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#contents() #image(https://img.atwikiimg.com/www65.atwiki.jp/deadbydaylight/attach/182/1072/the-clown.jpg,,height=657,width=599) 難易度:普通 //(旧 中級) *特徴 本作2人目の飛び道具を使う殺人鬼。 ただし、それには殺傷能力はなく鈍足と視覚障害を与える物である。 毒ガス先置きで相手の逃げ道を塞ぐ戦法を得意とし、素の足の速さも4.6m/sの殺人鬼でありながら生存者に鈍足効果を与えるため、板ぐるぐる戦法や窓密集などの強ポジを苦としないためチェイスに強いのが特徴。 #region(余談) 余談だが、元ネタは映画「オズの魔法使い」に登場するサーカスの奇術師と海外の子どもが怖がるもの(=ピエロ)。 そして、シリアルキラーを作りたいというスタッフの願望を合わせたものから誕生したことが公式の動画で挙げられている。 こうした動画がリリース前に発表されたのは今回が初めてである。 なお、クラウンの恰好で子どもと触れ合う事を好んだ連続殺人鬼というのが実在した。アメリカ人ジョン・ウェイン・ゲイシーJr.(1942~1994)である。 #endregion *基本能力 |>|>|>|CENTER:THE CLOWN&br()クラウン| |>|>|>|CENTER:&ref(clown.png,icon,x=100)| |武器|&image(GK_W01RER.png)|Madame Butterfly&br()(マダム・バタフライ)|鳥の羽根を形としたバタフライナイフ。 血に染まった状態から古い愛用品だろう。&br()器用に回す様子から手に馴染む程、彼が拷問や収集を幾多にした事が伺える。| |能力|&image(130px-FulliconPowers_gasBomb.png)|The Afterpiece Tonic&br()(寸劇のトニック)|薬瓶を構えた後、曲線上に投擲する。 初期/最大所持:4本&br()溜める事で薬瓶を遠くに投げる。(最大1秒まで溜めると効果音と薬瓶が一瞬鈍く輝く)&br()薬瓶を生存者に命中させると作業行動(※)を中断させる。&br()薬瓶は何かに当たると割れてしまい、ガスが放出して滞在する。&br()生存者が薬瓶を命中・ガスの範囲内にいると陶酔状態にさせる。&br()薬瓶の補充はいつでも可能。 1度で最大数まで補充(5秒)・その間移動速度減少。&br()&br()陶酔状態とした場合、生存者に以下の効果を与える。&br()・視界に異常をきたし、画面全体がぼやけて見え辛くなる&br()・咳を2秒間起こし、殺人鬼側は強調表示が見える。&br()・移動速度が15%低下する。(攻撃を命中させた際の加速は影響を受けない)&br()窓の最速乗り越えができなくなる| #region(さらに表示) |名前|>|Kenneth "Jeffrey Hawk" Chase| |別名/通称|>|団長 , メディシンマン| |性別|>|男| |出身地|>|アメリカ合衆国| |固有マップ|>|クロータス・プレン・アサイラム| |MIDDLE:移動速度|>|115%|4.6m/s| |MIDDLE:脅威範囲|>|32m| |背の高さ|>|背が高い| |DLC|>|[[Curtain Call Chapter>DLC]]| |声優|>|Sébastien Duval| 移動速度の%は生存者の走る速度を100%とした場合の比率である #endregion ※作業行動とは、発電機の修理・治療行動・フックの救助・ゲートの開放全般のゲージを溜める行為を示す **能力の補足・説明 ・視界不明瞭効果は&bold(){4秒}、咳は&bold(){2秒}、妨害効果は&bold(){2.5秒}、最速乗り越え不可効果は&bold(){2秒}続く。 ・ガスは&bold(){10秒間}残留し、生存者が中を走り抜けると0.4秒で消散する ・瓶の投擲後及びキャンセル時、デフォルトで&bold(){1秒間}は他の行動ができなくなる。 ・構え及び投擲時間は&bold(){0.25秒}である。 ・瓶は溜めなしだと&bold(){8m/ミリ秒}、最大溜め&bold(){14m/ミリ秒}の速度で飛んでいく。 ・瓶を直撃することで効果を発揮するアドオンは、陶酔効果が完全に切れるまで有効である。&br()そのため直撃後に煙部分を当てることでも効果の延長が可能。 *固有パーク #include(PERKS_CLOWN) *アドオン #include(ADDONS_CLOWN) *カスタマイズ #region #include(CUSTOMIZE_CLOWN) #endregion *キャラ説明 #region この場所の領域を区別する霧のヴェールを抜けて旅するうちに、初めて自分が一人でないことに気づいた。 何かが忘れられた脇道を渡ってきた。その明るい色彩は私達の間を霞ませる霧を通してでもはっきりと見える。 新しい、しかしどうしてか見覚えのある場所に出て初めてはっきりとそれが見えた。 馬のように見えるがもっと年老いていてひどい状態の何かに牽かれた的屋の幌馬車だ。 戸口に割れ目が入り、暖かい金色の光がこの荒れ果てた場所に漏れ出てくるのを私は木々の間から見ていた。 客を招いている意図があるような印象を受けたが、現れた人影はその正反対だった。 その衣装はサーカス団長とクラウンとその他のサーカス衣装のごちゃ混ぜだった。 その顔は戯画化した笑顔が締まりのない唇を横切る、ドーランで描かれた悪夢だった。 その腰にはどう見ても指にしか見えないもののコレクション。 そんな記念品を集めるのはどんな恐ろしい存在だろうか? クラウンは新たな環境を見渡し、その凝視は私に向けられた。 口が裂けるほどの笑みを浮かべ、幌馬車に戻る前に私に会釈した。 彼は私よりもより注意のおろそかな獲物を好むのではないかと考え、私は己の幸運に感謝した。 “As I journeyed through the foggy veils that demarcate the realms of this place, I saw that, for the first time, I was not alone. Something traversed these forgotten byways, its bright colors still clearly visible, even through the muting effect of the mist that roiled between us. As we emerged into a new, yet somehow familiar, place, I saw it clearly for the first time: a carney's caravan, pulled by something that appeared to be a horse but was, to my eyes, older and more terrible. I watched from the trees as a crack appeared at the doorway and a warm, golden light spilled forth into this desolate place. The effect was, I suspect, deliberately inviting, but the figure that emerged was anything but: its costume a hodge-podge of ringmaster, clown and other fairground attire. Its face was a nightmare in greasepaint, a caricature of a smile slashed across its flabby lips. At its waist were a collection of what looked for all the world like fingers. But what creature would be so monstrous as to collect such trophies? The Clown surveyed its new surrounding and its gaze lit on me. A rictus split its face in two and it nodded at me before returning to the caravan. I suspect that it prefers its victims to be less aware than I, and I thanked the stars for that. #endregion *背景 #region 1932年、ケネス・チェイスは難産の末に誕生したが、その時に母親を失った。 この出来事は彼と父親との間に埋まることのない溝を生むことになる。 ケネスが成長していくにつれ、父の恨みの感情と酒癖も悪化していった。 ケネスが学校に通う頃になると、二人はほとんど別々の人生を暮らし始める。 学業の面では、彼は凡庸だったが、運動能力は秀でていた。 身長が高く、力も強くなり、トラック競技を得意としていたが、 彼はどんなチームスポーツへの勧誘も拒み続けた。 学校からの帰り道、ケネスはよく地面に落ちている羽を見つけ、やがてコレクションを始め、 集めた羽を葉巻の箱に入れてベッドの下にしまうようになった。 父親は仕事に出ているか、酒で意識を失っているかのどちらかであるため、ケネスは何時間も一人で過ごしては、 羽の軸から生える羽毛の規則性や、唇に当てた時の柔らかい感触に魅せられていた。 庭のバードフィーダーにやってくる鳥を見ながら、彼はその鳥たちがどれだけ柔らかいのか想像し、一匹捕まえようと心に決めた。 ケネスは地元の歯科医に取り入り、麻酔薬を手に入れた。 自分の手で触れるように鳥を気絶させるために、彼はその麻酔薬を使ってフィーダーに罠を仕掛けた。 何度かの失敗の後、ケネスは一羽のロビンを捕獲した。 手の上に横たわる鳥…。その命は自分の意のままなのだ。 突然、彼は感情のほとばしりを感じた。 麻酔薬が切れた時、彼はそれを逃してやるつもりだった。 だが、目をピクピクさせて意識を取り戻したロビンがもがき始めた時、ケネスは握っている手の力を緩めなかった。 彼の指がロビンの喉の周りをゆっくりと締め付けていき、ついには胸の羽の動きが完全に止まってしまう。 ケネスは死骸を処分し、1本の羽だけとっておき、古い"偽り"のコレクションを捨てて、新しいコレクションを始めた。 1940年代の後半、ケネスは学校をやめ、地元の食堂で給仕として働き始めた。 そして、彼の獲物はリス、アライグマ、犬など、より大きなものへエスカレートしていき、 それぞれの麻酔薬の調節にも熟達していく。 1954年の前半、一人の若者が行方不明になり、町をひっくり返しての捜索が行われた。 その2、3か月後、家の床下で作業をしていたケネスの父が葉巻の箱を見つけた。 それをこじ開けて彼が見た驚愕の中身は、鳥の羽、動物の足…そして、人間の指だった。 仕事から戻った時、ケネスは父が葉巻の箱を持って床下から出てくるのを目にした。 彼は踵を返して立ち去り、二度と家には戻らなかった。 数週間、厳しい生活を続けた後、彼は旅回りのサーカス団に出会い、その並外れた力の強さからロープを扱う仕事を与えられた。 この時から、彼は新しい名前、ジェフリー・ホークを名乗るようになる。 突然、緊密な集団の中に身を置くことになった"ジェフリー"は社交することを覚えなければならなかった。 彼はまるで変装するかのように、新しい人格を身に着け、すぐに魅力的で頼りになる男として、新しい仲間に受け入れられた。 その後の10年間、ジェフリーはサーカス団の一員として、アメリカ中を旅した。 しかし、そのような巡業生活の弊害から、彼は悪癖に陥り始める。 酒、ジャンクフード、ドラッグ…彼はその全てに耽溺した。 しばらくの間、これらの悪癖は彼を満足させていたが、 やがてかつての衝動が戻り、放浪者としての彼の存在は、再び殺しを始めるための隠れ蓑となった。 ジェフリーはサーカス芸人の衣装とメイクを盗み、 変装を施して犠牲者たちに近づき、彼らを麻酔薬で眠らせて自分のキャラバンまで運び込んだ。 縛られてどうすることもできない犠牲者が目を覚ました時、ようやくジェフリーの楽しみが始まる。 彼らの叫び声に煽られるかのように、彼は精神的、肉体的に責め苦を与え、やがて彼らは夜の中に消え失せていく。 犠牲者の力が最も弱まった時、 ジェフリーは一番きれいな指を注意深く探し、一番おいしい指を見つけるために自分の舌の上に当てた。 最高の指を見つけると、彼はそれを手から切り落として、誇らしくコレクションに加え、死体は値打ちのない廃物として処分した。 老若男女…彼は選り好みしなかった。 良いコレクションの本質とは、多彩さであり、そのものにまつわる記憶や物語なのである。 彼が衣装を脱ぐことは徐々に少なくなっていき、同時にかつての自分も捨て去り、 道化師の人格を完全に本当の自分として受け入れるようになった。 そのうち、ジェフリーは不注意でぞんざいになった。 彼が酔っぱらって寝ている間に、一人の犠牲者が拘束を解き、助けを求めて叫びながら逃げ出した。 彼が目を覚ました時、サーカス団の者たちが彼に迫ってきていた。 彼は馬に鞭を打ち、彼のキャラバンは夜の中へ消えていった。 その後、彼は寄生虫のようにカーニバルやサーカスについて国内を放浪したが、 彼の名前が興行のビラに載ることは決してなかった。 彼は自分に近づく勇敢な(そして愚かな)者たちを罠にかけ、彼らが行方不明として捜索される前に、次の場所へと移っていった。 旅の途中のどこかで、ジェフリーはアメリカの普通の道路から外れ、霧のベールを潜り抜けて、新たな世界に足を踏み入れていた。 そこははかない無常の地であり、彼が選んだ人生には最適の場所だった。 かつて得たことのない自分の居場所に彼は野営を設置し、最初の訪問者を待ち受ける。 (原文) Kenneth Chase was born in 1932 by a difficult labour, which his mother wouldn't survive. This event drove a rift between him and his father that never closed. As the boy grew, so did his father's resentment, and his drinking habit. By the time Kenneth was at school, they lived mostly separate lives. Academically, he was unremarkable, coasting by on his significant athletic prowess. He grew tall and strong, excelling at track events, but shunned any attempts to coax him into team sports. On his walk home from school, he would often find feathers on the ground and he soon began a collection, keeping them in a cigar box under his bed. With his father either at work or in an alcohol-induced stupor, Kenneth had hours to spend alone, transfixed by the regularity of the feathers' barbs and the feeling of softness as he ran them over his lips. Watching the birds that came to the feeder in his garden, he imagined how soft they must be and resolved to catch one. He ingratiated himself with the local dentist, soon procuring some anaesthetic. Using this, he rigged up a trap on the feeder, that he hoped would knock out a bird long enough that he could touch it. After a few failed attempts, he managed to trap a robin. As it lay in his hand, he felt a sudden rush, of a life at his mercy. He had planned to release it once it recovered from the anaesthetic. Instead, as its eyes flickered back into consciousness and it began to struggle, his grip remained firm. His fingers slowly tightened around its throat, squeezing until its chest feathers were finally still. He disposed of the body, keeping just a feather, with which he started a new collection, discarding the others as "fake". By the late 1940s, Kenneth had left school and started working as a busboy at a local diner. He had also escalated to larger prey, like squirrels, raccoons and dogs, becoming skilled at customising the anaesthetic dosage for each. In early 1954, a young man went missing and the town was turned upside down in the search. A few months later, Kenneth's father, while doing some work in the crawlspace under the house, found a cigar box. He broke it open and saw, to his horror, that it contained feathers, animal paws, and a man's finger. Returning from work, Kenneth saw his father leaving the crawlspace with a cigar box in his hands. He turned on his heel and never went home again. After a few weeks of living rough, he encountered a travelling circus and, with his prodigious strength, was hired to work the ropes. He assumed a new name: Jeffrey Hawk. Suddenly surrounded by a close-knit community, "Jeffrey" had to learn to socialise. He donned a new personality like a disguise, quickly becoming known as charming and helpful, and was welcomed into his new family. Over the next decade, he stayed with the circus, travelling the length and breadth of the United States. But, with the itinerant life providing few repercussions, he fell into bad habits. Drinks, junk food, drugs, he indulged in all of them to excess. For a time, these vices were enough, but then his old urges returned and his nomadic existence became a cover for him to resume killing. He stole clothes and make-up from performers, fashioning a disguise that would let him get close to his victims before he anaesthetised them, bringing them back to his caravan, where they would awake to find themselves bound and at his mercy. He would finally get to have his fun, mentally and physically torturing them, their screams fuelling him, before being lost in the night. Once their strength was at its lowest, he would carefully examine their fingers, searching for the prettiest, running them over his tongue to find the tastiest. Once he found the best, he would cut it from their hand and proudly add it to his collection, disposing of the rest of the body as pointless waste. Men, women, young, old, he didn't care. The essence of a good collection is in the variety, in the memories and stories they evoke. He removed the costume less and less, shedding his old personality with it, fully embracing the clown, his true self. With time, he became complacent and sloppy. A victim managed to work free of her bindings while he was sleeping off the drink. She escaped, screaming for help, and he awoke to find the rest of the circus bearing down on him. He whipped his horse and the caravan disappeared into the night. Since then he has roamed the country, a parasite who could always be found at a carnival or circus, but who would never be seen on any playbill. He lured those brave, or foolish enough, to come near, trapped them and moved on before they could be found missing. Somewhere along the way, he left the ordinary roads of the United States behind him, travelling through a veil of mist and entering a new realm. It was a place of transience and impermanence, perfectly suiting the life he had chosen to lead. Feeling more at home than he had in his entire life, he set up camp and waited for his first visitor. #endregion *戦法 ガスを使って生存者の逃げ道を塞ぐのがメイン戦法。 板や窓の周辺で片側投げて逃げ道を塞いでからもう片方から詰めることで容易に捕らえることが可能。 また移動速度減少の効果は加速系perkを相殺するので発動前のタイミングを見極めてガスを当てられれば非常に強い。 (※ダメージブーストは相殺しないので注意) 主な戦法は上記の通り、板や窓枠に対してトニックを使い生存者を追い詰めていくこと。しかし瓶の数が物足りなく、効果もそこまで強いわけではないため純粋なチェイス力も求められる。 トニックはハントレスの斧とは違い、放物線を描くような軌道をする。したがって一見迷路のような構造になっていても、上から投げ込むことによってトニックを有効活用することが出来る。また、トニックは高いところで割れるほど毒ガスが広範囲に広がる。例としては生存者が逃げそうなルートを予想し、その近くの木などに投げることによって変則的に毒ガスを食らわせることも可能。 &bold(){●離れた生存者に追いつく際の瓶の使い方} まずは瓶を投げ込む位置を覚えよう。毒ガスは瓶の割れた場所を中心にかくさんするように放出され、さらに瓶を直接生存者に当てる価値はより視界不良が悪化することとモーションをキャンセルさせられることしかないので、普通に追いかける分には直接当てるメリットは薄い。したがって、毒ガスを効果的に活用するためには…… -生存者の通りそうな&通らなければいけないルートを予想して予め毒ガスを撒いておく ・行かれたくないポジションを封鎖するように投げる の二種類を使い分けることが重要となる。予想して投げるためにはマップの理解度が直接かかわってくるため、数をこなせばこなすほど順当に毒ガスを喰らわせられる回数が増えていくだろう。 &bold(){●二窓での追い方} &color(orange){※この項目はスマホ表示だと分かりづらい場合があります} 次はチェイスポイントに逃げ込んだ生存者の捉え方を覚えよう。 ①二窓での追い方 L字型の障害物に窓枠が付いたものとT字型の障害物に窓枠が付いたものが互いに向き合っているような構造のチェイスポイント、これを通称二窓と呼ぶ。チェイス補助がないキラーだとまやかしを持っていかなかった場合相当な時間を稼がれてしまうが、瓶を適切な場所に投げ込むことが出来ればかなり捕まえやすくなる。               □=窓枠    クラウン→→→→↓        ■■■■■ ↓    この図での毒ガスと書かれている部分に投げ込むと効果的。    鯖→ → □→↓ ↓    また、L字型の窓枠を最初に鯖が飛んだ場合でも、同様に                  ■ ↓ ↓    窓枠の正面中程に毒ガスを撒けばOK。                      ■ ↓ ↓                       ■    ↓ ↓                    ■    ↓ ↓                    ■  毒ガス ↓                    □ ←←鯖 ←突進攻撃!               ■■■                   とにかく生存者を吊って早めに一人処刑することがポイント。その分生存者から忌み嫌われる"トンネル"、そして"キャンプ"を上手く使わなければならない。現在の環境では殆どの鯖がDSを持っており、トンネルをしようにもスタンさせられてしまうが、持ち前のチェイス能力と事前に毒ガスを撒き散らせておくことによって、喰らってもほかのキラーほど痛手にならない。発電状況に応じて、DSを吐かせる立ち回りも視野に入れておこう。 早めに生存者を減らすにあたって、重要なのが吊るフックの位置。出来れば周りに発電機があり、そこそこ巡回がしやすくトニックも投げ込みやすい場所が理想。最初に吊った鯖が処刑進行度二段階目になるまで周囲の発電機チェック、そして適度にキャンプをしつつ、DSを喰らいながらも残り発電機二、三個で一人退場させられたらかなり楽になる。序盤はくれぐれも、安易に近いからという理由で戦略的価値に乏しいフックに吊るすのは避けよう。 ●非常に難易度の高いテクニック トニックが直接生存者に当たると、生存者に喰らいモーションが強制的に発生する。これを活用してフックを救助しようとしている生存者に直接当てることで、フック救助を妨害することができる。 トニックのデメリットについてだが、基本的にリロードが必要なぐらいである。しかし、コールドフィンドファームの麦畑などの視界が著しく悪いマップでは毒ガスによってさらに視界が悪くなり生存者を見失うことが多発する。このようなマップでむやみやたらにトニックを投げるのは避けよう。 ●おススメパーク ①最後のお楽しみ 通称お楽しみクラウン。攻撃成功時のモーションがトークンを得るごとに少なくなるというもの。単純に追撃するまでの時間が短くなるものだが、一応フック戦にも強くなるという性質もある。最大トークンまで溜まっていれば集団でフックに群がってきても一人は犠牲にできるのでおススメ。弱点としてはオブセッションが付与されてしまうのでDSの有無が分からなくなってしまうこと。それに加えてオブセッション対象者が調子に乗り始めること。オブセッションを攻撃するとトークンが減ってしまうのでどう対処するかは悩みどころだが、さっさと吊ってしまうことを推奨する。 ②観察&虐待 探知パークとしてはほぼ一択レベル。心音が小さくなるということは、つまりはトニックを当てれるチャンスも増えるということなので、可能な限り付けていきたい。ただ、エンドゲームコラプスがある今、囁きを付けていくのも効果的なので、そこは自身の腕前と相談しよう。 ③野蛮な力 板を割るまでの速度が速くなるパーク。生存者が板を倒しそうな気配があった場合、事前にトニックを投げつけておく+野蛮な力で板を割った後の追撃が非常に楽になる。 ④イタチが飛び出した ご存知有能遅延パークの一つ。クラウンは他の徒歩キラーに比べると比較的短い時間で生存者を吊っていけるため、一回ループに入ってしまえば加速的に発電機を後退させることが出来る。 ●その他のパークについて バベチリはもちろんのこと、イタチと併用してゴーストフェイスのパーク"戦慄"を付けていくのも悪くないだろう。どこの発電機が回されているかが分かり、より効率的に遅延ができる。意外なところではプレイグの"闇の信仰心"も悪くはない。パーク枠を圧迫してしまうが、"最後のお楽しみ"と併用した時に、オブセッション対象者が邪魔だから攻撃する→心音ゼロのまま他の生存者に近づけるという、トークンは保持したまま索敵も行えるという二重の意味でおいしい構成だが、うまく決まるかは運が絡むので安定性はない。 チェイスが強いということはチェイス系パーク(野蛮な力やまやかし)を持って行かなくても十分に戦えるということなので、パークの自由度が高いのもこのキラーの特徴だろう。遅延系パークをたくさん積んだり、逆にチェイス系パークをたくさん積んで快適な試合をすることもできる。 ●おススメアドオン紹介 ①トニックの本数を増やす系 ネバネバしたソーダボトルや安物のジン。両方併用した際は瓶の数が最大7本となり、失敗した時のリスクが小さくなるに加え、毒ガスをばら撒きまくって生存者を追い詰めやすくなったり、リロード回数が減って吊った後の行動が素早く行えるようになる。 ②溶剤の瓶 疲労を強制的に付与することによって、生存者の各種チェイスパークを無効化することが出来る。非常に強みが出るのは板前攻防の時であり、デットハードによる回避を潰せるため非常に強力。迷った時は溶剤を付けていけばまず腐らない。レア度もコモンと安価のため、見つけたら優先的に取っていこう。 ③ブリーチのフラスコ 生存者の走る速度がより遅くなる。単純にチェイス時間が短縮されたり、通常のトニックを使用しても追いつかない強ポジ板を潰すことが出来る。これに溶剤を加えれば板前攻防では無類の強さを誇るようになる。こちらも優先して取るべきアドオン。 ④リロード時間短縮系 リロード時間短縮系のアドオンを使うと、最大三秒リロード時間が短くなる。瓶のリロード速度は遅くはないものの、これがあると無いとでは快適さが段違い。瓶が切れた時の追撃にも関与するため、困ったら付けとけばいいパークの代名詞。レア度もアンコモンにコモンとお財布に優しいものとなっている。 ⑤リロード中の歩行速度上昇系 これに関しては、アンコモンの靴底とポルノビデオを併用することをオススメする。単品だと効果を実感しにくいが、併用することで驚くほど速くなる。効果を発揮するのは板を倒された後などであり、リロードした=逃げるチャンスと思った生存者を瓶をクルクル回しながら結構なスピードで追いかけてくるのは絵面的にも面白く、実用面も高い。ネタとしては割り切るには惜しいアドオンなので、是非一度試してみて欲しい。 ⑥赤毛の小指 トニックを直接生存者に当てた場合、トニックの効果時間のみ無防備(一撃でダウンする)状態を付与する。分かりにくいが、毒ガスを当てただけでは効果はない。トニックそのものを当てないといけないため、かなりの慣れが必要。反面ウルレアアドオンの中では珍しくデメリットがなく、通常にトニックを使用しても問題がないという利点がある。主な運用としてはトニックの最大所持数を増やす安物のジンと併用するのが一般的だが、当てることに自信があるならば他のアドオンを積んで適宜使い分けていくことも出来る。 客観的外れアドオン ①灯油缶 そもそも30秒間程度の目眩し効果では鯖側としては全く問題がない。一応ノックアウトや第三の封印と併用することも可能だが、あくまでネタ構成の域を出ないだろう。 ②羽系アドオン トニックを投げた終わってから次の行動に移るまでの時間が短くなるというもの。こちらも他のアドオンに比べるとかなり効果が薄い。野蛮な力などと組み合わせて、トニックを投げる→板を割るまでの動きを最速にするぐらいしか運用法がないため、基本取らないでいいだろう。 ③葉巻の箱 毒ガスを食らった際の視界ぼやけ効果を上昇+毒ガスの範囲を広げるというもの。視界ぼやけ効果はゲームを始めたばかりの初心者には有効だが、ある程度慣れた生存者にはほとんど効果がない。板グルの時に視界ぼやけ効果のせいで障害物に引っかかるということが稀にあるが、これを狙うぐらいであればブリーチのフラスコなどを積んだ方がいいだろう。ベリーレアで高いというのも厳しいところか。 その他にも重傷を付与する硫酸の瓶や、効果時間を延長させるものがあるが、上記のものと比べると効果が薄い。しかし使い方次第では使えるものが多く、腐らないアドオンが多いのもこのキラーの特徴。色々試してみて、自分のお気に入りのアドオン構成を見つけてみよう。 *対策 まずガスを投げてくるタイミングを覚えよう。 次にマップを暗記し強ポジから強ポジへと転々とするよう逃走経路を覚えよう。 同じ場所に長居しようとしようものなら即捕まると思って良い。 板周辺でにらみ合いをする時は確実に1・2回ガスを投げてくるので、投げている間にその場から離れるかガスの効果範囲を避けること。 また板の真上で待機して冷静に板を使用するのも相手が嫌がる動きなので、視界がぼやける中ループする自信がなければいっそ地道に板を倒していくのも良い。 もし自分がDS持ちオブセの場合、高確率で足元にガスを投げてから担ごうとするので状況次第でDecisive Strike(決死の一撃)は温存も視野に入れること。 &youtube(https://youtu.be/Ztx3Ryo_nY4){500,350} ---- *コメント #pcomment(reply,new,20) 最新20件を表示しています。[[ログ全文>コメント/THE CLOWN]] コメント左側の◯をクリックしてから書き込むと、レス形式でコメントできます。
#redirect(クラウン) #contents() #image(https://img.atwikiimg.com/www65.atwiki.jp/deadbydaylight/attach/182/1072/the-clown.jpg,,height=657,width=599) 難易度:普通 //(旧 中級) *特徴 本作2人目の飛び道具を使う殺人鬼。 ただし、それには殺傷能力はなく鈍足と視覚障害を与える物である。 毒ガス先置きで相手の逃げ道を塞ぐ戦法を得意とし、素の足の速さも4.6m/sの殺人鬼でありながら生存者に鈍足効果を与えるため、板ぐるぐる戦法や窓密集などの強ポジを苦としないためチェイスに強いのが特徴。 #region(余談) 余談だが、元ネタは映画「オズの魔法使い」に登場するサーカスの奇術師と海外の子どもが怖がるもの(=ピエロ)。 そして、シリアルキラーを作りたいというスタッフの願望を合わせたものから誕生したことが公式の動画で挙げられている。 こうした動画がリリース前に発表されたのは今回が初めてである。 なお、クラウンの恰好で子どもと触れ合う事を好んだ連続殺人鬼というのが実在した。アメリカ人ジョン・ウェイン・ゲイシーJr.(1942~1994)である。 #endregion *基本能力 |>|>|>|CENTER:THE CLOWN&br()クラウン| |>|>|>|CENTER:&ref(clown.png,icon,x=100)| |武器|&image(GK_W01RER.png)|Madame Butterfly&br()(マダム・バタフライ)|鳥の羽根を形としたバタフライナイフ。 血に染まった状態から古い愛用品だろう。&br()器用に回す様子から手に馴染む程、彼が拷問や収集を幾多にした事が伺える。| |能力|&image(130px-FulliconPowers_gasBomb.png)|The Afterpiece Tonic&br()(寸劇のトニック)|薬瓶を構えた後、曲線上に投擲する。 初期/最大所持:4本&br()溜める事で薬瓶を遠くに投げる。(最大1秒まで溜めると効果音と薬瓶が一瞬鈍く輝く)&br()薬瓶を生存者に命中させると作業行動(※)を中断させる。&br()薬瓶は何かに当たると割れてしまい、ガスが放出して滞在する。&br()生存者が薬瓶を命中・ガスの範囲内にいると陶酔状態にさせる。&br()薬瓶の補充はいつでも可能。 1度で最大数まで補充(5秒)・その間移動速度減少。&br()&br()陶酔状態とした場合、生存者に以下の効果を与える。&br()・視界に異常をきたし、画面全体がぼやけて見え辛くなる&br()・咳を2秒間起こし、殺人鬼側は強調表示が見える。&br()・移動速度が15%低下する。(攻撃を命中させた際の加速は影響を受けない)&br()窓の最速乗り越えができなくなる| #region(さらに表示) |名前|>|Kenneth "Jeffrey Hawk" Chase| |別名/通称|>|団長 , メディシンマン| |性別|>|男| |出身地|>|アメリカ合衆国| |固有マップ|>|クロータス・プレン・アサイラム| |MIDDLE:移動速度|>|115%|4.6m/s| |MIDDLE:脅威範囲|>|32m| |背の高さ|>|背が高い| |DLC|>|Curtain Call Chapter| |声優|>|Sébastien Duval| 移動速度の%は生存者の走る速度を100%とした場合の比率である #endregion ※作業行動とは、発電機の修理・治療行動・フックの救助・ゲートの開放全般のゲージを溜める行為を示す **能力の補足・説明 ・視界不明瞭効果は&bold(){4秒}、咳は&bold(){2秒}、妨害効果は&bold(){2.5秒}、最速乗り越え不可効果は&bold(){2秒}続く。 ・ガスは&bold(){10秒間}残留し、生存者が中を走り抜けると0.4秒で消散する ・瓶の投擲後及びキャンセル時、デフォルトで&bold(){1秒間}は他の行動ができなくなる。 ・構え及び投擲時間は&bold(){0.25秒}である。 ・瓶は溜めなしだと&bold(){8m/ミリ秒}、最大溜め&bold(){14m/ミリ秒}の速度で飛んでいく。 ・瓶を直撃することで効果を発揮するアドオンは、陶酔効果が完全に切れるまで有効である。&br()そのため直撃後に煙部分を当てることでも効果の延長が可能。 *固有パーク #include(PERKS_CLOWN) *アドオン #include(ADDONS_CLOWN) *カスタマイズ #region #include(CUSTOMIZE_CLOWN) #endregion *キャラ説明 #region この場所の領域を区別する霧のヴェールを抜けて旅するうちに、初めて自分が一人でないことに気づいた。 何かが忘れられた脇道を渡ってきた。その明るい色彩は私達の間を霞ませる霧を通してでもはっきりと見える。 新しい、しかしどうしてか見覚えのある場所に出て初めてはっきりとそれが見えた。 馬のように見えるがもっと年老いていてひどい状態の何かに牽かれた的屋の幌馬車だ。 戸口に割れ目が入り、暖かい金色の光がこの荒れ果てた場所に漏れ出てくるのを私は木々の間から見ていた。 客を招いている意図があるような印象を受けたが、現れた人影はその正反対だった。 その衣装はサーカス団長とクラウンとその他のサーカス衣装のごちゃ混ぜだった。 その顔は戯画化した笑顔が締まりのない唇を横切る、ドーランで描かれた悪夢だった。 その腰にはどう見ても指にしか見えないもののコレクション。 そんな記念品を集めるのはどんな恐ろしい存在だろうか? クラウンは新たな環境を見渡し、その凝視は私に向けられた。 口が裂けるほどの笑みを浮かべ、幌馬車に戻る前に私に会釈した。 彼は私よりもより注意のおろそかな獲物を好むのではないかと考え、私は己の幸運に感謝した。 “As I journeyed through the foggy veils that demarcate the realms of this place, I saw that, for the first time, I was not alone. Something traversed these forgotten byways, its bright colors still clearly visible, even through the muting effect of the mist that roiled between us. As we emerged into a new, yet somehow familiar, place, I saw it clearly for the first time: a carney's caravan, pulled by something that appeared to be a horse but was, to my eyes, older and more terrible. I watched from the trees as a crack appeared at the doorway and a warm, golden light spilled forth into this desolate place. The effect was, I suspect, deliberately inviting, but the figure that emerged was anything but: its costume a hodge-podge of ringmaster, clown and other fairground attire. Its face was a nightmare in greasepaint, a caricature of a smile slashed across its flabby lips. At its waist were a collection of what looked for all the world like fingers. But what creature would be so monstrous as to collect such trophies? The Clown surveyed its new surrounding and its gaze lit on me. A rictus split its face in two and it nodded at me before returning to the caravan. I suspect that it prefers its victims to be less aware than I, and I thanked the stars for that. #endregion *背景 #region 1932年、ケネス・チェイスは難産の末に誕生したが、その時に母親を失った。 この出来事は彼と父親との間に埋まることのない溝を生むことになる。 ケネスが成長していくにつれ、父の恨みの感情と酒癖も悪化していった。 ケネスが学校に通う頃になると、二人はほとんど別々の人生を暮らし始める。 学業の面では、彼は凡庸だったが、運動能力は秀でていた。 身長が高く、力も強くなり、トラック競技を得意としていたが、 彼はどんなチームスポーツへの勧誘も拒み続けた。 学校からの帰り道、ケネスはよく地面に落ちている羽を見つけ、やがてコレクションを始め、 集めた羽を葉巻の箱に入れてベッドの下にしまうようになった。 父親は仕事に出ているか、酒で意識を失っているかのどちらかであるため、ケネスは何時間も一人で過ごしては、 羽の軸から生える羽毛の規則性や、唇に当てた時の柔らかい感触に魅せられていた。 庭のバードフィーダーにやってくる鳥を見ながら、彼はその鳥たちがどれだけ柔らかいのか想像し、一匹捕まえようと心に決めた。 ケネスは地元の歯科医に取り入り、麻酔薬を手に入れた。 自分の手で触れるように鳥を気絶させるために、彼はその麻酔薬を使ってフィーダーに罠を仕掛けた。 何度かの失敗の後、ケネスは一羽のロビンを捕獲した。 手の上に横たわる鳥…。その命は自分の意のままなのだ。 突然、彼は感情のほとばしりを感じた。 麻酔薬が切れた時、彼はそれを逃してやるつもりだった。 だが、目をピクピクさせて意識を取り戻したロビンがもがき始めた時、ケネスは握っている手の力を緩めなかった。 彼の指がロビンの喉の周りをゆっくりと締め付けていき、ついには胸の羽の動きが完全に止まってしまう。 ケネスは死骸を処分し、1本の羽だけとっておき、古い"偽り"のコレクションを捨てて、新しいコレクションを始めた。 1940年代の後半、ケネスは学校をやめ、地元の食堂で給仕として働き始めた。 そして、彼の獲物はリス、アライグマ、犬など、より大きなものへエスカレートしていき、 それぞれの麻酔薬の調節にも熟達していく。 1954年の前半、一人の若者が行方不明になり、町をひっくり返しての捜索が行われた。 その2、3か月後、家の床下で作業をしていたケネスの父が葉巻の箱を見つけた。 それをこじ開けて彼が見た驚愕の中身は、鳥の羽、動物の足…そして、人間の指だった。 仕事から戻った時、ケネスは父が葉巻の箱を持って床下から出てくるのを目にした。 彼は踵を返して立ち去り、二度と家には戻らなかった。 数週間、厳しい生活を続けた後、彼は旅回りのサーカス団に出会い、その並外れた力の強さからロープを扱う仕事を与えられた。 この時から、彼は新しい名前、ジェフリー・ホークを名乗るようになる。 突然、緊密な集団の中に身を置くことになった"ジェフリー"は社交することを覚えなければならなかった。 彼はまるで変装するかのように、新しい人格を身に着け、すぐに魅力的で頼りになる男として、新しい仲間に受け入れられた。 その後の10年間、ジェフリーはサーカス団の一員として、アメリカ中を旅した。 しかし、そのような巡業生活の弊害から、彼は悪癖に陥り始める。 酒、ジャンクフード、ドラッグ…彼はその全てに耽溺した。 しばらくの間、これらの悪癖は彼を満足させていたが、 やがてかつての衝動が戻り、放浪者としての彼の存在は、再び殺しを始めるための隠れ蓑となった。 ジェフリーはサーカス芸人の衣装とメイクを盗み、 変装を施して犠牲者たちに近づき、彼らを麻酔薬で眠らせて自分のキャラバンまで運び込んだ。 縛られてどうすることもできない犠牲者が目を覚ました時、ようやくジェフリーの楽しみが始まる。 彼らの叫び声に煽られるかのように、彼は精神的、肉体的に責め苦を与え、やがて彼らは夜の中に消え失せていく。 犠牲者の力が最も弱まった時、 ジェフリーは一番きれいな指を注意深く探し、一番おいしい指を見つけるために自分の舌の上に当てた。 最高の指を見つけると、彼はそれを手から切り落として、誇らしくコレクションに加え、死体は値打ちのない廃物として処分した。 老若男女…彼は選り好みしなかった。 良いコレクションの本質とは、多彩さであり、そのものにまつわる記憶や物語なのである。 彼が衣装を脱ぐことは徐々に少なくなっていき、同時にかつての自分も捨て去り、 道化師の人格を完全に本当の自分として受け入れるようになった。 そのうち、ジェフリーは不注意でぞんざいになった。 彼が酔っぱらって寝ている間に、一人の犠牲者が拘束を解き、助けを求めて叫びながら逃げ出した。 彼が目を覚ました時、サーカス団の者たちが彼に迫ってきていた。 彼は馬に鞭を打ち、彼のキャラバンは夜の中へ消えていった。 その後、彼は寄生虫のようにカーニバルやサーカスについて国内を放浪したが、 彼の名前が興行のビラに載ることは決してなかった。 彼は自分に近づく勇敢な(そして愚かな)者たちを罠にかけ、彼らが行方不明として捜索される前に、次の場所へと移っていった。 旅の途中のどこかで、ジェフリーはアメリカの普通の道路から外れ、霧のベールを潜り抜けて、新たな世界に足を踏み入れていた。 そこははかない無常の地であり、彼が選んだ人生には最適の場所だった。 かつて得たことのない自分の居場所に彼は野営を設置し、最初の訪問者を待ち受ける。 (原文) Kenneth Chase was born in 1932 by a difficult labour, which his mother wouldn't survive. This event drove a rift between him and his father that never closed. As the boy grew, so did his father's resentment, and his drinking habit. By the time Kenneth was at school, they lived mostly separate lives. Academically, he was unremarkable, coasting by on his significant athletic prowess. He grew tall and strong, excelling at track events, but shunned any attempts to coax him into team sports. On his walk home from school, he would often find feathers on the ground and he soon began a collection, keeping them in a cigar box under his bed. With his father either at work or in an alcohol-induced stupor, Kenneth had hours to spend alone, transfixed by the regularity of the feathers' barbs and the feeling of softness as he ran them over his lips. Watching the birds that came to the feeder in his garden, he imagined how soft they must be and resolved to catch one. He ingratiated himself with the local dentist, soon procuring some anaesthetic. Using this, he rigged up a trap on the feeder, that he hoped would knock out a bird long enough that he could touch it. After a few failed attempts, he managed to trap a robin. As it lay in his hand, he felt a sudden rush, of a life at his mercy. He had planned to release it once it recovered from the anaesthetic. Instead, as its eyes flickered back into consciousness and it began to struggle, his grip remained firm. His fingers slowly tightened around its throat, squeezing until its chest feathers were finally still. He disposed of the body, keeping just a feather, with which he started a new collection, discarding the others as "fake". By the late 1940s, Kenneth had left school and started working as a busboy at a local diner. He had also escalated to larger prey, like squirrels, raccoons and dogs, becoming skilled at customising the anaesthetic dosage for each. In early 1954, a young man went missing and the town was turned upside down in the search. A few months later, Kenneth's father, while doing some work in the crawlspace under the house, found a cigar box. He broke it open and saw, to his horror, that it contained feathers, animal paws, and a man's finger. Returning from work, Kenneth saw his father leaving the crawlspace with a cigar box in his hands. He turned on his heel and never went home again. After a few weeks of living rough, he encountered a travelling circus and, with his prodigious strength, was hired to work the ropes. He assumed a new name: Jeffrey Hawk. Suddenly surrounded by a close-knit community, "Jeffrey" had to learn to socialise. He donned a new personality like a disguise, quickly becoming known as charming and helpful, and was welcomed into his new family. Over the next decade, he stayed with the circus, travelling the length and breadth of the United States. But, with the itinerant life providing few repercussions, he fell into bad habits. Drinks, junk food, drugs, he indulged in all of them to excess. For a time, these vices were enough, but then his old urges returned and his nomadic existence became a cover for him to resume killing. He stole clothes and make-up from performers, fashioning a disguise that would let him get close to his victims before he anaesthetised them, bringing them back to his caravan, where they would awake to find themselves bound and at his mercy. He would finally get to have his fun, mentally and physically torturing them, their screams fuelling him, before being lost in the night. Once their strength was at its lowest, he would carefully examine their fingers, searching for the prettiest, running them over his tongue to find the tastiest. Once he found the best, he would cut it from their hand and proudly add it to his collection, disposing of the rest of the body as pointless waste. Men, women, young, old, he didn't care. The essence of a good collection is in the variety, in the memories and stories they evoke. He removed the costume less and less, shedding his old personality with it, fully embracing the clown, his true self. With time, he became complacent and sloppy. A victim managed to work free of her bindings while he was sleeping off the drink. She escaped, screaming for help, and he awoke to find the rest of the circus bearing down on him. He whipped his horse and the caravan disappeared into the night. Since then he has roamed the country, a parasite who could always be found at a carnival or circus, but who would never be seen on any playbill. He lured those brave, or foolish enough, to come near, trapped them and moved on before they could be found missing. Somewhere along the way, he left the ordinary roads of the United States behind him, travelling through a veil of mist and entering a new realm. It was a place of transience and impermanence, perfectly suiting the life he had chosen to lead. Feeling more at home than he had in his entire life, he set up camp and waited for his first visitor. #endregion *戦法 ガスを使って生存者の逃げ道を塞ぐのがメイン戦法。 板や窓の周辺で片側投げて逃げ道を塞いでからもう片方から詰めることで容易に捕らえることが可能。 また移動速度減少の効果は加速系perkを相殺するので発動前のタイミングを見極めてガスを当てられれば非常に強い。 (※ダメージブーストは相殺しないので注意) 主な戦法は上記の通り、板や窓枠に対してトニックを使い生存者を追い詰めていくこと。しかし瓶の数が物足りなく、効果もそこまで強いわけではないため純粋なチェイス力も求められる。 トニックはハントレスの斧とは違い、放物線を描くような軌道をする。したがって一見迷路のような構造になっていても、上から投げ込むことによってトニックを有効活用することが出来る。また、トニックは高いところで割れるほど毒ガスが広範囲に広がる。例としては生存者が逃げそうなルートを予想し、その近くの木などに投げることによって変則的に毒ガスを食らわせることも可能。 &bold(){●離れた生存者に追いつく際の瓶の使い方} まずは瓶を投げ込む位置を覚えよう。毒ガスは瓶の割れた場所を中心にかくさんするように放出され、さらに瓶を直接生存者に当てる価値はより視界不良が悪化することとモーションをキャンセルさせられることしかないので、普通に追いかける分には直接当てるメリットは薄い。したがって、毒ガスを効果的に活用するためには…… -生存者の通りそうな&通らなければいけないルートを予想して予め毒ガスを撒いておく ・行かれたくないポジションを封鎖するように投げる の二種類を使い分けることが重要となる。予想して投げるためにはマップの理解度が直接かかわってくるため、数をこなせばこなすほど順当に毒ガスを喰らわせられる回数が増えていくだろう。 &bold(){●二窓での追い方} &color(orange){※この項目はスマホ表示だと分かりづらい場合があります} 次はチェイスポイントに逃げ込んだ生存者の捉え方を覚えよう。 ①二窓での追い方 L字型の障害物に窓枠が付いたものとT字型の障害物に窓枠が付いたものが互いに向き合っているような構造のチェイスポイント、これを通称二窓と呼ぶ。チェイス補助がないキラーだとまやかしを持っていかなかった場合相当な時間を稼がれてしまうが、瓶を適切な場所に投げ込むことが出来ればかなり捕まえやすくなる。               □=窓枠    クラウン→→→→↓        ■■■■■ ↓    この図での毒ガスと書かれている部分に投げ込むと効果的。    鯖→ → □→↓ ↓    また、L字型の窓枠を最初に鯖が飛んだ場合でも、同様に                  ■ ↓ ↓    窓枠の正面中程に毒ガスを撒けばOK。                      ■ ↓ ↓                       ■    ↓ ↓                    ■    ↓ ↓                    ■  毒ガス ↓                    □ ←←鯖 ←突進攻撃!               ■■■                   とにかく生存者を吊って早めに一人処刑することがポイント。その分生存者から忌み嫌われる"トンネル"、そして"キャンプ"を上手く使わなければならない。現在の環境では殆どの鯖がDSを持っており、トンネルをしようにもスタンさせられてしまうが、持ち前のチェイス能力と事前に毒ガスを撒き散らせておくことによって、喰らってもほかのキラーほど痛手にならない。発電状況に応じて、DSを吐かせる立ち回りも視野に入れておこう。 早めに生存者を減らすにあたって、重要なのが吊るフックの位置。出来れば周りに発電機があり、そこそこ巡回がしやすくトニックも投げ込みやすい場所が理想。最初に吊った鯖が処刑進行度二段階目になるまで周囲の発電機チェック、そして適度にキャンプをしつつ、DSを喰らいながらも残り発電機二、三個で一人退場させられたらかなり楽になる。序盤はくれぐれも、安易に近いからという理由で戦略的価値に乏しいフックに吊るすのは避けよう。 ●非常に難易度の高いテクニック トニックが直接生存者に当たると、生存者に喰らいモーションが強制的に発生する。これを活用してフックを救助しようとしている生存者に直接当てることで、フック救助を妨害することができる。 トニックのデメリットについてだが、基本的にリロードが必要なぐらいである。しかし、コールドフィンドファームの麦畑などの視界が著しく悪いマップでは毒ガスによってさらに視界が悪くなり生存者を見失うことが多発する。このようなマップでむやみやたらにトニックを投げるのは避けよう。 ●おススメパーク ①最後のお楽しみ 通称お楽しみクラウン。攻撃成功時のモーションがトークンを得るごとに少なくなるというもの。単純に追撃するまでの時間が短くなるものだが、一応フック戦にも強くなるという性質もある。最大トークンまで溜まっていれば集団でフックに群がってきても一人は犠牲にできるのでおススメ。弱点としてはオブセッションが付与されてしまうのでDSの有無が分からなくなってしまうこと。それに加えてオブセッション対象者が調子に乗り始めること。オブセッションを攻撃するとトークンが減ってしまうのでどう対処するかは悩みどころだが、さっさと吊ってしまうことを推奨する。 ②観察&虐待 探知パークとしてはほぼ一択レベル。心音が小さくなるということは、つまりはトニックを当てれるチャンスも増えるということなので、可能な限り付けていきたい。ただ、エンドゲームコラプスがある今、囁きを付けていくのも効果的なので、そこは自身の腕前と相談しよう。 ③野蛮な力 板を割るまでの速度が速くなるパーク。生存者が板を倒しそうな気配があった場合、事前にトニックを投げつけておく+野蛮な力で板を割った後の追撃が非常に楽になる。 ④イタチが飛び出した ご存知有能遅延パークの一つ。クラウンは他の徒歩キラーに比べると比較的短い時間で生存者を吊っていけるため、一回ループに入ってしまえば加速的に発電機を後退させることが出来る。 ●その他のパークについて バベチリはもちろんのこと、イタチと併用してゴーストフェイスのパーク"戦慄"を付けていくのも悪くないだろう。どこの発電機が回されているかが分かり、より効率的に遅延ができる。意外なところではプレイグの"闇の信仰心"も悪くはない。パーク枠を圧迫してしまうが、"最後のお楽しみ"と併用した時に、オブセッション対象者が邪魔だから攻撃する→心音ゼロのまま他の生存者に近づけるという、トークンは保持したまま索敵も行えるという二重の意味でおいしい構成だが、うまく決まるかは運が絡むので安定性はない。 チェイスが強いということはチェイス系パーク(野蛮な力やまやかし)を持って行かなくても十分に戦えるということなので、パークの自由度が高いのもこのキラーの特徴だろう。遅延系パークをたくさん積んだり、逆にチェイス系パークをたくさん積んで快適な試合をすることもできる。 ●おススメアドオン紹介 ①トニックの本数を増やす系 ネバネバしたソーダボトルや安物のジン。両方併用した際は瓶の数が最大7本となり、失敗した時のリスクが小さくなるに加え、毒ガスをばら撒きまくって生存者を追い詰めやすくなったり、リロード回数が減って吊った後の行動が素早く行えるようになる。 ②溶剤の瓶 疲労を強制的に付与することによって、生存者の各種チェイスパークを無効化することが出来る。非常に強みが出るのは板前攻防の時であり、デットハードによる回避を潰せるため非常に強力。迷った時は溶剤を付けていけばまず腐らない。レア度もコモンと安価のため、見つけたら優先的に取っていこう。 ③ブリーチのフラスコ 生存者の走る速度がより遅くなる。単純にチェイス時間が短縮されたり、通常のトニックを使用しても追いつかない強ポジ板を潰すことが出来る。これに溶剤を加えれば板前攻防では無類の強さを誇るようになる。こちらも優先して取るべきアドオン。 ④リロード時間短縮系 リロード時間短縮系のアドオンを使うと、最大三秒リロード時間が短くなる。瓶のリロード速度は遅くはないものの、これがあると無いとでは快適さが段違い。瓶が切れた時の追撃にも関与するため、困ったら付けとけばいいパークの代名詞。レア度もアンコモンにコモンとお財布に優しいものとなっている。 ⑤リロード中の歩行速度上昇系 これに関しては、アンコモンの靴底とポルノビデオを併用することをオススメする。単品だと効果を実感しにくいが、併用することで驚くほど速くなる。効果を発揮するのは板を倒された後などであり、リロードした=逃げるチャンスと思った生存者を瓶をクルクル回しながら結構なスピードで追いかけてくるのは絵面的にも面白く、実用面も高い。ネタとしては割り切るには惜しいアドオンなので、是非一度試してみて欲しい。 ⑥赤毛の小指 トニックを直接生存者に当てた場合、トニックの効果時間のみ無防備(一撃でダウンする)状態を付与する。分かりにくいが、毒ガスを当てただけでは効果はない。トニックそのものを当てないといけないため、かなりの慣れが必要。反面ウルレアアドオンの中では珍しくデメリットがなく、通常にトニックを使用しても問題がないという利点がある。主な運用としてはトニックの最大所持数を増やす安物のジンと併用するのが一般的だが、当てることに自信があるならば他のアドオンを積んで適宜使い分けていくことも出来る。 客観的外れアドオン ①灯油缶 そもそも30秒間程度の目眩し効果では鯖側としては全く問題がない。一応ノックアウトや第三の封印と併用することも可能だが、あくまでネタ構成の域を出ないだろう。 ②羽系アドオン トニックを投げた終わってから次の行動に移るまでの時間が短くなるというもの。こちらも他のアドオンに比べるとかなり効果が薄い。野蛮な力などと組み合わせて、トニックを投げる→板を割るまでの動きを最速にするぐらいしか運用法がないため、基本取らないでいいだろう。 ③葉巻の箱 毒ガスを食らった際の視界ぼやけ効果を上昇+毒ガスの範囲を広げるというもの。視界ぼやけ効果はゲームを始めたばかりの初心者には有効だが、ある程度慣れた生存者にはほとんど効果がない。板グルの時に視界ぼやけ効果のせいで障害物に引っかかるということが稀にあるが、これを狙うぐらいであればブリーチのフラスコなどを積んだ方がいいだろう。ベリーレアで高いというのも厳しいところか。 その他にも重傷を付与する硫酸の瓶や、効果時間を延長させるものがあるが、上記のものと比べると効果が薄い。しかし使い方次第では使えるものが多く、腐らないアドオンが多いのもこのキラーの特徴。色々試してみて、自分のお気に入りのアドオン構成を見つけてみよう。 *対策 まずガスを投げてくるタイミングを覚えよう。 次にマップを暗記し強ポジから強ポジへと転々とするよう逃走経路を覚えよう。 同じ場所に長居しようとしようものなら即捕まると思って良い。 板周辺でにらみ合いをする時は確実に1・2回ガスを投げてくるので、投げている間にその場から離れるかガスの効果範囲を避けること。 また板の真上で待機して冷静に板を使用するのも相手が嫌がる動きなので、視界がぼやける中ループする自信がなければいっそ地道に板を倒していくのも良い。 もし自分がDS持ちオブセの場合、高確率で足元にガスを投げてから担ごうとするので状況次第でDecisive Strike(決死の一撃)は温存も視野に入れること。 &youtube(https://youtu.be/Ztx3Ryo_nY4){500,350} ---- *コメント #pcomment(reply,new,20,クラウン/コメント) 最新20件を表示しています。ログ全文 コメント左側の◯をクリックしてから書き込むと、レス形式でコメントできます。

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