*1 制作の中核となったのはとあるニコニコミニュティ。レスリングシリーズや真夏の夜の淫夢で当時既に実績のあったMAD作者が多く在籍していた。なお一見意味不明な題材の選定であるが、上記のニコニコミュニティ内にて当時動画リクエスト生が頻繁に放送されており、その放送内で流れた動画の中からメンバーの悪ノリによって合作の題材が選ばれていたというのが実情のようである。その他合作内で唐突かつ平然と使用される、おそらく当時のMAD動画視聴者にすらほとんど馴染みのない謎の素材の存在などからも、リクエスト生放送自体が何でもありかつかなり尖った内容であったことが推測できる。
*2 ニコニコ大百科内『ドカベニスト』の記述がコミニュティの名前まで挙げておきながら今ひとつ不明瞭なものになっているのは、*1のような特異な経緯を初版作成者があえて記述しなかったためなのかもしれない。
*3 もっともこのコミニュティ内で作成された合作は概ねこのようなノリであり、クワマン合作はドカベン合作の一つ前に作られたものという位置付けに過ぎない。自由すぎる作風は、比較的マトモな題材としてニコニコ内でもおなじみの『アイドルマスター』を扱ったものですら例外ではない。