッキー☆を素材に使用している動画が削除される事件があった。
3月2日にはすでに動画説明文に淫夢コメを控えるよう苦言が追記されており、同月13日には淫夢コメ歓迎版が投稿されるなどの処置が、実際に効果があったかは別として、淫夢側からも図られていた。
しかし、9月15日になると淫夢コメ歓迎版が削除され、更に17日には魔田所とトオノのアイスティーKissが削除され、その後もクッキー☆を使用したMADが次々と削除されていった。
これはクッキー☆の扱いに怒った蓮奈理緒が削除依頼を出したことで起きた事だが、淫夢側の対策すら無下にし、極僅かしかクッキー☆を使用していなかったとしても削除するような過剰な対応は淫夢との遺恨を深め、後のクッキー☆騒動にも影響していくこととなった。

クッキー☆騒動について

クッキー☆の企画者、蓮奈理緒のセクハラ問題を中心とした騒動。
事の発端は2chの淫夢スレで特に棒読みだと人気を得ていたクッキー☆の主役の声優「宇月幸成」(UDK姉貴)のニコニコ生放送があると話題になったことであった。
大まかな流れとしては
  • UDK姉貴の生放送に淫夢厨が突撃。生放送の内容が淫夢スレで話題になる。
  • 話題が大きくなり淫夢スレから分離。クッキー☆本スレが成立する。
  • UDK姉貴の個人情報が調べあげられ、話題が更に大きくなる。UDK姉貴へのバッシングも強くなる。
  • バッシング対象の中心ががUDK姉貴と仲が良かった桜雪へと移っていく。
  • UDK姉貴の放送のリスナーであるnisiの仲介もあって、UDK姉貴が淫夢厨に対して友人である桜雪を援護するガチ泣きの抗議を放送し話題となる。この放送は後にとろろそば会見と呼ばれるようになる。
  • しかし、UDK姉貴が言って居た割に桜雪に追い詰められた様子は感じられなかったため、相変わらず叩かれ続ける。
  • NDK姉貴の発言でHZNがセクハラをしていたことが発覚。元々ヘイトが溜まっていたこともあって一気に炎上する。
  • 様々な悪行が明らかとなっていく中で声優も次々HZNに対する不満を明らかにしていった。
  • 孤立化したことでHZNは引退。これで騒動自体は一段落することとなった。

しかし、クッキー☆本スレは現在も活動しており、そういう意味ではクッキー☆騒動はまだ収束していないと言える。

クッキー☆の派生動画


元々クッキー☆は『【東方合同動画企画】魔理沙とアリスのクッキーKiss』を指す言葉だったが、その後多くの動画が風評被害を受けてクッキー☆とされるようになってしまった。
それらの動画は非常に数が多く覚えにくいが、風評被害を受けた理由から大体次のように分類できる。派生を覚えたいという場合は知っておくと便利かもしれない。

連想型

クッキー☆または淫夢を思わせる、それっぽい等の理由から風評被害を受けたもの。
棒読みが淫夢を思わせるということで風評被害を受けた魔理沙とアリスのクッキーKissも含まれると言え、風評被害としては最も基本的なものである。
ただし、連想の理由は東方だから、声当て動画だから、つまらないか等かなり曖昧なものも少なくない。
もっとも棒読みだからというクッキー☆の理由もかなり曖昧であり、ある意味当然の流れとも言える。
この中でも特にクッキー☆、クッキー☆☆(とそのシリーズ)、クッキー☆☆☆はクッキー☆本編と呼ばれることも多い。
(主な例:クッキー☆クッキー☆☆一期秋葉散策等)

リスペクト型

クッキー☆や淫夢のネタをあえて入れており、故意に風評被害を受けたと思われるもの。
養殖と呼ばれ後から入って来た輩がクッキー☆を売名に使用していると嫌う者も見られるが、実質クッキー☆派生の元祖とされている早苗といっしょにトレーニングも含まれており、
そういう意味ではクッキー☆の派生としてはもっとも長い間親しまれたスタンダードなものと言える。
(主な例:早苗といっしょにトレーニングカス☆クソ犬☆等)

シリーズ型

クッキー☆として扱われた動画がシリーズものだった場合、そのシリーズ全体が風評被害に巻き込まれてしまったもの。
理由としてはわかりやすいが下記の発掘型との境界線は曖昧である。
また制作側がクッキー☆を意識してシリーズを作ったリスペクト型を兼ねているものと、意識せず作っていたものの2つのタイプに分けられる。
(主な例:意識したもの…モノレール☆クッキー☆☆二期等  意識してないもの…クッキンアイドル☆☆ゴミ☆☆等)

発掘型

既存のクッキー☆にスタッフ等で関わった人物が関わっていたため風評被害を受けたもの。
クッキー☆声優の出演作が基本的だが、企画者がスタッフが関わったものや、また肝心のクッキー☆声優が落選していて出演していない場合もある。
特にクッキー☆実況で好まれているが、その他のジャンルでも多く生まれている。
(主な例:作者は健常者シリーズクッキー☆ZERO原発新聞屋☆

MAD型

クッキー☆MADに素材として使われていたために風評被害を受けたもの。
このwikiではここに分類されている動画は少ないが、MADやキャラソンの影響で元動画が風評被害を受けるという現象は古くから多く見られており、それらをどこまで本編として見るかで数は大きく変わってしまう。
(主な例:Club Ibuki in Break All夢想夏郷☆等)

吸収型

元々はクッキー☆とは関係なく起きた風評被害だったが、東方二次創作であったため、クッキー☆でネタにされるようになり、吸収されてしまったもの。
クッキー☆がある程度大きくなってからは、クッキー☆が全く関わらずに東方二次創作に風評被害を及ぼすのは困難になってしまっているため全体的に古い。
(主な例:しゅわスパ大作戦☆バッコイコスプレ例大祭等)

クッキー☆界隈の種類


上記の通り、クッキー☆には多くの界隈が混在している。そのため一口にクッキー☆民と言っても、界隈によってその性質は大きく異なる。
これらは大体下記のように分けられるが、これら特定の界隈でのみ活動しているクッキー☆民は少なく、また全ての界隈で活動しているクッキー☆民も恐らく存在しない。
その中でも次の3つは歴史があり、趣も大きく異なるのでクッキー☆の根元的な界隈と言え、取りあえずはこの3つについて覚えておくと良いだろう。
ただし現在はクッキー☆の界隈間の流動性が強く、かつて程特定の場だけでその活動は行われなくなってしまっている。
下記の活動場所もあくまで基本的な場という程度で、クッキー☆の界隈の区分は活動場所よりも活動内容から判断していくことが重要になってきたと言えるだろう。

ニコニコ系(クッキー☆MAD

主にクッキー☆動画に淫夢コメントをしたりクッキー☆のMADやその他の二次創作等の製作、視聴とコメントを目的とした界隈。
広義ではその派生であるニコニコ静画やニコニコ生放送のクッキー☆も含まれる。
クッキー☆に風評被害が及んだ際に生まれた界隈であり、歴史は最も古い。
また、最も目に触れやすい界隈の為、クッキー☆と言えば普通この界隈を指すことが多い。
他のクッキー☆界隈と比べて淫夢との関連も深く、コラボした作品の割合も非常に多い。
ニコニコ動画のMAD界隈のひとつと言った立ち位置であり、界隈の性質も基本的には他のニコニコで人気の界隈と大差はない。
MAD界隈全体で知られるようなニコニコ共通のネタも他と同様よく扱われる。
他のMAD界隈と比べて特異な点としては、普通は最も尊重されるはずの本編が軽視されており、本編の視聴に重きを置いていないことだろうか。
その為クッキー☆に大きな影響を与えた投稿者であっても初代すらろくに視聴していなかったということも少なくない。

クッキー☆本スレ

YouTube板にある「クッキー☆総合スレ」を中心とする界隈。本スレとは言うが、話題はクッキー☆の声優中心で内容としては意外と限定的である。
総合スレの他Twitterや声優のコミュニティ、こえ部などでも活動をしており、スレはあくまでそうした各地の活動の情報の集積所という役割が強かった。
元々はクッキー☆騒動時に活用されていたスレであり、騒動の雰囲気を多分に受けている。時期によってムラはあるが、基本的に非常に勢いがある、活気あるスレと言える。
主な活動としては声優の調査やその監視で、ツイッターやニコ生等で実際に声優と交流することも多い。
非常に攻撃的で、気に入らないことがあると声優だろうがクッキー☆民だろうが構わず叩いたりといった荒らしも行われてきた。また個人情報を調べ晒す等の嫌がらせも行われた。
その性質上、問題も多く起こしており、ネットストーカー的な文化もあって他界隈に嫌われやすいクッキー☆民の間でも特に嫌われている。
しかし、クッキー☆声優と交流する場合には無視できない存在であり、そのまま本スレ民になってしまう流れもよくあった。

その攻撃的な性質や実際に被害を引き起こしてきた実情から勘違いされやすいが、基本的に本スレは声優を攻撃して潰していくことを目的とした場というわけではない。
最も比重の置かれる活動は声優の反応や活動を見るというヲチスレ的なもので、
個人情報の調査なども対象人物の特定や、反応を見るための材料、本スレの立場を強くし有利に振舞えるための武器と言った意味合いが強い。
潰す気が無くてもそういった特定行為や監視、また声優を話題にするだけでも声優が気持ち悪く思い、声優の方から消えてしまったということが多かった。
あくまで目的としての潰し活動は、HZNなどクッキー☆声優に過剰に迫るなど危害を加えたり、クッキー☆に敵意を向けた満場一致の嫌われ者が主である。
また、声優にやたら絡もうとする人もバッシング対象であった。
声優そのものへのバッシングも基本的には他の声優を持ち上げるためのヘイトとして叩かれることが基本であった。
こうした声優への攻撃は本スレでは少なくなかったが、あくまで声優の現在の反応を見ることが大きな目的としていることを本質としているため、
声優が潰れてしまうと話題の対象を潰したことで、対象の声優への同情のあるなしに関わらず、
結果的に1つの話題が失われた状況を本スレ民の方が後悔するという流れになってしまうこともお約束である。

ただし現在はこれまでの本スレの悪行からか、目的と手段を混同したそれまでの本スレ民と比較しても他人を潰そうとすることを主眼に置いた危険人物も増えてきており、
私的な感情に流され、目的と手段をごっちゃにした攻撃行為が増えてきてしまっているのも実情である。
こうした攻撃そのものを目的とした住人が台頭してきてしまったせいか、調べ上げた個人情報のまとめすらあまり行われなくなってしまい、
本スレ系のWikiなどまとめサイトの更新もあまり行われなくなってしまった。
また、荒らしも増えてきており、スレ自体もよく攻撃を受けるようになってしまっている。
こうした状況から住人が去ってしまったり、Twitterのコミュニティや声優スレなど他のスレに移動してそちらの方で活動するといった状況もよく見られ、
本スレ的な活動が盛んになりながらも、肝心の本スレは蚊帳の外になってしまい勢いを失ってしまうという奇妙な現象も発生している。

クッキー☆実況

なんでも実況(ジュピター)板に建てられるクッキー☆実況スレで活動している界隈。
主にクッキー☆の本編動画や声優の歌ってみた等を貼り付けては、それらをただひたすら実況しており、最後まで実況しきることを目的としている。
その性質上、あらゆる糞動画に対する耐性と時間を溝に捨てる覚悟がないと活動は難しいであろう。
ただ実況するだけという特殊な形式な分、動画の発掘や語録の開発が盛んに行われている。その為、他のクッキー☆民では付いていけないネタも多い。
全体的に界隈間の仲が悪いクッキー☆において、特に排他的な界隈であり、他のクッキー☆界隈が関わってくることを良しとしない人が多い。
今では他のクッキー☆界隈でよく見られる淫夢語録も控えており、付いていきづらいネタもあって他の界隈から来たクッキー☆民には扱いづらい界隈と言える。
現在はかつてと比べてもスレの立つ頻度が少なくなってしまったが、下記の実況コミュにその文化が色濃く受け継がれている。

  • この他にも規模が小さかったり歴史が浅かったりするが、以下のような界隈も見られる。

まりスト
したっぱ氏のフリーゲーム『魔理沙とアリスのクッキー☆ストーリア』(2014年8月10日~2017年8月頃)及びそのシリーズのゲームを中心とする界隈。
主な活動としては該当ゲームのプレイの他、そのプレイ動画の投稿、専用スレでのゲームに関する要望や情報交換を行っている。
特定のゲームが中心となっているため、上記に比べると歴史も浅く、話題も限定的に思えるが、他の界隈にも引けを取らない根強い人気がある。
また、ゲームの性質上、クッキー☆や淫夢に関するキャラや語録の知識は、下手なクッキー☆民以上の人が多い。
現在は新作であるハクレイフロンティア(2017年8月頃これはまりストと異なり東方ゲー)の公開に伴い更新終了。2chのスレも消滅した。
一応稼働時から見られたオリジナルユニットを考え創作するネタ(オリジナルユニットwiki)だけがひっそりと生き残っている。

ニコニコ静画(クッキー☆静画
ニコニコ系の内、ニコニコ静画で素材投稿やイラストの投稿などの活動を行っている界隈である。
MADなどの動画に比べ、作品完成に必要な時間が少ないため時事ネタなどの様々なネタを扱いやすいということもあり、淫夢から入ってきたもの、東方から入ってきたもの、本スレから入ってきたものなど
多くの文化が入り混じる動画とはまた少し違った文化を形成している。実況系とは逆に、他の界隈との交流が非常に盛んな界隈と言える。
その性質上、クッキー☆に対する考え方や思いの違いから、何度か大きな荒らしや争いが起きてきた。
そうした経緯もあり、今でも鉛筆アナログからプロ、ほのぼのから特殊性癖まで様々なタイプの投稿者の参入を受け入れている一方、入れ替わりが激しく、投稿者をイジるような言動も多い独特の雰囲気がある。

ニコニコ生放送
こちらもニコニコ系の派生でニコニコ生放送でクッキー☆タグを付けているものが該当する。
放送内容は雑談、ゲーム実況、創作活動の放映等普通のニコニコ生放送で見られるものと大差ないが、クッキー☆についての話題がよくコメントで話されている。
また、特定の単語をコメントするとクッキー☆や淫夢の音声が鳴る様設定されていることが多い。
ただこれらの特徴は全ての放送に当てはまるものではなく、ほとんど普通の放送も見られる。
また、クッキー☆声優が放送を行っていることもあるが、こちらは本スレの活動の場であることが多い。

クッキー☆ワンドロ
ニコニコ静画から派生したもので、ツイッター上で定期的に行われている。
内容はあらかじめお題と時間がツイッターで発表され、指定された時間内にお題の絵を描き発表するというもの。
ニコニコ静画に近い界隈だが、その性質上活動期間は限定的で、投稿者をイジるような言動は控えめである。

イワナスレ
2chのガイドライン板に建てられる「イワナ書かなかったのガイドライン」スレで活動している界隈で。本スレから派生した。
UDK姉貴を崇めており、彼女に対する奇怪な愛の言葉やポエムを書き込んでいる。
元々は初期の本スレのようにUDK姉貴を中心に語るスレだったが、その傾向が徐々に顕著になっていき現在のようになった。
他所との関わりは控えていたが、朗読兄貴の動画によって広く知られるようになり、各所でネタにされている。
これといった問題や事件は起こしておらず、比較的穏健な界隈と言えるが、その内容から本スレ含めた他界隈からは気持ち悪がられている。

イルカスレ
2chのなんでもあり板に建てられる「SNNN姉貴総合スレ」で活動している界隈。イワナスレから派生した。
イワナスレのUDK姉貴に対して、こちらはSNNN姉貴を崇めている。
レスでSNNN姉貴にセクハラすることを目的としている。
声優個別のファンスレは他にもいくつか見られるが、長い間勢いを保ち、独自の文化を作り上げているスレは今のところイワナスレとここぐらいである。
かつては東方板に立っていたが、埋め立て荒らしの被害に何度も遭ったため移住した。

その他各種声優専門スレ
上記のイワナスレ、イルカスレ以外にも様々な声優専門スレが生まれてきた。それらは本スレで特定の声優についての話題が大きくなりすぎるとスレから独立する形で生まれたものが多く、本スレの派生と言った傾向が強い。
専門とは言ってもその声優を中心とした関連人物についても話題いしていることもよく見られる。
その為話題が限定されるものの雰囲気は本スレに近く、住人も本スレ民と兼用しているものが多い。ただ、スレ独自の文化も形成されており、完全に本スレと同様というわけではない。
本スレで特定の声優についての話題が盛んになると、専門スレがある場合はそっちに行くよう指摘されることもある。
また、こうした専門スレは本スレの避難所のような役割を担うこともある。

動画スレ
2chのYouTube板に建てられる「クッキー☆動画スレ」で活動している界隈。本スレで動画に関する話題ができないため、本スレから独立する形で生まれた。
主にニコニコ動画に投稿されるMADに関して語ることを目的としており、ニコニコ系用のスレと言える。
しかし、住人が非常に煽られやすくスレがすぐに荒れてしまいがちである。
投稿者アンチスレが復活してからは比較的そうした荒れる風潮は少なくなってきた。

投稿者アンチスレ(絵師アンチスレ)
2chのYouTube板に建てられる「クッキー☆投稿者アンチスレ」およびなんでもあり板の「クッキー☆絵師アンチスレ」で活動している界隈。動画スレで投稿者叩きが激しくなったことで分離するような形で生まれた。
動画スレの派生だが、雰囲気としては本スレに近い。主に声優と仲良くしている投稿者を叩いて排除しようとしている。
動画投稿者叩きが発端ではあったが、叩く対象は静画の投稿者が多い。
スレが続かず一度無くなってしまったが、現在は話題を静画に限定して活動している。
その後動画スレにて動画の話題そっちのけで投稿者叩きが活発化してきたことから、静画とは別に投稿者アンチスレが復活することとなった。
現在は本スレが荒らしなどによって分裂が激しくなりかつてのようにスレ内で活動できなくなったことを受けてか、
投稿者アンチスレが本スレの分家のようなポジションになり、かつて以上に本スレ的な場となった。

東方板クッキー☆スレ
2chの東方板に建てられる「クッキー☆スレ」で活動している界隈。
元々は本スレの避難所として生まれたが他所の住人が次々乗り込んでいき、結果的にはクッキー☆界隈同士の交流所のような場所となった。
そのため、話題は淫夢から東方、声優や実況など多岐に渡る。そういう意味では本来の意味で本スレと言えるが、現在は避難所として使われることもなくなったため基本的に過疎っている。
東方板という場所の関係か東方二次創作のスレという建前があり、原作の原作である東方とクッキー☆を絡めた話題も多い。

創作総合スレ
アンチやレスバトルに嫌気の差した住人によってネットwatch板に建てられた「クッキー☆創作総合スレ」を中心に活動している界隈。
動画やイラスト、投稿者や技術的な話題も含めた意見交換の場であり、スレを平和的に進めたいという意識が強い。
成立してから日が浅く、またID付きのため普段は過疎っている。

クッキー☆実況コミュニティ
ニコニコミュニティである「クッキー☆実況コミュニティ」で活動している界隈。
何度かオーナーが変わっており、そのたびに方針は大きく変化している。
創設者であり最初のオーナーでもある「仲良子子吉」が管理していた頃は週三回、定期的にクッキー☆やクッキー☆☆を流し、その他リクエストされたクッキー☆も流していた。MADを流すこともあった。
その後オーナーの権限を引き継いだ「稚鮎の天ぷら」は週三回の放送は引き継いでいたがリクエストを受けることは減り、クリスマスなどの記念日にそれにちなんだクッキー☆の放映をする程度であった。
続いて引き継がれたオーナーである「ブレンディー徳井」は逆に定期放送は行わなくなったが、リクエストに積極的に応えるようになった。
また、クッキー☆実況スレのネタもよく見られるようになり、長時間の放送も行うこともあって、雰囲気も実況スレに近くなってきている。
ただオーナーの方針もあって実況スレに比べると排他的な面はあまり見られず、ニコニコのネタもよく見られる。
初心者向けのクッキー☆実況の場と言えるだろう。

ふたばクッキー☆スレ
ふたばちゃんねるに建てられるクッキー☆スレ。普段はクッキー☆に関わること関わらないこと様々な雑談を行っている。
時折クッキー☆のコラ画像を作っており、その中でも釣りキチおばさんはニコニコで一大ブームを巻き起こした。
基本は二次元裏(may)板に建てられる。たまに東方裏板にも建てられることがあるが、こちらは原住民に激しく弾圧されすぐに削除されたりする。

クッキー☆絵チャ
スやろうが毎週金曜21時に定期的に開催している「金曜絵チャ」が有名だが、不定期ながらもそれよりも古くから行われているヴィル河主催の「真夏の夜の絵チャ」も知られる。
内容は単にクッキー☆や淫夢について語りながらそれに関連したイラストを各々描いていくという普通の絵チャである。
終了時に描かれてた全体の絵はニコニコ静画にも投稿される。
描く題材は淫夢やクッキー☆が中心であるがこの縛りはかなり緩く、関連の薄い絵もよく描かれている。
ニコニコ静画の派生界隈であり、訪れる人も静画の投稿者ばかりであるが、
コテハンによる参加が基本であることと描く題材を厳格に決めない緩い制度からか、静画と比べると排他的な要素はかなり少ない。

bilibili動画
中国のニコニコ動画を模した動画共有サービス。ニコニコ動画のMAD文化の影響も多分に受けており、クッキー☆もその例に漏れずよく転載され視聴されていた。
近年は転載に留まらずbilibili動画特有のクッキー☆ネタも充実していき、ニコニコ動画とはまた違った独自の界隈へと進化し続けている。

金のかかったクッキー☆
主にニコニコ大百科の金のかかったクッキー☆の記事の掲示板で形成された界隈。
語録を使いながらもアニメを中心とした艦これについて批判する愚痴スレである。
実況スレ以上に内部完結が進んでおり、様々な面で他のクッキー☆とは浮いた存在である。
またその影響で内部分裂の多いクッキー☆では珍しく、住人同士の結束力も強い。度々悪質な艦これファンがやって来ては攻撃するが、毎回迅速に追い出している。

iwaraクッキー☆
iwaraとは主に紳士向けのMMD動画を投稿する動画共有サービスである。ここでもクッキー☆に関連した動画が投稿されるようになった。(2017年頃から)
MMDクッキー☆の延長線上とはいえ、サイトゆえ投稿される動画は紳士向けMMD動画ばかりでありニコニコ動画では見られないような動画が多く見られる。
ちなみにこれ以前でも数は少ないがFC2動画などで紳士向けのMMDクッキー☆は投稿されることがあった。

CTV☆
MAD以外のクッキー☆界隈に関係ありそうな動画が24時間流れているCytubeのページ。しりりが創設したcytubeサイトが統合される形で現在の形態に落ち着いた。2018年9月23日から続いている。https://cytube.xyz/r/cookie_tv
「MAD以外のクッキー☆に関係ある動画を流す」という路線を掲げているため、不定期的に行われる一挙放送以外でクッキー☆MADが流れることはない。その実況内容からクッキー☆実況スレの空気を色濃く受け継いでいたが、いつでも実況が可能というその手軽さからニコニコ界隈の人間が多く参入した結果、新たな語録や本編がもてはやされるなどク☆実には見られない独自の文化を形成している。

クッキー☆解説Wiki
当Wiki。クッキー☆を知らない人にもわかりやすく説明するためのサイト。
客観的に界隈を観察・分析することが求められており情報の正確性が必要となる上に匿名性が非常に高いため、小さな話題になる事はあるが界隈の動きの中心となる事はない。
トップページのコメント欄では定期的に論争が起こっており、過去には特定のページの編集合戦も行われていた事がある。
創設者はクッキー☆博士として知られるどん行兄貴

Twitter
声優、絵師、MAD作者から無産まで、様々な人が集まるSNS。
かつては声優を中心としたボイドラ制作陣とのコミュニケーションツールの一つとして扱われていたが、次第に上記のワンドロ界隈が発達し、その後様々なジャンルの住民が居つくようになっていった。
便宜上Twitter民と表する事はあるが、非常に広大で雑多な場所なのでTwitterが一界隈として扱われることはない。

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最終更新:2020年11月22日 17:16