日ペ昔話

日ペ昔話とは、『まんが日本昔ばなし』と真夏の夜の淫夢のコラボである。
特にまんが日本昔ばなしの本編の映像に淫夢語録でコメントしながら視聴するスタイルが主流。

概要

淫夢の風評被害ジャンルの一つであり、発端はニコニコ動画においてsm893893という淫夢でおなじみの数字「893」が含まれる動画IDを持つ動画が、
まんが日本昔ばなしの本編であったことから、淫夢厨が湧くこととなり、風評被害を受けた。
また、これを期に、淫夢によるまんが日本昔ばなしのMADも作られていくことになったが、それ以上にまんが日本昔ばなしの本編そのままの動画に淫夢語録でコメントするという、
淫夢本編のような形式の動画スタイルで人気を得ることとなった。

クッキー☆においては特に「イワナの怪」がUDK姉貴のイワナネタと結びつけられて人気が高い。

主な登場キャラ

ぼうや先輩
OPに登場する龍の背に乗った少年。元ネタは『龍の子太郎』の主人公である「太郎」。
日ペ昔話において彼は「にっぽん昔ばなし」の曲ではなく、主に「Sandstorm」の音楽と共に登場する。

イワナの怪

根流し漁を行おうとしている樵にイワナが化けてやめるよう説得する話。根流し漁は環境を酷く汚染するため、それを戒めるための昔話である。
話そのものも面白く、UDK姉貴のイワナネタから数ある日ペ昔話の中でも特に人気が高い。
+ 根流しとは
主に山椒にあるサンショオールを水に流すことで魚を麻痺させて捕る漁の方法。「毒もみ」とも呼ばれる。
サンショオールは人間にとっては余程大量に摂取しない限り辛味成分でしかないが、魚にとっては僅かな量でも麻痺を引き起こす痺れ薬として機能するようになる。
劇中では山椒の根や皮だけでなくシキミの実や蓼も加えている。こうする事で麻痺に加えて酸欠も引き起こすことができ効果が増す。
劇中では水無川で行っていたが、水無川とは普段は水が無いが雨が降ると川として機能するようになる川の事である。劇中のように夏は梅雨の頃の水が流れているが、天候に左右されやすいため、日照りが続いていると水量も大きく減らしてしまう。
根流しはその性質上、水量が少ないほど効果が期待できるため、樵がこの日を根流し漁に選んだのは適切といえる。
また根は直接水に流し込むより岩などにかけて流し込む方が良いとされている。
イワナ坊主
底無しの淵に生息していた大イワナ。劇中では根流しをやめるよう坊さんの姿に化けて樵たちに訴えかけたが、上辺だけの返事で返されてしまい、結局根流し行われ、自身も仲間もろとも死亡してしまった。しかしその後樵たちを祟っている。
人の姿に化け、会話もできるなど高い妖力を持っているが、不気味に光る瞳や食べ物を吸い込むように飲み込む独特な食べ方など完全に人間らしく振る舞うことはできないようだ。
また、家族や社会性に疎そうな樵達に対して親子愛に訴える説得をしていたことや、吉備団子をご馳走になって説教を中断させられて追い返されてしまうなど、野性動物らしい純真さが仇となって根流し漁の阻止を失敗している。
根流し樵
根流しを行った樵たち。劇中では根流しを行っていたがあくまで臨時の仕事であって、本職は樵である。
イワナ坊主の忠告も聞かずに根流しを決行した。これによって大イワナによって祟られてしまうこととなってしまった。
原典ではリーダー格の樵は大イワナに祟り殺されており、劇中でも明言はされていないが、死亡してしまったことを示唆する描写がなされている。

鰻沢

取る対象がイワナではなくウナギであること以外はイワナの怪とほとんど同じストーリーとなっている。このように根流し漁を戒める説話は全国で見られた。

ものいう魚

こちらはまんが日本昔ばなしではなく『ふるさと再生 日本の昔ばなし』で放送された作品。ストーリー自体はイワナの怪と同様である。
その為「新約・イワナの怪」などと呼ばれることもある。
話の流れは大体同じなのだが細かい描写に関してはイワナの怪のさり気ないリアルな根流しの描写などが全く見られず、ストーリーも根を流した川漁師は祟られていなかったなど
イワナの怪に比べてストーリーの乱雑さが目立ち評判は悪い。

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最終更新:2021年04月13日 12:42
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