用語集



私立希望崎学園

通常のダンゲロス世界とは完全な並行世界にあるもう一つの希望崎学園。
この世界においてもヒトとは異なる特殊能力を持つ人間である『魔人』は発生するが、殺伐とした能力が目覚める例はまれ。
しかしヒトとは異なる力を持つものに対する差別感情の発生は抑えられず、魔人となった少年少女が一般の学園に通うことは難しい。
私立希望崎学園はそのような学生を受け入れている『魔人学園』の一つである。
心ない一部の魔人差別主義者から『ダンゲロス』という名で蔑まれながらも、明るさを失わない少年少女たちがここでは日々青春を謳歌している。

ダンゲロス・ハルマゲドン

古来より伝わる魔人集団同士の争いに決着をつけるための手段に、現代風のアレンジが施されたもの。
以前はダンゲロス・バッジと呼ばれる魔人能力で作られた特殊なアイテムを利用するなどしていた(→ 青春冒険学園ダンゲロス )が、
2015年に新たな魔人能力により『戦斗素体』が生み出され、これを用いたゲームが現在の主流となっている。

『戦斗素体』は見た目はただの無機質な機械人形だが、スイッチを入れることで、入れた人とそっくりそのままの外見になる。
外見以外の情報もスイッチを入れた人と完全に同じになるが、自律はせず、指示した通りに行動する。
一定のダメージを与えることで機能停止し、元の人形に戻る。
自陣営の戦斗素体が敵陣営の戦斗素体を機能停止させることで1ポイントとなる。
これを規定時間内に行い、敵陣営の戦斗素体を全滅させたか、一番最後にポイントが多かった陣営の勝利となる。
リーダーユニットは所持ポイント、獲得ポイントが2倍になるなど特殊なルールがある。

『戦斗素体』はある魔人が能力を行使しながらひとつひとつ作っているので非常に高価であり、保有しているのは、
魔人軍や魔人警察の他、DGPL(ダンゲロス・ハルマゲドン・プロフェッショナル・リーグ)加盟チームなど、限られた団体にすぎない。
しかし希望崎学園は製作者の出身校であるため、ダンゲロス・ハルマゲドンを実施するのに十分な数が寄贈されている。

希望崎学園紅白大合戦

希望崎学園では大きな紛争が勃発しそうになると、伝統的にダンゲロス・ハルマゲドンを実施し、その勝者に全権が委ねられてきた。
全校生徒から無作為に40人前後を選抜したのち、さらに二分し、決闘を行った後で、最も活躍した者を互選によって決定する。
決闘に参加できることは運の要素も絡むとはいえ大変な名誉であり、学園の歴史に名が刻まれるほか、過去にはDGPLからオファーが舞い込んだ生徒もいる。
また合戦期間中は必要費が学園から支払われるため、作戦会議と称して連日お菓子パーティーが開催されているとの噂もあるが、真相は藪の中。

山乃端 一人

2014・15・16年のミス・ダンゲロス。
学園中の皆が憧れる存在であったが、2014年度ミス・ダンゲロスの授賞式にて特定の彼氏がいないことが発覚。
彼女に思いを寄せる二人の魔人が告白しようと決意するが、それぞれ学園内の二大派閥である生徒会と番長グループに属する魔人であったため、一大事に。
それぞれの陣営が、自分のグループに所属する魔人に彼女への告白を実行させようと互いに争い合う一触即発の事態となった。→ 青春冒険学園ダンゲロス
その後も『血のバレンタイン事件』(後述)や『無期限プール閉鎖事件』『学園祭入場券暴騰事件』などなど、数々の紛争の中心点となってしまった。
本人はそんな毎日にやや疲れてはいるが、喜怒哀楽を素直に見せる性格もあり、楽しい生活を送っているようだ。
ちなみに特定の彼氏は、いまもいないらしい。

血の(ブラッディ)バレンタイン事件

バレンタインデーは、山乃端一人にとっては受難の日である。
2015年は、だれが彼女からチョコレートをもらえるのかで喧嘩になり、最終的に流血沙汰になり15人が停学処分となった。
2016年は、前年の事態を重くみた彼女がチョコあげない宣言をしたところ、友チョコや逆チョコが殺到した。
下駄箱はおろか机やロッカーからもチョコレートが溢れてしまい、彼女は授業を受けるスペースを確保する必要に迫られる。
一日中チョコレートを食べ続けたが、209個目を食べている最中に鼻血を吹いて倒れる羽目になってしまった。
そのため2017年は、希望崎学園紅白大合戦にチョコレートの宛先を委ねることに。

MVP

本キャンペーンにおいては、MVPに選ばれた人(キャラクター)がバレンタインデーに山乃端一人からチョコレートをもらうことができる。

行名 ニノ

この世界(本キャンペーンの舞台となる世界)を管理する『転校生』。外見は全体的に白い青年。
人間の繰り広げる『青春』に興味を持っており、素養に応じて加護を与える。→青春ボーナス
最終更新:2017年01月20日 19:56