黒塗


■性別
女性

■学年
1年生

■所持武器
聖書

■ステータス
攻撃力:0/防御力:15/体力:11/精神力:4/FS(FS名:迷い):0

特殊能力『ケルベル』

<計算式>
効果:精神即死 90
範囲+対象:隣接1マス一人 1.1
時間:一瞬 1.0
制約:精神攻撃 +100
調整:凄惨な死 -10

FS0:*1.0

発動率:91% 成功率:0%

能力原理

黒塗りは、この学校へと赴いた際、ケルベルの貌を暴くことで、能力プールの中からその時点での最適解を選び出し、学内のあらゆる存在の運命をはじまりから導き直している。
黒塗りが存在する前と後では、過去に遡ってケルベルの干渉を受けたことで、転校生を含む学内にいるあらゆる者の能力は大きく異なっており、記憶についても、断片的に空白部分が存在する。しかし、その理由について知っていて生きているものは黒塗りのほかにいない。発狂して死ぬことを、本能的に皆が知っているからである。
ケルベルの貌は、見る者によって変わる。その貌は、その者の人生にとって最適な貌であるというが、あらゆる者は本能的にその意味を理解することを忌避する。しかし、好奇心に負けて、その貌の意味について考え、理解した者は、真理にたどり着き、ケルベルによってもたらされた福音によって発狂して至福の中で自ら死に至る。
ケルベルは普段は黒塗りと一体化しており、ケルベルが離れれば、皆と同様に真実を知る黒塗りも、同じように発狂して至福の中で自ら死に至る。黒塗りの笑顔の理由は、ケルベルによってもたらされた福音による。
だが、黒塗りの笑顔を見て、福音の片鱗を知った者は救われない。黒塗りの笑顔を見たものは、誤った理解のもとに自ら死に至るため、本当の至福を味わうことはできない。
ケルベルという名は、真名ではなく、無数の通り名の一つ。

キャラクター説明

黒塗と呼ばれている少女。黒尽くめ。
笑顔が愛らしく、一目見たものは、その美しさに自ら吐瀉物を喉に詰まらせて死ぬ。
黒塗りの真名や肖像は、何者かにより、いつの間にか改ざんされ、黒く塗りつぶされることから、何時の頃からか、彼女は黒塗りと呼ばれるようになった。
最終更新:2016年04月12日 20:20