概要
オークの魔王。レベル120。三大魔王の1柱。かつて滅んだ
オーク帝国の皇帝。
600年ほど昔、
7つの都市を生贄にして、当時大陸に覇を唱えていた
フルー帝国を滅ぼしたが、限界を超えて魔王の力に呑まれてしまう。
その後、
サガ帝国に攻め込み、二人の勇者を殺し、当時世界の9割を支配していた人族に対して優勢になるほど攻め込むが、首都包囲戦で
天竜を従えた
シガ・ヤマトに敗れ死亡する。
その後、劇中にて魔族が復活をたくらんでいるところに
サトゥーと遭遇。サトゥーが初めて戦う魔王となった。
サトゥーとは戦いの描写しかないが、その後に語られたところによるとオーク帝国で魔王となるまえは「黄金王陛下」と呼ばれ、当時の部下からは非常にしたわれており、オーク帝国を滅ぼした
ミトからもその戦いは後悔する部分があるような語られ方をされるなど、有能かつ魅力のある人物であったことなどが節々で語られる。
作中の活躍
web版7章で
自由の翼が
セーラや他の神殿の巫女を生贄に復活する。最初は悪魔憑きのようにセーラの姿に憑依した魔族と思われる描写だったが、戦いの最中に背中を突き破り魔王として顕現。
当時まだ詠唱もできず、中級魔法の火炎炉(フォージ)が最大火力だったサトゥーをかつてないほどに苦しめた。
神授の聖剣を超える攻撃力をほこる2本の柳葉刀をメインの武器に、破壊魔法による不可視の弾丸、幾層もの魔法小盾群を作り出す金鱗障壁、即死や石化の魔眼等、さらにユニークスキル一騎当千の効果による物理ダメージ99%カット、魔法ダメージ90%カット、ユニークスキル万夫不当による復活など、魔王の名に恥じない凄まじい能力と桁外れのスキルを見せつけた。
死亡後の描写
web版では7章と非常に早い段階で登場した魔王だったが、のちに3大魔王の一角であったことが発覚。
かつての大帝国、オーク帝国の最後の王であり亜人差別を行う人類に対して立ち向かうため争いを起こし、戦いのさなかで魂の器が壊れ魔王となったことなどが語られた。
また、魔王化する前は
ミトと友誼を結んでおり
*、天竜と一緒に魔王としての猪王を倒すときは涙ながらにとどめを刺したことや、かつての部下からも魔王化して人類と戦うのはやむを得ないことであったと語られるなど、むしろ死後になってからこそ多く語られるようになったキャラ。
さらに、強大スキルだったユニークスキルは、
ゴブリンの魔王や紫塔内ボスなどに使われるなど、後々にも名前が良く出てくる。
ユニークスキル
一騎当千、万夫不当、変幻自在
部下 (オーク帝国当時)
六色の古参魔族
最終更新:2022年09月19日 05:05