第二回戦SS・博物館その2

高司あゆみ、16歳は、三重県四日市市を盛り立て、知己振興に貢献する使命を持つ民間広報官、いわゆる地方アイドル、ロコドルである。

一年前、ひょんなことから市の広報官に見初められ、以後なし崩し的にこの業務を続けている。

地方アイドルの仕事自体は嫌いではない。コンビとして当てがわれた相方は今まで話したこともなかったような世界の子だったが、接してみると案外話し易く、ロコドル業自体も自分の知らなかった刺激的な体験に溢れている。

だから今回舞い込んだ仕事も、とてもやりがいがあるモノのように感じられた。中央アイドルによる、冒険探索行と大型リング上での格闘生実況。

その会場に決定した三重県博物館が抜擢され、更に県を代表してのイベントアナウンスにあゆみ達が選ばれたのだ。

今東京でブレイク中のアイドルが三重にやって来る、かなり大きな仕事だ。

これを切欠に、あゆみたちの世界も更に変わるかもしれない。緊張する、でも、これは世界がキラキラするような、眩い武者震いでもある。あゆみの気合は十分であった。



――それがあんなことになろうとは……。







シリ肉マン 第☆話 超ド級のアイドル!!の巻



「みっんっな~~!今日も元気してるゴブ~~?ゴブは今日も元気いっぱい!お尻のプリップリも輝きMAXゴブ~~!!」

「ワアアアアアーーーー!!」

「ゴブリー!こっち向いてー!あっ、今俺にウィンクしたぞ!」

「バカ!俺だって!」



三重県立博物館、そこにあつらえられた特設リングに立ち、ゴブリーが大きなアクションで会場に呼びかけた。こ、これはどういうことだ!?あのゴブリーが?アイドル!?



(ウッシッシ~~これこれ!いやあ~このメンズどもがゴブに黄色い声を上げるこの瞬間!病みつきゴブ~~)



そう、警察署での一戦から辛くも国家権力の追及を逃げきったゴブリーであったが、その行く先は決まっておらず、手持無沙汰であった。だがそこに声を掛けたのが現所属プロのプロデューサー……偽装とは言えゴブリーのこのコケティッシュな顔立ちにナイスバディ……何かビビッと来るものがあったのだろう、即座にデビューとなったのである。

そしてプロデューサーの狙い通りその後は大ブレイクの引く手数多……一見色物とも見えるこの企画が立ちあがったのである!



(気持ちイイ~~まったく、アイドルはやめられない!ゴブ~)

「ウォオオオーーーー!!」



現在、通常業務なら当に閉館時刻を過ぎている時間である。博物館に許可を取った上で特別に用意したリングに、観客席。席は既に結構な数のゴブリーファンが着座している。

マナー面が心配される所であるが、実は博物館側も乗り気だ。田舎の博物館に都会から人を呼ぶ、ちょっとした町おこしの一環という意識である。



「え、ええと……はい、ついに始まりました!新進気鋭のアイドル、ゴブリーさんによる一大企画イベント!『チキチキ!C2バトルを襲う怪人の影?HIPアイドルゴブリーが悪鬼を追う!』アナウンスはわたくし、三重県公式アイドル、高司あゆみが務めさせて頂きます!実況は――」



司会席に腰掛けたあゆみが、なんとかタイトルコールを読み上げた。思っていた以上のプレッシャーである。それに、思っていたのと大分違う、東京のアイドル。

確かに男性を中心に……というかそれしかいない……大人気であるが、少し品がない様な、いやいやこういうのが人気なのだろうか?



(――ええい、だめだめ!集中!ううう~こんな時に月ちゃんがいてくれたら~)



体調不良で席を外してしまった相方を嘆きつつ、雑念を振り払う。今は仕事中だ!



「皆さんこんばんは!わたくし今回このリングの実況を務めさせて頂きます、古太刀十五郎と申します!いやあ~ついにこの日がやって来てしまいましたね、現在猛プッシュ中の蠱惑系アイドル、ゴブリー!C2バトル参加者でもある彼女が、おなじく参加者にして正体不明の怪異存在、ナインオーガを追う!今宵は満月、実況者の勘と言ってしまってはオカルトめいていますが、何かが起こる気がしてなりません!」



代々実況を生業としている一族の、かなりの実力者らしい。今回の地方イベントに抜擢された経緯はあゆみには判らないが、成程その発声と気合には確かに目を見張るものがある。仕事としては、信頼していいかもしれない。



「ゴッブゴブ~~~!さあみんな行くゴブよ~さあ一緒に! O!」

「オーゥ!」

「K!」

「毛ェー!」

「2!」

「ツゥー!」



ゴブリーがリング上で尻文字!アグレッシブなパフォーマンスに客席のファンからもコールが飛ぶ!おお、これは地獄絵図か!



「ええと、客席も大分盛り上がっているようです。さてでは本日の目的、『オーガーさん』について解説させて頂きます。地元民ですからね、噂は私も聞いたことがあります。それはですね――」



あゆみが、古太刀と観客、そしてゴブリーに届くよう、解説して行く。



「ふっふぅ~ん、大体わかったゴブ~~。でもでも、ゴブ負けない!このゴブの殺尻技で、仮面に隠れたオーガーさんのハートもナック・アウト☆ゴブ~~」

「ゴブーーー!」

「俺もノックアウトしてくれー!一度でいいんだー!」

「は~~~い!ならファンの皆も、ミニ握尻拳(七枚で一口、抽選で券がもらえる)つき新曲CD、どんどん買って欲しいゴブ~~!」

「ウォオオオオオオーーーーー!!」



ゴブリーの愛想に観客が沸く。

無論、ゴブリー自身はそんなオーガーさんの噂など、一向に信じてはいない。

暗殺者として獲物の情報収集は必須。だが、表面を撫でた程度でも、このオーガーさんが怪異などではない、人間である事は察しがつく。人間なら、ゴブの尻でイチコロゴブ☆できるからだ。

……だが、奇しくもゴブリーは、意図せずその噂に登場する「三叉路」に自ら立っていた。

物理的な話ではない。自分は世界一の暗殺者であった。修羅場をくぐった経験も、参加者の中でも屈指。その自負があった。このバトルも、自分の力なら勝ちぬけるだろうと、そう思っていた。だが負けた。

負かした相手自体は、もうフレンドでありブラザーだ。恨み言など欠片もない。

だが……素人に一敗地に塗れ、初めてみたアイドル。これが――とても楽しい!

自分のあられもない姿を見られるのは大好きだったが、ステージの上の快感はまたモノが違う!

でも『武尻』の継承者……ああん、迷っちゃう!悲劇のアイドル……それがゴブなのゴブ~~~!一体どうしたらいいの~~~~~!?

傍から見れば殺意しか湧かない葛藤であるが、ゴブリーはこんな感じで悩んでいた。明日の朝にはケロッと忘れてしまう類の腹立たしい心情だが、本人はまあ、本気らしい。



「じゃあじゃあ、待ってても仕方ないゴブ。ここは自分から市内へ出向いて……」

「おお~~~っと、尻で絵を描いていたゴブリーが立ち上がりました!そう、夜の市内への探索行、これが今回のイベントの第一部です!彼女はその鬼を見つけることが出来るのか?そして合いまみえ、倒すことが出来るのか!?彼女の華麗なる尻の技が、闇に蠢くモンスターの姿を暴き出す、大いに期待がかかる一夜です!」

「ゴッブッブ~☆」



その時であった。

轟音と共に、博物館の壁が割れた。舞い散る土煙、一瞬遅れて、混乱が伝播する観客!



「な、なんだァ~~~ッ緊急事態!アクシデントです!晴れ舞台の日に突然の、このアイドル、不幸の星に見舞われているのでしょうか~~~っ!」



実況の声。だが、それは事故などではない。

そこに、一人の影が佇んでいた。マウンテンパーカーにワークキャップ、月面のクレーターのような衣装の仮面。

ナインオーガであった。





◆悪鬼、登場!! 次回、ナインオーガVSゴブリー、いきなり開戦……?





シリ肉マン 第★話 『武尻』の実力!!の巻



「あ、ああ~~~~~何と云うことでしょう!これは、こいつはまさか~~~」

「え、ええ……?」



戸惑うあゆみ、実況が博物館に響く!そこに居たのはそう、今まさにこれから市内へ探しに行こうとしていた獲物、ナインオーガ!

突然の展開に、会場が沈黙に包まれる、場に適当する実況を除き、思考が追い付かないのだ。だがその静けさを破ったのは、やはりアイドル、ゴブリー!



「いっやぁ~~~ん。探していたダーリンが自分からやって来たゴブ。さあ、なら一緒に踊っ……」



木刀投擲!同時にナインオーガが走り出した。当然、投げつけられた木刀は真剣尻刃取の餌食である!だがリングロープに手を掛けたオーガが……まるでクッキーを思わせる回転あびせ蹴り!ゴブリーの……尻にクリーンヒット!



「ゴ、ゴブ~~~っ!?」

「ああ~~~っと!ナインオーガの速攻!ゴブリーのペースには乗らないとばかりに奇襲だーっ!」



カンカンカァン!



実況!そして辺りに開戦のゴングが響く!



【ナインオーガ VS ゴブリー

三重県立博物館】



『ワァアアアアーーー!!』



「さあ~~~まずは先制はナインオーガ!おおっと手から更に凶器を取り出したぞこれはどういいカラクリか。あ、ああ~~~~っとゴブリーこれは!これあどうした構えだ!尻を、尻を前に出し――」



――以後、ひたすら汚い戦いが続くため、一端割愛いたします――



――再開!――



「おお~~~っとゴブリー!(ハッピー・いっぱい・プレス){H・I・P}から体を反転させ、尻をオーガの頭に乗せた!オーガの両脚は腕でロックしてるぞーーーー!!」



完璧(パーフェクト)尻式(シリックス)奥義ジャッ(シリ)メント・ペナルティーーッ!!」



顔面を尻で固められ、脚をロックされたオーガが、二階の高さより後頭部から地面へと叩きつけられる!



有罪(ギルティ)ーーーッ!」





◆無慈悲なる判ケツ!! 次回、倒されたナインオーガが……?





ズガァアアアーーーン!!



またしても、轟音と土煙。フェイバリットホールドの炸裂に、辺りが沈黙で包まれる。

そしてゴブリーも……尻を顔面に乗せたまま、残身の構え。

やがて中空へ何かを掴むように伸びていたオーガの手が……ぱたりと倒れた。



カンカンカァン!!



「き、決まったー!!なんと、なんと、男性に取っては羨ましくも恐ろしい必殺技!これだ、これが尻だ!アイドルゴブリー、見事ナインオーガ相手に大激尻を飾りましたーーーーーッ!!」



【三重県立博物館特設リング

●ナインオーガ(ジャッ尻メント・ペナルティ)ゴブリー○】



どすっ。



鈍い音が響いた。それはこの世の、あらゆる不吉を孕んだ音。

「……あん?ゴブ」



ゴブリーが、音の源、自分の尻へと目を向ける。そこには、そこには――。



「こ、これはァーーー!(いった)ーーーい!」



そう、オーガが持っていた木刀であった!それが、それがゴブリーの尻から生えている!おお、何と云うことだ!棒状の武器は、すべからくゴブリーの尻に叩きこまれる運命なのか!?

ゆらりと、ナインオーガが立ち上がる。そう、これはプロレスではない!一回戦の反省により、オーガは激突の瞬間、多層のクッキーで後頭部を守っていた。ゴング上の勝利など、相手の体か心を砕かない限り、意味がないのである!

しかし、突然の奇襲にゴブリーは……動じず!それどころか不敵な笑みまで浮かべているではないか!「ゴブッブッブ……」うるさい!



「ゴブッブッブ……残念でしたァーーーーーっ!ゴブの純潔なんかとっくにお(ほし)さまの彼方ゴブ!そんなダイレクトアタック、ちょっと刺激的なだけで全然効かないゴブ~~~っ!」

「え、ええーーーーーっ!マジか!?」

「ウソだろ……」

「い、いや俺そういうのも……」

「あ、ああ~~~っと!ゴブリー、衝撃の告白!アイドルとして完全に言っちゃいけないことが混じっていますがいいのでしょうか!まさに芸能界の核弾頭―――っ!!」



その通り、ゴブリーの尻は一回戦であのような結末を迎えている。肉体は元より、精神的にもダメージはない!



「さ~~~てしかしこうなると俄然追い込まれるのはナインオーガ!渾身の奇襲もカラ振りか~~~っ」

「ゴブッゴブッ。まったく、完璧奥義を食らってまで立ち上がるとは大したやつゴブ。でもゴブの辞書にはダブル・ジョパティなんて言葉はないゴブよ。さあとどめを……あ?」



ぐらりと、ゴブリーの足がくずおれた。どさり、その場に倒れ込む。



「な、ど、どうしてゴブ……ぎゃわ!?」

「ど、どうしたことだゴブリー!?なにやら様子がおかしいぞ!?それに……何でしょう、今のは。やたら野太い声が……!?」



そう、戦場には余りにそぐわぬ声で声であった。ゴブリーに何があったのか。……おお、見よ!ゴブリーの尻から生えている木刀!それが……何と、短くなっていってるではないか!



「ナインオーガ、その隙を見のがさずゴブリーの尻へキック!」

「ぐおおおうゴブーーーッ!」



オーガの蹴り!そしてその蹴りに悶えるゴブリー!一体彼の体に何が起きているのか!?



――マリファナクッキーというものがある。ご存じのとおり大麻、マリファナは日本では違法であるが、海外の一部地域では合法であることも多い。そしてそうした地域では、時に大麻の葉を刻んでクッキーに混ぜて使用したり、成分を抽出したマリファナバターによるクッキーに焼いて「使用」することもあるという。

ナインオーガの仮面を被っている人物は、かつて仲が良かった姉妹と共に海外の友人宅へ遊びに行ったことがあった。

そこで友人宅にあった一枚の葉。ずさんな管理ではあるが、合法の葉である。

押し付けられた葉であったが、帰国の際、空港につくまで忘れていた。だが手荷物検査の際に思い出したそれを、怖くなって己の魔人能力で隠したのだ。勿論異次元の材料庫の奥深くに放っておき、使用など考えたこともない。だが捨てられもしなかった。ここは日本である。

それを、今使った。躯伎の技にも記録だけは存在するが、完全に外法の術である。



もうお判りだろう、大麻クッキーをゴブリーの尻にねじ込み、そこで材料に戻したのだ!

マリファナの成分による感覚の鋭敏化、元来煙から少しづつ吸引するそれを、尻から直接打ち込まれれば、効果は如何ばかりか!



「ご、ゴブふぐうう~~~っ!!」

「ああーっ!悶える!悶えるゴブリー!これはどういうことだ?アイドルゆえのサービスか?いやそれにしては些か刺激の度が過ぎてないか~~~~!?」



ざわざわ……ざわざわ……。



ゴブリーの姿に観客もざわめく!

そこにオーガによる滅多打ち!だがゴブリー、ダメージを受けているのかいないのか!



「ゴブ~~~っ!」



な、なんだ……?ゴブリーの様子が……?



「あ、ああーーーー!!ゴブリーが!ゴブリーの体が……ゆ、緩んで、メタボ気味に!?こ、これは理解が追い付きません!」



そう、ナイスバディであった胸や尻、そうした女性的な部分が、ことごとく弛緩し、体中が「丸く」なっていく!



「な、何だァ~~!こ、こいつは、ゴブリン!?」



そう、余りの快感に、ついにゴブリーは女装の意識すら手放してしまったのだ!

そこに居るのは……ヤクに狂った、ゴブリン!



「ゴブぅぅ~~~……あ!し、締まった、いやしまったゴブ!」



もう遅い!アイドルゴブリーの真の姿は、今ここに暴露されたのだ!



「あ、あ……?」

「あれが……ゴブリー?俺たちの……?」

「バカな、そんな……俺達、騙されてたのか?」

「ふ、ふざけるなァアーーーー!!」

「ウォオオオーーー!!」



怒号!ブーイング!観客怒りは最高潮、暴動寸前だ!



「ち、ちが、これは誤解ゴブ!ゴブは皆が大好きで、皆のためを思って……」

「何が大好きだボケェー!」

「お前なんかDIEだ!好きなんかじゃねえー!」

「ゴ、ゴブ~~~~~~!!」



最早博物館は阿鼻叫喚、地獄絵図だ。ゴブリーは一体どうなってしまうのか!?

そこで、ゴブリーの傍らに一人の影が立った。ナインオーガだ。



――ゴブリー、カ?



「ご、ゴブ?」



戸惑うゴブリー。数秒の後、気付く。そう、これは追い詰められた自分への問い。誇りか命か、選択次第では顔を剥がされると問い。



「……ああ、なるほどここで訊くゴブか~~~」



オーガの手に、薄い刃が光る。まるで介錯せんとするように。



「フッ……フッフッフ。上段はよしこさんゴブ! 舐めてもらっちゃ困るゴブよ~~!」



暴動に近い騒ぎの中、二人に間だけが静かだった。ゴブリーの声がオーガに届く。



「確かに今までないアメ~イジングエクスぺリメン……ハマっちゃいそうゴブ。でも……ゴブの尻☆冒険はゴブだけのものゴブ!」





「自分による開発ならいざ知らず……人に無理やり押し付けられた(ケツ)体験で誇りまで売り渡しちゃあ……『武尻」ゴブが、ゴブである甲斐がないのゴブ~!!」



オーガは黙っていた。



「そういうワケで、ゴブに情けなんていらないゴブ!それどころか今から更にYOUにも尻のワ座を、ゴブふぅっ!!」



ゴブリーの台詞など待たない!最後の大麻を使ったクッキー刀を尻に蹴りこみ、材料化!ゴブリーが大悶絶!!



――そう、武尻を使うゴブリーにとっては、頭部の顔など顔であって顔ではない。この戦う尻こそ、真の顔であり、己!ならば顔を剥がず、尻を使い物にならなくさせるのは当然の帰ケツと言えよう。



実際の顔でなく尻(の感覚)を容赦なく蹂躙するオーガの仮面の奥の表情は如何ばかりか。我らには知るよしもない。

……うん、なんかすごく虚無な状態なんじゃないかな、多分……。

尻からまろびでたC2カードをつまむように持ち上げると、オーガは跳び、博物館から消える。残されるのは、キマりきった元アイドルのみ。



「あ、あががゴブ~~~~!クッソ、こんな、ゴブがこんな~~~で、でもこれ、何か見えてきたゴブよ……すごくすごく新しい風、感じるゴブ!」



ゴブリーに、観客たちが襲い掛かった。

……ゴブリーの正体は白日の下に曝されてしまった。しかし、転んでもただでは起きないのが『武尻』である。未体験の感覚により開かれた新境地の扉。それは、彼の武の次元も次の段階に進んだと云うこと。良かったね。
さあ次回以降もゴブリーは様々な尻技でエッチに戦うぞ、お楽しみに!





~ゴBLEACHん03~
緩まれば 二度と締まらず 掴み損なえば己を堕す そう誇りとは尻に似ている









全てが終わった博物館員に、一人の少女が残されていた。

今日のアナウンスを任され、だが途中から余りの展開に言葉も出なかった少女だ。

長い長い思考の時間の後、彼女が呟いた。



「……アイドル、やめよう」

最終更新:2016年09月11日 00:08