傀洞グロット


■キャラクター名:傀洞 グロット(おおうつろ ぐろっと)
■性別:男性

キャラクター設定

少年の凛々しさと少女の可憐さ
壮年男性の力強さに成熟した女性の包容力
策士の頭脳と戦士の体力
組織のトップのに立つ人間が持つカリスマに、組織の手足となる人間の実行力

その他にも非魔人が手にすることのできる範疇での凡そ全ての長所※を身につけている青年。

その正体は、本大会の行われる舞台とは別の世界、その名も「理想都市」で製造された人造人間である。
彼は、その都市における市長補佐の地位を持ち、その世界をより進歩させるのに必要な魔人をスカウトし、住人とする任に当たっている。


理想都市はその名の通り、ありとあらゆる知的生命体を永続的に満足させる理想卿を目指して作られている都市である。
その構成は既存の言語で表現することも難しく、ただ理想の地、整えられた希望とでも呼ぶしかない。

ただ、生物を無から作製できる技術、記憶や能力をコピーする技術が普遍化していることと、魔人能力をインフラに利用していることだけは現在の人類でも理解可能。

現在も都市開発は続けられており、進歩の余地があるらしい。
複数人の強力な魔人と『カナン・コンプレックス』を持つ魔人を住人とすることで、この都市は完成するらしい。

傀洞は今回、市長の命令で都市の完成を目指すことになる。

なお、『カナン・コンプレックス』の存在は理想都市の人間にとっては千代田茶式の放送によって初めて知ることができた情報であった。しかし彼らは以前より人造人間をこの世界に潜り込ませており、社会に溶け込ませている。
彼らは傀洞から念話という手段で命令を受け取ることができる(回線混雑を見越しているため返事は不可能)。
傀洞はそれら含める自分以外の人造人間に対して、絶対的命令権を持つ。



※彼の持つ長所は限界値が非魔人レベルのものと設計されていてる。非魔人としては最高の力を出せるが、その長所に特化した魔人よりは劣る。
「非魔人に使えるレベルの日本語力」「非魔人に使えるレベルの英語力」「非魔人に使えるレベルの中国語力」「非魔人に使えるレベルの○○語力」……となった場合、非魔人の頭脳を凌駕しているという矛盾を抱えるかもしれないが、一つ一つの能力が非魔人級だということでなんとか納得してもらいたい。一応このキャラクターは魔人なのだ。

特殊能力『凡百の尖兵』

魔人能力としては、市民権と戸籍を管理する能力。
能力の使用時には対象の合意を得る必要がある(強制でもいい)。
傀洞はこのC2バトルの間、基本的にこの能力を二種類の用途に使うことになる。

一つ目の使い道は召喚。
理想都市で製造された人造人間を、自身の半径1㎞以内に召喚する。この時召喚される人造人間は、人種、年齢、性別、職業などがランダムに割り振られた非魔人であり、魔人としての素質も持たない。
人造人間は理想都市で作製されてすぐ送られてくるが、これまでの人生の記憶、そこで培われた技術、絶対的な理想都市及び傀洞への忠誠(能力の対象となる合意)、標準的な装備を身につけた状態で召喚される。
人造人間の作製ペースは1~3人/min程度。

二つ目の使い道は転出。
主に対戦相手を理想都市へ新たな住人として送り込む。
基本的にこれが成功した時点で、それは対戦相手の放逐、戦闘不能判定となり、その試合での傀洞の勝利が決まる。
もちろん対戦相手が簡単に新たな住人となる合意をするはずが無いので、力づくで合意を取ることになるだろう。

プロローグSS


試合SS


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最終更新:2016年10月02日 00:37