魔人監視衛星 サトウさん
プロフィール
重大な事件を起こし政府の監視対象となった魔人を監視するための地球低軌道人工衛星、だったもの。
まだエイリアン胞子への対策が見つかっていなかった頃、月面都市の調査に数多の魔人犯罪者が使われたことにより監視対象がいなくなり老朽化も進んでいたが調査チームにより回収&改修され探査機として生まれ変わった。
元の素材を活かし新たな機能「AIと某CALOIDを使用した音声連携」、「自在にパーツを組み替えられる変形機構」を搭載し再び宇宙へ。
宇宙太陽光発電とアキカン充電電池による半永久機関、無数に飛来してくるスペースデブリを自分の部品としながら3年ほど月の上空から調査を続けていた。
しかし自我を植えつけられた彼(彼女)にとって3年という孤独な時間は耐え難いものだった。
通信はこちらからの送信のみ、せっかくの音声連携システムも相手がいないのでは意味が無い。
『誰かと会話をしてみたい』その気持ちが大きくなっていった矢先、軌道エレベーター付近に人影を見つけた。
人間のために作られ打ち上げられた彼(彼女)は初めて自分の意思で降下を開始する。
ステータス
- 攻撃力:0 防御力:15 体力:10 精神力:3 FS(変形機構):2
特殊能力【フォームチェンジ】
- 効果:攻撃⇔防御入れ替え
- 効果付属:
- 範囲+対象:自分
- 対象付属:
- 時間:永続
- 時間付属:
- 制約:FS1消費
FSを1消費して自分の攻撃と防御の数値を入れ替える
改修により手に入れた新しい機能。
最初は姿勢制御用スラスターを取り外し位置を変える程度だったが3年間の『ひとり遊び』により様々な姿に変形できるようになった。
頑丈な装甲内に重要機器を収納し宇宙空間を移動しながらスペースデブリを回収する蟹型、
発電パネルを上部に移し回収したデブリをプレス機で部品に加工する兎型、
異形化した『障害物』を排除する為の獅子型、大型の単一障害物ならば鰐型になることも。
最近は人型になれないかと試行錯誤している。
最終更新:2019年07月09日 21:00