ゼノグラ

キャラクター概略

双海亜美・真美(5歳)-本編の7年前
月の崩壊から100年。
空から降り注ぐ隕石の被害を防ぐ組織モンデンキントJPに所属。
テンペスタース(iDOL)と心を通わせ作曲を行うなどしていた。
実験中の事故により、テンペスタースと搭乗中の真美が行方不明に。

 

双海亜美(12歳)
デビューアルバムの発売とコンサートを控えるアイドル(歌手)。
iDOLの性能向上を図るハーモナイズを行える希少な整備要因として、
モンデンキントJPに臨時招集。その後正式に組織に復帰(アイドル兼任)。
敵対組織の作戦で同僚が虐殺、自らは拉致され人質となる。
引渡しの乱戦の中、突如現れたテンペスタースに守られ、真美と再会。

 

双海真美(12歳)
事故の重傷を癒すためテンペスタースにより虚数空間に隠されていた。
身体は12歳に成長するも、意識回復後の精神年齢は5歳当時のまま。
リハビリを行いながら亜美と共にiDOLの声を聴くなど作戦に携わる。
星を救おうとするテンペスタース達に悩みながらも別れを告げて見送る。
本編終了後は亜美と共にアイドルとしての芸能活動を始めている。

 

テンペスタース
iDOL(=隕石除去人型重機)プロメテウスシリーズの四番目。
実験中の事故により重傷を負った真美を癒すため虚数空間に退避。
7年後、ニューギニア高地で人質引渡し中の亜美を救うため出現し、
他のiDOLを制圧、装甲と記憶を引き換えに衛星兵器の攻撃を受け止める。
コアのみの存在となって以降も「音」による行動妨害や囮などに活躍。
地球の崩壊を招きかねないアウリンの不安定化を解消するため、
他のiDOLと共にアウリンに吸収され消滅することを選ぶ。

 

 

アニメ本編

話数 双海亜美 双海真美
前期OP(2話~15話)「微熱S.O.S!!」
  食卓のワンカット
ラストカットで登場
ラストカットで登場
9話 次回予告
  本編映像で初登場
9話「鍵盤」
 

アバンのTV番組内でアイドルとして紹介される。
デビューアルバム「ポジティブをわすれない」発売及び、
代々木スタジアムでのコンサートを控えている。

トゥリアビータ襲撃に備え、ハーモナイズを行うための
要員として招集。ピアノ演奏中に春香たちと接触。
多忙もあり、チップを渡すのみで対応。

過去の事件(右欄)があったため、
iDOLに関しての話は直視はしてこなかったが、
インベルが探してきた過去の曲を聴かされ、ピアノで協奏。

憶えている限り、心があればきっと応えてくれる。
翌日、モンデンキントJPにてハーモナイズ作業を開始。
「絶対、テンペスタースを見つけてください」と約束する。

Aパートのラストで
亜美の口から初めて名前が呼ばれる。

回想シーンで幼い亜美と共に登場。

2人はiDOLに心があると信じていた。
3人で世界を守るんだと思い、
テンペスタースと3人で音を出し合い曲を作っていた。

しかし、事故により?テンペスタースは
「ごめん」と言い残し、真美を連れたまま消滅。
今に至るまで帰って来てはいない。

10話「不協和音【雑音】」
  真の回想にて、幼い頃に「iDOLに心がある」とこの双子が言っていた。
 

ハーモナイズについて、七草の整備員に説明したり、
マスターとiDOLの傾向についての意見を求められたり。

真に7年前のことを聴かれる。もちろん忘れていないが、
インベルに感じた特別な何かを確かめたいと回答。
激昂した真に手首を掴まれ、痛い。

iDOLは、マスターが求めているものをを美しい声で
唄って教えてくれる。真は今のやり方じゃこれ以上
成長することができない、とネーブラは知っている。

亜美の新曲がカラオケに入ったらしい。

上記回想のみ。
11話 次回予告
  初登場。春香と一緒。
腰の低さは芸能界を生き抜くコツです。
11話「ニヴルヘイム」
 

iDOLの調査のためアイスランドへ同行し、
大陸プレート云々など、現状についての解説をする。

20年前から反応している最後のiDOL、ヒエムスだと考えると
言いながら、テンペスタースの可能性が低いことが残念な亜美。

真とネーブラのハーモナイズの数値が落ちている。
ヒエムスの位置を発見、波長で確認するが、起こせない。

トゥリアビータの人工iDOLエピメテウスの襲撃を受ける。
場所確定を避けるために探索車を極力離す。

エピメテウスの発する、iDOLとは思えない音に苦しむ亜美。
色んなiDOLとマスターの生み出す音が
不協和音として辺り一面に響き渡っている。

ヒエムスが共鳴しているのを確認、戦闘の中止を要請するが、
ヒエムスの悲鳴でiDOLたちは気を失う。
横転した車の外で状況確認。

12話「ムスペルヘイム」
 

調整継続。iDOLについて、
「みんなびっくりして、再起動までに時間が掛かっている。」

人工のiDOL・エピメテウスからは、
iDOLとは全く異質のものを感じた。

ハーモナイズで聞いた、真とネーブラの音はまた弱まっていた。
しかし、真は強制的に出発してしまう。

亜美たちはシミュレートを継続、ヒエムス起動時に20年分の
エネルギー暴発でアイスランドが沈むという結論に至る。
戦闘中のiDOL達の共鳴を警戒する。

春香とインベルの信頼関係、ハーモニー次第で、
火口への攻撃で中和できる可能性を見込む。
「一番の音色を奏でてください!」

春香の信頼に応えるように唄う。綺麗なハーモニーを聴く。

13話「501号室」
 

真と千佳子(整備責任者)のケンカを止めに入る。
出動前にも不協和音があった、
春香とインベルの姿を見たはず、と真を咎めたところ
ぶたれそうになったが、あずさに止められる。

課長のお茶会に出席。真の処遇の話について聞く。

14話「なんかうごきづらい」
 

伊織とネーブラのマスター復帰の試験の情報をトレースし、
状況が良いことを報告する。

マスター不在でiDOLを動かせる「マスターユニオン」を
取り付けたところ、ネーブラがその操作を嫌がっている。
亜美はそれを察知。

15話「格納庫天国」
 

やよいのラジオ公開録音に「親友」としてゲスト出演。困り顔。

地震(インベル要因)にビビったやよい(ペンギン)に
抱き着かれ、ファンからの喝采を浴びる。2本目でも。

基地破壊の衝撃からは何かを察するが…
結局収録が終わってもしばらく抱き着かれたままだった。

後期OP(16話~26話)「残酷よ希望となれ」
 

やよいペンギンと街角で出会うシーン、
ラスト前の廃墟シーンで、2人揃って登場(制服)

やよいペンギンと街角で出会うシーン、
ラスト前の廃墟シーンで、2人揃って登場(病人服)

16話「アイドルとアイドル」
 

春香が新たにアイドル活動を開始。亜美も継続して活動中。

衣装でP(?)と話す亜美、デビューした春香と
やよい(ペンギン)とスタジオで共演して苦笑い。

ハーモナイズに遅刻した春香に、おイモをねだる、など。
終了後にすぐにインベルを離れて行ってしまった春香を見て、
インベルの音色が少し寂しそうになったことを感じる。

17話 次回予告
  「ジョセフ・真月の一緒にお茶しませんか」
アシスタント、双海亜美「テレビなめんなよ♪」
17話「迷子の兎」
 

ハーモナイズ作業後、明確になった春香の数値低下を
報告に行こうとするも、途中で雪歩に伝達を依頼。

新ハーモナイザーのテストに月見島へ。
イヴの夜、作業を終えて一息ついた所に異変が起こる。

その後、新年までイベント等で忙しくなる予定だったが…

18話「夜」

 

エピメテウスの襲撃を受け、惨殺される月見島の職員たち。
トゥリアビータより、唯一生かされた双海亜美を人質として、
インベル、ネーブラとの交換を要求する文書が送られる。

亜美の行動予定は内部から漏らされていた。

エサとして利用された亜美は、
ニューギニアの山地に置かれていた。千早が登場。
口答えをしてぶたれる。真も出現し、一度暴力は止むが…

交渉現場へインベルと共に春香、雪歩が到着。
人質・亜美は春香の元に返されるが、雪歩が裏切る。

窮地に置かれた亜美の心の内にわずかに登場。
19話「サヨナラ」

 

A

iDOL2機の風圧に飛ばされ落下する春香を追い、絶叫する。

ヌービアム搭乗の雪歩に、再び連れ去られそうになり、
理由を糾弾するが、崖際まで追い詰められる。しかし、
謎の重力心が発生。目前に赤きiDOL、テンペスタースが出現した。

数発のうちに2体を弾き飛ばしたテンペスタース。
その後、発した謎の音波によりiDOL全機が停止。

テンペを見つめていた亜美は、その光景に過去を思い出す。

B

空中のテンペスタースに真美の存在を感じ、駆け寄る。

「逃げろ」というメッセージを受け取る。
空に向かって飛んでいくテンペスタースを見送り、
振り返るとそこには真美が寝かされていた。

テンペスタースの最期を直視し、絶叫する。
2人の残った地上は彼によって守られ、残ったコアを見る。

空にあるテンペスタースと重なる形で姿が映る。

ウルトゥリウスの攻撃を身を挺して止めに行った
テンペスタースが、その直前に地表へ真美を下した。

気は失ったままだったが、
亜美と共にテンペスタースに守られた。

20話「かえりみち」

 

付きっきりで真美の看病をする。

 

泣いて、「おかえり」。そして抱き着く。

亜美に看病されながら眠っている。

7年ぶりに目を覚まし、あずさにはすぐ気づく。
鏡に写った自分の姿を見て、「亜美ちゃん」にも気づき、
喜ぶ。匂いを懐かしがる。そして、「ただいま」。

実質お姉さんとして真美を気づかう。

真美から、テンペスタースの「ごめん」の意味と、
連れて行ってしまった本当の理由を知る。

めっちゃ飯を食う。5歳児のテンション。

大人になった身体に違和感。ネーブラと再会。
テンペスタースとの「バイバイ」は聞こえていた。

テンペスタースは、真美の傷を癒すために、
彼女を連れて行ってしまっていた、と知っていた。

テンペスタースのコアを目の前に、
2人は鼻唄で、かつての唄を歌う。(僅かな回想シーンも)

春香のことは「変なリボン付けた人」と真美に説明してた。
しかし、異常なほど明るく振る舞う春香に困惑する。

テンペスタースのコアを目の前に、
2人は鼻唄で、かつての唄を歌う。(僅かな回想シーンも)

春香のことは亜美から聴いている。

21話 次回予告
  やっと予告に登場だよ!遅い、遅すぎる!
21話「最後の・プリン」
 

真美の付き添い。

真美とピアノ協奏する大晦日。

医務室暮らしで蛍さんの診断中。

リハビリで亜美とピアノ練習。

22話「鍵とバット」
 

強襲部隊の基地制圧を受け、怯える真美を支える。

iDOLを安全な場所へ動かす手伝い要員として残留。
真美と、真美の体調管理のために蛍も残る。
混乱の中、春香の「アイ」だけは本人に渡すように取り計らった。

医務室で暮らしながらやよいのラジオを聴いている。
春香たちからのラジオを通したメッセージを受け取り、
蛍さんと共に裏口を開放、基地奪還勢の侵入支援に成功。
本人は不安がっていたようだが…

奪還後、テンペスタース(コア)が無事で一安心。

強襲部隊の本部制圧の異様な雰囲気に怯える。

蛍先生に体調を診てもらいながら医務室に留まる。

医務室で暮らしながら大好きなやよいのラジオを聴いている。

亜美、蛍と共に奪還作戦に付き添う。

テンペスタース(コア)が無事で一安心。

おにぎりもぐもぐ。

23話「RUN!」
 

潜水服を着て、直接テンペスタースと対話。

テンペスタース出撃のための準備調整。

春香、真美と共にテンペスタース・コアの輸送。

テンペスタースに同乗し、状況確認。真美の直感を翻訳、
インベルの「ハーモニクス回路が切断されている」ためだった。
ネーブラの一方的被害を防ぐため、自閉の解除を呼びかける。

潜水服を着て、直接テンペスタースと対話。

テンペスタース出撃のための準備調整。

輸送用のトロッコを運転する。
ネーブラはデコのことを大好きだもん。

パイロット・スタイルでテンペスタースの操縦席に。

インベルが「耳を閉じている」と感じた。

24話「復興歴百八年」
  液体外よりテンペスタースと対話中。 亜美と同様。
25話「春の雪」
 

iDOLたちが突然起動し、心配する。

ヌービアムの元に行きたいというインベルを、
行かせてやって欲しい、とネーブラと共にテンペが言っている。

2人でパイロット衣装でテンペスタースの操縦席に。
誘導信号を発して交戦中のエピメテウスを東京に誘い出す。
根が単純な子たちは誘導しやすい。

セーフティ・ファーストでサポート役に徹するよう伊織に指示。
インベルの戦闘への加勢はできない、防衛線を見守る。

iDOLたちが突然起動し、心配する。

ヌービアムの元に行きたいというインベルを、
行かせてやって欲しい、とネーブラと共にテンペが言っている。

2人でパイロット衣装でテンペスタースの操縦席に。
席内でアイス食べて手がベトベト…
「こっちの水は甘いぞ」

(従わず敵にぶっ放する)デコはバカなの?
テンペ曰く「私たちは行っちゃダメだって」

最終話「月とペンギン」

 

A

テンペスタースはネーブラに運ばせてアウリンへ突入予定。
一緒に行くと言う真美を必死に止めるが、共に悩む。

テンペスタースに別れを告げるため、真美と一緒に向かう。

校舎の外で、やよいを「いいペンギンさん」と紹介。

やよいに守られながら…「テンペスタース…」

アウリンを安定させるため、突入するつもりのiDOL。
テンペスタースが行くなら自分も行く、と真美。
「テンペスタースなら死んじゃってもいいっていうの!?」

蛍に諭され、亜美と一緒にちゃんとお別れを言いに行った。

校舎の外で、ペンギンやよいにビビる真美。

やよいに抱き着きながら…「行っちゃった…」

B

空から降る雫たちを眺める

『最初のペンギン』春香たちへの冷静な評。
「後先考えず、ただ飛び込むだけって、無謀なだけじゃ…」

校舎の外で宙を見上げ 「テンペスタースが…」→

空から降る雫たちを眺める

号泣するやよいを連れて、校舎の中へ。

→校舎の中で、「さよならって…」
そして、やよいと共に春香の帰還を知る。

epilogue
  2人でアイドル 2人でアイドル

 

小説版「絆」

本編26話分のストーリーを文庫1冊の長さに調整するため、設定の削減、本筋の変更が多くなっている。

双海亜美・真美に関する大きな変更点について抜粋する。

内容 設定
7年前の事故 実験時に事故が発生し、テンペスタースは行方不明となっているが、
その際に真美は連れては行かれず、重傷を負ったのみとなっている。
双海亜美 アイドル活動をしている様子はない。
12歳にして大学の博士号を得ており、モンデンキントUSAに所属。
ハーモナイズに欠かせない人物として課長より招集を受けて登場。
招集後の亜美は本編同様、丁寧な性格で業務に従事し、
インベル・ネーブラ各機とマスター3名とのハーモナイズを行う。
月見島での虐殺・誘拐作戦は行われないため、以降の出番はない。
双海真美 妹。5歳にしてテンペスタースのアイドルマスターだった。
(亜美はマスターではなかったと取れる表現)
本編中にはセリフなし。
テンペスタース 事故後行方不明になり、虚数空間に入っていたらしい。
ヒエムスが取り込まれ不安定になってしまったアウリンを破壊するため、
インベルとネーブラによって虚数空間よりコアが取り戻された。
その後、ドロップ破壊中に機体を失ったネーブラと共にアウリンへ突入。
その後 アウリン、アイドル、軌道輪との関係性などについて、
姉妹揃って残された謎の解明をしているとのことである。

 

小説版「伊織サンシャイン」

ネーブラに憧れる少女、水瀬伊織が上京しアイドルマスターになるまで(本編前日譚)と、
本編同様トゥリアビータとの対立の末、アイドルたちとの別れに至るまでが伊織目線で描かれている。

物語自体は伊織とネーブラの関係性を軸に再構成されているため、
雪歩のスパイ設定がなく、千早は一切登場しない。(奪取されたインベルはAI起動している)
「ハーモナイズ」を行う場面はあるが、管制官は不明である。(亜美に関する言及はない

また、テンペスタースは、他の4機の登場後に虚数空間からコアのみの状態で出現する。
消えていた理由には触れられていないが、「プロメテウス4」として名づけられているため、
「絆」と同様、事故により隠れていた可能性がある。(真美に関する言及もない

 

コミックス版

本編以外のiDOLが多数存在する(した)、テンペスタースが健在、
トゥリアビータがライバル高校など、基本的な設定がかなり大きく異なっている。

  亜美・真美
第1巻
第2話
二人で活動するアイドル 双海亜美・真美として登場。
アイドルマスター候補生を育成する玉兎高校で行われたオーディションのテレビ放送中、歌のコーナーで初登場。
第4話 春香のアイドルマスター就任披露回にて肩書き「歌って壊せるアイドルユニット」の特別ゲストとして登場、1曲を披露。
続けて、春香と歌による「アイドルVSアイドルマスター対決」の末、100対2で勝利(判定はインベル)。
後日、威厳を失った玉兎高校のライバル校、トゥリアビータ高校の一員として、テンペスタースと共に登場。
「アイドル勝負」として、上空五万キロに設置したフラグを回収する「ビーチフラッグ対決」を持ちかける。
第5話 春香・インベルを戦線から弾き飛ばすも、設置されたカメラを発見、しばらくその場でライブを行う。
先に進んだインベルを急襲する千早とヌービアム、援護に来た伊織・ネーブラらのが乱戦する中、
中継カメラが現場に到着してしまい、トゥリアビータ校の悪行が露見しそうになる。
カラスからの指示及び、アイドルとしてのスキャンダル回避のため、千早を説得し帰投する双海姉妹。
未収録分 不明

 

 

 

 

 

 

 

最終更新:2023年03月10日 01:00