東方project

東方projectとはZUNが制作したゲームシリーズである。
クッキー☆はこの東方projectの二次創作動画として投稿された作品だった。

概要

ZUNが運営する個人サークル「上海アリス幻樂団」制作の弾幕シューティングゲーム。妖怪と人間が共存している、和風ファンタジーの世界「幻想郷」を舞台としている。
幻想郷では、相手を殺傷させることなく勝敗を決する「弾幕ごっこ」というゲームが存在し、
この弾幕ごっこによって物事を解決していくというストーリーとなっている。
基本的にはシューティングゲームとして展開されるが、格闘ゲーム、小説、漫画、CDアルバムなど多岐にわたって展開されている。
ニコニコ動画では初期のころから注目を浴び、中心的なコンテンツの一つとして扱われている。
特徴は二次創作に非常に寛容なことで、これにより日本屈指の二次創作ジャンルとしての地位を築き上げている。

東方には大きく2つのシリーズに分けられ、1つは「旧作」とも呼ばれるZUNが学生時代に開発したシリーズ、もう1つはその旧作を元にしつつ世界観を一新した「Win版」とも呼ばれる現在続いているシリーズである。普通東方と言うとこのWin版の事を指す。

キャラクター

東方では、主人公に加え、ゲームの各ステージ毎にそれぞれボスが存在し、固有のキャラはこのボスキャラや中ボスが占めている。
キャラクターは人間、妖怪、妖精、神など多岐にわたるが、そのほとんどが少女の姿をしている。これはZUNが弾幕ごっこは少女の遊びであると設定付けているためだとされる。
その為幻想郷は少女だけが住む世界というわけではなく、描写されないだけで、幻想郷には男性も女性と大差無い人数が住んでおり、数は少ないが固有の男性キャラも存在する。

主要キャラ

博麗霊夢
東方における主人公。ほとんどの作品ストーリーで主人公として活躍している。
幻想郷の治安の管理も任されている博麗神社の巫女をしている。
二次創作では以前から、賽銭が少ない貧乏巫女と設定されることがしばしばあり、金儲けを企み騒動を起こすという展開がよく見られた。最近は原作漫画でもそのような描写が見られる。
代表的なキャラ:れう青葉りんご紅くらげかんなさなななノエル東雲はかせるりま白宮れいMaru
霧雨魔理沙
東方におけるもう一人の主人公。魔法の森に住む人間の魔法使い。
ミニ八卦炉から出す極太のレーザーである「マスタースパーク」というスペルカードが有名。
得意魔法は薬品を使用した魔法で特にキノコを原料としてよく使用していることから、二次創作ではキノコ関連のネタが(下ネタも含めて)頻繁に見られる。泥棒ネタも鉄板。
「~ぜ」といった語尾に代表されるボーイッシュな口調が有名で、東方におけるボーイッシュキャラといった印象がファンの間では強く、カップリングネタの相手も多い。
ただし原作ではむしろ乙女チックな描写も多く、必要以上にぜを使ったり、ボーイッシュに描写するとにわか扱いされることもある。
代表的なキャラ:宇月幸成まーず古賀神上真理※すず。るか唄羽琥珀愛菓音Yuuh!*めぐるsugar

東方紅魔郷

Win版最初の作品。二次創作でも非常に人気の高いキャラが揃っており、クッキー☆の作品群でも取り合えず紅魔館に行くというシナリオが度々見られる。
東方でも特にキャラの考察も盛んな作品であり、キャラの過去や隠れた実力の考察やそれに関連したファンアートも多い。
ルーミア
1面ボス。Win版最初に登場するボスである。人食いの下級野良妖怪で闇を操ることができるが、自身の周りを暗くする程度でそれほど大きな力ではない。それどころか自分の視界を奪ってしまいどこかにぶつかってしまうこともあるという。
実際のところ固有のネタは少ないのだが初期のキャラということもあって二次創作での人気は高い。
原作での台詞や人食い設定から、人食いで食いしん坊という設定になっている二次創作も多い。
活躍が少ないためゲーム内で然り気無く喋った「そーなのかー」という台詞がファンの間では口癖のように扱われ、「~なのかー」が語尾に付く二次設定も見られる。
また、リボンはお札で自分ではとれないという設定があるが、ここから発展させて、実は強力な妖怪がこのお札によって力を失っているという二次設定も見られる。このリボンのない真の力を発揮したルーミアも二次創作では見られ、俗に「EXルーミア」と呼ばれる。
代表的なキャラ:RMAなでこ)、木下いちご
大妖精
2面中ボス。特に固有のキャラというわけではないモブキャラ。設定も力が強めの妖精で陽気でいたずら好きと標準的な妖精でしかなく、固有の設定はない。
しかし二次創作においてはチルノの相方として人気が高い。数少ない設定である陽気な性格はほとんど見られず、専らチルノに対応したようなお姉さんタイプの大人しい振り回されキャラとして扱われる。
これは全体的につっこみ役が不足しがちな東方二次創作において、このような個性の弱いキャラがつっこみ役として当てられた為と思われる。
他にもこのような名無しのモブキャラは似たようなつっこみ役となることが多い。
代表的なキャラ:DIYUSIひなせはるか
チルノ
2面ボス。一人称は「あたい」だが、たまに「私」となることもある。
元々妖精は賢くはないという設定ではあったのだが、公式でバカと明言されるほどのキャラであり、お馬鹿キャラの代表格として親しまれている。
また全体的に力の弱い妖精としては強い部類である為、何かと自身の強さを主張している。
上記のような扱いやすいキャラから二次創作でもよく扱われており、また公式でもこの作品以外にも多くの作品に登場している為、ファン、公式双方から親しまれているキャラといえる。
代表的なキャラ:CRNやみん)、くりきんとん、あたなめ(若城八千代)
紅美鈴
3面ボス。紅魔館の門番。格闘技の達人。チャイナドレスを着ており、言動も中国出身であることを伺わせる。
二次創作では、居眠りばかりしていて門番の仕事をしていないという設定がよく見られる。クールな咲夜に対して、ユルいお姉さんといった扱いが多い。
非公式の人気投票で1位を獲得したこともある人気キャラであり、不遇な役割を担うことが多い一方、真の実力者という二次設定も度々見られる。
過去の考察も正体は龍神、紅魔館の元々の持ち主、初代或いは先代メイド長であり咲夜の師匠など隠れた実力者として描写されるようなものが多い。
代表的なキャラ:ラーメンマン(中国人)誠田)、まーずゆね
小悪魔
4面中ボス。名前の無いモブキャラであり、設定らしい設定がほとんど存在しない。
そのため、同じモブキャラの大妖精と同様に、二次創作では作者の都合でつっこみ役などの様々な設定付けがなされる。
パチュリーのもとで甲斐甲斐しく働いているという設定にされることが特に多い。
代表的なキャラ:クソデブ姉貴(蓮奈理緒)、柚子湯こちこ
パチュリー・ノーレッジ
4面ボス。レミリアの友人で紅魔館の図書館に引きこもっている魔法使い。
強力な魔力を誇っているが病弱で喘息持ちの為力が思うように発揮できないことも多い。精霊を駆使して扱う属性魔法を得意としている。
同じく魔法使いである原作と二次創作ともに魔理沙やアリスとの絡みがしばしば見られる。
代表的なキャラ:大佐PCLYやみん)、mai
十六夜咲夜
5面ボス。レミリアに仕えるメイド。人間だが時間を操る能力をもつ。
レミリアに対して変態的な愛情を示すというネタは二次創作では定番。
時を止める能力を持つことで有名だが、原作では時間を加速させた描写も存在する。空間も操るという設定もあるが、こちらの能力は公式でも二次でもほとんど描写されない。
東方ファンの間ではスマートな性格を指す「瀟洒」はこのキャラを形容する言葉として知られている。
作品によってバストサイズが大きく異なっていたことからPAD長とも呼ばれ、PADをして胸にコンプレックスを持つキャラとして扱われる事もある。
紅魔館で唯一の人間というイレギュラーさもあってか、過去の考察が特に盛んだったキャラであり、切り裂きジャックの正体説、レミリアを狙って来たヴァンパイアハンター説、月人説などがよく知られる。特に月人説は永夜抄での意味深な描写から特に議論が盛り上がっており、それに関連した二次創作も多く作られた。
しかし、実際に咲夜が月に赴いた儚月抄ではこれといった特別な描写はなく、殆ど説として否定されてしまい一気に廃れてしまった。
吸血鬼のレミリアと含めて、「ジョジョの奇妙な冒険」のキャラクターであるDIOのパロディ。
代表的なキャラ:幸村理桜りゅーが愛佳上月魅空(かんな)
レミリア・スカーレット
6面ボス。紅魔館の主の吸血鬼。Win版最初のラスボスということもあり人気は高く、原作での出番も多い。紅魔館を象徴するキャラクターである。
主らしく物言いは貴族的で威厳のあるものだが、性格は見た目相応に幼い。
カリスマがあるという設定があるが、そうした幼い描写が目立つためファンの間ではよくそのカリスマ設定で弄られている。
もっともカリスマという言葉は「人々の注目を集める超人的な存在感を放つ素質を持つ者」を指し、そうした幼い性格に矛盾するような言葉ではない。
しかし東方のファンの間ではカリスマと威厳が混同される傾向があり、このようにネタにされるようになった。
代表的なキャラ:RMLA姉貴RMLA誠田)、彼方さくら、しずかちゃん(柊小鳥)、寿香
フランドール・スカーレット
EXボス。レミリアの妹。気が触れており、紅魔館に幽閉されているという設定である。
紅魔郷クリア後はある程度解放され、紅魔館内を自由に行き来できるようになったらしいが、それでも原作での以降の作品での出番はほとんど無い。ただラスボス以上の力を持つが幽閉されている危険人物の妹キャラという設定から扱いやすさもあって二次創作では妙に人気がある。
二次創作では気が触れているという設定が強調されることが多く、かなり猟奇的な描写がされていることも多い。
代表的なキャラ:池沼YUNO.ナビラ

東方妖々夢

旧作に登場し、サークル名にもなっているアリスや、幻想郷の管理者の登場など、前作に比べると、より世界観に深みのある作品となっている。前作同様人気は高いが、前作と違ってキャラ人気にはムラがある。
レティ・ホワイトロック
1面ボス。冬の間だけ元気になる妖怪。当たり判定が見た目以上に広かったことから、冬という皮下脂肪に連想される要素も手伝って、二次創作ではムチムチやデブキャラとして描写されることが多い。
その手のコアなファンは見られるが、実際のところ二次創作での登場は少なく、人気は低い方である。
冷気を操る存在からチルノと関連付けられることもあり、そこから発展してチルノを始めとした妖精や下級妖怪の保護者のようなキャラ付けをされる事もある。
しかし同じようなポジションに付く幽香や慧音よりかは少ない。
2面ボス。藍の式神の化け猫。二次創作では藍が我が子のように溺愛する存在として描かれることが多い。素直な良い子として描かれることもあるが、この手の東方キャラとしては珍しく、藍の過保護を楯にした生意気な子供というキャラ付けも見られる。
代表的なキャラ:クソ猫(ひなたゆかり)
アリス・マーガトロイド
3面ボス。人形を操る魔法使い。旧作である「東方怪綺談」にも登場していた。ただしその頃の設定がどこまで受け継がれているかは不明。
魔法の森に一人で暮らしており、多くの魔法使いがそうであるように、自宅で魔法の研究をしている。
設定上は不得手な魔法がない万能型の魔法使いであるらしいが、人形を操る魔法を好んで使用しており、それ以外の魔法を使う描写は乏しい。
パチュリーのように魔法を極め、妖怪化した魔法使いであるが、人外となってから日が浅く、クールな性格ではあるものの、まだ人間への理解は高く、基本的に優しい性格である。
二次創作では一概に言えない性格から、クールさを強調したものから優しさやを強調したものまでブレが大きい。
同じ魔法使いである魔理沙との絡みが公式でもしばしば見られる。二次創作では魔理沙とのカップリングが東方を代表するカップリングとして知られている。このコンビもライバルからイチャイチャカップル、アリスからの一方的な好意などブレが大きい。
公式ではこの二人は仲が悪いという設定であるが、口で反発しあっていながら何かと関わりがあるため、先述の性格もあってツンデレキャラとして扱われることも多い。
代表的なキャラ:ALC(ひなせはるか)、ALCTIS(大佐)、錯乱棒、JGN(テレサ)、弥生兎いちごAKIRAWeb
上海人形
アリスが操る人形。最初は技名に書かれていた名前に過ぎなかったが、後に単体の名前であるという公式設定ができた。ただしどの人形が上海人形であるかは不明である。二次創作ではアリスの横によく描写される青い服を着た人形として扱っている。
公式ではアリスが操っている以外せいぜい相づちを打つ程度しか描写はないが、二次創作では完全に独立したキャラのように描写されることも多い。
代表的なキャラ:crisu蓮奈理緒
リリーホワイト
4面中ボス。春に力を増す妖精。二次創作では「春ですよー」と喋る姿がよく見られるが、原作でこのような台詞は発したことはない。
東方花映塚に登場する黒い服を来たバージョンは「リリーブラック」と呼ばれる。設定ではこの黒いリリーホワイトは映姫の真似をして単に黒い服を着ただけのリリーホワイトなのだが、この設定が出る前から、リリーホワイトとは別のキャラ、あるいはリリーホワイトのもうひとつの人格などとして扱う二次創作も多い。
代表的なキャラ:あしらむ春ガイジ
プリズムリバー三姉妹
4面ボス。騒霊の姉妹。上からルナサ、メルラン、リリカという名前である。楽器演奏が好き。ストーリーでは演奏を頼まれて白玉楼に向かっているという役回りであった。
ルナサは音楽を聞いた相手の気分を落とさせ、メルランは気分を高揚させ、リリカは失われたメロディを再現することと、姉二人の効果を高める能力を持っている。
レイラ・プリズムリバーという幻想入りした没落貴族の令嬢がマジックアイテムによって、別れてしまった自分の姉を模して生み出した騒霊がこのプリズムリバー三姉妹である。
その後はレイラが亡くなるまで彼女の世話をしていたが、どういうわけかレイラが没しても消えずに残り続けている。
三人一組という扱いづらさや楽団キャラというポジションからかメインを張る二次創作は少なく、せいぜい背景として登場し演奏している扱いが多い。その為キャラ人気はあまりない。
しかし、彼女らのテーマ曲である「幽霊楽団」は東方でもトップクラスの人気曲として知られ、楽団キャラとしての面目は保っていると言える。
魂魄妖夢
5面ボス。幽々子に仕える半人半霊の剣士。隣でふわふわと漂っているものが半霊。主人公勢と共に異変を解決することもある。
基本的に幽々子の忠実な部下としていつも付き添っているが、意外と生意気な面も見せる。
半人前キャラとしての扱いが目立ち、戦闘でも性格面でも未熟な部分が多い。
二次創作では、幽々子周りの全ての家事を担当しているという設定にされることが多い。またよく幽々子や紫など周りの人物に振り回されている。
代表的なキャラ:エスカ朝月、Y.AOI(悠木碧)、biim
西行寺幽々子
6面ボス。白玉楼の管理者である亡霊。白玉楼では地獄に行く前の幽霊を管理する仕事をしている。
掴み所のない性格で、いつも気の向くままに呑気に日々を過ごしている。一見何も考えていないようだが、物事の裏を見透かしているような描写も多い。紫とは生前からの親友であり、関わり合うことも多い。
東方永夜抄での描写から大食いキャラ扱いされることが多い。また飄々と振る舞う妖艶な女性として描写されることも多い。
代表的なキャラ:Vivianユヲ
八雲藍
Extraボス。紫の式の九尾の狐。東方では式神は動物などの媒体に式を打ち込むことで、その式に指示された事に対し高い能力を発揮できるようにする術とされている。
これはハードにソフトをインストールするコンピュータのようなものだとされ、藍も度々コンピュータに例えられている。実際計算も得意であるらしい。藍はその式神の中でも最強の部類とされている。
主な役割は紫に代わっての幻想郷の管理であり、紫はその性格や生活習慣から不在のことが多く、実質平時の幻想郷の管理者と言える。
一見完璧超人のようであるが、橙が襲われていることに怒って勝手に手を出し紫に怒られるなどドジな面もある。
原作では紫に敬意を払う忠実な僕ではあるのだが二次創作ではずぼらな紫を甲斐甲斐しく世話するキャラとして扱われることが多い。橙を溺愛している親バカという設定もしばしば。
またスッパテンコーという露出狂のネタもある。
代表的なキャラ:乱射魔
八雲紫
Phantasmボス。幻想郷の創造主であり、管理をしている妖怪の賢者。常に幻想郷の為を思っているが、狡猾で胡散臭い性格で、よく周りの人物を振り回している。
境界を操る能力を持っており、結界を操ったり、スキマと呼ばれるどこでもドアのような亀裂を発生させて瞬間移動するなど空間的な境界を操る他、常識と非常識の境界を弄ることで非常識なものも常識的なものにしてしまうなど、概念的な境界も操ることができ、実質何でもありな能力である。
ちなみに大きく衣装のデザインが変更されたキャラであり、妖々夢ではほとんど紫で構成された服装であったが、永夜抄では白地に紫などの柄が入った服装となり、萃夢想では髪を丸くまとめるようになっている。
その後、原作では後者2つのデザインのどちらかが採用されており、二次創作でもその2つの人気が高く、妖々夢以前を舞台としたストーリーでもそのデザインで描写されていることも少なくない。
二次創作では胡散臭い蠱惑的な女性としてよく描写され、黒幕として設定されることが多い。似たようなキャラ付けをされる幽々子と比べると、彼女より下品で俗っぽい性格にされる傾向がある。
能力も原作以上に万能なものとして扱われ、性別、年齢、世界観などありとあらゆる存在を操ってしまう全能と化している。その為、性格と合わせて騒動の原因にしておけば安心な便利なキャラである。
また、その風貌や大人びた言動、部下の藍と橙が親子のように描写され、おばあちゃんのような立ち位置になってしまうことからか、東方におけるBBAキャラの代表格として扱われている。
代表的なキャラ:いとうあさこ(大佐

東方萃夢想

黄昏フロンティアがZUNと共同制作した対戦ゲームであり、格闘ゲームのようなシステムである。
伊吹萃香
酒好きの鬼。かつて妖怪の山を支配していた鬼の四天王のひとりであったが、長らく姿を眩ましていた。東方では鬼は鬼退治されることに嫌気が差し、皆姿を消してしまったという設定で、原作では、宴会を繰り返し開かせることで賑わせ、仲間の鬼を呼び戻そうとしていた。戦闘では能力を使って巨大化したり分裂したり霧に変化したりする描写がなされた。
嘘や騙されることを嫌っており、自身も好き嫌いに忠実で歯に衣着せない性格である。
二次創作では幼女という設定がなされることがある。原作に比べると毒舌な面はあまり見られず、幼女らしい子供っぽいキャラとされていることが多い。
公式でも二次創作でも存在感のあるキャラでありながら、二次創作であまりはっちゃけたキャラ付けをされず、むしろ美化される事も多いキャラというのは、東方では珍しい。
代表的なキャラ:SIK(やみん)、野獣妹(Nana Takahashi)、サクセスSIK(藤原鞠菜)、スイカ豊崎愛生

東方永夜抄

幻想郷の創造主でもある紫以上の実力者として月人及びその故郷である月の都の設定が登場する。
当時は東方キャラの過去設定の考察やその二次創作が盛んで、それを受けてか今作はそれまでの作品に比べて、キャラの過去が詳細に設定されている。
その為、月の都という新たな勢力の存在の示唆もあって、キャラ設定の考察やその二次創作が非常に盛んな作品となった。
また、ニコニコ動画で話題を呼び始めたのもちょうどこの頃で、ここから東方の人気が爆発的に高まったとされている。
しかし、東方全体で詳細な設定の考察よりも、曖昧な設定を個々でアレンジ、解釈していくことが次第に好まれるようになっていき、儚月抄の失敗もあってか月の都の存在や過去の設定は敬遠されるようになっていった。
現在はかつてほどの人気はあまり見られなくなってしまっている。
リグル・ナイトバグ
1面ボス。蛍の妖怪。虫を操る能力を持っている。
見た目がボーイッシュであるため、二次創作では男という設定にされることも多い。また僕っ娘として扱われていることもあるが原作での一人称は私である。これらは「ショタリグル」「僕リグル」などと呼ばれ区別されている。
ゴキブリ扱いされることもしばしば。便利な竿役扱いされることもしばしば。
原作では特に関わりのあるキャラはいなかったが、チルノ、大妖精、ルーミアらとセットになっていたり、虫から花が連想されることから幽香と一緒いることも多い。いずれの場合も基本的ににツッコミ役の振り回されキャラにされている。
代表的なキャラ:玻璃月セピア伊東ライフ
ミスティア・ローレライ
2面ボス。夜雀という妖怪であり、歌声を聞いた者を鳥目にする。
焼き鳥屋に対抗して鰻の屋台を開いている。二次創作ではこの設定を膨らませて割烹着姿という設定にされることもある。
二次創作ではよく鶏肉扱いされている。特に食いしん坊キャラである幽々子が天敵とされている。
歌手として音楽活動をしており、特に響子とはバンドを組んでいる。いかにも二次創作的なコンビだがこれは公式設定である。
彼女の歌は若い妖怪からの人気は高いが、年配の妖怪からの評判はよくないらしく、所謂若者向けの歌手であることが窺える。
東方ファンの間からは「みすちー」と呼ばれる。
代表的なキャラ:クソザコヨスズメ柚子湯
上白沢慧音
3面ボス。寺子屋の教師を務めるワーハクタク。満月になるとハクタク化して角が生え、毛の色も変わる。
二次創作でも先生キャラとして重宝されている。頭が弱いという設定の妖怪たちを生徒にして授業するという描写もしばしば見られるが、このキャラの寺子屋は人間向けのものである。
紅妹との絡みが多く、二次創作でも人気のカップリングとなっている。
ハクタクが牛の姿をしているということから巨乳扱いされることも。
代表的なキャラ:たかはしひとみけーね先生
因幡てゐ
5面中ボス。兎の妖怪。永遠亭の面々が来る前から迷いの竹林に住んでいた。
人に幸運をもたらすが、いたずら好きでよく人を騙している。二次創作ではこの二面性が強調され、幸福を餌に相手を陥れる狡猾なキャラとして描写されることもある。
二次創作では鈴仙との絡みが多い。
代表的なキャラ:愛佳、しあわせうさぎ(つゆり)、*ゆっきん*笑い兎
鈴仙・優曇華院・イナバ
5面ボス。月から幻想郷に移り住んだ月の兎。月が地球人と戦争をしたことを受けて地上に来た脱走兵であるが、この戦争の設定は矛盾点が多く、よく世界観の考察に混乱を生じさせている。
現在は輝夜のペットであり永琳の弟子。鈴仙は元々の名前で、優曇華院は永琳に付けられた名、イナバは輝夜に付けられた名だが輝夜含めこう呼ぶことはほとんど無い。原作でもファンの間でも「鈴仙」及び優曇華院の略である「うどんげ」と呼ばれることが多い。
二次創作では生真面目な性格に加え周りにクセの強いキャラも多かったことからか、東方屈指の弄られキャラとなっており、原作でもそのような描写が増えてきている。
弾幕が座薬に似ていたため、二次創作では座薬ネタが鉄板だったこともあった。今となっては古いネタである。
ブレザー姿でウサ耳というキャッチーな外見から、昔は「新参ホイホイ」と評されることもあった。クッキー☆でも似たような現象が起こった。
代表的なキャラ:緋翠UDNG、古賀ウサギ(古賀
八意永琳
6面ボス。永遠亭に住む月の民。月の都の設立にも関わった月の賢者で、その年齢は億単位とも言われている。輝夜に遣えている彼女の教育係であり保護者。永遠亭の実質的なまとめ役である。
医者であるという設定から、二次創作では医者役として便利に使われる。彼女の薬で騒動が起きるストーリーもよく作られる。特に媚薬、睡眠薬、強精剤、性転換やふたなり化の薬などエロ同人における需要が高い。
一方で彼女自身が性対象となるエロ同人はそれほど多くなく、エロ方面で人気があるのかないのか微妙な立ち位置となっている。
代表的なキャラ:ALCTIS(大佐)、AKIRAレーニン
蓬莱山輝夜
6面ボス。一定の条件をクリアすることで永琳に代わって対戦できる真のラスボス。永遠亭に住む月の民でかぐや姫その人。
二次創作では姫キャラ故の養われ気質から発展されたのか、ニート扱いされることが多い。ただしこのネタは嫌うファンも多く、近年は風化しつつある。
しかしニートネタに変わるような有力なネタがあるわけでもなかったため、個性が弱くなってしまい、初期のラスボスとしては異様に二次創作での出番が減ってしまってきている。
公式での描写も意外と乏しいため、ニートネタ以外のキャラ付けも安定していない。
代表的なキャラ:鳴海エリカ
藤原妹紅
EXボス。元は普通の人間だったが、蓬莱の薬を飲んだことで不老不死となった。その他、火を操る能力も身に付けている。
父親は輝夜に求婚をしたもののあしらわれてしまった貴族のひとりで、その因縁から輝夜をライバル視しており、不死身同士の不毛な殺し合いを繰り返している。
その他自身の数少ない理解者である慧音との関係性が深い。普段は竹林に来た人を迷わないようよくその案内している。
もんぺを履き、よくそのポケットに手を突っ込んでいる事からイケメンキャラ扱いされており、二次創作では男っぽいキャラとして描写されることが多い。
ただし原作では口調含めて女性的な描写がされていたためこうした男まさりな妹紅をにわかのキャラ付けとして嫌う原理主義的なファンも見られた。
しかし、その後登場していくと普通に男まさりなキャラとして描写されており、近年そういった主張は鳴りを潜めてしまっている。
クッキー☆キャラでは珍しくもないが、東方では二次創作において喫煙キャラとして扱われることが多い貴重なキャラでもある。
全体的に人気が下がりぎみであった永夜抄のキャラの中でも安定して高い人気を維持しているキャラでもある。
かつては輝夜のライバルキャラとしての扱いが目立ったが、近年は輝夜の二次創作での出番の減少を受けてか、慧音の相方としての扱いが強くなってきている。
代表的なキャラ:モコタン一色ヒカル、銀杏()

東方花映塚

この作品だけは対戦型シューティングである。その為中ボスとラスボス以外の対戦相手は皆自機キャラでもあり、ボスキャラも自機として使用することができる。
メディスン・メランコリー
鈴蘭畑に捨てられた人形が転じて妖怪となった。人間に対して恨みを抱き復讐の機会をうかがっているようだが、妖怪含めてそれに賛同する者はいない。
スズランの毒を受けて毒を操る能力を持っている。またスズランのことを「スーさん」と呼んでよく語りかけている。いつも小さなメディスンのような存在が傍にいるがどういった存在なのかは不明。
二次創作ではこの小さなメディスンがスーさんとしていることが多い。
その他人形という設定や見た目からいかにもアリスと関連がありそうだが公式でアリスとの絡みはいまだにない。
色々と興味深い設定はあるものの他のキャラとの絡みがなく、作ろうにも別のキャラで良かったりすることもあってか、二次創作ではかなり人気が低い。
花繋がりで幽香との絡みが比較的見られるがその立ち位置もチルノやリグルに取られてしまっている。
代表的なキャラ:ゴミ
射命丸文
初出は花映塚より3日早く頒布された書籍版『東方文花帖』。鴉天狗の新聞記者。東方projectでも有数の人気キャラクターの一人。自機として出演する作品も多い。
彼女の発刊する新聞は「文々。新聞」という名称である。公式で発行されている書籍の中には、彼女が執筆した記事という設定のものもある。
東方におけるパパラッチキャラであり、そこから二次創作では実況や解説役も務めるなど、狂言まわしやマスコミ的な立ち位置として出番は多い。
また、ニュースをでっち上げたり煽ったりといった明るい性格だが表裏のある狡猾な小悪党キャラとして描写されることも多い。
代表的なキャラ:TORIユヲ、ずりあや(伊東ライフ)、りーな、野獣妻(藤村歩)
風見幽香
強力な妖怪であり、花を操る能力をもつ。向日葵ばかりが並ぶ「太陽の畑」と呼ばれる場所に住んでいる。
旧作」で初登場したキャラクターである。Win版以降での原作での出番の少なさの割に、二次創作では凶暴で最強などという性格付けなどがなされてかなりの人気を博した。特にドSなお姉さんといった描写が多い。また、戦闘スタイルは傘や体術的なものが多く、肉体的なパワーでねじ伏せるものが多い。その他植物で攻撃することもあるがこちらは二次創作特有のもので原作では花を操る能力自体に戦闘力はない。
魔理沙のようにマスタースパークを使う描写も見られるが、これは旧作の時、マスタースパークに似た太いレーザーを放っていたことから、これが元祖マスタースパークであるとする二次設定である。
東方の中でも特にデザインがブレるキャラであり、東方ファンの間でも、描かれる髪型や服装には大きな違いが見られる。その為緑髪で目と服が赤ければ大体幽香と思って差し支え無い。
クッキー☆のMADでの早口おばさんでしばしば見られる設定の中には、原作の二次創作でよく使われた設定を流用したものもある。
ちなみに旧作の頃からZUNの元カノをモデルにしたキャラではないかと噂されている。
代表的なキャラ:早口おばさん(誠田)、超早口おばさん(AKIRA)、悪口おばさん(RedQ)、早口リおじさん(レイテツ)
小野塚小町
怠け者の死神。死神と言っても仕事内容は三途の川の舟守であり魂の回収は管轄外である。持っている鎌も死神らしさを出すためのアクセサリーであり、武器ではないという設定である。しかし、ゲーム内では普通に武器として使用している。
仕事には不真面目でサボり癖があり、その事でよく上司である映姫に怒られている。また映姫のことは「四季様」と呼んでおり、二次創作で「映姫様」と呼んでいるとにわか扱いされてしまう。
一人称は「あたい」で江戸ッ子言葉のような独特の口調で喋る。
二次創作ではやたらと巨乳にされ、ユルいお姉さんといったキャラ付けが多い。
代表的なキャラ:死相姉貴
四季映姫・ヤマザナドゥ
幻想郷担当の閻魔。「ヤマザナドゥ」が幻想郷閻魔という意味であり称号である。小町の上司。
仕事熱心かつ真面目で悪い人物ではないが、説教好きで仕事プライベート問わずよく説教をしており、皆からは嫌われている。
原作ではそこまで小柄なキャラではないが、二次創作では小町の対比からかやたらとロリにされる。
種族的には地蔵から閻魔に昇格した菩薩であり、そこから地蔵に関連したネタも見られる。
代表的なキャラ:白黒ガイジ(春李めぐみ)、ファッション引退姉貴(配管工)

東方風神録

外の世界から信仰を失った神様が神社ごと引っ越してきて幻想郷を乗っ取ろうとするストーリーである。
それまで名前以外描写がなかった外の世界という設定が密接に関わるようになり、また舞台も妖怪達が住まう場所である妖怪の山を舞台としており、
東方の世界観が大きく広がった作品と言える。
登場キャラの人気も全体的に高い。
秋静葉
1面中ボス。秋の紅葉を司る神で、穣子の姉。二人まとめて秋姉妹と呼ばれる。神と言っても別に強くはなく、上下関係を重んじる天狗たちからも蔑ろにされている。ただ人間たちからの信仰は厚いらしい。
他の中ボス同様原作ではこれと言ったキャラ設定や描写はないが、二次創作では妹の穣子の相方としてセットで登場し、妹と比べると姉らしい落ち着いた性格やつっこみ役といったキャラ付けにされることが多い。
秋穣子
1面ボス。豊穣を司る神で、静葉の姉。東方projectの非公式の人気投票では第5回でWin版キャラ最下位であった事から、不人気キャラとしてやたらとネタにされる。
しかし、空気キャラとして弄られる立ち位置を確立したことから、二次創作では人気キャラを羨んだり、人気を獲得しようと奔走したりと活躍するようにもなった。
人気投票の結果もそれに伴い上がっていき、今となっては人気キャラというわけではないが一定の人気を保っている。
鍵山雛
2面ボス。流し雛の神様であり、人々から厄を集め、それを処理する神へ渡している。原作ではやたらとくるくる回っていたことから、回転が彼女を象徴する行為となっている。
東方では珍しい毒の無い健気な良い子といったキャラであり、二次創作でもそうした立ち位置が多い。
一方で集めた厄によって近付くものは不幸になってしまうといった設定から、不本意ながら不幸を呼ぶ女といった人間とは歪な関係を持ったキャラ付けをされることもある。
河城にとり
3面ボス。河童。東方屈指の人気キャラの一人。河童といっても幻想郷の河童は普通の少女の姿をしており、皿も甲羅も無い。代わりに緑色の帽子とリュックがトレードマークとなっている。
東方projectの河童は機械を作るのが得意な種族であり、このキャラも例に漏れない。東方における科学技術担当キャラと言える。
人間の事を「盟友」と呼び親しんでおり、二次創作でも雛のような健気なキャラとして扱われることも多かったが、原作で登場する度に性格の悪い部分が露見し、人間への親しみも上っ面だけであると判明してきたことから、現在は文のような子悪党キャラが主流である。
代表的なキャラ:杜秋乃Kofjiみゅる
犬走椛
4面中ボス。妖怪の山の警備を担当している白狼天狗。将棋が趣味らしい。射命丸との絡みで二次創作ではやや出番が多く、人気も高め。
しかし、原作ではまともな台詞がほとんど存在しない。
二次創作では文に振り回される気の弱い後輩キャラといった扱いが多い。
後に登場した天狗であるはたてによると、上下関係の厳しい天狗社会において、文と椛もその例に漏れず二人の仲は悪いという設定が明らかになった。
この設定はそれまでの二次創作のイメージとはかけ離れており、ファンの間では大きな衝撃が走った。
現在でもその設定を取り入れず上記のようなかつてのキャラ付けをされていることが多い。
代表的なキャラ:INU、クソ犬(朱紅蓮)、Miji(Web
東風谷早苗
5面ボス。守矢神社の風祝であり現人神。外の世界から神奈子に連れられてやって来た。風祝とはかつて諏訪大社にあったとされる役職。その為厳密には巫女ではなく、むしろ宮司や禰宜に近い役職である。
しかし、ファンからも公式からもほとんど巫女として扱われている。
風祝自身も信仰対象とされていたかのような資料もあり、現人神でもあるという設定はここから来ていると思われる。
昔は霊夢とキャラが被っている、2Pカラーなどとネタにされたこともあったが、今は原作でも二次創作でも差別化に成功している。
異変後は咲夜や妖夢のように霊夢たちと共に異変解決にも赴くようになり、後の作品で主人公の一人となるようにもなった。
特に霊夢と並ぶ巫女キャラということからか、それほど安定して自機採用されているわけでもないにも関わらず、咲夜や妖夢を差し置いて、魔理沙に並ぶもう一人の主人公またはライバルとして扱われることも少なくない。
原作では登場した当初は神奈子たちには忠誠心が高い一方、霊夢たちを見下しているかのような描写もあったが、異変後は霊夢たちにも敬意を表すようになった。
二次創作でもそうした真面目なキャラとして描写されることが多い。周りに振り回されていることもしばしば。
その他原作では突拍子のない問題発言やうんちくを披露することもあり、天然キャラとしてもよく描写される。
代表的なキャラ:SNE(羽高なる)、ぱせり
八坂神奈子
6面ボス。神であり、外の世界があまり神を信仰しなくなってしまったことを受けて、幻想郷で信仰を集めようと守矢神社ごとやってきた。
原作では異変後に幻想郷の住人と和解して妖怪の山で信仰を集めるようになっていった。
二次創作では髪型から「みさえ」とも呼ばれ、早苗や諏訪子の母親のような存在として描写をされることも多いが、この手のラスボスキャラの中では、男前なキャラとしても扱われている。
またやたらと巨乳に描かれる。
東方キャラにおける神キャラの代表格としてもよく挙げられ、異変後は幻想郷で信仰を集めるため各地で開発や治世活動を行っている。
しかし、そうした活動の多くは善意とはいえ独断によって勝手に行っているものであり、時折事件の黒幕になることもある。
代表的なキャラ:KNK
洩矢諏訪子
EXボス。守矢神社のもう一柱。荒ぶる神であるミシャグジ様を操る力によって諏訪を支配していたが、後にやって来た神奈子との戦いに破れて、神社を譲り、隠居していった過去を持つ。
同じ神でも人々を指揮する主導者的な神としての側面が強い神奈子に対して、こちらは恐怖で人を支配する邪神という側面が強い。
現在はかなり丸くなっているが、時折邪神らしい物騒な物言いをすることもある。
二次創作ではやたらとロリに描かれる。また、邪悪な側面を強調したものも見られる。
被っている帽子には目が付いており、生き物のようである。ファンの間ではこの帽子を「ZUN帽」と呼び、単独のキャラとして扱うネタも見られる。
ただしZUN帽は元々レミリアなど多くの東方キャラが被っているドアノブカバーのような帽子の事を指していた。また東方キャラの帽子全般をこう呼ぶことも多い。
原作での記述から「ケロちゃん」という愛称があり、蛙に関わる描写も多い。
代表的なキャラ:SWK(海原エレナ

東方緋想天

東方萃夢想の続編。時系列的には風神録と花映塚(文花帖)の間ということになっていたが、後に地霊殿と風神録の間ということに変更された。しかし、その名残で風神録のキャラは登場しない。
暇をもて余した天子が、退屈しのぎに巨大地震を起こそうとすることで自ら黒幕となり、その予兆をばら蒔いて皆に推理させようとするストーリーである。
ストーリーモードはキャラ毎に異なる時系列で進められ、全キャラのストーリーモードのパートを時系列順に並べると、一貫したひとつの大きなストーリーとなる仕組みになっている。
その為登場キャラ全員が各々に活躍するそれまでの東方シリーズの集大成とも言える壮大なストーリーとなっている。
永江衣玖
竜宮の使いという緊急事態の際に姿を表して忠告する妖怪。龍神の部下である。二次創作ではゲームでの技モーションからのサタデー・ナイト・フィーバーネタや行き遅れOLネタが鉄板。偶然だがクッキー☆におけるSNNN姉貴の扱いとよく似ている。
また原作では天子とは知人なだけなのだが、天上に住む者同士関わることがあるようで、劇中で面倒を見ているかのように捉えることができる台詞や天子を「総領娘様」と呼んでいたことからか、
天子のお目付け役のような存在として扱われることが多い。
比那名居天子
天人でありラスボス。我儘な性格で、退屈しのぎで異変を起こすほど。比那名居一族は大村守という天人に仕えた神官である名居一族の部下であり、名居一族が神となったことで天人となった一族である。
上司によって成り上がった天人故、この様な性格は一族全体の傾向であるらしく、天上での評判も悪い。
二次創作では原作同様我儘お嬢様といったキャラ付けが多く、その他胸がまな板だったりドMネタがポピュラーである。
キャラのビジュアルにおいて東方全体で見ても絶大な人気を誇っており、コスプレの題材としても人気が高い。
代表的なキャラ:TNK(みる

東方地霊殿

地底から大量の怨霊が湧いて出てきた異変を解決しに行くというストーリー。地底には地上から逃げ隠れていったはみ出し者の妖怪がすんでいる。
実際にはそれ自体は異変の本質ではなく、神奈子が幻想郷にエネルギー革命を起こすために、空に太陽(核融合)の力を与えた事に起因している。
ZUNが斬新さを求めて製作した作品であり、ボスの関係性など従来の東方と比べて変則的な要素が多く見られる。
全体的に人気の高いキャラが揃っているが、かつてはそれまでのキャラに押されており、そこから徐々に人気を確立していった経緯を辿ったキャラが多い。
この作品以降のキャラは初期のキャラとして分類されることが少なく、東方における新世代の幕開けのような作品でもある。
キスメ
1面中ボス。釣瓶落としの妖怪。内気ながらも凶暴な性格らしい。人気はあまりない。
黒谷ヤマメ
1面ボス。土蜘蛛であり地底の人気者。疫病を操る能力を持つ。
二次創作では設定を過大に解釈してアイドル扱いされたりもするが、どちらかと言えば人気がない方のキャラ。
原作でそういった描写はなかったが、登場する場合はキスメやパルスィなどとセットになることも多い。
水橋パルスィ
2面ボス。橋姫であり、嫉妬心を糧とする。本人も嫉妬深い。相手を嫉妬させる能力を持っているのだが、原作でも二次創作でもそうした描写はほとんど見られず専ら自分が嫉妬ばかりしている。
変な名前をよく誤表記される。
緑色の目とエルフのような耳が特徴的。東方ファンの間ではこのキャラを表す擬態語として「ぱるぱる」という言葉が用いられる。
嫉妬深いキャラということで、主にリア充や人気キャラ相手に嫉妬するネタで人気となった。
代表的なキャラ:ジョーカー
星熊勇儀
3面ボス。地底に住む元鬼の四天王の一人で萃香とは知り合い。怪力自慢。性格も豪快で原作では杯に注いだ酒を溢さずに戦うというハンデを自ら課して挑んできた。
二次創作でもサバサバした豪快な性格の姐御キャラとして扱われている。また東方における巨女や筋肉女担当となっており、その手のファンからも支持されている。
代表的なキャラ:尹乃小鳥
古明地さとり
4面ボス。さとりという種族の妖怪でこいしの姉。
地底の地霊殿の主であり、危険な怨霊を管理している。この手のポジションに就いているキャラは普通6面ボスを担当しており地霊殿の変則性がよく現れていると言える。
その為ラスボスの面々とセットになっていることも少なくない。
心を読む能力により動物には好かれるが、人間や妖怪からは疎まれている。その為地上を離れて地下に住み着いたという背景がある。また多くのペットを飼っておりその中にはお燐やお空のように妖怪化した者もいる。
二次創作ではクセの強い地霊殿の面々に振り回される苦労の多い保護者といった扱いが多い。
ちなみに、胸についている触手のついた目玉(クッキー☆民から太一くん扱いされているもの)は相手の思考を読み取るサードアイである。
かなりの人気キャラではあるのだが彼女以上に人気の高いこいしの影に隠れがち。
悲しい背景も人気要素のひとつだが、心を読む設定は扱いにくいのか持て余されていることも少なくない。
代表的なキャラ:ましろまぜにま
火焔猫燐
5面ボス。さとりのペットの一人。一人称は「あたい」。火車という妖怪であり、死体を持ち去ることを好むネクロフィリア(死体愛好家)である。
普段は地底のエネルギー源である灼熱地獄跡を燃料である死体を補充して地霊殿の温度の管理をしている。またさとりのペットたちのリーダー的な役割も担っている。
ストーリーでは暴走したお空がさとりに制裁されてしまうことを恐れて、地上に大量の怨霊をバラ撒き地上の者を呼び込んでお空を止めて貰おうとしていた。
深刻な異変を危惧し、逆に小規模な異変で注目を集めて事前に対処してもらおうといった切れ者であり普段は真面目なのだが、やって来た地上の者を試すと称して攻撃を仕掛けるなど気紛れな面も見られる。
二次創作でも真面目な保護者といった立ち位置が多いがネクロフィリアという点が強調されて猟奇的な面をもったキャラとしても描写されることが多い。
猫耳ゴスロリ三つ編みといったキャッチーなビジュアルから、出た当初はうどんげや早苗等に続く新たな新参ホイホイになるかと思われたがそんなことはなかった。
代表的なキャラ:ORN(緋翠)
ゾンビフェアリー
お燐が攻撃の際に使役した妖精たち。ゾンビといっても正体は怨霊の姿に扮した妖精である。
霊烏路空
6面ボス。さとりのペットの一人。お燐と共に灼熱地獄跡の管理をしていた。愛称は「おくう」。
右足は金属か岩の塊のような「融合の足」、左足は原子の絵のように発光体が周回している「分解の足」、右手は制御棒と燃料棒を司る「第三の足」となっている。
その他八咫烏その物である胸の眼や宇宙が映ったマントなどパーツが多い。ファンアートではこれらいくつかが省略されている場合も見られる。
元は地獄鴉だったが、神奈子と諏訪子から八咫烏の力を与えられて、核融合を操る強大な力を身につける。この力で調子に乗り、地上で暴れようとしていたところをお燐が地上の者を呼び込んで止めるというのが地霊殿の大まかなストーリーである。
記憶力が低く物事を深く考えないかなりの鳥頭という設定。技もその圧倒的な高火力でごり押していくものが多い。神奈子たちが空を選んだのも、その愚直さも買っての事らしい。
二次創作でもチルノに並ぶ東方界の馬鹿キャラ代表として扱われる。特に東方の馬鹿キャラはチルノのようなロリキャラばかりで非ロリキャラとして扱われる空はその中でも異質な存在である。
また巨乳キャラとしても扱われ、身長や体格も大人の女性として見ても大きく描かれる傾向が強く、体ばかり大人な子供っぽいキャラといった扱いが多い。
代表的なキャラ:なでこむくむく
古明地こいし
EXボス。さとりの妹。他者に疎まれることを拒んで心を閉ざしてしまっている。
心を閉ざしたことで無意識で行動できるようになり、さとりですらも行動が読めない存在となった。また存在感も失っている。普段は地上など各地を放浪しており、たまに地霊殿に帰ってくる。
存在感を失ったことで嫌われなくなったものの、さとりのように動物から慕われることもなくなり、誰にも相手にされなくなってしまった。
さとりはそんなこいしを憐れんで彼女の遊び相手としてペットをあげたが、そのペットの詳細は不明である。
無意識といっても公式でも二次創作でもその描写は無邪気ゆえ常識や道理が通じない存在と言った感じである。
また技名などは心理学を由来としたものが多い。
出た当初はそれほどでもなかったが、優秀なファンアートが作られネタが充実していくことに伴って、段々と人気を高めていった。
それを受けてか公式でも推されるようになっていき、現在では東方projectでもかなりの人気キャラとなっている。
しかし、無意識や心理学というテーマから無邪気ゆえの猟奇的な描写や精神に訴えかけてくるような人を選ぶファンアートも多く、新参ホイホイでありながらちょっとした地雷キャラにもなっている。
代表的なキャラ:3777514(さななな

東方星蓮船

地霊殿の騒動により間欠泉が出現し、そのショックで封印から目覚めた妖怪たちが、自分達が慕っていた聖を封印から解き放とうとするストーリーである。
実際のところ皆成り行きで戦うことになっただけで異変らしい異変とは言い難い。
最終的に全キャラが命蓮寺のメンバーとなり、後の作品である神霊廟の一部のキャラも命蓮寺のメンバーがおり、東方の中でも一大勢力となった。
ナズーリン
1面ボス。ネズミの妖怪で星の部下。実は本物の毘沙門天直属の部下であり、勝手に毘沙門天の代理となった星を監視するために遣わされた。中性的で尊大な喋り方をする。
探し物を見つける能力を持ち、ストーリーではうっかり無くしてしまった宝塔を星に頼まれてこっそり探索していた。
二次創作でも星と共に描かれることが多く、部下でありながら彼女の指導やドジの尻拭いをしていくような立ち位置が多い。また隠れた大物ということで1面ボスながら聖を慕う妖怪たちのまとめ役のような存在となることもよく見られる。
代表的なキャラ:にょんKofji
多々良小傘
2面ボス。忘れられた傘が転じて生まれた唐傘お化け。人食いの妖怪とされるが食べるのは人間の「驚き」である。人間を驚かせたいがなかなか驚いてもらえないで苦労している。
妖怪としてはポンコツな一方、里の人間からは慕われており、ベビーシッターを頼まれたりしている。また特技として鍛冶の能力も高い。
ストーリーでは通りすがりの妖怪でしかなく星蓮船のボスで唯一命蓮寺と関わりがなかった。ただしその後いつの間にか命蓮寺の勢力に入っていることが判明している。二次創作でも命蓮寺の一員として扱われることがほとんど。
二次創作では妖怪として驚かそうと奮闘するが上手くいかないポンコツ妖怪として描写される。命蓮寺のメンバーなどその他の妖怪に師事してもらっているパターンも多い。
逆に命蓮寺の妖怪が目指している人間との友好は健気で人懐っこい性格もあって、すでに達成してしまっている妖怪としても扱われる。
また何故かロリ巨乳キャラとして描写されることも多い。
代表的なキャラ:未音
雲居一輪&雲山
3面ボス。白蓮に帰依する妖怪。一輪は元人間の妖怪。白蓮を「姐さん」と呼び慕っている。雲山は一輪に使役されている見越し入道。コンビで攻撃を仕掛ける。
ちなみに雲山は東方では数少ない男性キャラ。ただし言葉を喋れないわけではないが、一輪を介した意志疎通ばかりで原作で雲山の発した台詞は無い。
元々雲山は単独で暴れていた妖怪であったが、その騒ぎを受け人間の少女ながら胆が据わっていた一輪が撃退。
雲山は彼女を守る存在として付き従うようになり、雲山と共に過ごす内にいつしか一輪も妖怪化していった経緯がある。
他の命蓮寺キャラと比べて地味だからか東方の中でも特に知名度が低いキャラとされる。
二次創作では真面目な性格からナズーリンと並ぶ聖に帰依する妖怪達のまとめ役として登場することが多いが、その役割も大体ナズーリンで済んでしまっている。
心綺楼以降は尼版小坊主といった出で立ちが幸いしてか聖の弟子のような存在として共に登場するようになり、出番を一気に増やしていった。
それに伴い特徴の乏しかった性格もハイカラ少女という肩書きを反映してか普段は真面目だが流行りに敏感で生意気な面も見せるキャラ付けがされた。二次創作でもそれが反映されるようになった。
しかし、知名度は大きく向上したものの人気はそれほど上がらなかった。
代表的なキャラ:こずみっく小麦粉
村紗水蜜
4面ボス。舟幽霊であり、白蓮を慕う。空飛ぶ船「聖輦船」のキャプテン。しかし聖輦船は異変後命蓮寺に変形してしまったためキャプテンとしての役割りはほとんど失ってしまった。
間欠泉によって封印から目覚めた妖怪であり、星蓮船のストーリーの大筋である聖の救出は村紗が発端となっている。
軍服としてのセーラー服を着ており、原作では明確に描写されていないが、東方における貴重な短パンキャラとして扱われる。
死後、地縛霊として海難事故を引き起こす荒んだ日々を過ごしていた中、聖に救われた過去を持っている。
そこから二次創作では更正した元ヤンのようなキャラとして描写されることもある。
東方では珍しく名字で呼ばれることが多いキャラである。一方で名前の認知度は低い。
代表的なキャラ:船長ジョーカーくん(ジョーカー)、牛乳
寅丸星
5面ボス。命蓮寺で毘沙門天の代理をしている妖怪。聖が妖怪との関係の向上を謀るため、自身が信仰対象としてる毘沙門天に妖怪の弟子を作ろうとした際に白羽の矢が立った妖怪虎。
以降は毘沙門天の代理として振る舞ってはいるがこの弟子入りは非公認のものであったためナズーリンが密かに監視に就くこととなった。
温厚かつ真面目な性格でそれが幸いして毘沙門天からも特に咎められてはいない。ただし根は感情的な性格であるらしい。
貴重な品である宝塔を肝心なときに無くしてしまううっかりした面も見られる。二次創作ではそれが強調されドジっ子キャラとして描写されることが多い。
原作では無くした宝塔をその粗相がバレないよう部下であるナズーリンに密かに探させていた。そこからナズーリンとのコンビも定番である。
代表的なキャラ:雪白ゆりバター
聖白蓮
6面ボス。命蓮寺の住職。平安時代末期に作られた絵巻物『信貴山縁起』の登場人物である「尼公」をモデルとしている。
元は人間の尼だったが、弟の死をきっかけに死を恐れるようになり、若返るために魔法使いとなった。
魔法力の維持のため、尼として振る舞いながらも裏で妖怪の保護していたが、次第に妖怪に対しても救いの手を差し伸べようと思うようになり、人間と妖怪の平等を掲げ妖怪を救おうと活動していた。
それが知られるようになると人間たちから恐れられるようになり魔界に封印されてしまう。
聖を封印から解き放つというのが星蓮船のストーリーの本筋だが、異変後解放された後は幻想郷に寺を構えて、かつてのように人間と妖怪の平等を目的として活動している。
様々な妖怪を弟子としており、弟子の妖怪たちからは慕われている。二次創作ではそれが強調され弟子たちの母親のような存在として描写される。
慈悲深い平等主義者であり、二次創作でもそういった母性溢れる慈悲深いキャラ付けをされる。一方で人が良すぎて良いように扱われてしまうと言ったパターンも見られる。
魔法使いではあるが得意魔法は身体強化で、尼といっても戦闘面ではファンタジー作品におけるモンクのようなイメージが強い。
代表的なキャラ:たゆんたゆん姉貴(ゆんた)
封獣ぬえ
EXボス。大妖怪という設定だが、原作では何かと空回りする描写がなされる。聖解放のゴタゴタに惹かれて愉快犯的に騒動に関わってきた。
元ネタである鵺が、夜に聞こえる鳥の鳴き声への恐怖から生まれた妖怪であることから、
同じく夜行性の鳥の見間違えが正体のひとつとされているUFOと関連付けられている。実際に円盤を飛ばしてもいる。その為「正体不明」が彼女の代名詞となっている。
ひねくれ者で変身能力によって相手を怖がらせることを楽しんでいた妖怪だが、異変後は自分にも慈悲深く接してくれる聖を慕うようになった。しかし性格は改善されていない。
二次創作でも命蓮寺メンバーにおけるトリックスター的な立ち位置となっており、いまだに悪さを続けているが聖には敵わないといったキャラ付けをされることが多い。
代表的なキャラ:☯銘々むくむく

東方非想天則

緋想天の続編として作られた格闘ゲーム。緋想天と合わせることで緋想天のキャラも使用できる。
シリアスなストーリーであった緋想天と違い、こちらは幻想郷の日常を舞台にしているというコンセプトで、全体的にギャグテイストが強い。
ゴリアテ人形
アリスが操る巨大な人形。アリスが人形に巨大化の魔法を組み合わせる研究で作り出した試作品。
萃夢想にて萃香の巨大化に興味を持っていた事への伏線回収でもある。
二次創作ではアリスの決戦兵器として登場する事がある。
核熱造神ヒソウテンソク
諏訪子がカッパに作らせた可動式アドバルーン。早苗がその影を見て巨大ロボットではと胸を踊らせたが、結局はイベント用の宣伝物でしかなかった。
二次創作では本当に巨大ロボットとなって登場することが多い。
大ナマズ
美鈴の元に登場した災いの権化。地震や電気を武器に戦う。
結局はナマズが敵として登場した漫画を読んだまま寝てしまった美鈴の夢であった。

ダブルスポイラー 〜 東方文花帖

姫海棠はたて
射命丸と同じ鴉天狗であり新聞記者。射命丸のライバルで見た目も射命丸以上に女子高生らしい容姿をしている。
見た目相応のJKキャラとして扱われる一方で、念写を使って家にこもって新聞を作るという設定から、二次創作ではひきこもり扱いされることも多い。
ギャルであり引きこもりというアンバランスさからメンヘラキャラが連想されるようになり、クソ犬☆のような妙にブラックなネタも多い。
このメンヘラのはたては「はたたん」と呼ばれ区別されることも多い。また本来はたては茶髪だがはたたんは黒髪となっていることが通例である。
代表的なキャラ:バッコイ(miko)、HTTN(らいむ

東方神霊廟

星蓮船の時、聖は地下にあった神霊廟を封印するためにその上に命蓮寺を建てた、しかし逆にそれが刺激となってしまって神霊廟に眠っていた仙人たちが復活してしまう。
そうしたストーリーもあって途中までのステージは命蓮寺を舞台としており、命蓮寺の勢力もボスを担当している。
ストーリーを見てもわかるが命蓮寺のライバル勢力として登場した傾向が強く、その後のストーリーでも何かと関わり合っている。
時期的には東方がニコニコ全体に及ぶほどの勢いは失われてきていた頃で、それまでの作品と比べると登場キャラの東方ファン以外からの知名度は一気に下がっている。
幽谷響子
2面ボス。白蓮門下の山彦。よく門前で掃除をしている。山彦らしく大声を出すのが好きでよく元気に挨拶をしている。
妖怪としては穏和な性格で二次創作でも子犬のような人懐っこいキャラとして描写されることが多い。
その声を生かしてミスティアとバンドを組み音楽活動をしている。
宮古芳香
3面ボス。青娥に操られているキョンシー。キョンシーではあるが元となった死体は中国人ではなく、平安時代の文人「都良香」をモデルにしていることが示唆されている。
自我が希薄で完全に青娥の操り人形となっている。理性もあまりなくその言動はゾンビのようである。しゃべり方もぎこちない。
異変解決後は単なる死体に戻ったようだが、青娥の力があればいつでも蘇ることができる。
二次創作では原作同様青娥と一緒に行動している他、元ネタ繋りで生前華扇と関わりがあったという設定が付けられることもある。
霍青娥
4面ボス。中国の物語である『青娥』のヒロインをモデルとしており、名前含めかなり元ネタに忠実な設定となっている。
中国から来た仙女で神子たちに道教を布教し、仙人にした張本人。元ネタ同様夫や子供も捨ててまで仙人になった経緯を持ち、陽気で人懐っこい性格だが極めて独善的で周りの都合を一切気にしない。
その為その行動には邪悪な面が時折垣間見え、邪仙と呼ばれることも多い。
その設定に加え、妖艶な熟女のような見た目もあって東方屈指の人妻キャラとして扱われる。
二次創作では神霊廟のメンバーの他、同じ仙人キャラである華扇とセットにされることも多い。いずれも周りを振り回す悪友としての描写が多い。
蘇我屠自古
5面中ボス。神子の部下。布都とは過去に因縁があり、布都に尸解仙になるのを妨害されて亡霊になってしまった。ただし現在は布都との遺恨は特にないようだ。
ゲームの演出として短い台詞が存在するのみ。その台詞が荒っぽい言葉遣いだったことからヤンキー風のオラ付いたキャラとして描写されることが多い。
また聖徳太子の妻である屠自古姫をモデルにしていることから人妻キャラとしても扱われる。特に先述の設定と合わせてヤンママ扱いされる。
物部布都
5面ボス。尸解仙であり、神子の部下。真面目で神子に対しては忠実な一方、思い込みの激しい性格で何かと問題を起こすこともしばしば。
仏教をひどく嫌っており、寺に放火した前科もあるらしい。実際に炎を使った攻撃を得意としている。そこから放火魔キャラとしても扱われる。
古風な独特の物言いをするが、言動は全体的に幼い印象を受け、もっぱらロリキャラ扱いされる。
全体的に人気が伸びにくいキャラの多い神霊廟でも屈指の安定した人気を誇るキャラである。ZUNの迷言である「布都斬りてえ・・・」から問題児な性格との相性もあってリョナ方面での人気も高い。
代表的なキャラ:芳野ろこ
豊聡耳神子
6面ボス。聖徳太子がモチーフのキャラクターであり、道教を利用して後の世での復活を試みた。
女性ではあるがモチーフもあってか言動はかなり男性的。また何かと偉そうに振る舞っている。
聖のライバル的な存在で対立しつつも時に利用しあったりと関わりが多い。二次創作ではそこからまるで夫婦のようにも描写される。
二ッ岩マミゾウ
EXボス。神霊廟の存在に対抗するためぬえに呼ばれて幻想郷にやってきた外の世界の狸の大妖怪。そうしたこともあってか外の世界と幻想郷を自在に行き来できる数少ない存在でもある。
異変後も幻想郷に居付いており、実質命蓮寺のメンバーとなった。
ただ元々大物であるがゆえ聖の弟子といった感じではなく、命蓮寺の妖怪たちの影のリーダー的存在となっている。
見た目も言動もいかにも威厳のあるおばさんといった感じで妖怪たちからも尊敬されている。
一方でマニアックすぎるキャラからそれほど人気がないにも関わらず、その後の作品でも何かと重要なポジションを担当して出番が多い。
その妙な公式からの推されっぷりや見た目からZUNの妻をモデルにしたキャラではないかと噂されている。

東方心綺楼

黄昏フロンティア製作の弾幕アクションゲーム。それまでの東方のアクションゲームのシリーズと異なり、システムやビジュアルが一新され、
常に空中で浮遊した状態で戦う格闘ゲームとしてはそれまでの作品以上に特殊な部類となった。
またキャラクターも一新され東方非想天則までに登場していたキャラの殆どがプレイアブルキャラから外れてる。
それまでは風神録以前の作品が中心であったが、今作からは地霊殿以後の作品が中心になっていっている傾向があり、世代交代の側面も強くなった。
こうした変遷はファンの間でも取っつきにくくなったと不評を受けることもあった。
一方でストーリーの評価は高く、新キャラであるこころも登場して早々人気キャラとなった。
秦こころ
ラスボス。お面の付喪神。お面の集合体である為一人称は「我々」。無表情だが感情や情緒は豊かで面やジェスチャーによって感情を表現する。
普段は大人しい存在であったが、自分自身でもある面の内のひとつ「希望の面」が失われたことで力が暴走し、
その影響で里の人間の希望が失われ、一時の享楽を求めだすようになったことが今作の異変。
その後は異変を解決しようとする他のキャラとともに自身も異変解決に取り組んだ。結局希望の面は神子が作ったものであり、新しく作り直してもらったのだが、再び普通の面に戻すために道具として完璧に作られていたことで、今度は存在を保つために感情を学ぼうと活動を始めるようになった。
最終的に感情を学んだことで存在を維持できるようになり、その後は精神安定もかねて博麗神社で能楽を行ったりしている。
二次創作では周りに振り回されてばかりいた原作の扱いを受けてか、純粋で染まりやすいキャラとして扱われる事が多い。
代表的なキャラ:HTNこ↑こ↓ろ(ミリ)

東方輝針城

鬼人正邪が下克上を行おうと、少名針妙丸を騙し彼女が持つ「打ち出の小槌」を利用して、下級妖怪を凶暴化させたり、新たな付喪神を生み出すなどして騒動を起こした。
近年の作品としても浮いた存在なのか、全体的に東方ファン以外からのキャラの知名度が著しく低く、東方ファンの間でもコアな人気に留まっている傾向がある。
ちなみにコナミのゲームである「悪魔城ドラキュラ」のパロディネタが多く見られる。
わかさぎ姫
1面ボス。湖に住む人魚。投げやりな名前が特徴的。綺麗な石を集めるのが趣味。今泉影狼と「妖怪草の根ネットワーク」というグループを結成している。
二次創作ではおっとりしたマイペースなキャラ付けをされる事が多い。また魚キャラ故の食材ネタの被害者にされることも多い。
代表的なキャラ:ドルチェ(さななな)
赤蛮奇
2面ボス。頭部だけが浮遊するタイプのろくろっ首。妖怪でありながら人間の里に隠れ住み、妖怪とも人間ともつるむことを嫌う孤高を好む妖怪。
そうした性格やマントを羽織った姿からファンの間では中2病扱いされることもある。
二次創作ではわかさぎ姫や影狼によって妖怪草の根ネットワークに入れられてしまっているパターンが多い。
今泉影狼
3面ボス。竹林に住む狼女。気弱な性格で人間を恐れている。満月になると毛深くなることを気にしている。
二次創作ではわかさぎ姫や赤蛮奇と一緒にいる他、狼繋がりで椛と関連付けられることもある。
九十九八橋
4面ボス。妖器を使用しないを選択した場合にボスとなり、使用するを選択すると中ボスとなる。琴が転じて生まれた妖怪。
弁々とは義姉妹の関係を結び、いつも共に行動しており、二人合わせて「九十九姉妹」と呼ばれる。
性格は勝ち気で無鉄砲な妹キャラ。
姉共々かなりの不人気キャラ。
同様に楽団系のマイナーキャラであるプリズムリバー三姉妹を思わせるが、あちらと違いテーマ曲の人気もそれほど高いわけではないため、楽団キャラとしての面目も保てていない。
二次創作で登場する場合は、姉に加え、同じく和楽器の付喪神で、騒動終結後に消えてしまう状況から脱してくれた雷鼓と一緒にされることが多い。
しかし、公式で雷鼓と共に行動している描写はあまりなく、その後雷鼓はプリズムリバー三姉妹とバンドを組むこととなった。
九十九弁々
4面ボス。妖器を使用するを選択した場合にボスとなり、使用しないを選択すると中ボスとなる。琵琶が転じて生まれた妖怪。
八橋とは義姉妹で、こちらは落ち着きのあるお姉さんとなっている。
妹共々かなりの不人気キャラ。
鬼人正邪
5面ボス。天邪鬼。針妙丸を唆して、幻想郷のヒエラルキーをひっくり返そうとした。後に別のゲームで主人公にもなり、輝針城のキャラとしては比較的人気が高い。
性格はいかにも悪知恵の働く小悪党といった感じで、騒動後も悪怯れずに逃走を続けている。
力は弱いがデコイ人形を始めとした様々なアイテムを状況に応じて使い分け、格上相手でも器用に立ち回る鬱陶しさも併せ持っている。
原作設定で特に関係があるわけではないが、性格や見た目がぬえと被っており、ファンアートでもよくセットにされる。
代表的なキャラ:秋沙
少名針妙丸
6面ボス。小人であり、一寸法師の子孫の末裔。
純粋で正義感が強く、一寸法師から代々受け継いだ打ち出の小槌を使えることに目を付けられ、正邪に騙されて彼女の計画に乗ってしまう。
異変後は正邪に共に降伏する事を提案したが、拒否されそのまま別れてしまった。その後は博麗神社に住まわせてもらってる。
小人なだけあって体が非常に小さく、体の大きさにコンプレックスを持っている。
正邪とのライバルのようなカップリングが比較的ポピュラーな輝針城のネタである。また騙されながらもその事で愛情を感じる歪な愛を持ったキャラ付けをされる事もある。
小さく純粋なキャラから被虐キャラとしての人気もある。
堀川雷鼓
EXボス。太鼓から生まれた妖怪。打ち出の小槌によって強さが増していたが、その後副作用で力を失い、再び道具に戻ってしまうことをいち早く察知し、その対策を模索していた。
結果外の世界のドラムの力を得ることでこの問題を解決し、同様に力を奪われかけていた九十九姉妹にもこの手法を伝授した。
その後解散しかけていたプリズムリバー三姉妹をまとめあげて4人でバンドを組むようにもなった。
二次創作では九十九姉妹と合わせてプリズムリバー三姉妹に対応するような三人組で活動することもあるが、基本的に九十九姉妹同様影が薄い。
また見た目は幽香のカラーリングを変えたような姿をしていることから、幽香と関連付けられることもある。

東方深秘録

心綺楼の続編。システムも基本的なものは受け継がれているが、変更された部分も少なくなく、完全に以前のようにプレイはできない。
ストーリーが細かく作り込まれる傾向がある格闘ゲームにおいて、外の世界が深く関わり、東方の世界観に大きく踏み込んだ作品といえる。
宇佐見菫子
ラスボス。外の世界に住むオカルトマニアの女子高生だが実際に超能力が使える。
そうした能力と中2病が合わさり、「他とは違う」という優越意識に染まり、
友達を作らず、他者との関わり合いを嫌っていたが、高校生になると逆に周りから注目されるようになってしまい、それを退けるためにオカルトサークル「秘封倶楽部」を立ち上げた。
そうしたオカルトの好奇心から幻想郷の結界を破壊しようと活動を始める。
異変後は結界が幻想郷の維持に不可欠な存在であることを知って改心した。その後異変の影響からか夢の中で幻想郷に行き来できるようになった。
立ち上げたサークルに加え、名前や帽子など秘封倶楽部の宇佐見蓮子との関連性が示唆されており、また異変後目覚めた能力もメリーの能力に酷似している。
ファンの間でも考察が盛んに行われ、特に蓮子の先祖説が有力視されている。

東方紺珠伝

月の都を舞台とした作品。月の都が敵対している純狐に攻め込まれたことで、幻想郷がその疎開先として侵略を受けることとなり、幻想郷の戦力で純狐らを倒そうとするストーリー。
幻想郷よりも格上の存在として度々圧倒してきた月の都の話なだけあり、設定上歴代トップクラスの力を持つキャラが多く、ゲーム難易度もコンテニューの回数制限がない代わりに非常に高くなっている。
初期のキャラに人気が片寄る傾向のある東方において、近年の作品としては全体的に人気の高いキャラが揃っている。
清蘭
1面ボス。玉兎。月の都の下っ端兵士。鈴瑚の部下。血痕の様なものが付いた杵を持っている。二次創作では鈴瑚と共に登場し、新米らしい主体性のない振り回されキャラといった扱いが多い。
また手にした杵でよく人を殴る要注意人物といった扱いも見られる。
代表的なキャラ:ちるひ
鈴瑚
2面ボス。玉兎。月の都の管理職の兵士。団子が好物でいつも食べている。呑気な性格だが頭は切れる。
二次創作でも団子好きの食いしん坊キャラとして扱われる。
代表的なキャラ:尹乃小鳥
ドレミー・スイート
3面ボス。夢の世界で暮らす夢の管理者。ストーリーでは月の民の疎開先としてサグメの頼みを受けて夢の世界を提供していた。
ドレ顔という独特のどや顔が人気が高く、サグメとのカップリングもよく見られる。
代表的なキャラ:だも子。
稀神サグメ
4面ボス。永琳同様月の賢者であり、現在の月の都の参謀役を務めている。正邪同様天邪鬼をモデルとしているが、
あちらが瓜子姫的な天邪鬼であるのに対して、こちらは日本神話のアマノサグメをモデルとしている。
クセの強いデザインの多い紺珠伝の中では比較的スタンダードなビジュアルをしており人気がある。
一方で喋って話題にした事柄の結末を逆転させてしまうという能力を持っているが、
この設定は非常に理解しづらく、応用も利きづらい為、ファンの間でも持て余され、単なる無口キャラになってしまっていることも多い。
代表的なキャラ:尹乃小鳥
クラウンピース
5面ボス。ヘカーティアの部下である地獄の妖精。劇中ではヘカーティアの友人である純狐によって強化され、付き従っていた。
ゲームでの難易度からチルノとは違う本当に最強な妖精として恐れられている。
二次創作では純狐やヘカーティアと共にいる他、既存の妖精キャラとの絡みも多い。性格も他の妖精と同じような無邪気で子供っぽいキャラ付けが多いが、それでいて実力者としても扱われる。
また、インパクトのある星条旗柄の服装は体のラインが強調されていてエロいと評判。
代表的なキャラ:Cりちるひ
純狐
6面及びEXボス。儚月抄で設定上示唆された月の女神「嫦娥」を恨んでおり、今回に限らず月の都を度々襲っていた。
「純化する程度の能力」が示す通り「純化」が彼女を象徴するアイデンティティーとなっている。
純化とは東方の世界観では物事は名前を付けられると、その名前以上の力が発揮できなくなってしまうと言う設定があり、このリミッターを外し純粋な力を発揮できるようにすることが純化だとしている。
あらゆるものを神にする力とされ、具体的にはこの力を受けた妖精たちが強力な戦闘力を得て主人公たちを襲っていた。
その他純粋さを強調した無駄の無い存在として描写される。
嫦娥への恨みは彼女の夫に息子を殺されたことをきっかけとしているが、その恨みも純化させて自身が何者であるかすら必要としない恨みそのものに変異している。
二次創作では新たな最強クラスの存在として威厳ある描写が多いが、何かにつけて嫦娥にアピールして存在を示そうとする暴走キャラにもされる。
また息子の死を恨みの発端としていることから、家族思いの母親が連想され、子供好きの母性溢れる人物としても描写される。
代表的なキャラ:蠍媛
ヘカーティア・ラピスラズリ
純狐と共に登場するEXボス。ややこしいため純狐を6面ボスと見て、実質紺珠伝のEXボスとして扱われる。
地球、月、異界の全ての地獄を管理する地獄の女神。異界とは幻想郷など神秘の世界全般の事を指しており、映姫は異界の一部分の管轄ということになる。
三位一体をテーマとしたキャラであるらしく3に関連したネタが多い。地球、月、異界全てに同時に存在することができる。ゲーム中では頭の星が入れ替わる毎に髪の色がそれに合わせて変化する描写も見られた。
純狐同様嫦娥に恨みがあり、そこから純狐と意気投合して彼女と共に月の都を襲った。
Tシャツを始めとした奇抜なファッションについてよく突っ込まれる。
また語尾に「わよん」を付ける独特な喋り方をする。
二次創作では純狐の友人としての登場が多く、その服装からギャルのようなキャラ付けをされることもある。
また、クラウンピースの保護者という立ち位置や母性的な純狐との対比からギャルママ扱いされることもある。
代表的なキャラ:だも子。キチガイ地獄外道祭文

東方憑依華

深秘録の続編。システムは引き続きつつも、サブキャラも選んで戦うタッグマッチとなっている。
ストーリー的には相手に憑依して操作できる異変が起きたということになっている。
依神女苑
ラスボス。異変を起こした疫病神。紫苑の妹。周りの人の富を吸い取る力を持っており、その力でバブル時代を連想させるゴージャスな出立ちをしている。
独善的な性格で、異変もより多くの富を奪おうと、コンサートに集まった人々に紫苑を憑依させるために起こしてた。
依神紫苑
ラスボス。異変の鍵である貧乏神。女苑の姉。女苑に利用される形で関わっていった。
貧乏神らしく周りを不幸にする力を持っており、自身も貧相な姿をしている。
この力は普段セーブされており、本気を出すと自分すらも不幸にしてしまう強力な貧乏神となる。
異変後は自身の能力を寄せ付けない天子とつるむようにもなった。
ダウナーなキャラが近年の需要にマッチしたのか出てきて早々に大きな人気を得た。
代表的なキャラ:ぜ~るかろ

東方天空璋

同時期に各地で様々な四季が見られるようになった異変。
全体的に持て余されぎみのキャラが多く、ファンの間でもキャラ付けが安定していない。
エタニティラルバ
1面ボス。異変で暴走したアゲハ蝶の妖精。昆虫の変態を司っている。
妖精らしく無邪気で陽気な子供っぽい性格。同じく妖精のチルノとは仲が良く、以前から知り合いであったようだ。
しかし、妖精らしからぬ理知的な側面が時折垣間見え、単なる妖精ではない描写も見られる。
常夜神であることが示唆されており、摩多羅隠岐奈からは自身のライバルである常夜神の存在を警戒している。
常夜神とは古代の日本で信仰されていたとされる地方の新興宗教で、ある種類の芋虫を祭り上げるという信仰であり、ラルバが蝶の姿をしているのはここからだと思われる。
ただし常夜神とされる芋虫は蛾の幼虫でアゲハチョウは関係ない。
ルーツに謎が多い信仰であり、同じくルーツに謎が多い摩多羅神とよく並び称される。摩多羅がライバル視しているのはここから来ていると思われる。
ちなみに常夜神は「常世神」と表記する方が一般的だがあえて常夜神と表記しているのは、劇中で新世界の神について言及する場面があることから。『DEATH NOTE』の夜神月のオマージュと思われる。
坂田ネムノ
2面ボス。人知れず住む山姥。一人称は「うち」、語尾に「~だべ」「~してくんろ」と訛った喋り方をする。
他者との交流を避けており、組織的な天狗とは相いれず、不可侵条約を結んで妖怪の山の片隅でひっそりと暮らしている。
侵入者には追い出そうと物騒な脅しをかけるが、あくまで口だけで根は良い人であるらしい。
高麗野あうん
3面ボス。寺や神社に勝手に住み着いて守護する狛犬。元々は単なる狛犬の像であったが摩多羅の力の影響で命を得て今の姿となった。
ファンの間では響に続く忠犬キャラとしてよく関連付けられる。ただし狛犬は犬ではなく獅子である。
天空璋の中では比較的人気が高い方である。
矢田寺成美
4面ボス。魔力で命を得たお地蔵さん。地蔵と言っても種族的には動く石像であり、四季のような菩薩の類ではない。
魔法の森で魔法使いとして活動しており、魔理沙とは知り合いであるようだ。
代表的なキャラ:緑のお茶
爾子田里乃
5面ボス。隠岐奈の部下。摩多羅神に仕える童子「爾子多」がモデル。茗荷を手に持っている。
性格は慎重で自信過剰で二次創作だとマセガキとして描写される傾向がある。
丁礼田舞
5面ボス。隠岐奈の部下。摩多羅神に仕える童子、「丁禮多」がモデル。竹を手に持っている。
僕っ娘で無鉄砲でおっちょこちょいだが行動力はある。
二次創作だと摩多羅や里乃と比べて子供らしい性格として描写され、そうした性格が災いして2人から弄られてるといった扱いが見られる。
摩多羅隠岐奈
6面、EXボス。最初から全てを見せている秘神。摩多羅神をモデルとしておりZUN曰くストレートな元ネタにしたかったらしい。
摩多羅神とは天台宗の常行堂に「後戸の神」として信仰されている神である。丁禮多(ていれいた)と爾子多(にした)という二人の童子を連れた姿で知られる。
信仰の始まりを記録した書物はあるものの、歴史的に信憑性が疑わしい部分が多く、また、天台宗で信仰されていながら仏教としてのルーツが不明でむしろ道教的な要素が多く見られるなど、
信仰される経緯に謎が多い神であり、昔から謎の神として盛んに研究がなされてきた。
紫と共に幻想郷の創造に関わった幻想郷の賢者の一人で、普段は幻想郷内における力の流動を管理しているらしい。
今回は表向きは里乃と舞の後任を探すことを目的としていたが、神様として自身の存在をアピールすることが真の目的であった。
その他深刻な異変続きの幻想郷を見かねて、幻想郷のシステムがちゃんと機能しているかのチェックを兼ねていたことも示唆されている。
幻想郷の創世はファンの間でも人気の題材であり、それを考察した紫のファンアートも多く作られてきた。
長年考察されているだけあってその話題もかなり成熟して複雑なものとなっているが、紫を中心とした妖怪が主となって作っているという設定が基本となっており、
そんな中突如登場した、幻想郷の創世に関わった賢者であり神である摩多羅の登場は、ファンの間で大きな混乱を招いた。
紫がスキマを駆使して能力を発動するようには扉を駆使して能力を発動する。
加美さまらしくその言動は威厳あるものだが、時折子供っぽくなることがある。

東方香霖堂

東方香霖堂はゲームではなく小説であり、主人公は森近霖之助である。
挿絵は唖采弦二が担当している。唖采弦二は東方文花帖などの他の公式書籍でも挿絵を担当している。
森近霖之助
人間と妖怪のハーフ。古道具屋「香霖堂」を営む。霊夢や魔理沙などとも縁が深い人物。
東方projectでは数少ない男性キャラであったため、二次創作ではしばしば汚れ役を押し付けられた。
その代表例が褌一丁の姿の霖之助「こーりん」で、クッキー☆で有名な霖之助はこちらの方である。
代表的なキャラ:スポンジ(仮)びよびよイセアモア

東方三月精

サニーミルク、ルナチャイルド、スターサファイアの3人の妖精(まとめて「光の三妖精」)が主人公の漫画作品。
絵は比良坂真琴が担当している。
サニーミルク
光の三妖精の自称リーダー。明るく積極的な性格でイタズラの内容を決定するのは主に彼女である。
光の屈折を操り、姿を消すことができる。
ルナチャイルド
クールで落ち着きがあるがどん臭く、よく転んだり置いてきぼりを食らう不幸体質。口みたいな栗と称される玉ねぎ口が特徴。読み物が好きでよく本や新聞を読んでいる。
音を消す能力を持つ。これは月の光を操る能力らしいのだが、それ以外の力は使えておらず、あまりそれらしい描写は見られない。
スターサファイア
単純な性格の他の二人に比べ頭が切れ、したたかな性格。イタズラも然り気無く過激なことをしており、腹黒キャラとして扱われる。
光の三妖精の中では特に人気が低いことをよくファンの間で弄られている。
周りの動くものを感知する能力を持っている。

東方求聞史紀、東方求聞口授

東方の世界観やキャラを紹介している資料集。単なる資料集ではなく、実際に幻想郷に存在する歴史や妖怪について知るために作られた書物『幻想郷縁起』の内容を記したものという設定である。
その為公式資料集でありながら、記述内容には阿求など筆者の主観故の偏見や考察が含まれてしまっており、設定を理解するにはそれを考慮に入れる必要がある。
ある意味これも厳格な設定を作りたがらないZUNの方針の表れと言える。
稗田阿求
約百数十年おきに誕生するという稗田阿礼の生まれ変りとされる「御阿礼の子」にして稗田家9代目当主。御阿礼の子は絶対記憶の持ち主であり、前世の記憶も受け継いでいるとされる。
その特異体質によって幻想郷縁起を書き上げることが一族の使命となっている。

東方儚月抄

漫画・小説作品。漫画版の絵は秋★枝、小説版の絵はTOKIAME、4コマ漫画版の絵はあらたとしひらが担当している。
東方初の本格派ストーリーと銘打って出された最初の連載漫画であったが、拙い出来で、それまでの人気キャラを新キャラによって貶めるような描写から
当時は多くのアンチが湧くこととなり、東方ファンの間でもあまり話題にされない。
この作品を期に永夜抄のキャラを中心とした月に関連したファンアートや考察は控えられるようになり、
また漫画を担当した秋★枝はそれまで東方の同人作家として人気があったが、特に彼女に落ち度がないにも関わらずこの失敗の責任を負わされるような形でひどく叩かれてしまい、東方との関わりは控えるようになってしまった。
この作品に様々な意味で執着している人間を「ゲッシャー」と呼ぶ。
ゲッシャーはクッキー☆とともに東方の暗部であるとされる。
綿月依姫
月の都の防衛と地上の監視を請け負う「月の使者」のリーダーのひとり。豊姫の妹。
生真面目でプライドが高く、自分にも他人にも厳しい。月の都の兵士である玉兎からは鬼教官のように恐れられている。
刀を駆使した剣術と神降しの力を持っている。この神降しは言わば日本の神々の力を自分の力として駆使することができ、実質神の力を持っている事になる。
実際この力で地上の実力者を圧倒しており、同じ力を使える霊夢に対してさえも、それを上回る力を見せつけた。
彼女の登場でそれまでファンの間で大きな話題であった最強議論が大きく揺らぐこととなった。
二次創作ではその強さと性格、刀を使う姿から女騎士系キャラとして扱われる。
綿月豊姫
月の都の防衛と地上の監視を請け負う「月の使者」のリーダーのひとり。依姫の姉。
妹と違い怠け癖のあるユルい性格で、かなりのお転婆。機械的な妹に比べると人間的な人物である。
平時ではちゃらんぽらんな面が目立つが、緊急時では頭は切れ、想定外の状況に弱い妹とは対称的。
妹と違い明確に実力を発揮した描写は乏しいが、紫を手玉にとるほどの高い瞬間移動能力を持っている。
また紫に対しては森を一瞬で素粒子レベルで分解してしまう扇を見せつけ脅していた。
レイセン
餅をつく単調な作業に嫌気が差し永琳の元に逃げてきた玉兎。引っ込み思案で気が弱い。
結局永琳は引き取ることはできないと、月に返されてしまったが、今度は逃げてきたうどんげの代わりにと依姫の元に送られ、彼女の部下の兵士として働くこととなった。
その際うどんげの月での名前を貰い、レイセンと名付けられた。
代表的なキャラ:すてら

東方茨歌仙

仙人である茨木華扇を主要人物とした漫画作品。絵はあずまあやが担当している。
茨木華扇
仙人を自称し、説教臭い言動をする少女。失った片腕を探しているらしい。多くの動物を飼い使役している。
正体を隠しているが、その言動から萃香、勇儀らと同様鬼の四天王であったことが示唆されている。
二次創作では原作同様何かと説教してくる融通の利かない真面目くん扱いされる一方、
仙女というエロと結び付けやすい要素と髪の毛がピンク色であるせいで「淫乱ピンク」という呼称で淫乱扱いされることもある。本人を淫乱としていなくともエロに関連したネタは非常に多い。
また劇中でお菓子を食べているシーンが多いことから甘党としても扱われる。

東方鈴奈庵

貸本屋「鈴奈庵」に住む少女・本居小鈴を主要人物とした漫画作品。絵は春河もえが担当している。
春河もえはこの作品以外の活動に関してほとんど知られていない無名の存在だったが、高い画力と表現力が評価され人気が高い。
本居小鈴
人里の貸本屋「鈴奈庵」で店番をする少女。好奇心旺盛で妖怪が書いた妖魔本に関心があり、度々騒動を起こす。
阿求は常連客であり親友でよく行動を共にしている。また人間に化けたマミゾウに憧れを抱いているが、彼女が妖怪であることに気付いていない。
二次創作では鈴奈庵がよく燃やされる。

秘封倶楽部

「秘封倶楽部」は東方projectの音楽CDのシリーズであり、オカルトサークル「秘封倶楽部」の活躍を描く。
舞台は幻想郷ではなく首都が京都に移された未来の外の世界となっている。この世界ではある程度幻想郷について認知されているらしく、その研究は法律によって禁止されている。
東方ファンの間では知名度こそあるが、なかなかニッチな作品でもある。
二次創作では原作でのイチャイチャっぷりから蓮子とメリーのカップリングは鉄板。また意味深な伏線からその関係は悲劇的な結末を迎えるのもお約束。
宇佐見蓮子
メリーとともに秘封倶楽部を結成した女子大生。星や日を見るだけで時間と場所を把握できるが、特に超常的な能力は持っていない。
またそうした能力を持っていながら時間にはルーズな性格で遅刻魔でもある。
秘封倶楽部は主に彼女が主導となって活動している。
秘封倶楽部のファンアートはメリーが妖怪化してしまう結末が基本であり、その結末に対して蓮子は命を落とすなど悲劇的な結果を招くことがお約束である。
代表的なキャラ:リアルUDK(宇月幸成)
マエリベリー・ハーン
蓮子とともに秘封倶楽部を結成した女子大生。「メリー」と呼ばれる。境界を認知する能力があり、これによって秘封倶楽部は幻想郷の境界を調査している。
この他夢の中で幻想郷に行くこともできる。ただし、彼女が訪れた幻想郷は霊夢達のいる時代よりも過去の幻想郷であることが示唆されている。
またこの能力は段々と強まっており、夢の中でありながら落とした彼女の所有物を幻想郷の住人が拾っていたり、夢での怪我が現実になるなど影響が出てきている。
容姿や名前、能力から紫との関連性を伺わせ、メリーの能力が完全に覚醒して妖怪化したものが紫ではないかと考察されている。
秘封倶楽部のファンアートでは、このメリーが紫へと変貌し幻想郷を作り出すまでの過程を題材としたものが人気である。
ただし、容姿は紫の方がデザインを変更してしまったため、あまり似なくなってしまった。
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