運営批判シリーズ

運営批判シリーズとはニコニコ動画の運営陣を皮肉や非難、批判といった形でネタにするジャンルである。
真夏の夜の淫夢を始めとした例のアレで見られる様々なジャンルで扱われている。

概要

元はニコファーレを建設するというニワンゴの方針を批判したニコファーレ先輩という動画で、野獣先輩がニコファーレを爆破するという形式の動画を投稿したのが始まりであった。
その後赤字続きのニコニコ超会議やホモコースト、エアコーストといった削除騒動などニコニコ運営の悪行全般を批判するようになっていった。
主な登場はニコニコ本社を始めとしたニコニコ動画の運営陣を象徴するものを爆破あるいはそれ自体が爆発すると言った形で淫夢などの動画でネタにされている。
ほとんどの場合は他のジャンルの動画にその動画内のネタのひとつとして扱われている程度で運営批判シリーズだけの動画は少なく、それに関連したタグすら無い場合も多い。

主な動画


主な登場キャラ

UNEI
ニコニコ動画の運営陣の通称。その為特定のキャラクターというわけではなく、以下のキャラクター全般がよくこう呼ばれている。
ニコニコ本社(原宿)
かつて渋谷区に存在したアンテナショップ。株式会社ニワンゴの本社と同じ住所であるが、ニコニコ本社自体はあくまでイベント用の施設であって、その名に反してニワンゴの本社ではない。
現在は下記のニコニコ本社(池袋)に移転しており、こちらのニコニコ本社は2014年1月3日に営業を中止してしまっているのだが、現在も相変わらずUNEIの象徴的な建造物としてよく登場する。
MADにおいて爆破されるニコニコ本社はもっぱらこちらである。
また爆破されなくても自爆したり、そこから爆弾のように扱われたりと爆発の仕方はバラエティに富んでいる。
たまに要塞やロボットのように動き出しては抵抗することもあるが、最後にはやはり爆破されてしまう。
KIRIN
ニコニコ本社(原宿)に佇む自動販売機。
「ニコニコ本社の爆破に巻き込まれる被害者」として哀れまれている。そこから発展し、MADでは爆破の際に自動販売機だけを残す、あるいは爆発に巻き込まれないように逃げる、救出されるといった形でネタにされる。
ニコニコ本社(池袋)
豊島区に存在するアンテナショップ。ニコニコ本社(原宿)が移転したもの。ニコニコテレビちゃんを模した大きなモニターが特徴。こちらはニワンゴの本社からも離れて完全に会社とは無関係なイベント施設となっている。
動画での扱いも原宿の頃と同様である。ただ建物が爆発するだけでなく、ビルにあるモニターの部分だけが破壊されるパターンも見られる。
現在稼働しているニコニコ本社はこちらの方なのだが、原宿の頃の印象が未だに根強く、素材の少なさもあって扱いづらいためか、原宿のものと比べると出番は少ない。
パルコ
ニコニコ本社(池袋)にある、ニコニコテレビちゃんを模した大きなモニターの隣にあるPARCOのロゴ。
KIRIN同様被害者として扱われ、MADでのネタのされ方もほぼ同様である。
ただしKIRINと違って完全に建物と融合してしまっているため、逃げたり救出されたりといった描写は難しい。初めからPARCOの要素を消してしまっているニコニコ本社(池袋)もよく使われている。
ニコファーレ
ニコニコ動画の運営会社、株式会社ニワンゴが経営している六本木にあるイベント施設。高画質大画面のLEDモニターを会場全体を覆うように搭載している。
しかし多くのニコニコ動画ユーザーからは、イベントと無縁なほとんどのニコニコユーザーへの恩恵の薄い施設の製造、維持に莫大な資金が投じられていることに苦言を漏らされており、その豪華さに反して評判は非常に悪い。
更には利用料金の高さから稼働してからまるで使用されておらず、完全に赤字施設となってしまっていることから、ますます評価が下がっている。
運営陣からもニコファーレへは適当な対応が目立ち、運営にとっても手に余ってしまっているようだ。
そうした事情から野獣先輩がニコファーレを爆破する動画が投稿され、それをきっかけに多くのニコファーレ爆破動画が投稿されていった。
この流れはやがてニコファーレだけに留まらずニコニコの運営全体に及んでいき、現在のようにニコニコ本社が爆破されるネタに繋がっていった。
動画での扱いは先述の通りだが、現在はその立場をニコニコ本社に取られており、運営批判シリーズの元祖とも言える存在でありながら出番は少ない。
またニコファーレで行われた「ニコファーレ体験デー」というニコニコ動画に投稿された動画をニコファーレで上映するというイベントで、多くの淫夢動画がリクエストされ、汚い映像と音声が大画面高画質LEDモニターに映し出されてしまうという惨事が起きた。
これは「ホモファーレ」と呼ばれ、イベントを一気にシラケさせて大失敗させたひとつの事件として語り継がれている。
ただし、このイベント自体、既にジャンルの細分化が進んでいた状況で、イベントに集まった皆で動画を共有することに問題があると指摘もされており、実際淫夢動画が上映される前の時点で多くの人が飽きてきていたという状況であった。
ホモファーレはその状況を結果的にわかりやすく示しただけという意見もある。
ニコる
ニコニコ動画に存在する機能、およびそのアイコン。Facebookのいいね!機能のようなもの。2015年6月18日に廃止された。(2019年8月29日に復活)ホモに人気の機能だったため他のUNEIキャラと異なり嫌われているわけでも爆破されるわけでもない。登場すると「かえして」「復活あくしろよ」等とコメントされるのがお約束。全盛期にはRI姉貴のキャラソン動画にコメントすると片っ端からニコられまくるという事態も起きた。
その姿からいんゆめ君と一緒にいることも多い。
夏野剛
株式会社ドワンゴの取締役。黒字維持、一般化、国際化を担当している。イベントの司会や進行などをニコニコ動画のイベント関係をよく担当している。
黒字の目処がたたないニコニコ動画の状況を改善するため、2008年に助っ人のような形で雇われた。そういうこともあってか「黒字」が口癖である。
「いいじゃないココが盛り上がっていれば!」発言を筆頭に非常に嫌われている人物であり、特に一般化を担当していることから淫夢やクッキー☆のようなアングラジャンルとはすこぶる相性が悪い。
特にイベントでよく活動していることからニコファーレで司会を務めているイメージが強く、ニコファーレの象徴的な人物として扱われている。
MADではHZNのように悪役として扱われたり、ニコニコ本社と同様に爆破されたりする。
杉本誠司
株式会社ニワンゴが存在していた頃その代表取締役であった人物。原宿プレイヤーの廃止という改悪として名高いバージョンアップ「ニコニコ動画:GINZA」の紹介者の一人として登場したことから「GNZトリオ」の一人として扱われている。
志賀雄太
株式会社ドワンゴの社員。プログラマー。「ニコニコ動画:GINZA」の紹介者の一人として登場したことから「GNZトリオ」の一人として扱われている。
特に彼はそれ以前から彼の開発したソフトウェアで不評を買っており、GINZAに移行する際もユーザーには理解しがたい頓珍漢な動画プレイヤーへの批評もしていたことからGINZAの改悪の元凶のように扱われている。
設楽泰智
「ニコニコ動画:GINZA」の紹介者の一人として登場したことから「GNZトリオ」の一人として扱われている。
ニコニコテレビちゃん
ニコニコ動画のマスコットキャラクター。基本的にUNEIのビジュアルはニコニコ本社として表現されているのだが、建物であるためキャラクターとして扱いづらいこともあって、UNEIをキャラクターとして描写する場合はこのニコニコテレビちゃんの姿で表現されることもある。
集団でいることが多く、UNEIの悪行を表すためよく悪事を働いては、退治されている。登場する場合はニコニコ本社を住居としている場合が多い。
ニワンゴ
ニコニコ動画を運営している「株式会社ニワンゴ」のマスコットキャラクター。出番は少ないがニコニコテレビちゃんの取り巻きとして登場することがある。
株式会社ニワンゴは2015年10月1日に親会社であるドワンゴと合併して消滅してしまっており、マスコットキャラクターとしての立場は実質なくなってしまった。
しかし今でも公式で登場することがある。
またニコニコ大百科では実質マスコットのように扱われており、こちらは現在でも象徴的な存在として登場している。
でんぱくん
ニコニコ生放送のマスコットキャラクター。ニワンゴ同様、出番は少ないがニコニコテレビちゃんの取り巻きとして登場することがある。
アンテナちゃん
ニコニコ生放送を通知するニコ生アラートに登場するするキャラクター。でんぱくんを幼くしたような見た目をしている。
ニコニコ超会金
ニコニコ超会議のマスコットキャラクター。巨大合体ロボットのような風貌から、UNEIの決戦兵器として登場することがある。その場合も最後はやはり爆破されてしまう。

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最終更新:2023年06月22日 21:34