泉桜原レイラ
■キャラクター名：泉桜原レイラ（せんおうばら れいら）
■性別：女性
キャラクター設定
弱冠17歳の天才トレジャーハンター。
ルーブル美術館に展示されている『イスカンダルの腕輪』も元々は彼女がハントしてきたものだ。
外見的には、ショートカットの黒髪と焼き焦がれるような赤い眼を持つ小柄な少女。
何らかのこだわりがあるのか、決まった柄のセーラー服をいつも着ている。
常に気さくな口調で話し、人当たりはそんなに悪くない。
トレジャーハントで培った腕を買われ、今回の大会に出場することになった。
…と言うのは表向きの話。
その正体は、マジックアイテム、彫刻槍を用い、気に入った人々を石化させ、自宅の地下室に飾る危険人物。
彼女が石化する対象は、天真爛漫な偉人や、独自の価値観を持つ犯罪者など、いわゆる『一度見たら忘れられないような奴』である。
そのような性質を持った人物を固め、自分だけのものにすることによって、彼女の性欲は満たされるのだ。
この性欲を更に満たすため、今回の大会に参加した。
特殊能力『アウトサイドイミュニティ + 彫刻槍』
【アウトサイドイミュニティ】
泉桜原レイラの魔人能力。
手をかざした物体、生物の傷、病気、精神汚染などを治す能力。
正確には、手のひらをかざした対象を『正しい状態』に直す能力であるが、通常使用時にはただの回復能力と見て良い。
『自分が大切に思っているもの』に対しては、この能力を行使できない。
また、すでに失われた命を元に戻すことはできない。
【彫刻槍】
泉桜原レイラが所有する槍。マジックアイテムの一つ。
蛇をあしらった赤褐色の槍。長さ1.2mほど。
弱い現実改変性を持っているこの槍に突かれた対象は、約8時間で完全に石像となり、(対象の著名度に左右されるが)およそ一か月程度で、周りの認識も『石像』に上書きされる。
改変強度としては低の低であるため、より強度の強い現実改変アーティファクト(例えば、今回の大会で用いられる秘薬)を用いれば、この槍の効果を打ち消すことが可能だ。
変化の速度が遅いのは、槍の本来の能力が『突き穿った対象に石という情報を付加する』というものでしかないため。
その石化能力、情報抹消能力は、世界が『正しくない状態』を『正しい状態』にするために行う一種の治癒行為である。
もうお分かりの方もいるだろうが、彫刻槍の能力は、レイラのアウトサイドイミュニティと強力なシナジーを起こす。
この槍にて傷つけられたのち、その持ち主である彼女に手をかざされたならば、それが石像へと変わるのには一分もかからないだろう。
とはいえ、このコンボでも人間の認識上書きには1日程かかるため、参加者の永久追放のような事態は起こらないであろう。
プロローグSS
予選結果
最終更新：2018年03月02日 01:49
