■キャラクター名
脛毛むしり

■性別
男性

■モチーフ(あれば)
すねこすり(妖怪)

■所持アイテム
なし

■ステータス
霊力:2 呪力:2 オーラ:3 知性:4 FS(FS名):5(脱毛)

■特殊能力
特殊能力名:永久脱毛スペシャル
特殊能力内容・原理:相手の全身からあらゆる毛をむしり取って永久脱毛する。めちゃくちゃ痛いので、普通の人なら大抵は気絶する。特定の部位だけ脱毛することも可能。足がない幽霊に必殺の脛毛むしりが効かない弱点を猛特訓により克服したことは誉めてあげてほしい。

■キャラクター説明
私の鞄にネコ缶が入っているのには、ちょっとしたイキサツがある。

あの日。
会社帰りの夕暮れ刻。
薄暗い小路を独りで歩いていると、道端に小さな黒い塊が見えた。
猫だろうか。
戯れに「ニャーオ」と声をかけてみた。
黒い影は「すにゃー」と返事をした。
やはり猫だったようだ。
よく見れば耳もあるし、細いけど目もついてる。

「ニャーン?」
「すにゃーごー」
「ニャオー?」
「すにゃげおーん」
「ニャー」
「すねげをーん」
「ふえ? 脛毛?」
「そうだ。脛毛をよこせ」

太った黒猫に似た得体の知れない獣は、チベットスナギツネみたいな目を光らせながら確かにそう言った。
そして、右足と左足の間を風のようにしゅっとすり抜けた。
膝から下に、燃えるような激痛を感じたのは一瞬。
記憶があるのはここまで。
たぶん、気を失って倒れたのだろう。

目を覚ますと病院のベッドの上だった。
下半身に違和感を感じ、身を起こして触れてみる。
ない。
膝から下に毛が一本もなくなっている。
不思議なことにその後、ふたたび脛毛が生えてくることはなかった。

永久脱毛のお礼をしたいと思い、コンビニで缶詰を買った。
でも、あの奇妙な黒猫とはまだ再会できていない。
そんなわけで、私の鞄にはネコ缶が入っているのだ。
そんなわけで、私の鞄にはネコ缶が入っているのだ。

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最終更新:2017年12月11日 22:39